JP5115699B2 - 操舵制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両のハンドルの操舵を補助するための操舵アシストモータにモータ駆動電流を付与する操舵制御装置に関する。
従来、この種の操舵制御装置では、操舵アシストモータに流れたモータ駆動電流を電流センサで検出し、その電流センサのセンサ出力信号を、増幅率が異なる第1又は第2の何れかの増幅回路で増幅してから電流検出値に変換していた。そして、その電流検出値を、モータ駆動電流のフィードバック制御に利用していた(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−46630号公報(段落[0023]、[0046]、[0047]、第3図)
ところで、上記した第1及び第2の増幅回路の増幅率は、温度変化に伴って変化しかつその変化量もばらつくので、何れの増幅回路を選択するかによって同じ大きさのモータ駆動電流に対する電流検出値が異なる値になる場合があった。このため、従来の操舵制御装置では、第1と第2の増幅回路の間で使用を切り替えた際に電流検出値が急変して、操舵アシストモータの出力トルクにトルクリップルが生じ、操舵フィーリングが低下する事態が生じ得た。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、操舵フィーリングを向上させることが可能な操舵制御装置の提供を目的とする。
上記目的を達成するためになされた請求項1の発明に係る操舵制御装置(40)は、車両(10)のハンドル(17)の操舵を補助するための操舵アシストモータ(19)に流れたモータ駆動電流(Iu)を電流センサ(Ru)で検出し、その電流センサ(Ru)のセンサ出力信号(Vus)を、増幅率が異なる第1又は第2の何れかの増幅回路(61U,62U)で増幅して信号処理回路(44)に取り込み、その信号処理回路(44)でセンサ出力信号(Vus)を電流検出値(Iuf)に変換して、モータ駆動電流(Iu)の制御に利用する操舵制御装置(40)において、実際に流れたモータ駆動電流(Iu)に対して、第1の増幅回路(61U)を使用したときの第1の電流検出値(Iuf1)と、第2の増幅回路(62U)を使用したときの第2の電流検出値(Iuf2)との間の誤差を補正データ(ΔIuf)として求める補正データ生成手段(55,PG1)と、モータ駆動電流(Iu)の電流指令値(Vu*)と補正データ(ΔIuf)とを対応させて記憶したデータ記憶手段(46)と、第2の増幅回路(62U)を使用してモータ駆動電流(Iu)を制御する場合に、実際に流れたモータ駆動電流(Iu)の電流指令値(Vu*)とデータ記憶手段(46)の記憶内容とに基づいて補正データ(ΔIuf)を決定し、その決定した補正データ(ΔIuf)を第2の電流検出値(Iuf2)に加算又は減算することで、第1と第2の電流検出値(Iuf1,Iuf2)の間の誤差をキャンセルする誤差キャンセル手段(56,PG2)とを備え、補正データ生成手段(55,PG1)は、大きさが異なるモータ駆動電流(Iu)を流し、それら各大きさのモータ駆動電流(Iu)の電流指令値(Vu*=X1,X2)と、それらに対応した第1及び第2の電流検出値(Iuf1=Y1,Y2,Iuf2=Y11,Y22)とからモータ駆動電流(Iu)の電流指令値(Vu*)と補正データ(ΔIuf)との対応関係を1次関数(ΔIuf=a・Vu*+b)として求め、その1次関数(ΔIuf=a・Vu*+b)の係数(a,b)をデータ記憶手段(46)に記憶したところに特徴を有する。
なお、第1及び第2の増幅回路の各増幅率は、相互に異なっていれば、それら増幅率は1又は1以下であってもよい。
請求項の発明は、請求項に記載の操舵制御装置(40)において、第1及び第2の増幅回路(61U,62U)のうち増幅率が大きな増幅回路(62U)の出力上限値に対応してモータ駆動電流(Iu)の電流上限値が特定され、補正データ生成手段(55,PG1)は、電流上限値又はその近傍のモータ駆動電流(Iu=X1,X2)を流して1次関数(ΔIuf=a・Vu*+b)を求めるように構成されたところに特徴を有する。
請求項の発明は、請求項1又は2に記載の操舵制御装置(40)において、操舵アシストモータ(19)は交流モータであり、補正データ生成手段(55,PG1)は、車両(10)のイグニッションスイッチ(94)のオン直後、又は、車両(10)が直進状態になったときに、モータ駆動電流(Iu)のq軸電流指令値(Iq*)を0としかつd軸電流指令値(Id*)を0以外の値にしてモータ駆動電流(Iu)を操舵アシストモータ(19)に流して補正データ(ΔIuf)を求めるように構成したところに特徴を有する。
