JP5128835B2 - レーザ光受光位置検出センサ及びこれを用いたレベル装置 - Google Patents

レーザ光受光位置検出センサ及びこれを用いたレベル装置 Download PDF

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Description

本発明は、レーザ光受光位置検出センサ及びこれを用いたレベル装置の改良に関する。
従来から、複数個の受光素子を上下に並べて配列したレーザ光受光位置検出センサが知られている(例えば、特許文献1参照。)。また、これを用いたレベル装置も知られている。
このレーザ光受光位置検出センサは、各受光素子から出力される受光信号を各アンプでそれぞれ増幅し、各アンプから出力された受光信号を各コンパレータによって閾値と比較し、各コンパレータから出力される比較信号に基づいてレーザ光(レーザビーム)の中心位置を求めている。
この従来のレーザ光受光位置検出センサでは、各受光素子に各アンプと各コンパレータとを接続しなければならず、回路構成が複雑化すると共に、回路素子の個数が多いために、高価であるという不都合がある。
特開2004−309440号公報
そこで、回路構成の簡略化、回路素子の個数の削減を図ることのできるレーザ光受光位置検出センサが提案されている(PCT/JP2006/323804)。なお、このPCT/JP2006/323804に開示のレーザ光受光位置検出センサは、本件出願時には未公知である。
このレーザ光受光位置検出センサは、複数個の受光素子が並べて配列され、互いに隣接する受光素子の出力端子は抵抗器で接続され、並べて配列された受光素子のうち両端に存在する受光素子に接続された出力線から出力される各出力信号に基づき演算を行ってレーザ光の受光位置を求める構成とされている。
図1はそのPCT/JP2006/323804に開示のレーザ光受光位置検出センサのブロック回路図であって、このレーザ光受光位置検出センサ10は、受光素子列11Xを備えている。
この受光素子列11Xは複数個のフォトダイオード等からなる同一形状・同一大きさの受光素子PDXi(iは1からn+1までの正の整数)を上下方向又は左右方向(垂直方向又は水平方向)に例えば等間隔に並べて配列されている。
ここで、等間隔とは、受光素子PDXiの形状を正方形と仮定してその正方形の中心から中心までの距離Pが互いに等しくかつ互いに隣り合う受光素子PDXiと受光素子PDXi+1との間の隙間GLが受光素子の幅Wに等しいことを意味する。
隣接する各受光素子の出力端子(アノード)同士は抵抗器(抵抗値)RXj(jは1からnまでの正の整数)で互いに接続されている。第1番目の受光素子PDX1の出力端子は出力線11aを介して第1増幅回路20Xに接続されると共に、抵抗器RXHを介してアースされている。
第n+1番目の受光素子PDXn+1の出力端子は出力線11bを介して第2増幅回路40Xに接続されると共に、抵抗器RXLを介してアースされている。各受光素子PDXiのカソードは共通線11cによってアースされている。
第1増幅回路20Xから出力される増幅信号は第1ピークホールド回路12Xに入力され、第2増幅回路40Xから出力される増幅信号は第2ピークホールド回路13Xに入力され、両ピークホールド回路12X、13Xは各増幅信号のピーク値をそれぞれホールドし、各ピーク値信号は解析演算装置60に入力される。解析演算装置60はアナログ信号をデジタル信号に変換する変換部と演算部とから少なくとも構成されている。
受光素子列11Xの長さLは、出力線11a、11bに接続されている抵抗器RXH、RXLに生じる電圧に抵抗器RXjを介して関係づけられているので、レーザ光受光位置は、以下に説明するようにして求められる。
説明の便宜のため、抵抗器RXLの抵抗値と抵抗器RXHの抵抗値とは互いに等しく、各抵抗値RXjも互いに等しいものとする。また、受光列11Xの長さをLとし、第1番目の受光素子PDX1と第n+1番目の受光素子PDXn+1との中間位置を原点Oとする。
レーザビームのスポットSが受光素子列11Xのある受光素子PDXiに当たると、その受光素子PDXiにある出力電流Ipが流れる。この電流Ipは抵抗器RXjの抵抗値によって分配されて抵抗器RXLと抵抗器RXHとに流れ、抵抗器RXLにより出力線11bに電圧VXLが生じると共に、抵抗器RXHにより出力線11aに電圧VXHが生じる。
ここで、VXH=RXH×Ip/(抵抗器RX1から抵抗器RXj-1までの抵抗値の総和)
VXL=RXL×Ip/(抵抗器RXjから抵抗器RXnまでの抵抗値の総和)
従って、受光位置Pまでの距離Lpは、
Lp=(L/2)×(VXH−VXL)/(VXH+VXL)
の式を用いて、解析演算装置60により求めることができる。
ところで、この種の受光位置検出センサを備えたレベル装置は、例えば、回転レーザ装置から出射されたレーザ光を受光して、水平基準面からの高さ等を測定するのに用いられる。
その回転レーザ装置は、周知のように、例えば、回転軸回りに所定の角速度で水平方向にレーザ光を回転照射し、レベル装置は例えばこの回転レーザ装置から水平方向に例えば5m(近距離)から500m(遠距離)までの範囲のいずこかの箇所に設置されて、レーザ光を受光する。
レーザ光のビーム径(スポット径)は、近距離では小さいが遠距離になるに伴って大きくなり、また、受光素子PDXiを横切る時間も遠距離になるに伴って短くなる。従って、遠距離の測定をも可能にするために、受光素子PDXiの受光面積を大きくすることが考えられるが、一般的には、受光素子PDXiの受光面積が大きくなると、レーザ光に対する周波数応答が低くなり、かつ、受光素子PDXiの個数が多くなればなるほど周波数応答が低くなる。また、抵抗器RXjの個数が多くなった場合も同様である。
このため、レーザ光に対する応答周波数、レーザ光の光量と用いる受光素子PDXiとの関係から、1個の受光素子列11Xに用いる受光素子PDXiの個数、抵抗器RXjの個数には限界がある。
更に、抵抗器RXjの抵抗値を大きくすると、位置検出精度は向上するが、レーザ光の受光出力が小さい段階で、受光素子PDXiの出力が飽和するので、要求されるレーザ光の最大パワーの観点からも、抵抗器RXjの抵抗値を大きくするには限度がある。
すなわち、レーザ光受光位置として要求される精度や環境に応じて受光素子PDXiの大きさやその個数、抵抗器RXjの個数やその抵抗値が決められるので、要求される検出長さに1個の受光素子列11Xの長さLが足りない場合には、この受光素子列11Xを複数個直列に並べる必要がある。
また、レーザ光受光位置検出センサでは、レーザ光(レーザビーム)のスポットSの重心位置を検出するように構成されているが、レーザビームの光量分布特性は正規分布であったり、一様な明るさであったり、扁平していたりしていて、必ずしも、一定の光量分布特性を有しているとは限らず、また、レーザビームのスポットSが受光素子PDXiの検出エリア(受光素子列11Xの一方の端に存在する受光素子PDX1から他方の端に存在する受光素子PDXn+1までの間)から外れると、検出精度が劣化する。
そこで、図2に示すように、受光素子列11X、11Yを上下方向に直列に並べ、上側の受光素子列11Xの他方の端に存在する受光素子PDXn+1と下側の受光素子列11Yの一方の端に存在する受光素子PDX1との中間位置を原点Oとして、2個の受光素子列11X、11Yの加重平均によりレーザ光の受光位置を検出する構成が考えられる。
その図2には、説明の便宜のため、ピッチPと同一長さの直径を有するレーザビームスポットSmnと、ピッチPの1.5倍の直径のレーザビームスポットSmn’とが描かれている。その右側には、横軸をレーザビームの移動量、縦軸を出力電圧として、レーザビームの移動量と出力電圧との関係が描かれている。なお、ここでいう出力電圧とは、VXHとVXLとの相対比に相当するものと理解されたい。
たとえば、受光素子列11Xの他端の受光素子PDXn+1に着目してレーザビームがこの受光素子PDXn+1に当たっているものとすると、レーザビームスポットSmnが距離Lvだけ移動しても、この受光素子PDXn+1から出力される出力電流Ipは一定であり、従って、出力電圧に変化はない。受光素子列11Yの一端の受光素子PDX1についても同様であり、各受光素子列11X、11Yの残余の受光素子PDXiについても同様である。
また、レーザビームスポットSmnが一点鎖線で示すように隣接する受光素子PDXi同士の中間位置に存在する場合には、その中間位置に対応する出力が生じ、レーザビームスポットSmnの連続的移動に伴って出力が比例的に変換するので、レーザビームの上下方向の移動量と出力電圧との間には、折れ線的階段直線BDLが得られる。
また、受光素子列11Xの他端の受光素子PDXn+1と受光素子列11Yの一端の受光素子PDX1との間にレーザビームスポットSmnが存在する場合には、受光素子の出力が不連続に変化することになるので、原点Oは受光素子列11Yの受光素子PDX1の出力と受光素子列11Xの受光素子PDXn+1の出力とを加重平均して得られる。このようにレーザビームのスポットSの直径が受光素子のピッチPよりも小さい場合には、その原点Oの位置を加重平均により精度良く求めることができる。
ところが、例えば、ピッチPの1.5倍の直径のレーザビームスポットSmn’の場合には、図2に示すように、例えば、受光素子列11Yに着目すると、レーザビームスポットSmn’は原点O付近を除いてその受光素子列11Yに属するいずれかの受光素子に当たることになるので直線的に変化し、従って、直線SDLが得られるが、受光素子列11Yの受光素子PDX2からレーザビームスポットSmn’が原点Oに向かうに伴って受光素子列11Yに属する受光素子PDX2にはレーザビームスポットSmn’が徐々に当たらなくなるので、受光素子列11Yの出力線11a、11bから出力される出力電圧に変化が生じ、このため、レーザビームのスポットSmn’の直径がピッチPよりも大きくなると、原点Oの付近では、加重平均を用いたとしても原点Oの位置を精度良く求めることができないという不都合を生じる。
また、受光素子列11Xの他端に存在する受光素子PDXn+1と受光素子列11Yの一端に存在する受光素子PDX1とを高さ方向についてオーバラップさせることも考えられるが、レーザビームのスポット径が大きくなると、オーバラップ量を多くしなければならず、受光位置検出センサを効率的に活用できないという不都合がある。
本発明は、上記の事情に鑑みて為されたもので、その目的は、レーザビームの受光位置の検出精度の向上を図りつつ受光素子列を全体として長くすることができるレーザ光受光位置検出センサ及びこれを用いたレベル装置を提供することにある。
請求項1に記載のレーザ光受光位置検出センサは、等間隔を開けて配置されかつ隣り合う受光素子が抵抗器を介して互いに接続されしかも両端に存在する受光素子にそれぞれ出力線が接続された受光素子列を少なくとも二つ有し、少なくとも二つの受光素子列は、一方の受光素子列の互いに隣り合う受光素子の間に他方の受光素子列の受光素子がそれぞれ配置された複合配列体を構成し、
前記各出力線は解析演算装置にそれぞれ接続され、該解析演算装置はいずれかの受光素子にレーザ光が当たったときに、前記各出力線から得られる出力に基づいて前記レーザ光の受光位置を演算により求めることを特徴とする。
請求項2に記載のレーザ光受光位置検出センサは、前記受光素子列は少なくとも三つ設けられ、前記複合配列体は中央に存在する受光素子列の両側に受光素子列を有し、両側に存在する受光素子列に属する受光素子の間に中央に存在する受光素子列に属する受光素子がこの中央に存在する受光素子列の中央の受光素子に対して対称的に配置されていることを特徴とする。
請求項3に記載のレーザ光受光位置検出センサは、前記解析演算装置が、ある受光素子列により得られた出力とこのある受光素子列に属する受光素子に隣接して存在する受光素子が属する受光素子列により得られた出力とを加重平均することによってレーザ光の受光位置を求めることを特徴とする。
請求項4に記載のレーザ光受光位置検出センサは、前記各受光素子列が同一構造であることを特徴とする。
請求項5に記載のレーザ光受光位置検出センサは、前記複合配列体を構成する各受光素子の形状が矩形であり、各受光素子の幅と各受光素子の間隔とが同じであることを特徴とする。
請求項6に記載のレーザ光受光位置検出センサは、前記レーザ光のビームスポット径が、ある受光素子列に属する受光素子とこの受光素子に隣接して存在する受光素子であって他の受光素子列に属する受光素子との間隔よりも大きいことを特徴とする。
請求項7に記載のレベル装置は、請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載のレーザ光受光位置検出センサが用いられていることを特徴とする。
本発明に係わるレーザ光受光位置検出センサによれば、レーザビームの受光位置の検出精度の向上を図りつつ受光素子列を全体として長くすることができるという効果を奏する。
本発明に係わるレベル装置によれば、水平基準面の原点位置の精度の向上をより一層図ることができる。
以下に、本発明に係わるレーザ光受光位置検出センサの発明の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。
(実施例1)
図3は本発明に係わるレーザ光受光位置検出センサの第1実施例を説明するための要部説明図である。
この図3に示すレーザ光受光位置検出センサは、同一構造の2つの受光素子列11X、11Yを備えている。各受光素子列11X、11Yはそれぞれ受光素子PXDi(iは1からn+1までの正の整数)を有する。ここでは、各受光素子列11X、11Yの受光素子の個数は6個である。この受光素子PXDiの形状、大きさは同一であり、ここでは、矩形、例えば正方形である。各受光素子列11X、11Yの受光素子PDXi(iは1からn+1までの正の整数)を上下方向又は左右方向(垂直方向又は水平方向)に例えば等間隔に並べて配列されている。
すなわち、同一の受光素子列に属して隣り合う受光素子同士のピッチPは同一であり、ここでは、このピッチPは受光素子PXDiの幅Wの4倍とされ、受光素子PXDiとこの受光素子PXDiに隣り合う受光素子PXDi+1との隙間GLは受光素子PXDiの幅Wの3倍とされている。
ここでは、受光素子PDXiの形状を正方形と仮定してその正方形の中心から中心までの距離をピッチPと定義しているが、受光素子PDXiの形状は円形であっても良い。
隣接する各受光素子PDXiの出力端子(アノード)同士は抵抗器(抵抗値)RXj(jは1からnまでの正の整数)で互いに接続されている。ここでは、抵抗器RXjの個数は5個である。
各受光素子列11X、11Yの一方の端に存在する第1番目の受光素子PDX1の出力端子は出力線11aを介して図1に示す第1増幅回路20Xに接続されると共に、図1に示す抵抗器RXHを介してアースされている。
他方の端に存在する第n+1番目の受光素子PDXn+1の出力端子は出力線11bを介して図1に示す第2増幅回路40Xに接続されると共に、図1に示す抵抗器RXLを介してアースされている。各受光素子PDXiのカソードは図1に示す共通線11cによってアースされている。
第1増幅回路20Xから出力される増幅信号は図1に示す第1ピークホールド回路12Xに入力され、第2増幅回路40Xから出力される増幅信号は図1に示す第2ピークホールド回路13Xに入力され、両ピークホールド回路12X、13Xは各増幅信号のピーク値をそれぞれホールドし、各ピーク値信号は図1に示す解析演算装置60に入力される。
すなわち、各受光素子列11X、11Yに接続される回路構成要素は図1に示す回路構成要素と同一である。
二つの受光素子列11X、11Yは、受光素子列11Xの互いに隣り合う受光素子PXDiの間に他方の受光素子列11Yの受光素子PXDiがそれぞれ配置された複合配列体を構成している。
ここでは、一方の受光素子列11Xの受光素子PXDiと他方の受光素子列11Yの受光素子PXDiとの隙間GL”は各受光素子PXDiの幅Wに等しくされている。
各受光素子列11X、11Yのセンサ長Lx、Lyは、出力線11a、11bに接続されている各抵抗器RXH、RXLに生じる電圧に抵抗器RXiを介して関係づけられるので、レーザ光受光位置は、以下に説明するようにして求められる。
説明の便宜のため、各抵抗器RXLの抵抗値と各抵抗器RXHの抵抗値とは互いに等しく、各抵抗値RXiも互いに等しいものとする。また、複合配列体を構成する受光素子列11Xの第4番目の受光素子PDX1と複合配列体を構成する受光素子列11Yの第3番目の受光素子PDXn+1との中間位置を原点Oとする。
レーザビームのスポットSが受光素子列11X、11Yのある受光素子PDXiに当たると、その受光素子PDXiにある出力電流Ipが流れる。この電流Ipは抵抗器RXiの抵抗値によって分配されて抵抗器RXLと抵抗器RXHとに流れ、抵抗器RXLにより出力線11bに電圧VXLが生じると共に、抵抗器RXHにより出力線11aに電圧VXHが生じる。これについては、図1を参照しつつ説明した通りである。
この発明の実施の形態では、各受光素子列11X、11YのピッチPは図2に示す受光素子列のピッチPの2倍の大きさであるので、図2に示すレーザビームのスポット径と図3に示すレーザビームのスポット径が同一であったとしても、その相対的大きさが異なることになり、各受光素子列の出力とレーザビームの移動量との関係は異なることになる。
例えば、各受光素子列11Yに属する受光素子PXDiのピッチPの2分の1の直径を有するレーザビームスポットSmn(図2に示す受光素子PXDiのピッチPと同一長さの直径を有するレーザビームのスポット)が受光素子PXDiに当たっているものとすると、レーザビームスポットSmnが距離Lvだけ移動しても、この受光素子PDXiから出力される出力電流Ipは一定であり、従って、出力電圧に変化はない。
受光素子列11Xの受光素子PDXiについても同様であり、各受光素子列の残余の受光素子PDXiについても同様である。また、レーザビームスポットSmnが一点鎖線で示すようにその受光素子列11Xに属する隣接受光素子同士の間で図3に矢印F1で示すように移動する場合には、出力電圧は生じない。従って、レーザビームのスポットSmnの連続的移動に伴って離散的に出力が変化し、レーザビームの上下方向の移動量と出力電圧との間には、離散直線DDL1、DDL2が得られる。
これに対して,受光素子列11Xに属する受光素子PXDiのピッチPの4分の3の直径を有するレーザビームスポットSmn’(図2に示す受光素子PXDiのピッチPの1.5倍の直径を有するレーザービームスポットSmn’)が受光素子PXDn+1に当たっているものとすると、レーザビームスポットSmnが距離Lv’だけ移動しても、この受光素子PDXn+1から出力される出力電流Ipは一定であり、従って、出力電圧に変化はない。受光素子列11Yの受光素子PDXn+1についても同様であり、各受光素子列11X、11Yの残余の受光素子PDXiについても同様である。
また、例えば、レーザビームスポットSmn’が一点鎖線で示すように、受光素子列11Yの隣接する受光素子PDX1とPDX2との中間位置に存在する場合には、その中間位置を中心にして、レーザビームスポットSmn’がいずれか一方の移動方向F2にずれるとこのずれに対応する出力が生じ、レーザビームスポットSmn’の連続的移動に伴って出力が比例的に変換するので、レーザビームの上下方向の移動量と出力電圧との間には、折れ線的階段直線BDL1、BLD2が得られる。
これらの離散的階段直線DDL1、DDL2から折れ線的階段直線BLD’を得ることができ、折れ線的階段直線BLD’から補間直線SL1を得ることができ、折れ線的階段直線BLD1、BLD2から補間直線SL2を得ることができる。
すなわち、受光素子列11Xの出力に基づく演算により推定されるレーザ光のスポットの推定中心位置をLxp、受光素子列11Yの出力に基づく演算により推定されるレーザ光のスポットの推定中心位置をLypとすると、Lxp、Lypは以下の示す式によって求められる。
Lxp=(Lx/2)×(VXH−VXL)/(VXH+VXL)
×αx+Lxoffset
Lyp=(Ly/2)×(VYH−VYL)/(VYH+VYL)
×αy+Lyoffset
ここで、αはレーザ光のスポットの中心位置を算出するために用いる補正値である。
また、Lxoffset、Lyoffsetは、受光部11X、11Yの原点O(幾何学的中心位置)からのオフセット量で、このオフセット量は正又は負の値に設定することにより、適宜に原点の位置が変更される。
レーザ光のスポットの実際の中心位置(受光位置)Lpは、
Lp=(Vx×Lxp+Vy×Lyp)/(Vx+Vy)
ただし、Vx=VXH+VXL、Vy=VYH+VYL
すなわち、レーザ光のスポットの実際の中心位置Lpは、
受光素子列11Xにより求められた推定中心位置Lxpと受光素子列11Yにより求められた推定中心位置Lypとに重みづけを行って加重平均することにより求められる。
ここでは、実際の中心位置Lpをレーザビームの光量の加重平均により求めているが、レーザビームの光量分布特性(ビームプロファイル)が一様で、両方の受光素子列11X、11Yに必ずレーザビームが当たるとすれば、レーザ光の実際の中心位置Lpは、両受光素子列により推定される推定中心位置の平均値、すなわち、
Lp=(Lxp+Lyp)
により求めることができる。
この実施例1によれば、等間隔を開けて配置されかつ隣り合う受光素子が抵抗器を介して互いに接続されしかも両端に存在する受光素子にそれぞれ出力線が接続された受光素子列を二つ有し、二つの受光素子列は、一方の受光素子列の互いに隣り合う受光素子の間に他方の受光素子列の受光素子がそれぞれ配置された複合配列体を構成し、各出力線は解析演算装置にそれぞれ接続され、解析演算装置はいずれかの受光素子にレーザ光が当たったときに、各出力線から得られる出力に基づいてレーザ光の受光位置を演算により求めることにしたので、レーザビームの受光位置の検出精度の向上を図りつつ受光素子列を全体として長くすることができる。
(実施例2)
