JP5120069B2 - 固体撮像素子 - Google Patents

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Description

本発明は、固体撮像素子に関するものである。
近年、ビデオカメラや電子スチルカメラ等の撮像装置が広く一般に普及している。これらのカメラには、CCD型や増幅型などの固体撮像素子が使用されている。これらの固体撮像素子では、入射光の光量に応じて信号電荷を生成する光電変換部を有する画素が、2次元状に複数配置されている。
増幅型の固体撮像素子では、画素の光電変換部にて生成・蓄積された信号電荷を画素に設けられた増幅部に導き、信号電荷に対応した電気信号を画素から出力する。増幅部としては、例えば、MOSトランジスタや接合型電界効果トランジスタや静電誘導トランジスタなどが用いられる。列方向に配置される画素は、前記列方向に配置される垂直信号線に共通に接続され、画素から出力される信号は、垂直信号線に読み出される。垂直信号線に読み出された信号は、垂直信号線に対応して配置された水平選択スイッチを介して水平信号線に出力され、水平信号線の端部に設けられた出力アンプ等の出力部を介して固体撮像素子の外部に出力される。
このような固体撮像素子では、微細化及び大型化が進み、画素数は益々増大する傾向にある。画素数が増大すると、垂直信号線の本数も増大し、これに伴い水平選択スイッチの数も増大する。水平選択スイッチは、周知の通り寄生容量となる。このため、画素数が増大し垂直信号線の本数が増大すると、水平信号線に寄生する寄生容量が増大して、出力される信号量が低下してしまう。
このため、信号読み出しに関わる寄生容量を低減させて高速読み出しを行うことを目的として、垂直信号線と出力部との間の接続構造として、複数段の階層的な接続構造を採用した固体撮像素子が提案されている(例えば、下記特許文献1)。すなわち、この固体撮像素子では、垂直信号線と出力部との間の接続構造は、2段の水平信号線(すなわち、複数本の下位段の水平信号線と、1本の上位段の水平信号線)と、複数の水平選択スイッチとから構成されている。そして、下位段の水平信号線の各1本に対して垂直信号線が複数本ずつ対応付けられ、対応する1本の下位段の水平信号線と複数本の垂直信号線との間がそれぞれ、垂直信号線に対して1対1に設けた水平選択スイッチで接続されている。また、各下位段の水平信号線は、下位段の水平信号線に対して1対1に設けた水平選択スイッチで上位段の水平信号線に接続されている。上位段の水平信号線の一方端部には、固体撮像素子の外部へ信号を出力するための出力部が設けられている。
特開昭63−142781号公報
しかしながら、垂直信号線と出力部との間の接続構造として複数段の階層的な接続構造を採用した前述したような従来の固体撮像素子では、撮像した画像において、横方向の所定の複数の位置において、縦方向に延びた縞状ノイズが発生してしていた。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、信号読み出しに関わる寄生容量を低減させて高速読み出しを行うことができ、しかも、縦縞状ノイズを低減することができる固体撮像素子を提供することを目的とする。
本発明者の研究の結果、前述したような従来の固体撮像素子では、垂直信号線と出力部との間の接続構造において、ある隣り合う垂直信号線に関して、一方の垂直信号線から出力部までの接続経路のRC時定数と他方の垂直信号線から出力部までの接続経路のRC時定数との間の差が大きくなってしまうことに起因して、一方の垂直信号線から読み出される信号と他方の垂直信号線から読み出される信号とで信号量に比較的大きな差が生じ、その結果、前述した縦縞状ノイズが生じてしまうことが、判明した。そして、本発明者は、更なる研究の結果、垂直信号線と出力部との間の接続構造における水平信号線の接続点の配置を工夫することで、前述したRC時定数の差を低減して、前述した縦縞状ノイズを低減することができることを、見出した。これらの点については、後に詳述する。
本発明は、このような本発明者により見出された新たな知見に基づいてなされたもので、前記課題を解決するため、本発明の第1の態様による固体撮像素子は、2次元に配置された複数の画素と、それぞれが前記複数の画素の各列に対応して設けられ対応する列の前記画素の出力信号が供給される複数の垂直信号線と、入力された信号に応じた信号を外部に出力する出力部と、前記複数の垂直信号線のうちの少なくとも一部の垂直信号線又は前記少なくとも一部の垂直信号線の信号に応じた信号が得られる部位と前記出力部との間を複数段に階層的に接続する接続部と、を備えたものである。そして、前記接続部は、複数段の水平信号線と、複数の水平選択スイッチとを有する。前記複数の水平選択スイッチは、前記複数段の水平信号線のうちの最下位段の水平信号線と前記少なくとも一部の垂直信号線又は前記部位との間、及び、前記複数段の水平信号線のうちの最上位段を除く各段の水平信号線と当該段の水平信号線よりも1つ上位の段の水平信号線との間を、それぞれ接続する。前記複数段の水平信号線のうちの最上位段の水平信号線は、その一方端部側において前記出力部と接続される。前記複数段の水平信号線のうちの最上位段を除く少なくとも1つの段の水平信号線における、当該段の水平信号線よりも1つ上位の段の水平信号線側に対する接続点が、当該水平信号線の中点よりも前記出力部の側に配置される。
本発明の第2の態様による固体撮像素子は、前記第1の態様において、前記少なくとも1つの段の水平信号線における、当該段の水平信号線よりも1つ上位の段の水平信号線側に対する前記接続点が、当該水平信号線のいずれの3等分割点よりも前記出力部の側に配置されたものである。
本発明の第3の態様による固体撮像素子は、前記第1又は第2の態様において、前記少なくとも1つの段の水平信号線における、当該段の水平信号線よりも1つ上位の段の水平信号線側に対する前記接続点が、当該水平信号線の前記出力部側の端部に配置されたものである。
本発明の第4の態様による固体撮像素子は、前記第1乃至第3のいずれかの態様において、前記出力部及び前記接続部の組を複数備え、互いに異なる組の前記接続部が接続する前記垂直信号線又は前記部位は、前記組ごとに互いに異なり、前記複数の垂直信号線のうちの隣り合う垂直信号線又はそれらに対応する前記部位は、互いに異なる組の前記接続部によって互いに異なる組の前記出力部に接続されるものである。
本発明によれば、信号読み出しに関わる寄生容量を低減させて高速読み出しを行うことができ、しかも、縦縞状ノイズを低減することができる固体撮像素子を提供することができる。
以下、本発明による固体撮像素子について、図面を参照して説明する。
[第1の実施の形態]
図1は、本発明の第1の実施の形態による固体撮像素子1の概略構成を示す回路図である。本実施の形態による固体撮像素子1は、CMOS型固体撮像素子として構成されている。
固体撮像素子1は、2次元状に配置された複数の画素10と、それぞれが画素10の各列に対応して設けられ対応する列の画素10の出力信号が供給される複数の垂直信号線11と、垂直信号線11と接続されたCDS回路(相関二重サンプリング回路)12及び定電流源13と、入力された信号に応じた信号を外部に出力する出力部としての出力アンプ14と、接続部15と、垂直走査回路16と、水平走査回路17とを備えている。図1において、画素数は、横に8列縦に4行の32個の画素を示している。しかし、これに限られるものではない。
各画素10は、垂直走査回路16から出力される駆動信号を所定の駆動信号線18から受け取って駆動され、信号を垂直信号線11に出力する。垂直走査回路16から出力される駆動信号は複数あり、それに伴い駆動信号線18も複数ある。これらについては後述する。
図2は、図1中の画素10を示す回路図である。各画素10は、一般的なCMOS型固体撮像素子と同様に、入射光に応じた信号電荷を生成し蓄積する光電変換部としてのフォトダイオードPDと、前記信号電荷を受け取って前記信号電荷を電圧に変換する電荷電圧変換部としてのフローティングディフュージョンFDと、フローティングディフュージョンFDの電位に応じた信号を出力する増幅部としての増幅トランジスタAMPと、フォトダイオードPDからフローティングディフュージョンFDに電荷を転送する電荷転送部としての転送トランジスタTXと、フローティングディフュージョンFDの電位をリセットするリセット部としてのリセットトランジスタRESと、当該画素10を選択するための選択部としての選択トランジスタSELとを有し、図2に示すように接続されている。なお、本実施の形態では、画素10のトランジスタAMP,TX,RES,SELは、全てnMOSトランジスタである。図2において、VDDは電源である。
転送トランジスタTXのゲートは、行毎に、垂直走査回路16からの転送トランジスタTXを制御する駆動信号φTXを転送トランジスタTXに供給する駆動配線(駆動配線18のうちの配線)に、接続されている。リセットトランジスタRESのゲートは、行毎に、垂直走査回路16からのリセットトランジスタRESを制御する駆動信号φRESをリセットトランジスタRESに供給する駆動配線(駆動配線18のうちの配線)に、接続されている。選択トランジスタSELのゲートは、行毎に、垂直走査回路16からの選択トランジスタSELを制御する駆動信号φSELを選択トランジスタSELに供給する駆動配線(駆動配線18のうちの配線)に、接続されている。
再び図1を参照すると、接続部15は、全ての垂直信号線11の信号にそれぞれ応じた信号がそれぞれ得られる部位(本実施の形態では、各CDS回路12の出力部)と出力アンプ14との間を複数段(本実施の形態では、2段)に階層的に接続する。CDS回路12は、垂直信号線11に対して1対1に設けられ、垂直信号線11の信号に対して相関二重サンプリングを行い、ノイズの差し引かれた信号を出力する。CDS回路12は周知であるので、ここではその詳細な説明は省略する。例えば、相関二重サンプリングを固体撮像素子2の外部に配置される外部回路において行う場合には、CDS回路12を取り除いて垂直信号線11を後述する下位段の水平選択スイッチ31に接続することで、接続部15が、全ての垂直信号線11と出力アンプ14との間を複数段に階層的に接続するようにしてもよい。なお、相関二重サンプリングを外部回路において行う場合、例えば、CDS回路12に代えて、列アンプを設けてもよい。この場合、列アンプの出力部が、垂直信号線11の信号に応じた信号が得られる部位となる。また、後述するが、ノイズを差し引かずに、ノイズと、ノイズが重畳された光信号とが個別の経路より出力されるように構成してもよい。
本実施の形態では、接続部15は、2段の水平信号線(すなわち、複数本の下位段の水平信号線21及び1本の上位段の水平信号線22)と、全ての下位段の水平信号線21と全てのCDS回路12の出力部との間をそれぞれ接続する複数の下位段の水平選択スイッチ31と、全ての下位段の水平信号線21と上位段の水平信号線22との間を接続する複数の上位段の水平選択スイッチ32と、を有している。本実施の形態では、水平選択スイッチ31,32としてMOSトランジスタが用いられている。下位段の水平選択スイッチ31は、垂直信号線11及びCDS回路12に対して1対1に設けられている。連続して並んだ複数本ずつの垂直信号線11に対応して、下位段の水平信号線21が1本ずつ設けられている。複数本の垂直信号線11にそれぞれ接続されている同数のCDS回路12の出力部が、それぞれ同数の下位段の水平選択スイッチ31を介して、対応する同一の下位段の水平信号線21に接続されている。このような接続関係にある複数本の垂直信号線11とそれに対応した1本の下位段の水平信号線21が、1つのグループを成している。ここでは、前述したような接続関係にある4本の垂直信号線11とそれに対応した1本の下位段の水平信号線21が、1つのグループを成している。しかし、1つのグループをなす垂直信号線11の本数は、これに限らず、例えば、2本でも、或いは、10本でも良い。そして、このようなグループが複数設けられている。なお、図1においては、紙面の都合上、2つのグループのみ図示されている。しかし、垂直信号線2は、例えば1000本近く設けられるので、その他のグループは省略されている。
上位段の水平選択スイッチ32は、下位段の水平信号線21に対して1対1に設けられている。各下位段の水平信号線21は、上位段の水平選択スイッチ32を介して、上位段の水平信号線22と接続されている。上位段の水平信号線22の一方の端部(図1中の右端部)には出力アンプ14が接続されており、CDS回路12から出力される電気信号は、出力アンプ14から固体撮像素子1の外部に出力される。
各水平選択スイッチ31,32のゲートには、水平走査回路17から駆動信号が供給され、オンにする下位段の水平選択スイッチ31及び上位段の水平選択スイッチ31のオンオフを適宜選択していくことで、各CDS回路12の出力信号に応じた信号を順次出力アンプ14から出力させることができる。
以上説明したように、本実施の形態では、接続部15が複数段の階層的な接続構造を有しているので、前述した従来の固体撮像素子と同様に、信号読み出しに関わる寄生容量を低減させて高速読み出しを行うことができる。
そして、本実施の形態では、各下位段の水平信号線21における上位段の水平信号線22側に対する接続点21aが、当該下位段の水平信号線21の出力アンプ14側の端部(図1中の右端部)に配置されている。本実施の形態では、水平信号線21,22が行方向(図1中の横方向)に延在し、上位段の水平信号線22がその図1中右端部側において出力アンプ14と接続されているので、下位段の水平信号線21の出力アンプ14側の端部は、下位段の水平信号線21の図1中の右端部となっている。本実施の形態によれば、接続点21aをこのように配置することで、横方向の所定の複数の位置において発生する縦縞状ノイズを低減することができる。この点については、後に詳述する。
本実施の形態では、縦縞状ノイズの低減効果が最も高まるように、接続点21aが、下位段の水平信号線21における最も出力アンプ14に近い位置である出力アンプ14側の端部に配置されている。しかしながら、本発明では、接続点21aの配置はこれに限定されるものではなく、下位段の水平信号線21における上位段の水平信号線22側に対する接続点21aは、当該下位段の水平信号線21の中点よりも出力アンプ14側に配置すればよく、この場合には、従来の固体撮像素子に比べて、縦縞状ノイズを低減することができる。もっとも、縦縞状ノイズの低減効果を高めるためには、接続点21aを下位段の水平信号線21のいずれの3等分割点よりも出力アンプ14側に配置することがより好ましく、接続点21aを下位段の水平信号線21のいずれの4等分割点よりも出力アンプ14側に配置することがより一層好ましく、接続点21aを下位段の水平信号線21の出力アンプ14側の端部に配置することが最も好ましい。このことは、後述する図3及び図4から理解できる。
次に、本実施の形態による固体撮像素子1において縦縞状ノイズの低減効果が得られる理由について、図3を参照して説明する。図3は、本実施の形態による固体撮像素子1の効果を説明する概念図である。図3(a)は本実施の形態による固体撮像素子1の出力アンプ14及び接続部15のみを示す回路図、図3(b)は図3(a)に対応した信号の出力レベル概念図、図3(c)はCDS回路12の出力部から上位段の水平信号線22に至る経路を概念的に示す図である。なお、図2では、前述したグループを2つしか示していないのに対し、図3(a)では、前述したグループを3つ示している。また、図3(b)では、各画素10には均一光が入射されているものとしている。よって、各画素10から出力される信号(ひいては、各CDS回路12の出力信号)は、等しいものとしている。なお、図3(b)の縦軸の画素出力レベルは、出力アンプ14の出力レベルを示している。
CDS回路12の出力信号は、順番に読み出される。このとき、図3(c)から理解できるように、第1のグループの最も出力アンプ14側に配置されたCDS回路12の出力部12−Aからの出力信号は、BCD(図3(c)中のハッチング付き太線で示した経路)を介して出力アンプ14から出力される。また、第2のグループの最も出力アンプ14から離れた側に配置されたCDS回路12の出力部12−Eからの出力信号は、FGDの経路(図3(c)中の太白線で示した経路)を介して出力アンプ14から出力される。
本実施の形態では、下位段の水平信号線21における上位段の水平信号線22側に対する接続点21aが、当該下位段の水平信号線21の出力アンプ14側の端部(図3(a)中の右端部)に配置されているので、BCDの経路とFGDの経路は、ほぼ等しい長さとなる。経路がほぼ等しい長さならば、それに付随する寄生容量値及び抵抗値もほぼ等しいものとなる。このため、両経路のRC時定数はほぼ等しいものとなる。
したがって、本実施の形態による固体撮像素子1では、CDS回路12の出力部12−Aからの出力信号が出力アンプ14から出力される信号と、CDS回路12の出力部12−Eの出力信号が出力アンプ14からの出力信号が出力アンプ14から出力される信号とは、出力値の差がわずかなものとなる。これは、図3(b)により理解される。第1のグループにおける出力アンプ14から離れた側のCDS回路12からの出力信号を出力アンプ14から出力すると、出力アンプ14までの経路が比較的長い(RC時定数が大きい)ため、その信号の出力レベル(出力値)は小さくなる。読み出されるCDS回路12が第1のグループ内で出力アンプ14に近づくにつれて、RC時定数は小さくなる。このため、徐々に出力レベルが増大していく。そして、第1のグループ内で最も出力アンプ14側に配置されているCDS回路12の出力部12−Aから信号を出力アンプ14から出力すると、その信号レベルは、第1のグループ内で最も大きくなる。
次いで、第2のグループにおける出力アンプ14から離れた側のCDS回路12の出力部12−Eからの出力信号を出力アンプ14から出力すると、前述した通り出力部12−Aからの経路(BCDの経路)のRC時定数と出力部12−Eからの経路(FGDの経路)のRC時定数とがほぼ等しいため、出力部12−Eからの出力信号が出力アンプ14から出力された信号の出力レベルと出力部12−Eからの出力信号が出力アンプ14から出力された信号の出力レベルとの差(図3(b)では「ブロック間段差」と記載している。)はわずかなものとなる。なお、ブロック間段差は、本実施の形態による固体撮像素子1の構成によれば、皆無となっても良いはずである。しかしながら、実際には、ブロック間段差が生じている。これは、RC時定数以外の要因であると推測される。また、RC時定数の差により、図3(b)に示すように直線的に出力レベルが変動している。しかし、これは一次関数の簡単な補正により修正可能である。
図4は、本実施の形態による固体撮像素子1と比較される比較例による固体撮像素子の、縦縞状ノイズの発生を説明する概念図であり、図3に対応している。図4において、図3中の要素と同一又は対応する要素には同一符号を付し、その重複する説明は省略する。図4(a)はこの比較例による固体撮像素子の出力アンプ14及び接続部15のみを示す回路図、図4(b)は図4(a)に対応した信号の出力レベル概念図、図4(c)はCDS回路12の出力部から上位段の水平信号線22に至る経路を概念的に示す図である。なお、図4(b)においても、各画素10には均一光が入射されているものとしている。よって、各画素10から出力される信号(ひいては、各CDS回路12の出力信号)は、等しいものとしている。なお、図4(b)の縦軸の画素出力レベルも、出力アンプ14の出力レベルを示している。
この比較例による固体撮像素子が本実施の形態による固体撮像素子1と異なる所は、本実施の形態では、下位段の水平信号線21における上位段の水平信号線22側に対する接続点21aが、当該下位段の水平信号線21の出力アンプ14側の端部(図3(a)中の右端部)に配置されているのに対し、この比較例では、下位段の水平信号線21における上位段の水平信号線22側に対する接続点21aが、当該下位段の水平信号線21の中点に配置されている点のみである。この比較例は、従来の固体撮像素子に相当している。
CDS回路12の出力信号は、順番に読み出される。このとき、図4(c)から理解できるように、第1のグループの最も出力アンプ14側に配置されたCDS回路12の出力部12−Aから出力された信号は、BJKLの経路(図4(c)中のハッチング付き太線で示した経路)を介して出力アンプ14から出力される。また、第2のグループの最も出力アンプ14から離れた側に配置されたCDS回路12の出力部12−Eから出力された信号は、FMLの経路(図4(c)中の太白線で示した経路)を介して出力アンプ14から出力される。
この比較例による固体撮像素子では、本実施の形態による固体撮像素子1とは異なり、下位段の水平信号線21における上位段の水平信号線22側に対する接続点21aが、当該下位段の水平信号線21の中点に配置されているので、BJKLの経路の長さとFMLの経路の長さとは、大きく異なる。すなわち、BJKLの経路の方がFMLの経路に比べて格段に長く、したがって、前者の経路のRC時定数は後者の経路のRC時定数に比べて格段に大きくなる。
したがって、この比較例では、CDS回路12の出力部12−Aからの出力信号が出力アンプ14から出力される信号と、CDS回路12の出力部12−Eからの出力信号が出力アンプ14から出力される信号とは、出力値の差がかなり大きくなってしまう。このため、この比較例による固体撮像素子から得られた画像において、各グループ間における周期的な縦縞状ノイズが肉眼でも観察されるものとなってしまう。
これは、図4(b)により理解される。第1のグループにおける出力アンプ14から離れた側のCDS回路12からの出力信号を出力アンプ14から出力すると、出力アンプ14までの経路が比較的長い(RC時定数が大きい)ため、出力レベル(出力値)は小さくなる。下位段の水平信号線21の中点付近で接続されているCDS回路12からの出力信号を出力アンプ14から出力すると、その経路のRC時定数は第1グループ内で最も小さくなる。このため、下位段の水平信号線21の中点付近まで徐々に出力レベルが増大していく。そして、読み出されるCDS回路12が第1のグループ内で中点付近から出力アンプ14に近づくにつれて、RC時定数は再び徐々に大きくなるので、その出力レベルは、徐々に小さくなる。
次いで、第2のグループにおける出力アンプ14から離れた側のCDS回路12の出力部12−Eからの出力信号を出力アンプ14から出力すると、前述した通り前述した通り出力部12−Aからの経路(BJKLの経路)のRC時定数と出力部12−Eからの経路(FMLの経路)のRC時定数とが大きく異なるため、出力部12−Eからの出力信号が出力アンプ14から出力された信号の出力レベルと出力部12−Eからの出力信号が出力アンプ14から出力された信号の出力レベルとの差(図4(b)では「ブロック間段差」と記載している。)は非常に大きくなる。
これに対し、本実施の形態では、前述したように、出力部12−Eからの出力信号が出力アンプ14から出力された信号の出力レベルと出力部12−Eからの出力信号が出力アンプ14から出力された信号の出力レベルとの差がわずかなものとなるので、各グループ間における周期的な縦縞状ノイズが大幅に低減されるのである。換言すれば、本実施の形態による固体撮像素子1では、隣り合うグループのCDS回路12の出力部からの出力アンプ14までの経路でRC時定数を合わせ込んでいるため、縦縞状ノイズを防止することができる。
なお、本実施の形態では、CDS回路12から出力された信号は、相関二重サンプリング処理によるノイズ除去がなされている。しかし、CDS回路12を設ける代わりに、ノイズ信号蓄積用容量と、光信号(ノイズが重畳された光信号)蓄積用容量とを設け、ノイズ信号蓄積用容量からノイズ用水平信号線にノイズ信号を出力し、光信号蓄積用容量から光信号用水平信号線に光信号を出力するような構成においても、本発明を適用できる。この場合には、例えば、ノイズ信号は、下位段のノイズ用水平信号線及び上位段のノイズ用水平信号線を介して出力され、光信号は、下位段の光信号用水平信号線及び上位段の光信号用水平信号線を介して出力されるように、構成される。そして、下位段のノイズ用水平信号線における上位段のノイズ用水平信号線側に対する接続点が、当該下位段のノイズ用水平信号線の中点よりも出力アンプ14側に配置される。また、下位段の光信号用水平信号線における上位段の光信号用水平信号線側に対する接続点が、当該下位段の光信号用水平信号線の中点よりも出力アンプ14側に配置される。
[第2の実施の形態]
図5は、本発明の第2の実施の形態による固体撮像素子の要部(出力アンプ14及び接続部115)を示す回路図であり、図3(a)に対応している。図5において、図1及び図3(a)中の要素と同一又は対応する要素には同一符号を付し、その重複する説明は省略する。
本実施の形態による固体撮像素子が前記第1の実施の形態による固体撮像素子1と異なる所は、全てのCDS回路12の出力部と出力アンプ14との間を2段に階層的に接続する接続部15に代えて、全てのCDS回路12の出力部と出力アンプ14との間を3段に階層的に接続する接続部115が設けられている点のみである。
本実施の形態では、接続部115は、3段の水平信号線(すなわち、複数本の下位段の水平信号線121、複数本の中位段の水平信号線122及び1本の上位段の水平信号線123)と、全ての下位段の水平信号線121と全てのCDS回路12の出力部との間をそれぞれ接続する複数の下位段の水平選択スイッチ131と、全ての下位段の水平信号線121と全ての中位段の水平信号線122との間を接続する複数の中位段の水平選択スイッチ132と、全ての中位段の水平信号線122と上位段の水平信号線123との間を接続する複数の上位段の水平選択スイッチ133と、を有している。本実施の形態では、水平選択スイッチ131,132,133としてMOSトランジスタが用いられている。
下位段の水平選択スイッチ131は、垂直信号線11及びCDS回路12に対して1対1に設けられている。連続して並んだ複数本(本実施の形態では、4本)ずつの垂直信号線11に対応して、下位段の水平信号線121が1本ずつ設けられている。複数本(本実施の形態では、4本)の垂直信号線11にそれぞれ接続されている同数(本実施の形態では、4本)のCDS回路12の出力部が、それぞれ同数(本実施の形態では、4本)の下位段の水平選択スイッチ131を介して、対応する同一の下位段の水平信号線121に接続されている。中位段の水平選択スイッチ132は、下位段の水平信号線121に対して1対1に設けられている。複数本ずつの下位段の水平信号線121に対応して、中位段の水平信号線122が1本ずつ設けられている。複数本の下位段の水平信号線121が、それぞれ同数の中位段の水平選択スイッチ132を介して、対応する同一の中位段の水平信号線122に接続されている。
上位段の水平選択スイッチ133は、中位段の水平信号線122に対して1対1に設けられている。各中位段の水平信号線122は、上位段の水平選択スイッチ133を介して、上位段の水平信号線123と接続されている。上位段の水平信号線123の一方の端部(図5中の右端部)には出力アンプ14が接続されており、CDS回路12から出力される電気信号は、出力アンプ14から固体撮像素子1の外部に出力される。
各水平選択スイッチ131,132,133のゲートには、水平走査回路17から駆動信号が供給され、オンにする下位段の水平選択スイッチ131、オンにする中位段の水平選択スイッチ132及び上位段の水平選択スイッチ133のオンオフを適宜選択していくことで、各CDS回路12の出力信号に応じた信号を順次出力アンプ14から出力させることができる。
本実施の形態では、各下位段の水平信号線121における中位段の水平信号線122側に対する接続点121aが、当該下位段の水平信号線121の出力アンプ14側の端部(図5中の右端部)に配置されている。また、各中位段の水平信号線122における上位段の水平信号線123側に対する接続点122aが、当該中位段の水平信号線122の出力アンプ14側の端部(図5中の右端部)に配置されている。
本実施の形態によっても、前記第1の実施の形態と同様の利点が得られる。なお、本実施の形態では、接続点121aを水平信号線121の出力アンプ14側の端部に配置するとともに、接続点122aを水平信号線122の出力アンプ14側の端部に配置しているが、本発明はこれに限定されるものではない。本発明では、例えば、接続点121aを水平信号線121の中点よりも出力アンプ14側に配置しておくか、あるいは、接続点122aを水平信号線122の中点よりも出力アンプ14側に配置しておけばよい。
本実施の形態は、接続部115を3段に構成した例を挙げたものであるが、本発明では、接続部115に対応する接続部を4段以上に構成してもよい。
[第3の実施の形態]
図6は、本発明の第3の実施の形態による固体撮像素子の要部(出力アンプ14−1,14−2及び接続部15−1,15−2)を示す回路図であり、図3(a)に対応している。
本実施の形態による固体撮像素子が前記第1の実施の形態による固体撮像素子1と異なる所は、前記第1の実施の形態における出力アンプ14及び接続部15の組を、出力アンプ14−1及び接続部15−1の組と出力アンプ14−2及び接続部15−2の組の、2つの組に分けたような構成を有している点のみである。
本実施の形態では、接続部15−1は、行方向に1つおきの複数のCDS回路12の出力部と出力アンプ14−1との間を2段に階層的に接続するように構成され、下位段の水平信号線21に対応する下位段の水平信号線21−1と、上位段の水平信号線22に対応する上位段の水平信号線22−1と、下位段の水平選択スイッチ31に対応する下位段の水平選択スイッチ31−1と、上位段の水平選択スイッチ32に対応する上位段の水平選択スイッチ32−1と、を有している。接続部15−2は、行方向に1つおきの残りの複数のCDS回路12の出力部と出力アンプ14−2との間を2段に階層的に接続するように構成され、下位段の水平信号線21に対応する下位段の水平信号線21−2と、上位段の水平信号線22に対応する上位段の水平信号線22−2と、下位段の水平選択スイッチ31に対応する下位段の水平選択スイッチ31−2と、上位段の水平選択スイッチ32に対応する上位段の水平選択スイッチ32−2と、を有している。
そして、本実施の形態では、接続部15−1において、各下位段の水平信号線21−1における上位段の水平信号線22−1側に対する接続点21−1aが、当該下位段の水平信号線21−1の出力アンプ14−1側の端部(図6中の右端部)に配置されている。また、接続部15−2において、各下位段の水平信号線21−2における上位段の水平信号線22−2側に対する接続点21−2aが、当該下位段の水平信号線21−2の出力アンプ14−2側の端部(図6中の右端部)に配置されている。
本実施の形態によっても、前記第1の実施の形態と同様の利点が得られる。なお、本実施の形態では、接続点21−1aを水平信号線21−1の出力アンプ14−1側の端部に配置するとともに、接続点21−2aを水平信号線21−2の出力アンプ14−2側の端部に配置しているが、本発明はこれに限定されるものではない。本発明では、例えば、接続点21−1aを水平信号線21−1の中点よりも出力アンプ14−1側に配置するとともに、接続点21−2aを水平信号線21−2の中点よりも出力アンプ14−2側に配置すればよい。
本実施の形態は、前記第1の実施の形態における出力アンプ14及び接続部15の組を2組に分けたような構成を採用した例を挙げたものであるが、本発明では、例えば、前記第1の実施の形態における出力アンプ14及び接続部15の組を3組以上に分けたような構成を採用してもよいし、前記第2の実施の形態における出力アンプ14及び接続部115の組を2組以上に分けたような構成を採用してもよい。
以上、本発明の各実施の形態及びそれらの変形例について説明したが、本発明はこれらに限定されるものではない。
本発明の第1の実施の形態による固体撮像素子の概略構成を示す回路図である。 図1中の画素を示す回路図である。 本発明の第1の実施の形態による固体撮像素子の効果を説明する概念図である。 比較例による固体撮像素子の縦縞状ノイズの発生を説明する概念図である。 本発明の第2の実施の形態による固体撮像素子の要部を示す回路図である。 本発明の第3の実施の形態による固体撮像素子の要部を示す回路図である。
符号の説明
1 固体撮像素子
10 画素
11 垂直信号線
12 CDS回路
14 出力アンプ
15 接続部
21 下位段の水平信号線
22 上位段の水平信号線
31 下位段の水平選択スイッチ
32 上位段の水平選択スイッチ

Claims (4)

  1. 2次元に配置された複数の画素と、
    それぞれが前記複数の画素の各列に対応して設けられ対応する列の前記画素の出力信号が供給される複数の垂直信号線と、
    入力された信号に応じた信号を外部に出力する出力部と、
    前記複数の垂直信号線のうちの少なくとも一部の垂直信号線又は前記少なくとも一部の垂直信号線の信号に応じた信号が得られる部位と前記出力部との間を複数段に階層的に接続する接続部と、
    を備え、
    前記接続部は、複数段の水平信号線と、複数の水平選択スイッチとを有し、
    前記複数の水平選択スイッチは、前記複数段の水平信号線のうちの最下位段の水平信号線と前記少なくとも一部の垂直信号線又は前記部位との間、及び、前記複数段の水平信号線のうちの最上位段を除く各段の水平信号線と当該段の水平信号線よりも1つ上位の段の水平信号線との間を、それぞれ接続し、
    前記複数段の水平信号線のうちの最上位段の水平信号線は、その一方端部側において前記出力部と接続され、
    前記複数段の水平信号線のうちの最上位段を除く少なくとも1つの段の水平信号線における、当該段の水平信号線よりも1つ上位の段の水平信号線側に対する接続点が、当該水平信号線の中点よりも前記出力部の側に配置された、
    ことを特徴とする固体撮像素子。
  2. 前記少なくとも1つの段の水平信号線における、当該段の水平信号線よりも1つ上位の段の水平信号線側に対する前記接続点が、当該水平信号線のいずれの3等分割点よりも前記出力部の側に配置されたことを特徴とする請求項1記載の固体撮像素子。
  3. 前記少なくとも1つの段の水平信号線における、当該段の水平信号線よりも1つ上位の段の水平信号線側に対する前記接続点が、当該水平信号線の前記出力部側の端部に配置されたことを特徴とする請求項1又は2記載の固体撮像素子。
  4. 前記出力部及び前記接続部の組を複数備え、
    互いに異なる組の前記接続部が接続する前記垂直信号線又は前記部位は、前記組ごとに互いに異なり、
    前記複数の垂直信号線のうちの隣り合う垂直信号線又はそれらに対応する前記部位は、互いに異なる組の前記接続部によって互いに異なる組の前記出力部に接続されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の固体撮像素子。
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