JP5118235B2 - リソグラフィ装置および液体除去方法 - Google Patents

リソグラフィ装置および液体除去方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5118235B2
JP5118235B2 JP2011132836A JP2011132836A JP5118235B2 JP 5118235 B2 JP5118235 B2 JP 5118235B2 JP 2011132836 A JP2011132836 A JP 2011132836A JP 2011132836 A JP2011132836 A JP 2011132836A JP 5118235 B2 JP5118235 B2 JP 5118235B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
gap
liquid
substrate table
extractor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2011132836A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011249815A (ja
Inventor
ヤコブス,ヘルネス
ループストラ,エリック,ロエロフ
リーペン,マイケル
モンド,エヴァ
Original Assignee
エーエスエムエル ネザーランズ ビー.ブイ.
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by エーエスエムエル ネザーランズ ビー.ブイ. filed Critical エーエスエムエル ネザーランズ ビー.ブイ.
Publication of JP2011249815A publication Critical patent/JP2011249815A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5118235B2 publication Critical patent/JP5118235B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/70Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
    • G03F7/70216Mask projection systems
    • G03F7/70341Details of immersion lithography aspects, e.g. exposure media or control of immersion liquid supply

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Description

[0001] 本発明はリソグラフィ装置および液体除去方法に関する。
[0002] リソグラフィ装置は、所望のパターンを基板に、通常は基板のターゲット部分に適用する機械である。リソグラフィ装置は例えば、集積回路(IC)の製造に使用可能である。その場合、代替的にマスクまたはレチクルとも呼ばれるパターニングデバイスを使用して、ICの個々の層上に形成すべき回路パターンを生成することができる。このパターンを、基板(例えばシリコンウェーハ)上のターゲット部分(例えば1つまたは幾つかのダイの一部を備える)に転写することができる。パターンの転写は通常、基板に設けた放射感応性材料(レジスト)の層への結像により行われる。一般的に、1枚の基板は、順次パターンが与えられる互いに近接したターゲット部分のネットワークを含んでいる。従来のリソグラフィ装置は、パターン全体をターゲット部分に1回で露光することによって各ターゲット部分が照射される、いわゆるステッパと、基板を所定の方向(「スキャン」方向)と平行あるいは逆平行にスキャンしながら、パターンを所定の方向(「スキャン」方向)に放射ビームでスキャンすることにより、各ターゲット部分が照射される、いわゆるスキャナとを具備している。パターンを基板にインプリントすることによっても、パターニングデバイスから基板へとパターンを転写することが可能である。
[0003] 投影システムの最終要素と基板との間の空間を充填するように、リソグラフィ装置の基板を水などの比較的高い屈折率を有する液体に浸漬することが提案されている。そのポイントは、露光放射線は液体中の方が波長が短いので、描像する形体の小型化を可能にすることである。(液の効果は、システムで使用する有効NAを大きくでき、焦点深さも大きくすることと見なすこともできる。)固体粒子(例えば水晶)が懸濁している水などの、他の浸漬液も提案されている。
[0004] しかし、基板を、または基板と基板テーブルを液体の浴槽に浸すこと(例えば参照により全体が本明細書に組み込まれる米国特許US4,509,852号参照)は、スキャン露光中に加速すべき大きい塊の液体があることを意味する。これには、追加のモータまたはさらに強力なモータが必要であり、液体中の乱流が望ましくない予測不能な効果を引き起こすことがある。
[0005] 提案されている解決法の1つは、液体供給システムが、液体閉じ込めシステムを使用して、基板の局所的区域および投影システムの最終要素と基板の間にのみ液体を提供することである(基板は通常、投影システムの最終要素より大きい表面積を有する)。これを配置構成するための1つの知られている方法が、参照により全体が本明細書に組み込まれる国際特許公開WO99/49504号で開示されている。図2および図3に図示されているように、液体が少なくとも1つの入口INによって基板上に、好ましくは最終要素に対する基板の動作方向に沿って供給され、投影システムの下を通過した後に少なくとも1つの出口OUTによって除去される。つまり、基板Wが−X方向にて要素の下でスキャンされると、液体が要素の+X側にて供給され、−X側にて取り上げられる。図2は、液体が入口INを介して供給され、低圧源に接続された出口OUTによって要素の他方側で取り上げられる構成を概略的に示したものである。