JP5120139B2 - 物体検出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、物体検出装置に関し、特には音波を利用して物体を検出する物体検出装置に関する。
車両周囲の障害物を検知するために、超音波を利用して物体を検出する装置が提案されている。例えば、特許文献1では、車両の左右後端部にそれぞれ、左右後側方の障害物検知のために超音波レ−ダが設置された車両の障害物検知装置が開示されている。この装置では、超音波レ−ダによる検知波の発信から受信までの間の時間に基づいて、後側方にある後続車両等の障害物との距離Lが決定される。車速が第1所定車速V1よりも大きくなると、距離Lがd1分だけ小さくなるように補正され、さらに車速が第2所定車速V2(>V1)よりも大きくなると、距離Lがd2(>d1)分だけ小さくなるように補正される。
特開平9−90036号公報
しかしながら、上記の技術では、自車両の速度域に応じて後続車両等との距離を補正しているものの、補正の処理自体は車速に応じた単純な減算処理であり、物体の種別、接近方向が異なる全ての状況において補正の効果をあげることは困難である。上記のような補正処理を行っても、最終的に得られる結果は物体との距離に関する距離情報のみであり、当該距離情報に応じて警報等を発するデバイスを作動させるとすると、接近方向としては自車両に衝突しないような障害物に対しても不要な作動をすることを招いてしまう可能性がある。
これは、音波を利用するソナー等の装置は、電波を利用するレーダに比べて至近距離の範囲での探査が可能となる反面、物体との距離しか検出することができず、ソナー単独では、物体の正確な位置に関する情報を得ることができないことに起因している。そのため、音波を利用して物体の位置に関する情報を検出する装置が望まれている。
本発明は、斯かる実情に鑑みなされたものであり、その目的は、音波を利用して物体のより精度の高い位置に関する情報を検出することが可能な物体検出装置を提供することにある。
本発明は、電磁波を利用して物体を検出する電磁波物体検出手段と、音波を利用して物体を検出する音波物体検出手段と、電磁波物体検出手段が検出した物体である電磁波物標と、音波物体検出手段が検出した物体である音波物標とが同一物体であるか否かを照合する照合手段と、照合手段が電磁波物標と音波物標とが同一物体であると照合したときに、電磁波物標から予測した物体に関する情報である予測物体情報と、音波物標に関する情報とに基づいて、音波物体検出手段の検出領域における物体の情報を検出するフュージョン物体検出手段とを備える物体検出装置である。
この構成によれば、照合手段が、電磁波を利用して物体を検出する電磁波物体検出手段が検出した物体である電磁波物標と、音波を利用して物体を検出する音波物体検出手段が検出した物体である音波物標とが同一物体であるか否かを照合し、フュージョン物体検出手段が、照合手段が電磁波物標と音波物標とが同一物体であると照合したときに、電磁波物標から予測した物体に関する情報である予測物体情報と、音波物標に関する情報とに基づいて、音波物体検出手段の検出領域における物体の情報を検出するため、電磁波による検出結果も利用して、音波によって検出した物体の情報を算出することで、電磁波だけでは検出の困難な至近距離の物体についてもより精度の高い位置に関する情報を検出することが可能となる。
この場合、フュージョン物体検出手段は、音波物標との距離と、電磁波物標から予測した物体の予測軌跡とに基づいて物体の位置を検出することが好適である。
この構成によれば、電磁波物体検出手段で得られる物体の予測軌跡を用いることで、音波による検出範囲においても距離に関する情報のみならず、物体の位置(座標)に関する情報を取得可能となる。
また、電磁波物標を電磁波物体検出手段で検出できなくなるまでの電磁波物標に関する情報に応じて、照合手段で行う照合の条件を設定する照合条件設定手段をさらに備えることが好適である。
この構成によれば、ノイズの可能性や電磁波物標の進行方向等の情報を反映させて、電磁波物体検出手段と音波物体検出手段との検出領域が重複しない場合においても照合の誤りを低減して、効率良く電磁波による検出結果と音波による検出結果とを合わせて物体に関する情報を取得可能となる。
さらに、照合手段は、電磁波物標との距離及び電磁波物標から予測した予測軌跡中の物体との距離のいずれかと、音波物標との距離との差が第1閾値以下であることが第2閾値以上の回数検出されたときに、電磁波物標と音波物標とが同一物体であると照合することが好適である。
