JP5125591B2 - ホスト機器及びその制御方法 - Google Patents

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本発明は、ホスト機器及びその制御方法に関する。
従来より、プリンタなどのデバイスにおいて、ファームウェアを記憶しているメモリカードが接続されたとき、そのファームウェアをメモリカードから読み込んでメモリ上に展開して使用するものが知られている(例えば特許文献1参照)。
特開2005−94301号公報
この種のデバイスは、メモリ容量の少ないローエンド機種であることが多いが、メモリカードからファームウェアを読み込んでメモリ上に展開するためのダウンロードプログラムをデバイスに持たせる必要があるため、メモリ容量を十分少なくすることはできなかった。一方、十分なメモリ容量を持つパソコンのメモリに多数の機種に対応したファームウェアを保存しておき、このパソコンにデバイスが接続されたとき、パソコンがそのデバイスに対応するファームウェアを検索し、そのファームウェアをパソコンがデバイスにダウンロードすることが考えられる。この場合には、デバイスにダウンロードプログラムを持たせる必要がない。また、パソコンの代わりにホスト機器にデバイスが接続されたときにも、同様にしてファームウェアをホスト機器がデバイスにダウンロードすることも考えられる。
しかしながら、ホスト機器は、パソコンと比べてメモリ容量が少なく、それほど多数の機種に対応したファームウェアを保存しておく余裕がないため、利用できる機種が限定されるという問題が生じる。また、それらのファームウェアを必要とするデバイスを接続しない場合には、結果的に不要なデータがメモリに存在することになり、メモリの利用効率が悪いという問題も生じる。
本発明のホスト機器及びその制御方法は、ホスト機器の記憶容量が十分でないとしても、多数の機種のデバイスのいずれのデバイスもホスト機器に接続して利用可能な状態にすることを主目的とする。
本発明は、上述の目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明のホスト機器は、
複数のデバイスのうちのいずれのデバイスともデータのやり取りが可能なホスト機器であって、
データを一時的に記憶する記憶手段と、
前記複数のデバイスのうちのいずれのデバイスとも接続可能なデバイス接続手段と、
前記複数のデバイスのうちの所定のデバイスで自機(ホスト機器)を使用するときに必要となる自機対応プログラム及び該自機対応プログラムの前記所定のデバイスへのダウンロードプログラムを含むバイナリデータを記憶した外部記憶媒体を接続可能な媒体接続手段と、
前記媒体接続手段に前記外部記憶媒体が接続されたとき、前記バイナリデータを前記外部記憶媒体から前記記憶手段に記憶し、その後前記所定のデバイスが前記デバイス接続手段に接続されたとき、前記記憶手段に記憶された前記バイナリデータに含まれるダウンロードプログラムを実行して前記所定のデバイスへの前記自機対応プログラムのダウンロードを実行し、その後又は前記所定のデバイスの使用終了時に前記記憶手段から前記バイナリデータを消去する制御手段と、
を備えたものである。
このホスト機器では、複数のデバイスのうちのいずれかのデバイスを利用するに先立ち、その利用しようとするデバイスに対応したバイナリデータを記憶している外部記憶媒体が媒体接続手段に接続される。すると、ホスト機器は、そのバイナリデータを記憶手段に記憶する。その後、利用しようとするデバイスがデバイス接続手段に接続される。すると、ホスト機器は、記憶手段に記憶したバイナリデータに含まれるダウンロードプログラムを実行し、接続されたデバイスへの自機対応プログラムのダウンロードを実行し、その後又はそのデバイスの使用終了時に、記憶手段からバイナリデータを消去する。したがって、ホスト機器は、デバイスごとに必要となる自機対応プログラムを記憶手段にすべて記憶している必要はなく、利用しようとするデバイスに必要な自機対応プログラムを含むバイナリデータだけを記憶手段に記憶すればよいため、記憶手段の記憶容量は少なくて済む。しかも、複数のデバイスのいずれのデバイス、とりわけ自機対応プログラムを恒常的に保持しておらず自らそうしたプログラムをダウンロードすることもできないタイプのデバイスであっても、利用可能とすることができる。
