JP5116416B2 - パノラマ映像生成装置及び方法 - Google Patents

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Description

本発明は、パノラマ映像の生成に係り、特に色々な方向で撮影された複数の映像を迅速かつ正確に連結してパノラマ映像を生成する技法に関する。
パノラマ映像とは、色々な方向で撮影された一連の映像を適切に連結することによって生成された映像を意味する。かかるパノラマ映像は、単一方向で撮影された一つの映像に比べて、撮影者周囲の場面に対するより広い視野(FOV:Field Of View)を提供することによって、観察者がより事実的な映像に没入可能にする。
パノラマ映像の生成のために使われる複数の撮影された映像は、互いに一部分が重なる。具体的に、直前に撮影された映像の一側と現在撮影された映像の他側とは互いに重なる。このように重なった部分が互いに正確に重なった状態で映像が連結されるように、さらに現実感のあるパノラマ映像を期待できる。
従来のパノラマ映像生成装置は、カメラが三脚架に固定されたままで360°回転し、複数回撮影した複数の映像を利用することによって最も現実感のあるパノラマ映像を生成できる。これは、従来のパノラマ映像生成装置は、互いに隣接した映像のうち少なくとも一つの映像を固定的な一方向に移動させて、その重なった部分を互いに重ねるためである。もし、撮影者がカメラを手に握ったままで腕をある経路に沿って動かし、色々な方向に向かって複数回撮影するならば、撮影者が意図した経路と腕が実際に動いた経路とは微細に異なり、指で撮影ボタンを押す時、意図しない方向にカメラがすこしでも回転するので、従来のパノラマ映像生成装置は、互いに隣接した映像の重なった部分を互いに正確に重ねないという問題点を有する。
これにより、移動して複数回撮影することによって複数の映像を獲得するカメラの移動経路が複数の方向性を有する場合でも、互いに隣接した映像の重なった部分を互いに正確に重ねるパノラマ映像生成方案が要求されている。一方、その新たに要求される方案によれば、パノラマ映像の生成に多くの演算量と長時間を要求する恐れがあるので、それを取り除く方案も共に要求されている実情である。かかる恐れは、パノラマ映像生成装置が携帯用端末器に採用された場合にさらに目立つ。
本発明が解決しようとする課題は、互いに連結しようとする映像の重なった部分を正確に重ねるパノラマ映像生成装置を提供するところにある。
本発明が解決しようとする他の課題は、互いに連結しようとする映像の重なった部分を正確に重ねるパノラマ映像生成方法を提供するところにある。
本発明が解決しようとするさらに他の課題は、互いに連結しようとする映像の重なった部分を正確に重ねるコンピュータプログラムを保存するコンピュータで読み取り可能な記録媒体を提供するところにある。
前記課題を解決するために、本発明によるパノラマ映像生成装置は、直前に撮影された映像と現在撮影された映像とを既定の曲面に投影して第1及び第2マッピング映像を生成するマッピング部と、
各方向ごとに、前記直前に撮影された映像及び前記現在撮影された映像のうち少なくとも一つまたは前記第1マッピング映像及び前記第2マッピング映像のうち少なくとも一つを移動させ、前記直前に撮影された
映像及び前記現在撮影された映像、または前記第1マッピング映像及び前記第2マッピング映像の重なった色相情報間の類似度を演算し、演算された類似度が最大になる適正移動量を決定する演算部と、前記第1及び第2マッピング映像と前記決定された適正移動量とを利用してパノラマ映像を生成する映像整列部と、を備えることが望ましい。
前記課題を解決するために、本発明によるパノラマ映像生成方法は、直前に撮影された映像と現在撮影された映像とを既定の曲面に投影して第1及び第2マッピング映像を生成する(a)ステップと、各方向ごとに、前記直前に撮影された映像及び前記現在撮影された映像のうち少なくとも一つまたは前記第1マッピング映像及び前記第2マッピング映像のうち少なくとも一つを移動させる(b)ステップと、前記直前に撮影された映像及び前記現在撮影された映像、または前記第1マッピング映像及び前記第2マッピング映像の重なった色相情報間の類似度を演算する(c)ステップと、演算された類似度が最大になる適正移動量を決定する(d)ステップと、前記第1及び第2マッピング映像と前記決定された適正移動量とを利用してパノラマ映像を生成する()ステップと、を含むことが望ましい。
前記さらに他の課題を解決するために、本発明によるコンピュータで読み取り可能な記録媒体は、直前に撮影された映像と現在撮影された映像とを既定の曲面に投影して第1及び第2マッピング映像を生成する(a)ステップと、各方向ごとに、前記直前に撮影された映像及び前記現在撮影された映像のうち少なくとも一つまたは前記第1マッピング映像及び前記第2マッピング映像のうち少なくとも一つを移動させる(b)ステップと、前記直前に撮影された映像及び前記現在撮影された映像、または前記第1マッピング映像及び前記第2マッピング映像の重なった色相情報間の類似度を演算する(c)ステップと、演算された類似度が最大になる適正移動量を決定する(d)ステップと、前記第1及び第2マッピング映像と前記決定された適正移動量とを利用してパノラマ映像を生成する()ステップと、を行うコンピュータプログラムを保存することが望ましい。
本発明によるパノラマ映像生成装置及び方法は、撮影者がカメラを手に握ったままで腕を所定の経路に沿って動かし、色々な方向で複数回撮影する場合のように、移動しつつ複数回撮影することによって複数の映像を獲得するカメラの移動経路が複数の方向性を有する場合でも、互いに隣接した映像の重なった部分を互いに正確に重ねる。
さらに、本発明は、互いに連結しようとする映像それぞれの適正移動量の演算において、適正移動量が演算されたことがある映像の適正移動量は再度演算しないことによって、パノラマ映像を迅速に生成する。たとえ、本発明が、適正移動量が演算されたことがある映像の適正移動量を再度演算しても、本発明は、x軸、y軸、z軸のような3個の軸を中心に回転する3個の回転角で表現される移動量を、二つの軸を中心に回転する3個の回転角に変えて表現することによって、パノラマ映像を迅速に生成する。
特に、広域パノラマ映像を生成する本発明は、複数の映像の連結において、隣接した二つの映像のうち一つの映像をローリング方向またはパンニング方向のように一つの方向に移動させれば、二つの映像間に少なくとも一部が重なる場合(例えば、同一形状、同一面積の二つの映像の中心がいずれも赤道または経度上に位置する場合)に限って二つの映像それぞれの適正移動量を演算し、隣接した二つの映像のうち一つの映像をローリング方向及びパンニング方向のように複数の方向に移動させて初めて、二つの映像間に少なくとも一部が重なる場合(例えば、同一形状、同一面積の二つの映像の中心が赤道に平行な線上に位置する場合)には、二つの映像の適正移動量を演算しないことによって、適正移動量を迅速に演算するので、窮極的にパノラマ映像をさらに迅速に生成する。これにより、前述した第5実施形態において、第1部分映像(図示せず)と第2部分映像(図示せず)との連結、第3部分映像(図示せず)と第4部分映像(図示せず)との連結は、広域パノラマ映像を生成するための過程のうち一つである一方、第1部分映像(図示せず)と第4部分映像(図示せず)との連結は、広域パノラマ映像を生成するための過程のうちどこにも属しない。
また、本発明は、適正移動量をローリング方向、パンニング方向、垂直方向のように色々な方向それぞれに演算するに当って、特定の方向、例えばローリング方向への適正移動量は、低解像度の映像に対して演算し、他の特定の方向、例えばパンニング方向、垂直方向それぞれへの適正移動量は、高解像度の映像に対して演算するなど方向別に映像の解像度を異ならせて演算できる。結局、本発明によれば、演算量が少ないと予想され、正確な数値が要求される適正移動量は、高解像度の映像に対して演算することによって、正確な適正移動量の演算を図り、演算量が少ないと予想され、多少不正確な数値であってもよい適正移動量は、低解像度の映像に対して演算することによって、迅速な適正移動量の演算を図る。
一方、本発明は、メモリ(例えば、映像保存部214)に保存された直前に撮影された映像と現在撮影された映像とを利用してパノラマ映像を生成すれば、その直前に撮影された映像をメモリから削除するので、複数の映像を利用してパノラマ映像の生成に要求されるメモリ量を最小化する。
このように、本発明によるパノラマ映像生成装置及び方法は、さらに現実感のあるパノラマ映像を迅速に生成することはいうまでもなく、最小限のメモリ量を要求するので、PC(Personal Computer)のような一般的なコンピュータに比べて演算能力及び保存能力が不足な携帯用端末機にも無理なく採用される。
また、本発明は、直前に撮影された映像の所定部分を表示部の一部領域に表示すると共に、現在撮影された映像として撮影可能な映像を、表示部の他の領域を含む領域に表示することによって撮影者の撮影を案内するので、撮影しようとする方向を目積もりで決定する撮影者に撮影便宜を提供する。
本発明と、本発明の動作上の利点及び本発明の実施によって達成される目的を十分に理解するためには、本発明の望ましい実施形態を例示する添付図面及び添付図面を説明する内容を参照せねばならない。
以下、本発明によるパノラマ映像生成装置及び方法を、添付した図面を参照して次のように説明する。
図1Aは、撮影装備100を示す図である。撮影装備100とは、デジタルカメラ、撮影機能を有する携帯電話のように撮影機能を有する装備を意味する。本発明は、撮影装備100が撮影した複数の映像(すなわち、写真)を利用してパノラマ映像を生成する。
図1Aに示したように、x軸、y軸、z軸は互いに直交することが望ましい。かかるx軸、y軸、z軸は、図1Aに示したものと異なって設定されることもあるが、説明の便宜上、図1Aに示したように設定されると仮定する。かかる仮定下で、z軸は、撮影しようとする方向を意味する。ここで、撮影しようとする方向は、シャッタ102が指す方向となりうる。識別記号Oは、x軸、y軸、z軸の交差点を意味する。
本明細書において、ピッチ方向104、パンニング方向106、ローリング方向108それぞれは、x軸を中心に回転する方向、y軸を中心に回転する方向、z軸を中心に回転する方向それぞれを意味する。さらに、本明細書において、ピッチ角度、パンニング角度、ローリング角度それぞれは、ピッチ方向104に移動した移動量、パンニング方向106に移動した移動量、ローリング方向108に移動した移動量それぞれを意味する。以下、ピッチ方向104、パンニング方向106、ローリング方向108それぞれの正の方向は、図1Aに示した方向の逆方向でもあるが、説明の便宜上、図1Aに示した方向と仮定する。
図1B、図1C及び図1Dは、水平パノラマ映像を説明するための図であり、図1E及び図1Fは、広域パノラマ映像を説明するための図である。
水平パノラマ映像及び広域パノラマ映像は、本発明により生成されるパノラマ映像の一例であるところ、本明細書では、本発明の説明に当って、水平パノラマ映像を生成する場合と広域パノラマ映像を生成する場合とを区分しようとする。
水平パノラマ映像とは、‘撮影装備100を手に握っている撮影者’、‘撮影者の身体一部(例えば、撮影装備100を手に握っている腕)’または‘撮影装備100’が固定された位置Cを中心に回転することによって、撮影方向を直線軌跡に沿って変更させつつ複数回撮影した一連の映像110,112,114,116を利用して生成されたパノラマ映像を意味する。
図1Bに示したように、符号110,112,114,116それぞれは、第m(ただし、mは自然数)撮影映像、第m+1撮影映像、第m+2撮影映像、第m+3撮影映像それぞれを意味し、第m+3撮影映像、第m+2撮影映像、第m+1撮影映像、第m撮影映像それぞれを意味することもあり、以下、説明の便宜上、第1撮影映像、第2撮影映像、第3撮影映像、第4撮影映像それぞれと仮定する。本明細書において、撮影映像とは、撮影された映像、すなわち写真を意味し、第m撮影映像は、m番目に撮影された映像を意味する。
図1Cに示したように、符号Cは、色々な方向で撮影された一連の映像を獲得するために要求される回転移動経路の中心を意味する。例えば、撮影装備100が回転運動する三脚架に固定されたままで複数回撮影するならば、符号Cは、三脚架を意味し、不動の撮影者が撮影装備100を手に握ったままで腕をある経路に沿って動かしつつ色々な方向で複数回撮影するならば、符号Cは、撮影者(厳密には、動く腕側の肩)を意味する。
図1Dに示したように、符号111,113,115,117は、第m投影映像、第m+1投影映像、第m+2投影映像、第m+3投影映像を意味することもあり、第m+3投影映像、第m+2投影映像、第m+1投影映像、第m投影映像を意味することもあり、以下、説明の便宜上、第1投影映像ないし第4投影映像と仮定する。本明細書において、マッピング映像とは、撮影映像が既定の曲面に投影された結果を意味し、第m投影映像とは、第m撮影映像がその曲面に投影されて生成されたマッピング映像を意味する。
水平パノラマ映像は、撮影映像110,112,114,116を既定の曲面に投影してマッピング映像111,113,115,117を生成し、生成されたマッピング映像111,113,115,117を互いに連結することによって生成される。ここで、既定の曲面は、‘円筒の横面’(以下、‘円筒面’)の少なくとも一部である。このとき、円筒は、図1Cに示したように断面積の一定な円柱であってもよく、図1Cに示したものと異なり、断面積の一定でない円柱であってもよい。
図1Dに示した円は、円筒面の断面を表す。図1Dに示したように、撮影映像110,112,114または116は、中心が円筒面上に存在し、マッピング映像111,113,115または117は、あらゆる領域が円筒面上に存在する。
広域パノラマ映像とは、‘撮影装備100を手に握っている撮影者’、‘撮影者の身体一部(例えば、撮影装備100を手に握っている腕)’または‘撮影装備100’が固定された位置Cを中心に回転することによって、撮影方向を曲線軌跡に沿って変更させ、複数回撮影した一連の映像150,152,154,156を利用して生成されたパノラマ映像を意味する。
図1E及び図1Fに示したように、符号150ないし157それぞれは、第n(ただし、nは自然数)撮影映像、第n投影映像、第n+1撮影映像、第n+1投影映像、第n+2撮影映像、第n+2投影映像、第n+3撮影映像、第n+3投影映像それぞれを意味し、第n+1撮影映像、第n+1投影映像、第n+2撮影映像、第n+2投影映像、第n+3撮影映像、第n+3投影映像、第n撮影映像、第n投影映像それぞれを意味することもあり、第n+2撮影映像、第n+2投影映像、第n+3撮影映像、第n+3投影映像、第n撮影映像、第n投影映像、第n+1撮影映像、第n+1投影映像それぞれを意味することもあり、第n+3撮影映像、第n+3投影映像、第n撮影映像、第n投影映像、第n+1撮影映像、第n+1投影映像、第n+2撮影映像、第n+2投影映像それぞれを意味することもあり、以下、説明の便宜上、第1撮影映像、第1投影映像、第2撮影映像、第2投影映像、第3撮影映像、第3投影映像、第4撮影映像、第4投影映像それぞれと仮定する。
広域パノラマ映像は、撮影映像150,152,154,156を既定の曲面に投影してマッピング映像151,153,155,157を生成し、生成されたマッピング映像151,153,155,157を連結することによって生成される。ここで、既定の曲面は、‘球の表面’(以下、‘球面’)の少なくとも一部である。図1Fに示したように、撮影映像150,152,154または156は、中心が球面上に存在し、マッピング映像151,153,155または157は、あらゆる領域が球面上に存在する。
図1Fに示したように、符号Cは、図1C及び図1Dに示したCと同じであり、P,Q,E,V1,V2,P1,P2,P3,P4,α,θそれぞれは、球の北極、球の南極、球の赤道、球のいずれか一つの経度、球の他の経度、第1撮影映像150の中心(または、第1投影映像151の中心)、第2撮影映像152の中心(または、第2投影映像153の中心)、第3撮影映像154の中心(または、第3投影映像155の中心)、第4撮影映像156の中心(または、第4投影映像157の中心)、第2撮影映像152(または、第2投影映像153)と第3撮影映像154(または、第3投影映像155)との間に存在するパンニング角度、第1撮影映像150と第2撮影映像152(または、第3撮影映像154と第4撮影映像156)との間に存在するピッチ角度それぞれを意味する。図1Fに示したように、P2,P3は、赤道E上に位置し、P1,P4は、赤道Eに平行な線に位置する。
以下、本発明により水平パノラマ映像を生成する原理は、図1Bに示した撮影映像110,112,114,116を利用して説明し、本発明により広域パノラマ映像を生成する原理は、図1Eに示した撮影映像150,152,154,156を利用して説明する。このとき、説明の便宜上、4個の撮影映像を利用してパノラマ映像を生成するだけであり、パノラマ映像の生成時に利用される撮影映像の個数は4個に制限されない。
図2は、本発明によるパノラマ映像生成装置を説明するためのブロック図であって、パノラマ映像生成装置は、表示部210、撮影部212、映像保存部214、案内映像生成部216、読み取り部218、マッピング部220、演算部222、映像整列部224及び映像削除部226を備える。表示部210ないし映像削除部226は、いずれも図1に示した撮影装備100に備えられることが望ましい。
表示部210は、撮影しようとする映像を表示する。具体的に、表示部210は、撮影装備100の外部の映像(以下、原本映像)のうち、撮影装備100に備えられたレンズ(図示せず)を通じて見られる映像を表示する。
撮影者は、表示される映像を観察するうちに撮影しようとする映像を発見でき、この場合、撮影装備100に備えられた撮影ボタン101を操作する。このとき、操作は、加圧であってもよく、接触であってもよい。
このように撮影ボタン101が操作されれば、撮影部212は、撮影ボタン101が操作される当時に表示部210に表示されていた映像を撮影し、映像保存部214は、撮影された映像を保存する。
案内映像生成部216は、撮影部212が最近に撮影した映像を利用して案内映像を生成し、生成された案内映像を表示部210に提供する。この場合、表示部210は、‘提供された案内映像’と‘現在撮影可能な映像’とを共に表示する。これにより、案内映像は、撮影者が‘撮影しようとする方向’を決定するのに役に立つ。一方、このように案内映像に助けられて映像を撮影しても、表示されていた原本映像のみが撮影され、案内映像は撮影されない。
読み取り部218は、映像保存部214に保存された映像を読み取り、マッピング部220は、読み取られた映像を既定の曲面に投影してマッピング映像を生成する。または、マッピング部220は、撮影部212から入力された撮影映像を既定の曲面に投影してマッピング映像を生成することもできる。前述したように、既定の曲面は、円筒面を意味してもよく、球面を意味してもよい。
マッピング部220は、直前に撮影された映像と現在撮影された映像とを既定の曲面に投影して、第1マッピング映像と第2マッピング映像とを生成する。本明細書において、第1マッピング映像とは、直前に撮影された映像のマッピング映像を意味し、第2マッピング映像とは、現在撮影された映像のマッピング映像を意味し、直前に撮影された映像と現在撮影された映像とは、第p(ただし、pは自然数)撮影映像と第p+1撮影映像とを意味し、第1マッピング映像と第2マッピング映像とは、第p投影映像と第p+1投影映像とを意味する。
演算部222は、‘第1マッピング映像と第2マッピング映像との重なった色相情報間の類似度を最大にする移動量’(以下、‘適正移動量’)を既定の各方向別に演算する。ここで、移動量は、撮影映像の移動量であってもよく、マッピング映像の移動量であってもよい。すなわち、移動量は、直前に撮影された映像と現在撮影された映像のうち少なくとも一つの移動量であってもよく、第1マッピング映像と第2マッピング映像のうち少なくとも一つの移動量であってもよい。移動量が撮影映像の移動量であるか、またはマッピング映像の移動量であるかは、どの方向の移動量であるかによって変わる。
一方、撮影方向を異ならせて撮影された映像の間には、重なったピクセルが存在できないので(図1C、図1D及び図1Fを参照)、撮影映像の適正移動量を演算しようとする演算部222は、直前に撮影された映像と現在撮影された映像のうち一方を他方が属する平面に投影した後、適正移動量を演算することが望ましい。このとき、演算部222により行われる投影は、撮影装備100の焦点距離と関係なく行われ、投影により映像の形状及び面積が変わらない。
適正移動量の候補は、各方向ごとに既定されていることが望ましい。この場合、演算部222は、各方向ごとに一つの候補を選択し、直前に撮影された映像と現在撮影された映像のうち少なくとも一つ(または、第1マッピング映像と第2マッピング映像のうち少なくとも一つ)をその選択された候補ほど移動させたと仮定し、直前に撮影された映像と現在撮影された映像(または、第1マッピング映像と第2マッピング映像)との重なった色相情報間の類似度を演算し、演算された類似度が最大になる候補を適正移動量と決定する。
本明細書において、重なった色相情報間の類似度が最大ということは、重なったピクセルそれぞれにその重なった色相情報間の類似度を演算した結果、その演算された類似度が最大であることを意味する。ここで、演算された類似度が最大ということは、ある一定な類似度、例えば90%以上の類似度が演算されたピクセルが全体の重なったピクセルのうち占める比率が最大であることを意味してもよく、演算された類似度の平均値が最大であることを意味してもよい。
例えば、第1マッピング映像の右側を構成する100個のピクセルと、第2マッピング映像の左側を構成する100個のピクセルとが互いに重なるならば、演算部222は、既定の各方向ごとに適正移動量として一つの候補を選択し、第1マッピング映像と第2マッピング映像それぞれをその選択された候補ほど移動させたと仮定し、100個のピクセルそれぞれにその重なった色相情報間の類似度を演算し、演算された類似度の平均値が最大になる候補を探し、探した候補を適正移動量と決定する。
演算部222は、直前に撮影された映像と現在撮影された映像それぞれの適正移動量を演算してもよく、第1マッピング映像と第2マッピング映像それぞれの適正移動量を演算してもよい。ここで、撮影映像別に適正移動量を演算するということは、直前に撮影された映像の適正移動量と現在撮影された映像の適正移動量とが異なることを意味する。同様に、マッピング映像別に適正移動量を演算するということは、第1マッピング映像の適正移動量と第2マッピング映像の適正移動量とが異なることを意味する。
すなわち、撮影部212が第1撮影映像110または150、第2撮影映像112または152を獲得すれば、演算部222は、第1撮影映像110または150及び第2撮影映像112または152(または、第1投影映像111または151及び第2投影映像113または153)それぞれの適正移動量を演算する。次いで、撮影部212が第3撮影映像114または154を獲得すれば、演算部222は、第2撮影映像112または152及び第3撮影映像114または154(または、第2投影映像113または153及び第3投影映像115または155)それぞれの適正移動量を演算する。このように、第2撮影映像112または152(または、第2投影映像113または153)の適正移動量が再度演算されれば、直前に演算された数値は、その再度演算された数値に更新される。同様に、撮影部212が第4撮影映像116または156を獲得すれば、演算部222は、第3撮影映像114または154及び第4撮影映像116または156(または、第3投影映像115または155及び第4投影映像117または157)それぞれの適正移動量を演算する。このように、第3撮影映像114または154(または、第3投影映像115または155)の適正移動量が再度演算されれば、直前に演算された数値は、その再度演算された数値に更新される。
一方、直前に撮影された映像が第1撮影映像110または150でなければ、演算部222は、直前に撮影された映像または第1マッピング映像の適正移動量は演算せず、現在撮影された映像または第2マッピング映像のみの適正移動量を演算することもできる。すなわち、演算部222は、既に適正移動量が演算されたことがある撮影映像(または、マッピング映像)の適正移動量は再度演算しない。
この場合、撮影部212が第1撮影映像110または150、第2撮影映像112または152を獲得すれば、演算部222は、第1撮影映像110または150及び第2撮影映像112または152(または、第1投影映像111または151及び第2投影映像113または153)それぞれの適正移動量を演算する。次いで、撮影部212が第3撮影映像114または154を獲得すれば、演算部222は、第3撮影映像114または154(または、第3投影映像115または155)の適正移動量を演算する。同様に、撮影部212が第4撮影映像116または156を獲得すれば、演算部222は、第4撮影映像116または156(または、第4投影映像117または157)の適正移動量を演算する。
映像整列部224は、第1マッピング映像と第2マッピング映像とをそれぞれ適正移動量ほど移動させた後で連結してパノラマ映像を生成する。本明細書において、連結とは、ステッチング、すなわち合成を意味する。
映像整列部224が第1マッピング映像と第2マッピング映像とを連結してパノラマ映像を生成すれば、映像削除部226は、映像保存部214に保存された‘直前に撮影された映像’を削除する。
本発明による映像保存部214、読み取り部218及び映像削除部226は、図2に示したものと異なって設けられないこともある。
以下、マッピング部220、演算部222及び映像整列部224の動作をさらに具体的に実施形態別に説明する。参考までに、第1実施形態ないし第3実施形態は、本発明により水平パノラマ映像を生成する場合の実施形態であり、第4実施形態及び第5実施形態は、本発明により広域パノラマ映像を生成する場合の実施形態である。
本発明の第1実施形態によるマッピング部220、演算部222及び映像整列部224の動作は、次の通りである。
演算部222は、直前に撮影された映像及び現在撮影された映像(または、第1マッピング映像及び第2マッピング映像)それぞれの適正移動量を各方向別に演算する。ここで、方向は、ピッチ方向であってもよく、パンニング方向であってもよく、ローリング方向であってもよい。すなわち、移動量は、ピッチ角度、パンニング角度及びローリング角度の組み合わせとして表現される。以下、適正ピッチ角度、適正パンニング角度、適正ローリング角度それぞれは、適正移動量としてのピッチ角度、適正移動量としてのパンニング角度、適正移動量としてのローリング角度それぞれを意味する。
具体的に、演算部222は、直前に撮影された映像及び現在撮影された映像それぞれの適正ローリング角度と適正ピッチ角度とを演算する。また、演算部222は、第1マッピング映像及び第2マッピング映像それぞれの適正パンニング角度を演算する。
一方、適正移動量の候補は、ピッチ角度、パンニング角度、ローリング角度それぞれに既定されている。例えば、適正ピッチ角度の候補としては、−3°,−2°,−1°,0°,1°,2°,3°があり、適正パンニング角度の候補としては、−10°,−9°,…,0°,…,9°,10°があり、適正ローリング角度の候補としては、−4°,−3°,−2°,−1°,0°,1°,2°,3°,4°がある。
これにより、演算部222は、直前に撮影された映像と現在撮影された映像のうち一方を他方が属する平面に投影した後、直前に撮影された映像及び現在撮影された映像それぞれに、適正ローリング角度の候補のうち一つの候補を選択しつつ、適正ピッチ角度の候補のうちでも一つの候補を選択し、撮影映像を適正ローリング角度のその選択された候補ほど回転させ、適正ピッチ角度のその選択された候補ほど回転させる場合、重なる色相情報間の類似度を最大にする候補を探し、探した候補を適正ローリング角度及び適正ピッチ角度と決定する。
この場合、映像整列部224は、直前に撮影された映像及び現在撮影された映像それぞれを適正ローリング角度ほど回転させ、適正ピッチ角度ほど回転させる。次いで、マッピング部220は、直前に撮影された映像及び現在撮影された映像それぞれを既定の円筒面に投影して、第1マッピング映像と第2マッピング映像とを生成する。
この場合、演算部222は、第1マッピング映像及び第2マッピング映像それぞれに適正パンニング角度の候補のうち一つの候補を選択し、選択された候補ほどマッピング映像を回転させる場合、重なる色相情報間の類似度を最大にする候補を探し、探した候補を適正パンニング角度と決定する。次いで、映像整列部224は、第1マッピング映像及び第2マッピング映像それぞれを適正パンニング角度ほど回転させた後、第1マッピング映像と第2マッピング映像とを連結してパノラマ映像を生成する。
本発明の第2実施形態によるマッピング部220、演算部222及び映像整列部224の動作は、次の通りである。
演算部222は、直前に撮影された映像の適正移動量を各方向別に演算する。ここで、適正移動量は、適正ピッチ角度、適正パンニング角度及び適正ローリング角度の組み合わせとして表現される。一方、適正移動量の候補は、前述したようにピッチ角度、パンニング角度、ローリング角度それぞれに既定されている。
これにより、演算部222は、直前に撮影された映像と現在撮影された映像のうち一方を他方が属する平面に投影した後、直前に撮影された映像ごとに、適正ローリング角度の候補のうち一つの候補を選択し、適正ピッチ角度の候補のうち一つの候補を選択すると共に、適正パンニング角度の候補のうち一つの候補を選択する。このように、選択は、あらゆる方向に対して同時に行われうる。
この場合、演算部222は、直前に撮影された映像を適正ローリング角度の選択された候補(例えば、c)ほど回転させたと仮定し、直前に撮影された映像を適正ピッチ角度の選択された候補(例えば、b)ほど回転させたと仮定し、直前に撮影された映像を適正パンニング角度の選択された候補(例えば、a)ほど回転させたと仮定し、直前に撮影された映像と現在撮影された映像との重なった色相情報間の類似度を演算する。
直前に撮影された映像をなすいずれか一つのピクセルの位置を(X,Y,Z)=(x1,y1,z1)とするとき、そのピクセルの位置は、直前に撮影された映像がその選択された候補c,b,aほど回転するにつれて(X,Y,Z)=(x2,y2,z2)に変更される(このとき、X軸、Y軸、Z軸で構成された座標系は、撮影装備100の位置と関係なく固定された座標系、すなわち絶対座標系である)。これは、次のような式(1)により表現される。

このように、演算部222は、直前に撮影された映像を3回の回転移動(Rz,c,Ry,b,Rx,a)させて初めて、直前に撮影された映像と現在撮影された映像との重なった色相情報間の類似度を演算できる。これは、相当な時間がかかる恐れがあるので、本発明の第2実施形態は、3回の回転移動にかかる時間を2回の回転移動にかかる時間に短縮させることによって、適正移動量をさらに迅速に演算できる方案を次のように提案する。
1980年に発刊されたHerbert Goldstein著、“Classical Mechanics(2nd Edition)”(Addison−Wesley Series in Physics)の606ページによれば、3個の軸を中心とする3個の角度は、二つの軸を中心とする3個の角度として表現可能である。これによれば、x軸、y軸、z軸を中心とする3個の角度であるa,b,cは、y軸、z軸を中心とする二つの角度であるw,Y1,Y2で表現される。
このとき、a,b,cとw,Y1,Y2との間には、次の式(2)による関係が存在する。

かかる式(2)は、次の式(3)を展開した結果である。

結局、X2とX1との関係は、次の式(4)で表現される。
X2=Rz,γ2 * Ry,w * Rz,γ1 * X1 (4)
かかる式(4)の両辺に行列Rz,−γ2をかければ、式(4)は、次の式(5)で表現される。
Rz,-γ2 * X2=Ry,w * Rz,γ1 * X1 (5)
結局、‘直前に撮影された映像をなすピクセルのうち、(X,Y,Z)=(x2,y2,z2)に位置したピクセルの色相情報(=直前に撮影された映像をなすピクセルのうち、(X,Y,Z)=(x1,y1,z1)を3回の回転移動(Rz,γ2*Ry,w*Rz,γ1)させた位置に位置したピクセルの色相情報)’と、‘現在撮影された映像をなすピクセルのうち、(X,Y,Z)=(x2,y2,z2)に位置したピクセルの色相情報’との類似度は、‘直前に撮影された映像をなすピクセルのうち(X,Y,Z)=(x1,y1,z1)を2回の回転移動(Ry,w*Rz,γ1)させた位置に位置したピクセルの色相情報’と、‘現在撮影された映像をなすピクセルのうち(X,Y,Z)=(x2,y2,z2)を1回の回転移動(Rz,−γ2)させた位置に位置したピクセルの色相情報’との類似度と一致する。
この点を利用して、演算部222は、適正移動量をさらに迅速に演算する。
具体的に、演算部222は、直前に撮影された映像を2回の回転移動(Ry,w*Rz,γ1)させ、現在撮影された映像をその2回の回転移動が行われる間に1回の回転移動(Rz,−γ2)させ、直前に撮影された映像と現在撮影された映像との重なった色相情報間の類似度を演算できる。
すなわち、式(1)による場合、演算部222は、直前に撮影された映像を3回の回転移動(Rz,c,Ry,b,Rx,a)させて初めて、直前に撮影された映像と現在撮影された映像との重なった色相情報間の類似度を演算できる一方、式(5)による場合、演算部222は、直前に撮影された映像を2回の回転移動(Ry,w*Rz,γ1)させた後、直前に撮影された映像と現在撮影された映像との重なった色相情報間の類似度を演算できる。直前に撮影された映像の2回の回転移動(Ry,w*Rz,γ1)が完了したとき、現在撮影された映像の1回の回転移動(Rz,−γ2)は既に完了した状態である。
(c,b,a)を(w,Y1,Y2)に変換するのにかかる時間は、Ry,w*Rz,γ1*X1をもう一回回転移動(Rz,γ2)するのにかかる時間に比べて無視できるという点で、本発明の第2実施形態による演算部222は、式(1)よりは式(5)を利用する時に動作をさらに迅速に完了する。
演算部222が適正ローリング角度Y1,Y2、適正パンニング角度wを演算すれば、映像整列部224は、直前に撮影された映像をローリング方向に適正ローリング角度Υ1ほど回転させた後、パンニング方向に適正パンニング角度wほど回転させる。次いで、マッピング部220は、直前に撮影された映像を既定の円筒面に投影して第1マッピング映像を生成する。
例えば、演算部222が第1撮影映像110の適正ローリング角度Y1−1及び適正パンニング角度w1、第2撮影映像112の適正ローリング角度Y2−2を演算すれば、映像整列部224は、第1撮影映像110をY1−1、w1ほど回転させ、マッピング部220は、第1撮影映像110を利用して第1投影映像111を生成する。本明細書において、Y1−iは、直前に撮影された映像が第i撮影映像(ただし、iは自然数)である場合のその第i撮影映像の適正ローリング角度を意味し、Y2−iは、現在撮影された映像が第i撮影映像である場合のその第i撮影映像の適正ローリング角度を意味する。
同様に、演算部222が第2撮影映像112の適正ローリング角度Y1−2及び適正パンニング角度w2、第3撮影映像114の適正ローリング角度Y2−3を演算すれば、映像整列部224は、第2撮影映像112をY1−2、w2ほど回転させ、マッピング部220は、第2撮影映像112を利用して第2投影映像113を生成する。
これと同様に、演算部222が第3撮影映像114の適正ローリング角度Y1−3及び適正パンニング角度w3、第4撮影映像116の適正ローリング角度Y2−4を演算すれば、映像整列部224は、第3撮影映像114をY1−3、w3ほど回転させ、第4撮影映像116をY2−4ほど回転させ、マッピング部220は、第3撮影映像114、第4撮影映像116を利用して第3投影映像115と第4投影映像117とを生成する。
次いで、映像整列部224は、第1投影映像111と第2投影映像113とを連結し、第2投影映像113と第3投影映像115とを連結し、第3投影映像115と第4投影映像117とを連結してパノラマ映像を生成する。
前述した第1実施形態及び第2実施形態では、ピッチ方向104を言及したが、後述する第3実施形態では、ピッチ方向104を考慮しない。すなわち、本発明の第3実施形態は、撮影者が撮影ボタン101を操作するとき、撮影装備100がパンニング方向106やローリング方向108には微細に回転することが一般的であるが、ピッチ方向104には回転量を無視できるという現実を考慮した実施形態である。
本発明の第3実施形態によるマッピング部220、演算部222及び映像整列部224の動作は、次の通りである。
演算部222は、直前に撮影された映像及び現在撮影された映像(または、第1マッピング映像及び第2マッピング映像)それぞれの適正移動量を各方向別に演算する。ここで、方向は、パンニング方向であってもよく、ローリング方向であってもよく、垂直方向であってもよい。このとき、垂直方向とは、円柱の軸と平行な方向を意味する。‘垂直変位’、すなわち‘垂直方向への移動量’は、長さの単位として表現されてもよく、ピクセルの個数として表現されてもよい。以下、適正垂直変位は、垂直方向への適正移動量を意味する。
具体的に、演算部222は、直前に撮影された映像及び現在撮影された映像それぞれの適正ローリング角度を演算する。また、演算部222は、第1マッピング映像及び第2マッピング映像それぞれの適正パンニング角度と適正垂直変位とを演算する。
一方、適正移動量の候補は、ローリング角度、パンニング角度、垂直変位それぞれに既定されている。例えば、適正ローリング角度の候補としては、−4°,−3°,−2°,−1°,0°,1°,2°,3°,4°があり、適正パンニング角度の候補としては、−10°,−9°,…,0°,…,9°,10°があり、適正垂直変位の候補としては、−ピクセル二つの長さ、−ピクセル一つの長さ、0、ピクセル一つの長さ、ピクセル二つの長さがある。
これにより、演算部222は、直前に撮影された映像と現在撮影された映像のうち一方を他方が属する平面に投影した後、直前に撮影された映像及び現在撮影された映像それぞれに、適正ローリング角度の候補のうち一つの候補を選択し、選択された候補ほど撮影映像を回転させる場合、重なる色相情報間の類似度を最大にする候補を探し、探した候補を適正ローリング角度と決定する。
この場合、映像整列部224は、直前に撮影された映像及び現在撮影された映像それぞれを適正ローリング角度ほど回転させる。次いで、マッピング部220は、直前に撮影された映像及び現在撮影された映像それぞれを既定の円筒面に投影して、第1マッピング映像と第2マッピング映像とを生成する。
この場合、演算部222は、第1マッピング映像及び第2マッピング映像それぞれに、適正パンニング角度の候補のうち一つの候補を選択しつつ、適正垂直変位の候補のうち一つの候補を選択する。演算部222は、マッピング映像を適正パンニング角度のその選択された候補ほど回転させ、適正垂直変位のその選択された候補ほど移動させる場合、重なる色相情報間の類似度を最大にする候補を探し、探した候補を適正パンニング角度及び適正垂直変位と決定する。
これにより、映像整列部224が第1マッピング映像及び第2マッピング映像それぞれを適正パンニング角度ほど回転させ、適正垂直変位ほど移動させ、第1マッピング映像と第2マッピング映像とを連結してパノラマ映像を生成する。
本発明による第3実施形態をさらに具体的に説明すれば、次の通りである。
演算部222は、第1撮影映像110及び第2撮影映像112それぞれの適正ローリング角度を演算し、映像整列部224は、第1撮影映像110及び第2撮影映像112それぞれを適正ローリング角度ほど回転させる。次いで、マッピング部220は、第1投影映像111と第2投影映像113とを生成し、演算部222は、第1投影映像111及び第2投影映像113それぞれの適正パンニング角度と適正垂直変位とを演算し、映像整列部224は、第1投影映像111及び第2投影映像113それぞれを適正パンニング角度ほど回転させ、適正垂直変位ほど移動させる。
これと同じ論理により、演算部222は、第2撮影映像112及び第3撮影映像114それぞれの適正ローリング角度を演算し、第2投影映像113及び第3投影映像115それぞれの適正パンニング角度と適正垂直変位とを演算できる。また、映像整列部224は、第2撮影映像112及び第3撮影映像114それぞれを適正ローリング角度ほど回転させ、第2投影映像113及び第3投影映像115それぞれを適正パンニング角度ほど回転させ、適正垂直変位ほど移動させる。このように、第2撮影映像112(または、第2投影映像113)の適正移動量が既に演算されたとしても、演算部222は、第2撮影映像112(または、第2投影映像113)の適正移動量を再度演算できる。この場合、第2撮影映像112(または、第2投影映像113)の当初演算された適正移動量は、再度演算された適正移動量に更新される。
同様に、演算部222は、第3撮影映像114及び第4撮影映像116それぞれの適正ローリング角度を演算し、第3投影映像115及び第4投影映像117それぞれの適正パンニング角度と適正垂直変位とを演算できる。また、映像整列部224は、第3撮影映像114及び第4撮影映像116それぞれを適正ローリング角度ほど回転させ、第3投影映像115及び第4投影映像117それぞれを適正パンニング角度ほど回転させ、適正垂直変位ほど移動させる。このように、第3撮影映像114(または、第3投影映像115)の適正移動量が既に演算されたとしても、演算部222は、第3撮影映像114(または、第3投影映像115)の適正移動量を再度演算できる。この場合、第3撮影映像114(または、第3投影映像115)の当初演算された適正移動量は、再度演算された適正移動量に更新される。
次いで、映像整列部224は、第1投影映像111と第2投影映像113とを連結し、第2投影映像113と第3投影映像115とを連結し、第3投影映像115と第4投影映像117とを連結してパノラマ映像を生成する。
一方、本発明の第3実施形態によっても、演算部222は、既に適正移動量が演算された撮影映像(または、マッピング映像)の適正移動量は再度演算しない。これによる場合、本発明の第3実施形態は、次のように説明される。
演算部222は、第1撮影映像110及び第2撮影映像112それぞれの適正ローリング角度を演算し、映像整列部224は、第1撮影映像110及び第2撮影映像112それぞれを適正ローリング角度ほど回転させる。次いで、マッピング部220は、第1投影映像111と第2投影映像113とを生成し、演算部222は、第1投影映像111及び第2投影映像113それぞれの適正パンニング角度と適正垂直変位とを演算し、映像整列部224は、第1投影映像111及び第2投影映像113それぞれを適正パンニング角度ほど回転させ、適正垂直変位ほど移動させる。次いで、映像整列部224は、第1投影映像111と第2投影映像113とを連結する。
次いで、演算部222は、第3撮影映像114の適正ローリング角度を演算し、映像整列部224は、第3撮影映像114を適正ローリング角度ほど回転させる。次いで、マッピング部220は、第3投影映像115を生成し、演算部222は、第3投影映像115の適正パンニング角度と適正垂直変位とを演算し、映像整列部224は、第3投影映像115を適正パンニング角度ほど回転させ、適正垂直変位ほど移動させる。次いで、映像整列部224は、第2投影映像113と第3投影映像115とを連結する。
次いで、演算部222は、第4撮影映像116の適正ローリング角度を演算し、映像整列部224は、第4撮影映像116を適正ローリング角度ほど回転させる。次いで、マッピング部220は、第4投影映像117を生成し、演算部222は、第4投影映像117の適正パンニング角度と適正垂直変位とを演算し、映像整列部224は、第4投影映像117を適正パンニング角度ほど回転させ、適正垂直変位ほど移動させる。次いで、映像整列部224は、第3投影映像115と第4投影映像117とを連結する。
これにより、第1撮影映像110ないし第4撮影映像116を利用したパノラマ映像が生成される。
本発明の第4実施形態によるマッピング部220、演算部222及び映像整列部224の動作は、次の通りである。
マッピング部220は、第1マッピング映像と第2マッピング映像とを生成する。
演算部222は、第1マッピング映像及び第2マッピング映像それぞれの適正移動量を各方向別に演算する。ここで、方向は、ピッチ方向であってもよく、パンニング方向であってもよく、ローリング方向であってもよい。すなわち、移動量は、ピッチ角度、パンニング角度及びローリング角度の組み合わせとして表現される。
一方、適正移動量の候補は、ピッチ角度、パンニング角度、ローリング角度それぞれに既定されている。例えば、適正ピッチ角度の候補としては、−3°,−2°,−1°,0°,1°,2°,3°があり、適正パンニング角度の候補としては、−10°,−9°,…,0°,…,9°,10°があり、適正ローリング角度の候補としては、−4°,−3°,−2°,−1°,0°,1°,2°,3°,4°がある。
演算部222は、第1マッピング映像及び第2マッピング映像それぞれに、適正ローリング角度の候補のうち一つの候補を選択し、選択された候補ほどマッピング映像を回転させる場合、重なる色相情報間の類似度を最大にする候補を探し、探した候補を適正ローリング角度と決定する。
この場合、映像整列部224は、第1マッピング映像及び第2マッピング映像それぞれを適正ローリング角度ほど回転させる。次いで、演算部222は、第1マッピング映像及び第2マッピング映像それぞれに適正ピッチ角度の候補のうち一つの候補を選択し、選択された候補ほどマッピング映像を回転させる場合、重なる色相情報間の類似度を最大にする候補を探し、探した候補を適正ピッチ角度と決定する。
この場合、映像整列部224は、第1マッピング映像及び第2マッピング映像それぞれを適正ピッチ角度ほど回転させる。次いで、演算部222は、第1マッピング映像及び第2マッピング映像それぞれに適正パンニング角度の候補のうち一つの候補を選択し、選択された候補ほどマッピング映像を回転させる場合、重なる色相情報間の類似度を最大にする候補を探し、探した候補を適正パンニング角度と決定する。
これにより、映像整列部224は、第1マッピング映像及び第2マッピング映像それぞれを適正パンニング角度ほど回転させた後、第1マッピング映像と第2マッピング映像とを連結してパノラマ映像を生成する。
結局、本発明の第4実施形態によれば、マッピング部220は、第1投影映像151ないし第4投影映像157を生成し、演算部222は、第1投影映像151及び第2投影映像153それぞれの適正移動量を各方向別に演算し、第2投影映像153及び第3投影映像155それぞれの適正移動量を各方向別に演算し、第3投影映像155及び第4投影映像157それぞれの適正移動量を各方向別に演算する。ここで、第2投影映像153の適正移動量は再度演算されることによって、直前に演算された数値は、その再度演算された数値に更新され、第3投影映像155の適正移動量は、再度演算されることによって、直前に演算された数値は、その再度演算された数値に更新される。一方、映像整列部224は、第1投影映像151と第2投影映像153とを連結し、第2投影映像153と第3投影映像155とを連結し、第3投影映像155と第4投影映像157とを連結することによって、パノラマ映像を生成する。
かかる本発明の第4実施形態によれば、演算しようとする移動量が球面上での移動量であるので、適正移動量の演算に当って要求される演算量が相当なところ、広域パノラマ映像を生成するための適正移動量を最小限の演算量で演算する方案を以下の第5実施形態で開示する。
本発明の第5実施形態によるマッピング部220、演算部222及び映像整列部224の動作は、次の通りである。
マッピング部220は、第1撮影映像150と第2撮影映像152とを第1所定の円筒面に投影して、第1部分映像(図示せず)と第2部分映像(図示せず)とを生成する。ここで、第1所定の円筒面は、第1所定の円筒の横面を意味し、第1所定の円筒は、円筒の上面と下面とを貫通する軸が球面の軸(P−Q線)と平行な円筒を意味する。このとき、第1所定の円筒の軸及び球面の軸にいずれも垂直な垂線のうち、P1は、ある一つの垂線上に存在し、P2は、他の垂線上に存在することが望ましい。本明細書において、第r(ただし、rは自然数)部分映像は、マッピング映像の一種である。
同様に、マッピング部220は、第3撮影映像154と第4撮影映像156とを第2所定の円筒面に投影して、第3部分映像(図示せず)と第4部分映像(図示せず)とを生成する。ここで、第2所定の円筒面は、第2所定の円筒の横面を意味し、第2所定の円筒は、円筒の上面と下面とを貫通する軸が球面の軸(P−Q線)と平行な円筒を意味する。このとき、第2所定の円筒の軸及び球面の軸にいずれも垂直な垂線のうち、P3は、ある一つの垂線上に存在し、P4は、他の垂線上に存在することが望ましい。
演算部222は、第1部分映像(図示せず)及び第2部分映像(図示せず)それぞれの第1所定の円筒面上での適正移動量を第1整合量として演算するが、各方向別に演算する。このとき、方向は、パンニング方向であってもよく、垂直方向であってもよい。これと同様に、演算部222は、第3部分映像(図示せず)及び第4部分映像(図示せず)それぞれの第2所定の円筒面上での適正移動量を第2整合量として演算するが、各方向別に演算する。このとき、方向は、パンニング方向であってもよく、垂直方向であってもよい。
映像整列部224は、第1部分映像(図示せず)及び第2部分映像(図示せず)それぞれを第1整合量ほど移動させた後、第1部分映像と第2部分映像とを連結して第1結合映像(図示せず)を生成する。これと同様に、映像整列部224は、第3部分映像(図示せず)及び第4部分映像(図示せず)それぞれを第2整合量ほど移動させた後、第3部分映像と第4部分映像とを連結して第2結合映像(図示せず)を生成する。
次いで、マッピング部220は、第1結合映像(図示せず)を第1整合平面に投影して第5部分映像(図示せず)を生成する。ここで、第1整合平面とは、‘球面の軸(P−Q線)に垂直であり、P2を経る線’に垂直であり、かつP2に接する平面を意味することが望ましい。これと同様に、マッピング部220は、第2結合映像(図示せず)を第2整合平面に投影して第6部分映像(図示せず)を生成する。ここで、第2整合平面とは、‘球面の軸(P−Q線)に垂直であり、P3を経る線’に垂直であり、かつP3に接する平面を意味することが望ましい。一般的なマッピング映像(例えば、前述した第1部分映像ないし第4部分映像、後述する第7部分映像及び第8部分映像)と異なり、第5部分映像と第6部分映像とは平面上に存在する。
一方、マッピング部220は、第5部分映像(図示せず)と第6部分映像(図示せず)とを第3所定の円筒面に投影して、第7部分映像(図示せず)と第8部分映像(図示せず)とを生成する。ここで、第3所定の円筒面は、第3所定の円筒の横面を意味し、第3所定の円筒は、円筒の上面と下面とを貫通する軸が球面の赤道Eの接線と平行な円筒を意味する。
次いで、演算部222は、第7部分映像(図示せず)及び第8部分映像(図示せず)それぞれの第3所定の円筒面上での適正移動量を第3整合量として演算するが、各方向別に演算する。このとき、方向は、パンニング方向であってもよく、垂直方向であってもよい。
映像整列部224は、第7部分映像(図示せず)及び第8部分映像(図示せず)それぞれを第3整合量ほど移動させた後、第7部分映像と第8部分映像とを連結することによってパノラマ映像を生成する。
前述したように、本発明の第5実施形態によれば、広域パノラマ映像の生成に当って、球面上での移動量を演算せず、円筒面上での移動量を演算する。これにより、本発明の第5実施形態は、広域パノラマ映像を第4実施形態より迅速に生成する構成を提供する。
図3Aないし図3Dは、図2に示した表示部210、撮影部212及び案内映像生成部216の動作を説明するための図である。説明の便宜上、表示部210は、LCD(Liquid Crystal Display)310を備える。
図3Aは、原本映像300、LCD 310、直前に撮影された映像320、現在撮影された映像330の関係を示す図である。
図3Bは、案内映像生成部216の動作を説明するための図である。
案内映像生成部216は、直前に撮影された映像320を利用して案内映像を生成する。
具体的に、案内映像生成部216は、直前に撮影された映像320のうち所定部分340以外の映像を除去することによって、案内映像を生成する。ここで、所定部分340の面積は、既定されることが望ましい。
一方、所定部分340の撮影映像320での位置は、撮影装備100の移動方向、さらに具体的には、撮影方向の移動方向に適応的に決定される。例えば、撮影部212が映像を撮影した後、撮影方向が図3Aに示したように右側に移動するならば、案内映像生成部216は、直前に撮影された映像320のうち右側部分340(このとき、右側部分の面積は、既定の面積である)以外の映像を除去することによって、案内映像を生成する。同様に、撮影部212が映像を撮影した後、撮影方向が図3Aに示したことと異なって上側に移動するならば、案内映像生成部216は、直前に撮影された映像320のうち上側部分(このとき、上側部分の面積は、既定の面積である)以外の映像を除去することによって、案内映像を生成する。
これと異なり、所定部分340の撮影映像320での位置は、撮影方向の移動方向と関係なく決定されることもある。
具体的に、撮影装備100が水平パノラマ映像の生成モードによって動作中であれば、案内映像生成部216は、直前に撮影された映像320のうち一定部分、例えば右側部分(このとき、右側部分の面積は、既定の面積である)以外の映像を除去することによって、案内映像を生成する。この場合、水平パノラマ映像を製作しようとする撮影者は、撮影方向を右側に移動させ、複数の映像を撮影することを要求される。
一方、撮影装備100が広域パノラマ映像生成モードによって動作中であれば、案内映像生成部216が案内映像を生成する度に所定部分340の撮影映像320での位置が一定順序によって変更される。例えば、所定部分340の撮影映像320での位置は、下側部分→右側部分→上側部分の順に変更される。この場合、案内映像生成部216は、第1撮影映像150のうち下側部分(このとき、下側部分の面積は、既定の面積である)以外の映像を除去することによって、第1案内映像を生成し、第2撮影映像152のうち右側部分(このとき、右側部分の面積は、既定の面積である)以外の映像を除去することによって、第2案内映像を生成し、第3撮影映像154のうち上側部分(このとき、上側部分の面積は、既定の面積である)以外の映像を除去することによって、第3案内映像を生成する。
図3C及び図3Dは、‘案内映像’と‘現在撮影された映像として撮影可能な映像’とを共に表示する表示部210の動作を説明するための図である。図3Cまたは図3Dに示したように、表示部210は、生成された案内映像を第1所定の領域345または347に表示し、レンズ(図示せず)を通じて見られる映像を第2所定の領域350に表示する。ここで、第1所定の領域345は、第2所定の領域350の一部と重なってもよく、第1所定の領域347は、第2所定の領域350により取り囲まれてもよい。このとき、レンズ(図示せず)を通じて見られる映像とは、現在撮影された映像330として撮影可能な映像を意味する。
図3Cに示したように、第1所定の領域345が第2所定の領域350の一部と重なる場合、所定部分340の面積と第1所定の領域345の面積とは同じであり、所定部分340の撮影映像320での位置と第1所定の領域345のLCD 310上での位置とは互いに対称であることが望ましい。例えば、所定部分340が、図3Bに示したように撮影映像320の右側部分(このとき、右側部分の面積は、既定の面積である)であれば、第1所定の領域345は、図3Cに示したようにLCD 310上で左側領域(このとき、左側領域の面積は、その右側部分の面積と同じである)であることが望ましい。これと関連して、第1所定の領域345のLCD 310上での位置は、撮影方向の移動方向に適応的に決定される。例えば、撮影部212が映像を撮影した後、撮影方向が図3Aに示したように右側に移動するならば、表示部210は、案内映像をLCD 310の左側領域(このとき、左側領域の面積は、既定の面積である)に表示する。一方、第1所定の領域345のLCD 310上での位置は、撮影方向の移動方向と関係なく決定されることもある。例えば、撮影装備100が水平パノラマ映像生成モードによって動作中であれば、表示部210は、案内映像をLCD 310の左側領域(このとき、左側領域の面積は、既定の面積である)に表示する。
図3Cに示したように、表示部210は、案内映像の輝度を本来の輝度より低め、レンズ(図示せず)を通じて見られる映像の輝度も本来の輝度より低めた後、案内映像とレンズとを通じて見られる映像をいずれも表示できる。
図3Dに示したように、第1所定の領域347が第2所定の領域350に取り囲まれる場合、第1所定の領域347の面積は、所定部分340の面積より小さい。この場合、表示部210は、案内映像の一部のみを表示せざるを得ない。このために、表示部210は、案内映像をなすピクセルそれぞれを変換平面に投影する。ここで、変換平面は、現在撮影された映像330を表すと予想される平面を意味する。例えば、水平パノラマ映像を生成するために複数の映像110,112,114,116の撮影に当って、撮影者が映像110,112または114を撮影した後、撮影方向をパンニング方向にq(ただし、qは自然数)°ほど移動させてから映像112,114または116を撮影しようとすれば、変換平面は、直前に撮影された映像110,112または114をパンニング方向にq°ほど移動させた場合、その直前に撮影された映像110,112または114を表す平面を意味する。この場合、直前に撮影された映像110,112または114内の位置が(x,y)=(u1,v1)であるピクセルを変換平面に投影すれば、投影されたピクセルの変換平面上での位置は、(x,y)=(u2,v2)となり、(u1,v1)と(u2,v2)との間には、次の式(6)のような関係が成立する。

ここで、fは、撮影装備100の焦点距離を意味する。
表示部210は、式(6)によって(u2,v2)を演算し、演算された(u2,v2)が第1所定の領域347に含まれるか否かを検査する。もし、演算された(u2,v2)が第1所定の領域347に含まれないと検査されれば、表示部210は、演算された(u2,v2)に該当する(u1,v1)の色相情報を表示しない。これに対し、演算された(u2,v2)が第1所定の領域347に含まれると検査されれば、表示部210は、演算された(u2,v2)に該当する(u1,v1)の色相情報を表示する。
このように、表示部210が第1所定の領域345のLCD 310上での位置を撮影方向の移動方向に適応的に決定するか、または案内映像を第2所定の領域350により取り囲まれた第1所定の領域347に表示するならば、広域パノラマ映像の生成時に使われる複数の映像150,152,154,156の望ましい撮影順序を次のように提案できる。
表示部210は、‘案内映像’と‘現在撮影された映像として撮影可能な映像’とを共に表示するにおいて、‘直前に撮影された映像’の位置と‘現在撮影された映像として撮影される映像’の位置との関係を考慮せねばならない。したがって、その位置間の関係が複雑であるほど、表示部210は、案内映像を迅速に表示し難い。
符号152が表す映像の位置は、符号150が表す映像の位置を一方向(すなわち、ピッチ方向)にのみ移動させても得られ、符号154が表す映像の位置は、符号152が表す映像の位置を一方向(すなわち、パンニング方向)にのみ移動させても得られ、符号156が表す映像の位置は、符号154が表す映像の位置を一方向(すなわち、ピッチ方向)にのみ移動させても得られる一方、符号156(または、符号150)が表す映像の位置は、符号150(または、符号156)が表す映像の位置を二方向(すなわち、パンニング方向とピッチ方向)にいずれも移動させて初めて得られる。この場合、二方向を考慮して案内映像を表示するときより一方向のみを考慮して案内映像を表示するとき、案内映像がさらに迅速に表示されることは自明である。
したがって、直前に撮影された映像及び現在撮影された映像は、符号156が表す映像及び符号150が表す映像であるよりは、符号150が表す映像及び符号152が表す映像であるか、または符号152が表す映像及び符号154が表す映像であるか、または符号154が表す映像及び符号156が表す映像であることが望ましい。
同様に、直前に撮影された映像及び現在撮影された映像は、符号150が表す映像及び符号156が表す映像であるよりは、符号156が表す映像及び符号154が表す映像であるか、または符号154が表す映像及び符号152が表す映像であるか、または符号152が表す映像及び符号150が表す映像であることが望ましい。
すなわち、符号150,152,154,156それぞれは、第n撮影映像、第n+1撮影映像、第n+2撮影映像、第n+3撮影映像それぞれを意味するか、または第n+3撮影映像、第n+2撮影映像、第n+1撮影映像、第n撮影映像それぞれを意味することが、第n+1撮影映像、第n+2撮影映像、第n+3撮影映像、第n撮影映像それぞれを意味するか、または第n+2撮影映像、第n+3撮影映像、第n撮影映像、第n+1撮影映像それぞれを意味することより望ましい。
図4は、図2に示したマッピング部220の動作を説明するための参考図である。
マッピング部220は、撮影映像410を既定の曲面(例えば、円筒面または球面)に投影してマッピング映像430を生成する。このとき、マッピング部220により行われる投影は、撮影装備100の焦点距離を考慮して行われるので、撮影映像410は、四角形を有する一方、マッピング映像430は、両端部が切断された楕円形を有することが一般的である。
ただし、マッピング部220は、曲面上のいずれかの映像を平面に投影してマッピング映像を生成することもできる。前述した第5部分映像(図示せず)と第6部分映像(図示せず)とは、かかるマッピング映像の一例である。
図5は、図2に示したマッピング部220を説明するためのブロック図であって、位置情報保存部510及び色相割当部520を備える。
前述したように、マッピング映像430は、‘撮影映像410’と‘撮影装備100の焦点距離’とを利用した計算過程を通じて生成される。ただし、マッピング部220がかかる計算過程を撮影映像410のあらゆるピクセルに毎度行えば、マッピング部220に相当な負荷がかかる恐れがある。
これを改善するために、本発明は、撮影映像410をなす各ピクセルの撮影映像410での位置を、マッピング映像430をなす各ピクセルの投影曲面420での位置とあらかじめマッチングさせることを提案する。この場合、マッピング部220は、入力される撮影映像110,112,114または116をなす各ピクセルの色相情報をそのピクセルとマッチングされた位置に割り当てることによって、マッピング映像111,113,115または117を、前述した計算過程を経ずに自動的に生成する。ここで、投影曲面420は、既定の曲面(例えば、円筒面)の一部であり、投影曲面420の面積は、撮影映像410の面積と同じであることが望ましい。
具体的に、位置情報保存部510は、‘撮影映像410をなす各ピクセルの撮影映像410での位置情報’と、‘マッピング映像430をなす各ピクセルの投影曲面420での位置情報’とをマッチングして保存する。
色相割当部520は、入力端子IN1を通じて撮影部212または読み取り部218から入力された撮影映像110,112,114または116をなすピクセルの撮影映像110,112,114または116での位置情報とマッチングされた位置情報を位置情報保存部510で読み取り、読み取られた位置情報に表れた位置にそのピクセルの色相情報を割り当てる。色相割当部520は、かかる動作を、撮影映像110,112,114または116をなすあらゆるピクセルそれぞれに対して行うことによって、マッピング映像111,113,115または117を生成し、生成されたマッピング映像111,113,115または117を、出力端子OUT1を通じて演算部222または映像整列部224に出力する。
図6は、図2に示した演算部222、特に第3実施形態によって動作する演算部222を説明するためのブロック図であって、解像度変換部610、第1移動量演算部620及び第2移動量演算部630を備える。
解像度変換部610は、入力端子IN2を通じて撮影部212や読み取り部218から撮影映像を入力されてもよく、マッピング部220からマッピング映像を入力されてもよい。説明の便宜上、入力端子IN2を通じて入力される撮影映像やマッピング映像の解像度は、第K解像度(ただし、Kは、2以上の整数)と仮定する。
この場合、解像度変換部610は、撮影映像(または、マッピング映像)を処理して、撮影映像(または、マッピング映像)の解像度を第k解像度(ただし、kは、k<Kである自然数、第k解像度<第k+1解像度)に低める。
第1移動量演算部620は、第k解像度の直前に撮影された映像及び現在撮影された映像それぞれの適正ローリング角度(例えば、−3°)を演算し、第2移動量演算部630は、第k解像度の第1マッピング映像及び第2マッピング映像それぞれの適正パンニング角度(例えば、8°)と適正垂直変位(例えば、ピクセル一つの長さ)とを演算する。
次いで、解像度変換部610は、その第k解像度の第1マッピング映像と第2マッピング映像とを処理して、第1マッピング映像と第2マッピング映像との解像度を第k+1解像度に高め、第2移動量演算部630は、その第k+1解像度の第1マッピング映像及び第2マッピング映像それぞれの適正パンニング角度と適正垂直変位とを再度演算する。このとき、直前に演算された適正パンニング角度(8°)と適正垂直変位(ピクセル一つの長さ)とが考慮される。例えば、第2移動量演算部630は、その第k+1解像度の第1マッピング映像及び第2マッピング映像それぞれのパンニング角度として7.6°,7.8°,8°,8.2°,8.4°のうち一つを選択し、その第k+1解像度の第1マッピング映像及び第2マッピング映像それぞれの適正垂直変位としてピクセル0.8個の長さ、ピクセル一個の長さ、ピクセル1.2個の長さのうち一つを選択する。この場合、選択可能な場合の数は、5*3=15個である。その15回の選択を経て、第2移動量演算部630は、その第k+1解像度の第1マッピング映像及び第2マッピング映像それぞれの適正パンニング角度(例えば、8.2°)と適正垂直変位(例えば、ピクセル0.8個の長さ)とを演算する。この場合、直前に演算された適正パンニング角度(8°)と適正垂直変位(ピクセル一つの長さ)とは、最近に演算された適正パンニング角度(8.2°)と適正垂直変位(ピクセル0.8個の長さ)とに更新される。
もし、第k+1解像度が第K解像度でなければ、解像度変換部610及び第2移動量演算部630は、適正パンニング角度と適正垂直変位とを前述したような論理で再度演算できる。すなわち、第k+1解像度が第K解像度でなければ、解像度変換部610は、その第k+1解像度の第1マッピング映像と第2マッピング映像とを処理して、第1マッピング映像と第2マッピング映像との解像度を第k+2解像度に高め、第2移動量演算部630は、その第k+2解像度の第1マッピング映像及び第2マッピング映像それぞれの適正パンニング角度と適正垂直変位とを再度演算できる。このとき、直前に演算された適正パンニング角度(8.2°)と適正垂直変位(ピクセル0.8個の長さ)とが考慮される。
図7は、本発明によるパノラマ映像の生成方法を説明するためのフローチャートであって、撮影案内を受けて複数の映像を撮影し、その複数の映像を利用してパノラマ映像を生成するステップ(ステップ710ないし720)を含む。
ステップ710で、案内映像生成部216は、直前に撮影された映像を利用して案内映像を生成し、表示部210は、‘生成された案内映像’と‘現在撮影された映像として撮影可能な映像’とを共に表示する。撮影者は、ステップ710で表示される映像を観察するうち撮影しようとする映像を発見して撮影ボタン101を操作して、現在撮影された映像を獲得する。
ステップ720で、マッピング部220は、直前に撮影された映像と現在撮影された映像とを利用して第1マッピング映像と第2マッピング映像とを生成し、演算部222は、第1マッピング映像及び第2マッピング映像それぞれの適正移動量を求め、映像整列部224は、第1マッピング映像及び第2マッピング映像それぞれをその求められた適正移動量ほど移動させた後、第1マッピング映像と第2マッピング映像とを連結してパノラマ映像を生成する。
図8は、図7に示したステップ710を説明するためのフローチャートであって、直前に撮影された映像を利用して案内映像を生成するステップ(ステップ810ないし870)を含む。
ステップ810で、撮影部212は、第1撮影映像110または150を獲得する。
ステップ820で、案内映像生成部216は、ステップ810で獲得された第1撮影映像110または150を利用して第1案内映像を生成する。本明細書において、第s(ただし、sは自然数)案内映像とは、第s撮影映像を利用して生成された案内映像を意味する。
ステップ820後に、撮影者が原本映像と第1案内映像とをLCD 310を通じて観察するうち撮影しようとする原本映像を発見して撮影ボタン101を操作すれば、ステップ830で、撮影部212は、第2撮影映像を獲得する。
ステップ840で、案内映像生成部216は、ステップ830で獲得された第2撮影映像を利用して第2案内映像を生成する。
ステップ840後に、撮影者が原本映像と第2案内映像とをLCD 310を通じて観察するうち撮影しようとする原本映像を発見して撮影ボタン101を操作すれば、ステップ850で、撮影部212は、第3撮影映像を獲得する。
ステップ860で、案内映像生成部216は、ステップ850で獲得された第3撮影映像を利用して第3案内映像を生成する。
ステップ860後に、撮影者が原本映像と第3案内映像とをLCD 310を通じて観察するうち撮影しようとする原本映像を発見して撮影ボタン101を操作すれば、ステップ870で、撮影部212は、第4撮影映像を獲得する。
図9A及び図9Bは、水平パノラマ映像を生成するための図7に示したステップ720を説明するためのフローチャートであって、第1撮影映像110ないし第4撮影映像116を利用して水平パノラマ映像を生成するステップ(ステップ910ないし940)を含み、説明の便宜上、第3実施形態に基づいて説明する。
演算部222は、第1撮影映像110及び第2撮影映像112それぞれの適正ローリング角度を求め(ステップ910)、映像整列部224は、第1撮影映像110及び第2撮影映像112それぞれを、ステップ910で求められた適正ローリング角度ほど回転させる(ステップ912)。
ステップ912後に、マッピング部220は、ステップ912で回転された第1撮影映像110と第2撮影映像112とを既定の円筒面に投影して、第1投影映像111と第2投影映像113とを生成する(ステップ914)。
ステップ914後に、演算部222は、第1投影映像111及び第2投影映像113それぞれの適正パンニング角度と適正垂直変位とを求め(ステップ916)、映像整列部224は、第1投影映像111と第2投影映像113とをステップ916で求められた適正パンニング角度と適正垂直変位ほど移動させる(ステップ918)。
ステップ918後に、演算部222は、第3撮影映像114の適正ローリング角度を求め(ステップ920)、映像整列部224は、第3撮影映像114をステップ920で求められた適正ローリング角度ほど回転させる(ステップ922)。
ステップ922後に、マッピング部220は、ステップ922で回転された第3撮影映像114をその円筒面に投影して、第3投影映像115を生成する(ステップ924)。
ステップ924後に、演算部222は、第3投影映像115の適正パンニング角度と適正垂直変位とを求め(ステップ926)、映像整列部224は、第3投影映像115をステップ926で求められた適正パンニング角度と適正垂直変位ほど移動させる(ステップ928)。
ステップ928後に、演算部222は、第4撮影映像116の適正ローリング角度を求め(ステップ930)、映像整列部224は、第4撮影映像116をステップ930で求められた適正ローリング角度ほど回転させる(ステップ932)。
ステップ932後に、マッピング部220は、ステップ932で回転された第4撮影映像116をその円筒面に投影して、第4投影映像117を生成する(ステップ934)。
ステップ934後に、演算部222は、第4投影映像117の適正パンニング角度と適正垂直変位とを求め(ステップ936)、映像整列部224は、第4投影映像117を、ステップ936で求められた適正パンニング角度と適正垂直変位ほど移動させる(ステップ938)。
ステップ938後に、映像整列部224は、第1投影映像111と第2投影映像113とを連結し、第2投影映像113と第3投影映像115とを連結し、第3投影映像115と第4投影映像117とを連結することによって、水平パノラマ映像を生成する(ステップ940)。
ただし、マッピング映像間の連結は、ステップ940に示したものと異なって行われることもある。すなわち、第1投影映像111と第2投影映像113との連結は、ステップ918後に行われ、第2投影映像113と第3投影映像115との連結は、ステップ928後に行われ、第3投影映像115と第4投影映像117との連結は、ステップ938後に行われることもある。
図10A及び図10Bは、広域パノラマ映像を生成するための図7に示したステップ720を説明するためのフローチャートであって、第1撮影映像150ないし第4撮影映像156を利用して広域パノラマ映像を生成するステップ(ステップ1010ないし1090)を含み、説明の便宜上、第5実施形態に基づいて説明する。
マッピング部220は、第1撮影映像150と第2撮影映像152とを第1所定の円筒面に投影して、第1部分映像(図示せず)と第2部分映像(図示せず)とを生成する(ステップ1010)。同様に、マッピング部220は、第3撮影映像154と第4撮影映像156とを第2所定の円筒面に投影して、第3部分映像(図示せず)と第4部分映像(図示せず)とを生成する(ステップ1020)。ステップ1020は、図10に示したようにステップ1010後に行われてもよく、図10に示したものと異なってステップ1010前に行われるか、またはステップ1010と同時に行われてもよい。
演算部222は、ステップ1010で生成された第1部分映像(図示せず)及び第2部分映像(図示せず)それぞれの第1整合量を求め、ステップ1020で生成された第3部分映像(図示せず)及び第4部分映像(図示せず)それぞれの第2整合量を求める(ステップ1030)。
映像整列部224は、ステップ1010で生成された第1部分映像(図示せず)及び第2部分映像(図示せず)それぞれを、ステップ1030で求められた第1整合量ほど移動させた後、第1部分映像と第2部分映像とを連結して第1結合映像を生成する(ステップ1040)。
映像整列部224は、ステップ1020で生成された第3部分映像(図示せず)及び第4部分映像(図示せず)それぞれをステップ1030で求められた第2整合量ほど移動させた後、第3部分映像と第4部分映像とを連結して第2結合映像を生成する(ステップ1050)。
ステップ1050は、図10に示したようにステップ1040後に行われてもよく、図10に示したものと異なってステップ1040の前に行われるか、またはステップ1040と同時に行われてもよい。
マッピング部220は、ステップ1040で生成された第1結合映像を第1整合平面に投影して第5部分映像(図示せず)を生成し、ステップ1050で生成された第2結合映像を第2整合平面に投影して第6部分映像(図示せず)を生成する(ステップ1060)。
ステップ1060後に、マッピング部220は、ステップ1060で生成された第5部分映像(図示せず)と第6部分映像(図示せず)とを第3所定の円筒面に投影して、第7部分映像(図示せず)と第8部分映像(図示せず)とを生成する(ステップ1070)。
ステップ1070後に、演算部222は、ステップ1070で生成された第7部分映像(図示せず)及び第8部分映像(図示せず)それぞれの第3整合量を求め(ステップ1080)、映像整列部224は、ステップ1070で生成された第7部分映像(図示せず)及び第8部分映像(図示せず)それぞれをステップ1080で求められた第3整合量ほど移動させた後、第7部分映像と第8部分映像とを連結する(ステップ1090)。
本発明は、また、コンピュータで読み取り可能な記録媒体にコンピュータで読み取り可能なコードとして具現することが可能である。コンピュータで読み取り可能な記録媒体は、コンピュータシステムにより読み取られるデータが保存されるあらゆる種類の記録装置を含む。コンピュータで読み取り可能な記録媒体の例としては、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、CD−ROM、磁気テープ、フロッピー(登録商標)ディスク、光データ保存装置などがあり、またキャリアウェーブ(例えば、インターネットを通じた伝送)の形態で具現されるものも含む。また、コンピュータで読み取り可能な記録媒体は、ネットワークに連結されたコンピュータシステムに分散され、分散方式でコンピュータで読み取り可能なコードが保存されて実行されうる。
以上、図面と明細書で最適の実施形態が開示された。ここで、特定の用語が使われたが、これは単に、本発明を説明するための目的で使われたものであり、意味限定や特許請求の範囲に記載された本発明の範囲を制限するために使われたものではない。したがって、当業者であれば、これから多様な変形及び均等な他の実施形態が可能であるという点を理解できるであろう。したがって、本発明の真の技術的な保護範囲は、特許請求の範囲の技術的思想により決まらねばならない。
本発明は、パノラマ映像生成関連の技術分野に適用可能である。
撮影装備を説明するための図である。 水平パノラマ映像を説明するための図である。 水平パノラマ映像を説明するための図である。 水平パノラマ映像を説明するための図である。 広域パノラマ映像を説明するための図である。 広域パノラマ映像を説明するための図である。 本発明によるパノラマ映像生成装置を説明するためのブロック図である。 図2に示した表示部、撮影部及び案内映像生成部の動作を説明するための図である。 図2に示した表示部、撮影部及び案内映像生成部の動作を説明するための図である。 図2に示した表示部、撮影部及び案内映像生成部の動作を説明するための図である。 図2に示した表示部、撮影部及び案内映像生成部の動作を説明するための図である。 図2に示した表示部、撮影部及び案内映像生成部の動作を説明するための図である。 図2に示したマッピング部の動作を説明するための参考図である。 図2に示したマッピング部を説明するためのブロック図である。 図2に示した演算部を説明するためのブロック図である。 本発明によるパノラマ映像の生成方法を説明するためのフローチャートでる。 図7に示したステップ710を説明するためのフローチャートである。 水平パノラマ映像を生成するための図7に示したステップ720を説明するためのフローチャートである。 水平パノラマ映像を生成するための図7に示したステップ720を説明するためのフローチャートである。 広域パノラマ映像を生成するための図7に示したステップ720を説明するためのフローチャートである。 広域パノラマ映像を生成するための図7に示したステップ720を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
210 表示部
212 撮影部
214 映像保存部
216 案内映像生成部
218 読み取り部
220 マッピング部
222 演算部
224 映像整列部
226 映像削除部
300 原映像
310 LCD
320 直前に撮影された映像
330 現在撮影された映像
340 所定部分
345、347 第1所定の領域
350 第2所定の領域
410 撮影映像
420 投影映像
430 マッピング映像
510 位置情報保存部
520 色相割当部
610 解像度変換部
620 第1移動量演算部
630 第2移動量演算部

Claims (20)

  1. 直前に撮影された映像と現在撮影された映像とを既定の曲面に投影して第1及び第2マッピング映像を生成するマッピング部と、
    各方向ごとに、前記直前に撮影された映像及び前記現在撮影された映像のうち少なくとも一つまたは前記第1マッピング映像及び前記第2マッピング映像のうち少なくとも一つを移動させ、前記直前に撮影された映像及び前記現在撮影された映像、または前記第1マッピング映像及び前記第2マッピング映像の重なった色相情報間の類似度を演算し、演算された類似度が最大になる適正移動量を決定する演算部と、
    前記第1及び第2マッピング映像と前記決定された適正移動量とを利用してパノラマ映像を生成する映像整列部と、を備えることを特徴とするパノラマ映像生成装置。
  2. 前記直前は、最初ではなく、前記演算部は、前記第2マッピング映像または前記現在撮影された映像の前記適正移動量を演算することを特徴とする請求項1に記載のパノラマ映像生成装置。
  3. 前記演算部は、前記第1及び第2マッピング映像それぞれ、または前記直前に撮影された映像及び前記現在撮影された映像それぞれの前記適正移動量を演算することを特徴とする請求項1に記載のパノラマ映像生成装置。
  4. 前記演算部は、前記直前に撮影された映像と前記現在撮影された映像、または前記第1及び第2マッピング映像の解像度を前記方向によって調整した後、前記適正移動量を演算することを特徴とする請求項1に記載のパノラマ映像生成装置。
  5. 前記演算部は、前記適正移動量を演算した後、前記解像度を高め、最近に演算された前記適正移動量を考慮して前記適正移動量を再度演算することを特徴とする請求項4に記載のパノラマ映像生成装置。
  6. 前記演算部は、
    前記直前に撮影された映像と前記現在撮影された映像のうち少なくとも一つの第1所定方向への前記適正移動量を演算する第1移動量演算部と、
    前記第1及び第2マッピング映像のうち少なくとも一つの第2所定方向への前記適正移動量を演算する第2移動量演算部と、を備えることを特徴とする請求項1に記載のパノラマ映像生成装置。
  7. 第n(ただし、nは自然数)撮影映像の位置は、第n+1撮影映像の位置を一つの前記方向に移動させた結果であり、かつ第n+3撮影映像の位置を複数の前記方向に移動させた結果であり、第n+2撮影映像の位置は、第n+1撮影映像の位置または第n+3撮影映像の位置を一つの前記方向に移動させた結果であることを特徴とする請求項1に記載のパノラマ映像生成装置。
  8. 前記マッピング部は、前記第n及び第n+1撮影映像を第1所定の円筒面に投影して第1及び第2部分映像を生成し、前記第n+2及び第n+3撮影映像を第2所定の円筒面に投影して第3及び第4部分映像を生成し、第1結合映像を第1整合平面に投影して第5部分映像を生成し、第2結合映像を第2整合平面に投影して第6部分映像を生成し、生成された第5及び第6部分映像を第3所定の円筒面に投影して第7及び第8部分映像を生成し、
    前記演算部は、前記第1及び前記第2部分映像の重なった色相情報間の類似度を最大にする前記第1所定の円筒面上での移動量を第1整合量として演算し、前記第3及び第4部分映像の重なった色相情報間の類似度を最大にする前記第2所定の円筒面上での移動量を第2整合量として演算し、前記第7及び第8部分映像の重なった色相情報間の類似度を最大にする前記第3所定の円筒面上での移動量を第3整合量として演算し、
    前記映像整列部は、前記第1及び第2部分映像を前記演算された第1整合量ほど移動させた後で連結して前記第1結合映像を生成し、前記第3及び第4部分映像を前記演算された第2整合量ほど移動させた後で連結して前記第2結合映像を生成し、前記第7及び第8部分映像を前記演算された第3整合量ほど移動させた後で連結して前記パノラマ映像を生成することを特徴とする請求項7に記載のパノラマ映像生成装置。
  9. 前記パノラマ映像生成装置は、
    前記直前に撮影された映像の所定部分を一部領域に表示すると共に、前記現在撮影された映像として撮影可能な映像を他の一部領域を含む領域に表示する表示部をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のパノラマ映像生成装置。
  10. 前記撮影可能な映像は、前記他の一部領域に表示されることを特徴とする請求項9に記載のパノラマ映像生成装置。
  11. 前記撮影可能な映像の少なくとも一部及び前記所定の部分は、前記一部領域に共に表示されることを特徴とする請求項9に記載のパノラマ映像生成装置。
  12. 前記パノラマ映像生成装置は、
    前記撮影された映像を保存する映像保存部と、
    前記パノラマ映像が生成された場合、前記直前に撮影された映像を前記映像保存部から削除する映像削除部と、をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のパノラマ映像生成装置。
  13. 前記マッピング部は、
    前記撮影された映像をなす各ピクセルの前記撮影された映像内での位置情報と前記曲面上での位置情報とをマッチングして保存する位置情報保存部と、
    前記ピクセルとマッチングされた位置情報を読み取り、読み取られた位置情報が表す位置に前記ピクセルの色相情報を割り当てる色相割当部と、を備えることを特徴とする請求項1に記載のパノラマ映像生成装置。
  14. (a)直前に撮影された映像と現在撮影された映像とを既定の曲面に投影して第1及び第2マッピング映像を生成するステップと、
    (b)各方向ごとに、前記直前に撮影された映像及び前記現在撮影された映像のうち少なくとも一つまたは前記第1マッピング映像及び前記第2マッピング映像のうち少なくとも一つを移動させるステップと、
    (c)前記直前に撮影された映像及び前記現在撮影された映像、または前記第1マッピング映像及び前記第2マッピング映像の重なった色相情報間の類似度を演算するステップと、
    (d)演算された類似度が最大になる適正移動量を決定するステップと、
    )前記第1及び第2マッピング映像と前記決定された適正移動量とを利用してパノラマ映像を生成するステップと、を含むことを特徴とするパノラマ映像生成方法。
  15. 前記直前は、最初ではなく、前記()ステップは、前記第2マッピング映像または前記現在撮影された映像の前記適正移動量を求めることを特徴とする請求項14に記載のパノラマ映像生成方法。
  16. 前記()ステップは、前記直前に撮影された映像と前記現在撮影された映像、または前記第1及び第2マッピング映像の解像度を前記方向によって調整した後、前記適正移動量を求めることを特徴とする請求項14に記載のパノラマ映像生成方法。
  17. 前記(b)ステップは、
    (b1)前記直前に撮影された映像と前記現在撮影された映像のうち少なくとも一つの第1所定方向へ移動させるステップと、
    (b2)前記第1及び第2マッピング映像のうち少なくとも一つの第2所定方向へ移動させるステップと、を含むことを特徴とする請求項14に記載のパノラマ映像生成方法。
  18. 第n(ただし、nは自然数)撮影映像の位置は、第n+1撮影映像の位置を一つの前記方向に移動させた結果であり、かつ第n+3撮影映像の位置を複数の前記方向に移動させた結果であり、第n+2撮影映像の位置は、第n+1撮影映像の位置または第n+3撮影映像の位置を一つの前記方向に移動させた結果であることを特徴とする請求項14に記載のパノラマ映像生成方法。
  19. 前記(a)ステップは、
    (a1)前記第n及び第n+1撮影映像を第1所定の円筒面に投影して第1及び第2部分映像を生成し、前記第n+2及び第n+3撮影映像を第2所定の円筒面に投影して第3及び第4部分映像を生成するステップと、
    (a2)第1結合映像を第1整合平面に投影して第5部分映像を生成し、第2結合映像を第2整合平面に投影して第6部分映像を生成し、生成された第5及び第6部分映像を第3所定の円筒面に投影して第7及び第8部分映像を生成するステップと、を含み、
    前記()ステップは、
    1)前記(a1)ステップ後に、前記第1及び第2部分映像の重なった色相情報間の類似度を最大にする前記第1所定の円筒面上での移動量を第1整合量として求め、前記第3及び第4部分映像の重なった色相情報間の類似度を最大にする前記第2所定の円筒面上での移動量を第2整合量として求めるステップと、
    2)前記(a2)ステップ後に、前記第7及び前記第8部分映像の重なった色相情報間の類似度を最大にする前記第3所定の円筒面上での移動量を第3整合量として求めるステップと、を含み、
    前記()ステップは、
    1)前記(1)ステップ後に、前記第1及び第2部分映像を前記求められた第1整合量ほど移動させた後で連結して前記第1結合映像を生成し、前記第3及び前記第4部分映像を前記求められた第2整合量ほど移動させた後で連結して前記第2結合映像を生成し、前記(a2)ステップに進むステップと、
    2)前記(2)ステップ後に、前記第7及び第8部分映像を前記求められた第3整合量ほど移動させた後で連結して前記パノラマ映像を生成するステップと、を含むことを特徴とする請求項18に記載のパノラマ映像生成方法。
  20. (a)直前に撮影された映像と現在撮影された映像とを既定の曲面に投影して第1及び第2マッピング映像を生成するステップと、
    (b)各方向ごとに、前記直前に撮影された映像及び前記現在撮影された映像のうち少なくとも一つまたは前記第1マッピング映像及び前記第2マッピング映像のうち少なくとも一つを移動させるステップと、
    (c)前記直前に撮影された映像及び前記現在撮影された映像、または前記第1マッピング映像及び前記第2マッピング映像の重なった色相情報間の類似度を演算するステップと、
    (d)演算された類似度が最大になる適正移動量を決定するステップと、
    )前記第1及び第2マッピング映像と前記決定された適正移動量とを利用してパノラマ映像を生成するステップと、を含むことを特徴とするパノラマ映像生成方法を行うコンピュータプログラムを保存するコンピュータで読み取り可能な記録媒体。
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