JP5123878B2 - 農作業支援装置 - Google Patents
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Description
この間引き装置によれば、間引き対象の出芽個体を自動的に選択することができるため、間引き作業が容易になる。
実施の形態1の農作業支援装置は、間引き対象の苗の茎を切断したり、当該苗を引き抜いたりすることによって間引き作業を行うことが可能な耕耘機等の農業機械に搭載されるものである。
図1は、本発明の実施の形態1に係る農作業支援装置の構成を示すブロック図である。図1に示すとおり、農作業支援装置1は、CPU11、主記憶装置12、補助記憶装置13、入出力インタフェース(I/F)14及び画像出力インタフェース(I/F)15を備えており、これらのCPU11、主記憶装置12、補助記憶装置13、入出力I/F14及び画像出力I/F15は、バスによって接続されている。
図2は、実施の形態1の農作業支援装置1が記憶している撮像範囲定義データ131のデータ構造の一例を示す図である。図2に示すとおり、撮像範囲定義データ131は、農作物の種類名が格納される種類フィールド131A、播種日から10日後に実施される1回目の間引き作業における撮像範囲のサイズが格納される第1撮像範囲フィールド131B、同じく20日後に実施される2回目の間引き作業における撮像範囲のサイズが格納される第2撮像範囲フィールド131C、及び同じく30日後に実施される3回目の間引き作業における撮像範囲のサイズが格納される第3撮像範囲フィールド131Dで構成されている。
図3は、撮像範囲の変化の様子を示す概念図である。なお、図3では、撮像範囲が破線により示されている。図3に示す例では、1回目の間引き作業における撮像範囲は10cm四方、2回目の間引き作業における撮像範囲は20cm四方、3回目の間引き作業における撮像範囲は30cm四方となっている。このように、間引き作業を行う範囲は農作物の生長に伴って大きくなるのが一般的であり、その大きくなる程度は農作物によって異なることが多い。そのため、多くの農作物について、間引き作業を行う適切な範囲を把握することは困難であると言えるが、本実施の形態では、農作物の種類及び播種時期毎に撮像範囲を定義した撮像範囲定義データを用いることにより、間引き作業を行う適切な範囲を自動的に導くことが可能になる。
次に、上述したように構成されている農作業支援装置1の動作について、フローチャートを参照しながら説明する。
ユーザは、間引き作業の際に、農作業支援装置1が搭載された耕耘機等の農業機械を操縦して間引き作業の対象の農作物が育っている畑等に移動させる。そして、ユーザは、入力部16を用いて、間引き作業の対象の農作物の種類及び播種日を入力する。
撮像画像の補正処理の実行を希望するユーザは、入力部16を用いて、間引き作業を実施する場所を示す場所情報(ここでは市町村名とする)を入力する。
図7は、実施の形態1の農作業支援装置1が実行する撮像画像の補正処理の手順を示すフローチャートである。図7に示すとおり、農作業支援装置1は、場所情報の入力を受け付けると(S301)、補助記憶装置13に記憶されている天候データ132を参照する(S302)。
実施の形態2の農作業支援装置は、実施の形態1の場合と異なり、苗が育っている土の湿度に基づいてカメラの撮像範囲を調節する装置である。以下、その構成及び動作について説明する。
図8は、本発明の実施の形態2に係る農作業支援装置の構成を示すブロック図である。図8に示すとおり、農作業支援装置2は、苗が育っている土の湿度を測定することができる湿度測定部21と、補助記憶装置23とを備えている。これらの湿度測定部21及び補助記憶装置23以外の農作業支援装置2の構成については、実施の形態1の場合と同様であるので、同一符号を付して説明を省略する。
なお、湿度測定部21の構成はこれに限定されるわけではなく、例えば土受入部を備えずに、湿度測定計を土壌に差し込むことによって土の湿度を測定するような構成であってもよい。
次に、上述したように構成されている農作業支援装置2の動作について、フローチャートを参照しながら説明する。
ユーザは、間引き作業の際に、農作業支援装置2が搭載された農業機械を操縦して間引き作業の対象の農作物が育っている畑等に移動させた後、シャベル等を用いて所定量の土をすくい、湿度測定部21が備える土受入部に投入する。
実施の形態3の農作業支援装置は、実施の形態1及び2の場合と異なり、カメラを備えておらず、他の装置に設置されるカメラの撮像範囲を決定する装置である。なお、本実施の形態の農作業支援装置3は、実施の形態1の場合のように耕耘機等の農業機械に搭載されておらず、間引き作業を行うユーザによって携行されるものとする。以下、その構成及び動作について説明する。
