JP5118895B2 - 電動医療システム、その受電医療ユニットおよび電力送信ユニット - Google Patents

電動医療システム、その受電医療ユニットおよび電力送信ユニット Download PDF

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本発明は、電力を消費して機能する電動医療システムに関し、特に、MRI(Magnetic Resonance Imaging)装置などの磁気共鳴撮像装置の近傍での医療行為に利用される電動医療システム、その受電医療ユニットおよび電力送信ユニットに関する。
現在、被験者の透視画像を撮像する透視撮像装置としては、CT(Computed Tomography)スキャナ、MRI装置、PET(Positron Emission Tomography)装置、超音波診断装置、CTアンギオ装置、MRA(MR Angio)装置、等がある。上述のような透視撮像装置を使用するとき、被験者に造影剤や生理食塩水などの薬液を注入することがあり、この注入を自動的に実行する薬液注入装置も実用化されている。
このような薬液注入装置は、例えば、駆動モータやスライダ機構からなるシリンジ駆動機構を有しており、薬液シリンジが着脱自在に装着される。その薬液シリンジは、一般的にシリンダ部材とピストン部材からなり、シリンダ部材にピストン部材がスライド自在に挿入されている。
より詳細には、シリンダ部材は円筒形状に形成されており、閉塞された前端中央に導管部が形成されているとともに、後端は開口されている。その後端外周には円環状のシリンダフランジが形成されており、その後端開口から内部にピストン部材がスライド自在に挿入されている。
上述のような薬液シリンジの薬液を被験者に注入する場合、作業者は、被験者の血管に注入針と延長チューブとで連結した薬液シリンジを薬液注入装置に装填する。このような状態で、薬液注入装置は、所定操作に対応してシリンジ駆動機構で薬液シリンジを駆動するので、これで薬液シリンジから被験者に薬液が圧入される。
なお、磁気共鳴効果で断層画像を撮像するMRI装置やMRA装置などの磁気共鳴撮像装置では、電磁ノイズの影響を無視できない。このため、MRI装置などの磁気共鳴撮像装置は、一般的に被験者から透視画像を撮像する透視撮像ユニットと、技術者により操作される撮像制御ユニットと、が別体に形成されており、これらはMR処置室とMR操作室とに個別に設置されている。
その場合、被験者に連結される薬液注入装置は、透視撮像ユニットとともにMR処置室に配置される。MR処置室は電磁暗室として形成されており、透視撮像ユニットの磁場に影響する周波数の電磁ノイズを所定レベルまで減衰する。
MRI装置などの磁気共鳴撮像装置は、磁気共鳴により人体から透視画像を撮像する。その磁気共鳴の周波数は、例えば、20〜80メガヘルツ程度である。そこで、MR処置室に利用される電磁暗室は、例えば、数十メガヘルツから数百メガヘルツの周波数の電磁波を60〜100デシベルほど低減するように形成されている。
ただし、被験者に薬液を注入する薬液注入装置は、必然的にMR処置室に配置する必要がある。このため、MRI対応の薬液注入装置は、電磁ノイズを極力発生せず、MRI装置の極力な磁力に吸着等されないことが要求される。
そこで、本出願人は上述のような条件を満足した薬液注入装置を発明して実施している。その薬液注入装置は、主要部分が非磁性体で形成されており、駆動源として超音波モータを利用している。
このため、上述の薬液注入装置は、MRI装置の撮像動作を阻害する電磁ノイズを極力発生せず、MRI装置の強力な磁力に吸着されることもない(例えば、特許文献1〜3参照)。
なお、上述のような薬液注入装置から延長チューブと注入針により被験者の血管に薬液を圧入する場合、その注入針が血管から脱落して薬液が漏出することがある。そこで、このような漏出を検出する漏出検出装置も、本出願人は発明している。
その漏出検出装置は、例えば、被験者の血管に注入針が穿刺された位置に貼付されて利用される。このような漏出検出装置は、被験者の血管から注入針が脱落して薬液が漏出したことを検出し、その漏出を作業者に報知するようなことができる(例えば、特許文献4,5参照)。
