JP5125092B2 - 駆動回路、燃料噴射用圧電素子の駆動回路、および燃料噴射装置 - Google Patents
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Description
本第1実施形態は、本発明に係る駆動回路をディーゼルエンジン(内燃機関)のコモンレール式の燃料噴射装置に適用したもので、当該駆動回路の説明に先立ち、コモンレール式の燃料噴射装置について説明する。
ニードル121の後方には高圧通路101からインオリフィス107を介して制御油としての燃料が導入されており、ニードル121の背圧を発生する背圧室106が形成される。この背圧は、背圧室106に配設されたスプリング122とともにニードル121の後端面1212に着座方向(下向き)に作用する。
以下、高圧側シートという)1102に着座して高圧ポート110bを閉鎖することにより弁室110を高圧制御通路108と遮断し、上昇時には弁座としての上記天井面(以下、低圧側シートという)1101に着座して低圧ポート110aを閉鎖することにより弁室110を前記低圧室111から遮断する。これにより、ボール123下降時には背圧室106がアウトオリフィス109、弁室110を経て低圧室111と連通し、ニードル121の背圧が低下してニードル121が離座する。
エネルギ消費率は、放出エネルギに対する回収エネルギの比率である(エネルギ消費率=放出エネルギ/回収エネルギ)。
(第2実施形態)
ピエゾスタック127は、経年変化により伸長量が劣化し、インジェクタ6a〜6dの燃料の噴出量が減る場合がある。そこで、本第2実施形態では、マイクロコンピュータ51が経年劣化に伴うインジェクタ6a〜6dの燃料の噴出量の減少をピエゾスタック127への通電期間を補正により補うようにする。
通電期間補正量TQDと電荷消費率QRSTとの関係を示す特性図、図15は、噴射信号、共通接続端子S3の電圧を示すタイミングチャートである。
このように、第1気筒〜第4気筒の通電期間補正量TQD1、TQD2、TQD3、TQD4を求めることができる。
(第3実施形態)
ピエゾスタック127は、経年変化により充電量に対する伸長量が劣化し、インジェクタ6a〜6dの燃料の噴出量が減る場合がある。そこで、本第3実施形態では、マイクロコンピュータ51が経年劣化に伴うインジェクタ6a〜6dの燃料の噴出量の減少をピエゾスタック127への充電量の補正により補うようにする。
(第4実施形態)
本第4実施形態では、駆動回路2aの消費エネルギが増加した場合に、マイクロコンピュータ51が1燃焼サイクルの噴射回数を制限する例について説明する。
+(EBAS+ED2)×QRST2
+(EBAS+ED3)×QRST3
+(EBAS+ED4)×QRST4……数式1
ここで、(EBAS+ED1)は、第1気筒における1回の燃料噴射の際のピエゾスタック1271の充電量(駆動エネルギ)である。(EBAS+ED2)は、第2気筒における1回の燃料噴射の際のピエゾスタック1272の充電量である。(EBAS+ED3)は、第3気筒における1回の燃料噴射の際のピエゾスタック1273の充電量である。(EBAS+ED4)は、第4気筒における1回の燃料噴射の際のピエゾスタック1273の充電量である。
すなわち、許容消費エネルギEMAXを1回噴射あたりの予想消費エネルギECONEで除算すると制限すべき噴射回数NILが算出される。ここで、小数点以下は切り捨てられる。
すなわち、基本噴射回数NIBASは、エンジン回転数NEと目標噴射量QTRG(1回の噴射の燃料噴射量の目標値)とから求められるものである。
上述の第4実施形態では、1燃焼サイクルあたりの、消費エネルギを制限するため、噴射回数を制限した例について説明したが、これに限らず、本第5実施形態では、次のように、レール圧を制限して、消費エネルギを制限してもよい。
