JP5117914B2 - 電力量計 - Google Patents

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本発明は、被測定系の使用電力量を測定する電力量計に関する。
電力量計は、電力会社からの電力が導かれる電源側電線と、一般家庭や工場、事業所等の需要家側に電力を導く負荷側電線との間に介在し、需要家の電気使用量を計量する。電力量計により計量された電気使用量は、電力会社と需要家との間で電力料金の取引に用いられる。したがって、電力量計は、配線変更等の不正行為による盗電を防止するための対策が必要とされる。
電力量計は、通常、電力会社から供給される電力を受電するための配電線を固定する端子部を有しており、当該端子部は、端子カバーにより覆われている。この端子カバーは、端子部に対して電気的な絶縁を施すとともに、封印部材による封印等を行い盗電防止の役割を有する。
しかしながら、人間が定期的に封印の状態を確認する方式を採用した電力量計は、封印を破壊して盗電等の不正行為が行われた場合に、これを発見するまでに時間を要するという欠点がある。さらに、偽装再封印された場合は、不正行為が発見され難いという問題があるため、不正行為を自動的に検知する様々な方法が提案されている。
特許文献1には、入力端子と性能試験及び誤差試験のために配設された試験用端子とを接続する接続部材を固定する締付ねじが不正行為等により緩められたときに、異常を通知するとともに適正に電力の使用量を計測できる電子式電力量計が記載されている。この電子式電力量計は、入力端子の電圧を検出する電圧検出部と、入力端子に接続部材を介して接続された試験用端子の電圧を検出する試験用端子電圧検出部と、この試験用端子電圧検出部で検出した電圧と入力端子から出力端子に流入する電流に基づいて電力量を演算する電力演算部と、電圧検出部で検出した電圧および試験用端子電圧検出部で検出した電圧を演算し夫々の実効値を算出する電圧演算部と、この電圧演算部で算出した夫々の実効値の電圧差を判定し電圧差が所定の電圧以上のときに判定信号を出力する判定部とを備える。
この電子式電力量計によれば、入力端子電圧検出部で検出した電圧および試験用端子電圧検出部で検出した電圧を演算し夫々の実効値を算出する電圧演算部と、この電圧演算部で算出した夫々の実効値の電圧差を比較し電圧差が所定の電圧以上のときに判定信号を出力する判定部とを備えたので、入力端子と試験用端子との間に電位差が発生したときに、締付ねじの緩み等により接触状態が悪いと判断できるため、盗電等を目的とした不正行為による締付ねじの緩み等の異常を検出することができる。
特開2006−317166号公報
しかしながら、上述したような計器に対する悪戯や不正行為を自動的に検出する機能を有する電力量計は、計器取付時や検針時に電力量計本体に対して作業員による作業が行われる場合においても、不正が行われたとの誤検出・誤動作を生じる可能性が懸念される。
本発明は上述した従来技術の問題点を解決するもので、不正検出機能のオン/オフあるいは不正検出に対する異常表示や報知等の機能のオン/オフを制御し、不正検出機能による誤検出・誤動作を防止する電力量計を提供することを課題とする。
本発明に係る電力量計は、上記課題を解決するために、電力配電線を固定する端子部と、前記端子部を介して前記電力配電線から供給される電力の消費電力量を演算する演算部と、正行為による異常を検出する異常検出部とを有する電力量計において、前記端子部を覆うための端子カバーが開いた状態か否かを検出する端子カバー状態検出部と、前記端子部に対して電力が供給されているか否かを検出する通電状態検出部と、前記端子カバー状態検出部による検出結果と前記通電状態検出部による検出結果とに基づき前記異常検出部による異常検出動作のオン/オフを制御する制御部とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、当該電力量計が有する不正検出機能の動作あるいは不正検出に対する異常表示や報知等の機能の動作を制御し、不正検出機能による誤検出・誤動作を防止することができる。
以下、本発明の電力量計の実施の形態を、図面に基づいて詳細に説明する。
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。図1は本発明の実施例1の電力量計1内に設けられた回路部10のブロック図であり、図2は電力量計1を側面から見た透視図である。
まず、本実施の形態の構成を説明すると、本実施の形態に係る電力量計1内に設けられた回路部10は、図1に示すように、使用量検出部11、検出部12、制御部13、表示部14、報知部15、通信部16、記憶部17、計時部18、及び操作部19で構成されている。