図2の図では、液体が投影システムPLの最終要素に対する基板の動作方向に沿って供給されるが、こうである必要はない。最終要素の周囲に配置された入口および出口の様々な方向および数が可能であり、一例が図3に図示され、ここでは各側に4組の入口と出口が、最終要素の周囲の規則的パターンで設けられる。提案されている別の解決法は、液体供給システムに、投影システムの最終要素と基板テーブルの間の空間の境界の少なくとも一部に沿って延在するシール部材を設けることである。このような解決法が図4に図示されている。シール部材は、投影システムPLに対してXY平面ではほぼ静止しているが、Z方向(光軸の方向)では多少の相対的運動があってよい。シールは、シール部材と基板の表面との間に形成される。シールは、ガスシールなどの非接触シールであることが好ましい。ガスシールがあるこのようなシステムは、参照により全体が本明細書に組み込まれる欧州特許EP−A−1,420,298号で開示されている。
[0006] 液体閉じ込め構造12は、投影システムPLの最終要素と基板Wの間の空間11に液体を少なくとも部分的に収容する。液体が基板表面と投影システムの最終要素との間の空間に閉じ込められるように、投影システムの像フィールドの周囲に、基板に対する非接触シール16を形成することができる。この空間は、投影システムPLの最終要素の下方に配置され、それを囲む液体閉じ込め構造12によって少なくとも一部は形成される。液体は、液体入口13によって投影システムの下方で液体閉じ込め構造12内の空間に運び込まれ、液体出口13によって除去することができる。液体閉じ込め構造12は、投影システムの最終要素の少し上まで延在し、液体のバッファが提供されるように、液体レベルが最終要素の上まで上昇する。液体閉じ込め構造12は、その上端が実施形態では投影システムまたはその最終要素の形状に非常に一致することができ、例えば円形でよい内周を有する。底部では、内周は像フィールドの形状に非常に一致し、例えば長方形であるが、そうである必要はない。
[0007] 液体は、使用中に液体閉じ込め構造12の底部と基板Wの表面との間に形成されるガスシール16によって空間11に収容される。ガスシールは、空気または合成空気のような気体で形成されるが、実施形態ではN2または別の不活性ガスであることが好ましく、圧力下で入口15を介して液体閉じ込め構造12と基板の間のギャップに提供され、出口14を介して抽出される。ガス入口15への過剰圧力、出口14への真空のレベル、およびギャップの幾何学的形状は、液体を閉じ込める内側への高速の気体流があるように構成される。これらの入口/出口は、空間11を囲む環状溝でよく、気体16の流れは、液体を空間11に収容させるのに効果的である。
[0008] 参照により全体が本明細書に組み込まれる欧州特許EP−A−1,420,300号では、ツインまたはデュアルステージ液浸リソグラフィ装置の概念が開示されている。このような装置には、基板を支持する2つのテーブルが設けられる。第一位置にあるテーブルで、液浸液がない状態でレベリング測定を実行し、液浸液が存在する第二位置にあるテーブルで、露光を実行する。あるいは、装置は、1つのテーブルのみを有してもよい。
[0009] 液浸リソグラフィを実行する別の方法が、例えば参照により全体が本明細書に組み込まれる国際特許公開WO2005/064405号で開示されている。この方法では、基板Wの上面の全体を液浸液で覆うことができる。投影レンズの下方で、液浸液のレベルは液体閉じ込めユニットによって他の部分より高く維持されるが、液体を投影レンズの下方で基板の局所的区域のみに閉じ込めるために、特別の努力をしていない。これに対する別の考え方では、図5のシール部材は、それと基板の間に液体を漏らすようになっている。したがって、さらに処理するために基板テーブルから基板を外す前に、基板W(および基板テーブルの上面、または液浸液で覆われているセンサがあれば全て)を乾燥することが望ましくなる。
[0010] 上述のシステムでは、液体が、基板テーブルと基板テーブル上に支持された基板との間のギャップに達することがある。特に、基板が基板テーブルの窪み内に位置するように、基板テーブルの上面および基板は実質的に同一平面上にある。この窪みの外周は、基板のサイズの変動を見越して、基板の外周よりわずかに大きい。これがギャップの原因である。
[0011] 基板テーブルから、特に基板テーブルと基板の間のギャップから液体を除去するシステムを提供することが望ましい。
[0012] 本発明の実施形態によれば、自身内に基板を配置するための窪みを含む基板テーブルと、低圧源に接続可能で、所定の幾何形状の細長い抽出部を形成する少なくとも1つの出口を持つ液体除去デバイスと、抽出部が全ての窪みを通り越すように、且つ、実質的に、任意の時間に、最初に抽出部が通り越した窪みの縁部の任意の局所的部分が、平面にて、その局所的正接を、その任意の時点で縁の局所的部分の上方に位置した抽出部の局所的部分の局所的正接に対して約20°と約90°の間の角度に持つように、基板テーブルおよび液体除去デバイスを相対的に動かすコントローラと、を備える液浸リソグラフィ装置が提供される。
[0013] 本発明の実施形態によれば、窪み内の基板を支持し、基板と自身の間にギャップが存在する基板テーブルと、低圧源に接続可能で、細長い抽出部を形成する少なくとも1つの出口、および抽出部のいずれかの側に延在し、基板テーブルの上面および基板と実質的に平行である流れ制限表面を含む液体除去デバイスと、使用時には、基板の上面および/または基板テーブルおよびギャップから液体を抽出する間に、ギャップに沿って出口に向かう気体の流れを生成するように、抽出部がギャップ上に位置する場合に、流れ制限表面と基板および/または基板テーブルとの間の抽出部の周囲雰囲気からの気体流抵抗が、ギャップ沿いより大きくなるように、基板テーブルと液体除去デバイスとを相対的に動かすコントローラとを含む液浸リソグラフィ装置が提供される。