本発明のホスト機器において、前記制御手段は、電源スイッチのオフ時を前記所定のデバイスの使用終了時とみなして前記記憶手段から前記バイナリデータを消去してもよい。こうすれば、次に電源スイッチをオンにしたときに記憶手段に不要なバイナリデータが残っていることがない。
本発明のホスト機器において、前記制御手段は、前記所定のデバイスと前記デバイス接続手段との接続が解除されたときを前記所定のデバイスの使用終了時とみなして前記記憶手段から前記バイナリデータを消去してもよい。こうすれば、記憶手段の空き容量を確保することができる。
本発明のホスト機器において、前記媒体接続手段と前記デバイス接続手段とは、一つの共通の接続手段として構成されていてもよい。こうすれば、媒体接続手段とデバイス接続手段とを個別に設ける必要がないため、コスト的に有利になりやすい
本発明のホスト機器において、前記デバイスは、スキャナ、タブレット又はデジタルカメラであり、前記ホスト機器は、プロジェクタであるとしてもよい。こうすれば、スキャナで読み取った原稿や写真をプロジェクタでスクリーンに投写したり、タブレットで作成されたイラストや絵画をプロジェクタでスクリーンに投写したり、デジタルカメラで撮影した映像をプロジェクタでスクリーンに投写したりすることができる。
本発明のホスト機器において、前記自機対応プログラムは、ファームウェア又はドライバであってもよい。
本発明のホスト機器の制御方法は、
データを一時的に記憶する記憶手段と、複数のデバイスのうちのいずれのデバイスとも接続可能なデバイス接続手段と、前記複数のデバイスのうちの所定のデバイスで自機(ホスト機器)を使用するときに必要となる自機対応プログラム及び該自機対応プログラムの前記所定のデバイスへのダウンロードプログラムを含むバイナリデータを記憶した外部記憶媒体を接続可能な媒体接続手段と、を備えたホスト機器を制御する方法であって、
(a)前記媒体接続手段に前記外部記憶媒体が接続されたとき、前記バイナリデータを前記外部記憶媒体から前記記憶手段に記憶するステップと、
(b)前記ステップ(a)の後前記所定のデバイスが前記デバイス接続手段に接続されたとき、前記記憶手段に記憶された前記バイナリデータに含まれるダウンロードプログラムを実行して前記所定のデバイスへの前記自機対応プログラムのダウンロードを実行し、その後又は前記所定のデバイスの使用終了時に前記記憶手段から前記バイナリデータを消去するステップと、
を含むものである。
このホスト機器の制御方法では、複数のデバイスのうちのいずれかのデバイスを利用するに先立ち、その利用しようとするデバイスに対応したバイナリデータを記憶している外部記憶媒体が媒体接続手段に接続される。すると、ホスト機器は、そのバイナリデータを記憶手段に記憶する。その後、利用しようとするデバイスがデバイス接続手段に接続される。すると、ホスト機器は、記憶手段に記憶したバイナリデータに含まれるダウンロードプログラムを実行し、接続されたデバイスへの自機対応プログラムのダウンロードを実行し、その後又はそのデバイスの使用終了時に、バイナリデータを記憶手段から消去する。したがって、ホスト機器は、デバイスごとに必要となる自機対応プログラムを記憶手段にすべて記憶している必要はなく、利用しようとするデバイスに必要な自機対応プログラムを含むバイナリデータだけを記憶手段に記憶すればよいため、記憶手段の記憶容量は少なくて済む。しかも、複数のデバイスのいずれのデバイス、とりわけ自機対応プログラムを恒常的に保持しておらず自らそうしたプログラムをダウンロードすることもできないタイプのデバイスであっても、利用可能とすることができる。なお、こうした制御方法において、上述した本発明のホスト機器が備える各種の構成によって奏される作用・機能を実現するためのステップを追加してもよい。
次に本発明を具現化した一実施形態について説明する。図1はホスト機器の一例であるプロジェクタ10の概略構成を表すブロック図である。
プロジェクタ10は、スクリーン28に画像を投写する画像投写部20と、この画像投写部20の各部を制御するメインコントローラ30とを備えている。なお、本実施形態では、プロジェクタ10は機種Aとする。