この構成によれば、電磁波物標との距離及び電磁波物標から予測した予測軌跡中の物体と距離のいずれかと、音波物標との距離との差が第1閾値以下である電磁波物標と音波物標とが同一物体であると考えられる状況が、所定の第2閾値以上の回数発生することを、電磁波物標と音波物標とが同一物体であると照合する条件とするため、電磁波物標及び音波物標のいずれか一方の情報が少ない場合であっても、同一物体であると照合する精度を向上させることが可能となる。
加えて、照合手段は、音波物標検出手段が音波物標を検出する前に電磁波物体検出手段が検出した電磁波物標と音波物標とが同一物体であるか否かを照合することが好適である。
この構成によれば、照合手段は、音波物標の検出前に検出された情報量が多い電磁波物標と、音波物標とが同一物体であるか否かを照合するため、照合の誤りを低減して、効率良く電磁波による検出結果と音波による検出結果とを合わせて物体に関する情報を取得可能となる。
さらに、フュージョン物体検出手段は、電磁波物体検出手段の検出領域と重複しない音波物標検出手段の検出領域において、音波物標検出手段が検出した音波物標に関する情報に基づいて、音波物体検出手段の検出領域における物体の情報を検出するものとできる。
本発明においては、電磁波物標から予測した物体に関する情報である予測物体情報と、音波物標に関する情報とに基づいて、音波物体検出手段の検出領域における物体の情報を検出するため、電磁波物体検出手段の検出領域と重複しない領域において音波物標検出手段が検出した音波物標についても、より精度の良い位置に関する情報を検出することが可能となる。
また、照合条件設定手段は、照合手段で行う照合の条件として、照合手段での照合を継続する時間を設定するものとできる。
この構成によれば、照合条件設定手段は、照合の条件として、照合を継続する時間を設定するため、電磁波物標を電磁波物体検出手段で検出できなくなるまでの電磁波物標に関する情報に応じて、照合を継続する時間を変化させることにより、同一物体であると照合され易くなる度合を調整することができる。
この場合、照合条件設定手段は、照合手段での照合を継続する時間を、電磁波物体検出手段が検出した電磁波物標の検出数が多いほど長く設定することが好適である。
この構成によれば、照合条件設定手段は、照合手段での照合を継続する時間を、電磁波物体検出手段が検出した電磁波物標の検出数が多く、電磁波物標からの情報の確度が高いほど長く設定することになり、電磁波物標からの情報の確度に応じて同一物体であると照合され易くなる度合を調整することができる。
あるいは、照合条件設定手段は、照合手段での照合を継続する時間を、電磁波物標を電磁波物体検出手段で検出できなくなった時の電磁波物標の位置と、音波物体検出手段の検出領域との距離とが長いほど短く設定するものとできる。
この構成によれば、照合条件設定手段は、照合手段での照合を継続する時間を、電磁波物標を電磁波物体検出手段で検出できなくなった時の電磁波物標の位置と、音波物体検出手段の検出領域との距離とが長く、電磁波物標からの情報の確度が低いほど短く設定することになり、電磁波物標からの情報の確度に応じて同一物体であると照合され易くなる度合を調整することができる。
本発明の物体検出装置によれば、音波を利用して物体のより精度の高い位置に関する情報を検出することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照して説明する。図1は、実施形態に係る物体検出装置を示すブロック図である。本実施形態の物体検出装置10は、車両に搭載され、電波と音波とを利用して車両周辺の障害物等の物体を検出するように構成されている。図1に示すように、本実施形態の物体検出装置10は、障害物等の相手側の情報を取得するための相手情報取得部20と、自車両の情報を取得するための自車情報取得部30と、物体検出装置10のシステム全体を制御するためのシステムECU40とを備えている。
相手情報取得部20は、ミリ波レーダ21、レーダECU23、超音波センサ22、及び超音波センサECU26を有している。ミリ波レーダ21は、自車両の前部に装着されており、自車両の前方にミリ波を発信し、物体からの反射波を受信することにより、自車両の前方の物体の有無、当該物体との距離、及び相対位置を検出する。なお、ミリ波レーダ21は、ミリ波を利用するレーダ以外にも、自車両から数m〜数百mの中距離〜遠距離の範囲に位置する物体を検出する他のセンサによって代替することが可能である。