[0014] 本発明の実施形態によれば、基板テーブル上に支持された基板から、および基板と基板テーブルの間のギャップから、液体を除去する方法であって、低圧源に接続され、所定の幾何形状の細長い抽出部を形成する少なくとも1つの出口を持つ液体除去デバイスを提供し、抽出部が基板およびギャップの全てを通り越すように、且つ、実質的に、任意の時間に、ギャップの非乾燥部分の縁部で、抽出部の局所的部分が、平面にて、その局所的正接をギャップの局所的正接に対して約20°と90°の間の角度に持つように、基板テーブルと液体除去デバイスを相対的に動かすことを含む方法が提供される。
[0015] 本発明の実施形態によれば、基板と基板テーブルの間のギャップから液体を除去する方法であって、低圧源に取り付けられた少なくとも1つの出口を持つ液体除去デバイスを提供し、ギャップに沿って出口へ、および出口に隣接するギャップ内の液体へのガス流を生成するように、ギャップに対して液体除去デバイスを配向し、動かすことを含む方法が提供される。
[0016] 本発明の実施形態では、放射ビームを調整する照明システムと、放射ビームにパターンを与えてパターン付き放射ビームを形成するパターニングデバイスを支持するパターンサポートと、基板を保持する基板テーブルであって、基板と自身がその間にギャップを規定する、基板テーブルと、パターン付き放射ビームを基板に投影する投影システムと、投影システムの最終要素と基板の間の空間に流体を提供する流体供給システムと、低圧源に接続可能な出口を含む液体除去デバイスであって、出口が細長い抽出部を形成し、液体除去デバイスと基板テーブルが、抽出部が基板テーブルと基板の間に規定されたギャップのいずれかの部分上に位置する場合に、ギャップの部分の正接が細長い抽出部の正接に対して約20°と90°の間の角度を規定するように、相互に対して動作可能である、液体除去デバイスとを含むリソグラフィ装置。
[0017] 次に、本発明の実施形態を添付の略図を参照しながら、ほんの一例として説明する。図面では対応する参照記号は対応する部品を示している。
[0018] 本発明の実施形態によるリソグラフィ装置を示した図である。 [0019] リソグラフィ投影装置で使用される従来通りの液体供給システムを示した図である。 [0019] リソグラフィ投影装置に使用される従来通りの液体供給システムを示した図である。 [0020] リソグラフィ投影装置に使用される従来通りの液体供給システムを示した図である。 [0021] 液体供給システムを示した断面図である。 [0022] 図6aおよび図6bは、本発明の実施形態による使用中の液体除去デバイスを示した上面図である。 [0023] 本発明の実施形態による液体除去デバイスを示す図6の線VII−VIIを通る断面図である。 [0024] 本発明の実施形態による液体除去デバイスを示す上面図である。 [0024] 本発明の実施形態による液体除去デバイスを示す上面図である。 [0025] 本発明の実施形態による液体除去デバイスを示す上面図である。
[0026] 図1は、本発明の一実施形態によるリソグラフィ装置を概略的に示したものである。この装置は、放射ビームB(例えばUV放射またはDUV放射)を調節するように構成された照明システム(イルミネータ)ILと、パターニングデバイス(例えばマスク)MAを支持するように構成され、特定のパラメータに従ってパターニングデバイスを正確に位置決めするように構成された第一ポジショナPMに接続された支持構造(例えばマスクテーブル)MTと、基板(例えばレジストコートウェーハ)Wを保持するように構成され、特定のパラメータに従って基板を正確に位置決めするように構成された第二ポジショナPWに接続された基板テーブル(例えばウェーハテーブル)WTと、パターニングデバイスMAによって放射ビームBに与えられたパターンを基板Wのターゲット部分C(例えば1つまたは複数のダイを含む)に投影するように構成された投影システム(例えば屈折投影レンズシステム)PSとを含む。
[0027] 照明システムILは、放射の誘導、整形、または制御を行うための、屈折、反射、磁気、電磁気、静電気型等の光学コンポーネント、またはその任意の組合わせなどの種々のタイプの光学コンポーネントを含んでいてもよい。
[0028] 支持構造MTは、パターニングデバイスMAを支持、つまりその重量を支えている。これは、パターニングデバイスの方向、リソグラフィ装置の設計等の条件、例えばパターニングデバイスが真空環境で保持されているか否かに応じた方法で、パターニングデバイスMAを保持する。支持構造MT(例えばマスクテーブル)は、パターニングデバイスMAを保持するために、機械的、真空、静電気等のクランプ技術を使用することができる。支持構造MTは、例えばフレームまたはテーブルでよく、必要に応じて固定式または可動式でよい。支持構造MTは、パターニングデバイスMAが例えば投影システムPSなどに対して確実に所望の位置にくるようにできる。本明細書において「レチクル」または「マスク」という用語を使用した場合、その用語は、より一般的な用語である「パターニングデバイス」と同義と見なすことができる。
[0029] 本明細書において使用する「パターニングデバイス」という用語は、基板のターゲット部分にパターンを生成するように、放射ビームの断面にパターンを与えるために使用し得る任意のデバイスを指すものとして広義に解釈されるべきである。ここで、放射ビームに与えられるパターンは、例えばパターンが位相シフト特徴またはいわゆるアシスト特徴を含む場合、基板のターゲット部分における所望のパターンに正確には対応しないことがある点に留意されたい。一般的に、放射ビームに与えられるパターンは、集積回路などのターゲット部分に生成されるデバイスの特別な機能層に相当する。
[0030] パターニングデバイスは透過性または反射性でよい。パターニングデバイスの例には、マスク、プログラマブルミラーアレイ、およびプログラマブルLCDパネルがある。マスクはリソグラフィにおいて周知のものであり、これには、バイナリマスク、レベンソン型(Alternating)位相シフトマスク、減衰型(Attenuated)位相シフトマスクのようなマスクタイプ、さらには様々なハイブリッドマスクタイプも含まれる。プログラマブルミラーアレイの一例として、小さなミラーのマトリクス配列を使用し、そのミラーは各々、入射する放射ビームを異なる方向に反射するよう個々に傾斜することができる。傾斜したミラーは、ミラーマトリクスによって反射する放射ビームにパターンを与える。
[0031] 本明細書において使用する「投影システム」という用語は、例えば使用する露光放射、または液浸液の使用や真空の使用などの他の要因に合わせて適宜、例えば屈折光学システム、反射光学システム、反射屈折光学システム、磁気光学システム、電磁気光学システムおよび静電気光学システム、またはその任意の組合せを含む任意のタイプの投影システムを網羅するものとして広義に解釈されるべきである。本明細書において「投影レンズ」という用語を使用した場合、これはさらに一般的な「投影システム」という用語と同義と見なされる。
[0032] ここに示している本装置は透過タイプである(例えば透過マスクを使用する)。あるいは、装置は反射タイプでもよい(例えば上記で言及したようなタイプのプログラマブルミラーアレイを使用する、または反射マスクを使用する)。
[0033] リソグラフィ装置は2つ(デュアルステージ)またはそれ以上の基板テーブル(および/または2つ以上のマスクテーブル)を有するタイプでよい。このような「マルチステージ」機械においては、追加のテーブルを並行して使用するか、1つまたは複数の他のテーブルを露光に使用している間に1つまたは複数のテーブルで予備工程を実行することができる。
[0034] 図1を参照すると、イルミネータILは放射源SOから放射ビームを受ける。放射源とリソグラフィ装置とは、例えば放射源がエキシマレーザである場合に、それぞれ別々の構成要素であってもよい。このような場合、放射源はリソグラフィ装置の一部を形成すると見なされず、放射ビームは、例えば適切な誘導ミラーおよび/またはビームエクスパンダなどを備えるビームデリバリシステムBDの助けにより、放射源SOからイルミネータILへと渡される。他の事例では、例えば放射源が水銀ランプの場合は、放射源がリソグラフィ装置の一体部分であってもよい。放射源SOおよびイルミネータILは、必要に応じてビームデリバリシステムBDとともに放射システムと呼ぶことができる。
[0035] イルミネータILは、放射ビームの角度強度分布を調節するアジャスタAMを備えていてもよい。通常、イルミネータの瞳面における強度分布の外側および/または内側半径範囲(一般にそれぞれ、σ-outerおよびσ-innerと呼ばれる)を調節することができる。また、イルミネータILは、インテグレータINおよびコンデンサCOなどの他の種々のコンポーネントを備えていてもよい。また、イルミネータを用いて放射ビームを調整し、その断面にわたって所望の均一性と強度分布とが得られるようにしてもよい。
[0036] 放射ビームBは、支持構造MT(例えばマスクテーブル)上に保持されたパターニングデバイスMA(例えばマスク)に入射し、パターニングデバイスによってパターンが与えられる。放射ビームBはマスクMAを通り抜けて、基板Wのターゲット部分C上にビームを集束する投影システムPSを通過する。以下でさらに説明する液浸フードIHが、投影システムPSの最終要素と基板Wの間の空間に液浸液を供給する。
[0037] 第二ポジショナPWおよび位置センサIF(例えば干渉計デバイス、リニアエンコーダまたは容量センサ)の助けにより、基板テーブルWTを、例えば放射ビームBの経路において様々なターゲット部分Cに位置決めするように正確に移動できる。同様に、第一ポジショナPMおよび別の位置センサ(図1には明示されていない)を使用して、例えばマスクライブラリから機械的に検索した後に、またはスキャン中に、放射ビームBの経路に対してマスクMAを正確に位置決めすることができる。一般的に、マスクテーブルMTの移動は、第一位置決めデバイスPMの部分を形成するロングストロークモジュール(粗動位置決め)およびショートストロークモジュール(微動位置決め)を用いて実現できる。同様に、基板テーブルWTの移動は、第二ポジショナPWの部分を形成するロングストロークモジュールおよびショートストロークモジュールの助けにより実現できる。ステッパの場合(スキャナとは対照的に)、マスクテーブルMTをショートストロークアクチュエータのみに接続するか、固定してもよい。パターニングデバイスMAおよび基板Wは、マスクアラインメントマークM1、M2および基板アラインメントマークP1、P2を使用して位置合わせすることができる。図示のような基板アラインメントマークは、専用のターゲット位置を占有するが、ターゲット部分の間の空間に配置してもよい(スクライブレーンアラインメントマークと呼ばれる)。同様に、パターニングデバイスMA(例えばマスク)上に複数のダイを設ける状況では、マスクアラインメントマークをダイ間に配置してもよい。
[0038] 図示のリソグラフィ装置は以下のモードのうち少なくとも1つにて使用可能である。
[0039] 1.ステップモードにおいては、支持構造MTおよび基板テーブルWTは、基本的に静止状態に維持される一方、放射ビームに与えたパターン全体が1回でターゲット部分Cに投影される(すなわち1回の静止露光)。次に、別のターゲット部分Cを露光できるように、基板テーブルWTがX方向および/またはY方向に移動される。ステップモードでは、露光フィールドの最大サイズによって、1回の静止露光で像が形成されるターゲット部分Cのサイズが制限される。
[0040] 2.スキャンモードにおいては、支持構造MTおよび基板テーブルWTは同期的にスキャンされる一方、放射ビームに与えられたパターンをターゲット部分Cに投影する(つまり1回の動的露光)。支持構造MTに対する基板テーブルWTの速度および方向は、投影システムPSの拡大(縮小)および像反転特性によって求めることができる。スキャンモードでは、露光フィールドの最大サイズによって、1回の動的露光におけるターゲット部分の(非スキャン方向における)幅が制限され、スキャン動作の長さによってターゲット部分の(スキャン方向における)高さが決まる。
