JP5117225B2 - 携帯電話端末 - Google Patents

携帯電話端末 Download PDF

Info

Publication number
JP5117225B2
JP5117225B2 JP2008057234A JP2008057234A JP5117225B2 JP 5117225 B2 JP5117225 B2 JP 5117225B2 JP 2008057234 A JP2008057234 A JP 2008057234A JP 2008057234 A JP2008057234 A JP 2008057234A JP 5117225 B2 JP5117225 B2 JP 5117225B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sim card
basic unit
mobile phone
phone terminal
card slot
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008057234A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009218650A (ja
Inventor
徹 山下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SoftBank Corp
Original Assignee
SoftBank Mobile Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SoftBank Mobile Corp filed Critical SoftBank Mobile Corp
Priority to JP2008057234A priority Critical patent/JP5117225B2/ja
Publication of JP2009218650A publication Critical patent/JP2009218650A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5117225B2 publication Critical patent/JP5117225B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、USIM(Universal Subscriber Identity Module)カード又はSIM(Subscriber Identity Module)カードを用いる携帯電話などの携帯電話端末に関する。
第3世代携帯電話方式(W−CDMA方式)では、USIM(Universal Subscriber Identity Module)カード又はSIMカードと呼ばれるカード(以下、単に、「SIMカード」とよぶ。)を入れ換えることでさまざまな携帯電話端末を使用することができる。SIMカード内には、ユーザーの電話番号、契約している携帯電話会社(通信事業者)の情報などが記憶されており、SIMカードを携帯電話端末に装着することで、その端末をSIMカードに記録されている電話番号で利用することができる。
図9は、従来のSIMカードを用いる携帯電話40の構成を示すブロック図である。
この図において、41は携帯電話端末40の制御を行う基本部であり、マイクロプロセッサ、メモリ、信号処理回路及び無線通信回路などを含むチップセット、OS、アプリケーションソフト及びアンテナ等を含んでいる。42はSIMカードを装着するSIMカードスロット、43は操作ボタンなどの入力部、44は表示部、45はマイクロフォン、46はスピーカー、47はSDメモリカードなどの外部メモリ、48はバッテリなどの電源部である。
前記基本部40は、前記SIMカードスロット42に装着されたSIMカードに格納されている情報に基づいて、契約されている通信事業者の移動体通信網に接続し、通話、メールなどのサービスを提供する。
このように、従来の携帯電話は、1回線(SIMカード1枚)に1端末(筐体)というものであったが、回線を複数持つユーザーは、回線の数だけ携帯電話端末を持ち歩かなければならないので、荷物が増え煩わしいものであった。
そこで、2回線の情報を1枚のSIMカードに登録するサービスが誕生している。
また、複数のSIMカードを装着して使用することができる通信端末装置も提案されている(特許文献1)。
なお、携帯電話端末に、特定の通信事業者のSIMカード以外のSIMカードを装着した場合に、携帯電話端末を使用できないようにすること(いわゆる、SIMロック)はよく知られている(特許文献2、3及び4)。
特開2007−6192号公報 特開平6−216842号公報 特開平9−187081号公報 特表平11−501182号公報
2回線の情報を1枚のSIMカードに登録するサービスでは、同一会社の回線しか登録することができず、また、回線の組み合わせが変更になるたびに、電話会社へ依頼しなければならないので不便であった。
また、前記特許文献1には、SIMロックについて何ら触れられていない。
そこで、本発明は、特定の通信事業者と契約中のSIMカードが挿入されているという条件を満たした場合にのみ、一つの携帯電話端末で、通信事業者が異なっている場合であっても、異なる回線を切り換えて使用することができる携帯電話端末を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明の携帯電話端末は、第1のSIMカードスロット、信号処理回路及び無線通信回路を有し、該第1のSIMカードスロットに装着されたSIMカードを用いる携帯電話端末のユーザーインターフェイスに関する部分以外の部分を備えた第1の基本部と、第2のSIMカードスロット、信号処理回路及び無線通信回路を有し、該第2のSIMカードスロットに装着されたSIMカードを用いる携帯電話端末のユーザーインターフェイスに関する部分以外の部分を備えた第2の基本部と、制御部と、入力部と、表示部と、マイクロフォンと、スピーカーとを有する携帯電話端末であって、前記制御部は、電源投入時に、前記第1のSIMカードスロットに装着されたSIMカードが特定の通信事業者と契約中のSIMカードであるか否かを判定し、該第1のSIMカードスロットに装着されたSIMカードが前記特定の通信事業者と契約中のSIMカードであるときにのみ前記第1の基本部を使用可能状態に設定し、その状態において、前記第2のSIMカードスロットに第2のSIMカードが装着されているときには、該第2のSIM カードが前記特定の通信事業者と契約中のSIMカードであるか否かをチェックすることなく、前記第2の基本部を使用可能状態に設定するものとされている。
また、前記制御部は、前記第1の基本部又は前記第2の基本部のいずれかに着信があったときに、前記表示部に前記着信があった方の基本部からの出力を表示するように制御するものとされている。
このような本発明の携帯電話端末によれば、複数の回線を持っているユーザーは、複数の携帯電話端末を持ち歩く煩わしさから開放される。
また、回線を物理的(SIMカード)に管理できるので、回線の組み合わせをユーザーが自由に選ぶことができる。
さらに、実質的に単に2つの携帯電話端末を1つの筐体にまとめただけなので、移動体通信網側の改修は必要ない。
さらにまた、2回線を同時に使用することが困難なので、移動体通信網にやさしいという効果もある。
さらにまた、1つの携帯電話端末に2つの回線が実装できるので、回線あたりの端末コストが減るという効果もある。
さらにまた、SIMカードに2回線の情報を登録するサービスとは異なり、回線の組み合わせに変更がある度に、電話会社へ変更依頼をする必要がない。
さらにまた、端末を海外ローミングに対応にしておけば、長期海外留学時や長期海外赴任時でも、第2の基本部に現地の通信事業者のプリペイド対応SIMカードなどを挿して使うことができるので、現地で新たに携帯電話を購入する必要がない。
さらにまた、主基本部のみSIMロックを施し、特定の通信事業者の契約中のSIMカードが装着されているときのみ副基本部の動作を可能としているので、通信事業者の利益を最低限確保することができるとともに、副基本部にはSIMロックを施していないので、ユーザーの利便性を向上することができる。
図1は、本発明の携帯電話端末10の一実施の形態の構成を示すブロック図である。
図1において、11は携帯電話端末10全体の制御を行う制御部、12は第1のSIMカードスロット13に装着されたSIMカードを用いて通信を行う第1の基本部(以下、主基本部という。)、13は第1のSIMカードスロット、14は該第2のSIMカードスロット15に装着されたSIMカードを用いて通信を行う第2の基本部(以下、副基本部という。)、15は第2のSIMカードスロット、16は各種操作ボタンなどが設けられた入力部、17は表示部、18はマイクロフォン、19はスピーカー、20はSDメモリカードなどの外部メモリ、21は前記各構成要素に電力を供給する電源部である。
ここで、前記主基本部12には、チップセット、OS、アプリケーションプログラム、無線通信回路、信号処理回路、アンテナなどが含まれており、第1のSIMカードスロット13に装着されたSIMカードを用いる携帯電話端末のユーザーインターフェースに関する部分以外の部分を備えている。また、前記副基本部14も、同様に、チップセット、OS、アプリケーションプログラム、無線通信回路、信号処理回路、アンテナなどが含まれており、第2のSIMカードスロットに装着されたSIMカードを用いる携帯電話端末のユーザーインターフェースに関する部分以外の部分を備えている。
前記制御部11は、前記入力部16、前記表示部17、前記マイクロフォン18、前記スピーカー19及び前記外部メモリ20を、前記主基本部12又は前記副基本部14に選択的に接続する制御、前記主基本部12及び前記副基本部14の動作の制御、前記電源部21から装置内各部への電源の供給制御などの処理を行う。
すなわち、本発明の携帯電話端末10は、携帯電話の基本的機能を提供する基本部を2個有しており、該2つの基本部12及び14が、前記入力部16、表示部17、マイクロフォン18及びスピーカー19などを共有するように構成されている。
図2は、このように構成された本発明の携帯電話端末10の電源が投入されたときの動作を示すフローチャートである。
前記入力部16の電源ボタンが押下げられると、電源がオンにされ(S1)、前記主基本部12の第1のSIMカードスロット13にSIMカードが装着されているか否かが判定される(S2)。
第1のSIMカードスロット13にSIMカードが装着されていないとき(S2がNO)は、「SIMカードを挿入して下さい」などのエラーメッセージを表示して(S10)、そのまま処理を終了する。すなわち、この場合には、携帯電話端末10の機能は使用可能状態にされない。
第1のSIMカードスロット13にSIMカードが装着されているとき(S2がYES)は、装着されているSIMカードが、この携帯電話端末10で使用することができるSIMカードであるか否かを判定する(S3)。本発明の携帯電話端末10においては、第1のSIMカードスロット13に装着されるSIMカードについては、いわゆるSIMロックがなされており、特定の通信事業者のSIMカード以外のSIMカードは第1のSIMカードスロット13に装着しても使用することができないようになされている。このSIMロックの方法としては、前述した特許文献2〜4に記載されているような各種の方法を使用することができる。例えば、第1のSIMカードスロット13に装着されたSIMカード内に記憶されているデータを読み出し、該読み出したデータ又は該読み出したデータに基づいて所定のアルゴリズムにより算出したデータと、携帯電話端末10の主基本部12内にあらかじめ記憶されているデータと比較し、両者が不一致であるときには、その主基本部12を使用不能とする。
前記ステップS3の判定の結果、第1のSIMカードスロット13に装着されたSIMカードがこの携帯電話端末10で使用することができないものと判定されたとき(S3がNO)は、前記ステップS10に進み、装着されたSIMカードは使用することができない旨のエラーメッセージを表示して、処理を終了する。
このように、電源オンの操作がなされた場合に、第1のSIMカードスロット13にSIMカードが装着されていないとき、及び、SIMカードが装着されていても、そのSIMカードがこの携帯電話端末10で使用することができないSIMカードであるときには、携帯電話端末10の機能を使用可能にすることなくそのまま処理が終了される。
一方、前記ステップS3の判定の結果、第1のSIMカードスロット13に装着されたSIMカード(このSIMカードを「第1のSIMカード」と呼ぶ。)が、この携帯電話端末10で使用することができるものであるときは、携帯電話端末10を操作可能な状態にする(S4)。これにより、ユーザーは、前記入力部16の各操作ボタンを操作して、電話帳の表示やメールの表示などの各種機能を動作させることができるようになる。ただし、この段階では、主基本部12を用いた通信機能及び副基本部14を用いた通信機能は、まだ、使用することができない。
そして、前記制御部11は、前記第1のSIMカード及び前記主基本部12を用いて、前記第1のSIMカードで契約している通信事業者の移動体通信網に対して位置登録要求を行い、位置登録が成功したか否かを判定する(S5)。例えば、第1のSIMカードで契約している通信事業者のサービスエリア外で携帯電話端末10の電源をオンにしたときには、位置登録ができないので、ステップS5の判定結果はNOとなる。また、前記第1のSIMカードの契約が解除されているときや使用することができないSIMカードであると判定されたときには、移動体通信網側から位置登録を拒否されるので、ステップS5の判定結果はNOとなる。このように、位置登録に成功しなかったとき(S5がNO)には、圏外である旨を表示して(S11)、処理を終了する。すなわち、この場合には、ユーザーは、第1のSIMカードを用いた通信を行うことはできない。ただし、携帯電話端末10が有する上述のその他の機能は実行させることができる。
なお、携帯電話端末10が第1のSIMカードに対応する通信事業者のサービスエリアの外にあり、前記ステップS5の結果がNOとなった場合には、その後、携帯電話端末10が前記通信事業者のサービスエリア内に移動したときに位置登録が行われ、第1のSIMカードによる通信が可能となる。
一方、第1のSIMカードを用いた位置登録に成功したとき(S5がYES)は、主基本部12を使用可能状態に設定する(S6)。これにより、ユーザーは、第1のSIMカード及び主基本部12を用いて、当該通信事業者の基地局と送受信を行うことが可能となる。
つぎに、前記制御部11は、前記第2のSIMカードスロット15にSIMカードが装着されているか否かを判定する(S7)。第2のSIMカードスロット15にSIMカードが装着されていないとき(S7がNO)は、そのまま処理を終了する。すなわち、前記副基本部14は使用可能とされず、第1のSIMカードを使用する主基本部12のみが使用可能状態とされる。
また、第2のSIMカードスロット15にSIMカード(「第2のSIMカード」と呼ぶ。)が装着されているとき(S7がYES)は、該第2のSIMカード及び副基本部14を用いて、そのSIMカードで契約している通信事業者の移動体通信網に位置登録要求を送信し、位置登録が成功したか否かを判定する(S8)。
このように、本発明の携帯電話端末10は、第2のSIMカードスロット15に装着されるSIMカードについては、いわゆるSIMロックを行っていない。すなわち、第2のSIMカードスロット15に装着されるSIMカードについては、特定の通信事業者のSIMカードであるか否かのチェックを行っていない。したがって、例えば、第1のSIMカードの契約通信事業者とは異なる通信事業者と契約したSIMカードであっても、第2のSIMカードスロット15に装着して使用することができる。
前記ステップS8の結果、第2のSIMカードを用いた位置登録に成功しなかったとき(S8がNO)は、圏外である旨を表示し(S12)、この処理を終了する。すなわち、前記ステップS5の場合と同様の理由により位置登録に成功しなかったときは、前記副基本部14は使用可能とされず、第1のSIMカードを使用する主基本部12のみが使用可能状態とされる。なお、携帯電話端末10が第2のSIMカードに対応する通信事業者のサービスエリアの外にあり、前記ステップS8の結果がNOとなった場合には、その後、携帯電話端末10がその通信事業者のサービスエリア内に移動したときに位置登録が行われ、第2のSIMカードによる通信が可能となる。
一方、前記第2のSIMカードを用いた位置登録が成功したとき(S8がYES)は、該副基本部14を使用可能状態とし(S9)、この処理を終了する。すなわち、この場合には、主基本部12と副基本部14がともに使用可能状態とされ、前記第1のSIMカード及び第2のSIMカードの両方を用いた通信を行うことが可能となる。
上述のように、本発明においては、前記第1のSIMカードと前記第2のSIMカードは、それぞれ異なる通信事業者と契約したものであってもよい。
図3は、通信事業者Aと契約した第1のSIMカードを第1のSIMカードスロット13に装着し、通信事業者Bと契約した第2のSIMカードを第2のSIMカードスロット15に装着した場合について説明する図である。
図3において、31は通信事業者Aのサービスのみを受けられるエリア、32は通信事業者Aと通信事業者Bの両者のサービスを受けられるエリア、33は通信事業者Bのサービスのみを受けられるエリアである。
ここで、第1のSIMカードは通信事業者Aと契約したSIMカードであるため、通信事業者Aのサービスが行われている31及び32のエリア内で前記携帯電話端末10の電源をオンにしない限り、副基本部14は使用可能とならない。すなわち、図中31及び32で示すエリア内で電源をオンにした場合、主基本部12及び副基本部14はともに使用可能となる。ただし、31で示すエリア内では、副基本部14は圏外表示となる。ユーザーが図中33で示すエリア内に移動したときは、主基本部12は圏外表示となるが副基本部は使用可能状態のままである。また、図中33で示すエリアなどの通信事業者Aのサービスエリア外で、携帯電話端末10の電源をオンにした場合には、主基本部12は使用可能(ただし圏外表示)となるが、副基本部14は使用不可となる。
図4は、前記携帯電話端末10の電源をオフとしたときの動作を示すフローチャートである。
携帯電話端末10の電源がオンとなっているときに、前記入力部16の電源ボタンが押下されたときは、前記制御部11は、まず、前記副基本部14が使用可能状態とされているか否かを判定し(S21)、使用可能状態とされていない場合はそのままステップS23に進み、使用可能状態であれば、前記第2のSIMカードスロット15に装着されている第2のSIMカードの契約通信事業者の移動体通信網に対して、位置登録開放要求を送信して(S22)、ステップS23に進む。
ステップS23では、前記主基本部12が使用可能状態とされているか否かを判定し、使用可能状態とされていなければそのままステップS25に進み、使用可能状態とされていれば、前記第1のSIMカードスロット13に装着されている第1のSIMカードの契約通信事業者の移動体通信網に対して位置登録開放要求を送信して(S24)、ステップS25に進む。
ステップS25では、携帯電話端末10の電源をオフにし、この処理を終了する。
図5は、副基本部14が使用可能状態にある場合に、携帯電話端末10が待ち受け状態にあるときに、前記入力部16に設けられている切替ボタンを操作したときの動作を説明するためのフローチャートである。本発明においては、前記入力部16に、主基本部12を使用するか副基本部13を使用するかを切り返す切替ボタンが設けられている。
図5では、前記切替ボタンが操作されたときの処理を示すフローチャートである。
切替ボタンが押下されると、前記制御部11は、前記入力部16、表示部17、マイクロフォン18、スピーカー19、外部メモリ20が前記主基本部12に接続されており、また、前記表示部17に前記主基本部12の出力画面が表示されているか否かを判定する(S31)。その結果、前記各構成要素が主基本部に接続され、表示部に主基本部12の画面が表示されているとき(S31の結果がYES)は、前記入力部16、表示部17、マイクロフォン18、スピーカー19及び外部メモリ20を前記副基本部14に接続し、副基本部14の画面が表示部17に表示されるように切り換える(S32)。一方、前記各構成要素が副基本部14に接続されており、ステップS31の結果がNOであるときは、前記入力部16、表示部17、マイクロフォン18、スピーカー19及び外部メモリ20を前記主基本部12に接続し、主基本部12の画面が表示部17に表示されるように切り換える。これにより、ユーザーは、切替スイッチを操作することにより、表示部に画面を表示している基本部を切り換え、所望の基本部を使用して電話番号の入力やメールの入力などの処理を行うことができる(S33)。
このように、ユーザーは、切替ボタンを操作することにより、所望の基本部12又は14を選択して使用することができる。なお、副基本部14が使用不可状態にある場合においては、切替ボタンは作用しない。
図6は、待受け中に副基本部14で音声着信又はメール受信した場合の画面切り換えの処理を説明するためのフローチャートである。
主基本部12及び副基本部14がともに待受け状態にある場合に、副基本部14で音声着信又はメール着信があったとき(S41)は、前記制御部11は、前記表示部17に前記主基本部12の画面が表示されているか否かを判定し(S42)、主基本部12の画面が表示されているときは、副基本部14の画面が表示部17に表示されるように切り換える(S43)。これにより、ユーザーは、副基本部14へ着信した電話番号やメールの着信を認識することができ、音声着信やメール受信に対応することが可能となる。
また、同様に、主基本部12で音声着信やメール着信があったときには、前記表示部17に主基本部12の画面が表示されるように制御する。
このように、待受け時に音声着信やメール着信があったときには、該着信があった基本部の画面が表示部17に表示されることとなる。
次に、一方の基本部で通話中に他方の基本部に着信があったときの動作について説明する。
図7は、主基本部12で通話中に、副基本部14が着信したときの動作を示すフローチャートである。
主基本部12で通話中に副基本部14に着信があったとき(S51)、前記制御部11は、副基本部14におけるキャッチホン機能がオンに設定されているか否かを判定する(S52)。
そして、副基本部14にキャッチホンが設定されている場合には、通話中である主基本部12の音声中に、「プップ・・・プップ・・・」などの電子音を流し、副基本部14に着信があったことをユーザーに報知する(S53)。次に、主基本部12の画面が表示されている前記表示部17に「[副]で着信しています。」などのメッセージを表示し、ユーザーに副基本部14に着信があったことを報知する(S54)。
前記ステップS53又は前記ステップS54の報知に応じて、ユーザーが副基本部14を選択する処理を行うと、前記制御部11は前記マイクロフォン18とスピーカー19を副基本部14に接続し、ユーザーは、副基本部14を用いて着信に対応することができる。
前記副基本部14にキャッチホンが設定されていないとき(S52がNO)、又は、前記ステップS54の後、ステップS55に進み、副基本部14における簡易留守録機能がオンに設定されているか否かを判定する。
前記副基本部14に簡易留守録が設定されていないときは、主基本部12の画面が表示されている表示部17に副基本部12に着信があった旨のメッセージ、例えば、「[副]に着信あり:1件」というメッセージを表示して(S57)、処理を終了する。
一方、副基本部14に簡易留守録機能が設定されているときは、前記制御部11は、前記副基本部14にその着信の留守録を開始させるとともに、前記主基本部12の画面が表示されている表示部17にその旨のメッセージを表示する(S56)。例えば、留守録の開始時に「[副]で留守録実行中です。」というメッセージを表示し、留守録が終了した後は、「[副]に録音あり:1件」などのメッセージを表示して、処理を終了する。
なお、図7では、主基本部12で通話中に副基本部14に着信があったときについて説明したが、副基本部14で通話中に主基本部12に着信があったときは、図7における主基本部と副基本部を逆にして、同様の処理が行われる。
次に、主基本部12又は副基本部14で通話を開始したときの動作について説明する。
図8は、副基本部14で通話を開始したときの動作を示すフローチャートである。
前述のように、ユーザーが切替ボタンを操作して副基本部14を選択すると、それに応じて、前記制御部11が前記マイクロフォン18及びスピーカー19を前記副基本部14に接続する。また、前述のように、表示部17に副基本部14の画面を表示する。これにより、ユーザーは、前記第2のSIMカード及び前記副基本部14を用いて通話を行うことができる。
ユーザーが副基本部14を用いて通話を開始すると、ステップS61で、主基本部12が保留中とされているか否かが判定される。主基本部12が保留中でないときは、そのまま、この処理を終了する。
主基本部12が保留中であるときは、通話中である副基本部の音声中に、例えば、「ピ・・・、ピ・・・」といった電子音を流し、主基本部12が保留中であることをユーザーに報知する(S62)。そして、前記表示部17に表示されている副基本部14の画面中に、例えば、「[主]で通話保留中です。」といったメッセージを表示して、ユーザーに主基本部12が保留中であることを報知する。
また、図8には、副基本部14で通話を開始したときの動作について示したが、主基本部12で動作を開始した場合についても、同様に、副基本部14が保留中であるときは、その旨をユーザーに報知する。
なお、上述した実施の形態においては、第1のSIMカードスロット13を有する第1の基本部12と第2のSIMカードスロット15を有する第2の基本部14を有し、2枚のSIMカードを装着することができる携帯電話端末について説明したが、3個以上のSIMカードスロット及び基本部を設け、3枚以上のSIMカードを同時に装着して使用することができるようにしてもよい。
また、上記においては、切替ボタンを操作することにより、主基本部と副基本部を切り換えるようにしていたが、各基本部対応に、その基本部を選択するボタンを設けるようにしてもよい。
本発明の携帯電話端末の一実施の形態の構成を示すブロック図である。 本発明の携帯電話端末において電源が投入されたときの動作を示すフローチャートである。 異なる通信事業者と契約した第1のSIMカードと第2のSIMカードを装着した場合について説明する図である。 本発明の携帯電話端末において電源をオフとしたときの動作を示すフローチャートである。 本発明の携帯電話端末が待ち受け状態にあるときに切替ボタンが操作されたときの動作を示すフローチャートである。 待受け中に副基本部で音声着信又はメール受信した場合の画面切り換えの処理を説明するためのフローチャートである。 主基本部で通話中に、副基本部が着信したときの動作を示すフローチャートである。 副基本部で通話を開始したときの動作を示すフローチャートである。 従来の携帯電話の構成を示すブロック図である。
符号の説明
10:携帯電話端末、11:制御部、12:第1の基本部(主基本部)、13:第1のSIMカードスロット、14:第2の基本部(副基本部)、15:第2のSIMカードスロット、16:入力部、17:表示部、18:マイクロフォン、19:スピーカー、20:外部メモリ、21:電源部

Claims (2)

  1. 第1のSIMカードスロット、信号処理回路及び無線通信回路を有し、該第1のSIMカードスロットに装着されたSIMカードを用いる携帯電話端末のユーザーインターフェイスに関する部分以外の部分を備えた第1の基本部と、
    第2のSIMカードスロット、信号処理回路及び無線通信回路を有し、該第2のSIMカードスロットに装着されたSIMカードを用いる携帯電話端末のユーザーインターフェイスに関する部分以外の部分を備えた第2の基本部と、
    制御部と、入力部と、表示部と、マイクロフォンと、スピーカーとを有する携帯電話端末であって、
    前記制御部は、電源投入時に、前記第1のSIMカードスロットに装着されたSIMカードが特定の通信事業者と契約中のSIMカードであるか否かを判定し、該第1のSIMカードスロットに装着されたSIMカードが前記特定の通信事業者と契約中のSIMカードであるときにのみ前記第1の基本部を使用可能状態に設定し、その状態において、前記第2のSIMカードスロットに第2のSIMカードが装着されているときには、該第2のSIM カードが前記特定の通信事業者と契約中のSIMカードであるか否かをチェックすることなく、前記第2の基本部を使用可能状態に設定するものであることを特徴とする携帯電話端末。
  2. 前記制御部は、前記第1の基本部又は前記第2の基本部のいずれかに着信があったときに、前記表示部に前記着信があった方の基本部からの出力を表示するように制御するものであることを特徴とする請求項1記載の携帯電話端末。
JP2008057234A 2008-03-07 2008-03-07 携帯電話端末 Expired - Fee Related JP5117225B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008057234A JP5117225B2 (ja) 2008-03-07 2008-03-07 携帯電話端末

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008057234A JP5117225B2 (ja) 2008-03-07 2008-03-07 携帯電話端末

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009218650A JP2009218650A (ja) 2009-09-24
JP5117225B2 true JP5117225B2 (ja) 2013-01-16

Family

ID=41190134

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008057234A Expired - Fee Related JP5117225B2 (ja) 2008-03-07 2008-03-07 携帯電話端末

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5117225B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5366782B2 (ja) * 2009-12-14 2013-12-11 キヤノン株式会社 無線通信端末、通信装置、及び制御方法
US20140273974A1 (en) * 2013-03-15 2014-09-18 Qualcomm Incorporated Handling multiple voice calls in multiple sim mobile phone
US9344914B2 (en) * 2014-05-21 2016-05-17 Qualcomm Incorporated Modem assisted contention handling of multiple active connections in wireless communications

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3612038B2 (ja) * 2000-07-14 2005-01-19 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ 移動体通信システム、携帯端末、加入者情報管理装置、携帯ネットワークシステム、位置情報登録方法および呼制御方法
JP2002135407A (ja) * 2000-10-30 2002-05-10 Toshiba Corp 通信端末装置および同通信端末装置における認証方法
JP2003189361A (ja) * 2001-12-18 2003-07-04 Toshiba Corp 移動通信端末
JP2007110607A (ja) * 2005-10-17 2007-04-26 Nec Saitama Ltd 移動通信端末
JP4784890B2 (ja) * 2007-10-11 2011-10-05 Necカシオモバイルコミュニケーションズ株式会社 通信端末装置及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009218650A (ja) 2009-09-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101863314B1 (ko) 듀얼 심 카드가 구비된 휴대용 단말기의 장치 및 방법
US8229399B2 (en) Communication apparatus
US20090312068A1 (en) System and method for setting and selecting a communication mode of a communication device
KR100653162B1 (ko) 이동통신단말기에서 수신 거부 방법
JP3805990B2 (ja) 携帯端末装置の通信制御方法
US8280411B2 (en) Communication terminal device and control program thereof
JP2004007190A (ja) 無線通信端末
JP4025334B2 (ja) 移動無線端末装置
JP5117225B2 (ja) 携帯電話端末
KR101978241B1 (ko) 듀얼 심 카드가 구비된 휴대용 단말기의 장치 및 방법
JP2009055326A (ja) 通信装置
US20080159502A1 (en) Method and Apparatus For Providing Caller Identification Information
JP2007006192A (ja) 通信端末装置
JP5049577B2 (ja) 通信端末装置及びそのためのコンピュータプログラム
JP3183248B2 (ja) 電話装置
JP4806067B2 (ja) 移動体通信システム
KR100621750B1 (ko) 통화 목록 저장 기능을 가지는 무선통신 단말기 및 그 방법
JP2007174441A (ja) ハンズフリーキットシステム
JP3661088B2 (ja) コードレス電話システム
US20060182271A1 (en) Communication apparatus and control program product
KR101176661B1 (ko) 이어폰 키를 이용한 호 발신 제어 장치 및 방법
KR100744319B1 (ko) 무선 단말기에서 캐릭터 명함 작성 방법
JP3570997B2 (ja) 通信システム、電話交換機及び通信装置
JP3467104B2 (ja) 無線電話システム及び無線電話機
JP2007104725A (ja) 無線携帯端末

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20101220

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120712

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120724

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120924

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121016

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121017

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5117225

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151026

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees