JP5118985B2 - カード用コネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、カード用コネクタに関する。特には、カードの飛び出しを防止するカード用コネクタに関する。
近年、CFカードやExpress(エキスプレス)カード等のような小型の電子カードには、データ等の記録や記録されたデータ等の演算をするためのIC(半導体集積回路)が基板に実装されたものがある。そして、このような電子カードは、パーソナルコンピュータや電子カメラ等の各種電子機器において、記憶媒体として若しくは各種機能の追加をするための拡張カードとして広く一般に利用されている。
ところで、このような電子カードは上述の各種電子機器に接続される場合、電子機器に設けられたスロット部から装着されるものが多い。スロット部には、その内部に電子カードのコンタクトと電子機器に内蔵される所定のIC等が実装されたプリント基板とを接続させるためのコネクタが設けられており、電子カードは、このコネクタを介して、電子機器と電気的に接続されることとなる。
ここで、電子機器のスロット部には、電子カードを挿入した後、当該電子カードを電子機器から取り出すためのイジェクト機構が設けられているものがある。イジェクト機構は、電子機器に装着された電子カードを容易に取り出すために設けられるものであり、例えば、ハートカム機構や戻しばね等を利用した構成とすることにより、電子機器の内部から電子カードを押出し、電子カードを容易に排出させることを可能としている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−100210号公報
しかしながら、上述のイジェクト機構は、ばねの弾性力等で電子カードを押し出す構成としており、例えば、電子カードの排出時に排出させるための力が大きいと、スロット部から電子カードが飛び出してしまう場合があった。そして、例えば、電子カードがスロット部から飛び出し、そのまま地面等に落下すると、電子カードのICに記録されたデータ等が破損するおそれがあるという問題があった。
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであって、イジェクト機構を有するカード用コネクタにおいて、カード排出時におけるカードの不用意な飛び出しを防止することを可能とするカード用コネクタを提供することを目的とする。
本発明者らは、電子カードに設けられた第1凹部及び第2凹部に係合可能な第1係合部及び第2係合部をカード用コネクタに設け、電子カードの装着時に第1凹部と第1係合部とを係合させて電子カードをカード用コネクタにロックさせると共に、電子カードの排出時においては第1凹部と第2係合部とを係合させて電子カードをカード用コネクタにロックさせることにより、電子カードの排出時においても、不用意に電子カードが電子機器から飛び出すことを防止可能であることを見出し、本発明を完成させるに至った。具体的には、以下のようなカード用コネクタを提供することを目的とする。
(1) カードの挿入方向と直交する側面の少なくとも一方側に第1凹部及び第2凹部とが形成された前記カードと外部機器とを電気的に接続させるカード用コネクタであって、前記カードの接続端子に接触する接続端子が植設されるハウジング部と、前記ハウジング部を覆うと共に前記ハウジング部に固定され、前記カードを収容する収容部を構成するフレーム部と、前記カードを前記収容部から排出させるイジェクト部と、を備え、前記フレーム部は、前記カードの前記側面と略平行に配置される一対の側壁部と、前記側壁部それぞれと連続する天板部と、を有し、前記側壁部には、前記第1凹部と係合可能な第1係合部と、前記第2凹部と係合可能な第2係合部と、が形成されるカード用コネクタ。
(2) 第1係合部は、前記カードの前記接続端子と前記ハウジング部の前記接続端子とが電気的に接続される第1の位置において、前記第1凹部と係合可能に形成され、第2係合部は、前記カードが前記収容部から取出し可能な第2の位置において、前記第1凹部と係合可能に形成される(1)に記載のカード用コネクタ。
(3) 前記第1の位置において、前記第2係合部は、前記第2凹部と係合される(1)または(2)に記載のカード用コネクタ。
(4) 第1係合部及び第2係合部は、前記フレーム部の前記側壁部において、切り欠き形成される(1)から(3)のいずれかに記載のカード用コネクタ。
(5) 前記第1係合部及び前記第2係合部は、片持ち梁状に形成される(1)から(4)のいずれかに記載のカード用コネクタ。
(6) 前記カード用コネクタは、プリント基板に実装される(1)から(5)のいずれかに記載のカード用コネクタ。
本発明によれば、イジェクト機構を有するカード用コネクタにおいて、カード排出時におけるカードの不用意な飛び出しを防止することを可能とするカード用コネクタを提供することができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、本発明の実施形態は、下記の実施形態に何ら限定されることなく、本発明の技術的範囲は、これに限定されるものではない。
図1は、本発明の実施形態におけるカード用コネクタ1の斜視図である。図2は、前記実施形におけるカード用コネクタ1の分解斜視図である。図3は、図1に示すXに係る部分拡大図である。図4は、前記実施形態におけるカード用コネクタ1にICカード11を挿入する状態を示す斜視図である。図5は、カード用コネクタ1にICカード11が挿入され、第1の位置において第1係合部5と第1凹部15及び第2係合部6と第2凹部16とが係合した状態を示す斜視図である。図6は、イジェクト部3によりICカード11が排出され、第2の位置において第2係合部6が第1凹部15と係合した状態を示す斜視図である。
まず、本発明の実施形態に係るカード用コネクタ1に用いられるICカード11について簡単に説明する。図4に示すように、ICカード11は、矩形状に形成されており、所定のIC(半導体集積回路)が実装されたプリント基板が内蔵されている。また、ICカード11の装着方向(A)と直交する方向における一方側の側面14には、切り欠き状に形成された第1凹部15と第2凹部16とが形成されている。なお、第1凹部15は、第2凹部16よりもICカード11の挿入方向(A)側に設けられている。
以下、本発明の実施形態に係るカード用コネクタ1について詳述する。
図1及び図2に示すように、本実施形態におけるカード用コネクタ1は、複数の接続端子21が植設されるハウジング部2と、装着されたICカード11を所定のカード収容部13から排出させるイジェクト部3と、ハウジング部2を覆うようにハウジング部2に固定されるフレーム部4と、を主体に構成されている。
なお、本実施形態におけるカード用コネクタ1は、フレーム部4が固定されたハウジング部2を外部機器のスロット部に設けられるプリント基板10に半田付けにより固定させることにより、ICカード11を挿入するカード挿入口12とICカード11を収容するカード収容部13とが形成される(図4参照)。
ハウジング部2は、ハウジング本体20とハウジング本体20に圧入される複数の接続端子21を備えている。
ハウジング本体20は、合成樹脂により略直方体状に形成されており、装着されるICカード11の装着面17と対向する端面20aに、複数の接続端子21が圧入された接続部22が突出するように設けられている(図2及び図4参照)。接続部22には、接続端子21がICカードの装着方向(A)と直交する方向に整列するように配置されている。
また、ハウジング本体20の長手方向における両端部には、ICカード11の装着方向(A)と略平行に伸びる一対の腕部23が設けられている(図2参照)。腕部23それぞれには、内側(ハウジング本体20の接続部22が設けられる側)にICカード11と接続部22との接続をガイドするガイド部24が形成されている。ガイド部24は、溝状に形成されており、ICカード11の側面を嵌挿させることにより、ICカード11の厚さ方向及び幅方向における動作を規制する。これにより、ガイド部24は、ICカード11と接続部22との位置合わせを容易にさせると共に、ICカード11と接続部22とを確実に装着させることを可能にする。
腕部23の外側(ガイド部24が設けられる側と反対側)には、外方(フレーム部4に覆われる側)に突出する係合爪25が設けられている。係合爪25は、後述のフレーム部に設けられた係合穴46と係合することにより、ハウジング部2にフレーム部4を固定させる。
ハウジング本体20に圧入された接続端子21それぞれは、ハウジング本体20が外部機器のプリント基板10に半田付けにより固定されるときに、プリント基板10の接地端に接続される。
イジェクト部3は、プッシュボタン31と、プッシュバー32と、回転アーム33と、を主体に構成されている。プッシュボタン31は、略直方体状に形成されており、長手方向における一方側に使用者が押圧可能に形成された押圧部31aが設けられている。また、押圧部31aと対向する側である他方側の端部には、プッシュバー32と連結される連結穴31bが設けられている。
プッシュバー32は、略縦長の板状に形成されており、長手方向がICカードの装着方向(A)及び排出方向(B)と略平行になるように、フレーム部4の一方側の側壁部44に摺動可能に取り付けられている。プッシュバー32の長手方向における一端側(排出方向(B)側の端部)には、プッシュボタン31と連結される連結部32aが設けられている。プッシュバー32は、プッシュボタン31の連結穴31bと連結部32aとを係合させることにより、プッシュボタン31と連結される。また、プッシュバー32の長手方向における他端側(装着方向(A)側の端部)には、回転アーム33と係合される略縦長の係合穴32bが形成されている。
回転アーム33は、板状に形成されると共に、フレーム部4の天板部40と略平行になるように天板部40に沿って配置されている。回転アーム33には、フレーム部4の天板部40に形成される軸部41に取付可能な取付穴35が設けられており、回転アーム33は、取付穴35を軸部41に嵌合させることにより、軸部41を中心に天板部40に対して回動可能になる。
また、回転アーム33には、一方側にプッシュバー32の係合穴32bと係合される係合部33aが設けられている。回転アーム33は、この係合部33aとプッシュバー32の係合穴32bとを係合させることにより、プッシュバー32と連結される。このように、回転アーム33は、プッシュバー32と連結されることによりプッシュボタン31の装着方向(A)及び排出方向(B)へのプッシュ操作に連動して回動可能になる。
回転アーム33の他方側の端部には、フレーム部4の内側に設けられるカード収容部13に延出する押出し片34が設けられている。押出し片34は、フレーム部4の天板部40に設けられた押出し穴42からカード収容部13の内部に延出しており、カード収容部13に収容されたICカード11の装着面17(装着方向(A)側の端面)と当接可能に舌状に形成されている。
フレーム部4は、ICカード11の上面(IC実装面と略平行な面)と略平行に配置される天板部40と、ICカード11の装着方向(A)と直交する両側面と略平行に設けられる側壁部43、44とを主体に構成されている。つまり、フレーム部4は、天板部40の両側において側壁部43、44が下方側に立設された、いわゆる、断面が略コの字状に形成されている。
フレーム部4の天板部40には、回転アーム33の取付穴35と嵌合される軸部41と、回転アーム33の他方側の端部に設けられる押出し片34をカード収容部13に延出させる押出し穴42と、カード収容部13側に突出することにより、ICカード11装着態様を規制する一対のリブ45と、が設けられている。
軸部41は、天板部40の表面に設けられており、回転アーム33の取付穴35を軸部41に回動可能に勘合させることにより、回転アーム33がフレーム部4に対して軸部41を中心に回動可能になる。
押出し穴42はカード収容部13と外部とを連通させている。押出し穴42は、押出し片34が押出し穴42を介してカード収容部13に延出されることにより、回転アーム33の回動量を規制する。具体的には、押出し片34が押出し穴42の周縁に当接することにより、回転アーム33は回動が規制される。
リブ45は、天板部40における側壁部43、44の近傍に設けられている。リブ45は、ICカード11の側面の端部に設けられた凹部18と当接可能に形成されており、ICカード11の挿入態様を規制する。ICカード11は、凹部18をリブ45と摺動させながらカード収容部13に収納することにより、接続部22との位置合わせを容易にすると共に、ICカード11と接続部22とを確実に装着させることを可能にする。
図3に示すように、フレーム部4の一方側の側壁部43には、第1係合部5と第2係合部6とが形成されている。第1係合部5及び第2係合部6は、側壁部43を切り欠いて形成されたものであり、片持ち梁状に形成されている。以下、第1係合部5及び第2係合部6について説明するが第2係合部6は第1係合部5と構成を同じとするため、第2係合部6の構成の説明は省略する。
第1係合部5(第2係合部6)は、先端部に設けられ、カード収容部13側に略V字状に折り曲げ形成された第1ロック部51(第2ロック部61)と、側壁部43と連続され、弾性変形が可能に形成された第1弾性部52(第2弾性部62)とから構成されている。
第1ロック部51(第2ロック部61)は、側壁部43において、カード収容部13側に略V字状に折り曲げられることより、その下端部53、63がカード収容部13の内部に至るように形成されている。言い換えると、第1ロック部51(第2ロック部61)は、カード収容部13に収容されたICカード11の側面14を付勢可能に形成されると共に、ICカード11に設けられた第1及び第2凹部15、16に係合可能に形成されている。