また、図2に示すように、本実施例の電力量計1は、図1に示す回路部10を内部に有する。さらに、電力量計1は、電力供給会社からの電力配電線や需要家への電力配電線を固定する端子部を有している。
端子カバー20は、端子部と面する側面にゴム等の絶縁物を貼った金属板等により構成され、端子部を覆う。その際に、端子カバー20は、端子カバー20を貫通する固定用ネジ22をネジ穴30に螺合することにより固定される。
また、突起部24は、端子カバー20の端子部に面する側に設けられ、樹脂材料等により構成され、端子カバー20が電力量計1の端子部を覆って固定された際に電力量計1に設けられたスイッチ32を押す。スイッチ32は、押された際に、端子カバー20が閉じた状態であることを示す信号を生成する。
なお、上記実施形態においては、突起部24は端子カバー20の端子部に面する側に設ける場合について説明したが、これに限定されるものではなく、任意の方向に突起部24を設けてもスイッチ32が押される状態が形成されれば良い。
また、端子カバー20は、ゴム等の絶縁物を貼った金属板等の場合について説明したが、合成樹脂製としても良い。
使用量検出部11は、端子部に接続され、アナログ−デジタル変換器等からなる電力量検出装置により構成され、外部から供給される電圧及び負荷側で使用される電流を検出し、乗算し電力量を示す電力量信号を生成する。また、使用量検出部11は、本発明の通電状態検出部に対応し、端子部に対して電力が供給されているか否かを検出する。
検出部12は、本発明の端子カバー状態検出部に対応し、端子部を覆うための端子カバー20が開いた状態か否かを検出する。具体的には、検出部12は、スイッチ32に接続され、スイッチ32により生成された信号に基づき端子カバー20が開いた状態か否かを検出する。また、検出部12は、本発明の異常検出部に対応し、電力量計1に対する不正行為による異常を検出する。この検出部12による異常検出機能は、必要に応じて動作/停止(すなわちオン/オフ)の切り換えが可能である。本実施例において作業員以外の第三者が端子カバー20を開ける行為は、不正行為であるものとする。したがって、検出部12は、異常検出機能がオンであり、且つ端子カバー20が開けられた場合に、不正行為が行われたとして異常を検出する。
制御部13は、本発明の演算部に対応し、端子部及び使用量検出部11を介して電力配電線から供給される電力の消費電力量を演算する。具体的には、制御部13は、マイクロコンピュータ等により構成され、使用量検出部11により生成された電力量信号に基づいて消費電力量を演算する。
また、制御部13は、検出部12により検出された端子カバー20が開いた状態か否かに関する検出結果と、使用量検出部11により検出された端子部に対して電力が供給されているか否かに関する検出結果とに基づき、検出部12による異常検出動作のオン/オフを制御する。具体的には、制御部13は、検出部12により端子カバー20が閉じた状態であると検出され、且つ使用量検出部11により端子部に対して電力が供給された状態(通電状態)であると検出された場合に、検出部12による異常検出動作をオンさせる。
また、制御部13は、外部入力に基づき検出部12による異常検出動作のオン/オフを制御することもできる。ここで、外部入力とは、後述する通信部16や操作部19を介して外部の作業員等により入力された情報である。
さらに、制御部13は、検出部12の異常検出動作の機能がオンされており且つ検出部12により電力量計1に対する不正行為による異常が検出された際に、異常である旨の信号を表示部14や報知部15に出力する。
表示部14は、液晶表示器等により構成され、制御部13により演算された需要家の使用電力量を表示する。また、表示部14は、制御部13により出力された異常である旨の信号に基づき生じた異常に関する情報を表示する。
報知部15は、例えばブザーやランプ等により構成され、制御部13により出力された異常である旨の信号に基づき異常発生時に警報信号を外部に発する。
通信部16は、例えばシリアル信号送受信回路等により構成され、図示しない外部の通信機能付きハンディターミナル等の機器と通信を行う。作業員等は、通信部16を介して、検出部12による異常検出動作をオンさせることもできる。なお、オン状態である検出部12による異常検出動作をオフさせることは、容易にできない構成とする。第三者により異常検出動作をオフされてしまうと、盗電等の不正行為を見逃す結果となるからである。そこで、例えば、作業員等は、通信部16を介して、事前に定められた電文を送信することにより、検出部12による異常検出動作をオフさせることができる。
記憶部17は、RAMのような半導体メモリにより構成され、需要家の使用電力量、検出部12による異常検出機能のオン/オフ情報、その他必要な情報を記憶する。
計時部18は、時間を計時し、制御部13に出力する。
操作部19は、作業員等が外部から操作可能なスイッチやボタンあるいはキーボード等である。作業員等は、操作部19を介して、検出部12による異常検出動作のオン/オフを設定することもできる。なお、オン状態である検出部12による異常検出動作をオフさせることは、上述したように容易にできない構成である必要がある。そこで、例えば、操作部19は、計器内部のスイッチ(検定封印内スイッチ)により構成され、検定封印を解かない限り操作が不可能な構成とすることができる。
図3は、本実施例の形態の電力量計1の制御部13における異常検出動作の設定処理を示すフローチャート図である。図3を参照し実施例1に係る電力量計1の異常検出動作の設定処理を説明する。
まず、制御部13は、異常検出動作制御フラグがオフであるか否かを判断する(ステップS101)。この異常検出動作制御フラグは、記憶部17により記憶されており、検出部12による異常検出機能の現時点における設定状態を示す。最初に電力量計1が製造された時点(すなわち電力量計1の運用開始前)において、当該異常検出動作制御フラグは、「オフ」に設定されており、記憶部17に「オフ」である旨の情報が記憶されている。
制御部13は、記憶部17に記憶された情報を読み出し、異常検出動作制御フラグが「オン」であれば何も行わず、検出部12による異常検出動作が継続される。
制御部13は、ステップS101において、異常検出動作制御フラグが「オフ」であると判断した場合には、次に通電中か否かを判断する(ステップS103)。ここで、制御部13は、使用量検出部11により端子部に対して電力が供給された状態(通電状態)ではないと検出された場合には、何も行わない。
一方、制御部13は、ステップS103において使用量検出部11により端子部に対して電力が供給された状態(通電状態)であると検出された場合には、端子カバー20が閉じた状態か否かを判断する(ステップS105)。ここで、制御部13は、検出部12により端子カバー20が開いた状態であると検出された場合には、何も行わない。
ステップS105において、検出部12により端子カバー20が閉じた状態であると検出された場合には、制御部13は、異常検出動作制御フラグをオンにする(ステップS107)。具体的には、制御部13は、検出部12による異常検出動作をオンさせるとともに、記憶部17に異常検出動作制御フラグをオンとして記憶させる。
検出部12は、制御部13により異常検出動作をオンに設定されると異常検出動作を開始し、端子カバー20が開けられた場合に、不正行為が行われたとして異常を検出する。
したがって、本実施例において検出部12は、異常検出動作をオフに設定されている間は端子カバー状態検出部として動作し、異常検出動作をオンに設定された後は異常検出部として動作する。これは1例であり、「端子カバー状態検出部」と「異常検出部」とは、別個に構成されていてもよい。
例えば、異常検出部は、特許文献1に記載されているような、締付ねじの緩みに起因する接触状態の悪化を電圧により検出するものでもよい。すなわち、本発明における「異常検出部」は、電力量計1に対する不正行為による異常を検出する機能を有するものであれば何でもよい。本発明における重要な点は、制御部13により「異常検出部」による異常検出動作のオン/オフを制御できる点にある。
本実施例における電力量計1は、図3に示すフローチャートの動作を一定間隔で繰り返す。したがって、電力量計1は、端子カバー20が開いた状態か又は通電されていない状態においては異常検出動作を行わず、作業員により設置作業が完了し、端子カバー20が閉められて通電が開始された時(運用開始時)に異常検出動作を開始する。また作業員等は、上述したように、通信部16又は操作部19を介して、検出部12による異常検出動作を開始させることもできる。
図4は、本実施例の形態の電力量計1の異常検出動作を示すフローチャート図である。まず、制御部13は、異常検出動作制御フラグがオンであるか否かを判断する(ステップS201)。制御部13は、記憶部17に記憶された情報を読み出し、異常検出動作制御フラグが「オフ」であれば何も行わない。
制御部13は、ステップS201において、異常検出動作制御フラグが「オン」であると判断した場合には、次に不正行為による異常検出があるか否かを判断する(ステップS203)。ここで制御部13は、検出部12による異常検出が無い場合には、何も行わない。
制御部13は、端子カバー20が開けられて検出部12により異常が検出された場合には、異常である旨の信号を表示部14や報知部15に出力する。
表示部14は、制御部13により異常である旨の信号が入力されると、当該異常に関する情報を表示する(ステップS205)。
また報知部15は、制御部13により出力された異常である旨の信号に基づき異常発生時に警報信号を外部に発する。
また制御部13は、異常検出の際に、異常である旨の信号を通信部16を介して外部機器に出力する構成でもよい。
上述のとおり、本発明の実施例1の形態に係る電力量計1によれば、端子カバー20の開閉状態と通電状態とに基づき検出部12による異常検出動作のオン/オフを制御するので、計器取付等の作業員による作業時において異常検出動作機能をオフにし、異常検出機能による誤検出・誤動作を防止することができる。
また、電力量計1は、端子カバー20が閉じた状態で且つ通電状態である場合に、検出部12による異常検出動作をオンさせるので、計器取付等の作業員による作業が終了後に確実に異常検出動作機能をオンにし、運用開始後に異常検出を行うことができる。
また、制御部13は、外部入力に基づき検出部12による異常検出動作のオン/オフを制御することができるので、作業員等は、通信部16又は操作部19を介して、検出部12による異常検出動作を開始させることもできる。
次に、本発明の実施例2の電力量計について説明する。本実施例の形態に係る電力量計の構成は、図1及び図2に示した実施例1の電力量計の構成と基本的に同じである。ただし、制御部13は、検出部12により端子カバー20が閉じた状態であると検出され、且つ使用量検出部11により端子部に対して電力が供給された状態(通電状態)であることが所定時間以上継続して検出された場合に、検出部12による異常検出動作をオンさせる。
その他の構成は、実施例1と同様であり、重複した説明を省略する。
図5は、本実施例の形態の電力量計1の制御部13における異常検出動作の設定処理を示すフローチャート図である。図5を参照し実施例2に係る電力量計1の異常検出動作の設定処理を説明する。
まず、制御部13は、異常検出動作制御フラグがオフであるか否かを判断する(ステップS301)。この異常検出動作制御フラグは、記憶部17により記憶されており、検出部12による異常検出機能の現時点における設定状態を示す。最初に電力量計1が製造された時点(すなわち電力量計1の運用開始前)において、当該異常検出動作制御フラグは、「オフ」に設定されており、記憶部17に「オフ」である旨の情報が記憶されている。
制御部13は、記憶部17に記憶された情報を読み出し、異常検出動作制御フラグが「オン」であれば、検出部12による異常検出動作が継続される。その際に、制御部13は、フラグ切替タイマーをストップする(ステップS317)。ここで、フラグ切替タイマーとは、後述するステップS309においてスタートした時からの経過時間を制御部13が記憶部17等に記録したものである。制御部13は、計時部18により計時された時間情報を得るとともに、必要に応じて時間情報を記憶部17に書き出しあるいは読み出すことにより、フラグ切替タイマーを作動させることができる。なお、ステップS317においてフラグ切替タイマーがもともと作動していない場合には、制御部13は、何も行わない。
ステップS317においてフラグ切替タイマーをストップした後、制御部13は、フラグ切替タイマーをクリアする(ステップS319)。例えば、現時点においてフラグ切替タイマーが作動しており、制御部13は、フラグ切替タイマーが作動し始めてから2分が経過した旨の情報を記憶部17に記憶させていたとする。ステップS319において、制御部13は、フラグ切替タイマーをクリアするために、記憶部17に記憶された情報を消去し、フラグ切替タイマーの値を0秒として記憶部17に記憶させる。
制御部13は、ステップS301において、異常検出動作制御フラグが「オフ」であると判断した場合には、次に通電中か否かを判断する(ステップS303)。ここで、制御部13は、使用量検出部11により端子部に対して電力が供給された状態(通電状態)ではないと検出された場合には、上述したように、フラグ切替タイマーをストップし(ステップS317)、フラグ切替タイマーをクリアする(ステップS319)。
一方、制御部13は、ステップS303において使用量検出部11により端子部に対して電力が供給された状態(通電状態)であると検出された場合には、端子カバー20が閉じた状態か否かを判断する(ステップS305)。ここで、制御部13は、検出部12により端子カバー20が開いた状態であると検出された場合には、上述したように、フラグ切替タイマーをストップし(ステップS317)、フラグ切替タイマーをクリアする(ステップS319)。
ステップS305において、検出部12により端子カバー20が閉じた状態であると検出された場合には、制御部13は、フラグ切替タイマーが作動中であるか否かを判断する(ステップS307)。フラグ切替タイマーが作動中でない場合には、制御部13は、フラグ切替タイマーをスタートする(ステップS309)。したがって、フラグ切替タイマーをスタートさせてからの経過時間は、制御部13により定期的に記憶部17に記憶される。
ステップS307においてフラグ切替タイマーが作動中であると判断された場合か又はステップS309にてフラグ切替タイマーをスタートさせた場合には、制御部13は、フラグ切替タイマーが作動し始めてから所定時間が経過したか否かを判断する(ステップS311)。ここで所定時間とは、制御部13に予め設定された時間であり、作業員等が作業を完全に終了し、作業員による作業を不正行為と誤検出する心配が無いと考えられる時間である。したがって、制御部13は、例えば5分から10分程度の時間を所定時間として予め設定していてもよいし、数十秒程度の時間でもよい。制御部13は、通信部16又は操作部19を介した外部入力により当該所定時間の設定を変更可能とする構成でもよい。
ステップS311においてフラグ切替タイマーが作動し始めてから所定時間が経過していないと判断された場合に、制御部13は、端子カバー20が開けられたか否かを判断する(ステップS313)。端子カバー20が開けられた場合には、制御部13は、フラグ切替タイマーをストップし(ステップS317)、フラグ切替タイマーをクリアする(ステップS319)。すなわち、制御部13は、一旦フラグ切替タイマーがスタートした場合であっても、端子カバー20が開けられた場合には、タイマーのカウントをストップしてやり直すこととなる。
ステップS311においてフラグ切替タイマーが作動し始めてから所定時間が経過したと判断された場合に、制御部13は、異常検出動作制御フラグをオンにする(ステップS315)。具体的には、制御部13は、検出部12による異常検出動作をオンさせるとともに、記憶部17に異常検出動作制御フラグをオンとして記憶させる。
検出部12は、制御部13により異常検出動作をオンに設定されると異常検出動作を開始し、端子カバー20が開けられた場合に、不正行為が行われたとして異常を検出する。
本実施例における電力量計1は、図5に示すフローチャートの動作を一定間隔で繰り返す。したがって、電力量計1は、端子カバー20が開いた状態か又は通電されていない状態においては異常検出動作を行わず、作業員により設置作業が完了し、端子カバー20が閉められて通電が開始されてから所定時間が経過した時(運用開始時)に異常検出動作を開始する。
電力量計1の検出部12における異常検出動作は、実施例1で説明した図4に示すフローチャート図と同様であり、重複した説明を省略する。
上述のとおり、本発明の実施例2の形態に係る電力量計1によれば、実施例1の効果に加え、端子カバー20が閉じた状態で且つ通電状態となってから所定時間経過後に、検出部12による異常検出動作をオンさせるので、計器取付等の作業員による作業が確実に終了した後に異常検出動作機能をオンにし、運用開始後の異常検出を行うことができる。また、当該所定時間の長さを調節することにより、本実施例における電力量計1は、作業員の作業内容に応じて異常検出動作を開始するタイミングを制御することができる。
次に、本発明の実施例3の電力量計について説明する。本実施例の形態に係る電力量計の構成は、図1及び図2に示した実施例1の電力量計の構成と基本的に同じである。ただし、制御部13は、端子カバー状態検出部としての検出部12による検出結果と通電状態検出部としての使用量検出部11による検出結果とに基づき、異常検出部としての検出部12により検出された検出結果を外部に出力するか否かを制御する。
具体的には、制御部13は、検出部12により端子カバー20が閉じた状態であると検出され、且つ使用量検出部11により端子部に対して電力が供給された状態(通電状態)であることが所定時間以上継続して検出された場合に、異常検出部としての検出部12による検出結果を外部に出力する。
その他の構成は、実施例1と同様であり、重複した説明を省略する。
図6は、本実施例の形態の電力量計1の制御部13における異常検出動作の設定処理を示すフローチャート図である。図6を参照し実施例3に係る電力量計1の異常検出動作の設定処理を説明する。
まず、制御部13は、異常表示制御フラグがオフであるか否かを判断する(ステップS401)。この異常検出動作制御フラグは、記憶部17により記憶されており、異常表示機能の現時点における設定状態を示す。最初に電力量計1が製造された時点(すなわち電力量計1の運用開始前)において、当該異常表示制御フラグは、「オフ」に設定されており、記憶部17に「オフ」である旨の情報が記憶されている。
制御部13は、記憶部17に記憶された情報を読み出し、異常表示制御フラグが「オン」であれば、検出部12により検出された異常検出結果が表示部14の画面上に表示される。その際に、制御部13は、フラグ切替タイマーをストップする(ステップS417)。このフラグ切替タイマーは、実施例2で説明したものと同様であり、重複した説明を省略する。
ステップS417においてフラグ切替タイマーをストップした後、制御部13は、フラグ切替タイマーをクリアする(ステップS419)。
制御部13は、ステップS401において、異常表示制御フラグが「オフ」であると判断した場合には、次に通電中か否かを判断する(ステップS403)。ここで、制御部13は、使用量検出部11により端子部に対して電力が供給された状態(通電状態)ではないと検出された場合には、上述したように、フラグ切替タイマーをストップし(ステップS417)、フラグ切替タイマーをクリアする(ステップS419)。
一方、制御部13は、ステップS403において使用量検出部11により端子部に対して電力が供給された状態(通電状態)であると検出された場合には、端子カバー20が閉じた状態か否かを判断する(ステップS405)。ここで、制御部13は、検出部12により端子カバー20が開いた状態であると検出された場合には、上述したように、フラグ切替タイマーをストップし(ステップS417)、フラグ切替タイマーをクリアする(ステップS419)。
ステップS405において、検出部12により端子カバー20が閉じた状態であると検出された場合には、制御部13は、フラグ切替タイマーが作動中であるか否かを判断する(ステップS407)。フラグ切替タイマーが作動中でない場合には、制御部13は、フラグ切替タイマーをスタートする(ステップS409)。したがって、フラグ切替タイマーをスタートさせてからの経過時間は、制御部13により定期的に記憶部17に記憶される。
ステップS407においてフラグ切替タイマーが作動中であると判断された場合か又はステップS409にてフラグ切替タイマーをスタートさせた場合には、制御部13は、フラグ切替タイマーが作動し始めてから所定時間が経過したか否かを判断する(ステップS411)。
ステップS411においてフラグ切替タイマーが作動し始めてから所定時間が経過していないと判断された場合に、制御部13は、端子カバー20が開けられたか否かを判断する(ステップS413)。端子カバー20が開けられた場合には、制御部13は、フラグ切替タイマーをストップし(ステップS417)、フラグ切替タイマーをクリアする(ステップS419)。
ステップS411においてフラグ切替タイマーが作動し始めてから所定時間が経過したと判断された場合に、制御部13は、異常表示制御フラグをオンにする(ステップS415)。具体的には、制御部13は、検出部12による異常検出結果の表示機能をオンさせるとともに、記憶部17に異常表示制御フラグをオンとして記憶させる。異常表示制御フラグがオンの間において、制御部13は、検出部12により異常が検出された際に異常を検出した旨を表示部14に表示させ、あるいは報知部15に警報信号等を出力させる。
一方、異常表示制御フラグがオフの間は、検出部12により異常が検出されたとしても、制御部13は、異常が検出された旨の情報を表示部14や報知部15を介して外部に出力しない。したがって、外見上の電力量計1の動作は、実施例2と同様である。しかしながら、異常表示制御フラグがオフの間も検出部12による異常検出動作は行われているので、制御部13は、例えば計時部18による時刻情報とともに異常検出結果を記憶部17に記憶させることもできる。
本実施例における電力量計1は、図6に示すフローチャートの動作を一定間隔で繰り返す。したがって、電力量計1は、端子カバー20が開いた状態か又は通電されていない状態においては異常検出結果の表示等を行わず、作業員により設置作業が完了し、端子カバー20が閉められて通電が開始されてから所定時間が経過した時(運用開始時)に異常検出結果の表示を開始する。
図7は、本実施例の形態の電力量計1の異常検出結果表示の動作を示すフローチャート図である。まず、制御部13は、不正行為による異常検出があるか否かを判断する(ステップS501)。ここで制御部13は、検出部12による異常検出が無い場合には、何も行わない。
制御部13は、ステップS501において、検出部12による異常検出があると判断した場合には、異常表示制御フラグがオンであるか否かを判断する(ステップS503)。制御部13は、記憶部17に記憶された情報を読み出し、異常表示制御フラグが「オフ」であれば何も行わない。
制御部13は、ステップS503において、異常表示制御フラグが「オン」であると判断した場合には、異常である旨の信号を表示部14や報知部15、あるいは通信部16を介して外部機器に出力する。
表示部14は、制御部13により異常である旨の信号が入力されると、当該異常に関する情報を表示する(ステップS505)。
また報知部15は、制御部13により出力された異常である旨の信号に基づき異常発生時に警報信号を外部に発する。
上述のとおり、本発明の実施例3の形態に係る電力量計1によれば、実施例1,2の効果に加え、端子カバー20が閉じた状態で且つ通電状態となってから所定時間経過後に、検出部12による異常検出結果の表示を開始するので、計器取付等の作業員による作業が確実に終了した後(運用開始後)の異常検出のみを出力することができる。また、異常検出結果を表示しない設定(異常表示制御フラグがオフ)の間も検出部12による異常検出が行われているので、必要に応じて記憶部17に記憶された異常検出の記録を確認することもできる。
本発明に係る電力量計は、被測定系の使用電力量を測定するとともに、盗電等を目的とする不正行為による異常を検出する手段を備えた電力量計に利用可能である。
本発明の実施例1の形態の電力量計内に設けられた回路部のブロック図である。 本発明の実施例1の形態の電力量計を側面からみた透視図である。 本発明の実施例1の形態の電力量計の制御部における異常検出動作の設定処理を示すフローチャート図である。 本発明の実施例1の形態の電力量計の異常検出動作を示すフローチャート図である。 本発明の実施例2の形態の電力量計の制御部における異常検出動作の設定処理を示すフローチャート図である。 本発明の実施例3の形態の電力量計の制御部における異常検出動作の設定処理を示すフローチャート図である。 本発明の実施例3の形態の電力量計の異常検出結果表示の動作を示すフローチャート図である。
符号の説明
1 電力量計
10 回路部
11 使用量検出部
12 検出部
13 制御部
14 表示部
15 報知部
16 通信部
17 記憶部
18 計時部
19 操作部
20 端子カバー
22 固定用ネジ
24 突起部
30 ネジ穴
32 スイッチ

Claims (5)

  1. 電力配電線を固定する端子部と、前記端子部を介して前記電力配電線から供給される電力の消費電力量を演算する演算部と、正行為による異常を検出する異常検出部とを有する電力量計において、
    前記端子部を覆うための端子カバーが開いた状態か否かを検出する端子カバー状態検出部と、
    前記端子部に対して電力が供給されているか否かを検出する通電状態検出部と、
    前記端子カバー状態検出部による検出結果と前記通電状態検出部による検出結果とに基づき前記異常検出部による異常検出動作のオン/オフを制御する制御部と、
    を備えることを特徴とする電力量計。
  2. 前記制御部は、前記端子カバー状態検出部により前記端子カバーが閉じた状態であると検出され、且つ前記通電状態検出部により前記端子部に対して電力が供給された状態であると検出された場合に前記異常検出部による異常検出動作をオンさせることを特徴とする請求項1記載の電力量計。
  3. 前記制御部は、前記端子カバー状態検出部により前記端子カバーが閉じた状態であると検出され、且つ前記通電状態検出部により前記端子部に対して電力が供給された状態であることが所定時間以上継続して検出された場合に前記異常検出部による異常検出動作をオンさせることを特徴とする請求項1記載の電力量計。
  4. 前記制御部は、外部入力に基づき前記異常検出部による異常検出動作のオン/オフを制御することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項記載の電力量計。
  5. 電力配電線を固定する端子部と、前記端子部を介して前記電力配電線から供給される電力の消費電力量を演算する演算部と、正行為による異常を検出する異常検出部とを有する電力量計において、
    前記端子部を覆うための端子カバーが開いた状態か否かを検出する端子カバー状態検出部と、
    前記端子部に対して電力が供給されているか否かを検出する通電状態検出部と、
    前記端子カバー状態検出部による検出結果と前記通電状態検出部による検出結果とに基づき前記異常検出部により検出された検出結果を外部に出力するか否かを制御する制御部と、
    を備えることを特徴とする電力量計。
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