JP5124802B2 - 難燃バイオプラスチック樹脂組成物 - Google Patents
難燃バイオプラスチック樹脂組成物 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5124802B2 JP5124802B2 JP2006055819A JP2006055819A JP5124802B2 JP 5124802 B2 JP5124802 B2 JP 5124802B2 JP 2006055819 A JP2006055819 A JP 2006055819A JP 2006055819 A JP2006055819 A JP 2006055819A JP 5124802 B2 JP5124802 B2 JP 5124802B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flame retardant
- group
- resin composition
- ammonium polyphosphate
- mass
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Biological Depolymerization Polymers (AREA)
Description
(1)臭素系や塩素系難燃剤を配合したハロゲン系ガスを発生するもの。これらは難燃性が高く、小量配合で済むため、組成物の機械強度等も優れている。しかし、火災の際に大量にハロゲンガスを発生するため、建物内にいる人が呼吸困難となり、死に至ることが問題となっている。
(2)ポリリン酸アンモニウムなどは、メラミン−ホルマリン樹脂で被覆され使用される場合があり、該メラミン−ホルマリン樹脂は、経時でホルマリンを発生するため、自動車内や家屋の内装用途への使用は好ましくない。
(3)リン酸エステルは、樹脂表面より溶出しやすく、自然界に流出した際の毒性や変異原性が懸念されている。
(4)赤リンは、リン濃度が高いため難燃性も高いが、不完全燃焼の際は毒性の強いホスフィンガスを発生し、また摩擦や衝撃で赤リン自身が発火する危険を有する。
2)ポリ乳酸とシリコーン系分散剤と乳酸系ポリエステルを含有する生分解性樹脂組成物
(特開2004−131671号公報:特許文献2)。
3)ポリ乳酸とポリ乳酸以外の生分解性樹脂とシリコーン系添加剤と乳酸系ポリエステルとを含有する生分解性樹脂組成物(特開2004−161790号公報:特許文献3)。
4)ポリ乳酸樹脂と臭素系難燃剤、塩素系難燃剤、リン系難燃剤、窒素化合物系難燃剤、シリコーン系難燃剤から選択される、少なくとも2種の難燃剤を含有してなる樹脂組成物(特開2004−190025号公報:特許文献4)。
環境や生命体に対する安全性を考えると、難燃剤は金属水酸化物、シリコーン系難燃剤、リン及び窒素を含有する難燃剤に絞られてくる。
(i)下記一般式(1)
(R1)b(OR2)cSiO(4-b-c)/2 (1)
(但し、式中R1は炭素原子数1〜6のアルキル基、R2は炭素原子数1〜4のアルキル基であり、bは0.75〜1.5、cは0.2〜3で、かつ0.9<b+c≦4を満足する正数である。)
で示される有機ケイ素化合物100質量部と、
(ii)下記一般式(2)
R3R4NR5−SiR6 n(OR2)3-n (2)
(但し、式中R2は上記と同様であり、R3、R4はそれぞれ互いに同一又は異種の水素原子、炭素原子数1〜15のアルキル基又はアミノアルキル基、R5は炭素原子数1〜18の2価炭化水素基、R6は炭素原子数1〜4のアルキル基である。nは0又は1である。)
で示されるアミノ基含有アルコキシシラン又はその部分加水分解物0.5〜49質量部と
を有機酸又は無機酸の存在下で共加水分解縮合させた共加水分解縮合物、
又は、
上記(i)成分100質量部、(ii)成分0.5〜49質量部と、
(iii)無機酸化物微粒子0.1〜10質量部及び/又は
(iv)下記一般式(3)
(R1)k(OR2)3-kSi−Y−Si(R1)k(OR2)3-k (3)
(但し、式中R1及びR2は上記と同様であり、Yは2価の有機基、−(OSi(R7)2)mO−基又は−R8−(SiR7 2O)m−SiR7 2−R8−基であり、ここでR7は炭素原子数1〜6のアルキル基、R8は炭素原子数1〜6の2価炭化水素基、mは1〜30の整数である。また、kは1〜3の整数である。)
で示されるビス(アルコキシシリル)基含有化合物又はその部分加水分解物0.1〜20質量部とを有機酸又は無機酸の存在下で共加水分解縮合させた共加水分解縮合物を含むシリコーン系撥水処理剤。