また、第1弾性部52(第2弾性部62)は、片持ち梁状に側壁部43に一体に形成されており、ICカード11の装着方向(A)と直交する方向(側壁部43に対して垂直方向)に弾性変形可能に形成されている。これにより、上述の側面14への付勢及び係止が可能となる。
なお、第1係合部5は、第2係合部6よりも装着方向(A)側に形成されており、ICカード11の完全装着時(第1の位置)においては第1凹部15と係合可能に形成されている。また、第2係合部6は、ICカード完全装着時において第2凹部16と係合可能に形成されると共に、ICカード11取出し時(第2の位置)においては第1凹部と係合可能に形成されている。
側壁部43、44には、ハウジング部2に設けられた上述の係合爪25を係合させる係合穴46が形成されている。フレーム部4は、ハウジング部2に設けられた係合爪25を側壁部43、44に設けられた係合穴46に係合させることにより、ハウジング部2に固定される。
次に、以上のように構成されたカード用コネクタ1のICカード11の第1位置における第1ロック状態及び第2位置における第2ロック状態について説明する。なお、本実施形態においては、図5に示すようなICカード11の完全装着状態である第1の位置を第1ロック位置とし、図6に示すようなICカード11が取出し可能な位置である第2の位置を第2ロック位置としている。
図4に示す状態からICカード11をカード用コネクタ1に装着させるには、まず、カード挿入口12からカード収容部13にICカード11を挿入させる。このとき、天板部40に形成されるリブ45がICカード11の凹部18と当接することにより、ICカード11の挿入態様を規制すると共に、カード用コネクタ1の第2係合部6の第2ロック部61がICカード11の側面14を押圧する。この状態からICカード11をさらに装着方向(A)に押圧すると、まず、第2係合部6が第1凹部15と係合する。
ここで、さらにICカード11を押圧すると、第2係合部6と第1凹部15との係合が解除され、ICカード11の装着面17に設けられるハウジング(図示せず)とハウジング本体20の接続部22とが当接すると共に、腕部23に設けられるガイド部24にICカード11の側面が当接する。そして、ICカード11はガイド部24のガイドに沿って装着方向(A)に移動する。
ICカード11のハウジングにカード用コネクタ1の接続部22が完全に嵌合する状態までICカード11が移動すると、側壁部43に設けられる第1係合部5が第1凹部15に係合すると共に、第2係合部6が第2凹部16に係合する。つまり、第1ロック状態になる。このように、第1ロック状態においては、第1及び第2係合部5、6と第1及び第2凹部15、16とが係合された状態となり、ICカード11は、カード用コネクタ1に強固にロックされることとなる。
次に、ICカード11を排出させる場合においては、まず、イジェクト部3のプッシュボタン31を装着方向(A)に押圧する。プッシュボタン31を押圧すると、プッシュボタン31と連結されるプッシュバー32が装着方向(A)に移動する。プッシュバー32が装着方向(A)に移動すると、プッシュバー32と連結される回転アーム33が移動を開始するが、回転アーム33は、軸部41により回動可能に嵌合されているため、軸部41における回転軸Yを中心に矢印C方向に回動を開始する(図6参照)。
ここで、回転アーム33の先端に設けられた押出し片34も移動を開始することとなるが、押出し片34は、ICカード11の装着面17と当接した状態にある。これにより、押出し片34はICカード11を排出方向(B)に押し出すこととなる。押出し片34により排出方向(B)に押し出されたICカード11は、まず、第1係合部5と第1凹部15、及び第2係合部6と第2凹部16のそれぞれの係合を解除する。
第1係合部5と第1凹部15、及び第2係合部6と第2凹部16の係合が解除されたICカード11は、さらに、排出方向(B)に移動することとなるが、第1及び第2係合部5、6の第1及び第2ロック部51、61がICカード11の側面14を押圧した状態にあるため、ICカード11にブレーキがかかった状態になり、排出方向(B)に生じる力が減少される。
ICカード11がさらに排出方向(B)に移動すると、第2係合部6と第1凹部15とが係合する。この第2係合部6と第1凹部15とが係合することにより、ICカード11は排出方向(B)への移動が停止される。このように、第1及び第2係合部5、6の第1及び第2ロック部51、61がICカード11の側面14を押圧すると共に、第2係合部6が第1凹部15と係合することにより、カード用コネクタ1は、取出し可能位置(第2の位置)においてICカード11を停止させることが可能になる(図6参照)。
このように、本実施形態のカード用コネクタ1によれば、第1及び第2係合部5、6を設けることにより、2箇所でICカード11をロック可能となり、強固にICカード11をロックすることが可能となる。また、ICカード11の取出し時においても、第2係合部6がICカード11の第1凹部15と係合するためICカード11の飛び出しを防止することが可能になる。
また、本実施形態のカード用コネクタ1によれば、第1及び第2係合部5、6を弾性部と略V字状のロック部とから構成し、弾性部を片持ち梁状に形成することにより、第1及び第2係合部と第1及び第2凹部とが係合していない状態においても、第1及び第2係合部がICカードの側面を押圧可能となるため、ICカードの排出時における排出させる力を軽減させることが可能になる。
また、本実施形態のカード用コネクタ1によれば、第1及び第2係合部を側壁部を切り欠くことにより形成しているため、部品点数を減少させることが可能になる。これにより、組み立て工数を削減させることが可能になると共に、コストの低減が可能になる。
なお、本実施形態においては、天板部と一対の側壁部とからなる断面が略コの字状のフレーム部を用いたが本発明においてはこれに限らない。例えば、さらに下面部を備え、断面が略矩形状になるようなフレーム部を用いてもよい。
本発明の実施形態におけるカード用コネクタ1の斜視図である。 前記実施形におけるカード用コネクタ1の分解斜視図である。 図1に示すXに係る部分拡大図である。 カード用コネクタ1にカードを挿入する状態を示す斜視図である。 カード用コネクタ1にカードが挿入され、第1の位置において第1係合部と第1凹部及び第2係合部と第2凹部とが係合した状態を示す斜視図である。 イジェクト部によりカードが排出され、第2の位置において第2係合部が第1凹部と係合した状態を示す斜視図である。
符号の説明
1 カード用コネクタ
2 ハウジング部
3 イジェクト部
4 フレーム部
5 第1係合部
6 第2係合部
10 プリント基板
11 ICカード
12 第1凹部
13 第2凹部
21 接続端子
40 天板部
43、44 側壁部

Claims (2)

  1. 端部に複数の接続端子を有する矩形状のICカードと外部機器に設けたプリント基板とを電気的に接続させるカード用コネクタであって、
    前記プリント基板の一方の面に配置されると共に、前記ICカードの接続端子と接触する接続端子を植設した平板状のハウジング部と、
    前記ハウジング部を覆うと共に、前記プリント基板の一方の面を覆うように当該ハウジング部から延出され前記ICカードが挿入されるカード挿入口、及びこのカード挿入口から挿入された前記ICカードを収容するカード収容部を有するフレーム部と、
    このフレーム部に連結し、プッシュボタンを操作して前記ICカードを前記カード収容部から排出させるイジェクト部と、を備え、
    前記ICカードは、挿入側に形成された第1凹部と、排出側に形成された第2凹部と、を少なくとも一方の側面に有し、
    前記フレーム部は、
    前記プリント基板の一方の面と対向するように配置された天板部と、
    この天板部の両翼が屈折され、前記ICカードの側面と対向配置される一対の側壁部と、を有し、
    前記天板部は、前記ICカードの側面に設けた凹部と摺動可能に当接して、当該ICカードの挿入態様を規制する一対のリブを有し、
    一方の前記側壁部は、
    前記カード収容部の奥側に配置され、前記第1凹部と係合可能な第1係合部と、
    前記カード収容部のカード挿入口側に配置され、前記第1凹部又は前記第2凹部と係合可能な第2係合部と、を有し、
    前記第1係合部は、前記ICカードの一方の側面を付勢するV字状の第1ロック部を片持ち梁状の第1弾性部の先端部に有し、
    前記第2係合部は、前記ICカードの一方の側面を付勢するV字状の第2ロック部を片持ち梁状の第2弾性部の先端部に有し、
    前記ICカードの接続端子と前記ハウジング部の接続端子とが電気的に接続された、前記ICカードの第1の位置において、前記第1ロック部が前記第1凹部に係合すると共に、前記第2ロック部が前記第2凹部に係合し、
    前記イジェクト部が前記ICカードを前記カード収容部から排出方向に押し出した、前記ICカードの第2の位置において、前記第2ロック部が前記第1凹部に係合するカード用コネクタ。
  2. 前記第1係合部及び前記第2係合部は、一方の前記側壁部に一体に形成されている請求項1記載のカード用コネクタ。
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