請求項の発明は、請求項1乃至の何れかに記載の操舵制御装置(40)において、誤差キャンセル手段(56,PG2)は、第2の増幅回路(62U)の使用中にデータ記憶手段(46)に記憶された補正データ(ΔIuf)が補正データ生成手段(55,PG1)によって更新された場合に、第2の電流検出値(Iuf2)に加算又は減算する補正データ(ΔIuf)を、更新前の値から更新後の値へと徐々に変更するように構成されたところに特徴を有する。
[請求項1の発明]
請求項1の操舵制御装置では、第1の増幅回路を使用して求めた第1の電流検出値と、第2の増幅回路を使用して求めた第2の電流検出値との間の誤差を補正データとして求め、その補正データをモータ駆動電流の電流指令値に対応させてデータ記憶手段に記憶している。そして、実際に流れたモータ駆動電流の電流指令値とデータ記憶手段の記憶内容とに基づいて補正データを決定し、その決定した補正データを第2の電流検出値に加算又は減算することで、第1と第2の電流検出値との間の誤差をキャンセルすることができる。これにより、第1及び第2の増幅回路の使用を切り替えた際に電流検出値が急変することがなくなり、トルクリップルが抑えられ、操舵フィーリングが向上する。また、本発明によれば、第1及び第2の増幅回路を構成する素子に、温度特性に優れた比較的高価な素子を使用する必要がなくなり、製造コストを下げることもできる。
また、電流指令値と補正データとの対応関係を特定した1次関数にすることで、データ記憶手段に必要な記憶容量を抑えることができる。
[請求項の発明]
上述した1次関数を求めるには、第1及び第2の増幅回路の両方に同一のモータ駆動電流を流して第1及び第2の電流検出値を求めるのが好ましい。そして、請求項の構成のように、第1及び第2の増幅回路のうち増幅率が大きな増幅回路の出力上限値に対応したモータ駆動電流を第1及び第2の増幅回路の両方に流して第1及び第2の電流検出値を求めれば、「0」に近いモータ駆動電流を第1及び第2の増幅回路の両方に流して第1及び第2の電流検出値を求める場合に比べて、1次関数を正確に求めることができる。
[請求項の発明]
請求項の構成によれば、車両のイグニッションスイッチがオンした直後、又は、車両が直進状態になったときに、モータ駆動電流のq軸電流を0としかつd軸電流を0以外の値にしてモータ駆動電流を操舵アシストモータに流し、補正データを求めるので、操舵アシストモータから不要なトルクを出力させずに補正データを求めることができる。
[請求項の発明]
請求項の構成では、第2の増幅回路の使用中にデータ記憶手段に記憶された補正データが更新された場合に、第2の電流検出値に加算又は減算する補正データを、更新前の値から更新後の値へと徐々に変更するので、仮に更新時により補正データが急変しても、その影響が抑えられ、操舵フィーリングを安定させることができる。
以下、本発明の一実施形態を図1〜図7に基づいて説明する。図1には、電動パワーステアリング装置11を搭載した車両10が示されている。この電動パワーステアリング装置11は、車両10の左右方向に延びた転舵輪間シャフト13を備え、その転舵輪間シャフト13は、車両本体10Hに固定された筒形ハウジング15の内部に挿通されている。また、転舵輪間シャフト13の両端部は、タイロッド14,14を介して各転舵輪12,12に連結され、転舵輪間シャフト13が直動すると転舵輪12,12が転舵するようになっている。
電動パワーステアリング装置11は、駆動源として操舵アシストモータ19(以下、単に「モータ19」という)を備えている。そのモータ19は、例えば、中空の筒形構造をなした3相交流モータであって、筒形ハウジング15内に固定され、そのモータ19の中心部を転舵輪間シャフト13が貫通している。そして、モータ19における筒形のロータ21の内面に固定されたボールナット22と、転舵輪間シャフト13の外面に形成されたボールネジ部23とが螺合し、ロータ21が回転するとボールネジ部23が直動する。なお、このモータ19には、ロータ21の回転位置θ2を検出するための回転位置センサ25が備えられている。また、モータ19におけるU,V,Wの相巻線は、例えばスター結線されている。そして、後述するモータ駆動回路43からのモータ駆動電流は、例えば、U,V,Wの相巻線の何れか1つの相巻線から残り2つの相巻線へと流れるか、或いは、U,V,Wの相巻線の何れか2つの相巻線から残り1つの相巻線へと流れるようになっている。
転舵輪間シャフト13の一端部側にはラック24が形成され、操舵シャフト16の下端部に備えたピニオン18がこのラック24に噛合している。操舵シャフト16の上端部には、ハンドル17が取り付けられると共に、操舵シャフト16の中間部には、トルクセンサ27と舵角センサ26とが取り付けられている。そして、舵角センサ26によりハンドル17の操舵角θ1を検出し、トルクセンサ27により操舵負荷トルクTfを検出している。また、転舵輪12の近傍には、その回転速度から車速Vを検出するための車速センサ28が設けられている。