特開2003−290348号公報 特開2003−290349号公報 特開2004−024476号公報 特開2004−194802号公報 特開2005−152577号公報
上記公報の薬液注入装置は、MRI装置の撮像動作を阻害する電磁ノイズを極力発生せず、MRI装置の強力な磁力に吸着されることもない。しかし、薬液注入装置は作動するために電力を必要とするため、商用電源から電源ラインで電力が供給されている。
一方で磁気共鳴撮像装置の感度も近年は向上しており、さらなる磁気ノイズの低減が要求されている。このため、薬液注入装置まで電力を供給する電源ラインによる磁気ノイズが無視できなくなってきている。
また、MR処置室は電磁ノイズの発生原因も排除した構造に形成されている。このため、電磁ノイズの発生原因となる商用電源がMR処置室には設置されていないこともある。このような場合、MR処置室で使用する薬液注入装置が商用電源を利用することができない。
この課題を解決するため、本出願人は薬液注入装置の電源を二次電池とした製品も実施している。しかし、当然ながら二次電池は充電する必要があり、その作業が煩雑である。
しかも、二次電池の充電が充分ではないと、薬液注入装置が使用中に停止する可能性もある。さらに、二次電池は消耗品であるため、所定回数まで使用されると交換する必要があり、環境問題の一因となる。
また、上記公報の漏出検出装置も作動に電力を必要としている。このため、現在は漏出検出装置に一次電池や二次電池を内蔵することが想定されている。しかし、この場合も使用により電池の電圧が低下すると漏出検出装置が停止することになり、消耗品として廃棄する電池が環境問題の一因となる。さらに、電池を内蔵した漏出検出装置は必然的に大型化するため、これが体表に貼付される被験者の負担が増大している。
例えば、電磁誘導により電力を無線で供給する装置はある。しかし、電磁誘導は極短距離しか利用できないので、薬液注入装置や漏出検出装置に電力を供給することは困難である。
特に、前述のようにMRI装置とともに利用される薬液注入装置では、電磁誘導の磁場がMRI装置の磁場に影響するため、利用することはできない。漏出検出装置の場合も、電磁誘導の磁場が周辺の医療機器に影響する可能性があるため、利用することはできない。
本発明は上述のような課題に鑑みてなされたものであり、MRI装置などに悪影響を及ぼすことなく、受電医療ユニットに電力を無線供給することができる構造の電動医療システムを提供することを目的とする。
本発明の電動医療システムは、電力を消費して機能する電動医療システムであって、別体に形成されている電力送信ユニットと受電医療ユニットとを有し、電力送信ユニットは、電力を非放射型エネルギ転送により無線送信し、受電医療ユニットは、非放射型エネルギ転送により電力を無線受信する。
従って、本発明の電動医療システムでは、電力送信ユニットから受電医療ユニットまで、非放射型エネルギ転送により電力が無線供給される。このため、電力送信ユニットと受電医療ユニットとを電源ラインで結線する必要がない。
本発明の受電医療ユニットは、電力を消費して機能する電動医療システムの受電医療ユニットであって、非放射型エネルギ転送により電力を無線受信する。
本発明の電力送信ユニットは、電力を消費して機能する電動医療システムの電力送信ユニットであって、電力を非放射型エネルギ転送により無線送信する。
なお、本発明の各種の構成要素は、個々に独立した存在である必要はなく、複数の構成要素が一個の部材として形成されていること、一つの構成要素が複数の部材で形成されていること、ある構成要素が他の構成要素の一部であること、ある構成要素の一部と他の構成要素の一部とが重複していること、等でよい。
本発明の電動医療システムでは、電力送信ユニットから受電医療ユニットまで、非放射型エネルギ転送により電力が無線供給される。このため、電力送信ユニットと受電医療ユニットとを電源ラインで結線する必要がない。従って、電源ラインから電磁ノイズを発生することがないので、例えば、MRI装置などの磁気共鳴撮像装置の近傍でも問題なく使用することができる。さらに、電力送信ユニットから受電医療ユニットまで、隔壁を介して電力を無線供給することができるので、例えば、電力送信ユニットをMR操作室に配置するとともに受電医療ユニットをMR処置室に配置するようなこともできる。
