JP5115224B2 - フィルム転写シート及び中間転写記録媒体 - Google Patents
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(シート基材)
本発明で用いるフィルム転写シートのシート基材2としては、特に限定されるものでなく、例えば、コンデンサーペーパー、グラシン紙、硫酸紙、またはサイズ度の高い紙、合成紙(ポリオレフィン系、ポリスチレン系)、上質紙、アート紙、コート紙、キャストコート紙、壁紙、裏打用紙、合成樹脂またはエマルジョン含浸紙、合成ゴムラテックス含浸紙、合成樹脂内添紙、板紙等、セルロース繊維紙、あるいはポリエステル、ポリアクリレート、ポリカーボネート、ポリウレタン、ポリイミド、ポリエーテルイミド、セルロース誘導体、ポリエチレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリプロピレン、ポリスチレン、アクリル、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリビニルアルコール、ポリビニルブチラール、ナイロン、ポリエーテルエーテルケトン、ポリサルフォン、ポリエーテルサルフォン、テトラフルオロエチレン・パーフルオロアルキルビニルエーテル、ポリビニルフルオライド、テトラフルオロエチレン・エチレン、テトラフルオロエチレン・ヘキサフルオロプロピレン、ポリクロロトリフルオロエチレン、ポリビニリデンフルオライド等のフィルムが挙げられる。
上記シート基材上に設ける樹脂層3は、130℃〜150℃における貯蔵弾性率が3.0×105Pa以上1.2×106Pa以下の感圧接着剤を主成分として構成される。この感圧接着剤としては、例えば、ポリウレタン樹脂、ポリエステル樹脂、アクリル樹脂、ビニル樹脂、エポキシ樹脂等及びこれらの共重合物、これらの混合物が挙げられ、自己架橋する官能基、あるいは架橋剤成分と反応する官能基を有するものである。但し、本発明では、本来の剥離性の機能は剥離層が担っているが、その剥離層を繋ぎ止める役割、またシート基材−透明シートを貼り合せる役割として、感圧接着剤からなる樹脂層が用いられている。熱転写の際には樹脂が熱ストレスを受けるために、本発明で規定した上記の貯蔵弾性率の範囲(パラメーター)内に入らないものは、本来の剥離層とシート基材を固着させるための接着剤の機能がなくなるものである。
E*=E´+iE”[Pa]
E´=E*cos
E”=E*sin
上記式中、E*は、複素弾性率を表し、E´は貯蔵弾性率を表し、試料の弾性的特性を反映し、1周期当たり加わった応力が貯蔵され、完全に回復するエネルギーの尺度である。E”は、損失弾性率を表し、試料の粘性的な特性を反映し、1周期当たり熱として消費されるエネルギーの尺度である。
本発明の剥離層4は、主成分として、数平均分子量10,000〜30,000のセルロース・アセテート・プロピオネートもしくはセルロース・アセテート・ブチレートを用いるものである。セルロース・アセテート・プロピオネートは、α−セルロースにプロピオン酸、酢酸及びそれらの無水物を作用させた混合エステルであり、「CAP」の略称で表示することもある。またセルロース・アセテート・ブチレートは、α−セルロースに酢酸、酪酸及びそれらの無水物を作用させた混合エステルであり、「CAB」の略称で表示することもある。
本発明のフィルム転写シートで使用する透明シート5は、ハーフカット処理された部分を境界にして、透明シート部(接着層付き透明シート)が切断され、熱転写画像が形成された被転写体の画像形成部の上に、透明シートが覆う形態で、保護層として機能する。透明性と、耐候性、耐摩擦性、耐薬品性等の耐久性を有するものであれば、いずれのものでも良く、例えば、0.5〜100μm、好ましくは10〜40μm程度の厚さのポリエチレンテレフタレートフィルム、1,4−ポリシクロヘキシレンジメチレンテレフタレートフィルム、ポリエチレンナフタレートフィルム、ポリフェニレンサルフィドフィルム、ポリスチレンフィルム、ポリプロピレンフィルム、ポリサルホンフィルム、アラミドフィルム、ポリカーボネートフィルム、ポリビニルアルコールフィルム、セロハン、酢酸セルロース等のセルロース誘導体、ポリエチレンフィルム、ポリ塩化ビニルフィルム、ナイロンフィルム、ポリイミドフィルム、アイオノマーフィルム等が挙げられる。
接着層6は、上記の透明シートを被転写体と強固に接着させるためのものであり、その材質は、アクリル樹脂、ウレタン樹脂、アミド樹脂、エポキシ樹脂、ゴム系樹脂、アイオノマー樹脂等の従来の接着剤として既知のものが広く使用できる。接着層の形成手段は、上記の樹脂層の場合と同様の方法が採用でき、接着層の塗工量は、約0.5〜10g/m2(固形分)であり、好ましくは2.0〜3.0g/m2(固形分)である。
本発明の中間転写記録媒体において、染料受容層と透明シートとの間に、必要に応じて、染料受容層と透明シートの接着性を確保する等の目的で、プライマー層15を設けることができる。このプライマー層は、透明シート及び染料受容層を保持する役割を有するので、透明シート部(染料受容層付き透明シート)の熱転写における加熱時であっても取扱い上支障のない程度の機械的強度を有することが好ましい。
上記の透明シートの上に形成される染料受容層16は、透明シートの上に直接または、プライマー層を介して、形成することができる。染料受容層は、加熱により熱転写シートから転写される色材を受容する働きを有するもので、特に昇華性染料の場合には、それを受容し、発色させると同時に、一旦受容した染料を再昇華させないことが望まれる。中間転写記録媒体を使用して、染料受容層に転写画像を形成し、該画像形成された部分のみを被転写体へ再転写して画像を形成するものであり、本発明の染料受容層には透明性をもたせて、被転写体に転写された画像を上から鮮明に観察できるようにすることが一般的である。但し、作為的に染料受容層を濁らせたり、薄く着色させたりして、再転写画像を特徴づけることも可能ではある。
本発明のフィルム転写シートにおいて、接着層付きの透明シートにホログラム層を設けることができる。図3に、本発明のフィルム転写シート1のホログラム層を設けた一つの実施形態である概略断面図を示し、シート基材2の一方の面に、樹脂層3、剥離層4、透明シート5、ホログラム層8、反射層9、接着層6の順に積層した構成である。また、本発明の中間転写記録媒体において、染料受容層付きの透明シートにホログラム層を設けることもできる。図4に、本発明の中間転写記録媒体10のホログラム層を設けた一つの実施形態である概略断面図を示し、シート基材11の一方の面に、樹脂層12、剥離層13、透明シート14、ホログラム層18、反射層19、プライマー層15、染料受容層16の順に積層した構成である。
反射層9、19としては、所定のレリーフ構造を設けたホログラム層面のレリーフ面へ、反射層を設けることにより、レリーフの反射及び/又は回折効果を高めるので、ホログラム層の反射率より高れば、特に限定されない。ほぼ無色透明な色相で、その光学的な屈折率がホログラム層のそれとは異なることにより、金属光沢が無いにもかかわらず、ホログラムなどの光輝性を視認できるから、透明なホログラムを作製することができる。例えば、ホログラム層よりも光屈折率の高い薄膜、および光屈折率の低い薄膜とがあり、前者の例としては、ZnS、TiO2、Al2O3、Sb2S3、SiO、SnO2、ITO等があり、後者の例としては、LiF、MgF2、AlF3がある。好ましくは、金属酸化物又は窒化物であり、具体的には、Be、Mg、Ca、Cr、Mn、Cu、Ag、Al、Sn、In、Te、Fe、Co、Zn、Ge、Pb、Cd、Bi、Se、Ga、Rb、Sb、Pb、Ni、Sr、Ba、La、Ce、Au等の酸化物又は窒化物他はそれらを2種以上を混合したもの等が挙げられる。またアルミニウム等の一般的な光反射性の金属薄膜も、厚みが200Å以下になると、透明性が出て使用できる。
(実施例1)
(実施例1)
厚さ25μmのポリエチレンテレフタレートフィルム(東レ株式会社製、ルミラー)の透明シート上に、下記組成で接着層を乾燥状態で2.5g/m2の厚さで設けて、該接着層と反対面に、下記組成で剥離層を乾燥状態で1.5g/m2の厚さで設け、更に該剥離層の上に下記組成で樹脂層を乾燥状態で4.0g/m2の厚さで設けて、ドライラミネーションにより、38μmのポリエチレンテレフタレートフィルム(東レ株式会社製、ルミラー)を合わせて積層した。さらに、上記の積層体であるフィルム転写シートに対して、図1に示すように、接着層6を含めて透明シート部にカッター刃を取り付けた上型と台座とのプレス方式でハーフカット(7)処理を行い、実施例1のフィルム転写シートを用意した。上記の接着層、樹脂層、剥離層は、全てグラビアコーティングにて塗工した。尚、上記のフィルム転写シートは、剥離層と透明シートの間で剥離するものである。
塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体 20部
アクリル樹脂 10部
酢酸エチル 20部
トルエン 50部
セルロース・アセテート・プロピオネート(数平均分子量25,000、イーストマン・ケミカル社製、商品名CAP−482−0.5) 10部
メチルエチルケトン 45部
トルエン 45部
ポリエステル系感圧接着剤(大日精化工業(株)製、セイカボンドE295/イソシアネート架橋剤C55=混合比 9/0.25) 20部
酢酸エチル 80部
上記の実施例1のフィルム転写シートにおいて、剥離層用塗工液を下記組成に変更した以外は、実施例1と同様にして実施例2のフィルム転写シートを作製した。
(剥離層用塗工液組成)
セルロース・アセテート・ブチレート(数平均分子量30,000、イーストマン・ケミカル社製、商品名CAB−551−0.2) 10部
メチルエチルケトン 45部
トルエン 45部
上記の実施例1のフィルム転写シートにおいて、剥離層用塗工液を下記組成に変更した以外は、実施例1と同様にして実施例3のフィルム転写シートを作製した。
(剥離層用塗工液組成)
セルロース・アセテート・ブチレート(数平均分子量30,000、イーストマン・ケミカル社製、商品名CAB−381−0.5) 10部
メチルエチルケトン 45部
トルエン 45部
上記の実施例1のフィルム転写シートにおいて、剥離層用塗工液を下記組成に変更した以外は、実施例1と同様にして実施例4のフィルム転写シートを作製した。
(剥離層用塗工液組成)
セルロース・アセテート・ブチレート(数平均分子量12,000、イーストマン・ケミカル社製、商品名CAB−321−0.1) 10部
メチルエチルケトン 45部
トルエン 45部
上記の実施例1のフィルム転写シートにおいて、透明シートに接着層を設けた条件から、透明シート上に下記条件でプライマー層、染料受容層を順に形成した条件に変更して、実施例5の中間転写記録媒体を作製した。但し、その他の条件は実施例1の通りである。
下記組成でプライマー層を乾燥状態で0.5g/m2の厚さで設け、さらに該プライマー層の上に下記組成で染料受容層を乾燥状態で2.5g/m2の厚さで設けた。プライマー層及び染料受容層とも、グラビアコーティングにて塗工した。尚、上記の中間転写記録媒体は、剥離層と透明シートの間で剥離するものである。
塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体 10部
ポリエステル樹脂 10部
メチルエチルケトン 20部
トルエン 50部
塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体 100部
エポキシ変性シリコーン 5部
メチルエチルケトン/トルエン(質量比1/1) 400部
上記の実施例1のフィルム転写シートにおいて、透明シートに接着層を設けた条件から、透明シート上に下記条件でホログラム層、反射層、接着層を順に形成した条件に変更して、実施例6のホログラム層付きフィルム転写シートを作製した。但し、その他の条件は実施例1の通りである。尚、上記のフィルム転写シートは、剥離層と透明シートの間で剥離するものである。
アクリル樹脂 100部
ウレタンアクリレート 25部
シリコーン 1部
光重合開始剤 5部
メチルエチルケトン 100部
上記の実施例6のフィルム転写シートにおいて、透明シートに設けた接着層の代わりに実施例5のプライマー層、染料受容層を透明シート上に形成した条件に変更して、実施例7の中間転写記録媒体を作製した。尚、上記の中間転写記録媒体は、剥離層と透明シートの間で剥離するものである。
上記の実施例1のフィルム転写シートにおいて、樹脂層用塗工液を下記組成に変更した以外は、実施例1と同様にして実施例8のフィルム転写シートを作製した。
(樹脂層用塗工液組成)
ポリエステル系感圧接着剤(大日精化工業(株)製、セイカボンドE295/イソシアネート架橋剤C55=混合比 9/1) 20部
酢酸エチル 80部
上記の実施例1のフィルム転写シートにおいて、樹脂層用塗工液を下記組成に変更した以外は、実施例1と同様にして実施例9のフィルム転写シートを作製した。
(樹脂層用塗工液組成)
ポリエステル系感圧接着剤(東洋モートン(株)製、AD502/触媒CAT10L=混合比 9/1) 20部
酢酸エチル 80部
上記の実施例8のフィルム転写シートにおいて、透明シートに設けた接着層の代わりに実施例5のプライマー層、染料受容層を透明シート上に形成した条件に変更して、実施例10の中間転写記録媒体を作製した。尚、上記の中間転写記録媒体は、剥離層と透明シートの間で剥離するものである。
上記の実施例9のフィルム転写シートにおいて、透明シートに設けた接着層の代わりに実施例5のプライマー層、染料受容層を透明シート上に形成した条件に変更して、実施例11の中間転写記録媒体を作製した。尚、上記の中間転写記録媒体は、剥離層と透明シートの間で剥離するものである。
上記の実施例1のフィルム転写シートにおいて、樹脂層用塗工液を下記組成に変更した以外は、実施例1と同様にして実施例12のフィルム転写シートを作製した。
(樹脂層用塗工液組成)
(樹脂層用塗工液組成)
ポリエステル系感圧接着剤(大日精化工業(株)製、セイカボンドE295/イソシアネート架橋剤C55=混合比 9/2) 20部
