JP5118613B2 - 歯付きベルト - Google Patents
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Description
このような先行特許では、心線下部層に不織布を埋設することで、ベルト歯底部での保護する効果および不織布の短繊維が、動力伝達領域の歯部層へ拡散し、歯部を補強する内容となっている。
一方、一般的に精密機械に使用される3mmピッチ以下の歯付ベルトにおいても、耐久性が高く、高負荷に対応できるベルトの開発が求められている。しかし、歯が小さいことから、上記の不織布を応用することは困難であった。即ち、不織布の厚さを薄くする必要があって、製品ごとの品質を維持するためには、不織布のバラツキを抑え、厚さ、目付量の精度が必要となる。不織布の厚さ、目付量のバラツキが大きくなると、ベルト歯底面から心線中心位置までのPLDが一定しないことになり、ピッチラインが波打つことになって、速度変動や異音の原因となり、ベルトの速度精度の低下に影響する。また、不織布の短繊維が小さな歯部に分散することが困難且つ不均一となって歯部の根元部の補強効果の低減となる。不織布を用いた補強手段は、小型の精密用歯付きベルトでは、心線位置がばらつきプーリとの噛み合いが悪くなり、本来の歯付ベルトの性能を発揮しないこととなり、新たな解決手段が探求されている。
本発明の主な構成は次のとおりである。
(1)歯ピッチが4mm以下0.5mm以上である熱硬化性ポリウレタン製の歯付ベルトであって、芯線よりも歯部側に織布あるいは編み布が配置されている歯付ベルトであって、
使用される織布あるいは編み布が、厚みが0.1〜0.8mm、目付量が50〜150g/m 2 、ベルト長手方向の伸度が80〜250%であり、
織布あるいは編み布は、歯底部では圧縮状態であり、歯元部から歯部にかけて復元して、歯部において歯元R部の高さ以上の厚みを有することにより、
歯元部において、織布あるいは編み布が、歯元部のRに沿って配置されていることを特徴とする歯付きベルト。
精密機器、OA機器、カメラの焦点制御など高精度でスムーズな回転を得ることができる同期伝動用ポリウレタン製精密ベルトに適している。
例えば、従来の製造方法による歯ピッチ2〜3mmのポリウレタン製歯付ベルトに適用できる。織布や編み布は、厚さ、密度、伸縮性など布の品質が均一であり、不織布に比べてこれらを原因とするバラツキの発生を抑制することができる。また、織布や編み布の有する弾力性は、歯底部では圧縮され、歯部では通常状態に復元している。歯元部では、歯元部のR部の湾曲に沿って復元過程となっている。歯ピッチが2〜3mm程度の小型の歯は、応力が集中する歯元部分がこの復元して膨らむ部分に該当しており、応力集中する歯元部の補強を実現できる。また、歯底部では、プーリの歯が直接接触するのがこの織布あるいは編み布となるので、芯線を保護することができる。現在の2〜3mmピッチの歯付ベルトの寿命を求めるのであれば、ベルト幅を狭くすることができ、小型のベルトを適用することができる。例えば、2mmピッチで4mm幅を規格品としていたが、2mm幅とすることが可能となる。同様に3mmピッチでは6mm幅の規格品を3mm幅とすることが可能となる。あるいは、更に小さなピッチを実現することが可能となる。
図1に本発明の歯付ベルト1の概略を示す。長手方向の断面を図1(a)に、横断面図を図1(b)に、歯元部の拡大図を図1(c)に示している。背部2と歯部3から構成される合成樹脂製の歯付ベルト1であって、強度と耐久性が要求される精密機器用の伝動ベルトに適しており、背部2と歯部3の間に芯線(抗張体)4を介在させ、さらに抗張体の歯側に織布あるいは編み布5(帆布)を配置した歯付伝動ベルトである。織布あるいは編み布からなる帆布5は、歯底部6の表面では合成樹脂が含浸して圧縮されて圧縮部52となっており、歯部では圧縮がかからず通常の厚さの状態(通常厚部51)で存在し、歯根元部7では、織布あるいは編み布が圧縮から復元して膨らむ過程にあって復元部53となっており、歯元部のR部7の屈曲に沿って存在している。この復元部53が、歯部の応力集中部分に該当して、歯部の強度を向上させ耐久性を向上させる機能を果たしている。この歯付ベルト1は、現行のピッチ2〜3mmの歯付きベルトに適しており、高精度、高耐久性など品質の向上を実現することができる。現状の、耐久性などの品質を求める場合は、小型化することが可能となる。更に、ピッチ1.0mm以下の微小歯付きベルトに適用できる。
(1) ベルトを構成する合成樹脂の種類は、熱硬化性ポリウレタン樹脂が実用的に優れている。
(2)芯線は(「抗張体」とも言う)は、張力の強い繊維であって、ガラス繊維、ポリアミド繊維、ポリアラミド繊維等が使用される。モノフィラメント、マルチフィラメント等フィラメントで構成された抗張体が望ましい。通常は、マルチフィラメント(フィラメントを撚糸したもの)の抗張体が用いられている。
布の種類は、織布あるいは編み布が適しており、前記した復元厚さを確保できることが重要である。
復元量を確保できる厚さ、目付量、厚さ方向の弾力性などを加味して選択する。また、圧縮した状態で薄く、均一な厚さが確保できることが好ましい。そして、ベルトは長手方向に屈曲するので長手方向の伸縮性などの物性に着目して選択する。長手方向の伸縮は復元部での復元の難易性に影響する。伸びやすさは、復元部において歯元カーブに添い易くなり、歯元の補強に寄与する。
また、ウレタンプレポリマーの浸透性を確保するには、目が詰まりすぎているのは不適当である。以下、織布と編み布を併せて織布等と称する場合がある。
各種試験をした結果、織布は、厚みが0.1〜0.8mm、目付量が50〜150g/m2、平織りであることが好ましい。更に、ベルトは長手方向に引っ張り応力を受けるので、ベルト長手方向の物性として、ベルト長手方向に埋設される方向の織布密度が85〜250本/インチ、ベルトの長手方向に配置される方向の織布強度が100N/3cm上、ベルトの長手方向に配置される方向の織布伸度が80〜250%を備えることが好ましい。繊維密度は、歯元部のカーブでの復元の滑らかさに影響する。例えば、モノフィラメント布表面が粗くなってしまい、ポリウレタンの地部分が大きくなって、補強分布がまだらになってしまう。
具体的な、選択は使用目的などを加味して、設計する。
編み布に関しても織布と同様の観点で選択することができる。編み布はループを利用して、長手方向の伸びを調整することができる。
本実施例では、2mmピッチの歯付ベルトでは、織布の方が性能向上に大きく寄与し、3mmピッチの歯付きベルトでは編み布の方が性能向上寄与大であるとの結果となっている。
緯糸の材質は、66ナイロン、46ナイロン、6ナイロン等の各種ナイロン、ポリケトン繊維、アラミド繊維、ポリエステル繊維の化学繊維が適している。緯糸に仮撚り加工を行って伸びを発現できる。経糸の材質は、66ナイロン、6ナイロン等のナイロン繊維、ポリエステル、アラミド等の各種化学繊維及び綿等の天然繊維を用いることができる。重量は、50〜300g/m2が望ましく、厚みは0.1〜0.8mmが好ましい。織布の例を表1に示す。
本発明の製造方法は、歯形を設けた内金型と外金型の間に設けたキャビティー内に合成樹脂を注入し、硬化させて脱型して得た円筒形のベルト素材をベルト幅に輪切りして製造する方法に属する
内金型に織布あるいは編み布を巻き付け、その上から芯線を巻き、外金型を装着して密閉し、ウレタンプレポリマーを注型、重合硬化させて、脱型し、ベルト幅にカットして歯付ベルトを製造する。
本発明のベルトは、補強材である織布等を芯線の外側に配置されることにより、芯線の保護及び歯元部の強化に寄与し、耐久性が向上する。あるいは、現状よりも細い幅の歯付きベルト利用することが可能となる。
歯付ベルトでは、歯の根元部分に応力集中が発生、破損することは経験上理解されている。応力集中は、例えば、特開2007−92993号公報では、ベルト歯部の中で最も圧縮応力を受けるベルト歯元部とこれを含む動力伝達領域(芯線からベルト歯部先端に至るまでの高さをHとした場合に、心線からHの2/3付近まで)を、不織布の繊維を分散させて補強することができ、耐久性に優れ、高負荷伝動を可能にする歯付ベルトを得ることができるとされているが、これは、8mmピッチや14mmピッチの歯付きベルトに適用できるものであって4mmピッチ以下の歯付ベルトでは、前述のように歯高中間部の破損は問題とならない。