本発明の実施の形態を図面を参照して以下に説明する。本実施の形態の薬液注入装置100は電力を消費して機能する。このため、薬液注入装置100は、図1に示すように、別体に形成されている電力送信ユニット140と受電医療ユニットである注入実行ヘッド110とを有する。電力送信ユニット140は、電力を非放射型エネルギ転送により無線送信し、注入実行ヘッド110は、非放射型エネルギ転送により電力を無線受信する。
より具体的には、薬液注入装置100は、別体に形成されている注入制御ユニット101と注入実行ヘッド110とを有し、その注入制御ユニット101に電力送信ユニット140が搭載されている。
この電力送信ユニット140は、所定の周波数の電磁波で共鳴する電力送信アンテナ141と、外部の商用電源PSから受給する電力を所定の周波数の電磁波として電力送信アンテナ141に無線送信させる電磁波生成部142と、を有する。
注入実行ヘッド110は、周波数の電磁波で共鳴する電力受信アンテナ151と、周波数での共鳴により電力受信アンテナ151に入射する電磁波を電力に変換する電力変換部152と、電磁波から変換された電力を消費して機能する電動機能部150と、を有する。
詳細には後述するが、本実施の形態の薬液注入装置100は、磁気共鳴撮像装置であるMRI装置200とともに利用される。そこで、電力送信アンテナ141と電力受信アンテナ151とは、MRI装置200の磁場に影響せず、電磁暗室であるMR処置室DRで低減される電磁波の周波数帯域に内包されない、約6.4メガヘルツの周波数の電磁波で共鳴する。
より詳細には、注入制御ユニット101は、図3に示すように、操作パネル103、タッチパネル104、スピーカユニット105、等が本体ハウジング106の前面に配置されている。
また、注入制御ユニット101には、図2に示すように、コンピュータユニット130が搭載されている。このコンピュータユニット130は、CPU131、ROM132、RAM133、通信I/F134、等のハードウェアを有するワンチップマイコンからなる。
そのCPU131には、ROM132、RAM133、通信I/F(Interface)134、操作パネル103、タッチパネル104、スピーカユニット105、等が接続されており、その通信I/F134には無線通信ユニット135が接続されている。
なお、注入制御ユニット101は、商用電源PSに接続されて電力を受給する電源コード136も有し、この電源コード136が、電力送信ユニット140、コンピュータユニット130、無線通信ユニット135、等に整流回路を介するなどして接続されている。
一方、注入実行ヘッド110は、図4に示すように、薬液シリンジ400が交換自在に装着され、その薬液シリンジ400を駆動して被験者にMR用の造影剤などの薬液を注入する。
薬液シリンジ400は、シリンダ部材410とピストン部材420からなり、シリンダ部材410にピストン部材420がスライド自在に挿入されている。シリンダ部材410には、生理食塩水やMR用の造影剤などの薬液が充填されており、この薬液が被験者に注入されることになる。
注入実行ヘッド110は、図3に示すように、キャスタスタンド111の上端に可動アーム112で装着されており、そのヘッド本体113の上面には、薬液シリンジ400が着脱自在に装着される半円筒形の溝状の凹部114が形成されている。
この凹部114の前部には、薬液シリンジ400のシリンダ部材410を着脱自在に保持するシリンダ保持機構115が形成されている。凹部114の後方には、ピストン部材420を保持してスライド移動させるピストン駆動機構116が配置されている。
このピストン駆動機構116は、作動時にも磁界を発生しない超音波モータ118を駆動源として有しており、ネジ機構(図示せず)などによりピストン部材420を薬液圧入機構としてスライド移動させる。
また、注入実行ヘッド110には、図2に示すように、ロードセル119、通信I/F121、ヘッド制御回路122、無線通信ユニット123、も搭載されている。この無線通信ユニット123が通信I/F121を介してヘッド制御回路122に接続されており、このヘッド制御回路122に、超音波モータ118とロードセル119とが接続されている。
なお、本実施の形態の薬液注入装置100では、その各部が非磁性体で形成されており、非磁性体で形成できない部分は防磁されている。例えば、超音波モータ118などは、燐青銅合金(Cu+Sn+P)、チタン合金(Ti-6Al-4V)、マグネシウム合金(Mg+Al+Zn)、などの非磁性体の金属で形成されており、ヘッド本体113などは非磁性体の樹脂で形成されている。
なお、本実施の形態の薬液注入装置100は、前述のようにMRI装置200で透視画像が撮像される被験者に、薬液として造影剤や生理食塩水を注入する。そして、本実施の形態のMRI装置200は、図5に示すように、透視撮像ユニット201と撮像制御ユニット210とを有する。
透視撮像ユニット201は、MR処置室DRに設置されており、被験者から透視画像を撮像する。撮像制御ユニット210は、MR操作室CRに設置されており、透視撮像ユニット201を動作制御する。
なお、透視撮像ユニット201と撮像制御ユニット210とを接続している信号ラインと、透視撮像ユニット201に接続されている電源ラインとは、各々防磁されてMR処置室DRの床面に埋設されている(図示せず)。
上述のような構成において、本実施の形態の薬液注入装置100を使用する場合、図5に示すように、MRI装置200の透視撮像ユニット201が設置されているMR処置室DRに注入実行ヘッド110が配置され、撮像制御ユニット210が設置されているMR操作室CRに注入制御ユニット101が配置される。
そして、図1に示すように、この注入制御ユニット101の電源コード136が商用電源PSに接続される。すると、この商用電源PSから受給される電力を、電力送信ユニット140が電力送信アンテナ141により約6.4メガヘルツの電磁波として無線送信する。
電磁暗室であるMR処置室DRは、MRI装置200の磁場に影響する数十メガヘルツから数百メガヘルツの周波数の電磁波を60〜100デシベルほど低減するように形成されている。
換言すると、MR処置室DRは、約6.4メガヘルツの電磁波は略低減しない。そこで、この約6.4メガヘルツの電磁波は、MR処置室DRに配置されている注入実行ヘッド110の電力受信アンテナ151に無線受信される。
このとき、電力送信アンテナ141と電力受信アンテナ151とは、約6.4メガヘルツの電磁波で共振する。この周波数で共振する電磁波は、MR処置室DRの隔壁などをパススルーすることができ、MRI装置200や被験者などに影響することもない。
この非放射型エネルギ転送により注入制御ユニット101から注入実行ヘッド110に電力が送信される。このため、注入実行ヘッド110は、上述のように非放射型エネルギ転送により無線供給される電力で機能する。
そこで、注入制御ユニット101では、実装されているコンピュータプログラムや操作パネル103の入力データに対応してコンピュータユニット130により注入制御データを生成し、これを無線通信ユニット135により注入実行ヘッド110に無線送信する。
この無線送信も、MRI装置200の磁場に影響せず、電磁暗室であるMR処置室DRで低減される電磁波の周波数帯域に内包されない、周波数で実行される。そこで、この注入制御データを無線受信した注入実行ヘッド110は、その注入制御データに対応してヘッド制御回路122が超音波モータ118を動作制御する。
このとき、ロードセル119は、ピストン駆動機構116により薬液シリンジ400から被験者に注入される薬液の圧力を検出する。その検出結果はヘッド制御回路122から無線通信ユニット123,135により注入制御ユニット101のコンピュータユニット130まで伝送される。
このコンピュータユニット130は、受信した注入圧力をタッチパネル104に表示出力させる。このため、これで薬液の注入圧力が注入制御ユニット101のタッチパネル104により作業者に提示される。