レーダECU23は、ミリ波レーダ21が検出した物体の情報に基づいて、物体に関する情報を取得するためのものである。レーダECU23は、物体の絶対位置を演算する相手位置演算部24と、自車両と物体との相対速度を演算する相手相対速度演算部25とを含む。ミリ波レーダ21及びレーダECU23は、特許請求の範囲に記載の電磁波物体検出手段として機能する。
超音波センサ22は、自車両の周囲に超音波を発信し、物体からの反射波を受信することにより、自車両の周囲の物体の有無、当該物体との距離を検出するソナー等のセンサである。なお、超音波センサ22は、超音波を利用するソナー等のセンサ以外にも、自車両周囲の数m以内の至近距離の範囲に位置する物体を検出する他のセンサによって代替することが可能である。
超音波センサECU26は、超音波センサ22が検出した物体の情報に基づいて、物体に関する情報を取得するためのものである。超音波センサECU26は、自車両と物体との距離を演算する相手距離演算部27を含む。超音波センサ22及び超音波センサECU26は、特許請求の範囲に記載の音波物体検出手段として機能する。
自車両情報取得部30は、操舵角センサ31、ヨーレイトセンサ32及び車輪速センサ33を有している。操舵角センサ31は、自車両の前輪に設けられ、自車両の前輪の操舵角を検出する。ヨーレイトセンサ32は、自車両の重心周りの回転角速度をヨーレイトとして検出する。車輪速センサ33は、自車両の車軸に設けられ、車軸の回転数を車輪パルス信号として計測することにより、自車両の車速を検出するためのものである。
システムECU40は、フュージョン処理部41を有する。フュージョン処理部41は、自車軌道演算部42、相手軌道演算部43、及びフュージョン演算部44を含む。自車軌道演算部42は、操舵角センサ31、ヨーレイトセンサ32及び車輪速センサ33がそれぞれ検出した操舵角、ヨーレイト及び車輪パルスから、予測される自車両が走行する軌道を演算するためのものである。相手軌道演算部43は、自車軌道演算部42が演算した自車両が走行する軌道と、レーダECU23からの物体の位置と相対速度に関する情報とに基づいて、予測される物体の軌道を演算するためのものである。フュージョン演算部44は、相手軌道演算部43が演算した予測される物体の軌道と、超音波センサECU26からの自車両と物体との距離とに基づいて、物体の位置を演算するためのものである。
さらに具体的には、フュージョン演算部44は、ミリ波レーダ21が検出した物体であるミリ波単独物標(電磁波物標)と、超音波センサ22が検出した物体である超音波単独物標(超音波物標)とが同一物体であるか否かを照合し、ミリ波単独物標と超音波単独物標とが同一物体であると照合したときに、ミリ波単独物標から予測した物体に関する情報である予測物体情報と、超音波単独物標とに基づいて、超音波センサ22の検出領域における物体の情報を検出するためのものである。加えて、フュージョン演算部44は、ミリ波単独物標をミリ波レーダ21で検出できなくなるまでのミリ波単独物標に関する情報に応じて照合の条件を設定する。フュージョン演算部44は、特許請求の範囲に記載の照合手段、フュージョン物体検出手段及び照合条件設定手段として機能する。
以下、本実施形態の物体検出装置10の動作について説明する。図2は、実施形態に係る物体検出装置10の動作を示すフロー図である。図2に示される動作は、自車両の走行中において、システムECU40の演算周期である10〜20msごとに繰り返し行なわれる。図3に示すように、自車両Mの前方において、ミリ波レーダ21の検出領域Aは自車両Mから長距離及び中距離の範囲であり、超音波センサ22の検出領域aは自車両Mから至近距離の範囲である。ミリ波レーダ21の検出領域Aと超音波センサ22の検出領域aとは、互いに重複していない領域が存在するものとする。
図2に示すように、レーダECU23の相手位置演算部24は、ミリ波レーダ21の検出結果から物体の現時刻tにおける位置情報を演算し、ミリ波単独により検出した物体であるミリ波単独物標の現在位置を、図3に定義される自車両M周囲の座標系で現在位置(x(t),y(t))とする(S101)。ここで、ミリ波単独物標の自車両Mからの距離は、距離L(t)となる。ここで、システムECU40の相手軌道演算部43は、内蔵の検出カウンタに当該ミリ波単独物標についての検出カウント数n=1を設定する。なお、後述するように、相手軌道演算部43は、システムECU40の演算周期ごとに当該ミリ波単独物標についてミリ波レーダ21による検出を確認するたびに、当該検出カウント数nを1ずつ加算する(S111)。