画像投写部20は、図示しないランプから出た光を赤(R)、緑(G)、青(B)の3色の光に分解し、各色の光がプリズム22の3面に対向して配置された透過型液晶パネル24R,24G,24Bをそれぞれ透過したあとプリズム22に入射し、このプリズム22で合成された各色の画像を投射レンズ26でスクリーン28上に表示する、いわゆる3LCD方式の機構である。ここで、プリズム22は、4つの直角プリズムを貼り合わせたものであり、その界面に赤色光を反射する誘電体多層膜と青色光を反射する誘電体多層膜とがX字状に形成されている。
メインコントローラ30は、各種制御やデータの計算・加工を行うCPU32と、各種処理プログラムを記憶したROM34と、一時的にデータを記憶したりデータを保存したりするRAM36と、ネットワークインタフェース38に通信回線を介して接続された外部機器とデータのやり取りを行うネットワークコントローラ40と、USBホストインタフェース42に接続されたUSBデバイス(例えばUSBメモリやスキャナ、タブレットなど)とデータのやり取りを行うUSBコントローラ44と、電源のオンオフを切り替える電源スイッチ46とを備えている。CPU32やROM34,RAM36,ネットワークコントローラ40,USBコントローラ44はバス48を介して接続されている。このメインコントローラ30は、USBホストインタフェース42に接続されたUSBデバイスから入力される画像信号に基づいて画像投写部20の各部を駆動することによりスクリーン28に画像を投写させる。また、メインコントローラ30は、USBホストインタフェース42に接続されたUSBメモリからバイナリデータをダウンロードしてRAM36に展開したり、該展開したバイナリデータに含まれるファームウェアやドライバなどをその後USBホストインタフェース42に接続されたUSBデバイスにダウンロードしたりする。
次に、プロジェクタ10の具体的な使用例について図2を用いて説明する。ここでは、USBデバイスである機種Xのスキャナ50と機種Yのスキャナ52のうちスキャナ50をプロジェクタ10のUSBホストインタフェース42に接続し、スキャナ50で読み取った原稿や写真をプロジェクタ10でスクリーン28に投写する場合(スキャン・トゥ・プロジェクタという)を例に挙げて説明する。図2は、スキャン・トゥ・プロジェクタを実行する場合の手順を示す説明図である。なお、機種Xのスキャナ50は、本体にファームウェアを恒常的に保持しておらず且つ自らファームウェアをダウンロードすることもできないタイプのローエンド機種であるため、ホスト機器(例えばプロジェクタ10)と接続したときにそのホスト機器にファームウェアをダウンロードしてもらう必要がある。
まず、ユーザは、USBメモリ60をパーソナルコンピュータ(PC)70に接続し、キーボードやマウスを使ってPC70にインストールされているウェブブラウザを起動し、インターネット経由で今回使用する機種Xのスキャナ50の各種ファームウェアを提供するウェブサーバ80に接続する(ステップS1)。なお、機種Xのスキャナ50のファームウェアとしては、機種Aのプロジェクタ10に対応するファームウェア以外に、他の機種のプロジェクタに対応するファームウェアも存在する。続いて、ユーザは、ブラウザを操作して、機種Xのスキャナ50で機種Aのプロジェクタ10を使用するときに必要となるファームウェアXAを検索し、そのファームウェアXAを含むバイナリデータをウェブサーバ80からPC70に接続されたUSBメモリ60にダウンロードする(ステップS2)。このバイナリデータは、圧縮された状態でUSBメモリ60にダウンロードされる。
続いて、ユーザは、USBメモリ60をPC70から外し、プロジェクタ10の電源スイッチ46をオンにし、このプロジェクタ10のUSBホストインタフェース42にUSBメモリ60を接続する(ステップS3)。すると、プロジェクタ10のUSBコントローラ44は、接続されたUSBデバイスを自動認識する。ここでは、USBデバイスがUSBメモリ60であることを自動認識する。次いで、USBコントローラ44は、RAM36のバイナリデータダウンロードプログラムを実行することにより、USBメモリ60に格納されているバイナリデータを圧縮された状態のままダウンロードし、解凍してRAM36の所定領域に展開する(ステップS4)。