図4はこの発明の実施の形態の第2の実施例を説明するための受光素子列の配置図であって、ここでは、三つの受光素子列から複合配列体が構成されている。
この複合配列体は中央に存在する受光素子列11Yの両側に受光素子列11X、11Zを対称的に有する。各受光素子列は同一構造であり、受光素子の個数はここでは5個、抵抗器の個数は4個である。その各受光素子にはPDX1からPDX5の符号が付され、各抵抗器にはRX1からRX4の符号が付されている。
中央に存在する受光素子列11Yの中央の受光素子PDX3は一方の受光素子列11Xの他端の受光素子PDX5と他方の受光素子列11Zの一端の受光素子PDX1との間に配置されている。
中央に存在する受光素子列11Yの受光素子PDX2は受光素子列11Xの受光素子PDX5と受光素子PDX4との間に配置され、中央に存在する受光素子列11Yの受光素子PDX1は受光素子列11Xの受光素子PDX4と受光素子PDX3との間に配置されている。
中央に存在する受光素子列11Yの受光素子PDX4は受光素子列11Zの受光素子PDX1と受光素子PDX2との間に配置され、中央に存在する受光素子列11Yの受光素子PDX5は受光素子列11Zの受光素子PDX2と受光素子PDX3との間に配置されている。
ここでは、受光素子列11Xの受光素子PDX3と受光素子PDX2との間、受光素子列11Xの受光素子PDX2と受光素子PDX1との間、受光素子列11Zの受光素子PDX3と受光素子PDX4との間、受光素子列11Zの受光素子PDX4と受光素子PDX5との間には、中央の受光素子列11Yの受光素子PDXiが配置されていないが、破線で示すように他の受光素子列の受光素子を配置することができ、要求に応じてレーザ光受光位置検出センサの長さを長くすることができる。
すなわち、少なくとも3つの受光素子列に注目して、その中央の受光素子列に対して対称的に受光素子列を配置することにより、レーザ光受光位置検出センサの長さを長くすることができる。
ここでは、複合配列体が3つの受光素子を有するものとして、レーザビームの実際の中心位置Lpを求める場合について説明する。レーザビームの移動量と出力との関係を示すグラフについては省略する。原理的には図3を用いて説明したと同様に変わらないからである。
受光素子列11X、11Y、11Zのレーザ光の推定中心位置を、それぞれLxp、Lyp、Lzpとすると、
Lxp=(Lx/2)×(VXH−VXL)/(VXH+VXL)
×αx+Lxoffset
Lyp=(Ly/2)×(VYH−VYL)/(VYH+VXL)
×αy+Lyoffset
Lzp=(Lz/2)×(VZH−VZL)/(VZH+VZL)
×αz+Lzoffset
レーザ光の受光位置Lpは、
Lp=(Vx×Lxp+Vy×Lyp+Vz×Lzp)
/(Vx+Vy+Vz)
ただし、
Vx=VXH+VXL
Vy=VYH+VYL
Vz=VZH+VZL
ここで、例えば、受光素子列11Zに属するいずれの受光素子にもレーザ光が当たっていないとすると、Lzpは実質的に値として意味を有さないので、計算上、Lzpは不要となる。
すなわち、VZH=VZL=0、Vz=0なので、
Lp=(Vx×Lxp+Vy×Lyp)
/(Vx+Vy)
の式を用いて、レーザ光の受光位置Lpが求められる。すなわち、受光素子列が2個の場合と同じとなる。
一般に、受光素子列の配列個数をn個とした場合には、受光素子列を11Qk(k=1からnまでの正の整数)と表現し、受光素子列11Qkによる推定中心位置LQkpを、
LQkp=(LQk/2)×(VQkH−VQkL)/(VQkH+VkQLl)×αQk+LQkoffset
VQk=VQkH+VQkL
として、
Lp=(VQ1×LQ1p+VQ2×LQ2p+…VQk×LQkp
+…+VQn×LQnp)/(VQ1+VQ2+…VQk+…+VQn)
によって求めることができる。
ここで、LQkはk番目の受光素子列11Qkのセンサ長、VQkH、VQkLはk番目の受光素子列11Qkに接続されている出力線11a、11bから出力された出力電圧、αQkは、k番目の受光素子列11Qkによりレーザ光のスポットの中心位置を算出するために用いる補正値である。LQkoffsetは、k番目の受光素子列11Qkの原点O(幾何学的中心位置)からのオフセット量である。
この実施例では、受光素子列11Xに属する受光素子PDX3とこの受光素子に隣接する受光素子PDX2との間隔、受光素子列11Xに属する受光素子PDX2とこの受光素子に隣接する受光素子PDX1との間隔を受光素子列11Xに属する受光素子PDX4と受光素子列11Xに属する受光素子PDX5との間隔と同一としたが、図5に示すように、これらPDX3とPDX2との間隔、PDX2とPDX1との間隔を残余の受光素子の間隔よりも小さくして端であることを検出する構成とすることもできる。受光素子列11Zに属する受光素子PDX3とこの受光素子に隣接する受光素子PDX4との間隔、受光素子列11Zに属する受光素子PDX4とこの受光素子に隣接する受光素子PDX5との間隔についても同様である。
また、この実施例では、受光素子列11Yの受光素子の個数と受光素子列11X、11Yの受光素子の個数とが同一であるとして説明したが、受光素子列11X、11Zの受光素子の個数は、受光素子列11Yの受光素子の個数よりも多くても少なくても良い。
要するに、中央に存在する受光素子列11Yの両側に存在する受光素子列11X、11Yに属する受光素子の間に受光素子列11Yに属する受光素子がこの受光素子列11Yの中央の受光素子に対して対称的に配置されていれば良い。
この実施例2によれば、要望に応じてレーザ光受光位置検出センサの全体のセンサ長を長くすることができる。
本発明の先行技術に係わるレーザ光受光位置検出センサの要部構成を説明するための回路ブロック図である。 図1に示すレーザ光受光位置検出センサの改良構成を説明するための回路ブロック図である。 本発明に係わるレーザ光受光位置検出センサの第1実施例の要部構成を説明するための回路ブロック図である。 本発明に係わるレーザ光受光位置検出センサの第2実施例の要部構成を説明するための回路ブロック図である。 本発明に係わるレーザ光受光位置検出センサの第2実施例の変形例の要部構成を説明するための回路ブロック図である。
符号の説明
PDXi…受光素子
RXj…抵抗器
11X、11Y…受光素子列
11a、11b…出力線

Claims (7)

  1. 等間隔を開けて配置されかつ隣り合う受光素子が抵抗器を介して互いに接続されしかも両端に存在する受光素子にそれぞれ出力線が接続された受光素子列を少なくとも二つ有し、少なくとも二つの受光素子列は、一方の受光素子列の互いに隣り合う受光素子の間に他方の受光素子列の受光素子がそれぞれ配置された複合配列体を構成し、
    前記各出力線は解析演算装置にそれぞれ接続され、該解析演算装置はいずれかの受光素子にレーザ光が当たったときに、前記各出力線から得られる出力に基づいて前記レーザ光の受光位置を演算により求めることを特徴とするレーザ光受光位置検出センサ。
  2. 前記受光素子列は少なくとも三つ設けられ、前記複合配列体は中央に存在する受光素子列の両側に受光素子列を有し、両側に存在する受光素子列に属する受光素子の間に中央に存在する受光素子列に属する受光素子がこの中央に存在する受光素子列の中央の受光素子に対して対称的に配置されていることを特徴とする請求項1に記載のレーザ光受光位置検出センサ。
  3. 前記解析演算装置は、ある受光素子列により得られた出力とこのある受光素子列に属する受光素子に隣接して存在する受光素子が属する受光素子列により得られた出力とを加重平均することによってレーザ光の受光位置を求めることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のレーザ光受光位置検出センサ。
  4. 前記各受光素子列は同一構造であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のレーザ光受光位置検出センサ。
  5. 前記複合配列体を構成する各受光素子の形状は矩形であり、各受光素子の幅と各受光素子の間隔とが同じであることを特徴とする請求項4に記載のレーザ光受光位置検出センサ。
  6. 前記レーザ光のビームスポット径は、ある受光素子列に属する受光素子とこの受光素子に隣接して存在する受光素子であって他の受光素子列に属する受光素子との間隔よりも大きいことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のレーザ光受光位置検出センサ。
  7. 請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載のレーザ光受光位置検出センサが用いられていることを特徴とするレベル装置。
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