(A)バイオプラスチック:100質量部、
(B)リン及び窒素を含有するノンハロゲン系難燃剤粒子表面を疎水性無機酸化物微粒子で被覆したノンハロゲン系難燃剤の1種又は2種以上:1〜200質量部
を配合した組成物が、ハロゲン系ガス、ホルムアルデヒドガスを発生せず、UL−94 V−0をクリアーする高い難燃性、耐水性を有し、外観(樹脂中への分散性)に優れることを知見した。
更に、(C)難燃助剤:0.1〜150質量部を配合した組成物は、難燃性がより向上することを見出し、本発明をなすに至った。
(A)バイオプラスチックとして、天然物由来の脂肪族ポリエステル樹脂:100質量部、
(B)リン酸グアニジン、リン酸アンモニウム、リン酸メラミン、ポリリン酸アンモニウム、メラミン表面被覆ポリリン酸アンモニウム及びケイ素化合物表面被覆ポリリン酸アンモニウムから選ばれる1種又は2種以上のリン及び窒素を含有するノンハロゲン系難燃剤粒子表面を疎水性無機酸化物微粒子で被覆したノンハロゲン系難燃剤の1種又は2種以上:1〜200質量部
を含有してなる難燃バイオプラスチック樹脂組成物を提供する。
乳酸の脱水縮合重合体(ポリ乳酸):−(CH(CH3)−CO−O)n−、
グリコール酸の脱水縮合重合体:−(CH2−CO−O)n−
(nは上記と同じ)
等が挙げられるが、本発明は上記の構造例に限定されるものではない。
特に、−(CH(CH3)−CO−O)n−構造物が、ポリリン酸アンモニウムと組み合わせた場合、最も難燃性に優れているために好ましい。
−(O−R11−O−CO−R12−CO)n−構造(R11及びR12は炭素数1〜12の置換又は非置換の2価炭化水素基、nは上記と同じである。)で表される。具体例としては、
エチレングリコールとコハク酸の脱水縮合重合体:
−(O−(CH2)2−O−CO−(CH2)2−CO)n−、
エチレングリコールとアジピン酸の脱水縮合重合体:
−(O−(CH2)2−O−CO−(CH2)4−CO)n−、
ブタンジオールとコハク酸の脱水縮合重合体:
−(O−(CH2)4−O−CO−(CH2)2−CO)n−、
ブタンジオールとアジピン酸の脱水縮合重合体:
−(O−(CH2)4−O−CO−(CH2)4−CO)n−
(nは上記と同じ)
等を挙げることができるが、本発明は上記の構造例に限定されるものではない。
−(O−CHR13−CO−O−CHR14−CO)n−構造 (式a)
〔R13及びR14は水素原子、炭素数1〜12の置換もしくは非置換の1価炭化水素基、又は−(CH2)pCOOR15(R15は炭素数1〜12の置換もしくは非置換のアルキル基、アリール基又はアラルキル基、pは1〜5の整数)で示される基、nは上記と同じである。〕
−(R16−CO−O)n−構造 (式b)
〔R16は炭素数1〜12の置換もしくは非置換の2価炭化水素基、又は−CH(COOR15)−(CH2)q−(R15は上記と同じ、qは1〜5の整数)で示される基、nは上記と同じである。〕
で表される。
グリコリド由来の−(O−CH2−CO−O−CH2−CO)n−、
ラクチド由来の−(O−CHCH3−CO−O−CHCH3−CO)n−、
ポリマライドベンジルエステル由来の
−(O−CHCH2COOCH2Ph−CO−O−CHCH2COOCH2Ph−CO)n−、
2−〔(ベンジルオキシカルボニル)メチル〕−1,4−ジオキサン2,5−ジオン由来の−(O−CH2−CO−O−CHCH2COOCH2Ph−CO)n−
(nは上記と同じ、Phはフェニル基を表す。)
等を挙げることができるが、本発明は上記の構造例に限定されるものではない。
βプロピオラクトン由来の−((CH2)2−CO−O)n−、
βブチロラクトン由来の−(CH(CH3)CH2−CO−O)n−、
ピバロラクトン由来の−(CH2−CO−O)n−、
βベンジルマロラクトナート由来の−(CH(COOCH2Ph)CH2−CO−O)n−、
γブチロラクトン由来の−((CH2)3−CO−O)n−、
γバレロラクトン由来の−(CH(CH3)CH2CH2−CO−O)n−、
σバレロラクトン由来の−((CH2)4−CO−O)n−、
εカプロラクトン由来の−((CH2)5−CO−O)n−
(nは上記と同じ、Phはフェニル基を表す。)
等を挙げることができるが、本発明は上記の構造例に限定されるものではない。
また、本発明においては上記疎水性無機酸化物微粒子被覆ノンハロゲン系難燃剤の1種又は2種以上を使用することができる。
RaSiO(4-a)/2 (I)
(式中、Rは水酸基、炭素数1〜10のアルキル基、アルケニル基、シクロアルキル基、アリール基、アラルキル基、酸素原子もしくは窒素原子を含有する有機基から選ばれる基であり、aは1.9≦a≦2.1の正数である。)
で表されるシリコーン化合物、ノボラックフェノール樹脂、スルホン酸金属塩などを挙げることができる。上記難燃助剤は、単独でも2種以上を併用しても構わない。
また、本発明において使用可能な接着助剤としては、各種アルコキシシラン等を挙げることができる。
[疎水性シリカの調製]
BET比表面積120m2/gの乾式法シリカを、窒素と水蒸気で希釈した状態のジメチルジクロロシランと500℃で接触させ、疎水性シリカを製造した。
[表面処理ポリリン酸アンモニウム1の調製]
ポリリン酸アンモニウム(クラリアント社製:ペコフレームTC204P、平均粒子径8μm)100質量部と上記で製造した疎水性シリカ10質量部をリボン型混合機に入れて1分間高速で撹拌混合処理を行った。その処理操作によりシリカで被覆された平均粒径10μmの表面処理ポリリン酸アンモニウム1を得た。この表面処理ポリリン酸アンモニウム1をSEMにより観察したところ、シリカがポリリン酸アンモニウム粒子表面上に密に付着し、被覆されていることが確認できた。
[表面処理ポリリン酸アンモニウム2の調製]
調製例1の疎水性シリカ10質量部を5質量部に変えた以外は同様に処理してシリカで被覆された平均粒径9μmの表面処理ポリリン酸アンモニウム2を得た。この表面処理ポリリン酸アンモニウムをSEMにより観察したところ、シリカがポリリン酸アンモニウム粒子表面上に密に付着し、被覆されていることが確認できた。
[表面処理ポリリン酸アンモニウム3の調製]
メラミン被覆ポリリン酸アンモニウム(BUDENHEIM社製:TERRAJU C−30、平均粒子径7μm)100質量部と上記で製造した疎水性シリカ10質量部をリボン型混合機に入れて1分間高速で撹拌混合処理を行った。その処理操作によりシリカで被覆された平均粒子径9μmの表面処理ポリリン酸アンモニウム3を得た。この表面処理ポリリン酸アンモニウムをSEMにより観察したところ、シリカがメラミン被覆ポリリン酸アンモニウム粒子表面上に密に付着し、被覆されていることが確認できた。
[表面処理ポリリン酸アンモニウム4の調製]
シランカップリング剤処理ポリリン酸アンモニウム(BUDENHEIM社製:FR CROS 486、平均粒子径18μm)100質量部と上記で製造した疎水性シリカ10質量部をリボン型混合機に入れて1分間高速で撹拌混合処理を行った。その処理操作によりシリカで被覆された平均粒子径20μmの表面処理ポリリン酸アンモニウム4を得た。この表面処理ポリリン酸アンモニウムをSEMにより観察したところ、シリカがシランカップリング剤処理ポリリン酸アンモニウム粒子表面上に密に付着し、被覆されていることが確認できた。
[シリコーン系撥水処理剤1の調製]
冷却管、温度計及び滴下漏斗を備えた500mlの四つ口フラスコにメチルトリメトキシシランのオリゴマー85g(ダイマー換算で0.37モル)、メタノール154g及び酢酸5.1gを入れ、撹拌しているところに、水6.8g(0.37モル)を投入し、25℃で2時間撹拌した。そこに、3−アミノプロピルトリエトキシシラン17.7g(0.08モル)を滴下した。その後、メタノールの還流温度まで加熱して1時間反応後、エステルアダプターにて、内温が110℃になるまでメタノールを留去し、JIS K2283に基づき測定した粘度71mm2/s(25℃)の薄黄色透明溶液81gを得た(重量平均分子量1,100)。このものの系内のメタノール残存量は5質量%であった(シリコーン系撥水処理剤1)。
[表面処理ポリリン酸アンモニウム5の調製]
ポリリン酸アンモニウム(クラリアント社製:ペコフレームTC204P、平均粒径8μm)100質量部に、上記のシリコーン系撥水処理剤1を10質量部、エタノールを100質量部加え、これらを30分撹拌した後、減圧下でエタノールを留去し、粉砕器で粉砕して、平均粒径10μmのシリコーン表面処理ポリリン酸アンモニウム5を得た。
[表面処理ポリリン酸アンモニウム6の調製]
有効容積3Lのリボンミキサーにシリカ(エロジルA300)を300g充填し、120rpmで撹拌しながらメチルハイドロジェンシロキサン75gを添加し、1時間混合処理を行った。その後、乾燥機中で130℃、3時間熱処理を行い、シリコーン処理シリカを調製した。ポリリン酸アンモニウム(クラリアント社製:ペコフレームTC204P、平均粒径8μm)100質量部に上記シリコーン処理シリカを5質量部添加し、ボールミルで1時間混合し、平均粒径14μmの表面処理ポリリン酸アンモニウム6を得た。
[表面処理ポリリン酸アンモニウム7の調製]
ポリリン酸アンモニウム(BUDENHEIM社製:FR CROS S 10、平均粒子径8μm)100質量部に、直鎖のシリコーンオイル(信越化学工業(株)製:KF−96H)5質量部、トルエン100質量部を加え、これらを30分撹拌した後、減圧下でトルエンを除去し、粉砕器で粉砕して、平均粒子径10μmのシリコーン表面処理ポリリン酸アンモニウム7を得た。
下記表1〜5の成分を下記表1〜5に記載の配合量で、ラボプラストミルR60ミキサー(東洋精機社製)にて190℃,30rpm,2分混練し、難燃樹脂組成物を得た。得られた難燃樹脂組成物の難燃性、ホルムアルデヒド発生の有無、耐水性及び耐湿性を下記試験方法に従って評価し、結果を表1〜5に併記した。なお、難燃樹脂組成物の成形は、50T三段プレス機(庄司鉄工(株)製)を用いて圧力40MPa,温度200℃の条件で行った。
(1)ポリ乳酸:レイシア H−100J、三井化学株式会社製
(2)ペンタエリスリトール:和光純薬工業株式会社製
(3)X−21−3153:両末端シラノール基封鎖シリコーンオイル、信越化学工業株
式会社製、動粘度21mm2/s、OH価0.6mol/100g
(4)トリアジン系化合物:ノンネンR014−2、丸菱油化工業株式会社製
(5)PHタルク:竹原化学株式会社製
(6)膨張黒鉛:SYZR2002、三洋貿易株式会社製
(7)ペコフレームTC204P:未処理ポリリン酸アンモニウム、クラリアントジャパ
ン株式会社製平均粒径8μm
(8)TERRAJU C−60:メラミン−ホルマリン処理ポリリン酸アンモニウム、
ブーデンハイム株式会社製
《難燃性》
UL−94に基づき試験を行った。試験片の厚みは1.6mm
2Lのテドラーバッグ(tedlar bag:デュポン社の商品名)に50cm2の供試体を入れ、テドラーバッグ内部を窒素置換した後、密封する。このテドラーバッグを65℃の雰囲気中に2Hr放置した後、ガス検知管(ガステック社製:91L)でホルムアルデヒド発生の有無を測定する。
*判定基準
○:ホルムアルデヒドの発生無し
×:ホルムアルデヒドの発生有り
10cm×10cm×3mm厚のプレス成型板を、水を入れたバットの中に置き、重りを乗せ固定する。24時間後取り出し、表面にぬめりがあるか否かを確認する。
○:ぬめり無し
×:ぬめり有り
10cm×10cm×3mm厚のプレス成型板を80℃、90%RHの高温高湿機中に24時間洗濯ばさみで吊るした後、取り出し、表面にぬめりがあるか否かを確認する。
○:ぬめり無し
×:ぬめり有り
Claims (7)
- (A)バイオプラスチックとして、天然物由来の脂肪族ポリエステル樹脂:100質量部、
(B)リン酸グアニジン、リン酸アンモニウム、リン酸メラミン、ポリリン酸アンモニウム、メラミン表面被覆ポリリン酸アンモニウム及びケイ素化合物表面被覆ポリリン酸アンモニウムから選ばれる1種又は2種以上のリン及び窒素を含有するノンハロゲン系難燃剤粒子表面を疎水性無機酸化物微粒子で被覆したノンハロゲン系難燃剤の1種又は2種以上:1〜200質量部
を含有してなる難燃バイオプラスチック樹脂組成物。 - 更に、(C)難燃助剤:0.1〜150質量部を含有してなる請求項1記載の難燃バイオプラスチック樹脂組成物。
- 脂肪族ポリエステル樹脂が、ポリ乳酸であることを特徴とする請求項1又は2記載の難燃バイオプラスチック樹脂組成物。
- (B)成分の疎水性無機酸化物微粒子が、疎水性のシリカ微粒子であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載の難燃バイオプラスチック樹脂組成物。
- (B)成分の疎水性無機酸化物微粒子で被覆したノンハロゲン系難燃剤の平均粒子径が3〜35μmである請求項1〜4のいずれか1項記載の難燃バイオプラスチック樹脂組成物。
- (C)難燃助剤が、多価アルコール、タルク、膨張黒鉛、トリアジン系化合物、下記式(I)
RaSiO(4-a)/2 (I)
(式中、Rは水酸基、炭素数1〜10のアルキル基、アルケニル基、シクロアルキル基、アリール基、アラルキル基、(メタ)アクリル基含有基及びエポキシ基含有基から選ばれる基であり、aは1.9≦a≦2.1の正数である。)
で表されるシリコーン化合物から選ばれる1種又は2種以上である請求項2〜5のいずれか1項記載の難燃バイオプラスチック樹脂組成物。 - (C)難燃助剤が、ペンタエリスリトールである請求項6記載の難燃バイオプラスチック樹脂組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006055819A JP5124802B2 (ja) | 2006-03-02 | 2006-03-02 | 難燃バイオプラスチック樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006055819A JP5124802B2 (ja) | 2006-03-02 | 2006-03-02 | 難燃バイオプラスチック樹脂組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007231184A JP2007231184A (ja) | 2007-09-13 |
JP5124802B2 true JP5124802B2 (ja) | 2013-01-23 |
Family
ID=38552099
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006055819A Active JP5124802B2 (ja) | 2006-03-02 | 2006-03-02 | 難燃バイオプラスチック樹脂組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5124802B2 (ja) |
Families Citing this family (20)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4807501B2 (ja) * | 2006-03-02 | 2011-11-02 | 信越化学工業株式会社 | 難燃ポリプロピレン樹脂組成物 |
JP2007246730A (ja) * | 2006-03-16 | 2007-09-27 | Du Pont Mitsui Polychem Co Ltd | 難燃性樹脂組成物 |
US20090246430A1 (en) | 2008-03-28 | 2009-10-01 | The Coca-Cola Company | Bio-based polyethylene terephthalate polymer and method of making same |
CN101260227B (zh) * | 2008-04-24 | 2012-05-23 | 同济大学 | 一种无卤阻燃聚乳酸的制备方法 |
CA2754220C (en) | 2009-03-03 | 2020-04-14 | The Coca-Cola Company | Bio-based polyethylene terephthalate packaging and method of making thereof |
JP5136801B2 (ja) * | 2009-08-20 | 2013-02-06 | 信越化学工業株式会社 | 難燃熱可塑性樹脂組成物及びその製造方法 |
EP2554595B1 (en) | 2010-03-30 | 2018-01-03 | Nitto Denko Corporation | Fire-retardant polylactic film or sheet, and method for producing same |
JP6198035B2 (ja) * | 2010-09-03 | 2017-09-20 | 日本電気株式会社 | ポリシロキサン変性ポリ乳酸樹脂組成物およびその製造方法 |
WO2014020838A1 (ja) * | 2012-08-03 | 2014-02-06 | 株式会社カネカ | ポリエステル樹脂組成物および該樹脂組成物を含む成形体 |
EP2907850B1 (en) * | 2012-10-15 | 2018-05-02 | Kaneka Corporation | Polyester resin composition, and molded article comprising said resin composition |
EP2913360B1 (en) * | 2012-10-29 | 2017-04-12 | Kaneka Corporation | Aliphatic polyester resin composition and molded body containing aliphatic polyester resin composition |
JP6059991B2 (ja) * | 2013-01-18 | 2017-01-11 | 株式会社カネカ | マスターバッチ用脂肪族ポリエステル樹脂組成物及び成形用樹脂組成物 |
US9624346B2 (en) | 2013-01-18 | 2017-04-18 | Kaneka Corporation | Resin composition, resin molded article, and methods respectively for producing these products |
WO2014188646A1 (ja) * | 2013-05-20 | 2014-11-27 | 株式会社カネカ | ポリエステル樹脂組成物および該樹脂組成物を含む成形体 |
EP3018173B1 (en) * | 2013-07-03 | 2019-07-31 | Kaneka Corporation | Polyester resin composition and molded article comprising said resin composition |
WO2015052876A1 (ja) * | 2013-10-11 | 2015-04-16 | 株式会社カネカ | 脂肪族ポリエステル樹脂組成物および脂肪族ポリエステル樹脂成形体 |
US9890279B2 (en) * | 2013-12-24 | 2018-02-13 | Kaneka Corporation | Aliphatic polyester resin composition and aliphatic polyester resin molded article |
JP6360700B2 (ja) * | 2014-03-27 | 2018-07-18 | 東洋スチレン株式会社 | スチレン系難燃性樹脂組成物及びこれを用いてなる成形体 |
CN116218180B (zh) * | 2023-05-09 | 2023-10-10 | 北京微构工场生物技术有限公司 | 一种阻燃材料 |
CN117264138B (zh) * | 2023-09-19 | 2024-09-17 | 安平县金龙车辆装备有限公司 | 一种聚乳酸基有机/无机杂化材料、防火预反应液及其制备方法与应用 |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01116083A (ja) * | 1987-10-29 | 1989-05-09 | Nippon Chem Ind Co Ltd | 改質無電解めっき被覆粉体 |
JP3295780B2 (ja) * | 1992-07-07 | 2002-06-24 | 太平化学産業株式会社 | 難溶性ポリりん酸アンモニウム化合物、その製造方法、及び、それを含有する樹脂 |
JP3699128B2 (ja) * | 1995-12-22 | 2005-09-28 | イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー | ポリエステル組成物 |
JPH10204212A (ja) * | 1997-01-16 | 1998-08-04 | Chisso Corp | 難燃剤およびそれを含有した熱可塑性樹脂組成物 |
JP3856732B2 (ja) * | 2002-06-27 | 2006-12-13 | キョーワ株式会社 | 難燃性生分解性樹脂組成物及び難燃性生分解性複合材料 |
JP2004190025A (ja) * | 2002-11-29 | 2004-07-08 | Toray Ind Inc | 樹脂組成物ならびにそれからなる成形品 |
JP2005325216A (ja) * | 2004-05-13 | 2005-11-24 | Toray Ind Inc | ネジまたは端子挿入部位を有する成形品 |
JP5019029B2 (ja) * | 2005-12-12 | 2012-09-05 | 日信化学工業株式会社 | コーティング組成物及び車両内装材 |
JP4807501B2 (ja) * | 2006-03-02 | 2011-11-02 | 信越化学工業株式会社 | 難燃ポリプロピレン樹脂組成物 |
-
2006
- 2006-03-02 JP JP2006055819A patent/JP5124802B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2007231184A (ja) | 2007-09-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5124802B2 (ja) | 難燃バイオプラスチック樹脂組成物 | |
JP4807501B2 (ja) | 難燃ポリプロピレン樹脂組成物 | |
JP4548591B2 (ja) | 難燃樹脂組成物 | |
TWI685528B (zh) | 難燃性聚丙烯組合物 | |
Wu et al. | Synergetic enhancement on flame retardancy by melamine phosphate modified lignin in rice husk ash filled P34HB biocomposites | |
TWI665292B (zh) | Flame retardant composition and flame retardant synthetic resin composition | |
KR100943381B1 (ko) | 비할로겐 난연 수지 조성물 | |
EP1564243B1 (en) | Flame retardant additives, emulsion type coating compositions, and flame retardant compositions | |
EP1811010B1 (en) | Flame-retardant resin composition and flame-retardant resin-molded article | |
TW201625651A (zh) | 阻燃劑組合物及阻燃性合成樹脂組合物 | |
EP3808821B1 (en) | Polyphosphate amine salt composition, flame retardant polyphosphate amine salt composition, flame retardant synthetic resin composition containing same, and molded body thereof | |
US20180346713A1 (en) | Polylactic acid resin composition, and production method and molded body thereof | |
US20130065992A1 (en) | Polymer Compositions Containing Oxazine-Based Alkoxysilanes | |
US20070249756A1 (en) | Flame-retardant resin composition and flame-retardant resin-molded article | |
JP4416165B2 (ja) | ノンハロゲン難燃樹脂組成物 | |
JP5136801B2 (ja) | 難燃熱可塑性樹脂組成物及びその製造方法 | |
JP2009197123A (ja) | 難燃性添加物 | |
JP4375669B2 (ja) | ノンハロゲン難燃樹脂組成物 | |
JP2010031271A (ja) | シリコーン表面処理水酸化マグネシウム | |
EP3835367A1 (en) | Additive composition, flame-retardant synthetic resin composition containing same, and molded article thereof | |
JP2003055507A (ja) | 難燃性樹脂組成物 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080225 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110303 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20111109 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20111215 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120926 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20121009 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5124802 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151109 Year of fee payment: 3 |