酢酸エチル 80部
上記の実施例1のフィルム転写シートにおいて、剥離層用塗工液を下記組成に変更した以外は、実施例1と同様にして比較例1のフィルム転写シートを作製した。
(剥離層用塗工液組成)
セルロース・アセテート・ブチレート(数平均分子量40,000、イーストマン・ケミカル社製、商品名CAB−531−1) 10部
メチルエチルケトン 45部
トルエン 45部
上記の実施例1のフィルム転写シートにおいて、剥離層用塗工液を下記組成に変更した以外は、実施例1と同様にして比較例2のフィルム転写シートを作製した。
(剥離層用塗工液組成)
セルロース・アセテート・ブチレート(数平均分子量40,000、イーストマン・ケミカル社製、商品名CAB−381−2) 10部
メチルエチルケトン 45部
トルエン 45部
上記の実施例1のフィルム転写シートにおいて、剥離層用塗工液を下記組成に変更した以外は、実施例1と同様にして比較例3のフィルム転写シートを作製した。
(剥離層用塗工液組成)
アクリル樹脂(綜研化学(株)製、商品名サーモラックLP45M) 10部
メチルエチルケトン 45部
トルエン 45部
上記の実施例1のフィルム転写シートにおいて、剥離層用塗工液を下記組成に変更した以外は、実施例1と同様にして比較例4のフィルム転写シートを作製した。
(剥離層用塗工液組成)
アクリル樹脂(三菱レイヨン製、商品名ダイアナールBR−87) 20部
メチルエチルケトン 40部
トルエン 40部
上記の各積層された試料を用いて、上述のプリンタでの中間転写記録媒体、あるいはフィルム転写シートから透明シートが剥がれる際の剥離性を調べた。その剥離性の評価の基準は以下の通りである。
○:中間転写記録媒体、あるいはフィルム転写シートの剥離層と透明シートの間で剥離して、中間転写記録媒体あるいはフィルム転写シートと、被転写体との剥離性が安定して良好である。
△:フィルム転写シートと被転写体との剥離性が低下し、剥離時にスティッキングが発生する。
×:フィルム転写シートと被転写体との剥離性が低下し、樹脂層における凝集破壊や、樹脂層がシート基材から剥離してしまう等、剥離性に大きな問題がある。
上記の各積層された試料を用いて、上述のプリンタでの被転写体へ、中間転写記録媒体、あるいはフィルム転写シートを転写する際において、被転写体であるカードと中間転写記録媒体の剥がし取られた外枠の剥離層面、あるいはフィルム転写シートの剥がし取られた外枠の剥離層面との熱融着の有無を調べた。そのカードとの熱融着の評価の基準は以下の通りである。
○:カードと中間転写記録媒体、あるいはフィルム転写シートとの熱融着がなく、両者が良好に剥離する。
×:カードと中間転写記録媒体、あるいはフィルム転写シートとが熱融着して、両者が剥離しない。
2、11 シート基材
3、12 樹脂層
4、13 剥離層
5、14 透明シート
6 接着層
7、17 ハーフカット
8、18 ホログラム層
9、19 反射層
10 中間転写記録媒体
15 プライマー層
16 染料受容層
20 被転写体
Claims (6)
- 樹脂層、剥離層を設けたシート基材と、接着層を設けた透明シートが積層され、該剥離層と透明シートの間で剥離して、被転写体へ接着層付きの透明シートが転写されるフィルム転写シートにおいて、該剥離層に数平均分子量10,000〜30,000のセルロース・アセテート・プロピオネートもしくはセルロース・アセテート・ブチレートを用いることを特徴とするフィルム転写シート。
- 前記の樹脂層に130℃〜150℃の貯蔵弾性率が3.0×105〜1.2×106(Pa)の感圧接着剤を用いることを特徴とする請求項1に記載するフィルム転写シート。
- 前記の接着層付きの透明シートにホログラム層が設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載するフィルム転写シート。
- 樹脂層、剥離層を設けたシート基材と、染料受容層を設けた透明シートが積層され、該剥離層と透明シートの間で剥離して、被転写体へ染料受容層付きの透明シートが転写される中間転写記録媒体において、該剥離層に数平均分子量10,000〜30,000のセルロース・アセテート・プロピオネートもしくはセルロース・アセテート・ブチレートを用いることを特徴とする中間転写記録媒体。
- 前記の樹脂層に130℃〜150℃の貯蔵弾性率が3.0×105〜1.2×106(Pa)の感圧接着剤を用いることを特徴とする請求項4に記載する中間転写記録媒体。
- 前記の染料受容層付きの透明シートにホログラム層が設けられていることを特徴とする請求項4または5に記載する中間転写記録媒体。
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