図11は、本発明の実施の形態3に係る農作業支援装置の構成を示すブロック図である。図11に示すとおり、農作業支援装置3は、音声出力インタフェース(I/F)31と、当該音声出力インタフェース31に接続されたスピーカ32とを備えている。これらの音声出力I/F31及びスピーカ32以外の農作業支援装置3の構成については、実施の形態1の場合と同様であるので、同一符号を付して説明を省略する。
次に、上述したように構成されている農作業支援装置3の動作について、フローチャートを参照しながら説明する。
ユーザは、農作業支援装置3を携行して間引き作業の対象の農作物が育っている畑等に移動する。そして、ユーザは、入力部16を用いて、間引き作業の対象の農作物の種類及び播種日を入力する。
カメラ付きの携帯型電話機により本発明の農作業支援装置を実現することも可能である。その場合、ユーザが携帯型電話機を適宜の位置に移動させることによってカメラの撮像範囲の調節を行えばよいが、ズーム機構等により自動的に撮像範囲の調節を行うようにしてもよい。
11 CPU
12 主記憶装置
13 補助記憶装置
14 入出力インタフェース
15 画像出力インタフェース
16 入力部
17 カメラ
18 移動部
19 ディスプレイ
131 撮像範囲定義データ
132 天候データ
133 生長経過データ
21 湿度測定部
23 補助記憶装置
31 音声出力インタフェース
32 スピーカ
Claims (11)
- 農作物の複数の苗を撮像する撮像部と、
少なくとも1つの間引き対象の苗が撮像画像中に含まれるように、前記撮像部の撮像範囲を決定する撮像範囲決定手段と、
前記撮像範囲決定手段によって決定された撮像範囲で複数の苗を撮像するように前記撮像部を制御する撮像部制御手段と、
前記撮像部制御手段による制御にしたがって前記撮像部により得られた撮像画像中の複数の苗から間引き対象の苗を特定する間引き対象特定手段と、
前記間引き対象特定手段によって特定された間引き対象の苗に関する間引き対象情報を出力する間引き対象情報出力手段と
を備える、農作業支援装置。 - 農作物の種類毎に定められた前記撮像部の撮像範囲に関する撮像範囲情報を記憶する記憶部をさらに備え、
前記撮像範囲決定手段は、前記記憶部に記憶されている撮像範囲情報に基づいて、前記撮像部の撮像範囲を決定するように構成されている、請求項1に記載の農作業支援装置。 - 農作物の播種時期毎に定められた前記撮像部の撮像範囲に関する撮像範囲情報を記憶する記憶部をさらに備え、
前記撮像範囲決定手段は、前記記憶部に記憶されている撮像範囲情報に基づいて、前記撮像部の撮像範囲を決定するように構成されている、請求項1に記載の農作業支援装置。 - 前記撮像範囲決定手段は、苗が育っている土の状態に基づいて、前記撮像部の撮像範囲を決定するように構成されている、請求項1乃至3の何れかに記載の農作業支援装置。
- 苗が育っている土の湿度を測定する湿度測定手段をさらに備え、
前記撮像範囲決定手段は、前記湿度測定手段による測定結果に基づいて、前記撮像部の撮像範囲を決定するように構成されている、請求項4に記載の農作業支援装置。 - 前記撮像範囲決定手段によって決定された前記撮像部の撮像範囲を示す撮像範囲確定情報を出力する撮像範囲確定情報出力手段をさらに備える、請求項1乃至5の何れかに記載の農作業支援装置。
- 前記撮像範囲決定手段は、間引き対象とならない苗が1つだけ含まれるように、前記撮像部の撮像範囲を決定すべく構成されている、請求項1乃至6の何れかに記載の農作業支援装置。
- 農作物の複数の苗を撮像する撮像部の撮像範囲を決定する撮像範囲決定手段と、
前記撮像範囲決定手段によって決定された前記撮像部の撮像範囲を示す撮像範囲確定情報を出力する撮像範囲確定情報出力手段とを備え、
前記撮像範囲決定手段は、少なくとも1つの間引き対象の苗が撮像画像中に含まれるように、前記撮像部の撮像範囲を決定すべく構成されている、農作業支援装置。 - 農作物の種類毎に定められた前記撮像部の撮像範囲に関する撮像範囲情報を記憶する記憶部をさらに備え、
前記撮像範囲決定手段は、前記記憶部に記憶されている撮像範囲情報に基づいて、前記撮像部の撮像範囲を決定するように構成されている、請求項8に記載の農作業支援装置。 - 農作物の播種時期毎に定められた前記撮像部の撮像範囲に関する撮像範囲情報を記憶する記憶部をさらに備え、
前記撮像範囲決定手段は、前記記憶部に記憶されている撮像範囲情報に基づいて、前記撮像部の撮像範囲を決定するように構成されている、請求項8に記載の農作業支援装置。 - 前記撮像範囲決定手段は、間引き対象とならない苗が1つだけ含まれるように、前記撮像部の撮像範囲を決定すべく構成されている、請求項8乃至10の何れかに記載の農作業支援装置。
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