JP5117860B2 - 眼科用多重焦点レンズおよびその製造方法 - Google Patents

眼科用多重焦点レンズおよびその製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5117860B2
JP5117860B2 JP2007548862A JP2007548862A JP5117860B2 JP 5117860 B2 JP5117860 B2 JP 5117860B2 JP 2007548862 A JP2007548862 A JP 2007548862A JP 2007548862 A JP2007548862 A JP 2007548862A JP 5117860 B2 JP5117860 B2 JP 5117860B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens
contribution
astigmatism
multifocal lens
wearer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007548862A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008527404A (ja
Inventor
ベルナルド ブルドンクル
ブルーノ デクレトン
シリル ギユー
Original Assignee
エシロール アンテルナシオナル (コンパニー ジェネラル ドプティック)
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by エシロール アンテルナシオナル (コンパニー ジェネラル ドプティック) filed Critical エシロール アンテルナシオナル (コンパニー ジェネラル ドプティック)
Publication of JP2008527404A publication Critical patent/JP2008527404A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5117860B2 publication Critical patent/JP5117860B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02CSPECTACLES; SUNGLASSES OR GOGGLES INSOFAR AS THEY HAVE THE SAME FEATURES AS SPECTACLES; CONTACT LENSES
    • G02C7/00Optical parts
    • G02C7/02Lenses; Lens systems ; Methods of designing lenses
    • G02C7/06Lenses; Lens systems ; Methods of designing lenses bifocal; multifocal ; progressive
    • G02C7/061Spectacle lenses with progressively varying focal power
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02CSPECTACLES; SUNGLASSES OR GOGGLES INSOFAR AS THEY HAVE THE SAME FEATURES AS SPECTACLES; CONTACT LENSES
    • G02C7/00Optical parts
    • G02C7/02Lenses; Lens systems ; Methods of designing lenses
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02CSPECTACLES; SUNGLASSES OR GOGGLES INSOFAR AS THEY HAVE THE SAME FEATURES AS SPECTACLES; CONTACT LENSES
    • G02C7/00Optical parts
    • G02C7/02Lenses; Lens systems ; Methods of designing lenses
    • G02C7/024Methods of designing ophthalmic lenses
    • G02C7/028Special mathematical design techniques

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Ophthalmology & Optometry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Mathematical Physics (AREA)
  • Eyeglasses (AREA)

