JP2002135407A - 通信端末装置および同通信端末装置における認証方法 - Google Patents

通信端末装置および同通信端末装置における認証方法

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JP2002135407A
JP2002135407A JP2000330146A JP2000330146A JP2002135407A JP 2002135407 A JP2002135407 A JP 2002135407A JP 2000330146 A JP2000330146 A JP 2000330146A JP 2000330146 A JP2000330146 A JP 2000330146A JP 2002135407 A JP2002135407 A JP 2002135407A
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Hiroaki Sato
裕明 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通信に必要な情報を記憶する複数のICカー
ドを挿入して利用可能な通信端末装置において、ICカ
ードへアクセスするために必要となるPINの入力操作
を簡素化する通信端末装置および同通信端末装置におけ
るICカード使用者の認証方法を提供する。 【解決手段】 予めUSIM1の認証に使用された認証
番号をPIN記憶管理部8に記憶しておく。そして、U
SIM2の認証にたあり、USIM制御部3は、PIN
記憶管理部8に記憶している認証番号をUSIM2に送
信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信に必要な情報
を記憶する複数のICカードを挿入して利用可能な通信
端末装置および同通信端末装置におけるICカード使用
者の認証方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ヨーロッパで規格化されたGSM(Gl
obal system for mobile co
mmunication)では、SIM(Subscr
iber Identity Module)カードと
呼ばれるものが必須となっている。このSIMカード
は、発着信に必要な認証アルゴリズムや電話番号等が含
まれており、このカードをGSM規格の携帯端末に挿入
することで携帯端末は本来の電話の機能である発着信が
可能となる。つまりこのカードが挿入されていない状態
では、携帯端末からの発信や着信が出来ない規格となっ
ている。この考えは次世代携帯電話と呼ばれているIM
T−2000でも引き継がれており、USIM(Use
r Subscriber Identity Mod
ule)カードとして標準化が進められている。
【0003】IMT−2000では複数のUSIMカー
ドを使用できるよう規定されており、例えば、使用者は
海外旅行に出かけた場合、旅行先のUSIMカードを利
用することで旅行先から日本に接続することなく、直接
旅行先の友人と通話することが可能になる。
【0004】このUSIMカードの中には、複数のファ
イルが含まれており,GSMのSIMカードと同様に、
発着信に必要な認証アルゴリズムや電話番号、更にUS
IMから初めてサポートする電話帳などが記憶されてい
る。それぞれのファイルには、そのファイルへのアクセ
ス条件が設定されており、使用者がPIN(Perso
nal Identity Number)を入力する
ことにより、そのファイルへのアクセスが可能になる。
PINは携帯端末の使用者がUSIMカードの正当な使
用者かどうかのチェックの為に使用される暗証番号であ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、IMT
−2000ではUSIMが挿入されると、そのUSIM
に対するPIN照合のため必ずPINの入力動作を行う
必要がある。そのため、ある端末が複数枚のUSIMの
挿入が可能な構造になっている場合、各USIMごとの
PIN入力の動作を行う必要がある。
【0006】複数枚のUSIMを使用する場合であって
も、使用者は各USIMのPINの値は同一にする場合
が一般的である。しかし、この複数のUSIMを使用す
る際、USIMの枚数分だけPINの入力を繰り返す必
要があり、PIN入力操作が極めて冗長になると言う問
題があった。
【0007】本発明は、上述した問題を解決し、複数の
ICカードを挿入して利用可能な通信端末装置におい
て、ICカードへアクセスするために必要となるPIN
