JP5115959B2 - 加工装置の切屑回収方法および切屑回収装置 - Google Patents

加工装置の切屑回収方法および切屑回収装置 Download PDF

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Description

本発明は加工装置の切屑回収方法および切屑回収装置に関する。さらに詳しくは、切屑を回収部にめがけ噴出させて切屑を回収する加工装置の切屑回収方法および切屑回収装置に関する。
従来より、加工装置においては切屑を回収するため切屑回収装置が設けられている。
例えば、特許文献1には、工作機械テーブルおよび主軸を載置したベッドに切屑回収用の切屑入口部を形成し、この切屑入口部の下にチップコンベアを配置してなるものが提案されている。
しかしながら、特許文献1の提案に係る切屑回収装置においては、チップコンベアを用いているところから、エンドレスチェーンやスプロケットなどが必要であるため、部品点数の増加ひいては切屑回収装置のコスト上昇を招来しているという問題がある。
かかる特許文献1の提案に係る切屑回収装置の問題点を解消すべく、特許文献2には、工作物テーブルの周囲に切屑回収カバーを設け、この切屑回収カバーの底部とベッドの前面に開口した貫通孔とを接続し、貫通孔にエアによって切屑を吸引する切屑吸引装置を設けるとともに、主軸に装着された工具の回りを包囲し、主軸頭の進退運動に応じて可動するカバーを設け、この可動カバー内の切屑を吸引する切屑吸引装置を設けたものが提案されている。
しかしながら、特許文献2の提案に係る切屑回収装置は、構成がより複雑であるため、より一層の切屑回収装置のコスト上昇を招来しているという問題がある。
特開平6−247523号公報 特開平11−99438号公報
本発明はかかる従来技術の課題に鑑みなされたものであって、簡易に切屑を回収できる加工装置の切屑回収方法および切屑回収装置を提供することを目的としている。
本発明の加工装置の切屑回収方法は、吸引噴出部と回収部とにより切屑の回収をなす加工装置の切屑回収方法であって、吸引噴出部の吸引フードにより切屑を吸引する手順と、吸引噴出部の噴出ノズルにより切屑を回収部に噴出する手順と、回収部の鋼製パイプをのれん状に配置してなる減速機構の前記鋼製パイプに切屑を衝突させて同切屑の速度を減速させる手順と、回収部の衝突板に切屑を衝突させて落下させる手順とを含むことを特徴とする。
本発明の加工装置の切屑回収装置は、吸引噴出部と回収部とを備えてなる加工装置の切屑回収装置であって、前記吸引噴出部は、加工装置の加工部に臨ませて配設された吸引フードと、吸引噴出機構と、噴出ノズルとを備え、前記回収部は、回収ボックスを備え、前記回収ボックスは、前記噴出ノズルから噴出された切屑の速度を減速させる開口に配設された鋼製パイプをのれん状に配置してなる減速機構と、前記減速機構の背後に配設された衝突板とを有し、前記減速機構は、前記鋼製パイプに切屑を衝突させて同切屑の速度を減速させることを特徴とする。
本発明によれば、加工装置の切屑回収を簡易な構成によりなし得るという優れた効果が得られる。
以下、添付図面を参照しながら本発明を実施形態に基づいて説明するが、本発明はかかる実施形態のみに限定されるものではない。
本発明の加工装置の切屑回収方法が適用されてなる切屑回収装置の一実施形態を概略図で示す。
切屑回収装置Aは、図1に示すように、フライスカッターFの切削により発生する切屑を吸引して噴出する吸引噴出部10と、吸引噴出部10から噴出された切屑を回収する回収部20とを主要部として備えてなる。
吸引噴出部10は、エジェクタの原理を利用してフライスカッターFの切削により発生する切屑や粉塵を吸引して噴出するものであって、図1に示すように、フライスカッターFの切削側を覆うようにして設けられた吸引フード11と、吸引噴出機構12と、回収部20に向けて配設された噴出ノズル13とを備えてなるものとされる。
吸引噴出機構12には、図1に示すように、工場のエアラインLから吸引噴出用エアが供給されている。
回収部20は、図1に示すように、回収ボックス21と、回収ボックス21により回収された切屑を搬出する切屑搬出コンベア22と、回収ボックス21により回収された粉塵を回収する集塵機23と、連絡ダクト24とを備えてなるものとされる。
回収ボックス21は、図1および図2に示すように、角型箱状とされ、噴出ノズル13に向けた開口21aと、下部に配設されたホッパー21bと、天井に配設された集塵機23への連絡ダクト接続口21cと、開口21aに配設された減速機構30と、回収ボックス21内に開口21aから所定距離隔てて配設された、つまり減速機構30の背後に配設された衝突板21dとを備えてなるものとされる。
減速機構30は、図3に示すように、鉄パイプ(鋼製パイプ)31をのれん状に配置してなるものとされ、噴出ノズル13より噴出された切屑が鉄パイプ31に衝突することにより減速するようにされている。
衝突板21dは、減速機構30により減速された切屑の衝突エネルギーを吸収してホッパー21bに落下させるものとされる。そのため、衝突板21dは合成ゴムや合成樹脂などの反発係数の小さな材質のものとされる。
ホッパー21b、切屑搬出コンベア22および集塵機23は、公知のものとすることができ、その構成に特に限定はない。
次に、かかる構成とされた切屑回収装置Aによる切屑回収について説明する。
手順1:エアラインLから吸引噴出部10に吸引噴出用エアが供給される。
手順2:フライスカッターFにより切削がなされる。
手順3:フライスカッターFの切削により発生した切屑および粉塵が吸引フード11から吸引される。
手順4:吸引噴出機構12の作用により吸引フード11から吸引された切屑および粉塵が噴出ノズル13に送給される。
手順5:噴出ノズル13は送給された切屑および粉塵を回収ボックス21の開口21aに噴出する。
手順6:噴出された切屑および粉塵は、減速機構30つまり鉄パイプ31に衝突してその速度を減じながらそこを通過する。
手順7:減速機構30を通過した切屑は衝突板21dに衝突してその速度を失い、ホッパー21bに落下する一方、粉塵は天井に設けられた連絡ダクト接続口21cから排出される。この場合、切屑はその速度が減じられているので、衝突板21dの負担は軽減され、その消耗の程度が少なくなり、交換間隔を長くすることができる。
手順8:ホッパー21bに落下した切屑は、ホッパー21bから切屑搬出コンベア22により切屑回収場所に搬出される一方、粉塵は連絡ダクト24を介して集塵機23により集塵される。
このように、本実施形態によれば、切削により発生する切屑および粉塵を吸引して回収部20に噴出させるとともに、回収部20の回収ボックス21に配設された減速機構30により減速させて回収ボックス21内に回収するので、切屑が飛散するおそれや回収ボックス21自体に損傷を生ずるおそれもない。また、吸引噴出部10および回収部20は構成が簡単であるので、切屑回収装置Aの低コスト化が図られる。さらに、吸引噴出部10と回収部20との間に連絡ダクトが配設されていないので、切屑により連絡ダクトが損傷するおそれが全くなく、その面におけるメンテナンスの必要もなく、保守が容易である。
以上、本発明を実施形態に基づいて説明してきたが、本発明はかかる実施形態のみに限定されるものではなく、種々改変が可能である。例えば、実施形態ではフライスカッターを例に取り説明されているが、フライスカッターのみに限定されるものではなく、各種切削具に適用できる。
本発明は、加工装置の切屑回収に適用できる。
本発明の切屑回収装置の一実施形態の概略図である。 同実施形態の回収ボックスの要部概略図である。 同回収ボックスの開口の正面を示す図である。
符号の説明
10 吸引噴出部
11 吸引フード
12 吸引噴出機構
13 噴出ノズル
20 回収部
21 回収ボックス
22 切屑搬出コンベア
23 集塵機
24 連絡ダクト
30 減速機構
31 鉄パイプ
A 切屑回収装置

Claims (2)

  1. 吸引噴出部と回収部とにより切屑の回収をなす加工装置の切屑回収方法であって、
    吸引噴出部の吸引フードにより切屑を吸引する手順と、
    吸引噴出部の噴出ノズルにより切屑を回収部に噴出する手順と、
    回収部の鋼製パイプをのれん状に配置してなる減速機構の前記鋼製パイプに切屑を衝突させて同切屑の速度を減速させる手順と、
    回収部の衝突板に切屑を衝突させて落下させる手順
    とを含むことを特徴とする加工装置の切屑回収方法。
  2. 吸引噴出部と回収部とを備えてなる加工装置の切屑回収装置であって、
    前記吸引噴出部は、加工装置の加工部に臨ませて配設された吸引フードと、吸引噴出機構と、噴出ノズルとを備え、
    前記回収部は、回収ボックスを備え、
    前記回収ボックスは、前記噴出ノズルから噴出された切屑の速度を減速させる開口に配設された鋼製パイプをのれん状に配置してなる減速機構と、前記減速機構の背後に配設された衝突板とを有し、
    前記減速機構は、前記鋼製パイプに切屑を衝突させて同切屑の速度を減速させる
    ことを特徴とする加工装置の切屑回収装置。
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