本願発明は、小ピッチの歯形では、応力集中部である歯元部のR屈曲に沿った補強を、織布等を芯線の外側に介在させることにより実現することができた。
本発明の歯付ベルトは、耐久性を2〜10倍程度に向上させることができる。耐久時間を特定すると高負荷伝動が可能となる。
製造工程は、前述のとおりであり、従来の製造工程において、不織布被覆工程を織布等の被覆工程とするものである。
編み布はKBセーレン社製ニット(帆布1と称する)、織布は日本合繊工業社製生反(帆布2と称する)、を用いた。詳細物性値は表2参照。
織布の伸びの方向は、ベルト長手方向に配向する。
試験例1:帆布1使用・現行ポリウレタン
試験例2:帆布2使用・現行ポリウレタン
試験例3:帆布不使用・現行ポリウレタン
試験例4:帆布不使用・高強度ポリウレタン(バンドー社製KPSベルト仕様ポリウレタン)
試験例5:帆布不使用・背部および歯部がクロロプレンゴムであり、表面にカバー帆布を被覆したベルト(バンドー社製ゴムSTS)
試験機の概略を図2に示す。
2個のプーリ間に試験用歯付ベルトを装填して、回転数2500rpm、荷重29.4N、負荷トルク19.6〜34.3Ncm(表3参照)に設定して、連続走行試験をおこなった。
その結果を、表3、図3に示す。
(1)負荷24.5Ncmにおける走行時間に着目すると、試験例3を基準にして、試験例1は2.5〜7.7倍の約120〜360時間、試験例2は1.9〜8.5倍の90〜400時間それぞれ連続走行しており、大幅に耐久性が向上していることが示されている。
(2)他の試験例を参照すると、織布等を使用していない試験例3〜5は、ポリウレタンの種類を代えても、試験例3と同程度からそれ以下という結果を示している。
(3)この結果、織布等を芯線の外側に配置することにより、大幅に耐久性を向上させることができることが解る。試験例2で用いた帆布2(織布)が、この2mmピッチの歯付ベルトでは編み布を用いた試験例1よりもやや良好な結果を示している。
試験例7:帆布1使用・現行ポリウレタン
試験例8:帆布2使用・現行ポリウレタン
試験例9:帆布不使用・現行ポリウレタン
試験例10:帆布不使用・高強度ポリウレタン(バンドー社製KPSベルト仕様ポリウレタン)
試験例11:帆布不使用・背部および歯部がクロロプレンゴムであり、表面にカバー帆布を被覆したベルト(バンドー社製ゴムSTS)
試験機の概略を図4に示す。
2個のプーリ間に試験用歯付ベルトを装填して、回転数4000rpm、荷重64.7N、負荷トルク250〜400W(表4参照)に設定して、連続走行試験をおこなった。
その結果を、表4、図5に示す。
(1)負荷300Wにおける走行時間に着目すると、試験例9を基準にして、試験例7は3.4〜3.9倍の約180〜210時間、試験例8は同程度と想定される。
(2)この結果、編み布を芯線の外側に配置することにより、大幅に耐久性を向上させることができることが解る。
2 背部
3 歯部4 抗張力体
4 芯線
5 帆布(織布等)
51 通常厚部
52 圧縮部
53 復元部
6 歯底部
7 歯元(R)部
Claims (1)
- 歯ピッチが4mm以下0.5mm以上である熱硬化性ポリウレタン製の歯付ベルトであって、芯線よりも歯部側に織布あるいは編み布が配置されている歯付ベルトであって、
使用される織布あるいは編み布が、厚みが0.1〜0.8mm、目付量が50〜150g/m 2 、ベルト長手方向の伸度が80〜250%であり、
織布あるいは編み布は、歯底部では圧縮状態であり、歯元部から歯部にかけて復元して、歯部において歯元R部の高さ以上の厚みを有することにより、
歯元部において、織布あるいは編み布が、歯元部のRに沿って配置されていることを特徴とする歯付きベルト。
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