JP5115250B2 - 車両の荷室構造 - Google Patents

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Description

本発明は、車体の後部に、上面に設けられた開口部がトランクリッドにより開閉可能とされたトランクルームを有する車両の荷室構造に関し、車両の車体構造の技術分野に属する。
例えば、セダンタイプや、スポーツカータイプの車両においては、車体の後部に、上面に設けられた開口部がトランクリッドにより開閉可能とされたトランクルームが設けられる場合があるが、このようなタイプの車両においては、例えば車体のデザインや、車体の大きさ等の理由から、トランクルームの大きさ(容積、前後寸法、車幅寸法、深さ等)を大型の荷物を収容可能な程度に十分確保できない場合がある。その一方で、このようなタイプの車両においても、近年、例えばレジャーの際に自転車等の大型の荷物を積載可能なユーティリティ性が求められている。
例えば特許文献1には、前記タイプの車両において、大型の荷物として自転車を積載可能なように、車室ルーフ部から車体後部の上方に左右一対のレール部材及びその支持部材を配設すると共に、該レール部材上で走行可能な台車を準備しておき、必要に応じて該台車に自転車をセットしてレール部材に装着することにより、該自転車を車室ルーフ部の上方等に積載可能とした荷物積載装置が開示されている。
特開平11−245735号公報
ところで、特許文献1に記載の荷物積載装置は、前述のように、車室ルーフ部から車体後部の上方にレール部材等を配設する必要があるだけでなく、台車が必要であり、非常に大掛かりなものとなる。また、台車は自転車専用のものであるので、それ以外のものは積載できない。そして、その他のものを積載するためには、異なる台車が別途必要となる。
また、特許文献1には、レール部材を取外し可能としてもよい旨の記載があるが、前述のように非常に大掛かりなものであるので、取外し、取付には多大な手間がかかり、実質的に常時取付状態となると考えられる。そして、その場合、車体のデザインが損なわれることとなる。
そこで、本発明は、車体の後部に、上面に設けられた開口部がトランクリッドにより開閉可能とされたトランクルームを有する車両において、種々の大型の荷物を、大掛かりな装置を設けることなく、かつ車体のデザインを損なうことなく積載可能な車両の荷室構造を提供することを課題とする。
前記課題を解決するために、本発明は、次のように構成したことを特徴とする。
まず、本願の請求項1に記載の発明は、車体の後部に、上面に設けられた開口部がトランクリッドにより開閉可能とされたトランクルームを有する車両の荷室構造であって、前記トランクリッドは、前端部を中心として回動して裏面が略上方を向く開放状態に開放可能に設けられていると共に、該トランクリッドを前記開放状態で支持する支持手段が設けられており、かつ、前記トランクリッドの所定の開放状態において該リッド及び前記トランクルームの開口部の上方の空間を荷物積載空間として利用可能とする荷物固定手段が、前記リッドの閉鎖状態において車体外部に露出しない位置に固定してまたは該位置に着脱可能に設けられていると共に、当該車両は、前記トランクルームの前方に設けられた車室の上部が開閉可能とされたオープンカーであり、前記支持手段は、前記トランクリッドを、開放状態においてその上端が車室の所定位置に着座する所定の体格を有する乗員の上端よりも高くなるように支持することを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、前記請求項1に記載の車両の荷室構造において、前記トランクリッドは、開放状態において、車室内への走行風の巻き込みを防止するエアロボードを構成することを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、前記請求項1または請求項2に記載の車両の荷室構造において、車室と前記トランクリッドとの間に、ロールバーが設けられていると共に、前記トランクリッドに、その開放状態において前記ロールバーとの干渉を防止する干渉防止部が設けられていることを特徴とする。
次に、本発明の効果について説明する。
まず、請求項1に記載の発明によれば、トランクリッドを、前端部を中心として回動させて裏面が略上方を向く開放状態とし、かつ支持機構により支持させることで、トランクルーム内及びその上方の空間を利用して荷物を積載することができる。例えばトランクルームの深さよりも背の高い荷物や、上部側がトランクルームの開口よりも前後に広がった形状の植木等の荷物を積載することができる。また、後述する荷物固定手段を用いれば、トランクリッドやトランクルームの開口部の上方の空間を利用して自転車等の荷物を積載することも可能となる。すなわち、種々の大型の荷物を、大掛かりな装置を設けることなく、かつ車体のデザインを損なうことなく積載することができる。
また、トランクリッドは、開放状態においては支持機構により支持されるので、車両の走行中の振動によりトランクリッドがばたついたり、それに伴って車体に悪影響が生じたりするのも防止される。
また、この発明によれば、前記トランクリッドの開放状態において該リッド及び前記トランクルームの開口部の上方の空間を荷物積載空間として利用可能とする荷物固定手段が設けられているから、トランクリッドやトランクルームの開口部の上方の空間を利用して、例えば自転車やサーフボード等の大型の荷物を安全に積載することができる。
その場合に、前記荷物固定手段は、前記リッドの閉鎖状態において車体外部に露出しない位置に固定してまたは該位置に着脱可能に設けられているから、該固定手段がトランクリッドの閉鎖状態において外部に露出せず、車両の美観が損なわれることがない。
また、着脱可能とされている場合においては、トランクリッドを閉鎖した状態では取り外すことにより、トランクルーム内の空間を有効に活用することもできる。また、荷物固定手段が着脱可能であるので、種々の固定手段を利用することができ、種々の荷物を積載することができる。
そして、この発明によれば、当該車両が、前記トランクルームの前方に設けられた車室の上部が開閉可能とされたオープンカーであって、前記支持機構は、前記トランクリッドを、開放状態においてその上端が車室の所定位置に着座する所定の体格を有する乗員の上端よりも高くなるように支持するから、万一、トランクリッドを開放した状態で後突があり、搭載物品がトランクルームから前方に飛び出したとしても、トランクリッドにより乗員への衝突が回避されることとなる。
また、請求項2に記載の発明によれば、当該車両オープンカーであって、トランクリッドが、開放状態においてはエアロボードとして機能するから、車室後方から車室内への走行風の巻き込みが防止される。
また、請求項3に記載の発明によれば、当該車両オープンカーであって、車室の後方にロールバーが設けられている場合に、該ロールバーとの干渉を防止しつつ、トランクリッドを前記開放状態にまで開放させることができる。
以下、本発明の実施の形態に係る車両の荷室構造について説明する。
本実施の形態に係る車両の荷室構造は、図1に示す車両1に適用されている。この車両1は、車体2の前後方向略中間に車室3が設けられると共に該車室3の上部が開閉可能とされたオープンカータイプの車両である。
この車両1の車体2の後部側、詳しくは車室2の後端と車体1の後端との間の部分の後部側には、上面に設けられた開口部4がトランクリッド5により開閉可能とされたトランクルーム6が設けられている。
また、本車両1は、前述のようにオープンカータイプの車両であるが、このような車両におけるロールオーバー時の乗員保護のため、車室3とトランクリッド5との間の車体2の上面2aには、車室3内に配設された左右のシート7,7の後方においてそれぞれロールバー8,8が設けられている。このロールバー8は、図2(図1のA矢視図)に示すように、車体前後方向視で門形状をしている。
前記トランクリッド5は、図1に示すように該リッド5の前端部の左右両端側に設けられた一対のヒンジ10,10を介して、車体2に支持されている。その場合に、本実施の形態においては、該トランクリッド5は、図3に示すように、前記ヒンジ10,10により、前端側を中心として回動して裏面が略上方を向く開放状態まで開放可能とされている。
このヒンジ10について説明すると、該ヒンジ10は、図4に示すように、車体2に固定された支持ブラケット11と、該支持ブラケット11の上端部に設けられた支持軸12を介して回動可能に支持された半円弧形状のスワンネック型の回動アーム13とを有すると共に、支持軸12はトランクリッド5の上面と略同じ高さ位置に設けられており、これにより、仮想線で示すように、リッド5が車室3後方の車体上面2aと干渉することなく、裏面が略上方を向く開放状態に開放可能となっている。
また、本実施の形態においては、トランクリッド5を前記(図3の)開放状態で支持する支持機構20が設けられている。
この支持機構20は、図3に示すように、ロールバー8に設けられて開放状態のトランクリッド5の後端部が載置される支持部21と、トランクリッド5をこの開放状態で固定するロック機構22とで構成されている。
その場合に、支持部21は、図2に示すように、ロールバー8の上辺部8bの上部後面側に設けられた段差部8aにより構成されており、該段差部8aの上面には、トランクリッド5の後端部の意匠面を保護する弾性部材22が取り付けられている。
その場合に、支持部21の高さ位置は、図3(b)からわかるように、トランクリッド5の開放状態においてその上端αが車室3のシート7(所定位置)に着座する所定の体格を有する乗員Zの上端よりも高くなるように設定されている。
ロック機構22は、図1、図3に示すように、前記ロールバー8に設けられたロールバー側部材30と、トランクリッド5の後部に設けられたリッド側部材40とを有している。
まず、リッド側部材40から説明すると、該リッド側部材40は、図5に示すように、トランクリッド5の後壁5aの下面部に固定された支持ブラケット41と、一端部側が、該ブラケット41に支持された車幅方向に向く軸46を中心として回動可能なように支持された丸棒状の棒状部材42と、該棒状部材42の他端部に設けられた軸47を中心として回動可能に支持された操作部材43及び係合部材44とを有している。そして、棒状部材42は、ロック機構22の非使用時、車体2のトランクルーム後壁2cの外面に取り付けられた係止部材45の溝45a内に挟持されることにより係止されるように構成されている。
一方、ロールバー側部材30は、図2に示すように、ロールバー8の上辺部8bの上部中央に形成された凹部8c内に取り付けられており、図6に示すように、基部30aと、該基部30aの左右の端部から立ち上がる一対の縦壁部30b,30bとを有し、これら30a,30b,30bで前記リッド側部材40の棒状部材42が嵌合可能な溝部30cを形成している。
また、図5、図6に示すように、ロールバー側部材30の縦壁部30b,30bの内面の前部側、及びリッド側部材40の係合部材44の上部側(図5における上下)に、互いに係合可能な係合凹部30d,30d及び係合突部44a,44aが形成されている。
そして、図7に示すように、開放状態のトランクリッド5の後端部をロールバー8の支持部21に弾性部材22を介して載置した状態で、操作部材43の操作部43aを持って棒状部材42を軸46を中心としてロールバー8側へ回動させ、仮想線で示すように係合凹部30dと係合突部44aとを係合させる。そして、この係合部を支点として操作部材43及び係合部材44を回動させながら、棒状部材42を軸46を中心としてさらに回動させ、係合部材30の係合凹部30dと係合部材44の係合突部44aとを実線で示す係合状態とさせる。そして、この係合状態においては、操作部材43が操作されるまでの間、トグル機構の原理により、ロックされた状態が保持されることとなる。すなわち、図3のようにトランクリッド5を開放状態として車両1を走行させたとしても、走行中の振動等によりトランクリッド5がばたついたり、それに伴って車体に悪影響が生じたりするのが防止されることとなる。
したがって、本実施の形態においては、トランクリッド5を閉鎖した状態ではトランクルーム6内に収容し切れない大型の荷物でも、該リッド5を開放状態とすることにより、トランクルーム6の開口部4の上方の空間をも利用して積載し、かつその状態で走行することが可能となる。また、このような効果を、大掛かりな装置を設けることなく、かつ車体のデザインを損なうことなく実現することができる。
ここで、このようにトランクリッド5を開放状態として車両1を走行させると、雨天時等においてはトランクルーム6内に雨水が入ることとなるので、雨水等に対する対策を講じることが好ましい。
そこで、本実施の形態においては、図3に示すように、トランクルーム6は、車体2の構成材で形成された凹部2bと、該凹部2bの上方から嵌め込まれ、樹脂製で耐水性を有する収納容器部材50(収納部)で構成されている。
この収納容器部材50は、図8、図9に示すように、上面が開口した(開口部4を形成する)箱状の本体部50aと、該本体部50aの上端縁に設けられたフランジ部50bとを有しており、該フランジ部50bが車体側の凹部2bの上端部に沿ってその外側に設けられた平面部2dに上方から当接することにより車体2側に支持されるようになっている。したがって、上方へ持ち上げれば、凹部2bから取り外すことができる。
フランジ部50bの下面にはシール部材51が取り付けられており、収納容器部材50が凹部2b内に取り付けられた状態において、凹部2b内や、車体2における凹部2bに連続する部位に雨水等が侵入するのが防止されるようになっている。このように、本実施の形態においては、収納容器部材50が設けられているので、トランクルーム6の凹部2b内に水が溜まったり、車体2を構成するパネル類が水浸しになるような不具合が防止されることとなる。
また、収納容器部材50の底面部50cには、図示しないキャップにより開閉可能なドレーン50d,50dが形成されている。これによれば、トランクリッド5を開放した状態で走行しているときに降雨があり、雨水が収納容器部材50内に溜まった場合、収納容器部材50を取り外して車外でキャップを外すことにより、水抜きを行うことができる。また、収納容器部材50が汚れた場合は、車体2から取り外した状態で水洗い清掃等を容易に行うことができる。
また、収納容器部材50は、車体下面部近傍に至る深さを有している。これによれば、背の高い荷物をできるだけ上方に突出させず、かつ安定して収容することができる。
次に、荷物の積載例を説明する。
まず、図10は、トランクルーム6の深さよりも背の高い荷物L1を積載した例を示しており、このように本実施の形態に係る荷室構造によれば、トランクルーム6の深さよりも背の高い荷物でも積載できる。
その場合に、支持部21の高さ位置は、前述のように、トランクリッド5の開放状態においてその上端αが車室3の所定位置に着座する所定の体格を有する乗員Zの上端よりも高くなるように設定されているから、万一、後突等があり、荷物L1がトランクルーム6から前方に飛び出したとしても、該トランクリッド5により荷物L1が受け止められ、該荷物L1の乗員への衝突が阻止されることとなる。
図11は、上部側がトランクルーム6の開口部4よりも前後に広がった形状の植木等の荷物L2を積載した例を示しており、このように本実施の形態に係る荷室構造によれば、開口部4よりも前後に広がった形状の荷物でも積載できる。
ここで、本実施の形態においては、図3に示すように、トランクリッド5の裏面(例えばインナパネル)に、後述するアタッチメント等を取付可能な複数の取付部5b…5bが設けられている。そして、トランクリッド5を開放状態としたときに、取付部5b…5bにアタッチメントを固定することにより、トランクリッド5及びトランクルーム6の開口部4の上方の空間を、荷物積載空間として利用することができるようになっている。
例えば、図12は、アタッチメント60として支持ブラケット61,62を利用して、トランクリッド5及びトランクルーム6の開口部4の上方の空間に、自転車L3を積載した例を示している。
これらの支持ブラケット61,62のうち、この前部側の支持ブラケット61は、図13(a)に示すように、左右一対のボルト挿通孔61a,61aが設けられた基部61bと、該基部61bに立設され、上端部にボルト挿通孔61c,61cが設けられた左右一対の立設部61d,61dとを有している。
一方、後側の支持ブラケット62は、図13(b)に示すように、左右一対のボルト挿通孔62a,62aが設けられた基部62bと、該基部62bに立設され、上端部に溝62c,62cが設けられた左右一対の立設部62d,62dとを有している。
そして、図14(a)に示すように、前側の支持ブラケット61側についてはは、蝶ボルトBBを、トランクリッド5裏面の取付部5bの内面に設けられたナットWNに、基部61bのボルト挿通孔61a,61a、及びトランクリッド5裏面の取付部5bに設けられたボルト挿通孔5h,5hを介して螺合させることにより固定する。また、自転車のフロントフォークFFの下端部の前輪軸受部Fa(溝部や孔部)と、前側の支持ブラケット61の立設部61dの貫通孔61cとに、ハンドル付ボルトLBを挿通する。そして、該ボルトLBの先端側にハンドル付ナットLNを螺合させてフロントフォークFの前輪軸受部Faを、前側の支持ブラケット61に固定する。
一方、図14(b)に示すように、後側の支持ブラケット62側については、蝶ボルトBBを、車体2の凹部2b上端周囲の平面部2dの下面に設けられたナットWNに、基部62bのボルト挿通孔62a,62a、収納容器部材50のフランジ部50bのボルト挿通孔50h,50h、及び前記平面部2dに設けられたボルト挿通孔2h,2hを介して螺合させることにより固定する。また、自転車L3の後輪軸ボルトBRの両端側を左右の立設部62d,62dの溝62cに上方から挿入すると共に、該ボルトBRの左右の端部にハンドル付ナットLNを螺合させることにより、自転車の後部側を、後側の支持ブラケット62に固定する。
このように、自転車L3の前部側及び後部側をアタッチメント61,62を介してトランクリッド5及び車体2に固定することにより、トランクリッド5及びトランクルーム6の開口部4の上方の空間を自転車L3積載空間として利用することができるようになる。
図15は、アタッチメント70を利用して、トランクリッド5及びトランクルーム6の開口部4の上方の空間に、サーフボードL4を積載した例を示している。
このアタッチメント70は、図16に示すように、左右一対の支持ブラケット71,71と、ポール部材72とで構成されている。
支持ブラケット71,71は、左右一対のねじ挿通孔71a,71aが設けられた基部71bと、該基部71bに立設され、上端部にねじ挿通孔71c,71cが設けられた左右一対の立設部71d,71dとを有している。
ポール部材72は、支持ブラケット71,71の上端側に、ねじ挿通孔71c,71cに挿通されたボルト73,73によりネジ止めされている。すなわち、分解可能となっている。
そして、左右の支持ブラケット71,71の基部71b、71bをトランクリッド5裏面の左右の取付部5b,5bにそれぞれ、前記支持ブラケット61同様に蝶ネジで固定する。
そして、図5のようにサーフボードL4の下部側をトランクルーム6内に収容すると共に、上部側をアタッチメント70のポール部材72に紐等で固定する。これにより、トランクリッド5及びトランクルーム6の開口部4の上方の空間をサーフボードL4積載空間として利用することができるようになる。
なお、このアタッチメント70によれば、サーフボードL4以外にも、例えば物干し竿や、弓、板材等、種々の長い荷物を積載することができる。
このように本実施の形態によれば、アタッチメント60,70は、前記トランクリッド5または車体2に対して着脱可能とされているから、トランクリッド5を閉鎖した状態ではアタッチメント60,70を取り外すことにより、トランクルーム6内の空間を有効に活用することもできる。また、種々のアタッチメントを利用することができ、種々の荷物を積載することができる。
該アタッチメント60,70は、前記リッド5の閉鎖状態において車体外部に露出しない位置(取付部5b等)に着脱可能とされているから、トランクリッド5の閉鎖状態において外部に露出せず、車両1の美観が損なわれることがない。
なお、荷物固定手段が比較的小さいものであれば、トランクリッド5の閉鎖状態において外部に露出しない位置に、トランクリッド5の裏面や収納容器部材50等に一体的に設けてもよく、この場合、アタッチメントの取付、取外しの手間が軽減されることとなる。
また、前記実施の形態においては、自転車搭載用のアタッチメント60と、サーフボード等搭載用のアタッチメント70について説明したが、その他の物品用のアタッチメントを用意すれば、さらに多種の荷物を搭載することができる。
なお、本実施の形態においては、オープンカータイプの車両に適用した場合について説明したが、オープンカータイプでない例えばセダンタイプの車両にも適用可能である。
次に、本発明の第2の実施の形態について図17〜図21を用いて説明する。
この第2の実施の形態に係る車両101においては、図18に示すように、トランクリッド105がほぼ水平となる状態まで開放可能なように構成されている。
すなわち、ヒンジ110は、図19に示すように、第1の実施の形態同様のスワンネック型のものであるが、支持軸112はトランクリッド105の上面及び車体102の上面102aよりも高い位置に設けられ、これにより、仮想線で示すように、車体102の上面102aと干渉することなく、トランクリッド105がほぼ水平となる開放状態まで開放可能とされている。
図17に戻り、ヒンジ110の前後位置やトランクリッド105の前後長は、トランクリッド105をほぼ水平となる開放状態まで開放しても、ロールバー108と干渉しないように設定されている。また、車体102の上面102aには、回動アーム113との干渉を回避するために車体前後方向に延びる切欠102bが設けられている。
また、図17に示すように、支持機構120は、ロールバー108後方の車体上面に設けられた弾性材でなる支持部材121と、ロック機構122とで構成されている。
ロック機構122は、第1の実施の形態とほぼ同様の構造であるが、配設位置が異なっており、図17、図20に示すように、リッド側部材140は、リッド105の後壁105aの後面に設けられ、車体側部材130は、ロールバー108側方の車体上面102aに取り付けられている。なお、これらの部材130,140の基本的構造は、前述のように第1の実施の形態のものとほぼ同様であり、説明は省略する。
そして、図21に示すように、トランクリッド105を開放した状態においては、支持部材121によりトランクリッド105の後部側が支持される。そして、ロック機構122のリッド側部材140の操作部材143を操作して係合部材144と車体側部材130とを係合させることにより、トランクリッド105が開放状態でロックされるようになっている。
なお、これら以外の構造は、第1の実施の形態と同様であり、説明は省略する。
このような構造によれば、図18に示すように、ほぼ水平状態で積載する必要がある荷物L5や、トランクルーム106内に収容できない荷物を、トランクリッド105の裏面に積載することが可能となる。なお、この場合、リッド105裏面の取付部105bに荷物固定手段として、例えば紐係止用のフック部材等を取付け可能にしておけば、積載した荷物L5を紐で固定することができる。なお、トランクリッド105の裏面に紐係止部を一体的に形成しておいてもよい。
なお、アタッチメントを利用する場合、本実施の形態に合わせた長さのものを用意すればよい。
ところで、オープンカータイプの車両においては、後方から車室内に走行風が巻き込みやすい。そこで、第3、第4の実施の形態においては、走行風対策を施した構造について説明する。
まず、第3の実施の形態について図22を用いて説明すると、この第3の実施の形態に係る車両201においては、トランクリッド205の後壁205aの上下長が、第2の実施の形態のものよりも長くされており、その上下長は、トランクリッド205の開放状態において、後壁205aの上端位置γ(図22における上端)が例えば乗員の上端位置と同程度またはそれよりも高くなるように設定されている。
本実施の形態によれば、トランクリッド205の後壁205aの上下長を前述のように設定するだけで、エアロボード用の部材を別途設けることなく、トランクリッド205の後壁205aによりエアロボードとしての機能を実現することができる。
次に、第4の実施の形態について図23を用いて説明すると、第4の実施の形態に係る車両301においては、トランクリッド305の裏面の後部側に、エアロボード部材380が設けられている。
このエアロボード部材380は、図24に示すように、トランクリッド305の閉鎖状態においては、トランクリッド305の上面部305d裏面に沿うようにトランクルーム306内に収容され、後端部側(図24において)が、該リッド305の上面部305d裏面に設けられた支持軸381及び支持ブラケット382を介して車両前後方向に回動可能に支持され、前端部側(図24において)に設けられた係合部材384が、トランクリッド305の上面部305d裏面に設けられた係合部材383に係合している。
また、図24に示すように、エアロボード部材380の下面及びトランクリッド305の後壁305aの下面には、前述したロック機構と同様の、ボード側部材391及びリッド側部材392を有するエアロボードロック機構390が設けられている。
そして、図25に示すように、トランクリッド305を開放した状態において、エアロボード部材380を起立させ、この状態でエアロボードロック機構390のボード側部材391とリッド側部材392とを係合させることにより、エアロボード部材380が起立状態で保持されるようになっている。なお、エアロボード部材380の形状は、このようにエアロボード部材380を起立させた状態において、その上端位置γ′が例えば乗員の上端位置と同程度またはそれよりも高くなるように設定すればよい。
本実施の形態によれば、トランクリッド305の後壁305aの形状を、例えばデザイン上の理由から第3の実施の形態のようには変更できないような場合でも、トランクリッド305に設けられたエアロボード部材380によりエアロボードとしての機能を実現することができる。しかも、エアロボード部材380が車体の外部に露出しないので、車両のデザインを損なうこともない。
なお、本実施の形態においては、エアロボード部材380をトランクリッド305の裏面に回動可能に固定しているが、例えば、エアロボード部材に、トランクリッド裏面の取付部に固定するためのブラケットを設け、必要に応じて、蝶ボルト等で固定するようにしてもよい。こうすることにより、ロック機構等を設ける必要がなく、構造が簡単なものとなる。
ここで、第1〜第4の実施の形態においては、ロールバーは車室のシートに近接して設けられているが、例えばデザイン上の理由等からより後方に設けたい場合がある。しかし、この場合、トランクリッドを裏面がほぼ上方を向く状態となるまで回動させるときに、トランクリッドの前端部とロールバーとが干渉する場合がある。そこで、第5の実施の形態においては、この点を対処したものについて説明する。
すなわち、第5の実施の形態に係る車両401においては、図26に示すように、ロールバー408は、ヒンジ410とほぼ同じ前後位置に設けられており、トランクリッド405の前端部には、切欠部405eが設けられている。
この切欠部405eの幅は、ロールバー408の幅よりも大きく、深さ(前後方向長)は、切欠部405eの前端の移動軌跡βがロールバー408の上端を越えて通過可能なように設定されている。したがって、トランクリッド405を裏面がほぼ上方を向く状態となるまで回動させるに際して、トランクリッド405とロールバー408とが干渉するのが防止されることとなる。
本発明は、車体の後部に、上面に設けられた開口部がトランクリッドにより開閉可能とされたトランクルームを有する車両において、種々の大型の荷物を、大掛かりな装置を設けることなく、かつ車体のデザインを損なうことなく積載可能なことができ、自動車産業に広く利用することができる。
本発明の実施形態に係る車両の荷室構造が適用された車両の平面図((a図))及び側面図((b)図)である。 図1のA矢視図(ロールバー部分の拡大図)である。 トランクリッドを開放した状態における図1相当の図である。 図1の矢印B−Bによる拡大断面図(ヒンジ部分の拡大図)である。 (a)図は図1の矢印C−Cによる拡大断面図(ロック機構のリッド側部材部分の拡大図)、(b)図は(a)図の矢印D−Dによる断面図である。 (a)図は図2の矢印E部分を車両前方から見た拡大図(ロック機構の車体側部材部分の拡大図)、(b)図は(a)図の矢印F−Fによる断面図である。 図3の矢印G−Gによる拡大断面図(ロック機構部分の拡大図)である。 図3の矢印H−Hによる拡大断面図(トランクルーム部分の拡大図)である。 収納容器部材の単品斜視図である。 荷物積載例である(その1、箱の場合)。 荷物積載例である(その2、植木の場合) 荷物積載例である(その3、自転車の場合)。 自転車固定用アタッチメントの単品斜視図である。 (a)図は図12の矢印J−Jによる拡大断面図(トランクリッドへのアタッチメントの取付部、及び自転車のアタッチメントへの取付部の拡大図)、(b)図は図12の矢印K−Kによる拡大断面図(トランクルーム後壁へのアタッチメントの取付部、及び自転車のアタッチメントへの取付部の拡大図)である。 荷物積載例である(その4、サーフボードの場合)。 サーフボード固定用アタッチメントの単品斜視図である。 本発明の第2の実施の形態に係る係る車両の荷室構造が適用された車両の平面図((a図))及び側面図((b)図)である。 トランクリッドを開放した状態における図17相当の図である。 図17の矢印L−Lによる拡大断面図(ヒンジ部分の拡大図)である。 (a)図は図17の矢印M−Mによる拡大断面図(ロック機構のリッド側部材部分の拡大図)、(b)図は図17の矢印N−Nによる拡大断面図(ロック機構の車体側部材部分の拡大図)である。 図18の矢印P−Pによる拡大断面図(ロック機構部分の拡大図)である。 本発明の第3の実施の形態に係る係る車両の荷室構造が適用された車両の側面図である。 本発明の第4の実施の形態に係る係る車両の荷室構造が適用された車両の平面図((a図))及び側面図((b)図)である。 トランクリッド閉鎖状態における図23の矢印Q−Qによる拡大断面図(エアロボード部分の拡大図)である。 図23の矢印R−Rによる拡大断面図(エアロボード部分の拡大図)である。 本発明の第5の実施の形態に係る係る車両の荷室構造が適用された車両の平面図((a図))及び側面図((b)図)である。
符号の説明
1,101,201,301,401 車両
2,102,202,302,402 車体
3 車室
4,104,204,304,404 開口部
5,105,205,305,405 トランクリッド
6,106,206,306,406 トランクルーム
8,108 ロールバー
10,110,210,310,410 ヒンジ機構
20,120 支持機構(支持手段)
50 物品収納部材(物品収納部材、収納部)
60,70 アタッチメント(荷物固定手段)

Claims (3)

  1. 車体の後部に、上面に設けられた開口部がトランクリッドにより開閉可能とされたトランクルームを有する車両の荷室構造であって、
    前記トランクリッドは、前端部を中心として回動して裏面が略上方を向く開放状態に開放可能に設けられていると共に、
    該トランクリッドを前記開放状態で支持する支持手段が設けられており、かつ、
    前記トランクリッドの所定の開放状態において該リッド及び前記トランクルームの開口部の上方の空間を荷物積載空間として利用可能とする荷物固定手段が、前記リッドの閉鎖状態において車体外部に露出しない位置に固定してまたは該位置に着脱可能に設けられていると共に、
    当該車両は、前記トランクルームの前方に設けられた車室の上部が開閉可能とされたオープンカーであり、
    前記支持手段は、前記トランクリッドを、開放状態においてその上端が車室の所定位置に着座する所定の体格を有する乗員の上端よりも高くなるように支持することを特徴とする車両の荷室構造。
  2. 前記請求項1に記載の車両の荷室構造において、
    前記トランクリッドは、開放状態において、車室内への走行風の巻き込みを防止するエアロボードを構成することを特徴とする車両の荷室構造。
  3. 前記請求項1または請求項2に記載の車両の荷室構造において、
    車室と前記トランクリッドとの間に、ロールバーが設けられていると共に、
    前記トランクリッドに、その開放状態において前記ロールバーとの干渉を防止する干渉防止部が設けられていることを特徴とする車両の荷室構造。
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