この状態では、レーダECU23の相手位置演算部24は、当該ミリ波物標について、ミリ波レーダ21がロストしたことを示すロストフラグをOFFと設定する。また、システムECU40のフュージョン処理演算部44は、当該ミリ波単独物標について、ミリ波レーダ21でロストしており超音波センサ22による検出に引継ぐための候補であることを示す引継候補フラグをOFFと設定する。さらに、フュージョン処理演算部44は、当該ミリ波単独物標について、超音波センサ22による検出に引継いだことを示す引継フラグをOFFと設定する。
なお、後述するように、レーダECU23の相手位置演算部24は、検出したミリ波単独物標をロストしたときは、当該ミリ波物標について、ミリ波レーダ21がロストしたことを示すロストフラグをONと設定する。また、システムECU40のフュージョン処理演算部44は、当該ミリ波単独物標について、ミリ波レーダ21でロストしており超音波センサ22による検出に引継ぐための候補であることを示す引継候補フラグをONと設定する(S109)。さらに、フュージョン処理演算部44は、当該ミリ波単独物標と超音波物標とが同一物体であると照合したときは、超音波センサ22による検出に引継ぐことを示す引継フラグをONと設定する(S113)。
超音波センサECU26の相手距離演算部27は、超音波センサ22の検出結果から現時刻tにおける物体と自車両Mとの距離Lcl(t)を演算し、図3に示すように、超音波単独により検出した物体である超音波単独物標(音波物標)の現在位置(xcl(t),ycl(t))を次式(1)のように決定する(S102)。
cl(t)+ycl(t)≦Lcl(t) (1)
引継フラグ又は引継候補フラグがONとなっているとき(S103)、すなわち、ミリ波レーダ21がミリ波単独物標をロストしたときは、システムECU40の相手軌道演算部43は、ミリ波単独物標のロストの時点での軌道の予測線を基に、現時刻tでのミリ波単独物標の予測される位置(予測物体情報)であるミリ波予測位置(xme(t),yme(t))を演算する(S104)。まず、相手軌道演算部43は、ミリ波レーダ21がミリ波単独物標をロストした時刻tまでの軌道を推定する(なお、以下、当該ミリ波予測位置で示される物標をミリ波予測物標と呼ぶことがある。)。
ここで、ミリ波による検出から得られる情報は、ミリ波単独物標と自車両Mとの相対速度であるため、ミリ波単独物標の将来の軌道を推定するためには、ミリ波単独物標のロスト後も自車両Mとミリ波単独物標との相対運動が継続するという仮定が必要となる。自車両Mの運動は、自車情報取得部30が取得した情報からミリ波単独物標のロスト後も推定し続けることが可能であるため、相手軌道演算部43は、ミリ波単独物標のロスト時に、ミリ波単独物標の地上固定座標から見た絶対速度を算出しておき、当該絶対速度を保持する。ミリ波単独物標のロスト後の軌道の予測は、ミリ波単独物標と自車両Mとの運動を独立に考えることで自車両Mの軌道の変化を考慮し、推定精度を向上させる。以下、具体的な計算手法について示す。
まず、以下の説明において、各変数は以下の意味を示す。
(X,Y,Θ):自車両Mの位置・偏向角(地上固定座標系)。
L:ミリ波単独物標のロスト後の単位時間あたりの自車両Mの移動距離。
:自車両Mの速度。
R:自車両Mの軌道の推定される曲率半径。
δ:予想される衝突直前角。
ξ:見通し角。
:相対速度の自車両成分。
:相対速度のミリ波単独物標成分。
:ミリ波単独物標と自車両Mとの相対速度(自車両Mの座標系)。
:ミリ波単独物標の速度(地上固定座標系)。
(xmF,ymF):ミリ波単独物標のロスト時のミリ波単独物標の位置(自車両Mの座標系)。
(Xme,Yme):ミリ波単独物標の予測位置(地上固定座標系)。
(xme,yme):ミリ波単独物標の予測位置(自車両Mの座標系)。
相手軌道演算部43は、ミリ波単独物標のロスト時に、図4に示すような地上固定座標系を生成し、レーダECU23と自車情報取得部30とが取得した情報から、地上固定座標系における自車両Mの位置、ミリ波単独物標の予測位置、ミリ波単独物標の予測位置、速度を次式(2)〜(4)により算出する。図4において、ミリ波単独物標のミリ波レーダ21による捕捉点mを図中●プロットで示し、ミリ波単独物標を検出不可能となったロスト点fを図中×プロットで示し、ミリ波単独物標の予測点eを図中△プロットで示す。
(t)=0 Y(t)=0 Θ(t)=0 L(t)=0 (2)
me(t)=xmFme(t)=ymF (3)
Figure 0005120139

次に、相手軌道演算部43は、時刻t以降の地上固定座標系から見たミリ波単独物標の位置を算出する。
me(t)=Xme(t)+V(t)・sinΘ・(t−t) (5)
me(t)=Yme(t)+V(t)・cosΘ・(t−t) (6)
同様に、自車軌道演算部42は、時刻t以降の地上固定座標系から見た自車両Mの位置を算出する。
Θ(t)=Θ(t−1)+L(t)/{−R(t)} (7)
(t)=X(t−1)+L(t)・sin(−Θ(t)) (8)
(t)=Y(t−1)+L(t)・cin(−Θ(t)) (9)
最後に、相手軌道演算部43は、次式(10)により、地上固定座標系を自車両Mの座標系に変換し、時刻tでのミリ波単独物標の推定位置とする。
Figure 0005120139

フュージョン処理部41のフュージョン処理演算部44は、現時刻tにおけるレーダECU23及び超音波センサECU26からの情報に基づいて、ミリ波単独物標と超音波単独物標とが同一物標である確率を演算するフュージョン確率演算を行なう(S105)。フュージョン処理演算部44は、現時刻tにおけるミリ波単独物標の自車両Mとの距離であるミリ波検出距離L(t)を下式(11)により演算する。
(t)=(x(t)+y(t)1/2 (11)
フュージョン処理演算部44は、このL(t)と現時刻tにおける超音波単独物標の自車両Mとの距離である超音波検出距離Lcl(t)との差からフュージョン確率F(t)を演算する。
i) |L(t)−Lcl(t)|≦αの場合(α(第1閾値),εは変更可能な閾値)
F(t)=F(t−1)+ε (12)
ii) |L(t)−Lcl(t)|>αの場合(α(第1閾値),εは変更可能な閾値)
F(t)=F(t−1)−ε (13)
フュージョン処理演算部44は、引継フラグ又は引継候補フラグがONとなっているときは(S103)、上式(11)〜(13)における(x(t),y(t))をミリ波単独物標の予測位置である(xme(t),yme(t))に置き換えて同様の処理を行う。上式(12)(13)において、単位時間ごとに、ミリ波検出距離L(t)と超音波検出距離Lcl(t)との差が閾値であるα以下である回数が多いほど、フュージョン確率F(t)は増大し、ミリ波検出距離L(t)と超音波検出距離Lcl(t)との差が閾値であるαを超えている回数が多いほど、フュージョン確率F(t)は減少する。
引継フラグがOFFとなっており(S106)、且つ引継候補フラグがOFFとなっており(S107)、ミリ波レーダ21が捕捉していたミリ波単独物標を検出不可能となり、レーダECU23の相手位置演算部24がロストフラグをONに設定しているときは(S108)、フュージョン処理部41のフュージョン処理演算部44は、当該ミリ波単独物標のそれまでの履歴から推定された軌道を基に今後の軌道を予測し、S104のミリ波予測物標演算を行なう条件である引継候補フラグを立て、当該引継候補フラグを保持する引継候補フラグ保持時間Tを決定する(S109)。ここで、ミリ波レーダ21がミリ波単独物標をロストする際には、図5に示すパターンP1〜P4が考えられる。
(1)パターンP1:ミリ波単独物標がミリ波レーダ21の検出領域Aを自車両Mから離れる方向に移動中にロストとなるパターン。
(2)パターンP2:ミリ波レーダ21による捕捉点数(検出カウント数n)が少ない段階でロストとなるパターン。
(3)パターンP3:ミリ波レーダ21の検出領域Aでロストとなるパターン。
(4)パターンP4:ミリ波単独物標がミリ波レーダ21の検出領域Aを自車両Mに近づく方向に移動中にロストとなるパターン。
パターンP1は、ミリ波単独物標が超音波センサ22から離れる方向に移動中であるため、超音波センサ22の検出領域aに移動する可能性は低い。パターンP2は、捕捉点が少ないため、路面反射等のクラッターの可能性もある。パターンP3は、ミリ波レーダ21の検出領域A内であるため、一時的な検出不可能かクラッターの可能性が高い。パターンP4は、ミリ波単独物標が超音波センサ22に接近する方向に移動中であるため、超音波センサ22の検出領域aに移動する可能性は高い。
このように、ミリ波単独物標が検出不可能となるパターンによって、物標が超音波センサ22の検出領域aに移動する可能性は異なる。そのため、フュージョン処理演算部44は、S105のフュージョン確率演算でミスペアリングを生じないように、捕捉したミリ波単独物標の接近方向、捕捉点数、相対速度等の情報から引継候補フラグの保持時間を可変とする。具体的には、下式(14)〜(18)によって、引継候補フラグ保持時間Tを決定する。
=TTC×σ×σcpx×σ×σvr (14)
σ=n/nmax (nmaxは適合値。0≦σ≦1とする。) (15)
σcpx=−|cpx/dmax|+1 (dmaxは適合値。0≦σcpx≦1とする。) (16)
σ=−{(L−Lmin)/γ}+1 (γ,Lminは適合値。γ>0、0≦σ≦1とする。) (17)
σvr=1 (v≦0),σvr=0 (v>0) (18)
上式(14)で、TTC(time to collision)は、ミリ波単独物標のロスト時のミリ波単独物標と自車両Mとの距離に関する情報、及びミリ波単独物標が検出不可能となった時のミリ波単独物標と自車両Mとの相対速度に関する情報から演算される衝突までの時間である。
上式(15)で、σは、ミリ波単独物標のロスト時までのミリ波による検出カウント数nによる補正係数であり、検出カウント数nが多い程大きい値となる。
上式(16)で、σcpxは、ミリ波単独物標のロスト時のミリ波単独物標の軌道に関する情報から推定される衝突横位置(図5に示す自車両Mの前端の線(x軸)と物標の軌道との交点Cのx軸上の値Cpx)による補正係数であり、衝突横位置が自車両Mの幅の範囲内に近づく程大きい値となる。
上式(17)で、σは、ミリ波単独物標のロスト時のミリ波の検出距離による補正係数であり、ミリ波単独物標がロストとなった点が近距離側の超音波センサ22の検出領域(境界)aに近い程大きい値となる。
上式(18)で、σvrは、ミリ波単独物標のロスト時のミリ波単独物標と自車両Mとの相対速度による補正係数であり、ミリ波単独物標が自車両Mから離れる場合(v>0)については、引継候補フラグを立てないようにするためのものである。
フュージョン処理演算部44は、引継候補フラグをONとした後、検出カウンタをリセットする(S110)。ミリ波レーダ21が捕捉していた物標を検出可能であり、ロストフラグがOFFとなるときは(S108)、相手軌道演算部43は、検出カウンタの検出カウント数nに1を加算する(S111)。
引継フラグがOFFであり(S106)、引継候補フラグがONであるときは(S107)、相手軌道演算部43は、S105でフュージョン処理演算部44が演算したフュージョン確率F(t)が、所定の閾値であるβを超えている場合は(S112)、引継フラグをONとし(S113)、引継候補フラグをOFFとする(S114)。すなわち、上式(11)において、ミリ波検出距離L(t)と超音波検出距離Lcl(t)との差が閾値であるα以下である回数が一定回数(第2閾値)以上であり、結果としてフュージョン確率F(t)が閾値であるβを超えるときは、引継フラグがONとされ、ミリ波単独物標と超音波単独物標とが同一物体であるとされる。一方、フュージョン確率F(t)が、所定の閾値であるβ以下であるときは(S112)、相手軌道演算部43は、処理を終了する。
引継フラグがONであるときは(S106)、フュージョン処理演算部44は、ミリ波単独物標及びミリ波単独物標のロスト後のミリ波予測物標に関する情報並びに超音波単独物標に関する情報からフュージョン処理を行い、図6に示すフュージョン位置F(x(t),y(t))を演算する(S115)。
ミリ波単独物標がロストとなっている場合、ミリ波単独物標のロスト後に予測されたミリ波予測物標に関する情報は過去の情報からの推定値であるのに対し、超音波単独物標の自車両Mとの距離はその時点での観測値であるため、フュージョン処理演算部44は、過去にミリ波単独物標により推定された物体の推定軌道上に超音波単独物標の距離をプロットすることで、検出精度を向上させる。この場合、ミリ波単独物標あるいはミリ波予測物標と、超音波単独物標との距離が遠い場合は、別の物標である可能性が高いため、フュージョン処理演算部44は、フュージョン処理を行わない。
図3及び図5に示すように、ミリ波レーダ21の検出領域Aと超音波センサ22の検出領域aとが重複していない場合、フュージョン処理演算部44は、超音波センサ22が検出する前にミリ波レーダ21が検出したミリ波単独物標あるいはミリ波予測物標と超音波単独物標とのフュージョン処理を行ない、ミリ波レーダ21の検出領域Aと重複していない超音波センサ22の検出領域aにおける物体の情報を検出する。
相手軌道演算部43は、S103で算出したミリ波予測位置(xme(t),yme(t))から、下式(19)により、ミリ波予測距離Lme(t)を演算する。
me(t)={xme(t)+yme(t)}1/2 (19)
フュージョン処理演算部44は、ミリ波予測距離Lme(t)と、相手距離演算部27がS102で超音波単独物標によって求めた時刻tにおける物体と自車両Mとの距離Lcl(t)とに基づいて、以下の条件に従ってフュージョン処理を行う。
i) |Lme−Lcl|>αの場合(α(第1閾値)は任意の閾値で変更可) (20)
フュージョン処理演算部44は、フュージョン処理を行わない。