Description

本発明は、眼科用多重焦点レンズおよびその製造方法に関する。
通常、眼科用レンズは、レンズの着用者用に設定された処方によって決定される視力矯正を有する。このような処方は、着用者の遠方視力を矯正するよう調整された屈折力の値および非点収差の値を特に示すものである。これらの値は、通常はレンズ前面と概ね球面または球面円環状の後面を組み合わせることにより得ることができる。多重焦点(プログレッシブ)レンズについては、レンズの2面のうち少なくとも一方が、屈折力および非点収差のばらつきにより、レンズを通した異なる視線の方向間で球面かつ円柱のばらつきを有する。レンズの屈折力および非点収差のばらつきの種類は、設計(design)と呼ばれる。とりわけ、遠方視力専用点と近見視力専用点との間の屈折力の差は付加(addition)と呼ばれ、またその値は遠視の着用者用に処方される値に対応することになる。
現在、多重焦点レンズは2つの連続する工程により製造される。第1工程は、前面が所望の設計に対応するよう最初に定められた球面および円柱ばらつきを有するほぼ完成したレンズ(以下、「レンズ半製品」ともいう。)の製造である。これは、例えば成型や射出により、工場内で行われる。ほぼ完成したレンズは、基礎、前面の球面および円柱の分布、または付加により、いくつかの異なるモデルに分かれている。基礎とは、レンズ上の遠方視力に対応する点の球面である。近見視力点と遠方視力点の間の距離、レンズ上の近見視力および遠方視力に対応するゾーンの幅、レンズ半製品を構成する透明な材料の屈折率等も、モデルによって異なることがある。これらの特徴の組み合わせは、それぞれ、異なるレンズ半製品モデルに対応する。
第2工程は、眼科用レンズの流通網中の工場と小売販売所との間の研究室で行われる。この工程は、レンズが着用者の処方に対応するように別工程でレンズ後面の球面または球面円環面を加工するものである。
現在、多重焦点レンズの設計を、通常の処方特性以外に着用者の補助特性に応じてカスタマイズする傾向が現れてきている。このような補助特性は、とりわけ、遠方視力状況および近見視力状況での着用者の頭の位置および目の位置に関連してもよい。その後、多重焦点レンズが、例えば、遠方視力点および近見視力点が、レンズ上の着用者の頭の位置および目の位置に関連して合わせられた場所に位置するように選択される。
上記のような多重焦点レンズを製造する構成においては、レンズ設計における着用者個々の特性を考慮すると、レンズ半製品モデルの増加が要求される。そうなると、工場で製造される各レンズ半製品のシリーズが不足するようになる。結果として、レンズのコスト価格が高くなる。さらに、これによって、大量のレンズ半製品モデルの備蓄を利用可能としなければならないため、研究室における在庫管理が複雑となる。
このようなレンズ半製品モデルの増加を回避するために、眼科用多重焦点レンズの製造ラインの新規な構成が提案されている。この新規な構成によれば、多重焦点レンズの設計は、レンズ後面により得られる。そして、レンズ半製品は、前面が球状面と、処方と着用者ごとに定められた個別特性に合わせた設計にしたがって加工された後面を有する。このような構成は、レンズ半製品モデルの選択に着用者の個別特性はもはや関与しないとするならば、特に柔軟性がある。とりわけ、少数のレンズ半製品には、レンズ完成品の形状の全てを得るために有効である。
しかしながら、この場合、レンズ後面が複雑な形状を有することになる。実際、設計および矯正はいずれもこの形状によりもたらされる。そして、続いて行われるレンズ半製品の後面の加工では、研究室にてそのような形状を作り出すことのできる装置を備えていることが必要となる。このような装置は、「自由造形(free−form)」法と呼ばれるものに対応するものであり、それ自体が複雑であり、高価である。こうした理由から、続いて行われるレンズ後面の加工は限られた数の専門の研究室にグループ分けされることになる。これは、レンズのカスタマイズの製造および流通網の下流への移動とは反対である。
特許文献1には、多重焦点面であってもよい前面と着用者用に処方された矯正を得るだけでなく個別のレンズ使用条件を勘案するために形成された後面とを有する眼科用多重焦点レンズが記載されている。こうした個別の使用条件には、眼の深さ、視程、レンズがはめ込まれているフレームによる眼前のレンズの傾き、およびフレームの形状等がある。また、レンズ後面は非球面またはアトリック(atoric)であってもよい。このようにして、レンズ半製品モデルの数を増やすことなく、屈折異常の矯正に加えてレンズのカスタマイズが実現される。しかしながら、このようなカスタマイズは眼および/またはフレームの物理特性を考慮するのみである。ところが、このような特性は、さまざまなレンズ使用条件の下での着用者の快適性を向上させるには不十分なものである。
米国特許第5444503号
したがって、本発明の目的は、多くの使用条件下における着用者の快適性を向上させつつ、多重焦点レンズの経済的な製造と各レンズの設計を着用者の処方以外の少なくとも1つの個別特性に応じたカスタマイズとを組み合わせることである。
このため、本発明は、着用者がレンズを使用し、屈折力のばらつきおよび非点収差を生じる前面、後面、中間媒体を備える眼科用多重焦点レンズであって、このばらつきが、
レンズ前面の球面および円柱のばらつきによる第1の寄与と、
前記前面の球面および円柱とは異なるレンズの物理的パラメータの少なくとも1つのばらつきによる第2の寄与とを含む、眼科用多重焦点レンズを提供する。
さらに、レンズ上の異なる点における物理的パラメータの値は、第2の寄与により、レンズの着用者の行動特性の少なくとも1つに応じてレンズの屈折力のばらつきおよび非点収差がカスタマイズされるよう調整される。
物理的パラメータの値が適応される前記行動特性は、1つ以上の着用者の習慣的態度および/または動作に関してもよい。これは、とりわけ、着用者が視野を水平方向に走査(スキャン)する場合の着用者の頭の回転に対する水平方向の眼の動きの振幅であってもよい。この特性は、好ましくは、適切な器具を用いて着用者について測定される。このような行動特性は、その性質上、着用者の眼の光学的または物理的な特性でもなければ、レンズをはめることになっているフレームに関連する特性でもない。
加えて、周知の方法で、レンズを通してさまざまな方向を観察するために着用者はレンズを使用する。それぞれの視線方向は、水平面に対する角度と垂直面に対する角度の2つの角度によって参照される。任意の視線方向から入射する光線は、2つの交差点それぞれにおけるレンズの面と交差し、固定されると想定される眼の回転の中心を通過する。光線とレンズの各面との交差点は、光屈折の原則にしたがって決定される。任意の方向についての多重焦点レンズの屈折力および非点収差値は、傾きの可能性に加えて、レンズの各面の光線の交差点における球面値および円柱値、および中間媒の体屈折率の値によりもたらされる。
したがって、本発明によれば、多重焦点レンズの屈折力のばらつきおよび非点収差は、部分的には前面によって、また、部分的に着用者に応じてレンズをカスタマイズするために調整されるレンズの物理的パラメータによって得ることができる。したがって、レンズ前面の形状は、物理的パラメータにより実現されるカスタマイズとは独立している。したがって、設計によって別々にカスタマイズされる多重焦点レンズを同一のレンズ半製品から得ることができる。このように、少ない数のレンズ半製品モデルで十分に人々の多重焦点レンズの全需要を満たすことができる。そのため、レンズ半製品を大規模な生産工程で経済的に製造することができる。