このようにRAM36に展開されたバイナリデータの一例を図3に示す。本実施形態では、展開されたバイナリデータは、ファームウェアXAのスキャナ50へのダウンロードを実行するスキャナファームウェアダウンロードプログラムD1、機種Xのスキャナ50に対してコマンドを発行するスキャンコントロールプログラムD2、スキャンコントロールプログラムD2をオブジェクトコードに変換しながら実行するソフトウェアであるインタプリタD3、機種Xのスキャナ50で得られるスキャンデータを所定の台紙に貼り付けてイメージデータを生成するスキャンデータビュワプログラムD4などを含んでいる。なお、ファームウェアXAは、スキャナファームウェアダウンロードプログラムD1の一部としてRAM36に記憶される。
続いて、ユーザは、このUSBメモリ60をプロジェクタ10から外し、プロジェクタ10のUSBホストインタフェース42に機種Xのスキャナ50を接続する(ステップS5)。すると、プロジェクタ10のUSBコントローラ44は、接続されたUSBデバイスを自動認識する。ここでは、USBデバイスが機種Xのスキャナ50であることを自動認識する。次いで、USBコントローラ44は、RAM36に展開されたスキャナファームウェアダウンロードプログラムD1を読み出してこれを実行し、先ほどUSBメモリ60からダウンロードしたファームウェアXAのスキャナ50へのダウンロードを実行する(ステップS6)。この結果、スキャナ50は、内部メモリにファームウェアXAを保持した状態となるため、プロジェクタ10とデータのやり取りが可能となる。つまり、上述したスキャン・トゥ・プロジェクタの機能により、スキャナ50で読み取った原稿や写真などをプロジェクタ10でスクリーン28に投写することが可能となる。
ユーザは、こうしてスキャン・トゥ・プロジェクタを実行したあと、プロジェクタ10の電源スイッチ46をオフにする。すると、CPU32は、RAM36に展開されていたバイナリデータを消去したあと各部への電源供給を停止する。なお、スキャナ50も、電源オフ時に内部メモリに展開されていたファームウェアXAを消去する。
図2の使用例では、機種Xのスキャナ50をプロジェクタ10に接続する場合を例示したが、機種Yのスキャナ52についても、同様にしてプロジェクタ10に接続してスキャン・トゥ・プロジェクタの機能を楽しむことができる。つまり、プロジェクタ10は、多数の機種のスキャナを利用可能である。なお、機種Yのスキャナ52を利用するときには、機種Yのスキャナ52で機種Aのプロジェクタ10を使用するときに必要となるファームウェアを含むバイナリデータを記憶したUSBメモリを用いる必要があることは、いうまでもない。
ここで、本実施形態の構成要素と本発明の構成要素との対応関係を明らかにする。本実施形態のプロジェクタ10が本発明のホスト機器に相当し、RAM36が記憶手段に相当し、USBホストインタフェース42がデバイス接続手段及び媒体接続手段に相当し、CPU32及びUSBコントローラ44が制御手段に相当する。また、ファームウェアXAが自機対応プログラムに相当する。なお、本実施形態はプロジェクタ10の動作を説明することにより本発明のホスト機器の制御方法の一例も明らかにしている。
以上詳述した本実施形態のプロジェクタ10によれば、接続可能なスキャナごとに必要となるファームウェアをRAM36にすべて記憶している必要はなく、利用しようとするスキャナに必要なファームウェアを含むバイナリデータだけをRAM36に記憶すればよいため、RAM36の記憶容量は少なくて済む。しかも、機種Xのスキャナ50のように自機対応プログラムを恒常的に保持しておらず自らそうしたプログラムをダウンロードすることもできないUSBデバイスであっても、利用可能とすることができる。また、USBホストインタフェース42はUSBメモリ60もスキャナ50も接続可能な共通の接続手段であるため、USBメモリ60を接続する手段とスキャナ50を接続する手段を個別に設ける場合に比べてコスト的に有利になりやすい。更に、電源スイッチ46のオフ時にRAM36に記憶されたバイナリデータを消去するため、次に電源スイッチ46をオンにしたときにプロジェクタ10のRAM36に不要なデータが残っていることがない。
なお、本発明は上述した実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の態様で実施し得ることはいうまでもない。
例えば、上述した実施形態では、プロジェクタ10の電源スイッチ46をオフにしたとき、RAM36に展開されていたバイナリデータを消去するとしたが、スキャナ50の使用終了時(例えばスキャナ50とUSBホストインタフェース42との接続を解除したとき)にバイナリデータを消去してもよい。こうすれば、RAM36の空き容量を確保することができる。また、バイナリデータのうちファームウェアXAについては、スキャナ50への保存が終了したときに消去してもよい。
上述した実施形態では、機種Xのスキャナ50で機種Aのプロジェクタ10を使用するときに必要となるファームウェアXAを含むバイナリデータのみをウェブサーバ80からPC70に接続されたUSBメモリ60に圧縮してダウンロードするとしたが、他の機種のスキャナで機種Aのプロジェクタ10を使用するときに必要となるファームウェアを含むバイナリデータがウェブサーバ80に存在する場合には、それらのバイナリデータもウェブサーバ80からUSBメモリ60に圧縮してダウンロードしてもよい。この場合、プロジェクタ10は、USBメモリ60からそれらのバイナリデータを圧縮された状態のままダウンロードし、その後プロジェクタ10のUSBホストインタフェース42にスキャナ等のUSBデバイスが接続された時点で、プロジェクタ10がそのUSBデバイスの機種を認識し、その機種に対応したファームウェアを含むバイナリデータを解凍してRAM36に展開し、そのファームウェアのUSBデバイスへのダウンロードを実行する。このようにしても、複数のバイナリデータは圧縮された状態でRAM36に保存されるため、プロジェクタ10のRAM36の容量を圧迫しにくい。
上述した実施形態では、プロジェクタ10に接続されるUSBデバイスとしてスキャナ50を例示したが、スキャナ以外にタブレットやデジタルカメラであってもよい。こうすれば、タブレットで作成されたイラストや絵画をプロジェクタでスクリーンに投写したり、デジタルカメラで撮影した映像をプロジェクタでスクリーンに投写したりすることができる。
上述した実施形態では、ファームウェアを例示したが、ファームウェアの代わりにドライバやインタプリタなどでもよい。
上述した実施形態では、透過型液晶パネル24R,24G,24Bを利用したが、これに限らず、DMD(Digital Micromirror Device:テキサスインスツルメンツ社の登録商標)等他の方式のものを利用してもよい。
上述した実施形態では、ファームウェアXAを含むバイナリデータが記載された外部記憶媒体とホスト機器との接続はUSBホストインタフェースを介して行われるものとしたが、これに限らず、IrDAやBluetooth(登録商標)などの無線通信規格によって外部記憶媒体と接続されてもよい。
プロジェクタ10の概略構成を表すブロック図。 スキャン・トゥ・プロジェクタを実行する場合の手順を示す説明図。 RAM36に展開されたバイナリデータの一例を示す説明図。
符号の説明
10 プロジェクタ、20 画像投写部、22 プリズム、24R,24G,24B 透過型液晶パネル、26 投射レンズ、28 スクリーン、30 メインコントローラ、32 CPU、34 ROM、36 RAM、38 ネットワークインタフェース、40 ネットワークコントローラ、42 USBホストインタフェース、44 USBコントローラ、46 電源スイッチ、48 バス、50,52 スキャナ、60 USBメモリ、80 ウェブサーバ、D1 スキャナファームウェアダウンロードプログラム、D2 スキャンコントロールプログラム、D3 インタプリタ、D4 スキャンデータビュワプログラム。

Claims (6)

  1. 複数のデバイスのうちのいずれのデバイスともデータのやり取りが可能なホスト機器であって、
    データを一時的に記憶する記憶手段と、
    前記複数のデバイスのうちのいずれのデバイスとも接続可能なデバイス接続手段と、
    前記複数のデバイスのうちの所定のデバイスで自機を使用するときに必要となる自機対応プログラム及び該自機対応プログラムの前記所定のデバイスへのダウンロードプログラムを含むバイナリデータを記憶した外部記憶媒体を接続可能な媒体接続手段と、
    前記媒体接続手段に前記外部記憶媒体が接続されたとき、前記バイナリデータを前記外部記憶媒体から前記記憶手段に記憶し、その後前記所定のデバイスが前記デバイス接続手段に接続されたとき、前記記憶手段に記憶された前記バイナリデータに含まれるダウンロードプログラムを実行して前記所定のデバイスへの前記自機対応プログラムのダウンロードを実行し、その後又は前記所定のデバイスの使用終了時に前記記憶手段から前記バイナリデータを消去する制御手段と、
    を備え
    前記制御手段は、前記媒体接続手段に接続された外部記憶媒体に、前記バイナリデータが複数の前記デバイス毎に対応して複数記憶され且つ該複数のバイナリデータが圧縮された状態で記憶されているときには、該複数のバイナリデータを圧縮された状態のまま該外部記憶媒体から前記記憶手段に記憶し、その後前記所定のデバイスが前記デバイス接続手段に接続されたとき、前記記憶手段に記憶された複数のバイナリデータのうち該接続されたデバイスに対応する自機対応プログラムを含むバイナリデータを解凍して該記憶手段に記憶し、該解凍されたバイナリデータに含まれるダウンロードプログラムを実行して前記所定のデバイスへの前記自機対応プログラムのダウンロードを実行する、
    ホスト機器。
  2. 前記制御手段は、電源スイッチのオフ時を前記所定のデバイスの使用終了時とみなして前記記憶手段から前記バイナリデータを消去する、
    請求項1に記載のホスト機器。
  3. 前記制御手段は、前記所定のデバイスと前記デバイス接続手段との接続が解除されたときを前記所定のデバイスの使用終了時とみなして前記記憶手段から前記バイナリデータを消去する、
    請求項1に記載のホスト機器。
  4. 前記媒体接続手段と前記デバイス接続手段とは、一つの共通の接続手段として構成されている、
    請求項1〜3のいずれか1項に記載のホスト機器。
  5. 前記所定のデバイスは、スキャナ、タブレット又はデジタルカメラであり、
    前記ホスト機器は、プロジェクタである、
    請求項1〜4のいずれか1項に記載のホスト機器。
  6. データを一時的に記憶する記憶手段と、複数のデバイスのうちのいずれのデバイスとも接続可能なデバイス接続手段と、前記複数のデバイスのうちの所定のデバイスで自機を使用するときに必要となる自機対応プログラム及び該自機対応プログラムの前記所定のデバイスへのダウンロードプログラムを含むバイナリデータを記憶した外部記憶媒体を接続可能な媒体接続手段と、を備えたホスト機器を制御する方法であって、
    (a)前記媒体接続手段に前記外部記憶媒体が接続されたとき、前記バイナリデータを前記外部記憶媒体から前記記憶手段に記憶するステップと、
    (b)前記ステップ(a)の後前記所定のデバイスが前記デバイス接続手段に接続されたとき、前記記憶手段に記憶された前記バイナリデータに含まれるダウンロードプログラムを実行して前記所定のデバイスへの前記自機対応プログラムのダウンロードを実行し、その後又は前記所定のデバイスの使用終了時に前記記憶手段から前記バイナリデータを消去するステップと、
    を含み、
    前記ステップ(a)では、前記媒体接続手段に接続された外部記憶媒体に、前記バイナリデータが複数の前記デバイス毎に対応して複数記憶され且つ該複数のバイナリデータが圧縮された状態で記憶されているときには、該複数のバイナリデータを圧縮された状態のまま該外部記憶媒体から前記記憶手段に記憶し、
    前記ステップ(b)では、前記ステップ(a)で前記複数のバイナリデータを圧縮された状態のまま前記記憶手段に記憶した後、前記所定のデバイスが前記デバイス接続手段に接続されたとき、前記記憶手段に記憶された複数のバイナリデータのうち該接続されたデバイスに対応する自機対応プログラムを含むバイナリデータを解凍して該記憶手段に記憶し、該解凍されたバイナリデータに含まれるダウンロードプログラムを実行して前記所定のデバイスへの前記自機対応プログラムのダウンロードを実行する、
    ホスト機器の制御方法。
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