[0041] 3.別のモードでは、支持構造MTはプログラマブルパターニングデバイスを保持して基本的に静止状態に維持され、基板テーブルWTを移動またはスキャンさせながら、放射ビームに与えられたパターンをターゲット部分Cに投影する。このモードでは、一般にパルス状放射源を使用して、基板テーブルWTを移動させる毎に、またはスキャン中に連続する放射パルスの間で、プログラマブルパターニングデバイスを必要に応じて更新する。この動作モードは、以上で言及したようなタイプのプログラマブルミラーアレイなどのプログラマブルパターニングデバイスを使用するマスクレスリソグラフィに容易に利用できる。
[0042] 上述した使用モードの組合せおよび/または変形、または全く異なる使用モードも利用できる。
[0043] 本発明の実施形態は、基板Wの上面全体を液浸液中で覆うことができる液体液浸システム(例えば国際特許公開WO2005/064405号参照)に特に有用である。しかし、本発明の実施形態は、乾燥が必要な他のタイプの液浸システム、特に液体が、例えば基板と基板テーブルWTの間のギャップに捕捉される任意のタイプにも適用可能である。
[0044] 図6aは、本発明の実施形態による液体除去デバイス200の上面図を示す。基板サイズの変動を考慮して、基板Wと基板テーブルWTの間にギャップ100が存在する。基板Wの上面と基板テーブルWTが実質的に同一平面上になるように、基板Wが基板テーブルWTの窪み内に配置される。液体除去デバイス200は、基板Wと基板テーブルWTの間のギャップ100からなど、基板テーブルWTの上面(および/または基板W)から液体を除去するように構成される。
[0045] 液体除去デバイス200は、低圧源(図6には図示せず)に接続された出口または抽出部210を含む。出口または抽出部210は、液体除去デバイス200の底面に形成される。液体除去デバイス200の底面は、出口210のいずれかの側に、液体除去デバイス200と基板Wおよび基板テーブルWTとの相互運動205の方向で基板テーブルWの上面および基板テーブルWTと実質的に平行である表面を含む。これらの平行な表面は、同一平面上にあることが好ましく、液体除去デバイス200の下側にある2つの突起250と見なすことができる。これらの平行な表面の目的については、以下でさらに詳細に説明する。低圧源は真空ポンプとできる。
[0046] 図6aには、細長い形状の1つの出口であるように、出口または抽出部210が図示されている。しかし、出口は列を形成するように相互に並んで形成された複数の出口(例えば複数の穴)の形態でもよい。図8および図9に関して説明するように、出口または抽出部210は、必ずしも直線である必要はなく、したがって穴の列は必ずしも直線である必要はなく、湾曲するか、角張っていてもよい。出口または抽出部210は、2006年12月7日に出願され、乾燥ユニットに関連して参照により全体が本明細書に組み込まれる米国特許出願第11/635,082号で開示されているように、一連の出口の形態とすることができる。少なくとも1つの出口が、低圧源に接続された抽出部を形成する。
[0047] 本発明の発明者は、ギャップ100に沿ってギャップに残っている液体に向かい方向105でガスの流れを生成できれば、これはギャップから液体を除去する際に液体除去デバイスの効率を大幅に改善することを発見した。したがって、抽出部210または抽出部210の出口は、ギャップに沿って出口へ、および出口に隣接するギャップ100内のギャップ100への流れを生成するように、ギャップに対して移動する。
[0048] 本発明の発明者は、このガスの流れ105を生成する1つの方法が、抽出部210を、ギャップ100上の局所的位置にてギャップ100に対して直角に配置することであるのを発見した。直角の方向が最も望ましいが、これが常に実際的とは限らない。しかし、本発明の発明者は、抽出部210の局所的部分に対する正接211の方向が、ギャップ100の局所的正接101に対して約20°と90°の間の角度δである場合に、十分なガス流105を達成できることを発見した。この相対的方向が図6bに図示されている。本発明の実施形態では、角度δは約35または50°と90°の間であることが好ましく、本発明の実施形態では、約70°と90°の間であることが、さらに好ましい。角度δは、2つの正接101、211間の鋭角である。
[0049] これを達成する1つの構成が、図6aおよび図7に図示されている。つまり、液体除去デバイス200の幾何形状は、抽出部210の局所的細長い方向(つまり横方向)(図7の矢印255で図示)に直角の方向に高い流れ抵抗があるように構成される。したがって、抽出部210が、図6に図示するように(つまり20°と90°の間の角度δで)ギャップ100の局所的方向に対して配向されると、矢印105で示すようなギャップ100に沿って、図7に図示された路255よりも流れ抵抗が低い路が存在する。ギャップ100に沿った流れ抵抗の方が低いので、抽出部210の外側で、それを囲む雰囲気からのガスは、図示のように抽出部210に向かってこの方向105に沿って優先的に移動する。
[0050] 図6に示す実施形態では、抽出部210は実質的に直線である。したがって、流れ105を獲得し、それによってギャップ100から液体を効率的に抽出するために、抽出プロセスの任意の時間に、最初に抽出部210が通り越している基板Wが位置する(およびギャップ100の一方の縁部を形成する)窪みの縁部の任意の局所的部分が、その任意の時間に縁部の局所的部分上に位置する抽出部の局所的部分の局所的正接に対して、約20°と90°の間の角度δに配向された局所的正接を、平面にて有することを保証するために、コントローラを提供することが望ましい。
[0051] 抽出部の幾何形状、およびその位置(特に方向および基板からの高さ)は、突起250と基板の上面または基板テーブルWTとの間を流れるガスの流れ抵抗が、ギャップ100に沿った方向よりも少なくとも25%、好ましくは50%、さらに好ましくは75%、さらに好ましくは100%大きくなるように選択することが好ましい。
[0052] 基板Wの上面は、ギャップから液体を除去するのと同じ時間に乾燥できることが望ましい。実施形態では、基板テーブルWTに対して1つの相対方向のみで基板テーブルWT上で相対運動することによって、これを達成することができる液体除去デバイス200が提供される。これは、動きの複雑さを最小限に抑え、基板の上面および/または基板テーブルを乾燥する最速の方法でもある。図8aから図8bおよび図9は、抽出部210の形状が、その目的を達成するように設計された1つのこのような実施形態を示す。
[0053] 図8aから図8bでは、抽出部210は2つの抽出部210a、210bを含み、その一方は抽出部200が通り越す基板Wの第一半分から液体を除去するために使用され、その他方210bは、液体除去デバイス200が通り越す基板Wの第二半分から液体を除去するために使用される。
[0054] 溝210a、210bは、通り越されるギャップ100の部分上で抽出部210a、210bの局所的部分の正接が、常にギャップの局所的正接に対して約90°に近いような形状である。図8aに見られるように、これは、平面で抽出部210a、210bの形状が、基板の中心で無限に近い周波数で、基板の縁部ではゼロの周波数まで減少する波形である幾何形状の抽出部210a、210bを提供することによって達成される。
[0055] 幅方向で基板の最大寸法では、図示のように、抽出部210aがほぼ直線であり、実際に先端では、最も外側の部分212が実質的に平行であり、実際に同一直線上にさえなることが分かる。これらの最も外側の部分212間で、抽出部210a、210bは湾曲しており、それが同一直線上の外側部分212から最大で偏向するのは、曲線形態の周波数も最大となる中心部分216である。
[0056] この実施形態では、抽出部の中心部分216は、基板Wの中心と並んでいる。
[0057] 中心部分216と2つの外側部分212との間には、曲線の形状が、中心部分216に存在する曲線のタイプから端部分212に存在する曲線のタイプまで漸進的に変化する中央部分214がある。
[0058] この方法で、ギャップ100と接触する抽出部210aの第一部分は、鋭角での中心部分216である。したがって、鋭角のいずれかの側で、抽出部210aは、基板Wの底部にある水平ギャップ100に対してほぼ直角である。液体除去デバイス200が上昇すると、基板Wおよびギャップ100内の液体のメニスカスが、中心部分から外側へ移動し、ギャップ100内で中心部分216の下からギャップ内のメニスカスに向かって、中心部分から外側へと空気の流れが生成される。したがって、抽出部210a、210bが最初に通り越すギャップ100の局所的部分は全て、平面にて、その局所的正接を、その任意の時間にギャップの局所的部分上に位置する抽出部の局所的部分の局所的正接に対して20°と90°の間の角度に配向する。
[0059] 図8bを参照すると、抽出部210a、210bの両方が、ギャップ100と交差する場所で90°であることが分かる。図8の実施形態では、液体除去デバイス200が基板W上を約半分通過すると、第一抽出部210aが停止され、第二抽出部210bが起動される。この方法で、ギャップの局所的正接に対する抽出部の局所的正接の方向を維持することができる。他の実施形態は、2つの抽出部210a、210bより多くを含んでもよい。
[0060] 図8aから図8bの抽出部210a、210bの形状によって、ギャップ内の液体を効率的に除去することができる。図9は、本発明の実施形態に従ってさらに容易に製造することができる、さらに単純な幾何形状の抽出部を示す。図9の抽出部は、図8aから図8bのそれと同じであるが、形状がさらに単純である。図9の抽出部では、2つの端部分212が同一平面上にあり、抽出部210の中心部分215に対して中心に配置される。
[0061] 2つの端部分212の間にある抽出部210の中心部分215は、三角波の形態を有する。端部分212から等距離の位置で、抽出部210は、端部分212と同一直線上にある線から最大距離にある(三角形の頂部)。抽出部のこの形状は、単純な構成で、1つの抽出部210しか使用せずに、所望の角度δを達成する。
[0062] 本文ではICの製造におけるリソグラフィ装置の使用に特に言及しているが、本明細書で説明するリソグラフィ装置には他の用途もあることは言うまでもない。例えば、これは、集積光学装置、磁気ドメインメモリ用誘導および検出パターン、フラットパネルディスプレイ、液晶ディスプレイ(LCD)、薄膜磁気ヘッドなどである。こうした代替的な用途に照らして、本明細書で「ウェーハ」または「ダイ」という用語を使用している場合、それぞれ、「基板」または「ターゲット部分」という、より一般的な用語と同義と見なしてよいことは、当業者に明らかである。本明細書に述べている基板は、露光前または露光後に、例えばトラック(通常はレジストの層を基板に塗布し、露光したレジストを現像するツール)、メトロロジツールおよび/またはインスペクションツールで処理することができる。適宜、本明細書の開示は、以上およびその他の基板処理ツールに適用することができる。さらに、基板は、例えば多層ICを生成するために、複数回処理することができ、したがって本明細書で使用する基板という用語は、既に複数の処理済み層を含む基板も指すことができる。
[0063] 本明細書で使用する「放射」および「ビーム」という用語は、紫外線(UV)放射(例えば、365nm、248nm、193nm、157nmもしくは126nm、またはその近辺の波長を有する)を含むあらゆるタイプの電磁放射を網羅する。
[0064] 「レンズ」という用語は、状況が許せば、屈折および反射光学コンポーネントを含む様々なタイプの光学コンポーネントのいずれか、またはその組合せを指す。
[0065] 以上、本発明の特定の実施形態を説明したが、説明とは異なる方法でも本発明を実践できることが理解される。例えば、本発明は、上記で開示したような方法を述べる機械読み取り式命令の1つまたは複数のシーケンスを含むコンピュータプログラム、またはこのようなコンピュータプログラムを内部に記憶したデータ記憶媒体(例えば半導体メモリ、磁気または光ディスク)の形態をとることができる。
[0066] 本発明は、任意の液浸リソグラフィ装置に、特に上述したタイプに適用することができるが、それに限定されない。
[0067] 上記の説明は例示的であり、限定的ではない。したがって、請求の範囲から逸脱することなく、記載されたような本発明を変更できることが当業者には明白である。