本発明の好適な実施形態によれば、レンズの遠方視力点と近見視力点との間に存在する屈折力のばらつきについて、第2の寄与は第1の寄与よりも絶対値で少ない。言い換えると、物理的パラメータにより実現されるレンズのカスタマイズは、多重焦点レンズの付加をわずかしか変更しない。このカスタマイズに対応する設計の調整は、きわめて特殊な器具を必要とすることなく、その後簡単に行うことができるように限定されている。可能性としては、遠方視力点と近見視力点との屈折力のばらつきについて、第2の寄与は実質的にゼロである。その場合、多重焦点レンズの付加は屈折力のばらつきに対する第1の寄与によってのみもたらされ、レンズ前面だけによって決定される。
これを介してレンズの屈折力のばらつきおよび非点収差をカスタマイズするレンズの物理的パラメータは、さまざまな種類であってよい。とりわけ、以下のようなものを含む。
レンズ後面が球面および円柱であって、この場合、物理的パラメータはその後のレンズ後面の加工の間に調整される。
レンズに含まれるほとんど透明な層の屈折率。この層は、照射により調整可能な屈折率を有する材料からなる。この場合、各種の方法で層の異なる部分に選択的に照射されることにより物理的パラメータが調整される。
レンズの前面と後面との間の中間媒体の屈折率。この中間媒体は、照射により調整可能な屈折率を有する材料からなってもよい。この場合、各種の方法で中間媒体の異なる部分に選択的に照射されることにより物理的パラメータが調整される。
場合によっては、処方(規定)の屈折力と規定の非点収差はレンズ上の異なる点における物理的パラメータの値によってもよい。そうすると、物理的パラメータの調整が可能となり、規定に対応する屈折異常の矯正と着用者の行動にあわせた設計を単一の製造工程で同時に得ることを可能とする。
また、屈折異常の矯正に対応する所定の屈折力および所定の非点収差は、レンズの異なる点における別の物理的パラメータの値によりもたらされてもよい。この別の物理的パラメータは、前面の球面および円柱から区別することができ、レンズの屈折力および非点収差のばらつきに対する第2の寄与の原点である物理的パラメータとも別のものである。同様に、後者については、このレンズの別の物理的パラメータは、レンズ後面の球面および円柱、レンズ内に含まれるほぼ透明な層の屈折率、または中間媒体の屈折率を含んでもよい。この別のパラメータの性質によって、レンズの異なる点における値を、その後のレンズ後面の加工において、または層または中間媒体の一方が照射により調整可能な屈折率の材料からなる場合には、その異なる部分に対する選択的な照射において固定することができる。
着用者の行動特性に応じた多重焦点レンズの設計の各種のカスタマイズはこのようにして実現することができる。これらの調整のなかでも、とりわけ以下の点を述べる。
近見視力の有効フィールドおよび/または遠方視力の有効フィールドに対する近見視力フィールド(field)および/または遠方視力フィールドの幅の変更。これはレンズ前面の球面および円柱のばらつきのみによりもたらされるものである。
レンズの横方向における非点収差の有効最大値についてレンズの横方向で到達する非点収差の最大値の変更。これはレンズ前面の球面と円柱のばらつきによってのみもたらされるものである。
非点収差の最大値に到達するレンズ上の横方向の点の有効位置に対する位置ずれ。これはレンズ前面の球面と円柱のばらつきによってのみもたらされるものである。
レンズの遠方視力点と近見視力点との間の経度線に沿ったレンズの屈折力の連続するばらつきの変更。これはレンズ前面の球面と円柱のばらつきによってのみもたらされるものである。
レンズの近見視力点の縦方向の点の有効位置に対するずれ。これはレンズ前面の球面と円柱のばらつきによってのみもたらされるものである。
本発明は、また、前面、後面、中間媒体を備える眼科用多重焦点レンズの製造方法を提供する。この方法は、
着用者によってレンズが使用される際、レンズの屈折力および非点収差のばらつきに対する第1の寄与を得るために、前面が球面および円柱にばらつきを有するレンズ半製品を製造する工程と、
レンズの着用者の行動特性の少なくとも1つを測定する工程と、
測定された行動特性にしたがい、レンズの屈折力および非点収差のばらつきのカスタマイズを実現する第2の寄与で、レンズ上の異なる点の間の物理的パラメータのばらつきによりもたらされるレンズの屈折力および非点収差のばらつきの第2の寄与のため、前面の球面および円柱と区別したレンズの物理的パラメータを決定する工程と、
この第2の寄与を得るよう物理的パラメータを調整する工程と、を含む。
レンズ半製品は工場で製造することができ、着用者の行動特性は眼鏡技師の下で測定することができ、各レンズの物理的パラメータは工場とレンズの小売販売所との間にある研究室で調整することができる。このような多重焦点レンズの製造の構成において、着用者に対して眼鏡技師の下で行われた行動測定の結果は、レンズの各点において生じさせるべき物理的パラメータの値を判定することができるように研究室に連絡される。また、物理的パラメータの変更は、小売販売所にこのような変更を行うことのできる装置が設置されているならば、小売販売所で直接行われてもよい。
本発明のその他の特徴および効果は、以下の実施形態の非限定的な例の説明と、添付の図面を参照することにより、明らかとなろう。
図1aによれば、眼科用レンズ10は、前面2および後面3により限定される中間媒体1からなる。中間媒体1は透明であり、屈折率値によって特徴付けられる無機または有機材料からなってよい。レンズ10の光学特性は、この屈折率値と前面2および後面3の形状との組み合わせによるものである。周知の方法で、メガネのフレームにはめ込む準備のできたレンズは、フレームの形状に対応する輪郭Cでレンズ10を切り取ることにより得ることができる(図1b)。
レンズの前面2および後面3は、それぞれの面上の点における平均球面値および平均円柱値により幾何学的に確定されてもよい。これらの平均球面値および平均円柱値は当業者には周知であり、その数式を得るために公開された文献を参照することができる。簡単に言うと、図5a、図5bにおいてSで示される平均球面はジオプターで現され、面上の1点におけるその面の平均湾曲に対応する。円柱は、それぞれC1およびC2で示され、レンズ面上の任意の点においてこの面に対して環状接線をなす2つの湾曲間の差に対応する。なお、明瞭にするために、本明細書において球面とは球面のみを表す。
以下、半製品と呼ぶレンズ10はレンズ半製品より得られ、その前面の形状は限定されている。言い換えると、前面2の球面および円柱の値は、その後レンズ10が半製品より作られるときに修正されない。以下で詳細に説明する例において、レンズ10は、特定の光学機能が得られるように調整された球面および円柱の後の値が与えられるように、半製品の後面3を加工することにより得られる。
図2aおよび図2bは、半製品の前面2の球面および円柱の値をそれぞれマップしたものである。この面は半製品の円形の縁により限定されており、その面上の各点はXとYで示される2つの直交座標により参照され、ミリメートル(mm)で示される。図2a上に示される線は等球面線であり、前面2上の同一の球面の値に対応する点を結んでいる。これらのラインのいくつかについては、この値はジオプターで示される。同様に、図2b上に示される線は、前面2上の同一の円柱の値に対応する点を結ぶ等円柱線である。
