JP5128016B1 - 放電加工機及び放電加工方法 - Google Patents

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Abstract

放電中の放電電圧の最大値は電極がワークを貫通した後の放電電圧と差が小さいワークにおいて電極の貫通を検出するために、本発明では、電極(1a)とワークとの間に電圧を印加して放電を発生させつつ電極(1a)を指令深さ(188)まで移動させてワーク(W)に穴加工を施す放電加工機において、穴加工の実行中に所定の期間ごとに放電の最小電圧を検出する放電電圧検出部(7)と、放電電圧検出部(7)が検出した最小電圧が貫通判定電圧(181)よりも高い状態が貫通判定継続時間(182)以上継続した場合に電極(1a)がワーク(W)を貫通したと判断する貫通検出部(6)を備える構成とした。
【選択図】図1

Description

本発明は、放電加工機及び放電加工方法に関する。
放電加工によってワークに穴を貫通させる加工においては、加工中に電極が消耗するため、電極の消耗量を見込んで電極の送り量を設定する必要がある。
電極の消耗は常に一定ではないため、穴がワークを貫通しないまま加工を終えてしまうことを防ぐには電極の消費量を多めに見込まなければならない。しかし、ワークを貫通した後に電極を突出させる量が大きいと穴の縁がだれてしまうため、必要以上に電極の突出量を大きくすることは好ましくない。
さらに、間隔を空けて重なった2枚の板の上側の板のみに穴を開けるような加工の場合では、上側の板を貫通した電極を必要以上に突出させると、電極が下側の板と干渉してしまう。
このような事象の発生を防止するためには、電極がワークを貫通した位置を正確に検出する必要がある。
特許文献1には、電極が加工中で下降位置更新を検出している状態で最大電圧を比較し、規定電圧値以上に高くなる事象が規定回数以上連続した場合に、放電により生成した穴が貫通したと判定する技術が開示されている。
特開2005−144651号公報
上記従来の技術は、加工中に最大電圧が下がっていくことを前提としているが、加工中に最大電圧が下がりきらない場合、貫通後の最大電圧とほぼ同じとなり判断がつかないことになるという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、電極がワークを貫通した位置を高い精度で検出できる放電加工機及び放電加工方法を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、電極とワークとの間に電圧を印加して放電を発生させつつ電極を指令深さまで移動させてワークに穴加工を施す放電加工装置であって、電極がワークを貫通したか否かの判断に用いる貫通判定電圧及び貫通判定継続時間と、ワークを貫通後の電極の突き出し量の決定に用いる第1突き出し量と、指令深さとが予め記憶される記憶部と、電極の現在位置を検出する現在座標検出部と、穴加工の実行中に所定の期間ごとに放電の最小電圧を検出する放電電圧検出部と、放電電圧検出部が検出した最小電圧が貫通判定電圧よりも高い状態が貫通判定継続時間以上継続した場合に電極が前記ワークを貫通したと判断する貫通検出部と、電極がワークを貫通したと貫通検出部が判断した時点で、現在座標検出部が検出した電極の現在位置に第1突き出し量を加算した位置を算出し、記憶部に記憶されている指令深さを算出した位置で更新する演算部とを備え、指令深さが更新された場合には、電極を現在位置から更新後の指令深さまで移動させることを特徴とする。
本発明にかかる放電加工機及び放電加工方法は、電極がワークを貫通した位置を高い精度で検出でき、ワークを貫通した電極がワークから突き出る量を必要十分な量に抑えることができるという効果を奏する。
図1は、本発明にかかる放電加工機の実施の形態1の構成を示す図である。 図2Aは、放電開始位置からの電極の送り量の変化の一例を示す図である。 図2Bは、放電電圧の変化の一例を示す図である。 図3Aは、放電開始位置からの電極の送り量の変化の別の一例を示す図である。 図3Bは、放電電圧の変化の別の一例を示す図である。 図4Aは、放電開始位置からの電極の送り量の変化のさらに別の一例を示す図である。 図4Bは、放電電圧の変化のさらに別の一例を示す図である。 図5は、実施の形態にかかる放電加工機の貫通判定動作の流れを示す図である。 図6Aは、加工中の放電加工機のモニタ画面の一例を示す図である。 図6Bは、加工中の放電加工機のモニタ画面の一例を示す図である。 図7は、加工終了後の放電加工機のモニタ画面の一例を示す図である。 図8は、貫通判定電圧と貫通判定継続時間との関係を示す図である。 図9は、本発明にかかる放電加工機の実施の形態2の構成を示す図である。
以下に、本発明にかかる放電加工機及び放電加工方法の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明にかかる放電加工機の実施の形態1の構成を示す図である。本実施の形態にかかる放電加工機は、加工ヘッド1、送り機構2、加工槽3、放電発生部4、放電検出部5、貫通検出部6、放電電圧検出器7、貫通判定電圧・放電電圧比較部8、継続時間検出部9、現在座標検出部10、指令深さ・現在位置比較部11、加工終了判断部12、最深位置記憶部13、抜け際候補位置判定部14、抜け際候補位置有無判定部15、演算部16、演算開始指令部17、記憶部18、貫通位置記憶部19及び加工制御部20を有する。
記憶部18は、貫通判定電圧181、貫通判定継続時間182、抜け際判定値183、第1突き出し量184、第2突き出し量185、抜け際候補位置186、貫通検出位置187、指令深さ188及び最深位置189を記憶する。
加工槽3にはワーク保持台31が設置されている。ワーク保持台31にはワークWが載置され、加工液32中に浸漬されている。
加工ヘッド1には電極1aが設置されている。電極1aとワーク保持台31との間に放電発生部4によって電圧が印加されることにより、電極1aとワークWとの間で放電が発生し、ワークWの加工が行われる。送り機構2が加工ヘッド1を移動させることにより電極1aの位置が変化する。電極1とワークWとの間の放電は、放電検出部5によって検出され、放電が発生したことは貫通検出部6に通知される。
電極1aとワーク保持台31との間に印加される電圧の電圧値(放電電圧)は、放電電圧検出部7によって検出される。貫通判定電圧・放電電圧比較部8は、放電電圧検出部7が検出した放電電圧の所定期間中(貫通判定の1周期中)の最小値と記憶部18に記憶されている貫通判定電圧181とを比較し、比較結果を継続時間検出部9に出力する。
放電電圧検出部7が放電電圧を検出するたびに検出結果を出力する場合には、貫通判定の1周期分の放電電圧の測定結果を全て貫通判定電圧・放電電圧比較部8へ入力し、貫通判定電圧・放電電圧比較部8が貫通判定の1周期中の放電電圧の最小値を選出して貫通判定電圧181と比較するようにしても良い。また、放電電圧検出部7と貫通判定電圧・放電電圧比較部8との間に不図示の最小放電電圧検出部を設けて、貫通判定の1周期中の放電電圧の最小値のみを貫通判定電圧・放電電圧比較部8へ入力し、貫通判定電圧181と比較するようにしても良い。一方、放電電圧検出部7が、検出結果を所定時間ごと(サンプリング周期ごと)に出力する場合には、放電電圧の最小値のみを貫通判定電圧・放電電圧比較部8へ出力するようにしても良い。
継続時間検出部9は、放電電圧の最小値が貫通判定電圧181を上回った状態が継続した時間を計測する。貫通検出部6は、継続時間検出部9が計測した時間が貫通判定継続時間182を上回った場合に、電極1aがワークWを貫通したと判断する。すなわち、貫通検出部6は、放電電圧検出部7が検出した最小電圧が予め設定された貫通判定電圧181よりも高い状態が所定期間(貫通判定継続時間182以上)継続した場合に電極1aがワークWを貫通したと判断する。貫通判定部6は、貫通検出結果を演算開始指令部17へ出力する。
現在座標検出部10は、加工ヘッド1(電極1a)の現在の座標位置を検出する。指令深さ・現在位置比較部11は、現在座標検出部10が検出した電極1aの現在位置と記憶部18に記憶されている指令深さ188とを比較する。加工終了判断部12は、指令深さ・現在位置比較部11の判断結果に基づいて加工が終了するか否かを判断する。
最深位置記憶部13は、現在座標検出部10が検出した現在の座標位置を基に、電極1aが指令深さ188に最も近づいた位置を最深位置189として記憶部18に記憶させる。
抜け際候補位置判定部14は、記憶部18に記憶された最深位置189と抜け際判定値183と、現在座標検出部10から入力される現在の座標位置とを基に、最深位置189が抜け際の候補となる位置であるか否かを判定する。抜け際候補位置判定部14は、最深位置189が抜け際の候補となる位置である場合には、抜け際候補位置186として記憶部18に記憶させる。抜け際候補位置有無判定部15は、記憶部18に抜け際候補位置186が記憶されているか否かを判定し、判定結果を演算部16に出力する。
演算開始指令部17は、貫通検出部6から入力される貫通検出結果に応じて演算部16に演算開始指令を出力する。演算部16は、記憶部18に記憶されている第1突き出し量184、第2突き出し量185、抜け際候補位置186、貫通検出位置187及び抜け際候補位置有無判定部15から入力される判定結果に基づいて指令深さ188を算出し、記憶部18に記憶させる。
貫通位置記憶部19は、貫通検出部6から入力される貫通検出結果に基づき、貫通が検出された際には、現在座標検出部10から入力される現在の座標位置によって特定される位置を貫通検出位置187として記憶部18に記憶させる。
加工制御部20は、NCプログラムを実行することにより送り機構2や放電発生部4に指令を送り、加工ヘッド1(電極1a)を移動させたり、電極1aとワークWとの間の放電のON/OFFを切り替えたりする。加工制御部20による制御により、放電加工機はワークWを加工する。
図2Aは、放電開始位置からの電極の送り量の変化の一例を示す図であり、横軸はプログラムスタートからの時間(sec)、縦軸はワーク上面からの深さ方向への送り量(mm)を表している。図2Bは、放電電圧の変化の一例を示す図であり、横軸はプログラムスタートからの時間(sec)、縦軸は電圧(V)を表している。プログラムスタートから60秒強経過した頃、放電パルスや電圧の変化などから電極1aがワークWを突き抜ける前に加工制御部20は加工不安定を検出し、電極1aを一旦上昇させる制御を行っている。その後、加工制御部20はプログラムスタートから70秒ほど経過した時点から電極1aを再び下降させ、深さ方向の送り量がある値に到達した時点(プログラムスタートから80秒強経過した時点)よりも後では放電がほとんど発生しなくなり、放電電圧が上昇する。
このとき、放電電圧の最小値の推移を見ると、加工中はある一定のレベルで推移しているが、電極1aがワークWを貫通すると高い値が維持される。したがって、放電電圧の最小値が一定値以上となった時点で貫通を検出できる。
また、上記のように加工制御部20が電極1aの上昇動作を行った場合には、電極1aが過去の時点で現在の電極の位置よりも深い位置まで送られていた可能性がある。したがって、電極1aがワークWを突き抜ける直前の深さを検出することで、貫通位置も正確に検出できる。すなわち、加工中に電極1aの最深位置189をリアルタイムに更新して記憶することにより、抜け際候補位置判定部14は、最深位置189と現在位置との所定値以上の差があれば、その時点での最深位置189を抜け際候補位置186とすることができる。
図3Aは、放電開始位置からの電極の送り量の変化の別の一例を示す図であり、横軸はプログラムスタートからの時間(sec)、縦軸はワーク上面からの深さ方向への送り量(mm)を表している。図3Bは、放電電圧の変化の別の一例を示す図であり、横軸はプログラムスタートからの時間(sec)、縦軸は電圧(V)を表している。電極1aがワークWを突き抜ける前に放電電圧が低下していないため、加工制御部20は電極1aの上昇動作を行っていない。この例では、放電中の放電電圧の最大値は電極1aがワークWを貫通した後の放電電圧と差が小さい。したがって、このような加工条件においては、放電電圧の最大値に基づいて貫通を判断する特許文献1の手法では、電極がワークを貫通したことを検出できない。しかし、本実施の形態では、放電電圧の最小値に基づいて貫通を判断するため、このような加工条件においても電極1aがワークWを貫通したことを検出できる。
図4Aは、放電開始位置からの電極の送り量の変化のさらに別の一例を示す図であり、横軸はプログラムスタートからの時間(sec)、縦軸はワーク上面からの深さ方向への送り量(mm)を表している。図4Bは、放電電圧の変化のさらに別の一例を示す図であり、横軸はプログラムスタートからの時間(sec)、縦軸は電圧(V)を表している。電極1aがワークWを突き抜ける前に放電電圧が低下していないため、加工制御部20は電極1aの上昇動作を行っていない。この例においても、放電中の放電電圧の最大値は電極1aがワークWを貫通した後の放電電圧と差が小さい。したがって、このような加工条件においては、放電電圧の最大値に基づいて貫通を判断する特許文献1の手法では、電極がワークを貫通したことを検出できない。しかし、本実施の形態では、放電電圧の最小値に基づいて貫通を判断するため、このような加工条件においても電極1aがワークWを貫通したことを検出できる。
図5は、実施の形態にかかる放電加工機の貫通判定動作の流れを示す図である。図5に基づいて放電加工機の貫通判定動作について説明する。なお、以下の説明において、「深い」とは電極1aが指令深さ(目標座標)に近づいた状態にあることを意味し、深さの値(座標値)が大きくなることは電極1aが指令深さに近づくことを意味する。
加工を開始するのに先立って、初期設定(記憶部18に指令深さ188、第1突き出し量184、第2突き出し量185、貫通判定電圧181、抜け際判定値183及び貫通判定継続時間182の登録)をする(ステップS101)。
その後、加工制御部20はNCプログラムを実行して加工を開始する(ステップS102)。
加工が開始されると、指令深さ・現在位置比較部11は、現在位置検出部10から入力される現在の座標位置と指令深さ188とを比較する(ステップS103)。指令深さ188が現在の座標位置以上(電極1aが指令深さ188以上深い位置にある)のであれば(ステップS103/Yes)、加工を終了する。
指令深さ188が現在の座標位置未満(電極1aが指令深さ188よりも浅い位置にある)のであれば(ステップS103/No)、電極1aとワークWとの間の放電を放電検出部5が検出したかを確認する(ステップS104)。放電検出部5が放電を検出していなければ(ステップS104/No)、放電を検出するまでステップS104を繰り返す。
放電検出部5が放電を検出したならば(ステップS104/Yes)、放電電圧検出部7は、電極1aとワークWとの間の放電電圧を検出する(ステップS105)。
続いて、最深位置記憶部13は、現在位置検出部10が検出した電極1aの現在位置座標が最深位置を更新しているかを判断する(ステップS106)。最深位置を更新している場合には(ステップS106/Yes)、記憶部18に記憶されている最深位置189を上書きする(ステップS107)。その後、貫通判定電圧・放電電圧比較部8は、放電電圧の最小値が貫通判定電圧181以上であるかを確認する(ステップS108)。放電電圧の最小値が貫通判定電圧181以上である場合には(ステップS108/Yes)、放電電圧の最小値が貫通判定電圧以上となった継続時間を測定間隔分増加させる(ステップS109)。その後、継続時間が記憶部18に記憶されている貫通判定継続時間182以上であるかを貫通検出部6が判断する(ステップS110)。放電電圧の最小値が貫通判定電圧以上となった継続時間が記憶部18に記憶されている貫通判定継続時間182以上であれば(ステップS110/Yes)、貫通検出部6は電極1aがワークWを貫通したと判断する(ステップS111)。
最深位置を更新していない場合には(ステップS106/No)、抜け際候補位置判定部14は、現在の座標値が最深位置に抜け際判定値183加えた座標値以上であるかを判断する(ステップS115)。現在の座標値が最深位置に抜け際判定値183を加えた座標値以上である場合は(ステップS115/Yes)、最深位置を抜け際候補位置186として記憶部18に記憶させる(ステップS116)。現在の座標値が最深位置に抜け際判定値183を加えた座標値未満の場合は(ステップS115/No)、ステップS103へ進む。
また、放電電圧の最小値が貫通判定電圧181未満である場合は(ステップS108/No)、継続時間をゼロにする(ステップS117)。その後、ステップS103へ進む。なお、ここでは放電電圧の最小値が貫通判定電圧未満となった時点で継続時間をゼロとしているが、ノイズ対策として、一定時間中に放電電圧の最小値が貫通判定電圧181未満となった回数が所定回数以下の場合には継続時間をゼロとしないように動作させることも可能である。
電極1aがワークWを貫通したことを貫通検出部6が検出した後、抜け際候補位置有無判定部15は、記憶部18に抜け際候補位置186が記憶されているか否かを判定する(ステップS112)。記憶部18に抜け際候補位置186が記憶されているならば(ステップS112/有)、演算開始指令部17は、抜け際候補位置186と第1の突き出し量184とを加算した座標位置を算出し、指令深さ188として記憶部18に記憶させる(ステップS113)。記憶部18に抜け際候補位置186が記憶されていないならば(ステップS112/無)、演算開始指令部17は、貫通検出位置187と第2の突き出し量185とを加算した座標位置を算出し、指令深さ188として記憶部18に記憶させる(ステップS114)。
ステップS113又はステップS114で指令深さ188が更新された後は、ステップS103では更新後の指令深さ188に基づいて判断がなされる。これにより、更新後の指令深さ188が現在の座標位置よりも大きくなった(電極1aが指令深さ188よりも深い位置に達した)時点で(ステップS103/Yes)、加工が終了する。
図6A、図6Bは、加工中の放電加工機のモニタ画面の一例を示す図である。ワークWは加工液32に浸っているため、電極1aがワークWを貫通したかどうかを加工中に目視で確認することは難しい。しかし、本実施の形態では、貫通検出部6が貫通を検出した際にその旨を加工中のモニタ画面60に表示するため、加工中に穴が貫通したか否かをユーザが即座に認識できる。例えば、図6Aに示すように、穴の貫通を検出する前は、貫通検出表示アイコン61を非表示状態にしておき、穴が貫通したことを検出した時点で、図6Bに示すように貫通検出表示アイコン61を表示状態に変更することで、加工中であっても穴が貫通したことをユーザが即座に認識できる。
図7は、加工終了後の放電加工機のモニタ画面の一例を示す図である。加工終了後のモニタ画面70にはワークWの平面図が表示され、貫通を検出して穴加工を終了した穴、貫通を検出せずに穴加工を終了した穴が色やマークの違いなどによって区別して表示される。すなわち、指令深さ188が更新されて穴加工を終了したか否かを記憶し、区別して表示する。図7では、正常に貫通検出して穴加工を終了した穴を□印、未加工の穴を○印、貫通を検出せずに穴加工を終了した穴を△印で示している。これにより、加工を終了した穴が貫通しているか否かを後で容易に確認することができる。なお、貫通を検出せずに穴加工を終了した穴に対して再度穴加工を行う操作を加工終了後のモニタ画面70上で行えるようにしても良い。このようにすれば、貫通していない穴に対する再加工を容易に行える。
図8は、貫通判定電圧と貫通判定継続時間との関係を示す図である。貫通判定電圧181が高いほど貫通を検出しにくく、貫通判定電圧181が低いほど貫通を検出しやすい。また、貫通判定継続時間182が長いほど貫通を検出しにくく、貫通判定継続時間182が短いほど貫通を検出しやすい。よって、図8においては、右方向や上方向に行くほど穴の貫通を検出しにくい条件を表し、左方向や下方向に行くほど穴の貫通を検出しやすい条件を表す。また、図8は、積層ワーク加工(複数のワークWを重ねて行う穴加工)の場合は、貫通判定継続時間182を長く設定することが好ましいことを示しており、傾斜ワーク加工(ワークWが電極1aに対して傾きを有する穴加工)の場合には貫通判定電圧181を低く設定することが好ましいことを示している。
貫通判定電圧や貫通判定継続時間の値を、ワークWの材料や形状、電極1aの太さ、加工電圧などに応じて適宜変更することで、抜け際や貫通の検出精度を高めることができる。例えば、穴の出口側が斜めになる形状のワークWの場合には、検出感度を下げる(貫通判定電圧を下げる)ことで、貫通をより早く正確に検出できる。また、複数のワークWを積層させて一度の加工で穴を形成する場合、ワーク同士の間に僅かな隙間が生じるため、貫通判定継続時間を長くすることで、穴の貫通を正確に検出できる。
このように、本実施の形態にかかる放電加工機は、電極がワークを貫通する際の抜け際での放電電圧の上昇を、所定量以上かつ所定時間以上継続して検出した場合に電極がワークを貫通したと判断する。すなわち、ワークを貫通した電極がワークから突き出る量を必要十分な量に抑えることができる。このため、中空となっているワークの片側だけに穴を開けたい場合でも、ワークの片側を貫通した電極がワークのもう片方を加工してしまうことを防げる。
また、最深位置を抜け際候補位置として記憶することで、より正確に抜け際の位置を把握することができる。このため、加工穴の穴径を均一化するための突き出し量を正確に決定することができる。すなわち、確定した抜け際位置に対してさらに突き出す量を足した座標位置で加工を完了させることにより、精度良く穴加工を行える。穴加工では、電極をワークに突き入れる側の穴径(入口穴径)とワークを貫通した電極が突き出る側の穴径(出口穴径)とをできるだけ一致させることが重要であるが、出口穴径は電極がワークを貫通してから突き出す量に応じて変化するため、貫通後の突き出し量を一定にすることで出口穴径を安定させることができる。これにより、穴加工における不良(穴のだれ等)の発生が低減され、歩留まりが向上する。
また、ワークWの板厚を予め記憶部に記憶させておくことにより、電極の送り量とワークWの板厚とから電極の消耗量(消耗率)を演算部16で検出できるようにすることも可能である。例えば、ワークWの板厚が10mmで電極の送り量が11mmであるならば、電極の消耗量は1mm(消耗率10%)を検出できる。これにより、電極消耗をわざわざ計らなくとも、板厚と抜け際を検出した位置との差分から電極消耗長さが明確となるため、連続した穴加工でも次の穴への加工を速やかに行える。また、板厚が変化した場合でも必要となる電極長さを算出できる。
実施の形態2.
図9は、本発明にかかる放電加工機の実施の形態2の構成を示す図である。放電電圧平均化部21を有する点で実施の形態1と相違する。放電電圧平均化部21は、放電電圧検出部7が検出した放電電圧を基に一定時間の平均値(平均放電電圧)を出力する。本実施の形態において、貫通判定電圧・放電電圧比較部8は、放電電圧平均化部21から入力される平均放電電圧と貫通判定電圧181とを比較し、比較結果を継続時間検出部9へ出力する。この他については実施の形態1と同様である。
本実施の形態によれば、電極がワークを貫通したか否かを、放電電圧の平均値を基に判定するため、判定精度を高めることができる。
以上のように、本発明にかかる放電加工機及び放電加工方法は、電極がワークを貫通した位置を高精度に検出できる点で有用であり、特に、中空となっているワークの片側だけに穴を加工するのに適している。
1 加工ヘッド
2 送り機構
3 加工槽
4 放電発生部
5 放電検出部
6 貫通検出部
7 放電電圧検出部
8 貫通判定電圧・放電電圧比較部
9 継続時間検出部
10 現在座標検出部
11 指令深さ・現在位置比較部
12 加工終了判断部
13 最深位置記憶部
14 抜け際候補位置判定部
15 抜け際候補位置有無判定部
16 演算部
17 演算開始指令部
18 記憶部
19 貫通位置記憶部
20 加工制御部
21 放電電圧平均化部
31 ワーク保持台
32 加工液
60 加工中のモニタ画面
61 貫通検出表示アイコン
70 加工終了後のモニタ画面
181 貫通判定電圧
182 貫通判定継続時間
183 抜け際判定値
184 第1突き出し量
185 第2突き出し量
186 抜け際候補位置
187 貫通検出位置
188 指令深さ
189 最深位置

Claims (11)

  1. 電極とワークとの間に電圧を印加して放電を発生させつつ前記電極を指令深さまで移動させて前記ワークに穴加工を施す放電加工装置であって、
    前記電極が前記ワークを貫通したか否かの判断に用いる貫通判定電圧及び貫通判定継続時間と、前記ワークを貫通後の前記電極の突き出し量の決定に用いる第1突き出し量と、前記指令深さとが予め記憶される記憶部と、
    前記電極の現在位置を検出する現在座標検出部と、
    前記穴加工の実行中に所定の期間ごとに前記放電の最小電圧を検出する放電電圧検出部と、
    前記放電電圧検出部が検出した最小電圧が前記貫通判定電圧よりも高い状態が前記貫通判定継続時間以上継続した場合に前記電極が前記ワークを貫通したと判断する貫通検出部と、
    前記電極が前記ワークを貫通したと前記貫通検出部が判断した時点で、前記現在座標検出部が検出した前記電極の現在位置に前記第1突き出し量を加算した位置を算出し、前記記憶部に記憶されている前記指令深さを前記算出した位置で更新する演算部とを備え、
    前記指令深さが更新された場合には、前記電極を前記現在位置から更新後の前記指令深さまで移動させることを特徴とする放電加工機。
  2. 電極とワークとの間に電圧を印加して放電を発生させつつ前記電極を指令深さまで移動させて前記ワークに穴加工を施す放電加工装置であって、
    前記電極が前記ワークを貫通したか否かの判断に用いる貫通判定電圧及び貫通判定継続時間と、前記ワークを貫通後の前記電極の突き出し量の決定に用いる第1突き出し量と、前記指令深さとが予め記憶される記憶部と、
    前記電極の現在位置を検出する現在座標検出部と、
    前記穴加工の実行中に前記放電の電圧を検出する放電電圧検出部と、
    所定の期間ごとに前記放電電圧検出部が検出した前記放電の電圧の平均電圧を算出する放電電圧平均化部と、
    前記放電電圧平均化部が算出した平均電圧が前記貫通判定電圧よりも高い状態が前記貫通判定継続時間以上継続した場合に前記電極が前記ワークを貫通したと判断する貫通検出部と、
    前記電極が前記ワークを貫通したと前記貫通検出部が判断した時点で、前記現在座標検出部が検出した前記電極の現在位置に前記第1突き出し量を加算した位置を算出し、前記記憶部に記憶されている前記指令深さを前記算出した位置で更新する演算部とを備え、
    前記指令深さが更新された場合には、前記電極を前記現在位置から更新後の前記指令深さまで移動させることを特徴とする放電加工機。
  3. 前記電極が前記ワークを貫通し始めた抜け際状態であるか否かの判断に用いる抜け際判定値と、前記ワークを貫通後の前記電極の突き出し量の決定に用いる第2突き出し量とが前記記憶部に予め記憶され、
    前記電極が前記指令深さに最も近づいた最深位置を前記記憶部に記憶させる最深位置記憶部と、
    前記座標検出部が検出する現在位置が、前記記憶部に記憶された前記最深位置に前記抜け際判定値を加算した位置よりも前記指令深さに近い場合に、前記現在位置を抜け際候補位置として前記記憶部に記憶させる抜け際候補位置判定部とを備え、
    前記演算部は、前記電極が前記ワークを貫通したと前記貫通検出部が判断した時点で前記記憶部に前記抜け際候補位置が記憶されている場合には、前記記憶部に記憶されている前記指令深さを、前記抜け際候補位置に前記第2突き出し量を加算した位置で更新することを特徴とする請求項1又は2に記載の放電加工機。
  4. 前記指令深さを更新してから前記穴加工を終了した穴であるか否かを前記記憶部に記憶することを特徴とする請求項3に記載の放電加工機。
  5. モニタ画面上において、前記指令深さを更新してから前記穴加工を終了した穴と、前記指令深さを更新せずに前記穴加工を終了した穴とを区別して表示することを特徴とする請求項4に記載の放電加工機。
  6. 前記モニタ画面上に、前記指令深さを更新せずに前記穴加工を終了した穴に対する再加工を実行するボタンを表示することを特徴とする請求項5に記載の放電加工機。
  7. 前記穴加工中に、前記指令深さが更新されたことをリアルタイムに表示することを特徴とする請求項3に記載の放電加工機。
  8. 前記記憶部に予め記憶された前記ワークの板厚と、前記電極が前記指令深さに到達するまでの送り量とに基づいて、前記電極の消耗率を算出することを特徴とする請求項3に記載の放電加工機。
  9. 前記所定期間及び前記貫通判定電圧を任意に設定可能であることを特徴とする請求項3に記載の放電加工機。
  10. 電極とワークとの間に電圧を印加して放電を発生させつつ前記電極を指令深さまで移動させて前記ワークに穴加工を施す放電加工方法であって、
    前記電極が前記ワークを貫通したか否かの判断に用いる貫通判定電圧及び貫通判定継続時間と、前記ワークを貫通後の前記電極の突き出し量の決定に用いる第1突き出し量と、前記指令深さとを設定する工程と、
    前記電極の現在位置を検出する現在座標検出工程と、
    前記穴加工の実行中に所定の期間ごとに前記放電の最小電圧を検出する放電電圧検出工程と、
    前記放電電圧検出工程において検出した最小電圧が前記貫通判定電圧よりも高い状態が前記貫通判定継続時間以上継続した場合に前記電極が前記ワークを貫通したと判断する貫通検出工程と、
    前記貫通検出工程において前記電極が前記ワークを貫通したと判断した場合に、前記現在座標検出工程において検出した前記電極の現在位置に前記第1突き出し量を加算した位置を算出し、設定されている前記指令深さを前記算出した位置に基づいて更新する工程とを備え、
    前記指令深さを更新した場合には、前記電極を前記現在位置から更新後の前記指令深さまで移動させることを特徴とする放電加工方法。
  11. 前記電極が前記ワークを貫通し始めた抜け際状態であるか否かの判断に用いる抜け際判定値と、前記ワークを貫通後の前記電極の突き出し量の決定に用いる第2突き出し量とを予め設定する工程と、
    前記電極が前記指令深さに最も近づいた最深位置を記憶する最深位置記憶工程と、
    前記座標検出工程において検出する現在位置が、前記最深位置記憶工程において記憶された前記最深位置に前記抜け際判定値を加算した位置よりも前記指令深さの近い場合に、前記現在位置を抜け際候補位置として記憶する抜け際候補位置判定工程とを備え、
    前記貫通検出工程において前記電極が前記ワークを貫通したと判断した時点で前記抜け際候補位置が記憶されている場合には、該抜け際候補位置に前記第2突き出し量を加算した位置で前記指令深さを更新することを特徴とする請求項10に記載の放電加工方法。
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