上記モータ19を駆動制御するために、本発明に係る操舵制御装置40が車両10に搭載されている。操舵制御装置40は、図2に示すように、モータ駆動回路43と信号処理回路44と増幅回路60とからなる。また、操舵制御装置40は、イグニッションスイッチ94のオンにより、バッテリ92に導通接続されて起動するようになっている。
モータ駆動回路43は、バッテリ92に接続された昇圧回路93の正極と負極(GND)との間に、U、V、Wの相回路43U,43V,43Wを備えた3相ブリッジ回路になっている。そのU相回路43Uには、上段側のスイッチUH、下段側のスイッチULとが直列接続して備えられ、それら両スイッチUH,ULの共通接続点から延びたU相出力線19Uに、モータ駆動電流Iuを検出する電流センサとしてのシャント抵抗Ruを介してモータ19のU相巻線が接続されている。これと同様に、V相回路43Vには、上段側のスイッチVH及び下段側のスイッチVLが備えられかつそれらの共通接続点から延びたV相出力線19Vに、モータ駆動電流Ivを検出するためのシャント抵抗Rvを介してモータ19のV相巻線が接続されると共に、W相回路43Wには、上段側のスイッチWH及び下段側のスイッチWLが備えられかつそれらの共通接続点から延びたW相出力線19Wに、モータ駆動電流Iwを検出するためのシャント抵抗Rwを介してモータ19のW相巻線が接続されている。また、スイッチ群UH,UL,VH,・・・は、例えば、Nチャンネル型のMOSFETで構成され、それらMOSFETのゲート端子が信号処理回路44に接続されている。
信号処理回路44は、CPU45、データ記憶部46、A/Dコンバータ47、入力インターフェイス48及び出力インターフェイス49を備えている。データ記憶部46は、本発明に係る「データ記憶手段」に相当し、ROM、RAM、フラッシュメモリを含んだ構成になっている。
CPU45には、入力インターフェイス48を介して車速センサ28及び舵角センサ26及び回転位置センサ25の検出信号(V,θ1,θ2)が取り込まれると共に、A/Dコンバータ47を介してトルクセンサ27の検出信号が取り込まれている。そして、CPU45は、出力インターフェイス49を介してモータ駆動回路43のスイッチ群UH,UL,VH,・・・にオンオフ制御信号を出力して、モータ駆動回路43を制御している。
ここで、モータ駆動電流Iu,Iv,Iwは、モータ駆動回路43の上段側からモータ19の各相巻線を流れ、その後、モータ駆動回路43の下段側に流れる。具体的には、モータ駆動回路43のスイッチ群UH,UL,VH,・・・は、上段側のスイッチUH,VH,WHのうち何れか1つがオンしかつ下段側のスイッチUL,VL,WLのうち何れか2つがオンするパターンと、上段側のスイッチUH,VH,WHのうち何れか2つがオンしかつ下段側のスイッチUL,VL,WLのうち何れか1つがオンするパターンとがある。その一例として、図2のモータ駆動回路43における破線矢印は、例えばモータ駆動回路43のうち上段側ではV相のスイッチVHのみがオンしかつ下段側ではU相、W相のスイッチUL,WLのみがオンした場合のモータ駆動電流を示している。この場合、モータ駆動回路43の上段側からシャント抵抗Rvを介してモータ19のV相巻線にモータ駆動電流Ivが流れ込み、そのモータ駆動電流Ivがモータ19のU,W相巻線に分かれてモータ駆動電流Iu,Iwになる。それらのうちモータ駆動電流Iuは、シャント抵抗Ruを介してモータ駆動回路43の下段側に流れ込み、モータ駆動電流Iwはシャント抵抗Rwを介してモータ駆動回路43の下段側に流れ込む。
本実施形態では、モータ19に流すモータ駆動電流Iu,Iv,Iwをフィードバック制御するために、それらモータ駆動電流Iu,Iv,Iwを、電流センサとしての前記シャント抵抗Ru,Rv,Rwで検出してCPU45に取り込んでいる。具体的には、各シャント抵抗Ru,Rv,Rwの端子間電圧(シャント電圧)を、センサ出力信号Vus,Vvs,Vwsとして増幅回路60に取り込んで増幅させ、A/Dコンバータ47でA/D変換してからCPU45に取り込んでいる。
図3に示すように、増幅回路60には、U相用に第1と第2の増幅回路61U,62Uが備えられている。そして、これら第1と第2の増幅回路61U,62Uの1対の入力線が、U相用のシャント抵抗Ruの両端部に並列接続されている。これと同様に、V相用の第1と第2の増幅回路61V,62Vの入力線がV相用のシャント抵抗Rvに並列接続されると共に、W相用の第1と第2の増幅回路61W,62Wの入力線がW相用のシャント抵抗Rwの両端部に並列接続されている。そして、それら各増幅回路61U,62U,61V,62V,61W,62Wの各出力信号がA/Dコンバータ47のCH1〜CH6の入力チャンネルに接続されている。
増幅回路60のうちU相用の第1と第2の増幅回路61U,62Uの間の関係と、V相用の第1と第2の増幅回路61V,62Vの間の関係と、W相用の第1と第2の増幅回路61W,62Wの間の関係は全く同じになっている。そこで、U相用の第1と第2の増幅回路61U,62Uの間の関係のみを以下詳説する。
増幅回路60のうち第2増幅回路62Uの増幅率は、第1増幅回路61Uの増幅率の例えば6倍になっている。これ対応して、第2増幅回路62Uの入力上限電圧は、第1増幅回路62Uの入力上限電圧の1/6になっている。
具体的には、本実施形態では、例えばモータ駆動電流Iuの絶対値が180[A]になったときに、センサ出力信号Vuが第1増幅回路61Uの入力上限電圧に達し、モータ駆動電流Iuの絶対値が30[A]になったときに、センサ出力信号Vuが第2増幅回路62Uの入力上限電圧に達する。即ち、モータ駆動電流Iuが−180〜180[A]の範囲内に収まっているときに第1増幅回路61Uを使用することができ、モータ駆動電流Iuが−30〜30[A]の範囲内に収まっているときに第2増幅回路62Uを使用することができる。そこで、増幅回路60では、モータ駆動電流Iuが−30〜30[A]の範囲内に収まっている場合に、第2増幅回路62Uが自動的に選択され、モータ駆動電流Iuの絶対値が−30〜30[A]の範囲から外れた場合に、第1増幅回路61Uが自動的に選択されるようになっている。
なお、第2増幅回路62Uの入力上限電圧に相当するモータ駆動電流Iuの上限値(即ち、上記±30[A])が、本発明に係る「増幅率が大きな増幅回路の出力上限値に対応したモータ駆動電流の電流上限値」に相当する。以下、上記モータ駆動電流Iuの上限値(即ち、上記±30[A])を、「増幅率切替閾値」という。
第1増幅回路61Uの最大出力電圧と、第2増幅回路62Uの最大出力電圧とは同じになっている。そして、A/Dコンバータ47が、第1増幅回路61Uの最大出力電圧と第2増幅回路62Uの最大出力電圧とを、同じビット数のデジタルデータに変換している。また、CPU45では、センサ出力信号VusがA/Dコンバータ47のチャンネルCH1,CH2のうち何れに入力されたかに基づいて、第1又は第2の何れの増幅回路61U,62Uで増幅されたセンサ出力信号Vusであるかを識別する。さらに、データ記憶部46には、第1及び第2の増幅回路61U,62Uの増幅率が記憶されており、CPU45は、チャンネルCH1に入力されてデジタル信号に変換されたセンサ出力信号Vusと、データ記憶部46に記憶された第1増幅回路61Uの増幅率とからモータ駆動電流Iuに対する電流検出値Iuf(図4参照)を求め、チャンネルCH2に入力されたデジタル信号に変換されたセンサ出力信号Vusと、データ記憶部46に記憶された第2増幅回路62Uの増幅率とからモータ駆動電流Iuに対する電流検出値Iufを求めている。以下、第1増幅回路61Uを使用して求めた電流検出値Iufと、第2増幅回路62Uを使用して求めた電流検出値Iufとを区別する場合には、第1増幅回路61Uを使用して求めた電流検出値を「第1の電流検出値Iuf1」といい、第2増幅回路62Uを使用して求めた電流検出値を「第2の電流検出値Iuf2」という。なお、第1及び第2の増幅回路61U,62Uは、上記各入力上限電圧を越えたセンサ出力信号Vuが入力された場合には、出力電圧が最大出力電圧になって飽和する。
操舵制御装置40には、CPU45がデータ記憶部46に記憶されたモータ制御プログラム(図示せず)を実行することで、図4のブロック線図で示した制御系が構成されている。同図のうち符号50は、電流指令値決定部であって、舵角センサ26,トルクセンサ27,車速センサ28の検出結果に基づいてモータ駆動電流Iu,Iv,Iwに対する電流指令値を決定する。具体的には、例えば、車速Vが低い場合にはハンドル17が軽くなり、車速Vが高くなるとハンドル17が重く、また、ハンドル17の回転速度が速くなるほどハンドル17が重くなる等のように運転状況に応じて電流指令値を決定する。
また、電流指令値決定部50は、上記した電流指令値を、ベクトル制御方法におけるq軸電流指令値Iq*として出力する。そのq軸電流指令値Iq*は、後述するようにフィードバックされたq軸電流検出値Iqfと共にq軸用のPI制御器51qに取り込まれる。また、d軸電流指令値Id*は通常は「0」に設定されており、そのd軸電流指令値Id*(=0)は、同じく後述するようにフィードバックされたd軸電流検出値Idfと共にd軸用のPI制御器51dに取り込まれる。そして、それらq軸用及びd軸用の各PI制御器51q,51dは、それぞれPI制御を行ってq軸とd軸の指令電圧Vq*,Vd*を演算する。すると、2−3相変換器(d−q逆変換器)52が、それらq軸とd軸の指令電圧Vq*,Vd*をd−q逆変換して3相交流用の電流指令値Vu*,Vv*,Vw*を演算する。
そして、電流指令値Vu*,Vv*,Vw*に基づいて、3相交流のモータ駆動電流Iu,Iv,Iwが生成され、PWM制御部53がモータ駆動電流Iu,Iv,IwをPWM制御する。具体的には、PWM制御部53は、電流指令値Vu*,Vv*,Vw*と所定の三角波(図示せず)との交点からスイッチUH,UL,VH,・・・のオンオフするためのPWM指令値PWMu,PWMv,PWMwを生成してモータ駆動回路43のスイッチUH,UL,VH,・・・に付与する。これにより、モータ駆動回路43からモータ19へと3相交流のモータ駆動電流Iu,Iv,Iwが出力される。
前述したように、電流センサとしてのシャント抵抗Ru,Rv,Rwは、モータ19に実際に流れたモータ駆動電流Iu,Iv,Iwに対応したセンサ出力信号Vus,Vvs,Vwsを出力し、データ変換部57がそれらセンサ出力信号Vus,Vvs,Vwsから3相交流のモータ駆動電流Iu,Iv,Iwに対する電流検出値Iuf,Ivf,Iwfを求め、3−2相変換器(d−q変換器)54に取り込む。
電流検出値Iuf,Ivf,Iwfは、3−2相変換器(d−q変換器)54でq軸電流検出値Iqf,d軸電流検出値Idfにd−q変換される。そして、前記したq軸用のPI制御器51qにq軸電流検出値Iqfがフィードバックされ、d軸用のPI制御器51dにd軸電流検出値Idfがフィードバックされる。
なお、モータ19の回転位置センサ29が検出したロータ21の回転位置θ2は、電気角変換部58にて電気角θrmに変換されてから、3−2相変換器54及び2−3相変換器52におけるd−q変換及びd−q逆変換に用いられている。
さて、データ変換部57により、センサ出力信号Vus,Vvs,Vwsから電流検出値Iuf,Ivf,Iwfが求められる際に、それらセンサ出力信号Vus,Vvs,Vwsが、第1の増幅回路61U,61V,61Wにて増幅されたものであるか、第2の増幅回路62U,62V,62Wにて増幅されたものであるかによって、電流検出値Iuf,Ivf,Iwfの値にズレが生じる場合がある。
詳細には、各増幅回路61U,61V,61W,62U,62V,62Wを構成する抵抗等の素子は、温度変化によって抵抗値等の特性が変化しかつその変化量もばらつく。このため、各増幅回路61U,61V,61W,62U,62V,62Wの増幅率も共に変化し、その変化量もばらつく。ここで、各増幅回路61U,61V,61W,62U,62V,62Wの増幅率が変化しないとしたら、第1の増幅回路61U,61V,61Wを使用した場合の第1の電流検出値Iuf1,Ivf1,Iwf1の値と、第2の増幅回路62U,62V,62Wを使用した場合の第2の電流検出値Iuf2,Ivf2,Iwf2の値は、精度は異なるものの、同じ値になる。しかしながら、上記したように増幅率が変化しかつその変化量もばらつくので、上記第1の電流検出値Iuf1,Ivf1,Iwf1の値と、第2の電流検出値Iuf2,Ivf2,Iwf2の値との間に誤差が生じ、その誤差は、温度変化によってばらつく。
本実施形態の操舵制御装置40では、上記第1の電流検出値Iuf1,Ivf1,Iwf1の値と、第2の電流検出値Iuf2,Ivf2,Iwf2の値との間の誤差分を図4に示したデータ補正部56により補正し、その補正された電流検出値Iuf,Ivf,Iwfが前記3−2相変換器54に取り込まれるようになっている。また、本実施形態ではデータ補正部56で用いる補正データを、補正データ生成部55によって生成している。
図5には、補正データ生成部55の一部を構成するためにCPU45が実行するU相用補正データ生成プログラムPG1が示されている。U相用補正データ生成プログラムPG1が実行されると、U相のモータ駆動電流Iuの電流指令値Vu*が、第1の指令値X1になったか否かをチェックする(S1)。ここで、第1の指令値X1には、モータ駆動電流Iuを、前記駆増幅率切替閾値寄りの値である+25[A]にするための電流指令値Vu*の値が設定されている。
そして、電流指令値Vu*が第1の指令値X1と一致していない場合は(S1:NO)、一致するまで上記チェック(S1)を繰り返し、電流指令値Vu*が第1の指令値X1と一致した場合は(S1:YES)、電流指令値Vu*が第1の指令値X1のときの、第1の電流検出値Iuf1の値Y1と第2の電流検出値Iuf2の値Y11とをデータ記憶部46に書き込む(S2)。
次いで、U相のモータ駆動電流Iuの電流指令値Vu*が、第2の指令値X2になったか否かをチェックする(S3)。ここで、第2の指令値X2には、モータ駆動電流Iuを、前記駆増幅率切替閾値寄りの値である−25[A]にするための電流指令値Vu*の値が設定されている。
そして、電流指令値Vu*が第2の指令値X2と一致していない場合は(S3:NO)、一致するまで上記チェック(S3)を繰り返し、電流指令値Vu*が第2の指令値X2と一致した場合は(S3:YES)、電流指令値Vu*が第2の指令値X2のときの、第1の電流検出値Iuf1の値Y2と、第2の電流検出値Iuf2の値Y22とをデータ記憶部46に書き込む(S4)。
ここで、上記したX1,X2,Y1,Y2,Y11,Y22の各値は、図6(A)に示すように、電流指令値Vu*をX軸、電流検出値IufをY軸にしたXY座乗系おける点P1(X1,Y1)、点P2(X2,Y2),点P3(X1,Y11)、点P4(X2,Y22)として示すことができる。そして、点P1(X1,Y1)、点P2(X2,Y2)を結ぶ直線が、電流指令値Vu*と第1の電流検出値Iuf1との間の関係式である1次関数の直線グラフg1になり、点P3(X1,Y11)、点P4(X2,Y22)を結ぶ直線が、電流指令値Vu*と第2の電流検出値Iuf2との間の関係式である1次関数の直線グラフg2になる。
また、図6(B)には、電流指令値Vu*と、第1及び第2の電流検出値Iuf1,Iuf2との間の誤差(=Iuf1−Iuf2)との関係式である1次関数の直線グラフg3が示されている。ここで、直線グラフg3は、下記式(1)で表すことができる。
ΔIuf=a・Vu*+b ・・・・・・(1)
また、上記直線グラフg3上に、点P5(X1,Y1−Y11)、点P6(X2,Y2−Y22)が含まれているので、上記式(1)の直線グラフg3の係数「a」,「b」は、以下の式(2),(3)にて求めることができる。
a={(Y1−Y11)−(Y2−Y22)}/(X1−X2) ・・・(2)
b=(Y1−Y11)−a・X1 ・・・(3)
図5に示したU相用補正データ生成プログラムPG1では、第1及び第2の電流検出値Iuf1,Iuf2との間の誤差を、補正データΔIuf(=Iuf1−Iuf2)とし、その補正データΔIufを電流指令値Vu*の1次関数として求めている。そのために、その1次関数を特定するための係数「a」,「b」を、データ記憶部46に記憶されている上記X1,X2,Y1,Y2,Y11,Y22と、上記式(2),(3)を利用して演算し(S5)、それら係数「a」,「b」をデータ記憶部46に記憶する(S6)。そして、U相用補正データ生成プログラムPG1の最初に戻ってステップS1以下を繰り返す。
ところで、上述した1次関数を求めるには、本実施形態のように、第1及び第2の増幅回路61U,62Uの両方に同一のモータ駆動電流Iuを流して第1及び第2の電流検出値Iuf1,Iuf2を求めるのが好ましい。何故なら、第1及び第2の増幅回路61U,62Uに互いに異なるモータ駆動電流を流して第1及び第2の電流検出値Iuf1,Iuf2を求めるより演算が容易になるからである。また、本実施形態のように、第1及び第2の増幅回路61U,62Uのうち増幅率が大きな増幅回路の出力上限値に対応したモータ駆動電流Iu(=±25[A])を第1及び第2の増幅回路61U,62Uの両方に流して第1及び第2の電流検出値Iuf1,Iuf2を求めれば、「0」に近いモータ駆動電流Iuを第1及び第2の増幅回路61U,62Uの両方に流して第1及び第2の電流検出値Iuf1,Iuf2を求める場合に比べて、1次関数を正確に求めることができる。
CPU45は、U相用補正データ生成プログラムPG1と同様のV相用補正データ生成プログラム(図示せず)及びW相用補正データ生成プログラム(図示せず)を並行して実行し、V相の補正データΔIvf(=Ivf1−Ivf2)も電流指令値Vv*の1次関数として求めると共に、W相の補正データΔIwf(=Iwf1−Iwf2)も電流指令値Vw*の1次関数として求めている。そして、それら1次関数の各係数をデータ記憶部46に記憶している。本実施形態では、これらU,V,W相用の各補正データ生成プログラムの実行により図4のブロック線図におけるデータ補正部56が構成されている。
図7には、データ変換部57と補正データ生成部55の一部を構成するためにCPU45が所定周期で実行するU相用補正プログラムPG2が示されている。U相用補正プログラムPG2が実行されると、U相の電流指令値Vu*が、モータ駆動電流Iuを増幅率切替閾値以内(即ち、−30≦Iu≦+30)にするための値になっているか否かをチェックする(S10)。
ここで、U相の電流指令値Vu*が、モータ駆動電流Iuを増幅率切替閾値以内にするための値になっていた場合には(S10:YES)、第2の電流検出値Iuf2を求めると共に(S11)、電流指令値Vu*の値とデータ記憶部46に記憶された「a」,「b」とを上記式(1)に代入して補正データΔIufを求める(S12)。
次いで、第2の電流検出値Iuf2に補正データΔIufを加算する。これにより、第1の電流検出値Iuf1に対する第2の電流検出値Iuf2の誤差がキャンセルされる。即ち、第2の電流検出値Iuf2が、第1の電流検出値Iuf1との間の誤差を無くすように補正される。そして、その補正された第2の電流検出値Iuf2を、モータ駆動電流Iuのフィードバック制御に用いる電流検出値Iufに決定する(S13)。
一方、U相の電流指令値Vu*が、モータ駆動電流Iuを増幅率切替閾値以内にするための値になっていなかった場合には(S10:NO)、第1の電流検出値Iuf1を求め(S14)、その第1の電流検出値Iuf1をモータ駆動電流Iuのフィードバック制御に用いる電流検出値Iufに決定する(S15)。
CPU45は、U相用補正プログラムPG2と同様のV相用補正プログラム(図示せず)及びW相用補正プログラム(図示せず)も所定周期で実行し、V,W相のモータ駆動電流Iv,Iwも補正する。そして、これらU,V,W相用のU相用補正プログラムPG2の実行により図4のブロック線図における補正データ生成部55及びデータ補正部56が構成されている。
本実施形態の構成に関する説明は以上である。次に、本実施形態の作用効果について説明する。車両10の走行状態の変化に伴ってハンドル17の操舵抵抗は変化する。そして、操舵抵抗が比較的小さい場合、モータ19には比較的小さいモータ駆動電流Iv,Iu,Iwが流れ、操舵抵抗が比較的大きい場合、モータ19には比較的大きなモータ駆動電流Iv,Iu,Iwが流れる。
本実施形態の操舵制御装置40では、例えば、モータ19のU相巻線に対するモータ駆動電流Ivの絶対値が増幅率切替閾値以下の場合、シャント抵抗Ruのセンサ出力信号Vusを、第2の増幅回路62Uにより比較的大きな増幅率で増幅したものを用いて、各モータ駆動電流Ivの電流検出値Iufを求める。一方、各モータ駆動電流Ivの絶対値が増幅率切替閾値より大きな場合、シャント抵抗Ruのセンサ出力信号Vusを第1の増幅回路62Uにより比較的小さな増幅率で増幅したものを用いて、各モータ駆動電流Ivの電流検出値Iufを求める。モータ19のV相,W相に関しても同様である。そして、それらU相,V相,W相の電流検出値Iuf,Ivf,Iwfを用いてモータ駆動電流Iv,Iu,Iwをフィードバック制御する。
さて、車両10を走行していると、その間にも操舵制御装置40の温度が変化し、これに伴って各増幅回路61U,61V,61W,62U,62V,62Wの増幅率がそれぞれ変化する。その結果、第1の増幅回路61U,61V,61Wを使用して求めた電流検出値Iuf,Ivf,Iwf(即ち、第1の電流検出値Iuf1,Ivf1,Iwf1)と、第2の増幅回路62U,62V,62Wを使用して求めた電流検出値Iuf,Ivf,Iwf(即ち、第2の電流検出値Iuf2,Ivf2,Iwf2)との間に誤差が生じる。
しかしながら、本実施形態の操舵制御装置40では、例えば、U相に関しては、第1の増幅回路61Uを使用して求めた第1の電流検出値Iuf1と、第2の増幅回路62Uを使用して求めた第2の電流検出値Iuf2との間の誤差を補正データΔIufとして求め、その補正データΔIufを、上記式(1)で示した電流指令値Vu*の1次関数として記憶している。そして、実際に流れたモータ駆動電流Iuの電流指令値Vu*と上記1次関数から補正データΔIufを決定し、その決定した補正データΔIufを第2の電流検出値Iuf2に加算することで、第1と第2の電流検出値Iuf1,Iuf2の間の誤差をキャンセルすることができる。V相、W相に関しても同様である。これらにより、本実施形態の操舵制御装置40では、第1の増幅回路61U,61V,61Wと第2の増幅回路62U,62V,62Wの使用を切り替えた際に電流検出値Iuf,Ivf,Iwfが急変することがなくなり、モータ19のトルクリップルが抑えられ、操舵フィーリングが向上する。また、本実施形態の操舵制御装置40によれば、各増幅回路61U,61V,61W,62U,62V,62Wを構成する素子に、温度特性に優れた比較的高価な素子を使用する必要がなくなり、製造コストを下げることもできる。
[他の実施形態]
本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下に説明するような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)前記実施形態では、操舵のアシスト用にモータ19に実際に流れたモータ駆動電流Iu,Iv,Iwから補正データΔIuf,ΔIvf,ΔIwfを生成して、データ記憶部46に更新して記憶する構成であったが、例えば、補正データを生成するためだけにモータ19に所定のモータ駆動電流を流してもよい。具体的には、例えば、車両10のイグニッションスイッチ94のオン直後、又は、車両10が直進状態になったときに、モータ駆動電流Iuのq軸電流指令値Iq*を0としかつd軸電流指令値Id*を0以外の値にしてモータ駆動電流Iuを操舵アシストモータ19に流して補正データΔIufを求めるように構成してもよい。そのような構成にすれば、操舵アシストモータ19から不要なトルクを出力させずに補正データΔIufを求めることができる。
(2)また、前記実施形態において、第2の増幅回路62Uの使用中にデータ記憶部46に記憶された補正データΔIufが補正データ生成部55によって更新された場合に、第2の電流検出値Iuf2に加算する補正データΔIufを更新前の値から更新後の値へと徐々に変更するように構成することが好ましい。そうすれば、更新により補正データΔIufが仮に急変しても、その影響が抑えられ、操舵フィーリングを安定する。
(3)前記実施形態では、比較的増幅率が大きな第2の増幅回路62Uを使用して求めた第2の電流検出値Iuf2に補正データΔIufを加算して、第1と第2の電流検出値Iuf1,Iuf2の間の誤差をキャンセルしていたが、比較的増幅率が小さな第1の増幅回路61Uを使用して求めた第1の電流検出値Iuf1から補正データΔIufを減算して、第1と第2の電流検出値Iuf1,Iuf2の間の誤差をキャンセルしてもよい。
(4)前記実施形態では、電動パワーステアリング装置11によってハンドル17の操舵を補助していたが、操舵シャフト16(図1参照)の途中に伝達比可変操舵装置を設け、その伝達比可変操舵装置により操舵シャフト16の上端部と下端部を相対回転可能とし、運転状況に応じてハンドル17の舵角と転舵輪12の切れ角との対応を変更することで、ハンドル17の操舵を補助してもよい。そして、そのような伝達比可変操舵装置の駆動源としてのモータ19を駆動制御する操舵制御装置に本発明を適用してもよい。
本発明の一実施形態に係る車両の概念図 操舵制御装置の回路図 操舵制御装置が有する増幅回路の回路図 操舵制御装置のブロック図 U相用補正データ生成プログラムのフローチャート 第1と第2の電流検出値の誤差を示したグラフ U相用補正プログラムのフローチャート
符号の説明
10 車両
11 電動パワーステアリング装置
17 ハンドル
19 操舵アシストモータ
40 操舵制御装置
44 信号処理回路
46 データ記憶部(データ記憶手段)
55 補正データ生成部(補正データ生成手段)
56 データ補正部(誤差キャンセル手段)
60 増幅回路
61U〜61W 第1増幅回路
62U〜62W 第2増幅回路
94 イグニッションスイッチ
Iu,Iv,Iw モータ駆動電流
Iuf 電流検出値
Iuf1 第1の電流検出値
Iuf2 第2の電流検出値
Iv モータ駆動電流
Iv 各モータ駆動電流
Iv,Iu,Iw モータ駆動電流
Iw モータ駆動電流
PG1 相用補正データ生成プログラム(補正データ生成手段)
PG2 相用補正プログラム(誤差キャンセル手段)
Ru,Rv,Rw シャント抵抗(電流センサ)
Vu*,Vv*,Vw* 電流指令値
Vus,Vvs,Vws センサ出力信号

Claims (4)

  1. 車両のハンドルの操舵を補助するための操舵アシストモータに流れたモータ駆動電流を電流センサで検出し、その電流センサのセンサ出力信号を、増幅率が異なる第1又は第2の何れかの増幅回路で増幅して信号処理回路に取り込み、その信号処理回路で前記センサ出力信号を電流検出値に変換して、前記モータ駆動電流の制御に利用する操舵制御装置において、
    実際に流れた前記モータ駆動電流に対して、前記第1の増幅回路を使用したときの第1の前記電流検出値と、前記第2の増幅回路を使用したときの第2の前記電流検出値との間の誤差を補正データとして求める補正データ生成手段と、
    前記モータ駆動電流の電流指令値と前記補正データとを対応させて記憶したデータ記憶手段と、
    前記第2の増幅回路を使用して前記モータ駆動電流を制御する場合に、実際に流れた前記モータ駆動電流の前記電流指令値と前記データ記憶手段の記憶内容とに基づいて前記補正データを決定し、その決定した前記補正データを前記第2の電流検出値に加算又は減算することで、前記第1と第2の電流検出値の間の前記誤差をキャンセルする誤差キャンセル手段とを備え
    前記補正データ生成手段は、大きさが異なる前記モータ駆動電流を流し、それら各大きさの前記モータ駆動電流の各電流指令値と、それらに対応した前記第1及び第2の電流検出値とから前記モータ駆動電流の前記電流指令値と前記補正データとの対応関係を1次関数として求め、その1次関数の係数を前記データ記憶手段に記憶したことを特徴とする操舵制御装置。
  2. 前記第1及び第2の増幅回路のうち増幅率が大きな増幅回路の出力上限値に対応して前記モータ駆動電流の電流上限値が特定され、前記補正データ生成手段は、前記電流上限値又はその近傍の前記モータ駆動電流を流して前記1次関数を求めるように構成されたことを特徴とする請求項1に記載の操舵制御装置。
  3. 前記操舵アシストモータは交流モータであり、前記補正データ生成手段は、前記車両のイグニッションスイッチのオン直後、又は、前記車両が直進状態になったときに、前記モータ駆動電流のq軸電流指令値を0としかつd軸電流指令値を0以外の値にして前記モータ駆動電流を前記操舵アシストモータに流して前記補正データを求めるように構成したことを特徴とする請求項1又は2に記載の操舵制御装置。
  4. 前記誤差キャンセル手段は、前記第2の増幅回路の使用中に前記データ記憶手段に記憶された前記補正データが前記補正データ生成手段によって更新された場合に、前記第2の電流検出値に加算又は減算する前記補正データを、前記更新前の値から前記更新後の値へと徐々に変更するように構成されたことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の操舵制御装置。
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