JP5116517B2 - エアゾール製品の噴射機構 - Google Patents
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Description
これらの例として、下記特許文献1及び2を挙げることができる。
しかし、この金属製バネを内蔵したものは、その構造が複雑となり、その上、バネと接触する樹脂部分の磨耗が生じ、機能不良や破損等が起き易かった。
また、リサイクルする際も内部まで分解しなければ分別が出来ず、廃棄の際にも多くの問題となっていた。
下記特許文献3及び4は、これら回動式或は揺動式のタイプのものである。
これらの回動式等のものは、トリガーレバーの後方側(噴射方向と反対側)の端部で回動自在に枢着されているものである。
即ち、通常の押しボタン式のものであれば、多少は上下平行移動するものの、略水平方向に噴射或は噴霧することができるのであるが、上記従来の回動式等の場合には、その噴射方向の角度が上下に揺動してしまう、即ち、噴射ノズルが云わばおじぎをしてしまうのである。
その結果、ステムとこれに接続する係合部の気密性、液密性が損なわれて、容器内部の薬液が漏れるという問題もあったのである。
また同時に、上述した通り、上記のおじぎ動作により、エアゾール製品の噴射ステムからの内部薬液の漏れをもより完全に防止することも本発明の課題である。
更に、製品の輸送時或は搬送時に内部薬液が噴出したり、漏れたりしないようなロック手段を講じること、或は、トリガーレバーの操作に伴い、噴射ステムの的確な押圧を実現することも本発明の課題である。
トリガーレバーを後方に引くと、後方の可撓性或は靭性を有する延長接続部がトリガー上端部のスライド部の移行を滑らかに許容することができ、スライド部の下面に設けられた下向きの突出部がステムの上方の導通路の上部に形成された上向き凸部を良好に押し込むことができ、的確にステムを下方に押し込み、且つ、噴射ノズルは、単に下方向に平行移動するだけで、おじぎをすることなく、水平方向にエアゾール製品の内部薬液を確実に外部に噴射することができるのである。
上記の構成を採用することにより、エアゾール製品の上端噴射ステムを上下方向直線的に押し込むことができるために、内部薬液の漏れを抑止することができる。
この際にも、後方の可撓性を有する延長接続部の構成が重要であり、このスライド部の水平方向への変位をこの接続部が可能にしている。
実際には、内側部材も外側部材も、合成樹脂によりそれぞれ一体的に成形されているのであるが、この内側部材の延長接続部は、いわば帯状に薄く形成することにより、その可撓性ないしは靭性という機能を生み出させているのである。
エアゾール製品の使用開始時に、使用者は、このストッパーを千切り取ることにより、そのストッパーのロックを解除して使用開始するのである。
図1は、本発明の実施形態に係る内側部材を図示する縦断面説明図であって、その(A)が全体を広げた状態を図示し、その(B)がトリガーレバーを前方に180度反転させて噴射ノズルの下方に配置させた状態を図示している。
この内側部材10は、その全体が合成樹脂から成形された一体ものからなる。
導通路12の上端の外表面には上方に突出する凸部17が形成されている。この凸部17の機能は後に説明する。
この延長接続部19は、その材質及び肉厚により適当な可撓性或は靭性を有している。
この延長接続部19の図中右端(後方端)にトリガーレバー20が上下逆様の状態に接続している。
図1(A)において、このトリガーレバー20の下方部で、延長接続部19との接続部位の内側には、突出部27が形成されており、その図中下側の外側部分にはスライド部28(図中格子模様を付加した部分)が形成されている。
これらの突出部27及びスライド部28の機能は後に説明する。
延長接続部19は、可撓性を有しているために、トリガーレバー20を反時計回りに180度回転させても何ら問題なく、トリガーレバー20が前後方向Dに変位することをも許容できる。それ故、トリガーレバー20の窓部21内に噴射ノズル14を容易に挿通させることができる。
この状態で、突出部27と凸部17とは、対面した状態となっている。また、スライド部28は、内側部材10の最上部に位置することとなる。図では明瞭に判別できないが、平面視横長の略長方形(細長帯状)の形状を有している。
また、噴射ノズル14の外形形状は、円筒形状でも、角筒形状でもよく、適宜必要に応じて設計することができる。
外側部材30は、その根本側でエアゾール製品のマウンテンカップの上端部の円環状縁部に嵌合する筒形状の筒状基端部31とその上方に形成された略箱形形状の内側部材を収納する収納ハウジング32とから形成される。
筒状基端部31の内側には、エアゾール製品のマウンテンカップの円環状縁部と係合固定できる係合突出部34が4箇所に形成されている。
収納の際には、収納ハウジング32の天井部36の下面両側に形成された案内部としてのガイド38、38…に、内側部材10の最上部に形成されているスライド部28を嵌め込むようにスライドさせて適合させる。ガイド38は、両側に3つずつ形成され、スライド部28を抱持できるように形成されている。
勿論、このガイド38の構造も全く自由に設計することができ、スライド部28を水平方向に往復動させることができるような構成であれば、どのようの構造であってもよい。
この突起39の存在により、内側部材10を外側部材30に組み付け、収納させたときには、スライド部28は、この突起39の存在により、後方方向には移動させることができないように構成している。
このストッパー部切取部40を切り取り、トリガーレバー20を後方に引き寄せると、トリガーレバー20の上端部下面に形成されている突出部27も後方に移行し、導通路12の上方に形成された凸部17を下方に押し込むこととなる。
上記の機構から解る通り、トリガーレバー20が後方に引き寄せられると、上下方向の導通路12の上端部が下方に押し込まれるために、噴射ノズル14は、回動することなく、水平状態のままに少し下方に平行移動するのみで、水平方向への噴射が可能となるのである。
この構成によりステムからの液漏れが防止されるのである。
図4は、同じく本発明に係る噴射機構をエアゾール製品の容器に固定し、且つ内容薬液を噴射している状態を図示する説明図である。
これら両図により、エアゾール製品Pへの固定と、噴射作用について説明する。
その際に筒状基端部31の内側に設けられた4つの係合突出部34が良好に上記円環状縁部eを抱持し、固定することができる。
以上で本発明に係る噴射機構がエアゾール製品に取り付けられ、固定される。
次に、外側部材30の天井部36の後方部分に位置するストッパー部切取部40を手で引き千切り、下面に設けられたストッパーとしての下向きの突起39を除去するのである。
これにより、内側部材10のスライド部28の前後方向の変位が可能となり、トリガーレバー20の操作も可能となる。
この際に、先にも説明した通り、噴射ノズル14は、その角度を変更することなく、水平状態を維持しつつ、薬液の噴射を実行することができるのである。
構成部材の個々の部位の形状、大きさ等は適宜必要に応じて設計変更することができる。
内側部材と外側部材の合体も、上記の実施形態のように、外側部材の前方透孔窓部からでなく、後方窓部から内側部材を組み入れることも可能である。
トリガーレバーの上端に設けたスライド部も、その表面に所謂樹脂ベアリングと呼ばれているウエアテープ(UHMW:超高分子量ポリエチレン)等を貼着してもよいし、その形状も自由に設計することができる。
相互に作用する下方に突出する突出部や上方に突出する凸部の形態も全く自由に設計することが出来、前者が後者に作用して、後者が下方に押し込まれる形状を有し、その機能が良好に発揮される位置に設けることができれば、どのような形態のものをも採用することができる。
内側部材及び外側部材の材質も合成樹脂から自由に選択することができ、延長接続部がその肉厚により適宜必要な可撓性と靭性を発揮できるものであれば、どのような材質でも使用可能である。
また、その材質も透明或は半透明のものを採用することもでき、更には、内側部材と外側部材とを異なる色合いに配色することにより、ツートーンの極めて特徴的な外観を発揮させることもできる。
以上、本発明は、2つの主要な構成部材を用いて、これら両者を合体させることにより金属製バネを用いることもなく、しかも噴射ノズルが上下方向に回動しない、即ちおじぎをしない、液漏れのないトリガー形式の噴射機構を提供することができたものである。
11 係合部
12、13 導通路
14 噴射ノズル
15 開口部
17 凸部
19 延長接続部
20 トリガーレバー
21 窓部
27 突出部
28 スライド部
30 外側部材
31 筒状基端部
32 収納ハウジング
34 係合突起部
35 透孔窓部
36 天井部
38 ガイド
39 突起(ストッパー)
40 ストッパー部切取部
Claims (2)
- エアゾール製品の容器上端部に位置する噴射ステム(s) に係合する内側部材(10)と、容器上端のマウンテンカップ(c) 又は容器上縁の略環状縁部(e) に係合する外側部材(30)の2つの構成部材からなり、
内側部材(10)には、上記噴射ステム(s) に係合する係合部(11)と、この係合部(11)から上下方向に導通する導通路(12)が形成され、この導通路(12)は、略直角に前方方向に折曲して略水平に延長する噴射ノズル(14)の開口部(15)に連続し、この内側部材(10)の噴射ノズル(14)の反対側の後方側には可撓性を有する延長接続部(19)が形成され、この延長接続部(19)の先端部にはトリガーレバー(20)が上下逆様の状態に形成され、このトリガーレバー(20)には窓部(21)が形成され、このトリガーレバー(20)を前方側に180度反転させ、前記窓部(21)に噴射ノズル(14)の先端部を挿通させることによりこの内側部材(10)が組み立てられ、
外側部材(30)は、下方部分の筒状基端部(31)の下端が上記マウンテンカップ(c) 又は容器上端の略円環状縁部(e) と係合固定することができ、その上方部分の内部に上記内側部材(10)を収納することができ、この外側部材(30)の前方及び後方壁面には透孔窓部(35)が形成されて、この前方の透孔窓部(35)から前記内側部材(10)の噴射ノズル(14)とトリガーレバー(20)とが外部に露出することができ、その後方の透孔窓部(35)からは前記内側部材(10)の延長接続部(19)が外部に露出することができ、
内側部材(10)のトリガーレバー(20)の上端部分に、外側部材(30)の天井部(36)の下側に形成された案内部(38)と適合するスライド部(28)が形成されていることにより、トリガーレバー(20)を後方に引くことにより、前記スライド部(28)が前記案内部(38)に案内されて後方に移行することができ、
前記スライド部(28)の下側には下向き突出部(27)が形成され、この突出部(27)がスライド部(28)の後方へ移行することにより、上下方向の前記導通路(12)の上方に形成された上向き凸部(17)を押圧することとなり、これにより噴射ステム(s) が押し込まれることを特徴とするエアゾール製品の噴射機構。 - 使用開始前には、前記案内部(38)の後方端部に形成された下向き突起からなるストッパー(39)がトリガーレバー(20)上端部に形成されたスライド部(28)の後方への移行を阻止し、使用開始時にこのストッパー(39)を除去することにより、スライド部(28)のロックが解除されることを特徴とする請求項1に記載のエアゾール製品の噴射機構。
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