本第6実施形態では、DC−DCコンバータ20のピーク電流(すなわち、最大出力電流)を消費エネルギに応じて変更する例について説明する。
(他の実施形態)
上述の各実施形態では、本発明に係る駆動回路をディーゼルエンジンのコモンレール式の燃料噴射装置に適用した例について説明したが、これに限らず、本発明は、ピエゾスタック(圧電素子)を用いるものならば、いずれの装置に適用されるものでもよい。
6a、6b、6c、6d…インジェクタ、20…DC−DCコンバータ、
30…コンデンサ、31、33、40a、40b…スイッチ素子、
35…電磁コイル、40…バンク切替スイッチ、
Claims (26)
- 圧電素子を駆動するためのエネルギを蓄積するコンデンサ(30)と、
前記圧電素子を充電させるときには前記コンデンサから電流が前記圧電素子に流れ、また前記圧電素子から放電させるときには前記圧電素子から前記コンデンサに電流が流れるようにした充放電回路と、
前記圧電素子を充電させるときに前記コンデンサから放出された放出エネルギを求める第1の算出手段(S10)と、
前記圧電素子が放電するときには前記コンデンサが前記圧電素子から回収する回収エネルギを求める第2の算出手段(S11)と、
前記放出エネルギおよび前記回収エネルギに基づいて、消費エネルギおよびエネルギ消費率のうちいずれか一方を算出する第3の算出手段(S12)と、
前記消費エネルギおよび前記エネルギ消費率のうちいずれか一方に基づいて、当該駆動回路の温度が許容温度を超えているか否かを判定する温度判定手段(S15〜S20)と、
前記回収エネルギ、前記消費エネルギ、および前記エネルギ消費率のうちいずれか1つが許容値を下回るか否かを判定することにより、前記圧電素子が異常であるか否かを判定する異常判定手段と、を備えていることを特徴とする駆動回路。 - 前記第1の算出手段は、前記コンデンサおよび前記圧電素子の間を流れる電流を積分して、この積分値に基づいて前記放出エネルギを求めるものであり、
前記第2の算出手段は、前記コンデンサおよび前記圧電素子の間を流れる電流を積分して、この積分値に基づいて前記回収エネルギを求めることを特徴とする請求項1に記載の駆動回路。 - 前記コンデンサは、発生電圧の変動を抑えるために100μF以上の静電容量を有しているものであることを特徴とする請求項1または2に記載の駆動回路。
- 前記充放電回路は、
前記コンデンサと前記圧電素子との間に接続される電磁コイル(35)と、
前記コンデンサと前記電磁コイルとの間を配設される第1のスイッチ素子(31)と、
前記第1のスイッチ素子をオン、オフさせる充電スイッチ制御手段(50、51)と、を備え、
前記第1のスイッチ素子がオンした第1の状態で、前記コンデンサから前記第1のスイッチ素子および前記電磁コイルを通して前記圧電素子に向けて流れる電流に基づいて前記圧電素子が充電され、
前記第1のスイッチ素子がオフした第2の状態で、前記電磁コイルに蓄えられたエネルギに基づいて、前記電磁コイルを通して前記圧電素子に向けて流れる電流に基づいて前記圧電素子が充電され、
前記充電スイッチ制御手段は、前記第1のスイッチ素子を制御して、前記第1の状態と前記第2の状態とを交互に繰り返して、前記圧電素子の蓄えられるエネルギを増加させることを特徴とする請求項1ないし3のうちいずれか1つに記載の駆動回路。 - 前記充放電回路は、
前記電磁コイルのうち前記コンデンサ側端子とグランドとの間に配設される第2のスイッチ素子(33)と、
前記第2のスイッチ素子をオン、オフさせる回収スイッチ制御手段(50、51)と、を備え、
前記第1のスイッチ素子がオフし、かつ前記第2のスイッチ素子がオンした第3の状態で、前記圧電素子から前記電磁コイルを通して前記第2のスイッチ素子側に電流が流れ
前記第1のスイッチ素子がオンし、かつ前記第2のスイッチ素子がオフした第4の状態で、前記電磁コイルに蓄えられたエネルギに基づいて、前記圧電素子から前記電磁コイルおよび前記第1のスイッチ素子を通して前記コンデンサに向けて流れる電流に基づいて前記コンデンサによりエネルギが回収され、
前記回収スイッチング制御手段は、前記第1、2のスイッチ素子を制御して、前記第3の状態と前記第4の状態とを交互に繰り返して、前記コンデンサの回収エネルギを増加させることを特徴とする請求項4に記載の駆動回路。 - 請求項1ないし5のいずれか1つに記載の駆動回路を備え、
前記圧電素子は、その駆動により、内燃機関に対する燃料噴射を制御するものであることを特徴とする燃料噴射用圧電素子の駆動回路。 - 前記内燃機関の1燃焼サイクルにおいて前記圧電素子の駆動に基づく燃料噴射の回数を決める噴射回数決定手段(S85)を備え、
前記噴射回数決定手段は、前記放出エネルギ、前記回収エネルギ、前記消費エネルギ、およびエネルギ消費率のうちいずれか1つに基づいて、前記1燃焼サイクルにおける燃料噴射の回数を制限することを特徴とする請求項6に記載の燃料噴射用圧電素子の駆動回路。 - 前記圧電素子を駆動するために前記圧電素子に蓄積させるエネルギを決める充電量決定手段を備え、
前記充電量決定手段は、前記回収エネルギ、前記消費エネルギ、およびエネルギ消費率のうちいずれか1つに基づいて、前記圧電素子に蓄積させるエネルギを制限することを特徴とする請求項6または7に記載の燃料噴射用圧電素子の駆動回路。 - 前記回収エネルギ、前記消費エネルギ、およびエネルギ消費率のうちいずれか1つに基づいて、前記圧電素子の経年変化を補うように前記圧電素子に通電する通電期間を補正する通電期間補正手段(S51)を備えることを特徴とする請求項6ないし8のうちいずれか1つに記載の燃料噴射用圧電素子の駆動回路。
- 前記回収エネルギ、前記消費エネルギ、およびエネルギ消費率のうちいずれか1つに基づいて、前記圧電素子の経年変化を補うように前記圧電素子に蓄積するエネルギを補正する蓄積量補正手段(S72)を備えることを特徴とする請求項6ないし9のうちいずれか1つに記載の燃料噴射用圧電素子の駆動回路。
- バッテリ(Ba)の出力電圧を昇圧して昇圧電圧を前記コンデンサに出力し、昇圧能力を調整可能に構成されている昇圧回路(20)と、
前記回収エネルギ、前記消費エネルギ、およびエネルギ消費率のうちいずれか1つに基づいて、前記エネルギの消費が大きいほど最大出力電流を上げるように前記昇圧回路を制御する昇圧能力制御手段(50、51)と、
を備えることを特徴とする請求項6ないし10のうちいずれか1つに記載の燃料噴射用圧電素子の駆動回路。 - 噴出孔を開閉するニードル(121)を有してコモンレールから供給される高圧の燃料を前記噴出孔から内燃機関に噴出するノズル部(104)と、
前記コモンレールから燃料が導入され、前記ニードルの背圧を発生させる背圧室(106)と、
前記背圧室と低圧源の間に介設された弁室内(110)に弁体(123)が配設されこの弁体の変位で背圧室にて発生する背圧の増減可能に構成される背圧増減手段(1b)と、
請求項6ないし11のうちいずれか1つに記載の燃料噴射用圧電素子の駆動回路および前記圧電素子と、を備え、
前記圧電素子がその充放電により前記弁体を変位させる駆動力を発生して、前記背圧の増減に基づいて前記ニードルにより噴出孔を開閉させるように構成されていることを特徴とする燃料噴射装置。 - 前記ノズル部から燃料噴出するのに必要である前記圧電素子の蓄積エネルギが、前記コモンレールからの燃料の圧力が高くなるほど、大きくなるものであり、
前記コモンレールからの燃料圧力を調整する圧力調整手段(7)と、
前記圧力調整手段は、前記回収エネルギ、前記消費エネルギ、およびエネルギ消費率のうちいずれか1つに基づいて前記圧力調整手段を制御して前記コモンレールからの燃料圧力を制限する圧力制御手段(2)と、
を備えることを特徴とする請求項12に記載の燃料噴射装置。 - 圧電素子を駆動するための電荷を蓄積するコンデンサ(30)と、
前記圧電素子を充電させるときには前記コンデンサから電流が前記圧電素子に流れ、また前記圧電素子から放電させるときには前記圧電素子から前記コンデンサに電流が流れるようにした充放電回路と、
前記圧電素子を充電させるときに前記コンデンサから放出された放出電荷を求める第1の算出手段(S10)と、
前記圧電素子が放電するときには前記コンデンサが前記圧電素子から回収する回収電荷を求める第2の算出手段(S11)と、
前記放電電荷量および前記回収電荷量に基づいて、消費電荷量および電荷消費率のうちいずれか一方を算出する第3の算出手段(S12)と、
前記消費電荷量および前記電荷消費率のうちいずれか一方に基づいて、当該駆動回路の温度が許容温度を超えているか否かを判定する温度判定手段(S15〜S20)と、
前記回収電荷量、前記消費電荷量、および前記電荷消費率のうちいずれか1つが許容値を下回るか否かを判定することにより、前記圧電素子が異常であるか否かを判定する異常判定手段と、を備えていることを特徴とする駆動回路。 - 前記第1の算出手段は、前記コンデンサおよび前記圧電素子の間を流れる電流を積分して、この積分値に基づいて前記放電電荷量を求めるものであり、
前記第2の算出手段は、前記コンデンサおよび前記圧電素子の間を流れる電流を積分して、この積分値に基づいて前記回収電荷量を求めることを特徴とする請求項14に記載の駆動回路。 - 前記コンデンサは、発生電圧の変動を抑えるために100μF以上の静電容量を有しているものであることを特徴とする請求項14または15に記載の駆動回路。
- 前記充放電回路は、
前記コンデンサと前記圧電素子との間に接続される電磁コイル(35)と、
前記コンデンサと前記電磁コイルとの間を配設される第1のスイッチ素子(31)と、
前記第1のスイッチ素子をオン、オフさせる充電スイッチ制御手段(50、51)と、を備え、
前記第1のスイッチ素子がオンした第1の状態で、前記コンデンサから前記第1のスイッチ素子および前記電磁コイルを通して前記圧電素子に向けて流れる電流に基づいて前記圧電素子が充電され、
前記第1のスイッチ素子がオフした第2の状態で、前記電磁コイルに蓄えられたエネルギに基づいて、前記電磁コイルを通して前記圧電素子に向けて流れる電流に基づいて前記圧電素子が充電され、
前記充電スイッチ制御手段は、前記第1のスイッチ素子を制御して、前記第1の状態と前記第2の状態とを交互に繰り返して、前記圧電素子の蓄えられる電荷量を増加させることを特徴とする請求項14ないし16のうちいずれか1つに記載の駆動回路。 - 前記充放電回路は、
前記電磁コイルのうち前記コンデンサ側端子とグランドとの間に配設される第2のスイッチ素子(33)と、
前記第2のスイッチ素子をン、オフさせる回収スイッチング制御手段(50)と、を備え、
前記第1のスイッチ素子がオフし、かつ前記第2のスイッチ素子がオンした第3の状態で、前記圧電素子から前記電磁コイルを通して前記第2のスイッチ素子側に電流が流れ
前記第1のスイッチ素子がオンし、かつ前記第2のスイッチ素子がオフした第4の状態で、前記電磁コイルに蓄えられたエネルギに基づいて、前記圧電素子から前記電磁コイルおよび前記第1のスイッチ素子を通して前記コンデンサに向けて流れる電流に基づいて前記コンデンサによりエネルギが回収され、
前記回収スイッチング制御手段は、前記第1、2のスイッチ素子を制御して、前記第3の状態と前記第4の状態とを交互に繰り返して、前記コンデンサの回収電荷量を増加させることを特徴とする請求項17に記載の駆動回路。 - 請求項14ないし18のいずれか1つに記載の駆動回路を備え、
前記圧電素子は、その駆動により、内燃機関に対する燃料噴射を制御するものであることを特徴とする燃料噴射用圧電素子の駆動回路。 - 前記内燃機関の1燃焼サイクルにおいて前記圧電素子の駆動に基づく燃料噴射の回数を決める噴射回数決定手段(S85)を備え、
前記噴射回数決定手段は、前記放電電荷量、前記回収電荷量、前記消費電荷量、および電荷消費率のうちいずれか1つに基づいて、前記1燃焼サイクルにおける燃料噴射の回数を制限することを特徴とする請求項19に記載の燃料噴射用圧電素子の駆動回路。 - 前記圧電素子を駆動するために前記圧電素子に蓄積させる電荷を決める充電量決定手段を備え、
前記充電量決定手段は、前記回収電荷量、前記消費電荷量、および電荷消費率のうちいずれか1つに基づいて、前記圧電素子に蓄積させる電荷を制限することを特徴とする請求項19または20に記載の燃料噴射用圧電素子の駆動回路。 - 前記回収電荷量、前記消費電荷量、および電荷消費率のうちいずれか1つに基づいて、前記圧電素子の経年変化を補うように前記圧電素子に通電する通電期間を補正する通電期間補正手段(S51)を備えることを特徴とする請求項19ないし21のうちいずれか1つに記載の燃料噴射用圧電素子の駆動回路。
- 前記回収電荷量、前記消費電荷量、および電荷消費率のうちいずれか1つに基づいて、前記圧電素子の経年変化を補うように前記圧電素子に蓄積する電荷を補正する蓄積量補正手段(72)を備えることを特徴とする請求項19ないし22のうちいずれか1つに記載の燃料噴射用圧電素子の駆動回路。
- バッテリ(Ba)の出力電圧を昇圧して昇圧電圧を前記コンデンサに出力し、昇圧能力を調整可能に構成されている昇圧回路(20)と、
前記回収電荷量、前記消費電荷量、および電荷消費率のうちいずれか1つに基づいて、前記電荷の消費が大きいほど最大出力電流を上げるように前記昇圧回路を制御する昇圧能力制御手段(50、51)と、
を備えることを特徴とする請求項19ないし23のうちいずれか1つに記載の燃料噴射用圧電素子の駆動回路。 - 噴出孔を開閉するニードル(121)を有してコモンレールから供給される高圧の燃料を前記噴出孔から内燃機関に噴出するノズル部(104)と、
前記コモンレールから燃料が導入され、前記ニードルの背圧を発生させる背圧室(106)と、
前記背圧室と低圧源の間に介設された弁室内(110)に弁体(123)が配設されこの弁体の変位で背圧室にて発生する背圧の増減可能に構成される背圧増減手段(1b)と、
請求項19ないし24のうちいずれか1つに記載の燃料噴射用圧電素子の駆動回路および前記圧電素子と、を備え、
前記圧電素子がその充放電により前記弁体を変位させる駆動力を発生して、前記背圧の増減に基づいて前記ニードルにより噴出孔を開閉させるように構成されていることを特徴とする燃料噴射装置。 - 前記ノズル部から燃料噴出するのに必要である前記圧電素子の蓄積電荷が、前記コモンレールからの燃料の圧力が高くなるほど、大きくなるものであり、
前記コモンレールからの燃料圧力を調整する圧力調整手段(7)と、
前記圧力調整手段は、前記回収電荷量、前記消費電荷量、および電荷消費率のうちいずれか1つに基づいて前記圧力調整手段を制御して前記コモンレールからの燃料圧力を制限する圧力制御手段(2)と、
を備えることを特徴とする請求項25に記載の燃料噴射装置。
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