の入力操作を簡素化する通信端末装置および同通信端末
装置におけるICカード使用者の認証方法を提供するこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1の通信端末装置は、複数のICカ
ードを挿入して利用可能な通信端末装置において、第1
のICカードの使用者認証のための認証番号を入力する
手段と、前記入力された認証番号を前記第1のICカー
ドに送信する手段と、前記入力された認証番号を記憶す
る手段と、前記第1のICカードと異なる第2のICカ
ードの認証にあたり、前記記憶手段に記憶された認証番
号を第2のICカードに送信する制御手段とを具備する
ことを特徴としている。
【0009】上記目的を達成するために、本発明の請求
項2では、請求項1記載の通信端末装置において、前記
第1のICカードの使用者が認証された場合、前記記憶
手段に記憶されている認証番号が使用可能であることを
示す情報を記憶する第2の記憶手段を備え、前記制御手
段は第2のICカードの認証にあたり、前記第2の記憶
手段に記憶されている情報に基づき、前記記憶手段に記
憶された認証番号を前記第2のICカードに送信するこ
とを特徴としている。
【0010】上記目的を達成するために、本発明の請求
項3では、請求項1記載の通信端末装置において、使用
者が前記記憶手段に記憶されている認証番号を利用する
か否かを指示する手段を備え、前記制御手段は第2のI
Cカードの認証にあたり、前記指示手段に基づき、前記
記憶手段に記憶された認証番号を前記第2のICカード
に送信することを特徴としている。
【0011】上記目的を達成するために、本発明の請求
項4では、請求項2記載の通信端末装置において、前記
記憶手段に記憶された認証番号に基づく前記第2のIC
カードの認証に失敗した場合、前記記憶手段に記憶され
ている認証番号が利用不可能であることを示す情報を前
記第2の記憶手段に記憶する手段と、前記第2のICカ
ードの認証番号の入力を促す入力要求手段と、前記入力
要求手段に基づき使用者により入力された認証番号を前
記第2のICカードに送信する手段とを具備することを
特徴としている。
【0012】上記目的を達成するために、本発明の請求
項5では、請求項1記載の通信端末装置において、前記
記憶手段は、前記入力手段により入力された複数の認証
番号を記憶し、前記第2のICカードの認証にあたり、
前記記憶手段に記憶された複数の認証番号を、認証が成
功するまで、順次、前記第2のICカードに送信するこ
とを特徴としている。
【0013】上記目的を達成するために、本発明の請求
項6の認証方法は、複数のICカードを挿入して利用可
能な通信端末装置における認証方法であって、使用者に
より入力される第1のICカードの認証番号を前記第1
のICカードに送信し、前記入力された認証番号を記憶
し、前記第1のICカードと異なる第2のICカードの
認証にあたり、前記記憶された認証番号を前記第2のI
Cカードに送信することを特徴としている。
【0014】上記目的を達成するために、本発明の請求
項7では、請求項6記載の認証方法において、前記第1
のICカードの使用者が認証された場合、前記記憶され
ている認証番号が使用可能であることを示す使用可能情
報を記憶し、前記第2のICカードの認証にあたり、前
記記憶されている利用可能情報に基づき、前記記憶され
た認証番号を前記第2のICカードに送信することを特
徴としている。
【0015】上記目的を達成するために、本発明の請求
項8では、請求項6記載の認証方法において、前記記憶
された認証番号を利用するか否かの使用者からの指示を
受け、前記第2のICカードの認証にあたり、前記指示
に基づき、前記記憶された認証番号を前記第2のICカ
ードに送信することを特徴としている。
【0016】上記目的を達成するために、本発明の請求
項9では、請求項6記載の認証方法において、前記記憶
された認証番号に基づく前記第2のICカードの認証に
失敗した場合、前記記憶されている認証番号が利用不可
能であることを示す情報を記憶し、前記第2のICカー
ドの認証番号の入力を促し、使用者により入力された認
証番号を前記第2のICカードに送信することを特徴と
している。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施例を説明する。図1は本発明の一実施例である携帯端
末の構成を示す図である。携帯端末10はUSIM1と
USIM2の2つのICカードを挿入する構成を備えて
いる。USIM制御部3は、携帯端末10とUSIMと
のインタフェースを司る。入力キー4は電話番号やPI
Nを入力するキーである。HMI(Human Mac
hine Interface)部5は、入力キー4や
図示せぬ表示部などを制御するインタフェースである。
RF6は無線部であり、送受信機から構成される。無線
制御部7はRF6を制御する。PIN記憶管理部8は、
直前のPIN照合の結果、照合に成功したPINの値を
記憶する。PIN判定部9はPIN記憶管理部8に記憶
されているPINが使用可能か否かを示す情報を保持し
ている。PIN判定部9は、次の2つの状態を持つ。
【0018】(1)PIN記憶管理部8に記憶されてい
るPINが使用不可能な状態、すなわち、携帯端末10
の入力キー4や携帯端末に接続されたキーボード(図示
せず)を用いて、使用者操作によるPIN入力を必要と
する状態 (2)PIN記憶管理部8に記憶されているPINが使
用可能な状態 前記状態(1)は、携帯端末10の入力キー4や携帯端
末に接続されたキーボードにより使用者がPINを入力
する必要がある場合で、この使用者入力のPINを用い
てUSIMに対してPINを発行する。一方、前記状態
(2)はPIN記憶管理部8に記憶されているPINを
用いて、USIMに対してPINを発行する場合であ
る。
【0019】PIN入力要求受付部11は、コマンド解
析部13を介してUSIM制御部3からUSIM2に対
するPIN入力要求の通知を受け取ると、PIN判定部
9の状態を参照する。PIN判定部9がPIN記憶管理
部8に記憶されているPINが使用可能であることを示
す場合、PIN入力要求受付部11は、PIN記憶管理
部8に記憶されているPINをPIN入力部12に送信
する。一方、PIN判定部9がPIN記憶管理部8に記
憶されているPINが使用不可能であることを示す場
合、PIN入力要求受付部11は、入力キー4から入力
されたPINをPIN入力部12に送信する。PIN入
力部12は通知されたPINの値を用いてUSIMに対
してPINの入力動作を行う。PINはUSIMに送信
され、USIM内部で照合される。コマンド解析部13
はHMI部5、PIN入力受付部11、USIM制御部
3からのコマンドを解析しコマンドに対応する処理を実
行するとともに、使用者が入力キー4を介して入力され
たPINをPIN記憶管理部8に記憶する。
【0020】図2はUSIM1またはUSIM2内のフ
ァイル構成例を示す図面である。ファイルには、MF
(Master File)、DF(Dedicate
d File)、ADF(Application D
edicated File)、EF(Element
ary File)がある。MFの下にEF DIR、
EF PL、EF ICCID、DF TELECOM
が構成される。EF DIRはADFに関するアドレス
などの情報を保持する。EF PLは送信されるメッセ
ージを受信する際の言語を登録しておくファイルであ
る。EF ICCIDはUSIMの識別番号を登録して
おくファイルである。EFは各種情報を保持しておくフ
ァイルであり、例えば、電話帳を記憶する。DFはファ
イルの機能的なグルーピングを可能にするファイルであ
る。
【0021】ICカードの各ファイルへのアクセス条件
はAWL、PIN1、PIN2、ADM、NEVの5種
類からなる。ALWはAlwaysを意味し、常にファ
イルへのアクセスが可能である。PIN1とPIN2
は、ファイルへアクセスする為にPIN1及びPIN2
の使用者入力によるPIN照合が必要であることを意味
している。ここでPIN1とPIN2は単にレベル分け
であり、PIN1のアクセス条件に更にPIN2による
アクセス条件設定が必要な場合にPIN2が設定され
る。このファイルへのアクセスは、PIN1及びPIN
2の両方のPIN認証が成功した場合のみとなる。AD
MはAdministratorを意味し、ファイルへ
のアクセスは特定のオペレータに限られている。NEV
はNeverを意味し常にアクセス不可能である。これ
らのアクセス条件は、次世代携帯電話の規格書である3
G TS31.101v3.1.0”UICC−Ter
minal Interface”に記載されているよ
うに、各EFごとに定められている。アクセス条件の例
を図3に示す。ファイルの読出し/更新ごとにアクセス
条件が設定されており、この例では、ファイルの読出し
はいつでも可能であり、ファイルの更新は特定のオペレ
ータに限定されていることを示す。
【0022】次に、USIM1のPIN認証のシーケン
スを説明する。PINは、携帯端末使用者がUSIM1
の正当な使用者かどうかのチェックの為に使用される。
携帯端末10の電源をONすると、携帯端末10の画面
(図示せず)はPIN入力状態になり、これに応じて使
用者はPINの入力を行う。入力したPINは、携帯端
末とUSIMでのやり取りによりPIN照合を行い、照
合成功の場合はPINのアクセス条件が設定されている
ファイルへのアクセスが可能となる。また、照合失敗の
場合は、PINのアクセス条件が設定されているファイ
ルへのアクセスが不可能となる。
【0023】図4を参照しながら、携帯端末10の電源
ONからPIN入力までの動作を説明する。携帯端末1
の電源がONされると、USIM制御部3はUSIM1
に対してリセットを行い、USIM1からリセットに対
する応答が送られてくるのを待つ。USIM1からリセ
ット応答が送られてくると、USIM制御部3はカード
初期化が完了したものと認識し携帯端末10内の他の機
能グループ(コマンド解析部13やHIM部5)にUS
IM活性化通知を行う。USIM活性化通知を受信する
と、コマンド解析部13はUSIM1に対してコマンド
の発行を開始する。例えば、コマンド解析部13はEF
DIRの読出要求を発行する。このEF読出要求コマ
ンドに応答して、USIM1からEF DIRに含まれ
ているADFに関する情報がUSIM制御部3経由でコ
マンド解析部13に送信される。次に、コマンド解析部
13はADFを読み出すために、まず、ADF制御情報
読出要求を発行する。このADF制御情報読出要求コマ
ンドに応答して、USIM1からADFのFIC(Fi
le Control Information)がU
SIM制御部3経由でコマンド解析部13に送信され
る。このFCIには各ファイルのタイプ(Transp
arent、Linera Fixed、Cyclic
の3種類)、ファイルサイズ、アクセス条件等が含まれ
ている。ここで、Transparentはレコードに
分割されていないファイルのタイプを示し、USIMに
含まれる自局電話番号などはこの形式で記憶される。L
inera Fixedは固定長のレコードに分割され
たファイルのタイプを示し、電話帳、ショートメッセー
ジなどはこの形式で記憶される。CyclicはLin
era Fixedと同様に固定長のレコードに分割さ
れたファイルであるが、一杯になると古いデータを新た
なデータと置き換えることで循環的に使用されるファイ
ルのタイプを示す。このADFのFICに含まれるアク
セス条件は、読出し=PIN1であるので、PIN1の
入力が必要になる。そこで、HMI部5に対してPNI
1入力要求がなされ、HMI部5は表示画面にPIN1
の入力を促すメッセージを表示する。使用者がPIN1
の入力を完了すると、HMI部5は入力されたPIN1
をUSMI制御部3経由でUSIM1に送信し、PIN
1の確認を要求する。USIM1が内部でPIN照合を
行い、USIM1内部に記憶しているPINと使用者が
入力したPINが一致した場合、この旨をUSIM制御
部3に伝える。USIM制御部3は照合が成功した場
合、PIN1入力処理が完了したことをコマンド解析部
13とHIM部5に伝える。コマンド解析部13は、照
合に成功したPINをPIN記憶管理部8に記憶する。
【0024】なお、PIN判定部9への状態設定は、使
用者の入力に基づき、コマンド解析部13がPIN入力
受付部11を介して行う。使用者操作によりPIN記憶
管理部8の保存されているPINの値を用いてUSIM
対するPINを発行するか、或いは使用者操作による入
力キー4等からのPIN入力の値を使用してUSIMに
PINを発行するかを選択することが可能である。本実
施例では、図4の動作完了後、使用者が、PIN記憶管
理部8に記憶されているPINが使用可能な状態を示す
情報をPIN判定部9に設定したものとする。
【0025】次に図5を用いて、図4に示したUSIM
1のPIN照合の完了後、USIM2のPIN照合を行
う動作について説明する。まず、USIM制御部3から
コマンド解析部13を介してPIN入力要求が出力され
ると、PIN入力要求受付部11はPIN判定部9の状
態を参照する。PIN判定部9がPIN記憶管理部8に
記憶されているPINが使用可能である状態(前記状態
(2))を示しているので、PIN入力要求受付部11
は、PIN記憶管理部8に記憶されているPINをPI
N入力部12に送信する。PIN入力部12は通知され
たPINの値を用いてUSIM2に対してPINの入力
動作を行う。USIM2は照合が成功した旨をUSIM
制御部3に通知する。USIM2はこの照合が成功した
ことをPIN入力要求受付部11およびPIN判定部9
に通知する。
【0026】この様に複数のUSIMが挿入されている
状態で、あるUSIMに対してPIN入力を行う場合
に、それ以前にPIN入力を行い照合の結果、照合が成
功したPINの値を用いるようにする。一般的に複数枚
のUSIMを使用する場合であっても、いずれのUSI
Mに対しても同じPINの値を用いる場合が多い。この
時、あるUSIMに対して既に照合成功しているPIN
の値を、一緒に挿入されている2枚目以降のUSIMに
対しても端末内で自動的に発行することは、USIMの
枚数分同じPINの値を入力する必要が無くなり、端末
操作が容易になる。
【0027】次に、図6を用いて、図4に示したUSI
M1のPIN照合の完了後、PIN記憶管理部8に記憶
されているPINを利用して照合に失敗した場合の動作
シーケンスを説明する。図5のシーケンス例と同様、P
IN入力要求受付部11はUSIM制御部3からコマン
ド解析部13を介して、PIN入力要求を受付け、その
結果PIN入力部12がUSIM2に対してPINを発
行したとする。USIMが入力されたPINを照合した
結果、照合失敗(NG)の場合、PIN確認要求に対す
る応答データとして、照合失敗(NG)がUSIM制御
部3に返送される。この照合失敗(NG)のデータを受
信すると、USIM制御部3は再度、PIN入力要求を
コマンド解析部13を介してPIN入力要求受付部11
とPIN判定部9に対して送信する。PIN判定部9
は、直前のPIN入力の際に、PIN記憶管理部8に記
憶されているPINが使用可能な状態(前記状態
(2))であった為、その状態を携帯端末10の入力キ
ー4や携帯端末10に接続されたキーボードを用いて、
使用者操作によるPIN入力を必要とする状態(前記状
態(1))に更新する。PIN入力要求受付部11はU
SIM制御部3からのPIN入力要求を受信すると、P
IN判定部9の状態参照を行う。PIN判定部9は、先
のUSIM制御部3からのPIN入力要求により状態が
更新されているので、この更新後の状態をPIN入力要
求受付部11は参照することになる。このPIN判定部
9の状態が、携帯端末10の入力キー4や携帯端末10
に接続されたキーボードを用いて、使用者操作によるP
IN入力を必要とする状態(前記状態(1))である
為、PIN入力要求受付部11は、PIN読出し要求を
HMI部5に通知する。HMI部5は携帯端末10の液
晶等に使用者によるPIN入力を促す画面を表示させ、
使用者操作によるPIN入力が行われると、HMI部5
はその入力されたPINの値をPIN入力要求受付部1
1に送信する。PIN入力要求受付部11は、HMI部
5より送信されたPINの値をPIN入力部12に送信
し、PIN入力部12はこのPINの値を用いて、US
IMに対してPIN入力を行う。
【0028】この実施例では、USIM1に対して照合
済みのPINを用いてUSIM2のPIN入力を行った
場合、PIN照合が失敗した場合の動作を説明してい
る。すなわち、PIN記憶管理部8に保存されているP
INを用いてUSIMに対するPIN入力を一度失敗す
ると、使用者操作によるキーからのPIN入力動作に切
替える場合を示している。上記実施例に限らず、PIN
記憶管理部8の設定によっては、例えば、それ以前に入
力しPIN照合が成功したUSIM1〜USIMnのn枚
のUSIMに対するn個のPINを保存し、その保存さ
れたPIN全てを順次読出してUSIMに対して発行を
繰り返すことも可能である。
【0029】更に、予め、USIMを特定する識別情報
とそのUSIMに対するPINとを組み合わせて記憶す
る対応表を用意し、USIMを特定する識別情報を読み
出し、対応表から読み出したPINをもとにUSIMの
照合を行うことも可能である。
【0030】
【発明の効果】上述のように、通信に必要な情報を記憶
する複数のICカードを挿入して利用可能な通信端末装
置において、あるICカードの認証の為に入力されたP
INを記憶しておき、複数挿入されている他のICカー
ドの認証の際に、記憶したPINの値を自動的に利用で
きる為、各ICカード毎に同じPINを入力する手間が
省け、端末操作が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本実施例の携帯端末の構成を示す図
である。
【図2】 図2は、本実施例のUSIM内のファイル構
成例を示す図である。
【図3】 図3は、本実施例のUSIM内のファイルの
アクセス条件の例を示す図である。
【図4】 図4は、PIN記憶管理部にPINを登録す
る動作を示す図である。
【図5】 図5は、予めPIN記憶管理部に登録されて
いるPINを用いて他のUSIMの照合を行う動作の一
例を示す図である。
【図6】 図6は、予めPIN記憶管理部に登録されて
いるPINを用いて他のUSIMの照合を行う動作の他
の例を示す図である。
【符号の説明】
3・・・USIM制御部、4・・・入力キー、5・・・
HMI部、8・・・PIN記憶管理部、9・・・PIN
判定部、11・・・PIN入力要求受付部、13・・・
コマンド解析部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信に必要な情報を記憶する複数のIC
    カードを挿入して利用可能な通信端末装置において、第
    1のICカードの使用者認証のための認証番号を入力す
    る手段と、前記入力された認証番号を前記第1のICカ
    ードに送信する手段と、前記入力された認証番号を記憶
    する手段と、前記第1のICカードと異なる第2のIC
    カードの認証にあたり、前記記憶手段に記憶された認証
    番号を第2のICカードに送信する制御手段とを具備す
    ることを特徴とする通信端末装置。
  2. 【請求項2】 前記通信端末装置は、前記第1のICカ
    ードの使用者が認証された場合、前記記憶手段に記憶さ
    れている認証番号が使用可能であることを示す情報を記
    憶する第2の記憶手段を備え、前記制御手段は前記第2
    のICカードの認証にあたり、前記第2の記憶手段に記
    憶されている情報に基づき、前記記憶手段に記憶された
    認証番号を前記第2のICカードに送信することを特徴
    とする請求項1記載の通信端末装置。
  3. 【請求項3】 前記通信端末装置は、使用者が前記記憶
    手段に記憶されている認証番号を利用するか否かを指示
    する手段を備え、前記制御手段は前記第2のICカード
    の認証にあたり、前記指示手段に基づき、前記記憶手段
    に記憶された認証番号を前記第2のICカードに送信す
    ることを特徴とする請求項1記載の通信端末装置。
  4. 【請求項4】 前記通信端末装置は、前記記憶手段に記
    憶された認証番号に基づく前記第2のICカードの認証
    に失敗した場合、前記記憶手段に記憶されている認証番
    号が利用不可能であることを示す情報を前記第2の記憶
    手段に記憶する手段と、前記第2のICカードの認証番
    号の入力を促す入力要求手段と、前記入力要求手段に基
    づき使用者により入力された認証番号を前記第2のIC
    カードに送信する手段とを具備することを特徴とする請
    求項2記載の通信端末装置。
  5. 【請求項5】 前記記憶手段は、前記入力手段により入
    力された複数の認証番号を記憶し、前記第2のICカー
    ドの認証にあたり、前記記憶手段に記憶された複数の認
    証番号を、認証が成功するまで、順次、前記第2のIC
    カードに送信することを特徴とする請求項1記載の通信
    端末装置。
  6. 【請求項6】 通信に必要な情報を記憶する複数のIC
    カードを挿入して利用可能な通信端末装置における使用
    者の認証方法であって、使用者により入力される第1の
    ICカードの認証番号を前記第1のICカードに送信
    し、前記入力された認証番号を記憶し、前記第1のIC
    カードと異なる第2のICカードの認証にあたり、前記
    記憶された認証番号を前記第2のICカードに送信する
    ことを特徴とする認証方法。
  7. 【請求項7】 前記第1のICカードの使用者が認証さ
    れた場合、前記記憶されている認証番号が使用可能であ
    ることを示す使用可能情報を記憶し、前記第2のICカ
    ードの認証にあたり、前記記憶されている使用可能情報
    に基づき、前記記憶された認証番号を前記第2のICカ
    ードに送信することを特徴とする請求項6記載の認証方
    法。
  8. 【請求項8】 前記記憶された認証番号を利用するか否
    かの使用者からの指示を受け、前記第2のICカードの
    認証にあたり、前記指示に基づき、前記記憶された認証
    番号を前記第2のICカードに送信することを特徴とす
    る請求項6記載の認証方法。
  9. 【請求項9】 前記記憶された認証番号に基づく前記第
    2のICカードの認証に失敗した場合、前記記憶されて
    いる認証番号が利用不可能であることを示す情報を記憶
    し、前記第2のICカードの認証番号の入力を促し、使
    用者により入力された認証番号を前記第2のICカード
    に送信することを具備することを特徴とする請求項6記
    載の認証方法。
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