ii) |Lme−Lcl|≦αの場合(α(第1閾値)は任意の閾値で変更可) (21)
フュージョン処理演算部44は、過去N点(Nはn以下の任意の自然数で変更可)の位置情報を基に最小二乗法等で軌道予測線px+qy+r=0を求める。
フュージョン処理演算部44は、上式(21)が成立し、フュージョン処理を行う場合、以下の連立方程式(22)(23)を解き、予測軌道線上でかつ自車両Mとの距離Lclである点を算出する。
x+qy+r=0 (22)
+y =Lcl (23)
上記連立方程式(22)(23)からは、解は2つ求まるが、フュージョン処理演算部44は、y>0を満たす方の解を採用し、フュージョン位置(x,y)とする。なお、超音波センサ22が物体を検出不可能となった場合は、相手軌道演算部43は、引継フラグをOFFにし、フュージョン処理演算部44は、フュージョン処理を中止する。
本実施形態によれば、フュージョン処理演算部44が、ミリ波レーダ21が検出した物体であるミリ波単独物標と、超音波センサ22が検出した物体である超音波単独物標とが同一物体であるか否かを照合し、ミリ波単独物標と超音波単独物標とが同一物体であると照合したときに、ミリ波単独物標から予測したミリ波予測位置と超音波単独物標とに基づいて、超音波センサ22の検出領域における物体の情報を検出するため、電磁波による検出結果も利用して、超音波によって検出した物体の情報を算出することで、電磁波だけでは検出の困難な至近距離の物体についてもより詳細な情報を検出することが可能となる。
また、本実施形態によれば、ミリ波レーダ21で得られる物体の予測軌跡を用いることで、超音波による検出範囲においても距離に関する情報のみならず、物体の位置(座標)に関する情報を取得可能となる。
さらに、本実施形態によれば、ノイズの可能性やミリ波単独物標の進行方向等の情報を反映させて、ミリ波レーダ21と超音波センサ22との検出領域が重複しない場合においても照合の誤りを低減して、効率良く電磁波による検出結果と音波による検出結果とを合わせて物体に関する情報を取得可能となる。
加えて、本実施形態によれば、ミリ波単独物標との距離及びミリ波単独物標から予測した予測軌跡中の物体との距離のいずれかと、超音波単独物標との距離との差がα以下であるミリ波単独物標と超音波単独物標とが同一物体であると考えられる状況が、所定の回数以上発生することを、ミリ波単独物標と超音波単独物標とが同一物体であると照合する条件とするため、ミリ波単独物標及び超音波単独物標のいずれか一方の情報が少ない場合であっても、同一物体であると照合する精度を向上させることが可能となる。
さらに、本実施形態によれば、超音波単独物標の検出前に検出された情報量が多いミリ波単独物標と、超音波単独物標とが同一物体であるか否かを照合するため、照合の誤りを低減して、効率良く電磁波による検出結果と音波による検出結果とを合わせて物体に関する情報を取得可能となる。
加えて、本実施形態によれば、フュージョン処理演算部44は、ミリ波単独物標から予測したミリ波予測物標に関する情報と、超音波単独物標に関する情報とに基づいて、超音波センサ22の検出領域における物体の情報を検出するため、ミリ波レーダ21の検出領域と重複しない領域において超音波センサ22が検出した超音波単独物標についても、より精度の良い位置に関する情報を検出することが可能となる。
さらに、本実施形態によれば、フュージョン処理演算部44は、照合の条件として、引継候補フラグ保持時間を設定するため、ミリ波単独物標をミリ波レーダ21で検出できなくなるまでのミリ波単独物標に関する情報に応じて、照合を継続する時間を変化させることにより、同一物体であると照合され易くなる度合を調整することができる。
ここで、本実施形態によれば、フュージョン処理演算部44は、引継候補フラグ保持時間を、ミリ波レーダ21が検出したミリ波単独物標の検出数が多く、ミリ波単独物標からの情報の確度が高いほど長く設定することになり、ミリ波単独物標からの情報の確度に応じて超音波単独物標と同一物体であると照合され易くなる度合を調整することができる。
あるいは、本実施形態によれば、フュージョン処理演算部44は、照合を継続する時間を、ミリ波単独物標をミリ波レーダ21で検出できなくなった時のミリ波単独物標の位置と、超音波センサ22の検出領域との距離とが長く、ミリ波単独物標からの情報の確度が低いほど短く設定することになり、ミリ波単独物標からの情報の確度に応じて超音波単独物標と同一物体であると照合され易くなる度合を調整することができる。
以下、本実施形態の物体検出装置10の実験例について説明する。図7は、実施形態に係る物体検出装置の実験結果を示すグラフ図である。図7は、物体検出装置10を搭載した自車両Mの前方正面に向かって、横断歩行者が斜め方向から近づいてきたときの検出結果である。図7に示すように、ミリ波単独では、距離1.5mの地点で物体を検出不可能となっているのに対し、距離0.8mの地点からフュージョン点として再び物体の検出が可能となり、物体の軌道方向まで推定することができていることが判る。これにより、ミリ波単独物標のロスト後も、ミリ波単独物標あるいはミリ波予測物標と超音波単独物標とを用いて、物体と自車両Mとの予想される衝突位置を高精度に推定することが可能であることが判る。
尚、本発明は、上記した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。例えば、上記実施形態では、ミリ波単独物標のロスト時までのミリ波による検出カウント数nによる補正係数σ及びミリ波単独物標のロスト時のミリ波の検出距離による補正係数σ等を引継候補フラグ保持時間Tを決定するために用いたが、例えば、検出カウント数nによる補正係数σ及びロスト時のミリ波の検出距離による補正係数σを、フュージョン処理演算部44が、引継フラグを立てる際の閾値βを決定するために用いても良い。この場合、例えば、閾値βを、下式(23)に基づいて決定しても良い。
β=B×σ×σcpx×σ×σvr (Bは適合値。0≦β≦1とする。) (23)
実施形態に係る物体検出装置を示すブロック図である。 実施形態に係る物体検出装置の動作を示すフロー図である。 実施形態の物体検出装置を説明するためのXY座標の定義を示す平面図である。 自車両と障害物との位置関係を示す平面図である。 捕捉時からロスト時に至るパターンを示す平面図である。 フュージョン処理の概要を示す平面図である。 実施形態に係る物体検出装置の実験結果を示すグラフ図である。
符号の説明
10…物体検出装置、20…相手情報取得部、21…ミリ波レーダ、22…超音波センサ、23…レーダECU、24…相手位置演算部、25…相手相対速度演算部、26…超音波センサECU、27…相手距離演算部、30…自車情報取得部、31…操舵角センサ、32…ヨーレイトセンサ、33…車輪速センサ、40…システムECU、41…フュージョン処理部、42…自車軌道演算部、43…相手軌道演算部、44…フュージョン演算部。

Claims (6)

  1. 電磁波を利用して検出領域内の物体を検出する電磁波物体検出手段と、
    音波を利用して前記電磁波物体検出手段の前記検出領域外であって自車両の周囲の物体との距離を検出する音波物体検出手段と、
    前記電磁波物体検出手段が検出した物体である電磁波物標と、前記音波物体検出手段が検出した物体である音波物標とが同一物体であるか否かを照合する照合手段と、
    前記照合手段が前記電磁波物標と前記音波物標とが同一物体であると照合したときに、前記電磁波物標を前記電磁波物体検出手段で検出できなくなるまでの前記電磁波物標に関する情報に応じて前記電磁波物標から予測した物体の予測軌跡上において、前記音波物標との距離に相当する点をプロットすることにより、前記音波物体検出手段の検出領域における物体の情報を検出するフュージョン物体検出手段と
    と、を備える物体検出装置。
  2. 前記電磁波物標を前記電磁波物体検出手段で検出できなくなるまでの前記電磁波物標に関する情報に応じて、前記照合手段で行う照合の条件を設定する照合条件設定手段をさらに備えた請求項に記載の物体検出装置。
  3. 前記照合手段は、前記電磁波物標との距離及び前記電磁波物標から予測した予測軌跡中の物体との距離のいずれかと、前記音波物標との距離との差が第1閾値以下であることが第2閾値以上の回数検出されたときに、前記電磁波物標と前記音波物標とが同一物体であると照合する、請求項1又は2に記載の物体検出装置。
  4. 前記照合条件設定手段は、前記照合手段で行う照合の条件として、前記照合手段での照合を継続する時間を設定する、請求項に記載の物体検出装置。
  5. 前記照合条件設定手段は、前記照合手段での照合を継続する時間を、前記電磁波物体検出手段が検出した前記電磁波物標の検出数が多いほど長く設定する、請求項に記載の物体検出装置。
  6. 前記照合条件設定手段は、前記照合手段での照合を継続する時間を、前記電磁波物標を前記電磁波物体検出手段で検出できなくなった時の前記電磁波物標の位置と、前記音波物体検出手段の検出領域との距離とが長いほど短く設定する、請求項又はに記載の物体検出装置。
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