さらに、コンピュータユニット130は、受信した注入圧力を必要により注入制御データにフィードバックさせるので、これで過剰な圧力による薬液の注入などが防止される。そして、上述のように薬液注入装置100により造影剤などの薬液が注入される被験者から、MRI装置200により磁気共鳴作用で透視画像が撮像される。
本実施の形態の薬液注入装置100は、上述のように別体に形成されている電力送信ユニット140から注入実行ヘッド110まで、非放射型エネルギ転送により電力が無線供給される。
このため、電力送信ユニット140と注入実行ヘッド110とを電源ラインで結線する必要がない。従って、電源ラインから電磁ノイズを発生することがないので、MRI装置200の近傍でも問題なく使用することができる。
さらに、電力送信ユニット140から注入実行ヘッド110まで、非放射型エネルギ転送により隔壁を介して電力を無線供給することができる。このため、商用電源がないMR操作室CRに電力送信ユニット140を配置するとともに、商用電源PSがあるMR処置室DRに注入実行ヘッド110を配置することができる。
特に、MRI装置200の磁場に影響せず、MR処置室DRで低減される電磁波の周波数帯域に内包されない、約6.4メガヘルツの周波数の電磁波で電力送信アンテナ141と電力受信アンテナ151とが共鳴する。
このため、MR操作室CRに配置した電力送信ユニット140から、MR処置室DRに配置した注入実行ヘッド110まで、電力を問題なく高効率に無線供給することができ、この電力の無線供給がMRI装置200の磁場に悪影響を及ぼすことがない。
しかも、本実施の形態の薬液注入装置100は、注入制御ユニット101と注入実行ヘッド110との各部が非磁性体で形成されており、非磁性体で形成されていない部分は防磁されている。このため、本実施の形態の薬液注入装置100をMRI装置200の近傍で利用しても、MRI装置200の磁場に悪影響を及ぼすことがない。
本発明は上記形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で各種の変形を許容する。例えば、上記形態では薬液注入装置100の電力送信ユニット140から注入実行ヘッド110まで非放射型エネルギ転送により電力が無線供給されることを例示した。
しかし、電動医療システムである漏出検出システムが電力送信ユニットと受電医療ユニットである漏出検出ユニットとを有し、その電力送信ユニットから漏出検出ユニットまで、非放射型エネルギ転送により電力が無線供給されてもよい(図示せず)。
このような漏出検出システムは、例えば、人体の表面近傍の血管に注入針により注入される薬液の漏出を検出する漏出検出装置であって、人体の内部組織に対する反射率より薬液に対する反射率が高い特定波長を内包する所定の波長帯域の光線を注入針が挿入されている位置の人体に出射する光線出射部と、人体の内部で反射された波長帯域の光線を検出する光線検出部と、検出された特定波長の光線の強度を測定する第一測定部と、検出された波長帯域の光線の平均的な強度を測定する第二測定部と、測定された平均的な強度に対する特定波長の強度の比率を算出する比率算出部と、算出された比率が所定の基準値より上昇していると漏出発生を判定する漏出判定部と、漏出発生が判定されると漏出警告を報知出力する漏出警告部と、電力送信ユニットと、電力受信アンテナと、電力変換部と、を有する(図示せず)。
そして、人体に貼付される漏出検出ユニットに、少なくとも光線出射部と光線検出部と電力受信アンテナと電力変換部とが搭載されており、漏出検出ユニットと無線通信する警告報知ユニットに、少なくとも漏出警告部と電力送信ユニットとが搭載されていればよい。
このような漏出検出システムでは、注入針から血管に注入される薬液が漏出すると、人体内部で反射された光線の特定波長の強度が波長帯域の平均的な強度に対して上昇することを利用して、漏出警告を報知出力することができる。
なお、上述のような漏出検出システムと薬液注入装置100が統合されていてもよい。その場合、注入実行ヘッド110と漏出検出ユニットとが、電力送信ユニット140を共用することができる。
また、注入実行ヘッド110は電力送信ユニット140から非放射型エネルギ転送により電力が供給され、その注入実行ヘッド110に内蔵されている第二の電力送信ユニットから漏出検出ユニットまで非放射型エネルギ転送により電力が供給されてもよい(図示せず)。
上述のような漏出検出システムと薬液注入装置100が統合されているシステムでは、漏出検出ユニットの検出結果に対応して注入実行ヘッド110の注入動作を強制停止させてもよい。
同様に、電動医療システムである液圧検出システムが電力送信ユニットと受電医療ユニットである液圧検出ユニットとを有し、その電力送信ユニットから液圧検出ユニットまで、非放射型エネルギ転送により電力が無線供給されてもよい(図示せず)。
このような液圧検出システムは、例えば、薬液シリンジから血管まで薬液を伝送させる薬液チューブに液圧検出ユニットが装着される。この液圧検出ユニットは、例えば、圧電素子により薬液チューブの外面の圧力から薬液の圧力を検出する。
そこで、注入される薬液の異常圧力などを検出して報知出力することや、薬液注入装置100を強制停止させるようなことができる。このような液圧検出システムも、薬液注入装置100や漏出検出システムと統合することができる。
その場合、注入実行ヘッド110と漏出検出ユニットと液圧検出ユニットとが、電力送信ユニット140を共用することができる。また、注入実行ヘッド110に内蔵されている第二の電力送信ユニットから漏出検出ユニットや液圧検出ユニットまで、非放射型エネルギ転送により電力が供給されてもよい(図示せず)。
同様に、電動医療システムである気泡検出システムが電力送信ユニットと受電医療ユニットである気泡検出ユニットとを有し、その電力送信ユニットから気泡検出ユニットまで、非放射型エネルギ転送により電力が無線供給されてもよい(図示せず)。
このような気泡検出システムは、例えば、薬液シリンジから血管まで薬液を伝送させる薬液チューブに気泡検出ユニットが装着される。この気泡検出ユニットは、例えば、被験者の血管まで延長チューブにより供給される薬液に混入した気泡を光学的に検出する。
そこで、注入される薬液に混入した気泡を検出して報知出力することや、薬液注入装置100を強制停止させるようなことができる。このような気泡検出システムも、薬液注入装置100や漏出検出システムや液圧検出システムと統合することができる。
その場合、注入実行ヘッド110と漏出検出ユニットと液圧検出ユニットと気泡検出ユニットとが、電力送信ユニット140を共用することができる。また、注入実行ヘッド110に内蔵されている第二の電力送信ユニットから漏出検出ユニットや液圧検出ユニットや気泡検出ユニットまで、非放射型エネルギ転送により電力が供給されてもよい(図示せず)。
さらに、上記形態では薬液注入装置100の注入制御ユニット101に電力送信ユニット140が内蔵されていることを例示した。しかし、薬液注入装置が別体の注入実行ヘッドと注入制御ユニットと電力送信ユニットとを有し(図示せず)、その電力送信ユニットから注入制御ユニットと注入実行ヘッドとに非放射型エネルギ転送により電力が供給されてもよい。
また、MRI装置の透視撮像ユニットに電力送信ユニットが内蔵されており(図示せず)、その電力送信ユニットから注入実行ヘッド110に非放射型エネルギ転送により電力が供給されてもよい。
また、上記形態では透視撮像装置として磁気共鳴撮像装置であるMRI装置200を使用し、薬液注入装置100が薬液としてMR用の造影剤を被験者に注入することを例示した。しかし、透視撮像装置としてCTスキャナやPET装置や超音波診断装置などを使用し、それ用の造影剤などを薬液注入装置が被験者に注入してもよい(図示せず)。
なお、当然ながら、上述した実施の形態および複数の変形例は、その内容が相反しない範囲で組み合わせることができる。また、上述した実施の形態および変形例では、各部の構造などを具体的に説明したが、その構造などは本願発明の機能を満足する範囲で各種に変更することができる。上記した実施形態によれば、以下の発明が開示されている。
(付記1)
電力を消費して機能する電動医療システムであって、
別体に形成されている電力送信ユニットと受電医療ユニットとを有し、
前記電力送信ユニットは、前記電力を非放射型エネルギ転送により無線送信し、
前記受電医療ユニットは、前記非放射型エネルギ転送により前記電力を無線受信する電動医療システム。
(付記2)
前記電力送信ユニットは、
所定の周波数の電磁波で共鳴する電力送信アンテナと、
前記電力を所定の周波数の電磁波として前記電力送信アンテナに無線送信させる電磁波生成部と、を有し、
前記受電医療ユニットは、
前記周波数の電磁波で共鳴する電力受信アンテナと、
前記周波数での共鳴により前記電力受信アンテナに入射する前記電磁波を前記電力に変換する電力変換部と、
前記電磁波から変換された前記電力を消費して機能する電動機能部と、を有する付記1に記載の電動医療システム。
(付記3)
磁気共鳴撮像装置の磁場に影響しない前記周波数の前記電磁波で前記電力送信アンテナと前記電力受信アンテナとが共鳴する付記2に記載の電動医療システム。
(付記4)
磁気共鳴撮像装置が設置される電磁暗室で低減される電磁波の周波数帯域に内包されない前記周波数の前記電磁波で前記電力送信アンテナと前記電力受信アンテナとが共鳴する付記2または3に記載の電動医療システム。
(付記5)
約6.4メガヘルツの前記周波数の前記電磁波で前記電力送信アンテナと前記電力受信アンテナとが共鳴する付記2ないし4の何れか一つに記載の電動医療システム。
(付記6)
前記受電医療ユニットの少なくとも主要部分が非磁性体で形成されている付記1ないし5の何れか一つに記載の電動医療システム。
(付記7)
前記受電医療ユニットの一部が非磁性体で形成されているとともに磁性体で形成されている他部が防磁されている付記1ないし5の何れか一つに記載の電動医療システム。
(付記8)
前記受電医療ユニットは、被験者の血管に薬液を圧入する薬液圧入機構を有する付記1ないし7の何れか一つに記載の電動医療システム。
(付記9)
前記受電医療ユニットは、被験者の体表近傍の血管に注入針により注入される薬液の漏出を検出する漏出検出部を有する付記1ないし8の何れか一つに記載の電動医療システム。
(付記10)
前記受電医療ユニットは、被験者の血管に圧入される薬液の圧力を検出する液圧検出部を有する付記1ないし9の何れか一つに記載の電動医療システム。
(付記11)
前記受電医療ユニットは、被験者の血管まで延長チューブにより供給される薬液に混入した気泡を検出する気泡検出部を有する付記1ないし10の何れか一つに記載の電動医療システム。
(付記12)
前記電磁波生成部は、外部の商用電源から前記電力を受給する付記2ないし5の何れか一つに記載の電動医療システム。
(付記13)
電力を消費して機能する電動医療システムの受電医療ユニットであって、
非放射型エネルギ転送により前記電力を無線受信する受電医療ユニット。
(付記14)
所定の周波数の電磁波で共鳴する電力受信アンテナと、
前記周波数での共鳴により前記電力受信アンテナに入射する前記電磁波を前記電力に変換する電力変換部と、
前記電磁波から変換された前記電力を消費して機能する電動機能部と、
を有する付記13に記載の受電医療ユニット。
(付記15)
電力を消費して機能する電動医療システムの電力送信ユニットであって、
前記電力を非放射型エネルギ転送により無線送信する電力送信ユニット。
(付記16)
所定の周波数の電磁波で共鳴する電力送信アンテナと、
前記電力を所定の周波数の電磁波として前記電力送信アンテナに無線送信させる電磁波生成部と、を有する付記15に記載の電力送信ユニット。
本発明の実施の形態の薬液注入装置の電源系統などの構造を示す模式的なブロック図である。 薬液注入装置の回路構造を示すブロック図である。 薬液注入装置の外観を示す斜視図である。 注入実行ヘッドの外観を示す斜視図である。 薬液注入装置の使用状態を示す模式図である。
符号の説明
100 薬液注入装置
101 注入制御ユニット
103 操作パネル
104 タッチパネル
105 スピーカユニット
106 本体ハウジング
110 注入実行ヘッド
111 キャスタスタンド
112 可動アーム
113 ヘッド本体
114 凹部
115 シリンダ保持機構
116 ピストン駆動機構
118 超音波モータ
119 ロードセル
122 ヘッド制御回路
123 無線通信ユニット
130 コンピュータユニット
135 無線通信ユニット
136 電源コード
140 電力送信ユニット
141 電力送信アンテナ
142 電磁波生成部
150 電動機能部
151 電力受信アンテナ
152 電力変換部
200 MRI装置
201 透視撮像ユニット
210 撮像制御ユニット
400 薬液シリンジ
410 シリンダ部材
420 ピストン部材
CR MR操作室
DR MR処置室
PS 商用電源

Claims (12)

  1. 電力を消費して機能する電動医療システムであって、
    別体に形成されている電力送信ユニットと受電医療ユニットとを有し、
    前記電力送信ユニットは、前記電力を非放射型エネルギ転送により無線送信し、
    前記受電医療ユニットは、前記非放射型エネルギ転送により前記電力を無線受信し、
    前記電力送信ユニットは、
    所定の周波数の電磁波で共鳴する電力送信アンテナと、
    前記電力を所定の周波数の電磁波として前記電力送信アンテナに無線送信させる電磁波生成部と、を有し、
    前記受電医療ユニットは、
    前記周波数の電磁波で共鳴する電力受信アンテナと、
    前記周波数での共鳴により前記電力受信アンテナに入射する前記電磁波を前記電力に変換する電力変換部と、
    前記電磁波から変換された前記電力を消費して機能する電動機能部と、を有し、
    磁気共鳴撮像装置の磁場に影響しない前記周波数の前記電磁波で前記電力送信アンテナと前記電力受信アンテナとが共鳴する電動医療システム。
  2. 前記磁気共鳴撮像装置が設置される電磁暗室で低減される電磁波の周波数帯域に内包されない前記周波数の前記電磁波で前記電力送信アンテナと前記電力受信アンテナとが共鳴する請求項に記載の電動医療システム。
  3. 約6.4メガヘルツの前記周波数の前記電磁波で前記電力送信アンテナと前記電力受信アンテナとが共鳴する請求項1又は2に記載の電動医療システム。
  4. 前記受電医療ユニットの少なくとも主要部分が非磁性体で形成されている請求項1ないしの何れか一項に記載の電動医療システム。
  5. 前記受電医療ユニットの一部が非磁性体で形成されているとともに磁性体で形成されている他部が防磁されている請求項1ないしの何れか一項に記載の電動医療システム。
  6. 前記受電医療ユニットは、被験者の血管に薬液を圧入する薬液圧入機構を有する請求項1ないしの何れか一項に記載の電動医療システム。
  7. 前記受電医療ユニットは、被験者の体表近傍の血管に注入針により注入される薬液の漏出を検出する漏出検出部を有する請求項1ないしの何れか一項に記載の電動医療システム。
  8. 前記受電医療ユニットは、被験者の血管に圧入される薬液の圧力を検出する液圧検出部を有する請求項1ないしの何れか一項に記載の電動医療システム。
  9. 前記受電医療ユニットは、被験者の血管まで延長チューブにより供給される薬液に混入した気泡を検出する気泡検出部を有する請求項1ないしの何れか一項に記載の電動医療システム。
  10. 前記電磁波生成部は、外部の商用電源から前記電力を受給する請求項1ないし3の何れか一項に記載の電動医療システム。
  11. 電力を消費して機能する電動医療システムの受電医療ユニットであって、
    非放射型エネルギ転送により前記電力を無線受信し、
    所定の周波数の電磁波で共鳴する電力受信アンテナと、
    前記周波数での共鳴により前記電力受信アンテナに入射する前記電磁波を前記電力に変換する電力変換部と、
    前記電磁波から変換された前記電力を消費して機能する電動機能部と、
    を有し、
    磁気共鳴撮像装置の磁場に影響しない前記周波数の前記電磁波で前記電力受信アンテナが共鳴する受電医療ユニット。
  12. 電力を消費して機能する電動医療システムの電力送信ユニットであって、
    前記電力を非放射型エネルギ転送により無線送信し、
    所定の周波数の電磁波で共鳴する電力送信アンテナと、
    前記電力を所定の周波数の電磁波として前記電力送信アンテナに無線送信させる電磁波生成部と、を有し、
    磁気共鳴撮像装置の磁場に影響しない前記周波数の前記電磁波で前記電力送信アンテナが共鳴する電力送信ユニット。
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