Claims (6)

  1. 基板を支持する基板テーブルであって、基板と自身がその間にギャップ(100)を規定する、基板テーブルと、
    液体除去デバイスであって、低圧源に接続可能で細長い抽出部(210)を形成する出口、および、前記抽出部(210)の両側に延在し前記基板テーブルの上面および前記基板と実質的に平行である流れ制限表面(250)を含む液体除去デバイス(200)と、
    使用時には、前記基板の前記上面および/または前記基板テーブルおよびギャップ(100)から液体を抽出する間に、前記ギャップ(100)に沿って前記出口に向かうガスの流れを生成するように、前記抽出部(210)が前記ギャップ(100)上に位置する場合に、前記流れ制限表面(250)と前記基板および/または前記基板テーブルとの間の前記抽出部(210)の周囲雰囲気からの気体流抵抗が前記ギャップ(100)沿いより大きくなるように、前記基板テーブルと前記液体除去デバイス(200)とを相対的に動かすコントローラと、を含み、
    前記流れ制限表面(250)は、同一平面上にあり、前記液体除去デバイス(200)の下側にある2つの突起によって形成されている、
    液浸リソグラフィ装置。
  2. 前記流れ制限表面(250)と前記基板および/または基板テーブルの間の前記気体流抵抗が、前記ギャップ(100)沿いより少なくとも25%大きい、
    請求項1に記載の液浸リソグラフィ装置。
  3. 前記流れ制限表面(250)と前記基板および/または基板テーブルの間の前記気体流抵抗が、前記ギャップ(100)沿いより少なくとも50%大きい、
    請求項2に記載の液浸リソグラフィ装置。
  4. 前記流れ制限表面(250)と前記基板および/または基板テーブルの間の前記気体流抵抗が、前記ギャップ(100)沿いより少なくとも75%大きい、
    請求項3に記載の液浸リソグラフィ装置。
  5. 前記コントローラは、前記抽出部(210)が全ての前記基板を通り越すように、且つ、前記抽出部(210)が最初に通り越している前記ギャップ(100)の任意の局所的部分の接線(101)が、平面にて、前記局所的部分の上方に位置した前記抽出部(210)の局所的部分の接線(211)に対して約35°と約90°の間の角度をなすように、前記基板テーブルおよび前記液体除去デバイスとを相対的に動かす、
    請求項1から4の何れか一項に記載の液浸リソグラフィ装置。
  6. 基板と基板テーブルの間のギャップ(100)から液体を除去する方法であって、
    低圧源に接続可能で細長い抽出部(210)を形成する出口、および、前記抽出部(210)の両側に延在し前記基板テーブルの上面および前記基板と実質的に平行である流れ制限表面(250)を持つ液体除去デバイス(200)を提供し、
    前記ギャップ(100)に沿って前記出口へ、および前記出口に隣接する前記ギャップ(100)内の液体へのガス流を生成するように、前記抽出部(210)が前記ギャップ(100)上に位置する場合に、前記流れ制限表面(250)と前記基板および/または前記基板テーブルとの間の前記抽出部(210)の周囲雰囲気からの気体流抵抗が前記ギャップ(100)沿いより大きくなるように、前記ギャップ(100)に対して前記液体除去デバイス(200)を配向し動かすこと、を含み、
    前記流れ制限表面(250)は、同一平面上にあり、前記液体除去デバイス(200)の下側にある2つの突起によって形成されている、
    方法。
JP2011132836A 2007-02-21 2011-06-15 リソグラフィ装置および液体除去方法 Expired - Fee Related JP5118235B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US11/708,686 2007-02-21
US11/708,686 US7692765B2 (en) 2007-02-21 2007-02-21 Lithographic apparatus and method of removing liquid

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008032818A Division JP4767981B2 (ja) 2007-02-21 2008-02-14 リソグラフィ装置および液体除去方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011249815A JP2011249815A (ja) 2011-12-08
JP5118235B2 true JP5118235B2 (ja) 2013-01-16

Family

ID=39706350

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008032818A Expired - Fee Related JP4767981B2 (ja) 2007-02-21 2008-02-14 リソグラフィ装置および液体除去方法
JP2011132836A Expired - Fee Related JP5118235B2 (ja) 2007-02-21 2011-06-15 リソグラフィ装置および液体除去方法

Family Applications Before (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008032818A Expired - Fee Related JP4767981B2 (ja) 2007-02-21 2008-02-14 リソグラフィ装置および液体除去方法

Country Status (2)

Country Link
US (2) US7692765B2 (ja)
JP (2) JP4767981B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8144305B2 (en) * 2006-05-18 2012-03-27 Asml Netherlands B.V. Lithographic apparatus and device manufacturing method
US7692765B2 (en) 2007-02-21 2010-04-06 Asml Netherlands B.V. Lithographic apparatus and method of removing liquid

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4509852A (en) 1980-10-06 1985-04-09 Werner Tabarelli Apparatus for the photolithographic manufacture of integrated circuit elements
WO1999049504A1 (fr) 1998-03-26 1999-09-30 Nikon Corporation Procede et systeme d'exposition par projection
JP3953460B2 (ja) * 2002-11-12 2007-08-08 エーエスエムエル ネザーランズ ビー.ブイ. リソグラフィ投影装置
EP1429188B1 (en) 2002-11-12 2013-06-19 ASML Netherlands B.V. Lithographic projection apparatus
EP2495613B1 (en) 2002-11-12 2013-07-31 ASML Netherlands B.V. Lithographic apparatus
EP1420300B1 (en) 2002-11-12 2015-07-29 ASML Netherlands B.V. Lithographic apparatus and device manufacturing method
KR101259095B1 (ko) * 2003-08-21 2013-04-30 가부시키가이샤 니콘 노광 장치, 노광 방법 및 디바이스 제조 방법
US7394521B2 (en) 2003-12-23 2008-07-01 Asml Netherlands B.V. Lithographic apparatus and device manufacturing method
JP2006120889A (ja) * 2004-10-22 2006-05-11 Sony Corp 半導体装置の製造方法及びその方法に用いられる半導体ウェハホルダ
US7446850B2 (en) * 2004-12-03 2008-11-04 Asml Netherlands B.V. Lithographic apparatus and device manufacturing method
US7468779B2 (en) * 2005-06-28 2008-12-23 Asml Netherlands B.V. Lithographic apparatus and device manufacturing method
US8144305B2 (en) * 2006-05-18 2012-03-27 Asml Netherlands B.V. Lithographic apparatus and device manufacturing method
US7826030B2 (en) * 2006-09-07 2010-11-02 Asml Netherlands B.V. Lithographic apparatus and device manufacturing method
KR100806795B1 (ko) * 2006-09-12 2008-02-27 동부일렉트로닉스 주식회사 오토 포커스 시스템
US9632425B2 (en) * 2006-12-07 2017-04-25 Asml Holding N.V. Lithographic apparatus, a dryer and a method of removing liquid from a surface
US7692765B2 (en) 2007-02-21 2010-04-06 Asml Netherlands B.V. Lithographic apparatus and method of removing liquid

Also Published As

Publication number Publication date
JP4767981B2 (ja) 2011-09-07
US20080198344A1 (en) 2008-08-21
JP2011249815A (ja) 2011-12-08
US8675172B2 (en) 2014-03-18
JP2008205465A (ja) 2008-09-04
US7692765B2 (en) 2010-04-06
US20100208224A1 (en) 2010-08-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5744793B2 (ja) リソグラフィ装置及びデバイス製造方法
JP5193350B2 (ja) リソグラフィ投影装置及びデバイス製造方法
JP5235926B2 (ja) リソグラフィ装置
JP4347282B2 (ja) リソグラフィ装置及びデバイス製造方法
JP5063641B2 (ja) 液浸リソグラフィ装置、乾燥デバイス、液浸メトロロジー装置及びデバイス製造方法
JP4848003B2 (ja) 傾斜したシャワーヘッドを備える液浸リソグラフィシステムおよび液浸リソグラフィ方法
JP5161197B2 (ja) リソグラフィ装置およびデバイス製造方法
JP4954139B2 (ja) リソグラフィ装置及びデバイス製造方法
JP2009164622A (ja) リソグラフィ装置及びデバイス製造方法
JP2008078648A (ja) リソグラフィ装置およびデバイス製造方法
JP5412399B2 (ja) リソグラフィ装置およびデバイス製造方法
JP4860681B2 (ja) 液浸リソグラフィ装置及びデバイス製造方法
JP5118235B2 (ja) リソグラフィ装置および液体除去方法

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111125

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120221

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20120502

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120830

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20120906

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121005

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121018

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151026

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees