JP5120701B2 - シート処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、シート処理装置に関する。
搬入されてきた複数のシートあるいは用紙に対してパンチ、ステープル、整合などの処理を単独あるいは組み合わせて行うシート処理装置、あるいは用紙処理装置が知られている。この装置は、印刷処理などが行われた後の用紙に対して用いる場合、シート後処理装置、用紙処理装置とも呼ばれる。以下ではこれらを総称して用紙処理装置と称する。
用紙処理装置では、例えばステープル処理の場合、複数枚の用紙をトレイで重ねて位置を揃えた(整合した)後、用紙束としてステープルを行うが、複数枚の用紙を重ねて整合してステープルを行っている間にも次々に用紙が送られてくるので、トレイでジャムが発生してしまう。そこでジャムを回避するためにプレスタックと称される重ね合わせ手段が用いられる。
このプレスタックでは、一定のタイミングで搬送されてくる用紙をステープル処理などをおこなうトレイに搬送する前に用紙をプレスタックに停留させて、トレイからステープル処理後の用紙束が排出されるタイミングで、停留させておいた複数枚の用紙をトレイに搬送する。これにより用紙搬送に遅延をもたらすことなく、ステープルなどの処理を行うことができる。
こうしたプレスタックの一例が下記特許文献1に示されている。同文献の技術では、2つに分岐した搬送経路を有し、1枚目の用紙を一方の搬送経路に停留させて、その次の用紙はもう一方の搬送経路を停留させずに搬送し、それと同時に1枚目の用紙も2枚目の用紙と重ねて処理トレイへ搬送する。これによって、1枚目の用紙が停留することによる時間稼ぎによって、一定のタイミングで行われる用紙搬送を遅延させることなく、処理トレイでの処理が行える。
特許第3735455号公報
しかし用紙処理装置の生産性に対する要求は上がってきており、従来の方法では、高速性の観点で不十分である可能性がある。従来の用紙処理装置では処理部に1枚搬送されるごとに位置揃えをおこなっているが、こうした場合、高速化のもとでは、揃え作業を行っている間に次の用紙が搬送されてしまう可能性がある。1枚ごとに用紙揃えを行うのではなく、ある枚数ごとにまとめて用紙揃えを行うシステムならば、用紙揃え作業を高速な用紙搬送と両立できる可能性がある。
さらに、ある枚数ごとにまとめて用紙揃えを行う場合には、例えばステープル処理などの処理の区切りの用紙の前後での用紙のまとめ枚数には注意が必要となる。通常、用紙処理装置に次々搬送されてくる用紙のうちどれが区切りの用紙であるかは事前には不明であり、区切りの用紙の搬送と同時にその情報が送られてくる場合が普通である。したがって区切りの用紙であることがわかった時点でステープル処理や用紙搬送に適切に対応できるような工夫が必要となる。
そこで本発明が解決しようとする課題は、上記問題点に鑑み、ある枚数ごとにまとめて用紙揃えを行うことにより、高速な用紙搬送のもとで用紙揃え作業を行え、さらに区切りの用紙に関わる揃え枚数を適切に設定できるシート処理装置を提供することにある。
課題を解決するための手段及び発明の効果
上記課題を達成するために、本発明に係るシート処理装置は、シートを順次受け入れるシート受入部と、そのシート受入部からシートを受け取って、複数のシートを重ねて位置を揃えてシート束とする作業を含む処理を施す処理部と、その処理部で前記処理を施されたシートが排出される排出部と、前記シート受入部から前記処理部を経て前記排出部へシートを案内する搬送経路と、その搬送経路に沿ってシートを搬送する搬送手段とを有するシート処理装置であって、前記搬送経路の途中に複数の経路に分岐し下流側で再び合流するように形成された分岐経路部と、その分岐経路部の複数の経路のうちの一部の経路に前記シートを1枚目から1枚以上停留させた後にその後に搬送されたシートと重ねて前記搬送手段によって前記処理部へ搬送し、後続するシートも前記分岐経路部の複数の経路のうちの一部の経路に1枚以上停留させた後にその後に搬送されたシートと重ねて前記搬送手段によって前記処理部へ搬送する重ね合わせ制御手段と、前記処理部に配置されて、重ね合わされたシートが前記処理部に搬送されたときに、前記重ね合わされたシートの位置を揃える整合部とを備え、前記整合部は、前記重ね合わされたシートの搬送方向の先端位置を揃える搬送方向整合部を有しており、前記重ね合わせ制御手段によって重ね合わされて前記処理部へ搬送されるシートの枚数を重ね合わせ枚数として、前記シート1枚が搬送される周期を搬送周期として、前記処理部において複数のシートを揃える作業に必要な時間を揃え時間として、前記重ね合わせ枚数は、前記重ね合わせ枚数と前記搬送周期との積が前記揃え時間以上であるとの関係を満たす最小の前記重ね合わせ枚数であり、前記シート束において搬送される順序が最後のシートを終端シートとして、前記重ね合わせ制御手段は、前記終端シートを他の前記シートと重ね合わせずに前記処理部に搬送する場合には、前記終端シートは、前記分岐経路部において前記終端シートの1つ前の前記シートと同じ経路を搬送することを特徴とする。
これにより本発明のシート処理装置では、1枚目だけでなく後続のシートも一時的に停留させ、重ね合わせ制御手段によって停留したシートと次に搬送されてきたシートとを重ね合わせて処理部へ送るので、ある枚数ごとに重ね合わせて処理部へ送ることを1枚目だけでなくその後も行い続ける。したがって重ね合わされてまとめて送られたシートを、その度に揃えることができるので、高速でかつ揃え精度よくシート揃え処理を行うことができる。
また前記整合部は、前記重ね合わされたシートの搬送方向の先端位置を揃える搬送方向整合部を備えたとしてもよい。
これにより、搬送方向整合部によって、シートの搬送方向の先端の位置を揃えるので、精度よくシート揃え処理を行うことができて、重ね合わされてまとめて送られたシートをその度に揃えて、高速でかつ揃え精度よくシート揃え処理を行うことができる。
また前記重ね合わせ制御手段によって重ね合わされて前記処理部へ搬送されるシートの枚数を重ね合わせ枚数として、前記シート1枚が搬送される周期を搬送周期として、前記整合部において複数のシートを揃える作業に必要な時間を揃え時間として、前記重ね合わせ枚数は、前記重ね合わせ枚数と前記搬送周期との積が前記揃え時間以上であるとの関係を満たす最小の前記重ね合わせ枚数であるとしてもよい。
これにより、重ね合わせ枚数を、重ね合わせ枚数と搬送周期との積が揃え時間以上との関係を満たす最小の重ね合わせ枚数とするので、必要な揃え時間を確保できる重ね合わせ枚数とできる。よって処理部においてジャムなどを発生させることない重ね合わせ枚数のシートを送りながら、高速でかつ揃え精度よくシート揃え処理を行うことができる。
また前記シート束において搬送される順序が最後のシートを終端シートとして、前記重ね合わせ制御手段は、前記終端シートを他の前記シートと重ね合わせずに前記処理部に搬送する場合には、前記終端シートは、前記分岐経路部において前記終端シートの1つ前の前記シートと同じ経路を搬送するとしてもよい。
これにより、終端シートを単独で処理部に搬送する場合には1つ前のシートと同じ経路を搬送するので、経路変更に必要となる処理を省略でき、さらに経路変更のための消費電力や動作音を削減することができる。
また前記重ね合わされて前記処理部へ搬送される複数枚のシートをシート組とし、前記シート束において搬送される順序が最後のシートを終端シートとして、前記重ね合わせ制御手段は、前記終端シートを含まない前記シート組の枚数は前記分岐経路部における経路数と同じになるように制御し、前記重ね合わせ制御手段は、前記終端シートは前記分岐経路部に停留させずに搬送し、前記分岐経路部に停留しているシートがある場合は前記終端シートを停留しているシートと重ね合わせて搬送し、前記整合部は、前記終端シートを含む前記シート組の枚数が前記分岐経路部における経路数よりも少ない場合は、前記終端シートを含むシート組とその1つ前のシート組とをまとめてシート位置揃えするとしてもよい。
これにより、終端シートを含むシート組の1つ前のシート組を処理部に送ったときはシート揃えを行わず、終端シートを含むシート組が送られたら合わせてシート揃え処理を行うので、終端シートに関係する混乱が発生せず、処理部においてジャムなどを発生させることなく、高速でかつ揃え精度よくシート揃え処理を行うことができる。
また前記重ね合わされて前記処理部へ搬送される複数枚のシートをシート組とし、前記シート束において搬送される順序が最後のシートを終端シートとして、前記重ね合わせ制御手段は、1枚目を含む前記シート組の枚数は前記分岐経路部における経路数と同じになるように制御し、前記重ね合わせ制御手段は、1枚目と前記終端シートとを含まない前記シート組の枚数は前記分岐経路部における経路数より1つ少なくなるように制御し、前記重ね合わせ制御手段は、前記分岐経路部における経路数より1つ少ない枚数のシートを重ね合わせた次のシートが前記終端シートの場合、前記終端シートを前記終端シートの1つ前のシートと重ねて前記処理部に搬送するとしてもよい。
これにより、1枚目を含むシート組以外では、常に経路数よりも1つ少ない枚数を重ね合わせて搬送するので、終端シートが搬送されてきたら、これをその前のシートと重ねてまとめて経路数と同じ枚数として搬送する。したがって最後に終端シートが1枚だけで搬送されて前のシートと一緒にシート揃えがなされることがない。よって、1枚目を含むシート組だけでなく後続のシートも重ね合わせて処理部に搬送する場合に、終端シートを含む部分でシート揃えの精度が悪くなることが回避できる。
以下、本発明の実施形態を図面を参照しつつ説明する。まず図1は、本発明に係る用紙後処理装置(シート処理装置)の実施例1の概略を示す断面図である。
用紙後処理装置100は、画像形成装置から排出されてきた画像形成済みの用紙P(シート)を受け入れる導入経路1と、導入経路1から分岐する2つの経路、即ち排紙トレイ4へ向かう上搬送経路2と、ステープル処理を行う下搬送経路3とを有する。以下に述べる用紙後処理装置100の各部の運動などは、全て制御部50によって制御されるとすればよい。
導入経路1には、導入ローラ5、入口センサー6が配置され、導入経路1の終端部の分岐部に位置するシフト分岐爪7により上搬送経路2と、下搬送経路3へ用紙の搬送方向を仕分ける。下搬送経路3には、独立駆動可能なプレスタック分岐爪8、上搬送ローラ10、右搬送ローラ11、中央搬送ローラ12、左搬送ローラ13、下搬送ローラ14、排紙ローラ15、排紙センサー16が配置され、下搬送経路3の終端位置にはステープルユニット20が配置されている。
下搬送経路3(プレスタック部)は、第1ルート31、第2ルート32、第3ルート33の3つの搬送ルートが並列に設けられている。本明細書で単に経路数と記載された場合、それはプレスタック部3において分岐された経路の数を指すとする。図1は経路数が3の場合である。
3つの搬送ルートの上流には、それぞれの搬送ルートへ用紙Pを切り替えるプレスタック分岐爪8が設けられている。第1および第2ルートに搬送された用紙Pは、それぞれの搬送ルート中で一旦停止し、第3ルートから搬送されてきた用紙Pとタイミングを合わせ再び搬送を開始することで、搬送路中で用紙Pを重ね合わせることが可能となっている。重ね合わせた用紙Pは、下搬送ローラ14により送られ、排紙ローラ15まで送られる。
ステープル処理トレイ22の後端(搬送方向上流側)には送り込まれた用紙Pの後端を突き当てて整合する基準フェンス23が設けてある。本発明の基準フェンス23は、排紙ローラ15よりも上流側に配置されている。ステープル処理トレイ22の搬送方向と直交方向の両サイドには、ステープル処理トレイ22に排紙された用紙Pの横方向を押して整合するジョガー24が設けてある。
排紙ローラ15下流側で、ステープル処理トレイ22上側には、排出された用紙Pを基準フェンス23側に搬送させ整合する揃えローラ27が設けてある。揃えローラ27は、用紙Pの排紙されているときには搬送路から退避する退避位置に移動し、基準フェンス23側に用紙Pを寄せるときには、ステープル処理トレイ22に排紙された用紙Pに接触して用紙Pを整合する位置に移動可能な構成となっている。
また、本発明では、揃えローラ27の下流側で、ステープル処理トレイ22にほぼ垂直に設けられた先端ストッパ25が設けてある。先端ストッパ25は用紙搬送方向に沿って往復移動可能なような構成になっている。このため、排紙ローラ15から排出された用紙Pの先端を突き当て飛び出し量を規制するとともに、用紙Pを基準フェンス23側に寄せるように上流側に移動して用紙Pの先端を搬送方向に押えることによりステープル処理トレイ22へ排出された用紙Pの搬送方向の揃えを行う。
また、先端ストッパ25は用紙束の放出時には、回転し搬送路から退避することで用紙束の放出を可能としている。ここで用紙束(シート束)とは、用紙Pが順次ステープル処理トレイ22へ搬送されていって用紙Pの位置が揃えられた後に、最終的にまとめてステープル処理がなされる複数の用紙とする。ステープル処理トレイ22内には、搬送方向に放出ベルト26が架け渡されており、放出ベルト26にはステープルされた用紙Pを引っ掛けステープル処理トレイ22から排紙トレイ4へ放出する放出爪26aが取り付けられている。
排紙ローラ15まで送られた用紙Pはその後、ステープル処理トレイ22に用紙Pが排出され、先端ストッパ25が基準フェンス23側に移動する事により、排紙された用紙Pを基準フェンス23に押し付け用紙Pの搬送方向の整合を行う。その後、ジョガー24により横方向の揃えを行う事によって重ねあわせて排出された用紙Pの整合を行なう。整合が終了するとステープラ21が作動し用紙束を綴じる。ステープルされた用紙束は、放出ベルト26の爪(26a)で引っ掛け、ステープル処理トレイ22から排紙トレイ4へ放出する。指定された部数だけ上記動作を繰り返し用紙束を作成する。
プレスタック部3における3枚の用紙Pを重ね合わせる動作について図2を用いて説明する。なお図2Aから図2Gまでをまとめて図2と呼ぶ。画像処理装置より1枚目が搬送されてくると、分岐爪8を図2Aのように動作させ、第1搬送ルート31へ用紙Pを導く。また、ストップ爪34を搬送路に出し、1枚目の用紙Pを第1搬送ルート31に停止させる(図2B)。次に2枚目が搬送されてくると分岐爪8を図2Cのように動作させ、第2搬送ルート32へ用紙Pを導き、ストップ爪34で第2搬送ルート32に停止させる(図2D)。
3枚目が搬送されてくると分岐爪8を図2Eのように動作させ、第3搬送ルート33へ用紙Pを導く(図2F)。その後ストップ爪34を搬送路から退避させ、3枚の用紙Pを重ね合わせてステープル処理トレイ22へ用紙Pを排出する(図2G)。このような動作を行うことにより、ステープル処理トレイ22へ用紙Pが排出される時間を遅らせて、ステープル処理に要する時間を確保でき、画像処理装置の生産性を落とさないようにしている。
用紙後処理装置100では、このように3枚ずつ重ねてステープル処理トレイ22へ搬送する処理を1、2、3枚目だけでなく、後続する4、5、6枚目、7、8、9枚目などに対してもおこなう。これにより、画像処理装置の装置の生産性が上がってくると、ステープル処理に要する時間だけではなく、1枚ずつステープル処理トレイ22へ排出された用紙Pを揃える時間も確保できなくなってくることに対応できる。
後続する用紙Pの重ね合わせ動作は、上記で説明した1枚目からの重ね合わせ動作と同じである。また、ステープル処理トレイ22へ排出された用紙Pの揃えも先端ストッパ25による搬送方向の揃えを行うことにより、重ね合わせた用紙Pの搬送方向の揃えを行う。これにより重ね合わせた用紙Pの搬送方向についても良好に用紙Pを揃えることができる。
重ね合わせ枚数は、重ね合わせ枚数と搬送周期との積が揃え時間以上であるとの関係を満たすとすればよい。ここで、重ね合わせ枚数は、重ね合わされてステープル処理トレイ22へ搬送される用紙の枚数とする。また搬送周期とは用紙1枚が搬送される周期とする。揃え時間は、ステープル処理トレイにおいて複数の用紙の位置を揃える作業に必要な時間とする。また、重ね合わせる用紙Pの枚数は少ないほど揃えに関する信頼性は高いのは明らかであり、言い換えると、重ね合わせる枚数が多くなるほど揃え精度の確保が難しくなるので、前記関係を満足できる最も少ない重ね合わせる枚数とすることにより、揃え精度を確保しつつ、揃えに必要な時間が確保できる。
本実施例1においては以上で説明した手順を繰り返して用紙Pを3枚ずつステープル処理トレイ22へ搬送する。そしてステープル処理トレイ22では3枚ずつ送られてくる毎に、用紙揃え処理を行う。
ここで以下の用語を定義する。重ね合わされてステープル処理トレイ22へ搬送される複数枚の用紙Pを用紙組(シート組)とする。上の実施例では3枚ずつの用紙P、つまり1、2,3枚目の用紙Pが1つの用紙組であり、4、5、6枚目の用紙Pが次の用紙組である。上述のとおり、用紙組が順次ステープル処理トレイ22へ搬送されていって用紙Pの位置が揃えられた後に、最終的にまとめてステープル処理がなされる複数の用紙Pが用紙束(シート束)である。そして用紙束において搬送される順序が最後の用紙Pを終端用紙(終端シート)とする。終端用紙を含む用紙組を終端組とし、搬送順序が終端組の1つ前の用紙組を終端前組とする。
実施例1では上記のように3枚ずつ搬送して、そのたびに用紙揃えを行うが、これには例外がある。それは終端組、あるいは終端前組である。以下でこれを説明する。
例えばプレスタック部3で重ね合わせた3枚の用紙Pをステープル処理トレイ22へ排出した次の用紙Pが終端用紙の場合、それ以前の動作を単純に繰り返すと、終端用紙をプレスタック部3に停留させ、その後の用紙Pも順次プレスタック部3の別の経路に停留し、その後3枚まとめて処理部に排出することとなる。しかし、このように処理すると、終端用紙までの用紙Pとそれ以降の用紙Pとの間の区別が付けられなくなり、終端用紙までの用紙Pだけで1つの用紙束をつくってステープル処理をおこなうことができなくなる。そこで、終端用紙Pはプレスタック部3へ停止することなくステープル処理トレイ22へ排出する必要がある。
以下で3枚重ねて搬送した次の用紙Pが終端用紙である場合を図3を用いて説明する。なお図3Aから図3Fまでをまとめて図3と呼ぶ。図3Aから図3Cのようにプレスタック部3で3枚の用紙Pを重ね合わせる。その後、図3Dに示すようにプレスタック部3から重ね合わせた3枚の用紙Pをステープル処理トレイ22へ排出するが、続けて終端用紙Pがプレスタック部3へ入ってくる(図3E)。
通常、終端用紙Pが導入経路1に導入された時点で、それが終端用紙であるとの情報が制御部50に送られてくる。上で述べた理由によって、終端用紙Pは図3Fに示すようにプレスタック部3に停止することなく、ステープル処理トレイ22に排出される(図3F)。このとき、ステープル処理トレイ22では前の重ね合わせた3枚の用紙Pの揃え動作を行っているので、そこに終端用紙Pはぶつかってしまう。これにより終端用紙あるいは終端前組のところの揃え精度が悪くなってしまう可能性がある。
そこで、終端組の枚数が1枚の場合は、次が終端用紙であるとの情報を制御部50が受け取った時点で、制御部50は、終端前組がステープル処理トレイ22に排出されても揃え動作を行わず、終端用紙Pがステープル処理トレイ22へ排出されたときにまとめて揃え動作を行う指令を出すとすればよい。これにより、画像処理装置の生産性を落とすことなく、終端用紙あるいは終端前組のところの揃え精度を良好にできる。
なお上で、3枚重ねて搬送した2枚後の用紙Pが終端用紙である場合(つまり終端組の枚数が2の場合)も、終端用紙Pはプレスタック部3に停留させずに、終端用紙の1つ前の用紙Pとともにステープル処理トレイ22に搬送すればよい。これにより終端用紙までの用紙Pとそれ以降の用紙Pとの間の区別が付けられ、終端用紙までの用紙Pだけで1つの用紙束をつくってステープル処理をおこなうことができる。
また上ではプレスタック部3の形成によって経路数が3つの場合を示したが、本発明では経路数がいくつであってもよい。経路数がいくつでも、上で3枚重ねたところを、経路数分重ねると変更すればよい。また経路数がいくつであっても、終端用紙はプレスタック部3に停留させずに、停留している用紙Pがあればそれとともに、停留している用紙Pがなければ単独でステープル処理トレイ22に搬送すればよい。これにより複数枚ずつ重ねてステープル処理トレイ22に搬送した場合にも、終端用紙とそれ以降の用紙とを区分けして終端用紙までで用紙束を形成することができる。
また経路数がいくつでも、経路数分重ねて搬送した次の用紙が終端用紙である場合(終端組が1枚の場合)は、終端前組がステープル処理トレイ22に搬送されても用紙揃えを行わず、終端用紙がステープル処理トレイ22に搬送されてからまとめて用紙揃えを行えばよい。これにより、画像処理装置の生産性を落とすことなく、終端用紙あるいは終端前組のところの揃え精度を良好にできる。
また終端組の枚数が1枚のときは、1つ前の用紙の搬送ルートと同じ搬送ルートを搬送するとしてもよい。これにより、プレスタック分岐爪8を動作させて搬送路を切り換える必要がないので、消費電流や騒音を小さくできる。
次に実施例2を説明する。実施例2では、実施例1とは用紙を重ねる枚数を変更する。以下で実施例1と異なる部分のみを説明する。
まず用紙を重ねる枚数を変更する理由を説明する。説明の明確化のためにプレスタック部3の経路数が3である場合で説明する。実施例1では、上述のように、3枚重ねてステープル処理トレイ22に搬送した次の用紙Pが終端用紙の場合、4枚まとめて用紙の位置揃えを行う。そして位置揃えに続けてステープル処理が行われる。4枚の用紙揃えとステープル処理が行われている間に、終端用紙に続く用紙が順次プレスタック部3に搬送されてくる。そして2枚停留させた後に3枚重ねてステープル処理トレイ22に搬送する。その時点では前の用紙束のステープル処理が終了して用紙束が排出された後である。
しかし元来、用紙後処理装置100では、最大3枚まとめてステープル処理トレイ22へ搬送して用紙揃えをおこなうことが想定されている。したがって実施例1における終端用紙のところでの4枚の用紙揃えという枚数は、想定されている揃え枚数より多い。そこで実施例2では各々の用紙組の枚数を実施例1よりも減らす。これにより揃え精度がさらに改善される可能性がある。
具体的には、実施例2では各々の用紙組の枚数をプレスタック部3の経路数より1つ少なくする。ただし1枚目(別の表現では、終端用紙の次の用紙)を含む用紙組の枚数はプレスタック部3の経路数と同じとする。これにより、前の用紙束のステープル処理を待つ時間を確保する。したがって1枚目(終端用紙の次の用紙)を含む用紙組の次の用紙組から、用紙組の枚数を経路数より1つ少なくする。つまり経路数より1枚少ない枚数ずつ重ねてステープル処理トレイ22に搬送していく。
さらに実施例2では、経路数より1つ少ない枚数重ねた次の用紙が終端用紙の場合は、その重ねた用紙に終端用紙をさらに重ねる。つまりこの場合は終端組の枚数は経路数と同じにしてステープル処理トレイ22に搬送する。
実施例2における用紙搬送の様子が図4に示されている。なお図4Aから図4Fまでをまとめて図4と呼ぶ。まず用紙Pを第1搬送ルート31に搬送し停止し(図4A)、次の用紙Pを第2搬送ルート32に搬送し(図4B)、その後ストップ爪34を搬送路から退避させて、2枚を重ね合わせてステープル処理トレイ22へ排出し揃え動作を行う(図4C)。以降この重ね合わせ動作を繰り返す。
図4Dから図4Fには、続けて2枚重ねて搬送した次の用紙Pが終端用紙である場合が示されている。終端用紙Pが搬送されてきたときは、第1搬送ルート31に停留している用紙P及び第2搬送ルート32に停留している用紙Pをその時点では搬送しない。すなわちストップ爪34を搬送路から退避させないようにして、2枚の用紙Pを第1搬送ルート31と第2搬送ルート32とに停止させる(図4D)。
その後、終端用紙Pは切換爪8を図4Eのように切り換えて、第3搬送ルート33へ導き、第1搬送ルート31と第2搬送ルート32に停止させた用紙Pと重ね合わせて、ステープル処理トレイ22へ排出する(図4F)。
これにより、終端組の枚数は実施例1より1枚少ない3枚となる。すなわち終端組の枚数は経路数と同じなので、終端用紙の部分に関しても良好な揃えが達成できる。なお上で2枚重ねた後の2枚後の用紙が終端用紙の場合は、2枚重ねて搬送する処理を終端用紙まで続ければよい。
また実施例2でも、実施例1と同様にプレスタック部3の経路数がいくつであってもよい。経路数がいくつの場合でも、上で2枚重ねたところを、経路数より1つ少ない枚数だけ重ねると変更すればよい。また実施例1と同様に、プレスタック部3における経路数がいくつであっても、終端用紙はプレスタック部3に停留させずに、停留している用紙があればそれとともにステープル処理トレイ22に搬送すればよい。これにより複数枚ずつ重ねてステープル処理トレイ22に搬送した場合にも、終端用紙までの用紙とそれ以降の用紙とを区分けすることができる。
また経路数がいくつの場合でも、経路数より1つ少ない枚数だけ重ねた次の用紙が終端用紙である場合は、終端用紙をその前の複数の用紙とさらに重ねて、経路数と同じ枚数重ねてステープル処理トレイ22に搬送してからまとめて用紙揃えを行えばよい。これにより終端用紙を含む用紙組の揃え枚数が経路数と同じとなり、用紙後処理装置100が想定する揃え枚数となる。したがって精度のよい用紙揃えが達成できる。以上が実施例2である。
なお上記実施例では第1ルート31と第2ルート32とに用紙Pを停留させたが、用紙Pを停留させるのは、プレスタック部3のどの経路でもよい。また上記実施例では用紙後処理装置の例を示したが、本発明は、後処理装置に限定されず、単に処理装置でもよい。すなわち、例えば用紙は画像形成装置で画像形成を施された後に排出された用紙でなくともよく、何の処理も施されていない任意の用紙でもよい。また用紙のみに限定されず、シート(シート状記録媒体)であればよい。またステープル処理のみにも限定されず、パンチ処理、綴じや製本の処理でもよく、用紙(シート)の位置揃えのみの処理でもよい。
本発明の実施例の用紙後処理装置の断面図。 実施例1における用紙を重ね合わせて搬送する様子を説明する図。 実施例1における用紙を重ね合わせて搬送する様子を説明する図。 実施例1における用紙を重ね合わせて搬送する様子を説明する図。 実施例1における用紙を重ね合わせて搬送する様子を説明する図。 実施例1における用紙を重ね合わせて搬送する様子を説明する図。 実施例1における用紙を重ね合わせて搬送する様子を説明する図。 実施例1における用紙を重ね合わせて搬送する様子を説明する図。 実施例1における終端用紙の搬送を説明する図。 実施例1における終端用紙の搬送を説明する図。 実施例1における終端用紙の搬送を説明する図。 実施例1における終端用紙の搬送を説明する図。 実施例1における終端用紙の搬送を説明する図。 実施例1における終端用紙の搬送を説明する図。 実施例2における終端用紙の搬送を説明する図。 実施例2における終端用紙の搬送を説明する図。 実施例2における終端用紙の搬送を説明する図。 実施例2における終端用紙の搬送を説明する図。 実施例2における終端用紙の搬送を説明する図。 実施例2における終端用紙の搬送を説明する図。
符号の説明
1 導入経路(シート受入部)
3 下搬送経路(プレスタック部、分岐経路部、搬送経路)
4 排紙トレイ(排出部)
8 プレスタック分岐爪(分岐爪)
10 上搬送ローラ(搬送手段)
14 下搬送ローラ(搬送手段)
15 排紙ローラ(搬送手段)
22 ステープル処理トレイ(処理部)
24 ジョガー(整合部)
25 先端ストッパ(整合部、搬送方向整合部)
31 第1ルート(経路)
32 第2ルート(経路)
33 第3ルート(経路)
50 制御部(重ね合わせ制御手段)
100 用紙後処理装置(シート処理装置)

Claims (3)

  1. シートを順次受け入れるシート受入部と、そのシート受入部からシートを受け取って、複数のシートを重ねて位置を揃えてシート束とする作業を含む処理を施す処理部と、その処理部で前記処理を施されたシートが排出される排出部と、前記シート受入部から前記処理部を経て前記排出部へシートを案内する搬送経路と、その搬送経路に沿ってシートを搬送する搬送手段とを有するシート処理装置であって、
    前記搬送経路の途中に複数の経路に分岐し下流側で再び合流するように形成された分岐経路部と、
    その分岐経路部の複数の経路のうちの一部の経路に前記シートを1枚目から1枚以上停留させた後にその後に搬送されたシートと重ねて前記搬送手段によって前記処理部へ搬送し、後続するシートも前記分岐経路部の複数の経路のうちの一部の経路に1枚以上停留させた後にその後に搬送されたシートと重ねて前記搬送手段によって前記処理部へ搬送する重ね合わせ制御手段と、
    前記処理部に配置されて、重ね合わされたシートが前記処理部に搬送されたときに、前記重ね合わされたシートの位置を揃える整合部とを備え、
    前記整合部は、前記重ね合わされたシートの搬送方向の先端位置を揃える搬送方向整合部を有しており、
    前記重ね合わせ制御手段によって重ね合わされて前記処理部へ搬送されるシートの枚数を重ね合わせ枚数として、前記シート1枚が搬送される周期を搬送周期として、前記処理部において複数のシートを揃える作業に必要な時間を揃え時間として、前記重ね合わせ枚数は、前記重ね合わせ枚数と前記搬送周期との積が前記揃え時間以上であるとの関係を満たす最小の前記重ね合わせ枚数であり、
    前記シート束において搬送される順序が最後のシートを終端シートとして、前記重ね合わせ制御手段は、前記終端シートを他の前記シートと重ね合わせずに前記処理部に搬送する場合には、前記終端シートは、前記分岐経路部において前記終端シートの1つ前の前記シートと同じ経路を搬送することを特徴とするシート処理装置。
  2. 前記重ね合わされて前記処理部へ搬送される複数枚のシートをシート組とし
    前記重ね合わせ制御手段は、前記終端シートを含まない前記シート組の枚数は前記分岐経路部における経路数と同じになるように制御し、
    前記重ね合わせ制御手段は、前記終端シートは前記分岐経路部に停留させずに搬送し、前記分岐経路部に停留しているシートがある場合は前記終端シートを停留しているシートと重ね合わせて搬送し、
    前記整合部は、前記終端シートを含む前記シート組の枚数が前記分岐経路部における経路数よりも少ない場合は、前記終端シートを含むシート組とその1つ前のシート組とをまとめて位置揃えする請求項に記載のシート処理装置。
  3. 前記重ね合わされて前記処理部へ搬送される複数枚のシートをシート組とし
    前記重ね合わせ制御手段は、1枚目を含む前記シート組の枚数は前記分岐経路部における経路数と同じになるように制御し、
    前記重ね合わせ制御手段は、1枚目と前記終端シートとを含まない前記シート組の枚数は前記分岐経路部における経路数より1つ少なくなるように制御し、
    前記重ね合わせ制御手段は、前記分岐経路部における経路数より1つ少ない枚数のシートを重ね合わせた次のシートが前記終端シートの場合、前記終端シートを前記分岐経路部における経路数より1つ少ない枚数のシートと重ねて前記処理部に搬送する請求項に記載のシート処理装置。
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