JP5117925B2 - ハイサイドドライバ - Google Patents

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Description

本発明は、リニアソレノイド等の負荷を駆動するハイサイドドライバに関し、特にシリアル通信機能を有するハイサイドドライバに関する。
従来から、FET(Field Effect Transistor)等の半導体素子を用いて電流を流すことによってソレノイドを駆動させるソレノイド駆動回路が利用されている。例えば、励磁コイルに電圧を印加して磁気力によって可動鉄心に直接直線的な運動を与えるリニアソレノイドは、ソレノイド駆動回路により出力された制御電流に応じて油圧をリニアに制御することができ、カーエレクトロニクス等の分野で多用されている。
特許文献1には、ソレノイドを応答性よく高精度に制御するソレノイド駆動装置が記載されている。このソレノイド駆動装置は、直流電源と、直流電源に直列に接続されたスイッチング素子及びソレノイドと、スイッチング素子の制御端子に制御信号を付与してスイッチング素子をオン・オフ制御するPWM信号発生回路と、PWM信号発生回路にソレノイド電流指示値を出力してPWM信号発生回路を制御する制御回路とを備えている。制御回路は、ソレノイドに流れる電流を検出してそれに対応する電圧値を出力する電流検出器と、電流検出器が検出した電圧値を増幅する増幅器と、増幅器の増幅された出力を積分する積分器と、保持回路に保持された積分器の積分値とソレノイド電流目標値とを比較してその結果をソレノイド電流指示値としてPWM信号発生回路に出力する演算比較回路と、積分器の出力をリセットするリセット回路とを備えている。
PWM信号発生回路は、演算比較回路のソレノイド電流指示値に対応するパルス幅の制御信号をスイッチング素子の制御端子に付与すると共に、スイッチング素子に出力する制御信号毎にリセット回路にリセット信号を出力して、制御信号に同期して積分器の出力をリセットする。リセット回路によりPWM信号発生回路の出力する制御信号に同期して積分器の出力が零にリセットされるので、演算比較回路は、PWM信号発生回路の制御信号の1周期毎に積分器の積分値と目標電流値とを比較してソレノイド電流指示値をPWM信号発生回路に出力する。このため、電流検出器によるソレノイドに流れる電流の検出結果に対して応答性よく対応してソレノイドを高精度に制御できる。また、例えばMOSFETのスイッチング動作に伴うノイズが重畳する電圧値又は突然の電源電圧変動による変動電圧値を電流検出器が検出し、ノイズが重畳した電圧値を増幅器により増幅しても、増幅器の出力に重畳するノイズが積分器により平滑化されるので、ノイズは、大きな誤差とならない。そのため、保持回路により短期間で多数のサンプリングを行ってソレノイド制御の精度を高める必要がなく、演算回数の増加により演算比較回路の演算負荷が大きくならない。
特許文献1に記載のソレノイド駆動装置は、各種センサの出力信号から算出したソレノイド電流目標値とソレノイド電流検出値とを比較した結果に基づきPWM信号発生回路の制御を行うが、外部のマイコン等により電流目標値を設定する構成も考えられる。そのような構成とした場合、外部のマイコンは、電流目標値を設定するのみならず、ソレノイドを駆動する装置の機能や設定情報を送信することができるため都合がよい。また、外部のマイコンは、ソレノイドを駆動する装置から、当該装置の状態に関する情報(例えば過電圧情報や過熱情報)を受信することもできる。したがって、外部のマイコンあるいは操作人がマイコンを介して状況に応じた処理を行うことによって、迅速且つ柔軟な対応が可能となる。
こうした通信を外部のマイコンと行う際には、一般的にシリアル通信が用いられる。シリアル通信は、1本の信号線で1クロック毎に1ビットずつデータの受け渡しを行う方式であり、信号線が少なく長距離通信が可能といった利点がある。
図4は、従来から用いられている一般的なシリアル通信に用いる送信回路11の構成を示すブロック図である。送信バッファ25は、送信すべき内容であるIC内部データを受け取り、パラレルデータとしてシフトレジスタ23に出力する。また、シフトレジスタ23は、送信バッファ25により出力されたパラレルデータをシリアル信号に変換し、所定のタイミングで出力する。この際、送信バッファ25は、IC内部データを確実にシフトレジスタ23に出力するために、パラレルデータをラッチして出力する。これにより、送信バッファ25は、前回のシフトレジスタ23によるシリアル通信時から今回シフトレジスタ23によりシリアル信号の出力が行われるまでの間に送信バッファ25に入力されたデータを、漏れなくシフトレジスタ23に伝えることができる。
特開2005−150550号公報
しかしながら、図4に示す従来の送信回路11は、以下のような問題点がある。上述したように、シフトレジスタ23は、例えばマイコン等の外部機器にシリアル通信によるデータ書き出しを所定のタイミングで行う。IC内部データとして異常動作フラグが送信バッファ25に送られると、送信バッファ25は、次のシフトレジスタ23によるシリアル通信のタイミングまで、異常動作フラグをラッチしてシフトレジスタ23に出力する。したがって、送信バッファ25は、異常動作が生じたことを確実にシフトレジスタ23に伝える反面、シフトレジスタ23によるシリアル通信のタイミングの前に異常動作が解消した場合でもシフトレジスタ23に異常動作フラグを出力してしまう。その結果、シフトレジスタ23は、異常動作が解消しているにもかかわらず、異常動作が生じていることをマイコン等の外部機器にシリアル通信により送信してしまう。仮に外部機器であるマイコンが、異常動作に応じて何らかの制御処理を行うような構成である場合には、マイコンは、不要な制御処理を行うため、全体として処理が遅れるという問題点がある。
また、IC内部データとは無関係なノイズが送信バッファ25に入力された場合にも、送信バッファ25は、ラッチして出力するため、誤動作の原因にもなりうる。しかしながら、仮に、送信バッファ25がラッチしない構成であるとすると、送信バッファ25は、シフトレジスタ23によるシリアル通信の送信タイミング時に送信バッファ25に入力されているデータのみをシフトレジスタ23に出力するため、必要なデータがシフトレジスタ23に伝わらないことも考えられる。
本発明は上述した従来技術の問題点を解決するもので、送信バッファが出力をラッチすることによる処理の遅れを防止するとともに、シリアル通信を用いて必要なデータを確実に送信するハイサイドドライバを提供することを課題とする。
本発明に係るハイサイドドライバは、上記課題を解決するために、直流電源から負荷への電力供給経路に直列に接続されオン/オフ動作により負荷に流れる電流を制御する半導体素子を有するハイサイドドライバにおいて、前記負荷に流れる電流を検出する電流検出部と、前記電流検出部により検出された電流に基づき前記半導体素子のオン/オフを制御する制御部と、当該ハイサイドドライバの状態又は前記負荷の状態を検出して状態信号を出力する状態検出部と、前記状態検出部により出力された状態信号をラッチして出力する第1送信バッファと、前記状態検出部により出力された状態信号をラッチせずに出力する第2送信バッファと、前記第1送信バッファ又は前記第2送信バッファにより出力された状態信号をシリアルデータに変換して所定のタイミングで外部機器に送信する送信シフトレジスタとを備え、前記状態検出部は、検出した状態に応じて前記第1送信バッファと前記第2送信バッファとの少なくとも一方を選択し、状態信号を出力することを特徴とする。
本発明によれば、送信バッファが出力をラッチすることによる処理の遅れを防止するとともに、シリアル通信を用いて必要なデータを失うことなく確実に送信することができる。
以下、本発明のハイサイドドライバの実施の形態を、図面に基づいて詳細に説明する。
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の実施例1のハイサイドドライバ10の構成を示すブロック図である。また図2は、図1に示すハイサイドドライバ10の送受信回路12の詳細な構成を示すブロック図である。
まず、本実施の形態の構成を説明する。本実施例のハイサイドドライバ10は、図1に示すように、半導体素子Q1、抵抗R1、直流電源5、送受信回路12、制御回路14、電流検出回路16、温度検出回路17、状態検出回路18、電圧検出回路19で構成され、リニアソレノイド7を駆動する。また、還流ダイオードD1は、リニアソレノイド7の一端(半導体素子Q1のソース側)とグランドとの間に接続されており、リニアソレノイド7の両端に逆起電圧が発生するのを防止する。
また、送受信回路12は、外部機器9(マイコン等)と接続されており、互いにシリアル通信によるデータの送受信が可能である。
半導体素子Q1は、一般的にFETが使用され、直流電源5から負荷であるリニアソレノイド7への電力供給経路に直列に接続されオン/オフ動作によりリニアソレノイド7に流れる電流を制御する。なお、半導体素子Q1は、バイポーラトランジスタでもよい。
電流検出回路16は、本発明の電流検出部に対応し、リニアソレノイド7に流れる電流を検出する。実際には、リニアソレノイド7とグランドとの間に抵抗R1が直列に接続されており、電流検出回路16は、抵抗R1の両端に発生する電圧に基づき、リニアソレノイド7に流れる電流を算出する。なお、抵抗R1は、本実施例において、ハイサイドドライバ10内に設けられているが、ハイサイドドライバ10の外部に設けてもよい。
制御回路14は、本発明の制御部に対応し、電流検出回路16により検出された電流に基づき半導体素子Q1のオン/オフをPWM制御等により制御する。例えば、制御回路14は、リニアソレノイド7に流すべき目標電流値を記憶しており、その目標電流値と電流検出回路16により検出された電流とを比較し、リニアソレノイド7に流れる電流が目標電流値に近づくように半導体素子Q1を制御する。半導体素子Q1は、ハイサイドスイッチとして使用される。したがって、制御回路14は、半導体素子Q1をオンにするために必要不可欠な構成であり、直流電源5の出力電圧よりも高い電圧を半導体素子Q1のゲートに出力して制御を行う。
状態検出回路18は、本発明の状態検出部に対応し、当該ハイサイドドライバ10の状態又はリニアソレノイド7の状態を検出して状態信号を出力する。ここで、ハイサイドドライバ10の状態とは、様々なものが考えられるが、例えば、ハイサイドドライバ10の温度状態である。また、リニアソレノイド7の状態についても様々なものが考えられるが、例えばリニアソレノイド7に流れる電流の状態や印加される電圧の状態である。
温度検出回路17は、本発明の温度検出部に対応し、当該ハイサイドドライバ10の温度を検出し、状態検出回路18に出力する。したがって、温度検出回路17は、例えば温度センサであり、ハイサイドドライバ10の内部で高温になりやすい箇所や、高温に対する耐性が低い箇所の温度を測定するように設置される。
電圧検出回路19は、本発明の電圧検出部に対応し、直流電源5の出力電圧又はリニアソレノイド7に印加される電圧を検出し、状態検出回路18に出力する。本実施例において、電圧検出回路19は、直流電源5の出力電圧のみを検出するものとする。したがって、図1に配線は記されていないが、電圧検出回路19は、直流電源5の出力端子(半導体素子Q1のドレイン側)とグランドとの間にかかる電圧を検出するものとする。なお、仮に電圧検出回路19がリニアソレノイド7に印加される電圧を検出する場合には、電圧検出回路19は、リニアソレノイド7の両端にかかる電圧を検出する。
なお、温度検出回路17や電圧検出回路19は、本発明を実現するのに必須というものではなく、状態検出回路18が当該ハイサイドドライバ10の状態やリニアソレノイド7の状態を検出するために補助的な役割を担う回路である。したがって、ハイサイドドライバ10は、当該ハイサイドドライバ10の状態又はリニアソレノイド7の状態を検出するために、別の構成を有してもよい。また、状態検出回路18自身が、当該ハイサイドドライバ10の状態又はリニアソレノイド7の状態を検出するためのセンサ等を有する構成でもよい。
本実施例において、状態検出回路18は、検出した状態に応じてラッチ無し送信バッファ24とラッチ有り送信バッファ26との少なくとも一方を選択し、状態信号を出力する。したがって、状態検出回路18は、温度検出回路17により検出された温度に基づき、当該ハイサイドドライバ10の温度が過熱状態であることを検出し、ラッチ無し送信バッファ24とラッチ有り送信バッファ26との少なくとも一方を選択して過熱状態であることを示す状態信号を出力する。ここで、ラッチ無し送信バッファ24とラッチ有り送信バッファ26については、後述する。例えば、状態検出回路18は、基準となる温度のデータを有しており、温度検出回路17により検出された温度がその基準となる温度を超えている場合には、過熱状態であることを示す状態信号を出力する。なお、状態検出回路18の代わりに、温度検出回路17が過熱状態であるか否かの判断を行ってもよい。また、状態検出回路18は、過熱状態であるか否かではなく、温度検出回路17により検出された温度のデータをそのまま状態信号として出力してもよい。
さらに、状態検出回路18は、電圧検出回路19により検出された電圧に基づき、直流電源5の出力電圧又はリニアソレノイド7に印加される電圧が過電圧状態であることを検出し、ラッチ無し送信バッファ24とラッチ有り送信バッファ26との少なくとも一方を選択して過電圧状態であることを示す状態信号を出力する。本実施例において、電圧検出回路19は、直流電源5の出力電圧のみを検出するので、状態検出回路18は、電圧検出回路19により検出された電圧に基づき、直流電源5の出力電圧が過電圧状態であることを検出する。なお、状態検出回路18の代わりに、電圧検出回路19が過電圧状態であるか否かの判断を行ってもよい。また、状態検出回路18は、過電圧状態であるか否かではなく、電圧検出回路19により検出された電圧のデータをそのまま状態信号として出力してもよい。
また、状態検出回路18は、ラッチ無し送信バッファ24とラッチ有り送信バッファ26との少なくとも一方を選択し、電流検出回路16により検出された電流に基づき、リニアソレノイド7に対する電流状態を示す状態信号を出力する。
図2に示すように、送受信回路12は、受信シフトレジスタ20、受信バッファ22、送信シフトレジスタ28、ラッチ無し送信バッファ24、及びラッチ有り送信バッファ26で構成される。
受信シフトレジスタ20は、外部機器9により送信されたシリアルデータを受信し、パラレルデータに変換して受信バッファ22に出力する。この外部機器9により送信されたシリアルデータは、例えばハイサイドドライバ10の設定や機能を変更するためのデータである。
受信バッファ22は、受信シフトレジスタ20により出力されたパラレルデータに基づき、当該ハイサイドドライバ10の設定又は機能を変更する設定信号を出力する。1例として、受信バッファ22は、リニアソレノイド7に流すべき目標電流値を設定信号として出力する。その場合、制御回路14は、受信バッファ22により出力された設定信号に基づき目標電流値を設定するとともに、電流検出回路16により検出された電流と目標電流値とを比較して半導体素子Q1のオン/オフを制御する。
ラッチ有り送信バッファ26は、本発明の第1送信バッファに対応し、状態検出回路18により出力された状態信号をラッチして出力する。
ラッチ無し送信バッファ24は、本発明の第2送信バッファに対応し、状態検出回路18により出力された状態信号をラッチせずに出力する。
送信シフトレジスタ28は、ラッチ有り送信バッファ26又はラッチ無し送信バッファ24により出力された状態信号をシリアルデータに変換して所定のタイミングで外部機器9に送信する。ここで、送信シフトレジスタ28は、シリアルデータに変換する際に、入力された状態信号に特定のビットを対応させてフレームデータを作成し、所定のタイミングで当該フレームデータを送信する。例えば、フレームデータ中のある特定のビットは、過熱状態に関するビットであり、そのビットが立っている場合には過熱状態を示す。また、フレームデータ中の別の特定のビットは、過電圧に関するビットであり、そのビットが立っている場合には過電圧状態であることを示す。また、送信シフトレジスタ28は、複数のビットを使用して電流値をシリアルデータに変換することも可能である。なお、送信シフトレジスタ28がシリアル通信による送信を行うタイミングは、例えば外部機器9により決定される。
本発明を実施するに際し、シリアル通信に用いるインターフェースの種類は問わないが、例えばSPI(Serial Peripheral Interface)と呼ばれる3線式の同期式シリアル通信インターフェースを用いることができる。SPI通信において、送信と受信は同時に行われ、マスタとスレーブの内容を入れ替えるように動作をするため、1つのシフトレジスタが送信と受信を同時に行う。よって、SPI通信を本発明に採用する場合には、図2に示すように受信シフトレジスタ20と送信シフトレジスタ28を別々に設ける必要が無く、送受信回路12は、送信及び受信の機能を有する1つのシフトレジスタを有するのみでよい。
ラッチ有り送信バッファ26は、従来の送信バッファ25と同様に、状態信号がラッチ有り送信バッファ26に入力された場合に、次の送信シフトレジスタ28によるシリアル通信のタイミングまで、状態信号をラッチして送信シフトレジスタ28に出力する。
ラッチ無し送信バッファ24は、ラッチ有り送信バッファ26と異なり、状態検出回路18により出力された状態信号をラッチせずにそのまま送信シフトレジスタ28に出力する。したがって、ラッチ無し送信バッファ24は、状態信号が一旦入力されたとしても、送信シフトレジスタ28によるシリアル通信のタイミング時に状態信号が入力されていない場合には、送信シフトレジスタ28に対して状態信号を出力しない。
次に、上述のように構成された本実施の形態の作用を説明する。まず、制御回路14は、電流検出回路16により検出された電流に基づき半導体素子Q1のオン/オフを制御する。例えば、制御回路14は、予めリニアソレノイド7に流すべき目標電流値を記憶し、あるいは外部機器9によりシリアル通信で送信された目標電流値を送受信回路12を介して受け取り、その目標電流値と電流検出回路16により検出された電流とを比較し、リニアソレノイド7に流れる電流が目標電流値に近づくように半導体素子Q1を制御する。
半導体素子Q1がオンすることにより直流電源5からリニアソレノイド7に供給された電流は、抵抗R1を介してグランドに流れる。電流検出回路16は、抵抗R1の両端に発生する電圧に基づき、リニアソレノイド7に流れる電流を検出するとともに、検出した電流値を制御回路14と状態検出回路18とに出力する。
温度検出回路17は、当該ハイサイドドライバ10の温度を検出し、状態検出回路18に出力する。また、電圧検出回路19は、直流電源5の出力電圧を検出し、状態検出回路18に出力する。
状態検出回路18は、当該ハイサイドドライバ10の状態又はリニアソレノイド7の状態を検出して状態信号を出力する。本実施例において、状態検出回路18は、電流検出回路16により検出されたリニアソレノイド7に流れる電流値、温度検出回路17により検出された当該ハイサイドドライバ10の温度、及び電圧検出回路19により検出された直流電源5の出力電圧についての状態信号をそれぞれ出力する。
図1において、状態検出回路18から送受信回路12に至る線は1本であるように描かれているが、実際には、状態検出回路18は、複数の線を用いて、上述した複数の状態信号の各々をパラレルに送受信回路12に対して出力することができる。この際、状態検出回路18は、状態信号の種類に応じて、送受信回路12内のラッチ無し送信バッファ24とラッチ有り送信バッファ26との少なくとも一方を選択して出力することができる。
図3は、本実施例の形態のハイサイドドライバ10の動作タイムチャート図である。図3の時刻t、t、t、tにおいて、外部機器9は、送受信開始信号を送受信回路12に出力する。送受信回路12内の受信シフトレジスタ20と送信シフトレジスタ28とは、外部機器9から送受信開始信号を受け取った直後に、それぞれ受信と送信とを開始する。なお、外部機器9が送受信開始信号を出力するタイミングは任意であり、定期的に出力されるとは限らない。
時刻t11において状態検出回路18は、ハイの状態信号を送受信回路12に出力する。状態検出回路18は、ラッチ無し送信バッファ24とラッチ有り送信バッファ26との少なくとも一方を選択して出力することができるが、ここでは、両者に対して状態信号を出力するものとする。
ラッチ無し送信バッファ24は、時刻t11において送信シフトレジスタ28にそのまま状態信号を出力する。一方、ラッチ有り送信バッファ26は、わずかに遅れて送信シフトレジスタ28に状態信号を出力する(時刻t12)。この時間遅れは、ラッチ有り送信バッファ26がクロックに同期して入力された状態信号をサンプリングすることに起因する。
時刻t13において状態検出回路18が状態信号をローにして出力すると、ラッチ無し送信バッファ24は、そのままローの状態信号を送信シフトレジスタ28に出力する。一方、ラッチ有り送信バッファ26は、次のシリアル通信のタイミング(時刻t)まで状態信号をラッチして出力する。したがって、ラッチ有り送信バッファ26は、時刻t13においても、ハイの状態信号を送信シフトレジスタ28に出力する。
時刻tにおいて、送信シフトレジスタ28は、ラッチ有り送信バッファ26又はラッチ無し送信バッファ24により出力された状態信号をシリアルデータに変換して、シリアル通信で外部機器9に送信する。ここで、ラッチ有り送信バッファ26により出力された状態信号はハイであり、ラッチ無し送信バッファ24により出力された状態信号はローである。また、ラッチ有り送信バッファ26は、送信シフトレジスタ28によるシリアル通信が行われると同時に、ラッチを解除する。
時刻t21において状態検出回路18は、ハイの状態信号を送受信回路12に出力する。ラッチ無し送信バッファ24は、時刻t21において送信シフトレジスタ28にそのまま状態信号を出力する。一方、ラッチ有り送信バッファ26は、わずかに遅れて送信シフトレジスタ28に状態信号を出力する(時刻t22)。
時刻tにおいて、送信シフトレジスタ28は、ラッチ有り送信バッファ26又はラッチ無し送信バッファ24により出力された状態信号をシリアルデータに変換して、シリアル通信で外部機器9に送信する。時刻tにおいて状態検出回路18により出力されている状態信号がハイであるため、ラッチ有り送信バッファ26により出力された状態信号とラッチ無し送信バッファ24とにより出力された状態信号は、いずれもハイである。また、ラッチ有り送信バッファ26は、通常、送信シフトレジスタ28によるシリアル通信が行われる(時刻t)と同時に、ラッチを解除するが、時刻tにおいて状態検出回路18により出力されている状態信号がハイであるため、ラッチを解除することなくハイの状態信号を送信シフトレジスタ28に出力し続ける。
時刻t23において状態検出回路18が状態信号をローにして出力すると、ラッチ無し送信バッファ24は、そのままローの状態信号を送信シフトレジスタ28に出力する。一方、ラッチ有り送信バッファ26は、次のシリアル通信のタイミング(時刻t)まで状態信号をラッチして出力する。したがって、ラッチ有り送信バッファ26は、時刻t23においても、ハイの状態信号を送信シフトレジスタ28に出力する。
時刻tにおいて、送信シフトレジスタ28は、ラッチ有り送信バッファ26又はラッチ無し送信バッファ24により出力された状態信号をシリアルデータに変換して、シリアル通信で外部機器9に送信する。ここで、ラッチ有り送信バッファ26により出力された状態信号はハイであり、ラッチ無し送信バッファ24により出力された状態信号はローである。また、ラッチ有り送信バッファ26は、送信シフトレジスタ28によるシリアル通信が行われると同時に、ラッチを解除する。
1例として、状態検出回路18により出力された状態信号は、過電圧状態を示す信号であるとする。図3の時刻t11において、状態検出回路18は、ハイの状態信号(過電圧状態)を送受信回路12に出力しているが、時刻t13において、状態検出回路18は、ローの状態信号を送受信回路12に出力している。すなわち、時刻t13あるいは時刻tにおいて、過電圧状態は解消していることを意味する。従来と同様に、ラッチ有り送信バッファ26のみが設けられているとすると、送信シフトレジスタ28は、ラッチ有り送信バッファ26により出力された状態信号に基づき、時刻tのシリアル通信時に過電圧状態である旨のシリアルデータを外部機器9に出力する。また、時刻tについても同様に、過電圧状態が解消しているにもかかわらず、送信シフトレジスタ28は、時刻tのシリアル通信時に過電圧状態である旨のシリアルデータを外部機器9に出力する。
したがって、送受信回路12は、その時刻における正確な状態を外部機器9に伝達していないこととなる。仮に外部機器9が過電圧状態に応じて、ハイサイドドライバ10内の制御回路14の動作を停止させる停止信号を出力する設定である場合、外部機器9は、過電圧状態でないにもかかわらず停止信号を送受信回路12にシリアル通信で出力する。そのため、ハイサイドドライバ10は、不要な動作を行うとともに、全体としての動作も1テンポ遅れることになる。さらに、ラッチ有り送信バッファ26は、過電圧とは無関係なスパイクノイズに基づき、ラッチ出力を行う可能性も考えられる。
ところが、状態検出回路18が過電圧状態の状態信号を出力する場合に、ラッチ無し送信バッファ24を選択して出力する設定であれば、送信シフトレジスタ28は、常に正しい状態をシリアル通信で外部機器9に出力することになる。
一方、1度でも経験することが危険な状態に関しては、状態検出回路18は、ラッチ有り送信バッファ26を選択して出力することができる。例えば、状態検出回路18は、過熱状態を示す状態信号を出力する場合に、ラッチ有り送信バッファ26を選択して出力する設定であるとする。その場合、シリアル通信時に一瞬温度が下がったとしても、送信シフトレジスタ28は、過熱状態である旨のシリアルデータをシリアル通信にて外部機器9に出力する。過熱状態は、通常の温度状態に戻りにくく、また様々な故障や不具合を引き起こす危険性があるため、迅速な対応が必要となる。ラッチ有り送信バッファ26が過熱状態に1度でも達した場合にラッチ出力を行うことで、送信シフトレジスタ28は、ハイサイドドライバ10が危険な過熱状態である旨のシリアルデータを外部機器9に出力し、外部機器9は、迅速な対応(例えばハイサイドドライバ10の動作を停止させる等)を行うことができる。
さらに、状態検出回路18は、ラッチ無し送信バッファ24とラッチ有り送信バッファ26との両方を選択し、状態信号を出力することもできる。その場合、送信シフトレジスタ28は、ある状態について3種類の情報をシリアルデータとして出力することができる。3種類の情報とは、以下のようになる。
1、ある状態を過去に経験して今もその状態が継続している(シリアル通信時にラッチ有り送信バッファ26の出力がハイでラッチ無し送信バッファ24の出力がハイ)。
2、ある状態を過去に経験したが現在は通常状態である(シリアル通信時にラッチ有り送信バッファ26の出力がハイでラッチ無し送信バッファ24の出力がロー)。
3、過去にその状態を経験しておらず、今も通常状態である(シリアル通信時にラッチ有り送信バッファ26の出力がローでラッチ無し送信バッファ24の出力がロー)。
なお、シリアル通信時にラッチ有り送信バッファ26の出力がローでラッチ無し送信バッファ24の出力がハイになることはありえないため、4種類とはならない。外部機器9は、以上述べた3種類の情報に応じて、ハイサイドドライバ10の機能や設定を適切に変更するためのシリアルデータを送受信回路12に出力することができる。
上述のとおり、本発明の実施例1の形態に係るハイサイドドライバによれば、ラッチ有り送信バッファ26とラッチ無し送信バッファ24とを備えているので、ラッチ有り送信バッファ26が出力をラッチすることによる処理の遅れを防止するとともに、外部機器9による不要な処理動作を低減することができる。したがって、異常状態から正常状態へ復帰した場合に、外部機器9は、制御周期をまたぐことなく即座に次の制御へ移ることができ、高速応答性に資する。
また、状態検出回路18は、検出した状態に応じてラッチ有り送信バッファ26とラッチ無し送信バッファ24との少なくとも一方を選択して状態信号を出力するので、シリアル通信を用いて必要なデータを確実に適切なタイミングで送信することができる。
また、受信シフトレジスタ20と受信バッファ22とを備えているので、外部機器9により送信されたシリアルデータを受信し、そのシリアルデータに基づいてハイサイドドライバ10の設定や機能を変更することができる。したがって、外部機器9が目標電流値をシリアル通信にて出力した場合には、受信バッファ22は、リニアソレノイド7に流すべき目標電流値を設定信号として出力する。また、制御回路14は、受信バッファ22により出力された設定信号に基づき目標電流値を設定するとともに、電流検出回路16により検出された電流と目標電流値とを比較して半導体素子Q1のオン/オフを制御する。したがって、外部機器9による電流制御が容易である。
また、電圧検出回路19を備えているので、直流電源5の出力電圧が過電圧状態になった場合でも、即座に対応することができる。特に状態検出回路18が過電圧状態の状態信号をラッチ無し送信バッファ24を選択して出力する場合には、送信シフトレジスタ28は、常に最新の過電圧状態に関する情報をシリアル通信で外部機器9に出力するので、外部機器9は迅速な対応ができる。
また、温度検出回路17を備えているので、ハイサイドドライバ10の温度が過熱状態になった場合でも、即座に対応することができる。特に状態検出回路18が過熱状態の状態信号をラッチ有り送信バッファ26を選択して出力する場合には、送信シフトレジスタ28は、1度でも過熱状態を経験した場合に過熱状態に関する情報をシリアル通信で外部機器9に出力するので、外部機器9は迅速な対応ができる。
また、状態検出回路18は、電流検出回路16により検出された電流に基づく電流状態を送受信回路12に出力するので、外部機器9は、リニアソレノイド7に流れる電流状態を監視することができる。
なお、状態検出回路18の出力する状態信号は、温度や電流、電圧の状態に限るものではなく、ハイサイドドライバ10やリニアソレノイド7に関するあらゆる状態を状態信号として出力することが可能である。
本発明に係るハイサイドドライバは、リニアソレノイド等の負荷を駆動するとともに、マイコン等の外部機器とのシリアル通信が可能なハイサイドドライバに利用可能である。
本発明の実施例1の形態のハイサイドドライバの構成を示すブロック図である。 本発明の実施例1の形態のハイサイドドライバの送受信回路の詳細な構成を示すブロック図である。 本発明の実施例1の形態のハイサイドドライバの動作タイムチャート図である。 従来のハイサイドドライバ等に用いられるシリアル通信用の送信回路の構成を示すブロック図である。
符号の説明
5 直流電源
7 リニアソレノイド
9 外部機器(マイコン)
10 ハイサイドドライバ
11 送信回路
12 送受信回路
14 制御回路
16 電流検出回路
17 温度検出回路
18 状態検出回路
19 電圧検出回路
20 受信シフトレジスタ
22 受信バッファ
23 シフトレジスタ
24 ラッチ無し送信バッファ
25 送信バッファ
26 ラッチ有り送信バッファ
28 送信シフトレジスタ
R1 抵抗
D1 還流ダイオード
Q1 半導体素子

Claims (6)

  1. 直流電源から負荷への電力供給経路に直列に接続されオン/オフ動作により負荷に流れる電流を制御する半導体素子を有するハイサイドドライバにおいて、
    前記負荷に流れる電流を検出する電流検出部と、
    前記電流検出部により検出された電流に基づき前記半導体素子のオン/オフを制御する制御部と、
    当該ハイサイドドライバの状態又は前記負荷の状態を検出して状態信号を出力する状態検出部と、
    前記状態検出部により出力された状態信号をラッチして出力する第1送信バッファと、
    前記状態検出部により出力された状態信号をラッチせずに出力する第2送信バッファと、
    前記第1送信バッファ又は前記第2送信バッファにより出力された状態信号をシリアルデータに変換して所定のタイミングで外部機器に送信する送信シフトレジスタとを備え、
    前記状態検出部は、検出した状態に応じて前記第1送信バッファと前記第2送信バッファとの少なくとも一方を選択し、状態信号を出力することを特徴とするハイサイドドライバ。
  2. 前記外部機器により送信されたシリアルデータを受信し、パラレルデータに変換して出力する受信シフトレジスタと、
    前記受信シフトレジスタにより出力されたパラレルデータに基づき、当該ハイサイドドライバの設定又は機能を変更する設定信号を出力する受信バッファと、
    を備えることを特徴とする請求項1記載のハイサイドドライバ。
  3. 前記制御部は、前記受信バッファにより出力された設定信号に基づき目標電流値を設定するとともに、前記電流検出部により検出された電流と前記目標電流値とを比較して前記半導体素子のオン/オフを制御することを特徴とする請求項2記載のハイサイドドライバ。
  4. 前記直流電源の出力電圧又は前記負荷に印加される電圧を検出する電圧検出部を備え、
    前記状態検出部は、前記電圧検出部により検出された電圧に基づき、前記直流電源の出力電圧又は前記負荷に印加される電圧が過電圧状態であることを検出し、前記第1送信バッファと前記第2送信バッファとの少なくとも一方を選択して過電圧状態であることを示す状態信号を出力することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項記載のハイサイドドライバ。
  5. 当該ハイサイドドライバの温度を検出する温度検出部を備え、
    前記状態検出部は、前記温度検出部により検出された温度に基づき、当該ハイサイドドライバの温度が加熱状態であることを検出し、前記第1送信バッファと前記第2送信バッファとの少なくとも一方を選択して加熱状態であることを示す状態信号を出力することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項記載のハイサイドドライバ。
  6. 前記状態検出部は、前記第1送信バッファと前記第2送信バッファとの少なくとも一方を選択し、前記電流検出部により検出された電流に基づき、前記負荷に対する電流状態を示す状態信号を出力することを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項記載のハイサイドドライバ。
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