それぞれCM、VL、VPで示される3つの特定の点は、これらのマップ上の基準点である。点CMはフィッティングクロス(fitting cross)と呼ばれ、着用者の目の中心に面して位置するべきレンズ10の点である。点VLは、レンズの遠方視力に用いられるゾーンの中心である。同様に、点VPは、レンズの近見視力に用いられるゾーンの中心である。VLは、CM(X=0に対応)を通過する前面2の中央垂線上に位置し、VPは、CMおよびVLに対して横方向(X軸に平行)にオフセットする。VPの横方向オフセットは、右レンズと左レンズとで逆転する。図に対応するレンズ10は、右眼用のレンズである。線Mは、子午線と呼ばれ、点CM、VL、VPを結ぶ。これは、着用者が目の前に位置する高さと距離の異なる複数の対象を連続的に視線したときの着用者の眼のスキャンに対応する。
通常、また比較参照により想起されるように、半製品の後面3は、レンズ10を得るために着用者の処方にしたがって加工される。この処方は、屈折力値、付加値、および非点収差値を示す。後者は、周知の方法で、非点収差の振幅の基準および角度基準よりなり、角度基準はレンズに平行な矯正トロイドの方向を特定する。従来の加工では、後面3には均一な球面および円柱値が与えられる。言い換えると、後面3は多重焦点ではない。付加を含むレンズ10の屈折力におけるばらつきおよび非点収差におけるばらつきは、レンズの前面2の幾何学的特性によりもたらされる。
図3aおよび図3bは、後面3が均一な球面および円柱値を有するレンズ10の光学特性を示すものである。ここで検討する例について、レンズ10の中間媒体1の屈折率は、1.665である。図3aおよび図3bは、それぞれレンズ10の屈折力および非点収差値のマップである。レンズ10を通しての視線方向は、それぞれ、度で表される2つの角度座標により特定される。アルファは水平面に対する視線高を測定し、ベータはこの水平面での眼の回転を測定する。角度座標系の原点(アルファ=0、ベータ=0)は、レンズ10の点CMに対応する。点VLおよびVPに対応する方向も、これらのマップに示されている。図3aに示す線は、同一の屈折力値に対応するレンズ10を通す視線方向を結ぶ等力線である。この値は、これらの線のためにジオプターで示される。ここで検討する例では、近見視力(点VP)において、視力矯正は3.20ジオプターであり、点VPおよびVLに対応するレンズ10の視線の方向間の屈折力の差は2.21ジオプターである(付加値)。同様に、図3bに示す線は、同一の非点収差値に対応するレンズ10を通す視線方向を結ぶ等非点収差線である。図3bに示す非点収差値は、所定の非点収差値が差し引かれた実際の値に対応する。このため、示される値は合成非点収差値(resultant astigmatism value)と呼ばれ、点VLおよびVPに対応する視線の方向についてはほぼゼロである。これら2つの視線の方向に存在しうる残余合成非点収差値は、その性質上球面状である。
本明細書に記載の本発明の特定の実施形態によれば、半製品の後面3は、面上の点によって異なる球面および円柱を有するように加工される。このため、リコールされた通常の多重焦点レンズの製造方法とは反対に、レンズの後面3は、半製品から得られたレンズ10の光学的性質のばらつきに対応する。レンズ10の後面3について、図4aおよび図4bは、それぞれ図2aおよび図2bに対応する。したがって、図4aは、後面3上の各点における球面の値を示す。同様に、図4bは、後面3上の各点における円柱の値を示す。図2aに見られる距離(それぞれ2b)よりも大きい図4aの球面線の距離(それぞれ図4bの等円柱)は、レンズ10の後面3が球面に(それぞれ円柱に)前面2よりも小さいばらつきがあることを示している。このため、後面3は、比較的簡単な特に道具の移動軸の数が少ない装置で加工することができる。このような装置は、コストが少なく、使用が容易である。そのため、レンズの小売販売所に近い多くの場所に設置することができ、また小売販売所に設置することもできる。
図5bは、後面3の球面Sおよび子午線Mに沿った湾曲C1、C2におけるばらつきを示す。縦軸にこの線に沿ったミリメートルで測定されるずれを示し、横軸にジオプターで表すS、C1、C2の値を示す。この図に示す球面値は、後面3の屈折力の処方に対応する球面値(この例では1.05ジオプター)が差し引かれた実際の球面値に対応する。この図によれば、後面3は点VPおよびVLと実質的に同一である球面値Sを有する。
図5bと比較して、図5aは、図2aおよび図2bに対応するレンズの子午線Mに沿った前面2の球面Sと湾曲C1、C2のばらつきを示す。したがって、後面3の球面Sと湾曲C1、C2のばらつきは、前面2の対応するばらつきに比べるとはるかに小さい。
すでに述べたように、レンズ10の屈折力および非点収差は、それぞれ、前面2および後面3の2面の形状と中間媒体1の屈折率によりもたらされる。しかしながら、後面3が球面および円柱にもばらつきがあることを考えると、レンズ10の屈折力および非点収差のばらつきは、前面2および後面3の球面および円柱のばらつきとの組み合わせによりもたらされるものである。言い換えると、図2aおよび図2bにより特徴づけられる前面2の球面および円柱のばらつきは、このレンズを通すさまざまな視線方向の間に存在するレンズ10の屈折力のばらつきに第1の寄与を作り出す。また、こうした視線の方向間に同時に存在するレンズ10の非点収差のばらつきに第1の寄与を作り出す。同様に、図4aおよび図4bにより特徴づけられるレンズ10の後面3の球面および円柱のばらつきは、同じさまざまな視線の方向の間に存在するレンズ10の屈折力のばらつきに第2の寄与をし、これらの方向間に存在するレンズ10の非点収差のばらつきに第2の寄与をする。レンズ10の屈折力のばらつきは、これに対する第1および第2の寄与の組み合わせによりもたらされる。同様に、レンズ10の非点収差のばらつきは、対応する第1および第2の寄与の組み合わせによりもたらされる。第1の近似値において、レンズ10の屈折力および非点収差のばらつきは、それぞれ、レンズの前面2および後面3の2面のそれぞれの寄与の配向合計(すなわち、各寄与について円柱の局所的な配向を考慮にいれる)に等しい。各寄与は、光線が交差する点で前面2および後面3の2面の球面および円柱値を考慮することによって評価され、光線は、観測方向から来て、眼の回転の中心を通るものである。
後面3の球面および円柱のばらつきが、一般的には前面2に対する球面および円柱のばらつきよりも小さいと考えると、観察方向の大部分の対について、レンズ10の屈折力のばらつきに対する第2の寄与(後面3による)は、この屈折力のばらつきに対する第1の寄与(前面2による)よりも少ない。同様に、レンズ10の非点収差のばらつきに対する第2の寄与(後面3による)は、一般に、この非点収差のばらつきに対する第1の寄与(前面2による)よりも小さい。
図6aおよび図6bは、それぞれ、レンズ10の後面3が図4aおよび図4bに対応する形状となるように加工される場合の図3aおよび図3bに対応する。図3aと図6aとを比較すると、点VPに対応する視線方向(観察方向)の屈折力値がほぼ同一であることがわかる(図3aおよび図6aでは、それぞれ3.20および3.09ジオプター)。これは、点VLに対応する視線方向でも同様である(図3aおよび図6aでは、それぞれ0.99および1.00ジオプター)。言い換えると、レンズ10の後面3はレンズの付加にほとんど寄与しないということである。したがって、この付加(約2.1ジオプター)は、後面3の点VPおよびVLにおける球面値が実質的に等しいとするならば、ほとんど前面2のみによって固定される。
図3bと図6bとを重ね合わせると、それぞれの図における0.50〜1.25ジオプターの値に対応する非点収差線が、点VLの高さでの子午線Mに対応するトレースの両側でおおむね図6bではより狭いV字型をしていることがわかる。このことは、図6aおよび図6bに対応するレンズ10は、図3aおよび図3bに対応するレンズ10よりも遠方視力のフィールドが狭いことを意味している。一方、レンズ10の右手側と左手側の存在は、図6aおよび6bに対応するレンズ10のために減少し、合成非点収差(resultant astigmatism aberrations)は、図3aおよび図3bに対応するレンズ10の側面部に現れる合成非点収差と比較する。実際、図6bに見られる最大合成非点収差値は約1.75ジオプターであり、図3bに見られる最大合成非点収差値は2.00ジオプターよりも大きい。さらに、最大非点収差値が達する視線方向の位置は修正されている。
したがって、本発明によるレンズの後面3の加工、すなわちこの面の球面および円柱のばらつきを導入することにより、レンズの側面部に現れる残余非点収差(residual astigmatism aberrations)を減少させることを可能とした。同時に、遠方視野の幅も減少した。したがって、このようなレンズは、主としてレンズの垂直中央帯(vertical central band)を通して見る着用者に合わせられる。このような視覚行動は、主として、側面に位置する対象を見るために眼ではなく頭を回すことからなる。
したがって、本発明は、視野内の横方向を見るために頭よりも眼を回す着用者に合わせた広い遠方視野に対応する半製品から、眼よりも頭を回す着用者に合わせた合成非点収差が少ない多重焦点レンズを得ることを可能とする。本発明は、逆に、合成非点収差の程度が低く眼をそれほど回さない着用者に合わせられた半製品から、頭をほとんど回さない着用者に合わせられた遠方視野が広い多重焦点レンズを得ることも可能であることは言うまでもない。この2タイプの着用者、すなわち好んで頭を回す着用者と好んで眼を回す着用者それぞれに対応するレンズを同じ半製品モデルから得ることができる。言い換えると、本発明は、設計が異なる半製品から任意の設計のレンズを得ることを可能とするものである。この設計の変更を実施することにより、結果として、別の半製品モデルを必要とすることなく、着用者の行動に応じた多重焦点レンズを調整することが可能となる。
一般に、着用者の行動を特徴づけることのできるさまざまな測定を行うことができる。とりわけ、任意の着用者によるレンズの中間視力ゾーンの使用を特徴付けることができる。このゾーンは遠方視力ゾーンと近見視力ゾーンとの間に位置し、子午線上に中心をおいている。中間視力ゾーンにおける眼による縦走査には着用者が適応する時間が必要なことがあることが知られている。本発明による後面3の加工は、中間視力ゾーンにおけるレンズの屈折力のばらつきを着用者の行動に応じて調整することも可能とする。図に示すように、図7aは、図3aおよび図3bのレンズの子午線に沿った視線方向が変化する場合の屈折力のばらつき(図ではPで示す)を表す。同様に、図7bは、図6aおよび図6bに対応するレンズの屈折力のばらつきを示す。レンズの点VLおよびVPを通過する視線の方向の間で、とりわけ点VPを通過する方向の周囲において、屈折力のばらつき曲線の形状が図7aと図7bとで異なっている。図7bのレンズは、図7aのレンズよりも、読むときに頭ではなく眼を縦に動かす着用者に適している。
図7aおよび図7bは、さらに、レンズ10の接線カーブ(Tang.と示す)におけるばらつきと矢状カーブ(Sagit.と示す)を示す。これらは、着用者に合わせることができる。
多重焦点レンズのその他の特徴は、その後、レンズの後面を加工することにより調整することができる。特に、点VLに対する点VPの横方向オフセット、および2つのマッチしたレンズ間のバランスは、このようにして変更される。
以上、レンズ後面の加工によりカスタマイズされる多重焦点レンズの設計との関連で本発明を詳細に説明したが、同様のレンズのカスタマイズを行うためにその他の方法を用いることもできることは言うまでもない。このようなその他の方法として、レンズ10に組み込まれた活物質の層の屈折率の適用について述べておく。図8a〜図8cは、それぞれ、レンズ10の前面2側に活物質の層4があるレンズ構造、後面3側に活物質4の層があるレンズ構造、および中間媒体1の厚み内に収められているレンズ構造を図示している。層4は、レンズ10の前面2および後面3に実質的に平行である。このような層は、そのポイントごとに屈折率を別工程で変更することのできる透明な活物質からなる。既知の活物質には、このような屈折率の変更をレーザビームまたはUVランプを用いた照射により行うことができるものがある。この場合、レンズ10の前面は、ここでも半製品の製造中に最終的に形成され、後面は均一な円柱値および球面値に応じて加工される。層4の屈折率の変更が、その後具体的な工程において、層4内の2つの異なる点で受ける照射の強度および/または継続時間を変更することにより行われる。これらの変さらにより、測定された着用者の行動特性に応じた多重焦点レンズの設計のカスタマイズが可能となる。
さらに別の方法は、活物質が体が活物質からなる中間媒体1の製造に存在する。
最後に、各種の多重焦点レンズのカスタマイズ方法は、ともに組み合わせることができる。同様に、これらの方法が基づくレンズの物理的パラメータを用いて処方に対応する矯正力をレンズに与えるために用いることができ、またこれらのうちの別の方法の物理的パラメータは着用者の行動特性に応じた多重焦点レンズの設計のカスタマイズに用いることができる。
図1aおよび図1bは、それぞれ、眼科用多重焦点レンズを示す断面図および平面図である。 図2aおよび図2bは、図1aおよび図1bのレンズ前面の球面および円柱のばらつきのマップを示す図である。 図3aおよび図3bは、図2aおよび図2bの前面および球状後面を有するレンズの屈折力および非点収差のマップを示す図である。 図4aおよび図4bは、本発明の第1の実施形態より加工されたレンズの後面の球面および円柱のマップを示す図である。 図5aおよび図5bは、図2aおよび図2bに対応するレンズ前面ならびに図4aおよび図4bに対応するレンズ後面について、レンズの経線に沿った球面のばらつきと湾曲のばらつきとを示す図である。 図6aおよび図6bは、図2aおよび図2bの前面ならびに図4aおよび図4bの後面を有するレンズの屈折力および非点収差のマップを示す図である。 図7aは、図3aおよび図3bに対応するレンズの屈折力および非点収差における子午線に沿ったばらつきを示す図である。 図7bは、図6aおよび図6bに対応するレンズの屈折力および非点収差における子午線に沿ったばらつきを示す図である。 図8a〜図8cは本発明の別の実施形態にかかる眼科用多重焦点レンズの断面図を示す図である。

Claims (13)

  1. 前面2と、後面3と、中間媒体1と、からなる眼科用多重焦点レンズの製造方法であって、
    着用者によって、その前面2に屈折力と非点収差のバリエーションを有する半製品レンズが使用される際、屈折力と非点収差のバリエーションへの第1の寄与を取得するために、当該レンズを製造する工程と、
    前記レンズの着用者の少なくとも1つの行動学的な特徴を測定する工程と、
    測定された前記行動学的な特徴にしたがって、前記レンズの屈折力および非点収差のバリエーションのカスタマイズを達成する第2の寄与であって、前記レンズの屈折力および非点収差のバリエーションへの当該第2の寄与が、前記レンズ上の異なる点の間の物理的パラメータのバリエーションによりもたらされるように、前記前面2の球面および円柱と区別された前記レンズの物理的パラメータの値を決定する工程と、
    この第2の寄与を取得するために前記物理的パラメータを調整する工程と、を含み、
    前記着用者の前記測定された行動学的な特徴は、前記着用者が、視野を水平方向に走査するときの、前記着用者の頭の回転に関連する水平方向の眼の動きの振幅、または、前記着用者が、視野を垂直方向に走査するときの、前記着用者の頭の回転に関連する垂直方向の眼の動きの振幅を含み、
    前記前面2の球面および円柱から区別され、且つ、前記レンズ上の異なる点での屈折力と非点収差とのバリエーションへの前記第2の寄与を発生させる前記物理的パラメータからも区別され、別の物理的パラメータの値、所定の屈折力と所定の非点収差を取得するために決定される、眼科用多重焦点レンズの製造方法。
  2. 近見視力点(VP)と遠方視力点(VL)との間に存在する屈折力のバリエーションに対して、前記第2の寄与は絶対値で前記第1の寄与以下であることによって、前記物理的パラメータがさらに決定される請求項に記載の眼科用多重焦点レンズの製造方法。
  3. 前記近見視力点(VP)と前記遠方視力点(VL)との間に存在する屈折力のバリエーションに対して、前記第2の寄与は実質的に0であることによって、前記物理的パラメータがさらに決定される請求項のいずれかに記載の眼科用多重焦点レンズの製造方法。
  4. 前記物理的パラメータは、前記後面3の球面および円柱とからなり、前記物理的パラメータの調節は、前記後面の加工により行われる請求項1からのいずれかに記載の眼科用多重焦点レンズの製造方法。
  5. 前記物理的パラメータは、前記レンズ半製品内に含まれ、照射によって調節できる屈折率を有する材料からなる実質的に透明な層4の屈折率からなり、各種の方法で前記層の異なる部分に選択的に照射することにより調整する請求項1からのいずれかに記載の眼科用多重焦点レンズの製造方法。
  6. 前記物理的パラメータは、照射によって調節できる屈折率を有する材料からなる前記中間媒体1の屈折率からなり、各種の方法で前記中間媒体の異なる部分に選択的に照射することにより調整する請求項1から4のいずれかに記載の眼科用多重焦点レンズの製造方法。
  7. 前記他の物理的パラメータは、前記後面3の球面および円柱とからなり、前記他の物理的パラメータの調節は前記後面を加工することにより実行される請求項1からのいずれかに記載の眼科用多重焦点レンズの製造方法。
  8. 前記他の物理的パラメータは、前記眼科用多重焦点レンズ内に照射によって調節可能な屈折率を持つ材料からなる実質的に透明な層4の屈折率を含み、前記他の物理的パラメータは、各種の方法で前記層の異なる部分に選択的に照射することにより調整する請求項1からのいずれかに記載の眼科用多重焦点レンズの製造方法。
  9. 前記他の物理的パラメータは、照射によって調節できる屈折率を有する材料からなる前記中間媒体1の屈折率からなり、各種の方法で前記中間媒体の異なる部分に選択的に照射することにより調整する請求項1からのいずれかに記載の眼科用多重焦点レンズの製造方法。
  10. 前記物理的パラメータの調節は、前記第1の寄与によってのみもたらされ、さらに、近見視力のフィールドの幅および/または遠方視力のフィールドの幅の屈折力と非点収差のバリエーションへの第2の寄与のため、近見視力の有効フィールドおよび/または遠方視力の有効フィールドそれぞれに関連して決定される請求項1からのいずれかに記載の眼科用多重焦点レンズの製造方法。
  11. 前記物理的パラメータの調節は、前記第1の寄与によってのみもたらされ、さらに、前記眼科用多重焦点レンズの横部分に位置する点および/または前記点の位置に達する非点収差の最大値が、非点収差の有効最大値および/または有効位置に関連して変更するために決定される請求項1から10のいずれかに記載の眼科用多重焦点レンズの製造方法。
  12. 前記物理的パラメータの調節は、前記第1の寄与のみによってもたされる間、屈折力の有効な進行に関連して、さらに、屈折力のバリエーションへの前記第2の寄与は、遠方視力点(VL)と近見視力点(VP)との間の子午線Mに沿って屈折力の進行を変更するために決定される請求項1から11のいずれかに記載の眼科用多重焦点レンズの製造方法。
  13. 前記物理的パラメータ調節は、さらに、前記第1の寄与のみによってもたされる有効な位置に関連して、屈折力と非点収差のバリエーションへの前記第2の寄与は、前記眼科用多重焦点レンズの近見視力点(VP)に移動させるために決定される請求項1から12のいずれかに記載の眼科用多重焦点レンズの製造方法。
JP2007548862A 2005-01-04 2005-12-19 眼科用多重焦点レンズおよびその製造方法 Expired - Fee Related JP5117860B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR0500038 2005-01-04
FR0500038A FR2880428B1 (fr) 2005-01-04 2005-01-04 Verre ophtalmique progressif et procede de fabrication d'un tel verre
PCT/FR2005/003184 WO2006072683A1 (fr) 2005-01-04 2005-12-19 Verre ophtalmique progressif et procede de fabrication d'un tel verre

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008527404A JP2008527404A (ja) 2008-07-24
JP5117860B2 true JP5117860B2 (ja) 2013-01-16

Family

ID=34952186

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007548862A Expired - Fee Related JP5117860B2 (ja) 2005-01-04 2005-12-19 眼科用多重焦点レンズおよびその製造方法

Country Status (10)

Country Link
US (1) US7806526B2 (ja)
EP (1) EP1834206B1 (ja)
JP (1) JP5117860B2 (ja)
KR (1) KR101274132B1 (ja)
CN (1) CN101095074B (ja)
AU (1) AU2005323921B2 (ja)
BR (1) BRPI0519511B1 (ja)
CA (1) CA2592584C (ja)
FR (1) FR2880428B1 (ja)
WO (1) WO2006072683A1 (ja)

Families Citing this family (27)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20080153959A1 (en) * 2006-12-20 2008-06-26 General Electric Company Thermally Conducting and Electrically Insulating Moldable Compositions and Methods of Manufacture Thereof
FR2912820B1 (fr) * 2007-02-15 2009-05-15 Essilor Int Realisation d'un element ophtalmique adapte pour les visions foveale et peripherique
FR2920888B1 (fr) * 2007-09-12 2010-10-15 Essilor Int Realisation d'un verre ophtalmique destine a un porteur
EP2255243A2 (en) * 2008-02-20 2010-12-01 Swissphonics SA Progressive multifocal ophthalmic lenses identically optimized over a wide range of refractive indices, base curves and additions
FR2928744B1 (fr) * 2008-03-11 2012-03-16 Essilor Int Serie de lentilles ophtalmiques progressives
FR2941060B1 (fr) * 2009-01-13 2011-04-22 Essilor Int Procede de determination d'une nappe d'aspherisation destinee a une lentille ophtalmique
US20110194068A1 (en) * 2009-12-10 2011-08-11 Pixeloptics, Inc. V-Shape Progressive Lens Design
US8042941B2 (en) * 2010-01-29 2011-10-25 Indizen Optical Technologies, S.I. Lens with continuous power gradation
US8741998B2 (en) 2011-02-25 2014-06-03 Sabic Innovative Plastics Ip B.V. Thermally conductive and electrically insulative polymer compositions containing a thermally insulative filler and uses thereof
US8552101B2 (en) 2011-02-25 2013-10-08 Sabic Innovative Plastics Ip B.V. Thermally conductive and electrically insulative polymer compositions containing a low thermally conductive filler and uses thereof
JP5789108B2 (ja) 2011-03-08 2015-10-07 イーエイチエス レンズ フィリピン インク 累進屈折力レンズおよびその設計方法
US9057886B2 (en) * 2011-04-14 2015-06-16 Fssilor International (Compagnie Generale D'optique) Methods of designing progressive addition lenses
WO2014001490A1 (en) 2012-06-29 2014-01-03 Essilor International (Compagnie Generale D'optique) A process for determining a pair of progressive ophthalmic lenses
KR20150036145A (ko) * 2012-07-31 2015-04-07 에씰로아 인터내셔날(콩파니에 제네랄 도프티크) 누진 안과용 렌즈
US9227347B2 (en) 2013-02-25 2016-01-05 Sabic Global Technologies B.V. Method of making a heat sink assembly, heat sink assemblies made therefrom, and illumants using the heat sink assembly
WO2015186766A1 (ja) * 2014-06-04 2015-12-10 ホヤ レンズ タイランド リミテッド 累進屈折力レンズ
WO2019016267A1 (en) 2017-07-18 2019-01-24 Essilor International METHOD FOR DETERMINING A POSTURAL AND VISUAL BEHAVIOR OF A PERSON
EP3717963B1 (en) * 2017-11-30 2025-09-03 Essilor International Set of ophthalmic lenses
CN108469690B (zh) * 2018-02-02 2019-10-01 江苏明月光电科技有限公司 一种基于微区间的多视轴渐变焦眼镜片设计方法
US11564839B2 (en) 2019-04-05 2023-01-31 Amo Groningen B.V. Systems and methods for vergence matching of an intraocular lens with refractive index writing
US11944574B2 (en) 2019-04-05 2024-04-02 Amo Groningen B.V. Systems and methods for multiple layer intraocular lens and using refractive index writing
US11583388B2 (en) 2019-04-05 2023-02-21 Amo Groningen B.V. Systems and methods for spectacle independence using refractive index writing with an intraocular lens
US12357509B2 (en) 2019-04-05 2025-07-15 Amo Groningen B.V. Systems and methods for improving vision from an intraocular lens in an incorrect position and using refractive index writing
US11583389B2 (en) 2019-04-05 2023-02-21 Amo Groningen B.V. Systems and methods for correcting photic phenomenon from an intraocular lens and using refractive index writing
US11529230B2 (en) 2019-04-05 2022-12-20 Amo Groningen B.V. Systems and methods for correcting power of an intraocular lens using refractive index writing
US11678975B2 (en) 2019-04-05 2023-06-20 Amo Groningen B.V. Systems and methods for treating ocular disease with an intraocular lens and refractive index writing
US12377622B2 (en) 2019-04-05 2025-08-05 Amo Groningen B.V. Systems and methods for vergence matching with an optical profile and using refractive index writing

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3331757A1 (de) * 1983-09-02 1985-05-23 Optische Werke G. Rodenstock, 8000 München Beidseitig asphaerisches progressives brillenglas
DE4210008A1 (de) * 1992-03-27 1993-09-30 Zeiss Carl Fa Brillenlinse
US5861934A (en) * 1996-05-06 1999-01-19 Innotech, Inc. Refractive index gradient lens
US6149271A (en) * 1998-10-23 2000-11-21 Innotech, Inc. Progressive addition lenses
AUPQ591800A0 (en) * 2000-02-25 2000-03-23 Sola International Holdings Ltd System for prescribing and/or dispensing ophthalmic lenses
JP4380887B2 (ja) * 2000-05-10 2009-12-09 株式会社ニコン・エシロール 累進多焦点レンズ
US7217375B2 (en) * 2001-06-04 2007-05-15 Ophthonix, Inc. Apparatus and method of fabricating a compensating element for wavefront correction using spatially localized curing of resin mixtures
US6712466B2 (en) * 2001-10-25 2004-03-30 Ophthonix, Inc. Eyeglass manufacturing method using variable index layer
JP4219148B2 (ja) * 2002-10-03 2009-02-04 Hoya株式会社 両面非球面型累進屈折力レンズ
DE10252814A1 (de) * 2002-11-13 2004-06-03 Rodenstock Gmbh Doppelprogressives Brillenglas
AU2002953061A0 (en) 2002-11-20 2002-12-19 Sola International Holdings Ltd Method for designing progressive lenses
FR2871248B1 (fr) * 2004-06-03 2006-09-08 Essilor Int Lentille ophtalmique

Also Published As

Publication number Publication date
CN101095074A (zh) 2007-12-26
BRPI0519511B1 (pt) 2017-10-31
BRPI0519511A2 (pt) 2009-02-25
AU2005323921B2 (en) 2011-11-10
CN101095074B (zh) 2010-09-01
US7806526B2 (en) 2010-10-05
EP1834206B1 (fr) 2021-08-25
FR2880428A1 (fr) 2006-07-07
FR2880428B1 (fr) 2007-10-26
EP1834206A1 (fr) 2007-09-19
CA2592584C (fr) 2016-07-05
KR20070093987A (ko) 2007-09-19
CA2592584A1 (fr) 2006-07-13
US20080143959A1 (en) 2008-06-19
KR101274132B1 (ko) 2013-06-13
AU2005323921A1 (en) 2006-07-13
WO2006072683A1 (fr) 2006-07-13
JP2008527404A (ja) 2008-07-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5117860B2 (ja) 眼科用多重焦点レンズおよびその製造方法
JP4955749B2 (ja) 視線が向かう点と各視線の方向を関連付ける上記メガネ用累進式多焦点レンズに関するエルゴラマを決定する方法
KR100608406B1 (ko) 안경 렌즈 및 그 제조방법
JP5491200B2 (ja) 遠用部および近用部の基準点を決定する方法
JP4067277B2 (ja) 累進屈折力眼鏡レンズ及びその設計方法
KR102872647B1 (ko) 안경 렌즈, 그 설계 방법, 및 그 설계 시스템
KR101779270B1 (ko) 안경 렌즈
KR101766564B1 (ko) 안경 렌즈의 제조 장치 및 제조 방법
CN102937749A (zh) 眼镜镜片
JP4707256B2 (ja) 眼鏡レンズ群の製造方法及び眼鏡レンズ群
Barbero et al. Adjustable-focus lenses based on the Alvarez principle
CN102460277A (zh) 单视眼镜片
EP3358393B1 (en) A method of manufacturing a spectacle lens providing an astigmatic correction and spectacles including such spectacle lens
KR101766563B1 (ko) 안경 렌즈의 제조 장치 및 제조 방법
JP2008530588A (ja) 眼鏡用補助レンズを定める方法
CN101910912A (zh) 利用泽尼克展开式限定的渐进式阅读及中距离透镜
KR102904397B1 (ko) 안경 렌즈의 설계 장치, 안경 렌즈의 설계 방법 및 프로그램
AU2006234390B2 (en) Ophthalmic lens
CN102016694A (zh) 渐进眼用透镜系列
US12197045B2 (en) Progressive addition eyeglass lens and method for manufacturing the same
JP5881928B2 (ja) 眼鏡レンズの製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20081031

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110215

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110509

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110719

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111122

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20120403

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120720

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20120730

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121002

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121018

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5117860

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151026

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees