JP5128449B2 - 衛星画像配信システム、衛星画像配信サーバ装置および衛星画像配信方法 - Google Patents

衛星画像配信システム、衛星画像配信サーバ装置および衛星画像配信方法 Download PDF

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Description

本発明は、人工衛星から撮影された地球表面の画像(以下、衛星画像という)のデータベースから、利用者が指定する任意の領域の衛星画像を抽出して、利用者に提供する衛星画像配信システム、衛星画像配信サーバ装置および衛星画像配信方法に関する。
高分解能の衛星画像の配信サービスは、地図データの作成や更新などに限らず、様々な分野で様々な目的に利用されている。また、近年では、家庭へも光ファイバ回線が接続され、通信ネットワークの広帯域化、高速化が進行している。それに伴い、衛星画像の配信サービスを個人的に利用する人々も現れてきている。
例えば、個人が衛星画像の配信サービスを利用する1つのケースとして、個人や家族が旅行した経由地を衛星画像の中に記録し、その各経由地において撮影した記念写真を、衛星画像の中に記録した位置と対応付けて整理するケースがある。このような場合、利用者は、その複数の経由地がすべて含まれる衛星画像の配信を要求する。
しかしながら、現状の衛星画像の配信サービスは、このような目的での利用が想定されていないので、必ずしも、個人の利用者にとっては使い勝手がよいとはいえない。また、その配信料金も個人にとって高価である。なお、本明細書では、配信料金とは、利用者が衛星画像の配信サービス業者に支払う料金を指し、通信ネットワークを提供する通信事業者に支払う料金を含まないものとする。
ところで、従来の一般的な衛星画像の配信サービスでは、地図をもとに配信される衛星画像の領域が定められる。例えば、利用者が衛星画像の配信サービスを求めるときには、それに先立って地図が表示されるので、利用者は、その地図上で衛星画像の配信を求める領域を定める。
この方法は、合理的であるが、旅行者は、しばしば、記念写真を撮った位置を地図上で特定できないことがある。また、世界の秘境などを旅行したときには、地図すらない場合がある。このような場合、旅行者は、GPS(Global Positioning System)により、旅行した経由地の緯度・経度のデータを記録している。従って、このような場合には、衛星画像の配信サービスの利用者は、経由地の緯度・経度のデータを地図上にプロットした上で、配信を求める衛星画像の領域を定める必要がある。
また、特許文献1には、緯度・経度のデータおよび衛星画像の面積を入力することにより、衛星画像の配信を求める衛星画像配信装置の例が開示されている。
この衛星画像配信装置では、1地点の緯度・経度のデータしか入力することができないので、複数の経由地がある場合には、利用者は、どの経由地を中心に選び、どれくらいの面積を指定すれば全部の経由地を含むようにすることができるか、容易に判断することができない。従って、利用者は、衛星画像が配信されなければ、複数の経由地がすべてその衛星画像に含まれているか否かを知ることができなかった。
また、特許文献1に記載の衛星画像配信装置では、衛星画像の配信料金は、注文前には利用者に知らされない。従って、利用者は、全部の経由地を含んだ衛星画像の配信料金が高価になった場合であっても、その衛星画像の配信を受けた場合には、その料金を支払う必要がある。利用者は、配信料金が高価になった場合には、衛星画像の面積を小さくし、一部の経由地を含まなくてもよいと判断する場合があるが、この衛星画像配信装置では、そのような利用者の要望に応えることができない。
特開2002−112226号公報(図5、段落0033など参照)
以上のように、従来の衛星画像配信装置においては、利用者が緯度・経度のデータからなる複数の地点の位置情報を有し、その複数の地点を含むような衛星画像の配信を求めようとするとき、その配信を求める衛星画像の領域にその複数の地点が含まれているかを確認できず、また、衛星画像が配信される前には、その配信料金を知ることができないという問題があった。
本発明の目的は、利用者が配信される衛星画像の領域と配信料金を配信前に確認し、調整することが可能な衛星画像配信システム、衛星画像配信サーバ装置および衛星画像配信方法を提供することにある。
本発明に係る衛星画像配信システムにおいて、衛星画像配信サーバ装置は、利用者端末から、複数地点の緯度・経度のデータからなる画像領域指定データが添付された衛星画像配信予約データを受信した場合には、その画像領域指定データに含まれる緯度・経度のデータによって指定される複数地点が含まれた領域の衛星画像データを、衛星画像DBから抽出し、その抽出した衛星画像データに係る衛星画像の概略画像と衛星画像配信に係る概算料金とを利用者端末に配信する。そして、利用者端末は、その衛星画像の概略画像と概算料金とを受信し、前記複数地点の位置が示された概略画像と概算料金とを表示装置に表示し、その表示された概略画像に基づき、配信を求める衛星画像の領域を決定するための画像領域決定データの入力を受付け、その受付けた画像領域決定データを添付した衛星画像配信注文データを、衛星画像配信サーバ装置へ送信する。衛星画像配信サーバ装置は、その衛星画像配信注文データを受信すると、画像領域決定データによって指定される領域の衛星画像データを、衛星画像DBから抽出し、その抽出した衛星画像データを注文衛星画像データとして、衛星画像配信注文データの識別データである注文IDと関連付けて管理するとともに、その注文IDを前記利用者端末に配信する。その後、衛星画像配信サーバ装置は、衛星画像出力端末から注文IDが添付された衛星画像配信要求データを受信すると、その注文IDに関連付けて管理している注文衛星画像データを、前記衛星画像配信要求データを送信した衛星画像出力端末へ配信する。
本発明によれば、利用者は、配信される衛星画像の領域と配信料金を配信前に確認し、調整することができるようになる。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る衛星画像配信システムの全体構成の例を示した図である。図1に示すように、衛星画像配信システムは、衛星画像配信サーバ11と、衛星画像DB(Database)12と、利用者端末13と、衛星画像出力端末14と、衛星画像受信センタ16と、を含んで構成される。
ここで、衛星画像配信サーバ11と、衛星画像DB12とは、専用の通信線またはLAN(Local Area Network)などで接続され、衛星画像配信センタ10を構成する。また、衛星画像配信サーバ11と、利用者端末13と、衛星画像出力端末14とは、無線および有線を含む広域の通信ネットワーク15を介して互いに接続されている。また、衛星画像配信サーバ11は、専用の通信線などを介して衛星画像受信センタ16に接続されている。
衛星画像受信センタ16は、人工衛星17から送信される地球表面の撮影画像(以下、衛星画像という)を受信し、受信した衛星画像を衛星画像配信サーバ11へ送信する。衛星画像配信サーバ11は、その衛星画像を所定の管理ルールに従って衛星画像DB12に格納する。ここでは、衛星画像DB12には、過去に撮影された多数の衛星画像が格納されているものとする。なお、衛星画像受信センタ16は、衛星画像配信サーバ11からの要求に基づき、人工衛星17に対し、地球表面の指定した領域の撮影を指示する機能を有し、その機能によって撮影された人工衛星17からの撮影画像を受信することができる。
利用者端末13は、事務所や家庭などで用いられるパソコン、携帯型情報端末、車載型情報端末などであり、利用者の操作入力に基づき、衛星画像配信の予約や注文を受付け、受付けた予約データや注文データを衛星画像配信サーバ11に送信する。なお、ここでいう予約や注文の内容については後記する。
衛星画像出力端末14は、衛星画像配信サーバ11から配信される衛星画像を受信し、受信した衛星画像データをプリンタや、CD(Compact Disk)、MO(Magneto Optical disk)、メモリカード、USB(Universal Serial Bus)メモリなどの可搬型の記憶媒体(以下、電子媒体という)などに出力する。
このとき、衛星画像出力端末14に配信される衛星画像は、高分解能であるため(ちなみに、その分解能は、白黒画像で1m、カラー画像で4m程度である)、そのデータ容量が大きくなる。そこで、ここでは、衛星画像配信サーバ11と衛星画像出力端末14とをつなぐ部分の通信ネットワーク15は、光回線など広帯域高速通信回線で構成されるものとする。
また、ここでは、衛星画像出力端末14は、例えば、鉄道の駅、コンビニ、ショッピングセンタなど利用者がアクセス容易なところに設置されるものとするが、利用者端末13が光回線など広帯域高速通信回線に接続されている場合には、利用者端末13が衛星画像出力端末14であってもよい。
続いて、図2〜図4を参照して、衛星画像配信サーバ11、利用者端末13および衛星画像出力端末14の機能ブロックの構成について説明する。図2は、衛星画像配信サーバ11の機能ブロックの構成の例を示した図である。
図2において、衛星画像配信予約受付部111は、利用者端末13から送信される衛星画像配信予約データを受信する。概略画像データ抽出部119は、衛星画像DB検索部118を介して衛星画像DB12を検索し、衛星画像配信予約データに含まれる画像領域指定データによって指定される領域の衛星画像データを抽出し、適宜、画質を落とし、低分解能の概略画像データを生成する。あるいは、該当する領域の低分解能の衛星画像データが衛星画像DB12に存在した場合には、その衛星画像データを概略画像データとしてもよい。
概略画像データ配信部112は、前記衛星画像配信予約データを送信した利用者端末13に対し、概略画像データ抽出部119によって抽出された概略画像データを配信する。なお、その配信する概略画像データには、課金算定部122によって算出された、高分解能の衛星画像を配信した場合の概算課金データが添付される。
また、衛星画像配信注文受付部113は、利用者端末13から送信される衛星画像配信注文データを受信する。注文衛星画像データ抽出部120は、衛星画像DB検索部118を介して衛星画像DB12を検索し、衛星画像配信注文データに含まれる画像領域決定データによって指定される領域の高分解能の衛星画像データを抽出する。
注文衛星画像データ管理部121は、衛星画像配信注文受付部113によって受信された衛星画像配信注文データに注文IDを採番するとともに、注文衛星画像データ抽出部120によって抽出された衛星画像データに管理IDを採番し、その注文IDと衛星画像データの管理IDとを対応付けて管理する。
注文ID配信部114は、衛星画像配信注文データを送信した利用者端末13に対し、注文受付を確認する情報として、注文衛星画像データ管理部121によって採番された注文IDを配信する。なお、その配信する注文IDには、課金算定部122によって算出された課金データが添付される。
衛星画像配信要求受付部115は、衛星画像出力端末14から送信される衛星画像配信要求データまたは料金投入確認データを受信する。このとき、衛星画像配信要求データおよび料金投入確認データのそれぞれには、注文IDが含まれているものとする。
課金データ配信部116は、衛星画像配信要求受付部115によって衛星画像配信要求データが受信されたとき、その衛星画像配信要求データを送信した衛星画像出力端末14に対し、その衛星画像配信要求データに含まれる注文IDに対応付けられた衛星画像データ配信の課金データを配信する。
衛星画像データ配信部117は、衛星画像配信要求受付部115によって料金投入確認データが受信されたとき、その料金投入確認データを送信した衛星画像出力端末14に対し、その料金投入確認データに含まれる注文IDに対応付けられた衛星画像データを配信する。
また、撮影要求部123は、利用者端末13によって配信を求められた領域の衛星画像が衛星画像DB12に存在しないとき、衛星画像受信センタ16に対し、新規撮影を指示するデータを送信するとともに、その指示に基づき、人工衛星17によって撮影された衛星画像を衛星画像受信センタ16から取得する。
また、処理制御部110は、衛星画像配信サーバ11の全体の処理フローを制御、すなわち、図2で説明した各機能ブロック111〜123の機能の実行順序などを制御する。なお、衛星画像配信サーバ11の全体の処理フローについては、別途、図6および図10を参照して詳しく説明する。
また、図2では図示を省略したが、衛星画像配信サーバ11は、ハードウエア的には、いわゆるCPU(Central Processing Unit)と、半導体メモリやハードディスク装置などからなる記憶装置と、を備えた一般的なコンピュータによって構成され、図2に示した機能ブロック110〜123の各機能は、そのCPUが記憶装置に記憶された所定のプログラムを実行することによって実現される。
図3は、利用者端末13の機能ブロックの構成の例を示した図である。
図3において、画像領域指定データ受付部131は、利用者によるキーボードなどからの画像領域指定データの入力を受付ける。このとき、画像領域指定データは、複数の地点の緯度・経度のデータにより構成される。また、衛星画像配信予約データ送信部135は、複数の地点の緯度・経度のデータからなる画像領域指定データを含んで構成された衛星画像配信予約データを衛星画像配信サーバ11へ送信する。なお、画像領域指定データ受付部131による画像領域指定データの入力受付画面の例、衛星画像配信予約データの構成の例などについては、別途、図7を参照して説明する。
概略画像・課金データ受信部136は、衛星画像配信予約データ送信部135が送信した衛星画像配信予約データに応答して衛星画像配信サーバ11から送信される概略画像データおよび概算課金データを受信する。また、概略画像・課金データ表示部132は、その受信した概略画像データおよび概算課金データを、利用者端末13に付属する表示装置に表示する。その表示例については、別途、図8を参照して説明する。
画像領域決定データ受付部133は、利用者によるキーボードなどからの画像領域決定データの入力を受付ける。このとき、画像領域決定データは、例えば、2つの地点の緯度・経度のデータにより構成される。また、衛星画像配信注文データ送信部137は、2つの地点の緯度・経度のデータからなる画像領域決定データを含んで構成された衛星画像配信注文データを衛星画像配信サーバ11へ送信する。なお、画像領域決定データ受付部133による画像領域決定データの入力受付画面の例、衛星画像配信注文データの構成の例などについては、別途、図8を参照して説明する。
注文ID受信部138は、衛星画像配信注文データ送信部137が送信した衛星画像配信注文データに応答して衛星画像配信サーバ11から送信される注文IDを受信する。また、注文ID表示部134は、その受信した注文IDを、利用者端末13に付属する表示装置に表示する。
処理制御部130は、利用者端末13の全体の処理フローを制御、すなわち、図3で説明した各機能ブロック131〜138の機能の実行順序などを制御する。なお、利用者端末13の全体の処理フローについては、別途、図6を参照して詳しく説明する。
また、図3では図示を省略したが、利用者端末13は、ハードウエア的にはCPUと、半導体メモリやハードディスク装置などからなる記憶装置と、を備えた一般的なコンピュータによって構成され、図3に示した機能ブロック130〜138の各機能は、そのCPUが記憶装置に記憶された所定のプログラムを実行することによって実現される。なお、利用者端末13の場合、そのプログラムは、WEBブラウザと、それを制御するHTML(Hyper Text Markup Language)のプログラムと、により実現される。
図4は、衛星画像出力端末14の機能ブロックの構成の例を示した図である。
図4において、注文ID入力受付部141は、利用者によるキーボードなどからの注文IDの入力を受付ける。この注文IDは、利用者端末13の注文ID表示部134によって表示装置に表示された注文IDである。また、衛星画像配信要求データ送信部146は、注文IDを含んで構成された衛星画像配信要求データを衛星画像配信サーバ11へ送信する。
課金データ受信部147は、衛星画像配信要求データ送信部146が送信した衛星画像配信要求データに応答して衛星画像配信サーバ11から送信される当該注文IDに対応する課金データを受信する。また、課金データ表示部142は、その受信した課金データを衛星画像出力端末14に付属する表示装置に表示する。
料金投入確認部143は、衛星画像出力端末14に付属する料金収納装置に課金データ表示部132に表示された金額の貨幣が投入されたことを確認するとともに、その旨を衛星画像配信サーバ11に通知する。また、衛星画像データ受信部148は、料金投入確認部143による料金投入の通知に応じて衛星画像配信サーバ11から配信される衛星画像データを受信する。
出力媒体準備確認部144は、課金データなどに添付して配信された画像出力媒体データによって指定される出力装置150の準備状況を確認する。ここで、出力装置150は、プリンタ、または、CD、MO、メモリカード、USBメモリなど電子媒体の駆動装置であり、出力媒体準備確認部144は、出力媒体(紙または電子媒体)が画像出力媒体データによって指定され出力装置150にセットされているか否かを確認する。
衛星画像データ出力部145は、出力媒体準備確認部144によって出力媒体の準備がされていることが確認されたときには、衛星画像データ受信部148によって受信された衛星画像を出力装置150に出力する。
処理制御部140は、衛星画像出力端末14の全体の処理フローを制御、すなわち、図4で説明した各機能ブロック141〜148の機能の実行順序などを制御する。なお、衛星画像出力端末14の全体の処理フローについては、別途、図10を参照して詳しく説明する。
また、図4では図示を省略したが、衛星画像出力端末14は、ハードウエア的には、いわゆるCPUと、半導体メモリやハードディスク装置などからなる記憶装置と、を備えた一般的なコンピュータによって構成され、図4に示した機能ブロック140〜148の各機能は、そのCPUが記憶装置に記憶された所定のプログラムを実行することによって実現される。
図5は、本発明に係る衛星画像配信システムの利用形態の例を示した図である。図5において、高分解能衛星画像51は、利用者が、例えば、旅行などをしたとき、その旅行した地域の衛星画像である。この高分解能衛星画像51は、それ自体が旅行の記念になるとともに、地図の役割も果たす。さらに、利用者が、その旅行先の各地点において、記念写真52を撮ったとした場合、その記念写真52を高分解能衛星画像51の中の位置に対応付けておくと、利用者は、その記念写真52の中に含まれる背景の湖や山々のことをみずみずしく思い出すことが可能となる。
このような旅行において、利用者は、その旅行先の各地点で、例えば、記念写真52などを撮影した地点で、その地点の緯度・経度のデータを取得しておく。近年では、GPS受信機付きの携帯電話機やカーナビ装置が普及してきているので、緯度・経度のデータの取得は容易である。将来的には、GPS受信機付きカメラの出現も予測される。その場合には、記念写真52と緯度・経度のデータとが自動的に対応付けられる。
以上のような利用形態を想定した場合、利用者が高分解能衛星画像51を取得しようとするとき、利用者が有している情報は、旅行先地域における複数の地点の緯度・経度のデータである。
続いて、図6〜図10を参照して、衛星画像配信サーバ11、利用者端末13および衛星画像出力端末14の動作について説明する。
ここで、図6は、衛星画像配信サーバ11および利用者端末13の衛星画像配信に係る全体処理フローの例を示した図である。図7は、(a)画像領域指定データ入力受付画面の例、および、(b)衛星画像配信予約データの構成の例を示した図である。図8は、(a)概略衛星画像表示画面の例、および、(b)衛星画像配信注文データの構成の例を示した図である。図9は、(a)注文管理テーブルの構成の例、および、(b)注文決定確認データの構成の例を示した図である。図10は、衛星画像配信サーバ11および衛星画像出力端末14の衛星画像配信に係る全体処理フローの例を示した図である。
まず、図6に示すように、利用者端末13は、利用者が操作するキーボードなどの入力装置から、所定の画像領域指定データの入力を受付ける(ステップS11)。
このとき、利用者端末13に付属する表示装置には、図7(a)に示すような画像領域指定データ入力受付画面70が表示される。画像領域指定データ入力受付画面70は、画像領域指定データ設定部71、画像種別設定部75、出力媒体設定部76、画像枚数設定部74、概算料金設定部72、画像範囲設定部73などを含んで構成される。
図7(a)に示すように、画像領域指定データ設定部71には、複数地点の緯度・経度のデータを入力するための入力ボックスが設けられている。この入力ボックスを介して入力される複数の緯度・経度のデータは、画像領域指定データを構成する。すなわち、本実施形態でいう画像領域指定データとは、画像領域を定めるためのデータであり、複数地点の緯度・経度のデータから構成される。
その場合、画像領域は、その複数地点をすべて含むように定められ、その画像の中心は、例えば、その複数地点の重心の位置に定められる。また、その画像領域の大きさは、その複数地点のもっとも外側に位置する地点が所定の余裕を持ってその画像領域に含まれるように定められる。なお、このような画像領域を定める処理は、衛星画像配信サーバ11において行われる。
利用者は、通常、キーボードなどを介して、その入力ボックスに緯度・経度のデータを設定するが、GPS受信機付き携帯電話機などに複数地点の緯度・経度のデータが保持されているような場合には、その携帯電話機をUSBケーブルや赤外線通信などで利用者端末13に接続し、それらを用いた通信を介して、利用者端末13が直接に携帯電話機から緯度・経度のデータを取得してもよい。
また、画像種別設定部75には、画像種別を選択するラジオボタンが設けられている。利用者は、そのラジオボタンにより、配信される衛星画像の種別(カラーまたは白黒)を指定することができる。
また、出力媒体設定部76には、出力媒体を設定するラジオボタンが設けられている。利用者は、そのラジオボタンにより、配信される衛星画像データを出力する出力媒体(MO、CD、USBメモリ、メモリカード、プリンタなど)を指定することができる。なお、利用者端末13が衛星画像出力端末14でもある場合には、ラジオボタンでダウンロードを指定することができる。この場合には、配信された衛星画像データは、衛星画像出力端末14(つまり、利用者端末13)の内部のハードディスク装置などに格納される。
また、画像枚数設定部74には、出力媒体としてプリンタ(白黒印刷またはラー印刷)が指定された場合の印刷枚数を設定するための入力ボックスが設けられている。利用者は、その入力ボックスに印刷枚数をキーインすればよい。
概算料金設定部72および画像範囲設定部73には、それぞれ概算料金の上限または画像範囲の面積を設定するための入力ボックスが設けられている。通常は、これらの入力ボックスには、データが設定されることはないが、利用者がとくに概算料金の上限や画像範囲の面積を設定したい場合にのみ、その料金の上限や画像範囲の面積が設定される。
ちなみに、概算料金設定部72の入力ボックスにある金額が設定された場合には、その画像領域は、衛星画像の配信料金がその金額以下になる大きさに定められる。また、画像範囲設定部73の入力ボックスにある面積が設定された場合には、画像領域の大きさは、その設定された面積になるように定められる。
次に、利用者が画像領域指定データ入力受付画面70に設けられた確定ボタン77をクリックした場合には、利用者端末13は、衛星画像配信予約データ78を生成する。衛星画像配信予約データ78は、図7(b)に示すように、データ識別情報、画像領域指定データ(複数地点の緯度・経度のデータ)、画像種別、出力媒体、画像枚数などのデータを含んで構成される。
ここで、データ識別情報は、後続するデータが衛星画像配信予約データ78であることを示すデータであり、画像領域指定データ、画像種別、出力媒体、画像枚数などのデータは、画像領域指定データ入力受付画面70を介して設定されデータである。
なお、衛星画像配信予約データ78は、利用者端末13から衛星画像配信サーバ11に対し、衛星画像の配信のための準備データ(概略画像、概算料金など)を要求するためのデータであり、このデータにより、衛星画像の配信が求められるわけではない。
再度、図6を参照する。利用者端末13は、画像領域指定データの入力を受付け(ステップS11)、その画像領域指定データを含んだ衛星画像配信予約データ78を生成すると、その衛星画像配信予約データ78を衛星画像配信サーバ11へ送信する(ステップS12)。
衛星画像配信サーバ11は、その衛星画像配信予約データ78を受信すると(ステップS21)、その衛星画像配信予約データ78に含まれる画像領域指定データに基づき、画像領域を定め、その定めた画像領域に該当する領域の衛星画像データを衛星画像DB12から抽出する(ステップS22)。なお、該当する領域の衛星画像データが複数存在した場合には、ここでは、低分解能の衛星画像データを抽出する。
次に、衛星画像配信サーバ11は、先に抽出した衛星画像データに基づき、概略画像データを作成するとともに、その概略画像に対応する高解像度衛星画像を配信する場合の概算課金を算定する(ステップS23)。そして、その概略画像データおよび概算課金データを利用者端末13へ配信する(ステップS24)。なお、ここでは、概算課金データには、その課金の基準となった画像範囲の面積データが含まれているものとする。
利用者端末13は、概略画像データおよび概算課金データを受信すると、その概略画像データおよび概算課金データを、図8(a)に示す概略衛星画像表示画面80として、利用者端末13に付属する表示装置に表示する(ステップS13)。
図8(a)に示すように、概略衛星画像表示画面80には、概略衛星画像81が表示されるだけでなく、その概略衛星画像81の中には、先に画像領域指定データ入力受付画面70の画像領域指定データ設定部71(図7(a)参照)で指定した複数地点に位置が示されている。ちなみに、図8(a)の概略衛星画像81の中には、1〜7の番号が記入されているが、この番号が記入された地点1〜7は、画像領域指定データ設定部71を介して入力された緯度・経度を有する複数の地点に対応している。従って、地点1〜7は、例えば、利用者が旅行したときの経由地を表している。
また、概略衛星画像表示画面80には、概算課金データを表示する概算料金表示部82、画像範囲の面積データを表示する画像範囲表示部83が設けられている。従って、利用者は、事前に、その衛星画像の配信料金や画像範囲に面積を知ることができる。
本実施形態では、概略衛星画像表示画面80は、画像領域決定データ入力受付画面を兼ねている。すなわち、利用者は、この概略衛星画像表示画面80を見て、例えば、地点7が衛星画像に含まれなくてもよいと判断した場合には、概略衛星画像81上において、地点7を含まない画像範囲を定めることができる。例えば、利用者が矩形の左下および右上の頂点P1,P2を指定すると、利用者端末13は、その矩形内が新たな画像領域であると認識する。
なお、この場合には、画像領域が小さくなった分、配信料金も安くなる。そこで、利用者端末13は、概略衛星画像81上で頂点P1,P2が設定されるたびに、概算料金表示部82に表示される概算料金や、画像範囲表示部83に表示される画像範囲の面積を、比例配分などによって求め、更新するようにしてもよい。
また、画像領域の大きさは、概算料金の上限や画像範囲の面積によっても定められる。そこで、概算料金表示部82に表示される概算料金や、画像範囲表示部83に表示される画像範囲の面積を強制的に他の値に変更できるようにしておいてもよい。その場合には、利用者端末13は、その変更された値に応じて、頂点P1,P2の位置は、自動的に変更される。
以上のようにして、頂点P1,P2の位置が定められ、利用者が概略衛星画像表示画面80に設けられた確定ボタン84をクリックすると、利用者端末13は、衛星画像配信注文データ85を生成する。衛星画像配信注文データ85は、図8(b)に示すように、データ識別情報、画像領域決定データ(P1,P2の緯度・経度のデータ)、画像種別、出力媒体、画像枚数などのデータを含んで構成される。
ここで、データ識別情報は、後続するデータが衛星画像配信注文データ85であることを示すデータであり、画像領域決定データ、画像種別、出力媒体、画像枚数などのデータは、先に画像領域指定データ入力受付画面70(図7参照)を介して設定されたデータである。
なお、衛星画像配信注文データ85は、利用者端末13から衛星画像配信サーバ11に対して、衛星画像データ購入の注文を通知するデータである。このとき、その注文に応じて配信される衛星画像の画像領域は、衛星画像配信注文データ85に含まれる画像領域決定データ(P1,P2の緯度・経度のデータ)によって定められる。
再度、図6を参照して、利用者端末13および衛星画像配信サーバにおける処理フローについて説明する。
利用者端末13は、衛星画像配信サーバ11から配信された概略画像データおよび概算課金データを受信、表示すると(ステップS13)、次には、図8(a)を用いて説明したように、その概略画像データを表示した表示画面(概略衛星画像81)を介して入力される画像領域決定データ(P1,P2の緯度・経度のデータ)の入力を受付ける(ステップS14)。そして、利用者端末13は、その入力された画像領域決定データを含む衛星画像配信注文データ85を衛星画像配信サーバ11へ送信する(ステップS15)。
衛星画像配信サーバ11は、衛星画像配信注文データ85を受信すると、その衛星画像配信注文データ85を識別するための注文IDを採番する(ステップS25)。続いて、衛星画像配信サーバ11は、その衛星画像配信注文データ85に含まれている画像領域決定データによって指定される領域の衛星画像データを衛星画像DB12から抽出し(ステップS26)、その抽出した衛星画像データを配信した場合の課金を算定する(ステップS27)。
なお、衛星画像配信注文データ85に含まれている画像領域決定データによって指定される領域の衛星画像データが衛星画像DB12に存在しなかった場合には、衛星画像配信サーバ11は、衛星画像受信センタ16(図1参照)を介して人工衛星17に対し、新たな領域の衛星画像の撮影を指示し、その指示に従って撮影された衛星画像を衛星画像DB12に登録する。
さらに、衛星画像配信サーバ11は、衛星画像DB12から抽出した衛星画像を、ステップS25で採番した注文IDに関連付けて保管する(ステップS28)とともに、その注文IDおよびステップS27で算定した課金の課金データを含んだ注文決定確認データ92(図9(b)参照)を利用者端末13へ配信する(ステップS29)。
なお、衛星画像配信サーバ11は、衛星画像を注文IDに関連付けて保管するときには、図9(a)に示すような注文管理テーブル91を作成する。図9(a)において、衛星画像データ管理IDは、ステップS26で抽出された衛星画像データを識別するIDである。また、課金金額は、ステップS27で算定された課金の金額である。また、画像種別、出力媒体、画像枚数などのデータは、当該注文IDが採番されたときの衛星画像配信注文データ85(図8(b)参照)に付されていたデータである。
また、図9(b)に示す注文決定確認データ92は、衛星画像配信サーバ11において衛星画像配信の注文が受付けられ、衛星画像データの配信準備ができたことを、利用者端末13に通知するためのデータである。図9(b)において、データ識別情報は、後続するデータが注文決定確認データ92であることを識別する情報である。そして、そのデータ識別情報の後には、衛星画像データ管理ID以外の注文管理テーブル91で管理されているデータが添付される。
利用者端末13は、その注文IDおよび課金データを含んだ注文決定確認データ92を受信すると(ステップS16)、その受信した注文決定確認データ92に含まれる注文ID、課金などのデータを、利用者端末13に付属する表示装置に表示する(ステップS17)。利用者は、その表示を見ることによって、注文ID、配信料金(課金金額)などを知り、また、衛星画像データの配信準備ができたことを知る。
そこで、利用者は、配信を求めた衛星画像を取得するために、衛星画像出力端末14のキーボードなどの入力装置から注文IDを入力する。すなわち、図10に示すように、衛星画像出力端末14は、利用者の注文IDの入力を受け付け(ステップS31)、その注文IDを含んだ衛星画像配信要求データを衛星画像配信サーバ11へ送信する(ステップS32)。
衛星画像配信サーバ11は、その衛星画像配信要求データを受信すると(ステップS41)、その衛星画像配信要求データに含まれている注文IDに関連付けられた衛星画像データを抽出する(ステップS42)。すなわち、衛星画像配信サーバ11は、衛星画像配信要求データに含まれている注文IDと同じ注文IDを有する注文管理テーブル91から衛星画像データ管理IDを抽出し、その衛星画像データ管理IDで管理されている衛星画像データを抽出する。また、その注文管理テーブル91からは、衛星画像データ管理IDの抽出と併せて、課金金額も抽出し、衛星画像配信サーバ11は、その課金金額を課金データとして衛星画像出力端末14へ配信する(ステップS43)。なお、その課金データと併せて、画像種別、出力媒体、画像枚数などのデータも配信する。
衛星画像出力端末14は、その課金データを受信し、その課金データを配信料金として表示装置に表示する(ステップS33)。そこで、利用者は、その表示された配信料金に相当する金額の貨幣を、衛星画像出力端末14に付属している現金投入口に投入する。衛星画像出力端末14は、その投入を確認すると、配信料金投入の確認を衛星画像配信サーバ11へ通知する(ステップS34)。
衛星画像配信サーバ11は、その配信料金投入確認の通知を確認すると(ステップS44)、ステップS42で抽出した衛星画像データを、そのとき通信中の衛星画像出力端末14へ配信する(ステップS45)。
衛星画像出力端末14は、その衛星画像データを受信するとともに(ステップS35)、利用者に対し出力媒体の準備を促すメッセージを表示装置に表示する。ここで、出力媒体の準備とは、プリンタに紙をセットしたり、電子媒体(CD、MO、USBメモリ、メモリカードなど)を駆動装置にセットしたりすることをいう。なお、その準備すべき出力媒体は、課金データとともに配信されたデータによって指定されている。
衛星画像出力端末14は、利用者による出力媒体の準備を確認すると(ステップS36)、受信した衛星画像データを指定された出力媒体へ出力する(ステップS37)。以上のようにして、利用者は、印刷された衛星画像や、電子媒体に記録された衛星画像データを取得することができる。
なお、利用者端末13が衛星画像出力端末14を兼ねている場合には、現金の投入は必ずしも必要ではなく、例えば、パソコンを用いた商取引で一般的に用いられているクレジットカードを用いた決済を利用してもよい。また、その場合、利用者が出力媒体として、ダウンロードを指定したときには(図7(a)参照)、衛星画像データは、利用者端末13の記憶装置(通常は、ハードディスク装置)に格納される。
以上、本実施形態によれば、利用者は、衛星画像または衛星画像データを取得する前に概略の衛星画像を得ることができ、その概略の衛星画像の中には、利用者が指定する複数の地点の位置が示されるので、その指定した地点が衛星画像に含まれるか否かを容易に確認することができる。また、そのときには、衛星画像の配信料金が利用者端末に表示され、また、利用者は、概略の衛星画像を見ながら、配信を求める衛星画像の領域を指定し直すことができるので、利用者は、配信料金に応じて、適宜、衛星画像の領域を調整することができるようになる。また、その衛星画像の領域の指定においては、地図は一切必要とされない。
本発明の実施形態に係る衛星画像配信システムの全体構成の例を示した図。 衛星画像配信サーバの機能ブロックの構成の例を示した図。 利用者端末の機能ブロックの構成の例を示した図。 衛星画像出力端末の機能ブロックの構成の例を示した図。 本発明に係る衛星画像配信システムの利用形態の例を示した図。 衛星画像配信サーバおよび利用者端末の衛星画像配信に係る全体処理フローの例を示した図。 (a)画像領域指定データ入力受付画面の例、および、(b)衛星画像配信予約データの構成の例を示した図。 (a)概略衛星画像表示画面の例、および、(b)衛星画像配信注文データの構成の例を示した図。 (a)注文管理テーブルの構成の例、および、(b)注文決定確認データの構成の例を示した図。 衛星画像配信サーバおよび衛星画像出力端末の衛星画像配信に係る全体処理フローの例を示した図。
符号の説明
10 衛星画像配信センタ
11 衛星画像配信サーバ
12 衛星画像DB
13 利用者端末
14 衛星画像出力端末
15 通信ネットワーク
16 衛星画像受信センタ
17 人工衛星
70 画像領域指定データ入力受付画面
80 概略衛星画像表示画面
110 処理制御部
111 衛星画像配信予約受付部
112 概略画像データ配信部
113 衛星画像配信注文受付部
114 注文ID配信部
115 衛星画像配信要求受付部
116 課金データ配信部
117 衛星画像データ配信部
118 衛星画像DB検索部
119 概略画像データ抽出部
120 注文衛星画像データ抽出部
121 注文衛星画像データ管理部
122 課金算定部
123 撮影要求部
130 処理制御部
131 画像領域指定データ受付部
132 概略画像・課金データ表示部
133 画像領域決定データ受付部
134 注文ID表示部
135 衛星画像配信予約データ送信部
136 概略画像・課金データ受信部
137 衛星画像配信注文データ送信部
138 注文ID受信部
140 処理制御部
141 注文ID入力受付部
142 課金データ表示部
143 料金投入確認部
144 出力媒体準備確認部
145 衛星画像データ出力部
146 衛星画像配信要求データ送信部
147 課金データ受信部
148 衛星画像データ受信部
150 出力装置

Claims (3)

  1. 衛星画像データを蓄積した衛星画像DBと、利用者端末と、衛星画像出力端末と、前記利用者端末からの求めに応じた衛星画像データを前記衛星画像DBから抽出して、前記衛星画像出力端末に配信する衛星画像配信サーバ装置と、を含んで構成された衛星画像配信システムであって、
    前記利用者端末は、
    複数地点の緯度・経度のデータからなる画像領域指定データの入力を受付け、その画像領域指定データを添付した衛星画像配信予約データを前記衛星画像配信サーバ装置へ送信する配信予約データ送信手段と、
    前記衛星画像配信サーバ装置から配信される前記複数地点が含まれた領域の衛星画像データに係る衛星画像の概略画像と衛星画像配信に係る概算料金とを受信し、前記受信した概略画像と前記概算料金とを表示する概略画像表示手段と、
    前記表示された概略画像に基づき、配信を求める衛星画像の領域を決定するための画像領域決定データの入力を受付け、その受付けた画像領域決定データを添付した衛星画像配信注文データを前記衛星画像配信サーバ装置へ送信する配信注文データ送信手段と、
    を備え、
    前記衛星画像配信サーバ装置は、
    前記利用者端末から送信される、前記画像領域指定データが添付された衛星画像配信予約データを受信し、その画像領域指定データに含まれる緯度・経度のデータによって指定される複数地点が含まれた領域の衛星画像データを、前記衛星画像DBから抽出し、その抽出した衛星画像データに係る衛星画像の概略画像と衛星画像配信に係る概算料金とを前記利用者端末に配信する概略画像配信手段と
    前記利用者端末から送信される前記衛星画像配信注文データを受信し、前記画像領域決定データによって指定される領域の衛星画像データを、前記衛星画像DBから抽出し、その抽出した衛星画像データを注文衛星画像データとして、前記衛星画像配信注文データの識別データである注文IDと関連付けて管理するとともに、前記注文IDを前記利用者端末に配信する注文衛星画像データ管理手段と、
    前記衛星画像出力端末から送信される、前記注文IDが添付された衛星画像配信要求データを受信し、その注文IDに関連付けて前記注文衛星画像データ管理手段により管理されている前記注文衛星画像データを、前記衛星画像配信要求データを送信した衛星画像出力端末へ配信する注文衛星画像データ配信手段と、
    を備え、
    前記衛星画像出力端末は、
    前記注文IDの入力を受付け、その注文IDを添付した衛星画像配信要求データを、前記衛星画像配信サーバ装置へ送信する衛星画像配信要求データ送信手段と、
    前記衛星画像配信サーバ装置から配信される前記注文衛星画像データを受信し、前記受信した注文衛星画像データを出力する衛星画像データ出力手段と、
    を備えること
    を特徴とする衛星画像配信システム。
  2. 衛星画像データを蓄積した衛星画像DBと、利用者端末と、衛星画像出力端末と、に接続され、前記利用者端末からの求めに応じた衛星画像データを、前記衛星画像DBから抽出して、前記衛星画像出力端末に配信する衛星画像配信サーバ装置であって、
    前記利用者端末から送信される、複数地点の緯度・経度のデータを含む画像領域指定データが添付された衛星画像配信予約データを受信し、その画像領域指定データに含まれる緯度・経度のデータによって指定される複数地点が含まれた領域の衛星画像データを、前記衛星画像DBから抽出し、その抽出した衛星画像データに係る衛星画像の概略画像と衛星画像配信に係る概算料金とを前記利用者端末に配信する概略画像配信手段と
    前記利用者端末から送信される、配信を求める衛星画像の領域を決定するための画像領域決定データが添付された衛星画像配信注文データを受信し、前記画像領域決定データによって指定される領域の衛星画像データを、前記衛星画像DBから抽出し、その抽出した衛星画像データを注文衛星画像データとして、前記衛星画像配信注文データの識別データである注文IDと関連付けて管理するとともに、前記注文IDを前記利用者端末に配信する注文衛星画像データ管理手段と、
    前記衛星画像出力端末から送信される、前記注文IDが添付された衛星画像配信要求データを受信し、その注文IDに関連付けて前記注文衛星画像データ管理手段により管理されている前記注文衛星画像データを、前記衛星画像配信要求データを送信した衛星画像出力端末へ配信する注文衛星画像データ配信手段と、
    を備えること
    を特徴とする衛星画像配信サーバ装置。
  3. 衛星画像データを蓄積した衛星画像DBと、利用者端末と、衛星画像出力端末と、前記利用者端末からの求めに応じた衛星画像データを前記衛星画像DBから抽出して、前記衛星画像出力端末に配信する衛星画像配信サーバ装置と、を含んで構成された衛星画像配信システムにおいて実行される衛星画像配信方法であって、
    前記利用者端末は、
    複数地点の緯度・経度のデータからなる画像領域指定データの入力を受付けると、その画像領域指定データを添付した衛星画像配信予約データを前記衛星画像配信サーバ装置へ送信し、
    前記衛星画像配信サーバ装置は、
    前記衛星画像配信予約データを受信すると、その画像領域指定データに含まれる緯度・経度のデータによって指定される複数地点が含まれた領域の衛星画像データを、前記衛星画像DBから抽出し、その抽出した衛星画像データに係る衛星画像の概略画像と衛星画像配信に係る概算料金とを前記利用者端末に配信し、
    前記利用者端末は、
    前記衛星画像の概略画像と前記概算料金とを受信すると、前記複数地点の位置が示された概略画像と前記概算料金とを表示装置に表示し、その表示された概略画像に基づき、配信を求める衛星画像の領域を決定するための画像領域決定データの入力を受付け、その受付けた画像領域決定データを添付した衛星画像配信注文データを、前記衛星画像配信サーバ装置へ送信し、
    前記衛星画像配信サーバ装置は、
    前記衛星画像配信注文データを受信すると、前記画像領域決定データによって指定される領域の衛星画像データを、前記衛星画像DBから抽出し、その抽出した衛星画像データを注文衛星画像データとして、前記衛星画像配信注文データの識別データである注文IDと関連付けて管理するとともに、前記注文IDを前記利用者端末に配信し、
    前記衛星画像出力端末は、
    前記注文IDの入力を受付けると、その注文IDを添付した衛星画像配信要求データを、前記衛星画像配信サーバ装置へ送信し、
    前記衛星画像配信サーバ装置は、
    前記注文IDが添付された衛星画像配信要求データを受信すると、その注文IDに関連付けて管理している前記注文衛星画像データを、前記衛星画像配信要求データを送信した衛星画像出力端末へ配信すること
    を特徴とする衛星画像配信方法。
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