JP5116645B2 - 車両用表示装置 - Google Patents

車両用表示装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5116645B2
JP5116645B2 JP2008304635A JP2008304635A JP5116645B2 JP 5116645 B2 JP5116645 B2 JP 5116645B2 JP 2008304635 A JP2008304635 A JP 2008304635A JP 2008304635 A JP2008304635 A JP 2008304635A JP 5116645 B2 JP5116645 B2 JP 5116645B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid crystal
display
dial
display unit
meter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008304635A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010127832A (ja
Inventor
泰史 船田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Calsonic Kansei Corp
Original Assignee
Calsonic Kansei Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Calsonic Kansei Corp filed Critical Calsonic Kansei Corp
Priority to JP2008304635A priority Critical patent/JP5116645B2/ja
Publication of JP2010127832A publication Critical patent/JP2010127832A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5116645B2 publication Critical patent/JP5116645B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、車両のドライバに情報を提供する液晶表示をメータ表示に隣接して行う車両用表示装置の技術分野に属する。
従来では、指針により目盛を指示して行われるメータ表示の間に液晶表示装置を設け、情報表示を行っている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2004−251722号公報(第2−9頁、全図)
しかしながら、従来にあっては、メータ表示範囲が液晶表示面に重なる場合には、メータ表示、液晶表示の一方に大きな犠牲、たとえばメータ表示の表示範囲を所定の大きさにしたい場合には、液晶表示面の大きさを小さくするなどの犠牲を払わなくては充分な表示を行うことが難しいものであった。
本発明は、上記問題点に着目してなされたもので、その目的とするところは、メータ表示領域が、液晶表示面に重なる場合であっても液晶表示面に多少の犠牲を負担させるだけで、情報を見やすく表示することができる車両用表示装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明では、隣接配置されたメータ表示部、液晶表示部を有する車両用表示装置において、前記メータ表示部は、少なくともメータ表示の目盛表示を行う文字板と、該文字板を裏面から照明する文字板用光源と、を備え、前記メータ表示部の文字板の表示範囲が前記液晶表示部の表示面と前面視で部分的に重なるように配置し、前記液晶表示部は、液晶を透光部材の間に封入するとともに、該透光部材を挟むように配置し、同一方向の偏光軸を有し通過する光の偏光を行う偏光板を設けた液晶パネルと、同一方向の偏光軸を有し、前記液晶パネルを挟むように配置され、通過する光の偏光を行う偏光板と、前記液晶パネルを裏面から照明する液晶用光源と、を備え、前記液晶パネルの、前記文字板の表示範囲と部分的に重なる部分は、前記液晶が前記透光部材の間に封止されず、かつ光を透過可能にした非液晶部分とし、前記文字板用光源及び前記液晶用光源は、前記文字板及び前記液晶表示部から離間した位置で基板に実装し、
前記非液晶部分に重ねられた前記文字板部分の照明を前記液晶用光源の光と前記非液晶部分の側壁部分を透過させた前記文字板用光源の光で行う、ことを特徴とする。
よって、メータ表示領域が液晶表示面に重なる場合であってもメータ表示領域を犠牲にせずに充分な表示を行うことができる。また、この場合、液晶表示部と文字板とが部分的に重なる部分の表示も十分な輝度で行うことができる
以下、本発明の車両用表示装置を実現する実施の形態を、請求項1,2に係る発明に対応する実施例1と、請求項1,3に係る発明に対応する実施例2に基づいて説明する。
まず、構成を説明する。
図1は実施例1の車両用表示装置の平面図である。
車両用表示装置1は、図1に示すように、第1メータ表示部2、液晶表示部3、第2メータ表示部4を備えている。
第1メータ表示部2は、液晶表示部3の左側に配置されて、指針による目盛の指示で、例えばエンジン回転数のメータ表示を行う。
液晶表示部3は、第1メータ表示部2と第2メータ表示部4の間に配置され、液晶表示により、例えば、インジケータの表示や右折表示、ナビと連動した表示、車速のデジタル表示などを行う。実施例1では、液晶表示部3の表示面は縦長の矩形の左右両側を、第1メータ表示部2と第2メータ表示部4の表示部分で円弧状に凹ませた表示面にしている。
第2メータ表示部4は、液晶表示部3の右側に配置され、指針による目盛の指示で、例えば車両速度のメータ表示を行う。
図2は図1のA−A断面説明図である。
車両用表示装置1は、基板5、ケース6、文字板7を備え、基板5は第1メータ表示部2、液晶表示部3、第2メータ表示部4の共通した基板である。文字板7は、第1メータ表示部2、第2メータ表示部4の共通した文字板である。
そして、ケース6によって、基板5に対して所定の間隔となる位置に文字板7が固定される。そして、文字板7には第1メータ表示部2の円弧状の目盛部71と第2メータ表示部4の円弧状の目盛部72を設ける。なお、この2つの表示部2,4の間には、縦長矩形の液晶表示部3が配置されるが、その液晶表示部3の左右両側は、第1メータ表示部2と第2メータ表示部4の表示部分の形状に合わせて円弧状に凹ませた形状の開口部73を設け、この開口を通して液晶表示部3が液晶表示を行う。
第1メータ表示部2は、指針駆動部21、指針軸22、指針23、光源24、メータリング25を備えている。
指針駆動部21は、基板5に実装され、車両用表示装置1へ入力されるエンジン回転情報を基板5に実装された図示しない制御部で処理した指令に従って指針軸22を駆動する。
指針軸22は、指針駆動部21により基端を駆動され、先端を文字板7から表示側(表側)に突出する。文字板7から突出した先端には指針23を取り付ける。
指針23は、基端を指針軸22に固定され、指針軸22を介して回転駆動されて、指示を行う。
光源24は、文字板7の第1メータ表示部2の目盛及び目盛数字の部分と概ね重なる位置に、複数配置される。
メータリング25は、透光性のある部材でリング状に形成され、且つそのメータリング25の内側縁に沿って第1メータ表示部2の目盛が凸として形成されると共に、透光性のある着色を表面に施されたものである。
文字板7の第1メータ表示部2の目盛部71は、前述の通り目盛及び目盛数字を透光させるよう透明な部材を露出させたものとし、他の部分は透光しない例えば黒い遮光着色面とすることにより目盛部71を形成する。この目盛部71は、エンジン回転数に合わせた内容にする。
第2メータ表示部4は、指針駆動部41、指針軸42、指針43、光源44、メータリング45を備えている。構造は第1メータ表示部4と同様であるので、説明を省略する。なお、文字板7の第2メータ表示部4の部分に設けられる目盛部72は、車両速度に合わせた内容にする。
次に、液晶表示部3の詳細構造について説明する。
実施例1では、液晶表示部3は、その一部が文字板7の目盛部71及び目盛部72の一部、すなわち相対向する側と重なるように、その下方(裏側)に設けられる。
図3は図2における液晶表示部の詳細図である。
液晶表示部3は、偏光板31,32、ガラス板33,34、液晶35、固定部36、導光・拡散体37、反射支持部38、液晶ケース39を備えている。(偏光板31,32、ガラス板33,34、液晶35が液晶パネルに相当する)
偏光板31,32は、液晶を封入したガラス板33,34の表裏両側に貼り付けられたもので、所定方向に振動する光のみを通過させる。なお、偏光板31,32の偏光軸は互いに平行な同一特性なものが用いられている。
なお、具体的な例として、TN型LCD、DSTN型LCD、ASTN型LCDのノーマリーブラックのものを挙げておく。
ガラス板33,34は所定の間隔を空け、内部に液晶を封入する透明部材である。
液晶35は、液晶物351とシール部352、駆動素子353を備え、制御された駆動により表裏に配置された偏光板31,32の偏光特性を用いて光の通過状態、非通過状態を切り換えて、表示画像を生成する。
液晶物351は、ガラス板33,34の間をシール部352で封止し、その内部に封入される。この封止された液晶物351に対応させるように、内部には、駆動素子353を配置する。駆動素子353の詳細については、図示と説明を省略する。
実施例1の封止形状については、後述する。
固定部36は、導光・拡散体37を反射支持部38に固定するとともに、偏光板31,32、ガラス板33,34、液晶35と導光・拡散体37の間に所定の間隔を設けるように、最も裏側に位置する偏光板32を支持する。
導光・拡散体37は、内部で光を導光・拡散し、全体から発することで一様な照明を行う。導光・拡散体37の構造については後述する。
反射支持部38は、導光・拡散体37の下面及び側面を支持し、その素材を白色樹脂として、導光・拡散体37が発する光が照明方向となるように反射を行う。
液晶ケース39は、偏光板31,32、ガラス板33,34、液晶35、固定部36、導光・拡散体37、反射支持部38の側面側を枠形状により、支持する。そして、文字板7に設けられた開口部73の周縁にその上端を当接あるいは近接させて、表側の偏光板31を開口部73から露出させる。
液晶ケース39は、透明な部材で透光性を有するよう形成され、後述する非液晶部分35aの側壁部分を構成する。
次に液晶35の封止形状について説明する。
図4は実施例1の車両用表示装置の液晶表示部の液晶の封止形状の説明図である。
実施例1の液晶表示部3の液晶35は、図4に示すように、ガラス板33,34の間に配置するシール部352を、以下に説明する形状に配置する。それは、メータを正面から見て縦長の矩形形状に対して、メータを正面から見て左右を、前記メータ表示の外周形状に合わせて凹ませた形状の外周に沿って配置する形状である。この凹ませられた部分は、文字板7の目盛部71及び目盛部72と重なる部分である。
シール部352は、この重なる部分において、文字板7の目盛部71及び目盛部72の外周の一部に沿う形状で配置する。
そして、シール部352で封止したガラス板33,34の間に液晶物351が封入される。
そのため、図3に示すように、文字板7の目盛部71及び目盛部72の中央側下方では、液晶表示部3の一部が重なるように位置する。そして、その重なる範囲には、偏光板31,32、ガラス板33,34は存在するが、液晶35は存在しない。
この液晶35をシール部352のシール形状により封止しない部分を非液晶部分35aとして、図4の斜線のない部分に示す。非液晶部分35aのガラス板33,34の間は空間となる。
次に導光・拡散体37の詳細構造について説明する。
図5は実施例1の車両用表示装置の液晶表示部の導光・拡散体の説明図である。
実施例1の液晶表示部3は、第1、第2メータ表示部2,4の並び方向と直交する方向の一方から基板5に実装される液晶駆動用の配線接続を例えばフレキシブルケーブルなどのケーブル353aで行う。そして他方では、導光・拡散体37の端部を基板5に向かって湾曲させ、端面を基板5に向けさせる構成にする。そして、この導光・拡散体37の端面と対向するように、光源8を複数基板5に実装させて設ける。この導光・拡散体37の湾曲させた端部の位置する近傍の反射支持部38は、開口又は切り欠きが設けられ、その部分で導光・拡散体37が基板5の側へ進出させる。
作用を説明する。
[表示を充分に行う作用]
実施例1の車両用表示装置1では、第1メータ表示部2と第2メータ表示部4の間で、液晶表示部3により液晶表示を行う。その表示範囲は、第1メータ表示部2及び第2メータ表示部4と重なる部分を左右に凹ませた形状とすることにより、液晶9の表示面を大きく損なうことなく、指針式メータの表示範囲を大きく表示できる。液晶9の表示内容には、インジケータ表示のように、比較的小さい予め定めたマークのものや、上方に行くに従って、広くなるあるいは狭くなる表示があるが、例えば、車間距離をレベルメータで表示する際に、前方車両から手前方向に徐々に幅が広がるレベルメータにするなどである。このような表示では、液晶表示部3の表示面のように、左右の一部が幅を狭くするように凹んだ表示面であっても充分な大きさの表示を行える。
[各表示部の表示を充分な輝度で行う作用]
実施例1の車両用表示装置1では、液晶表示部3の光源8の光、及び光源24,44により液晶表示部3と重ねた部分の文字板7の目盛部71及び目盛部72の照明を行う。
液晶表示部3を照明するための光源8から発する光は、導光・拡散体37に入射し、照明方向以外は、反射支持部38で反射されることにより、偏光板31,32、ガラス板33,34、液晶35の方向を均一に照明する。そして、液晶35が駆動されることにより、透過、非透過の制御がなされ、輝度のある画像が表示される。
液晶表示部3の非液晶部分35aでは、液晶35がないため、導光・拡散体37の光がそのまま透過し、非液晶部分35aと重なる文字板7の目盛部71及び目盛部72の照明を行う。さらに、光源24、44の光は、それぞれの照明範囲を照明するように反射支持部38によって遮られるが、液晶ケース39が透光性のある透明部材で形成されていることによって、非液晶部分35aの側方から光源24,44の光が入射し、非液晶部分35aと重なる文字板7の目盛部71及び目盛部72の照明を行う。これにより、他の文字板7の目盛部71及び目盛部72と同程度に充分な輝度で第1メータ表示部2及び第2メータ表示部4の表示を行うことができる。この側方からの光路は、図3に符号100で示す。
そして、液晶35を通過することにより、輝度のある画像が文字板7の開口部73から表示光を出力するようにして、液晶表示が行われる。
なお、第1メータ表示部2及び第2メータ表示部4において、メータリング25,45は、透明な部材で、目盛部71、目盛部72の光を受けて、リング状に照明するとともに、目盛部71、目盛部72に対応させて設けた凹凸で、目盛を立体的に見せる。さらに詳細には、目盛部71、目盛部72の目盛数字部分は、そのまま、文字板7の透過で数字を表示し、目盛部分をメータリング25,45を介して表示する。
実施例1の作用を明確にするために説明を加える。
文字板7の表示部分と液晶表示を重ね、液晶表示のための照明で、文字板7の一部を照明するには、重なる部分の偏光板31,32を切除することが考えられるが、切除しない方が廉価になる。
しかし、重なる部分の偏光板31,32を削除した場合には、この部分から自然光に含まれる紫外線が入り込み、液晶を劣化させてしまう問題が生じる。この点、実施例1では、非液晶部分35aでは、液晶を封入しないため、偏光板を削除してもこのような問題は生じない。また、液晶35を少なくできる点はコストが有利になる。
効果を説明する。
実施例1の照明装置にあっては、下記に列挙する効果を得ることができる。
(1)隣接配置された第1メータ表示部2及び第2メータ表示部4の間に液晶表示部3を有する車両用表示装置1において、第1メータ表示部2及び第2メータ表示部4は、少なくともメータ表示の目盛表示を行う文字板7と、文字板7を裏面から照明する光源24、44を備え、第1メータ表示部2及び第2メータ表示部4の文字板7の表示範囲と液晶表示部3の表示面とが部分的に重なるように配置し、液晶表示部3は、液晶を透光部材のガラス板33,34の間に封入したガラス板33,34及び液晶35と、ガラス板33,34及び液晶35を挟むように両側に配置され、通過する光の偏光を行う偏光板31,32と、液晶35を裏面から照明する導光・拡散体37及び光源8と、文字板7の表示範囲と部分的に重なるガラス板33,34及び液晶35の重なる部分に、液晶35をガラス板33,34の間に封止しない非液晶部分35aを備え、非液晶部分35aと重ねた文字板部分の照明を光源8及び光源24,44で行うため、メータ表示の間が狭い場合であっても情報を見やすくドライバへ提供する充分な表示を行うことができる。
(2)上記(1)において、文字板7及び液晶表示部3と離間させた位置に設けられ、光源24,44及び光源8が実装された基板5と、ガラス板33,34及び液晶35の一部として光を透過する部材で設けられた、非液晶部分35aの液晶ケース39を備え、非液晶部分35aと重ねた文字板部分の照明を、光源8の光と液晶ケース39を透過させた光源24,44の光で行うため、第1メータ表示部2の表示及び第2メータ表示部4の表示の液晶表示部3と重ねた部分の表示を充分な輝度で行うことができる。
(3)上記(1)又は(2)において、ガラス板33,34及び液晶35は、文字板7の表示範囲と重なる部分の縁端に沿って液晶物351の封止を行うシール部352を配置し、非液晶部分35aのガラス板33,34の間に液晶のない空間を形成したため、液晶の量を少なくしてコストを抑制でき、且つ第1メータ表示部2の表示及び第2メータ表示部4の表示の液晶表示部3と重ねた部分の表示を充分な輝度で行うことができる。
実施例2は、透明部材の間に、文字板の表示範囲と重なる範囲の大きさ形状で、透明なシール材を配置した例である。
構成を説明する。
図6は実施例2の車両用表示装置の液晶表示部の液晶の封止形状の説明図である。
実施例2の液晶表示部3の液晶9は、図4に示すように、ガラス板33,34の間に配置するシール部91を、以下に説明する形状に配置する。それは、メータを正面から見て縦長の矩形形状に対して、メータを正面から見て左右を、凹ませた形状の外周に沿って配置する形状である。この凹ませる部分は、文字板7の目盛部71及び目盛部72と重なる部分である。
実施例2では、この凹ませる部分の範囲内の全部にシール部91を設ける。シール部91は透明部材とする。そして、シール部91で封止したガラス板33,34の間に液晶物351が封入される。
そのため、文字板7の目盛部71及び目盛部72の中央側下方では、液晶表示部3の一部が重なるように位置する。そして、その重なる範囲には、偏光板31,32、ガラス板33,34、シール部91は存在するが、液晶物351は存在しない。つまり、非液晶部分35aのガラス板33,34の間は透明部材のシール部91となる。
その他構成は実施例1と同様であるので説明を省略する。
作用を説明する。
[各表示部の表示を充分な輝度で行う作用]
実施例2では、非液晶部分35aの範囲の大きさ形状でガラス板33,34の間にシール部91を設けているが、透明部材である。そのため、非液晶部分35aの文字板7の目盛部71及び目盛部72の照明は、光源8の光を導光・拡散体37で導光した光と、光源24,44の光の両方で行う。
これにより、非液晶部分35aと重なる文字板7の目盛部71及び目盛部72は充分な輝度で表示される。
さらに、非液晶部分35aの範囲の大きさ形状でシール部91を設けることにより、ガラス板33,34の間に異物が侵入することを防ぐことができる。これは長期的な使用に有利である。また、ガラス板33,34の間がより充分に支持され、振動が抑制される点も有利である。
効果を説明する。実施例2の車両用表示装置にあっては、上記(1),(2)に加えて、以下の効果を有する。
(4)上記(1)又は(2)において、ガラス板33,34及び液晶9は、ガラス板33,34の間に、文字板7の目盛部71及び目盛部72の表示範囲と重なる範囲で、透明なシール部91を配置し、非液晶部分35aを形成したため、液晶の量を少なくしてコストを抑制でき、且つ第1メータ表示部2の表示及び第2メータ表示部4の表示の液晶表示部3と重ねた部分の表示を充分な輝度で行うことができる。また、異物の侵入、振動の抑制を行うことができる。
以上、本発明の照明装置を実施例1に基づき説明してきたが、具体的な構成については、これらの実施例に限られるものではなく、特許請求の範囲の各請求項に係る発明の要旨を逸脱しない限り、設計の変更や追加等は許容される。
なお、実施例では、第1メータ表示部2及び第2メータ表示部4の照明は、導光・拡散体を用いない直接的な照明であり、液晶表示部3では導光・拡散体37を用いた照明であったが、逆に第1メータ表示部2及び第2メータ表示部4の照明を導光・拡散体を用いたものとし、液晶表示部3で直接的な照明を行ってもよく、また、他の組合せてあってもよい。
実施例では、メータリング25,45を設けたが、目盛部71,72をそのまま表示するものであってもよい。
光路100を通過させる液晶ケース39の部分は、多くの開口を備え、透明部材で且つ開口で光を通すものであることが望ましい。
実施例1の車両用表示装置の平面図である。 図1のA−A断面説明図である。 図2における液晶表示部の詳細図である。 実施例1の車両用表示装置の液晶表示部の液晶の封止形状の説明図である。 実施例1の車両用表示装置の液晶表示部の導光・拡散体の説明図である。 実施例2の車両用表示装置の液晶表示部の液晶の封止形状の説明図である。
符号の説明
1 車両用表示装置
2 第1メータ表示部
21 指針駆動部
22 指針軸
23 指針
24 光源
25 メータリング
3 液晶表示部
31 偏光板
32 偏光板
33 ガラス板
34 ガラス板
35 液晶
351 液晶物
352 シール部
353 駆動素子
353a ケーブル
35a 非液晶部分
36 固定部
37 導光・拡散体
38 反射支持部
39 液晶ケース
4 第2メータ表示部
41 指針駆動部
42 指針軸
43 指針
44 光源
45 メータリング
5 基板
6 ケース
7 文字板
71 目盛部
72 目盛部
73 開口部
8 光源
9 液晶
91 シール部
100 符号

Claims (3)

  1. 隣接配置されたメータ表示部、液晶表示部を有する車両用表示装置において、
    前記メータ表示部は、
    少なくともメータ表示の目盛表示を行う文字板と、
    該文字板を裏面から照明する文字板用光源と、
    を備え、
    前記メータ表示部の文字板の表示範囲が前記液晶表示部の表示面と前面視で部分的に重なるように配置し、
    前記液晶表示部は、
    液晶を透光部材の間に封入するとともに、該透光部材を挟むように配置し、同一方向の偏光軸を有し通過する光の偏光を行う偏光板を設けた液晶パネルと、
    前記液晶パネルを裏面から照明する液晶用光源と、
    を備え、
    前記液晶パネルの、前記文字板の表示範囲と部分的に重なる部分は、前記液晶が前記透光部材の間に封止されず、かつ光を透過可能にした非液晶部分とし、
    前記文字板用光源及び前記液晶用光源は、前記文字板及び前記液晶表示部から離間した位置で基板に実装し、
    前記非液晶部分に重ねられた前記文字板部分の照明を前記液晶用光源の光と前記非液晶部分の側壁部分を透過させた前記文字板用光源の光で行う、
    ことを特徴とする車両用表示装置。
  2. 請求項1に記載の車両用表示装置において、
    前記液晶パネルは、前記文字板の表示範囲と重なる部分の縁端に沿って液晶の封止を行うシール部を配置し、前記非液晶部分の透明部材の間に液晶のない空間を形成した、
    ことを特徴とする車両用表示装置。
  3. 請求項1に記載の車両用表示装置において、
    前記液晶パネルは、前記透明部材の間に、前記文字板の表示範囲と重なる範囲で、透明なシール材を配置し、前記非液晶部分を形成した、
    ことを特徴とする車両用表示装置。
JP2008304635A 2008-11-28 2008-11-28 車両用表示装置 Expired - Fee Related JP5116645B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008304635A JP5116645B2 (ja) 2008-11-28 2008-11-28 車両用表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008304635A JP5116645B2 (ja) 2008-11-28 2008-11-28 車両用表示装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010127832A JP2010127832A (ja) 2010-06-10
JP5116645B2 true JP5116645B2 (ja) 2013-01-09

Family

ID=42328331

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008304635A Expired - Fee Related JP5116645B2 (ja) 2008-11-28 2008-11-28 車両用表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5116645B2 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5431121B2 (ja) * 2009-11-06 2014-03-05 カルソニックカンセイ株式会社 メータ照明構造
JP5746497B2 (ja) * 2010-12-08 2015-07-08 矢崎総業株式会社 表示装置
JP6263842B2 (ja) 2013-02-22 2018-01-24 日本精機株式会社 表示装置
US9523593B2 (en) * 2013-06-24 2016-12-20 Denso International America, Inc. TFT display trim lighting structure
JP2016090404A (ja) * 2014-11-05 2016-05-23 株式会社デンソー 車両用表示装置
JP5904297B2 (ja) * 2015-04-21 2016-04-13 株式会社デンソー 車両用メータユニット
JP2017001604A (ja) * 2015-06-15 2017-01-05 株式会社デンソー 車両用表示装置

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0610975U (ja) * 1991-11-13 1994-02-10 スタンレー電気株式会社 液晶表示装置
DE19845579A1 (de) * 1998-10-02 2000-04-13 Mannesmann Vdo Ag Anzeigevorrichtung
JP2004219737A (ja) * 2003-01-15 2004-08-05 Calsonic Kansei Corp 車両用表示装置
JP4392171B2 (ja) * 2003-01-20 2009-12-24 カルソニックカンセイ株式会社 車両用表示装置
JP2005024520A (ja) * 2003-07-04 2005-01-27 Calsonic Kansei Corp 車両用表示装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010127832A (ja) 2010-06-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5116645B2 (ja) 車両用表示装置
JP6469666B2 (ja) 表示装置
JP6263842B2 (ja) 表示装置
JP2009508152A (ja) エレクトロオプティカルディスプレイを備えた表示器
JP2016136115A (ja) 表示装置
KR20150140690A (ko) 표시장치
JP5857758B2 (ja) 車両用表示装置
JP2013088351A (ja) メータ装置
JP2011047790A (ja) 表示装置
JP2007225572A (ja) 車両用表示装置
KR20170129897A (ko) 차량용 표시 장치
JP2012189666A (ja) 表示装置
WO2018139432A1 (ja) 表示装置
JP7245436B2 (ja) 表示装置
JP4895332B2 (ja) 指針式表示装置
JP6056244B2 (ja) 指針式計器装置
JP7041840B2 (ja) 表示装置
JP2016006385A (ja) 車両用計器の照明装置
WO2019054162A1 (ja) 表示装置
JP5513812B2 (ja) 表示装置
JP2009068858A (ja) 表示装置
JP2023073536A (ja) ヘッドアップディスプレイ装置
JP6248693B2 (ja) 表示装置
JP6933002B2 (ja) 表示装置
WO2019111738A1 (ja) 表示装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110831

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120629

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120724

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120824

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121016

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121016

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151026

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees