JP5113906B2 - 落下阻止アセンブリ - Google Patents

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Description

本発明は、落下阻止アセンブリに関する。
一般的な落下阻止アセンブリまたは個人用ビレーシステムにおいては、使用者はシャトルまたはグライダーに取り外し可能にクリップ留めしうるハーネスを装着する。シャトルは、吊り下げられたロープまたはケーブルの形態の一揃いのビレーラインに沿って容易に摺動するように構成されている。一般的な形態の個人用落下阻止アセンブリは、高層ビルの建設、窓の洗浄、および屋根の修理など、作業者が危険な高所で作業を行う建設業界およびビルメンテナンス業界で使用されている。これらの一般的なシステムにおいては、ケーブル布設区間は比較的短く、各作業者専用のケーブル布設区間を含むことが多い。さらに、ケーブル布設区間は通常固定され、安定し、幾何学的形状が単純で予測可能である。例えば、ビル建設においては、布設区間はビルの既存の水平梁をたどり、ビルの鉛直梁に繋止される。
落下阻止アセンブリは、レクリエーションおよびアドベンチャー市場での使用も増えている。落下阻止アセンブリは、登山、岩登り、および懸垂下降に必須の道具である。最近では、落下阻止システムは、危険に満ちた不安定なコースを参加者がうまく切り抜けなければならない障害物コースおよびアドベンチャーコースで使用されている。このようなコースは、ほとんど水平なロープ、吊り下げられた丸太、岩などで形成された高所の「小道」を含むこともある。これらのアドベンチャーコースにおいては、落下阻止アセンブリは、参加者の運動の自由を妨げずに、不測の落下に対する安全を提供する必要がある。
上記の商用および工業用の用途と異なり、アドベンチャーコースにおける落下阻止アセンブリは、一般に、長いビレーライン布設区間を必要とし、極めて活発な参加者向けである。一部のアドベンチャーコースにおいては、参加者は競争に参加し、できる限り速く移動する。したがって、ビレーシステムは、冒険家の高速トラバースを妨げてはならず、さらにアドベンチャーコースがどこに進もうとも据え付けることができる十分な融通性を有する必要がある。一部のアドベンチャーコースにおいては、複数の参加者が同じ布設区間を同時にトラバースすることもあるので、ビレーシステムは、複数の安全ケーブル/ロープおよび複数のシャトル/グライダーを収容可能でなければならない。
参加者がより多くの刺激を求めるに伴い、アドベンチャーコースの複雑さおよび危険性が増す。この結果、最大限可能な融通性と使い易さとを提供しながら、アドベンチャーコースに応じて拡張可能なモジュール式の落下阻止アセンブリが必要とされている。
このような落下阻止アセンブリまたは個人用ビレーシステムは、欧州特許第EP1733763号明細書によって開示されている。この明細書には、多様なビレーライン布設区間を形成するために多様な物体に対して使用可能な複数の構成要素を有するモジュール式システムが記載されている。したがって、このモジュール式システムは、樹木または柱などの支持体に取り付けられる取り付け板で構成され、この取り付け板にはアンカー素子を受け入れるための貫通穴がいくつか設けられている。この取り付け板には、物体を取り巻くバンドまたはストラップを受け入れるように構成された複数のスロットも配置されている。
この取り付け板は、調節可能なスペーサを受け入れるスロットもいくつか含む。これらのスペーサは、取り付け板をアンカー素子によって支持体に取り付けたときに、この支持体に接触するように構成されている。これらのスペーサは、取り付け板をぐらつかない正確な向きに確実に維持するために、物体の表面の変化に対応して調節可能である。
各取り付け板は1つ以上の支持板を支持し、各支持板はシャトルガイドを1つ収容する。シャトルガイドは、使用者の個人用落下阻止システムの一部であるシャトルが摺動可能に通過できるようになっている。シャトルガイドは、さらにビレーライン布設区間の一部を形成すると共に、組み合わせると布設区間全体を形成する複数のビレーラインセグメントを係合させるように特に構成されている。シャトルガイドは、雌ねじが両端に設けられた管状体を含む。各端に対してプロファイル先端部が設けられる。各端においてプロファイル先端部は、管状体の雌ねじ付き端部との係合用のねじ込み軸を含む。プロファイル先端部は中空であるため、ビレーラインのセグメントの一部が先端部を通って延在でき、セグメントの端部が管状体の内部に配置されうる。
フェルール等の素子をセグメントの端部に取り付けることによって、ビレーラインのセグメントをプロファイル先端部の端部に閉じ込める。プロファイル先端部を管状体にねじ込むと、セグメントは管状体に固締され、最終的にアンカーシステムの支持体延長部に固締される。次に、ビレーライン布設区間の各セグメントをシャトルガイドの各端部に連結することによってビレーライン布設区間全体を形成する。
このような落下阻止アセンブリの主な欠点として、上記明細書に記載された支持体は、折り曲げ工程を含む方法によって製造されるため、金属疲労を起こしやすいことが挙げられる。
そのため、本発明は、物体間に延在する複数のビレーラインと複数のアンカーステーションとを有し、ビレーラインをトラバースする人間に連結されたシャトルを摺動可能に受け止めるようになっている落下阻止アセンブリに関する。この落下阻止アセンブリは、複数の貫通口が画成された取り付け板を備える。この落下阻止アセンブリは、
−上記取り付け板に強固に固定された支持体延長部と、
−上記取り付け板の上記複数の開口部を貫通して延在するように構成された部分を有する複数のアンカー素子と、
−上記複数のアンカー素子を物体の周囲に締め付ける手段と、
をさらに備え、
−上記支持体延長部はシャトルガイドを担持し、
−上記シャトルガイドは、シャトルが摺動可能に通過するように構成され、かつ上記複数のビレーラインに連結されるように構成されることを特徴とする。
本発明による落下阻止アセンブリの利点は、支持体延長部が取り付け板に堅固に固定されるため、落下阻止システムを柱または樹木、または他の物体の周囲に締め付けるためのより強力な手段が提供されることである。
さらに、切断形状をそのまま使用できる製造工程によって支持体延長部を製造するため、より安価に製造できるほか、支持体延長部のこれらのプロファイルが金属疲労を起こしにくい。
好適な一実施態様においては、ビレー区間が2つの物体間を渡るときに同じ支持体延長部を使用できるように、2つのシャトルガイドが支持体延長部に担持される。したがって、支持体延長部の下方部分は、「外側の」シャトルガイドが支持体延長部の外側に担持され、「内側の」シャトルガイドが支持体延長部とこの支持体延長部が取り付けられた物体との間に配置されるように、ビレー区間の線上で対称的なプロファイルであることが好ましい。公知の従来技術においては、2つの異なる支持プロファイルを使用する必要があった。すなわち、第1のプロファイルを第1の物体の外側に使用し、第2のプロファイルを第2の物体の内側に使用する必要があった。本発明により提案される対称的なプロファイルは、物体の内側と外側の両方に使用できるため、より高い融通性をもたらし、落下阻止アセンブリに必要な部品点数が減る。
本発明の特徴をより良く示すために、以下に、非限定的な一例として、本発明による改良された落下阻止システムの好適な一実施形態について添付図面を参照しながら説明する。
落下阻止アセンブリを斜視図で示す。 図1の線II−IIに沿った側面図を示す。 図2のF3からの正面図を示す。 図2のF4からの上面図を示す。 図1のF5からのケーブルセグメント取り付け機構の上面図を示す。 図5によるケーブルセグメント取り付け機構と、ビレーラインの周囲のねじ込み軸とを示す。 図1のF7の拡大図としてシャトルを斜視図で示す。 図7の裏面図を示す。 図8のF9からの正面図を示す。 図8のF10からの側面図を示す。 支持体延長部の内側版変形例を示す。 支持体延長部の両側版変形例を示す。 支持体延長部の別の両側版変形例を示す。 物体の外周を締め付けるためにスペーサが設けられた落下阻止アセンブリの上面図を示す。 物体の周囲に外側コーナー部を形成する落下阻止アセンブリの上面図を示す。 物体の周囲に内側コーナー部を形成する落下阻止アセンブリの上面図を示す。 取り付け板および支持体延長部の変形例を示す。 シャトル移送用ステーションの上面図を示す。 図18の線XVI−XVIに沿った側面図を示す。 図19のF20の拡大図を示す。 図20のF21からの正面図を示す。 図19の一変形例を示す。 図19の別の変形例を示す。 シャトル移送用ステーションの一変形例の側面図を模式的に示す。 図24の線XXV−XXVに沿った上面図を示す。 シャトル下降用ステーションの側面図を示す シャトルを下降させているシャトル下降用ステーションの側面図を示す。 阻止手段の上面図を示す。 図28の線XXIX−XXIXに沿った側面図を示す。 図29のF30の拡大図を示す。 図14の変形例を示す。 図14の変形例を示す。 図15の変形例を示す。 図15の変形例を示す。 図34の正面図を示す。 図1の取り付け板6の変形例を示す。 図1の取り付け板6の変形例を示す。
図1は、落下阻止アセンブリ1を複数の物体2のうちの1つの周囲に取り付ける方法を模式的に示す。落下阻止アセンブリ1は、複数のアンカーステーション4の間に延在するビレーライン3を有し、アンカーステーション4はビレーライン3をトラバースする人間に連結されたシャトル5を摺動可能に受け止めるようになっている。
図2は、アンカーステーション4が取り付け板6を備え、取り付け板6には複数の開口部7が貫通して画成されていることを示す。
アセンブリ1のアンカーステーション4は、取り付け板6に堅固に固定されてシャトルガイド9を担持する支持体延長部8をさらに備える。シャトルガイド9は、シャトル10が摺動可能に通過するように構成されると共に、ビレーライン3に連結されるようにさらに構成される。
図2および図3に示すように、落下阻止アセンブリ1の各アンカーステーション4は、取り付け板6の複数の開口部7を貫通して延在するように構成された部分を有する複数のアンカー素子11をさらに備える。
図2は、アンカー素子11が物体2を貫通して突出し、一連のナット12によって物体2の両側で物体1に締め付けられることをさらに示す。
好適な一実施形態においてアンカー素子11は、締め付け力の調節を可能にするねじ棒の形態で用意され、安全な固着を可能にするために十分な数の開口部7が各取り付け板6に設けられる。
図4、図5、および図6に示すように、シャトルガイド9は、複数のストッパー13と、雌ねじ付き端部14と、プロファイル先端部15とを備える。雌ねじ付き端部14は、別のモジュール式形状構成を落下阻止アセンブリ1にもたらす。特に、雌ねじ付き端部14は、ビレーラインセグメント3を案内管15の対応する端部14に固締するために用いられる先細りのプロファイル先端部15を受け入れるように構成される。言い換えると、落下阻止アセンブリ1の布設区間全長にわたって1本の切れ目のないビレーライン3を担持するのではなく、この布設区間を個別のビレーラインセグメント3に分割し、これらのセグメント3をシャトルガイド9を介して互いに連結することができる。次に、これらのビレーラインセグメント3を、図5および図6に示すように、ストッパー13を用いてプロファイルトリップ15の裏側に固定することができる。
参加者が落下阻止アセンブリ1の各アンカーステーション4をトラバースするときにシャトル10がビレーライン3からシャトルガイド9上に滑らかに移動するように、プロファイル先端部15の外側は先細りになっている。
ビレー区間がわずかな角度でプロファイル先端部に進入可能でありながら、先細り部分によって長手方向に導かれてストッパー13の内部の中心位置に達するように、プロファイル先端部15の内側も先細りになっていることが好ましい。言い換えると、プロファイル先端部の開口部は、雌ねじ付き部分から自由端へと大きくなる。
アンカーステーション4は、広範囲のシャトルデザインに対応するように構成される。シャトルデザインの一例が図7から図10に示されている。
シャトル10は、ケーブル溝を画成する略C字形の金属製本体16の形態であり、シャトル10をビレーライン3に摺動可能に取り付けると、ビレーライン3がこのケーブル溝を通って延在する。入り口スロット18は、溝17に連通し、シャトル10をビレーライン3上に配置する手段を提供する。ローラ19をケーブル溝17内に取り付けると、シャトルがビレーライン3に沿って移動し易くなるので都合が良い。
ビレーライン3からのシャトル10の予期せぬ離脱を防ぐために、入り口スロット18は、ゲート20によってほぼ閉じられている。ゲート20は、入り口スロット18をほぼ閉じる位置まで、シャトル本体16に対してばね付勢されることが好ましい。
ゲート20は、シャトル10が各シャトルガイド16の案内管13をトラバースできるように十分広く入り口スロット18を開けておく。ゲート20の一部は本体16に形成されたカラビナスロット21の中まで延在するので、カラビナクリップがスロット21の中に位置付けられているときは、ゲート20をその閉鎖位置から動かすことはできない。カラビナスロット21が空のときは、ばね付勢に抗してゲート20を動かすことができるので、シャトル10をケーブルまたはロープ3上に配置することができる。
突発的な落下の直後の使用者の全体重をシャトル10およびビレーライン3で支持するときでもシャトル10が使用者の重量下で変形または破砕しないように、シャトル10を鋼鉄などの高強度材料で形成することが好ましい。ケーブル溝17は、落下阻止アセンブリ1のシャトルガイド9上を容易に通過できるサイズにする。さらに、シャトル10への接触損傷を防止するために、ビレーラインコースに沿ったシャトル本体16の各側面にバンパー(いずれの図にも不図示)を取り付けることもできる。
図1において、支持体延長部8は、取り付け板に直角に取り付けられた支持ボックス22から基本的に構成される。支持ボックス22の各側面は、好ましくはほぼ矩形であって、取り付け板6に溶接される。支持ボックス22の前面は、ねじ24によって取り外し可能な、支持体の蓋23である。これにより、ボックス22はアンカー素子11を覆う室を効果的に形成し、環境または他の野外で発生しうる影響からアンカー素子11を保護するという利点をもたらす。
シャトルガイド9は、支持プロファイル25によって支持体延長部8の支持ボックス22に連結される。支持プロファイル25は、その下方部分26がボックス22の下面に溶接されることが好ましい。このプロファイル25は、シャトルガイド9の管状部分を部分的に貫通して延在してもよいが、しなくてもよい。下方部分26は、さらなる強度と耐金属疲労性とをもたらす。
図1においては、シャトルガイド9が支持体延長部8の前方下部に位置付けられるように、プロファイル25は物体2から離れる方向に向いている。プロファイル25をさまざまな向きに変えられることはアセンブリ1の特徴の1つである。図11は、シャトルガイド9が支持体延長部8の下に位置付けられるように、プロファイル25が物体2の方に向いている構成を示す。以下においては、この構成を、図1に示されている「外側」構成に対して、「内側」構成と称する。
図12に示されている好適な一実施形態においては、2本のビレーライン3がアンカーステーション4を通過する。一方は支持体延長部8の「内側」を通過し、もう一方は「外側」を通過する。図12においては、この構成は、下方部分26を介して支持ボックス22に溶接された濠(モート)状プロファイル25によって表されている。これにより、小型で頑丈な構造が基本的に提供されるばかりでなく、1本ではなく2本のビレーライン3によって突発的な落下を阻止できるという利点がある。別の可能性は、一人あたり1本のビレーライン3を提供することである。つまり、2人の参加者を1つの同一要素にしうることを意味する。
上記の何れの場合においても、これらのビレーライン3は取り付け板6の面にほぼ平行に布設されるが、他の変形例も可能である。図13は、ビレーライン23が取り付け板6の面にほぼ直交して布設される変形例を示す。以下に説明するように、これらの支持体延長部8は、移送用ステーションおよび下降用ステーションの支持ガイドを担持するために使用することができる。
図1から図4、および図11から図13に示すように、取り付け板6は、中心線に沿って鉛直に画成された複数の固着用開口部7を有する。ただし、図14に示すように、取り付け板6が樹木または柱などの略円柱状の鉛直な物体2にも正確に取り付けられる融通性を呈するように、取り付け板6の中心部の各側に、中心部に対して角度を付けて配置された、開口部7を有する複数の翼部をさらに含む取り付け板6の可能性を排除するものではない。
ただし、特に樹木の場合は、物体は不規則な円柱状であるため、取り付け板6は物体2の形状に正確には対応し難い。このような場合は、図14に示すように、複数のスペーサ27をアンカーステーションにさらに設ける。スペーサ27の左右方向の位置を調整できるように、スペーサ27は取り付け板に調節可能に取り付けられることが好ましい。さらに、スペーサ27は、物体2の表面の不規則性に適合するように出し入れ調節を行えるように構成されることが好ましい。
スペーサ27は、テーブルまたは椅子の高さ調節機構に似た調節可能な取り付けボルト構成を含むことが好ましい。したがって、スペーサ27は、図14に示すように、頭部28とそこから突出したねじ込み軸29とを含むこともできる。取り付け板6の開口部7を貫通延在させた軸部29に、取り付け板6の両側でナット30をねじ込む。これにより、アンカー素子11は物体2を貫通できる。ただし、図14においては、アンカー素子11は、実際には、物体2の周囲に取り付けられて締め付けられる数本のベルトである。この構成は、貫通が困難か、または貫通は全く適さない物体に適している。
この場合は、アンカー素子11を用いて取り付け板6を鉛直の支持体に最初に取り付けるときに、ナット30が初期状態で緩んでいる状態で、各スペーサ27の頭部28の出し入れおよび左右方向の調節を行うこともできる。スペーサ27が適正に位置付けられると、アンカー素子11が緊張するため、物体2へのアンカーステーション4の取り付けが強化される。次に、ナット30を十分に締めてスペーサ27を取り付け板6にしっかりと締め付ける。
重視すべき点は、アンカーステーション4用の複数のアンカー位置に対応するために、取り付け板6は十分な数の開口部7を有することである。4つの開口部7を鉛直に連ねて設けることが好ましいが、2つのアンカー素子11のみを用いてアンカーステーション4を物体2に堅固に固着することも可能である。したがって、4つの穴のうちの2つのみが対応するアンカー素子11を受け入れてもよい。所与の物体2に固定するために1つのアンカー素子11のみを用いる場合は、これらの開口部7の何れにでもアンカー素子11を貫通延在させうる。ただし、他の構成においては、例えばビレーラインがコーナーの周囲または内側を通り、アンカー素子11を物体2に貫通させる場合は、少なくとも2つのアンカー素子11を物体2に取り付ける必要がある。
コーナーの周囲を通る別の可能性が図15に示されている。この図において、アンカー素子は、複数のアンカーステーション4を固定するために使用できる1本のベルトである。ここでは、単一のアンカー素子11の使用が可能であるが、大半の場合は、安全性のために複数のアンカー素子11が用いられるであろう。
図16は、落下阻止アセンブリ1がコーナーの内側を通る構成を示す。ここでは、アンカー素子11を物体2に貫通させているので、複数のアンカー素子11が使用されている。ここでは、支持体延長部8が基本的にコーナーピースであることがさらに不可欠である。この構成においては、通常、ビレーラインが物体2のコーナーの内側を通ることができるように、支持ボックス22は追加の延長部31に溶接または固定されることになるといえよう。
いくつかの好適な実施形態を上で説明したが、取り付け板6および支持体延長部8の形状および連係を変更しうる可能性を排除するものではない。例えば、図17においては、形状が異なる2つの取り付け板6が用いられている。確かに、これらは、プロファイルと言えるであろう。したがって、支持体延長部8は、ボルト31で取り付け板6に直接留められるブラケット26とプロファイル25とに限定される。これは、必要な支持が少なくて済み、簡単な一時しのぎの解決策で間に合うアンカーステーション4には有用でありうる。
本発明のさらに別の実施形態においては、連結されていない複数のビレーライン3間でビレーラインシャトル10を移送する能力が提案される。
図18から図21は、物体2に取り付けられた移送用ステーション32を示す。移送用ステーション32は、ビレーライン布設区間の間でシャトル10の移送を行っている間、参加者がその上に立っているためのプラットフォーム(どの図にも不図示)を伴うことが好ましい。図20により詳細に示されているように、移送用ステーション32は、図2に示されている実施形態の取り付け板6と同様の取り付け板33を含む。取り付け板33は、複数の取り付け用開口部34を含む。これらの開口部34は、図2に示されているアンカー素子11のようなアンカー素子35を受け入れ、取り付け板33を物体2にストラップで取り付けるように構成されている。ただし、取り付け板6と異なり、取り付け板33は、図18のように上から見たときに物体2の周囲に正多角形を構成する複数の隣接面36で形成される。各面36に支持用フランジ37が取り付けられる。この結果、各面36は、相互に角度をなして配設された複数のシャトルガイド38を含む。特に、各シャトルガイド38は、その対向面36に対して基本的に直角である。
各シャトルガイド38の外方端は、上記のシャトルガイド9と同じ方法でビレーライン3をシャトルガイド39に固定するプロファイル先端部39を含む。
このように、各シャトルガイド38はそれぞれ異なるビレーライン布設区間に界接され、それぞれのビレーライン3は互いに接続されていない。
安全シャトル10をこれらのケーブル布設区間の間で移送するために、移送用ステーション32は回転筒40をさらに備える。
回転筒40は、シャトル10が回転筒40を通過するための通過用スロット42を画成するセグメント41を複数含む。本発明の一側面においては、回転筒40は移送用シャトルガイド43を回転筒40自体に備え、この移送用シャトルガイド43は、フランジ44によって回転筒40の内側に支持される。移送用シャトルガイド43は、その両端が、図21に示すように、通過用スロット42の開口部に対向するような向きになっている。
回転筒40が1つの位置まで回転すると、スロット42が、ビレーライン布設区間のうちの1つに対応付けられた、選択された1つのシャトルガイド38に対向することは容易に理解できる。この結果、移送用シャトルガイド43はビレーライン上のシャトルガイド38にも位置合わせされるので、そのビレーライン3上を移動するシャトル10が移送用シャトルガイド43に容易に移送される。シャトル10が移送用シャトルガイド43上に位置付けられたら、開口部42の1つと移送用シャトルガイド43とが外側の別のシャトルガイド38に対向するまで、筒40を回転させることができる。これで、このシャトル10を別のケーブル布設区間のライン3上に移送することができる。
取り付け板6および支持体延長部8について上に挙げた変形例と同様に、さらなる支持を提供するために、または特定の環境に対する解決策を提供するために、同様の変形例をさらに考えることができる。図22においては、追加の取り付けフレーム45が採用されている。図23においては、取り付け板33が、物体2の側面ではなく、物体2の下に取り付けられている。場合によっては、移送用ステーション32の構成にスペーサ24をさらに含むこともできる。
図20、図23、および図24は、回転筒40をそれぞれのシャトルガイド38と一直線上に位置付け、シャトル10が回転筒40に入ったら次のシャトルガイド38が到着するまで通過用スロット42からのシャトル10の離脱を防止するピンとばねとによる任意使用の機構46をさらに示す。
これらの図に示されていない任意使用の特徴は、例えば、移送用ステーション32を通過した参加者の数または通過時刻を追跡するためのカウンタまたはタイマを備えたコンピュータチップあるいは電気式ロック機構である。
図24および図25は、使用者が筒40を回転させるために握ることができる一対のハンドル47を回転筒40の下端にさらに含みうることを示す。
回転筒40を管または板にすることもできる。つまり、サイズおよび形態を違えることもできる。
本発明の別の側面においては、落下阻止アセンブリ1は、図26に示すように、下降用ステーション48をさらに備えることができる。
この原理は、移送用ステーション32と同じである。すなわち、シャトル10を別の位置に移送するために、シャトルガイド38によってビレーライン3からシャトル10を外すことができる。
ただし、下降用ステーション48の場合は、移送は、水平方向ではなく、別のシャトルガイド38およびビレーライン3に向けて、または大半の場合は、参加者を落下阻止アセンブリ1から安全に外すことができる地面に向けて、鉛直方向に行われる。つまり、移送用シャトルガイド43が物体2の周囲に水平方向に取り付けられるのに対し、下降用シャトルガイド49は物体2に鉛直方向に取り付けられる。
両ステーションの原理は同じであるので、図26および図27についてはさらに詳細には説明しない。センサ、ロック機構、またはスペーサなどの同じ任意使用の素子を含むことができる。
落下阻止アセンブリ1への別の任意使用の追加が図28から図30に示されている。これらの図においては、ビレーライン3自体に阻止手段49が設けられている。
これらの阻止手段50は、ビレーライン3が水平に布設されず、鉛直角度で布設される場合に役に立ちうる。
阻止手段は、例えば、阻止手段50をビレーライン3に固定するためにビレーライン3にねじ留めできるボルト52付き本体51の形態で設けることができる。
この阻止手段は、ビレーライン3から離れる方向にばね付勢される複数のクリップ53をさらに備える。これらのクリップ53は、シャトル10を一方向には容易に通過させるが、もう一方の方向への通過を防止する。
本発明は、落下阻止アセンブリのさまざまな構成要素について上で説明した厳密な形態に限定されるものではなく、これらの構成要素をさまざまな形状およびサイズにできることは明らかである。
例えば、図31は、図14に用いられているスペーサ27の一代替案を示す。この代替案では、取り付け板6を物体2の周囲に取り付けるために、プラスチック製の取り付け部54が用いられる。この代替案は、スペーサ27が不向きまたは望ましくないと判明した場合に使用できる。図32は、図31のF32からの正面図を示す。
図33に示すように、物体2の周囲でコーナーを曲がるために、図14に使用されているスペーサ27の代わりに、同様のプラスチック製のコーナー取り付け部55を用いて2つの取り付け板6を取り付けることができる。このプラスチック製のコーナー取り付け部56は、図34に示すように、さまざまな形状にすることができる。この図においては、上記物体2の周囲でコーナーの角度を変えている。図35は、図34の正面図を示す。この図においては、明確にする目的で、ビレーライン3が省かれている。
図36は、取り付け板6の変形例を示す。この変形例は、支持体延長部8を取り付け板6に取り付けるための溝56、スロット57、および追加のねじ58および59を備えている。溝57は、部分円弧の形態である。支持体延長部8の下方部分を取り付け板6に取り付けるために、複数のねじ58が用いられている。次に、スロット57がヒンジ点として機能できるので、取り付け板6に対する支持体延長部8の上部の位置の鉛直方向調節を溝56によって行うことができる。次に、複数のねじ59をねじ込むことによって、支持体延長部8を所望の位置に合わせることができる。
本発明は、一例として説明し、各図に表した実施形態の形態に限定されるものでは決してなく、本発明による落下阻止アセンブリ1は、本発明の範囲を逸脱することなく、さまざまな形態で実現可能である。

Claims (16)

  1. 複数の物体(2)の間に延在する複数のビレーライン(3)と複数のアンカーステーション(4)とを有し、前記複数のビレーライン(3)をトラバースする人間に連結されたシャトル(10)を摺動可能に受け止めるようになっている落下阻止アセンブリであって、前記アセンブリ(1)は複数の開口部(7)が貫通して画成された取り付け板(6)を備え、前記アセンブリ(1)は、
    −前記取り付け板(6)に堅固に固定された支持体延長部(8)と、
    −前記取り付け板(6)の前記複数の開口部(7)を貫通して延在するように構成された部分を有する複数のアンカー素子(11)と、
    −前記アンカー素子(11)を物体(2)の周囲に締め付ける手段と、
    をさらに備え、
    −前記支持体延長部(8)はシャトルガイド(9)を担持し、
    −前記シャトルガイド(9)は、シャトル(10)が摺動可能に通過するように構成され、かつ前記ビレーライン(3)に連結されるように構成され、
    前記支持体延長部(8)は、前記取り付け板(6)に直角に取り付けられた支持ボックス(22)で構成され、前記支持ボックス(22)の各側面は好ましくはほぼ矩形であって前記取り付け板(6)に溶接され、前記支持ボックス(22)の前面は複数のねじ(24)によって前記支持ボックス(22)に固定された、支持体の蓋(23)であり、前記支持ボックス(22)がアンカー素子(11)を覆う室を形成することを特徴とする落下阻止アセンブリ。
  2. 前記アンカー素子(11)は前記取り付け板(6)を貫通して延在するサイズのねじ棒を備え、前記締め付ける手段は、前記支持体延長部(8)を前記物体(2)の周囲に締め付けるために前記複数のアンカー素子(11)の前記ねじ棒に螺合する一対のねじ付きナット(12)の形態で用意される、請求項1に記載の落下阻止アセンブリ。
  3. 前記複数の開口部(7)は、少なくとも4つの開口部(7)を含み、前記複数のアンカー素子(11)は、前記複数の開口部(7)の何れか2つを貫通して延在する2つの棒を含むことを特徴とする、請求項1または2に記載の落下阻止アセンブリ。
  4. 前記複数のアンカー素子(11)は、物体(2)を取り巻くように構成されたストラップまたはバンドを含み、前記取り付け板(6)は、前記取り付け板(6)を前記物体(2)に取り付けるために、前記アンカー素子を受け入れて貫通させるように構成された複数のスロットの配置を画成することを特徴とする、請求項1乃至3の何れか1項に記載の落下阻止アセンブリ。
  5. 前記アセンブリ(1)は、前記取り付け板(6)が前記物体(2)に取り付けられたときに前記物体(2)に接触するように配置されて前記取り付け板(6)によって支持される複数の調節可能なスペーサ(27)をさらに備えることを特徴とする、請求項1乃至4の何れか1項に記載の落下阻止アセンブリ。
  6. 前記取り付け板(6)の形状は略矩形であり、前記複数のスペーサ(27)は前記取り付け板(6)の各コーナーに隣接するスペーサ(27)を含むことを特徴とする、請求項5に記載の落下阻止アセンブリ。
  7. 前記シャトルガイド(9)は、
    −両端が雌ねじ(14)を画成する管状体(13)と、
    −シャトル(10)が摺動可能な先細りの表面と、前記雌ねじ(14)との係合用のねじ込み軸とをそれぞれ有する一対の中空のプロファイル先端部(15)と、
    を備えることを特徴とする、請求項1乃至6の何れか1項に記載の落下阻止アセンブリ。
  8. 前記ビレーライン(3)がわずかな角度で前記プロファイル先端部に入り込めるが、前記プロファイル先端部(15)の内側の先細り部分によって長手方向に導かれて前記管状体(13)内の中心位置に位置付けられるように、前記プロファイル先端部(15)の内側も先細りになっていることを特徴とする、請求項7に記載の落下阻止アセンブリ。
  9. 前記シャトル(10)は略C字形の金属製本体(16)で構成され、前記本体(16)はケーブル溝(17)を画成し、前記シャトル(10)が摺動可能に前記シャトル(10)に取り付けられると、前記ビレーライン(3)が前記ケーブル溝(17)を通って延在し、そのために入り口スロット(18)は前記溝(17)に連通して前記シャトル(10)をビレーライン(3)上に配置する手段を提供し、そのためにローラ(19)が前記ケーブル溝(17)内に取り付けられることを特徴とする、請求項1乃至8の何れか1項に記載の落下阻止アセンブリ。
  10. 前記アセンブリ(1)は、前記複数のビレーライン(3)の一部を形成するビレーラインセグメント(3)をさらに備え、前記セグメント(3)は、前記一対の中空プロファイル先端部(15)の一方を貫通して延在し、その端部が前記シャトルガイド(9)の前記管状体(13)内に配置されることを特徴とする、請求項7に記載の落下阻止アセンブリ。
  11. 前記支持体延長部(8)の前記支持ボックス(22)は、支持プロファイル(25)によって前記シャトルガイド(9)に連結され、前記支持プロファイル(25)は下方部分(26)が前記ボックス(22)の下面に溶接されることを特徴とする、請求項1乃至10の何れか1項に記載の落下阻止アセンブリ。
  12. 前記支持プロファイル(25)は、前記下方部分(26)が前記支持ボックス(22)に溶接された濠(モート)状プロファイル(25)であることを特徴とする、請求項11に記載の落下阻止アセンブリ。
  13. 前記アセンブリ(1)は、
    −複数のアンカー素子(35)が前記取り付け板(33)を物体(2)の周囲に、または物体(2)に対して、取り付けるために貫通する複数の開口部(34)を有する取り付け板(33)と、
    −シャトル(10)を摺動可能に受け止めるように構成された移送用シャトルガイド(43)であって、前記複数のシャトルガイド(38)間でシャトル(10)を通過させるために、回転させて前記複数のシャトルガイド(38)の何れとも位置合わせさせることが可能な移送用シャトルガイド(43)と、
    −前記移送用シャトルガイド(33)および前記物体(2)にほぼ直角な方向に向けられてシャトル(10)を摺動可能に受け止めるように構成された少なくとも2つのシャトルガイド(38)であって、前記シャトルガイド(38)のそれぞれの一端は、前記移送用ステーションに終端するそれぞれ別のビレーライン(3)に連結される、少なくとも2つのシャトルガイド(38)と、
    で構成される移送用ステーション(32)をさらに備えることを特徴とする、請求項1乃至12の何れか1項に記載の落下阻止アセンブリ。
  14. 前記移送用ステーション(32)は、回転筒(40)をさらに備え、前記回転筒(40)は複数のセグメント(41)を含み、前記複数のセグメント(41)はシャトル10が前記回転筒(40)を通過するための通過用スロット(42)を画成し、そのために前記回転筒(40)は、前記移送用シャトルガイド(43)を前記回転筒(40)の内部で支持するフランジ(44)を備えることを特徴とする、請求項13に記載の落下阻止アセンブリ。
  15. 前記アセンブリ(1)は、
    −取り付け板(33)を物体(2)の周囲に、または物体(2)に対して、取り付けるためにアンカー素子(35)が貫通する開口部(34)を有する取り付け板(33)と、
    −前記取り付け板(33)および前記物体(2)に対してほぼ直角な方向に向けられた少なくとも1つのシャトルガイド(38)であって、シャトル(10)を摺動可能に受け止めるように構成され、前記シャトルガイド(38)のそれぞれの一端は前記下降用ステーション(46)に終端するビレーライン(3)に連結される、シャトルガイド(38)と、
    −シャトル(10)の鉛直方向の移送を可能にする下降用シャトルガイド(49)であって、シャトル(10)を摺動可能に受け止めるように構成された下降用シャトルガイド(49)と、
    で構成される下降用ステーション(46)をさらに備えることを特徴とする、請求項1乃至14の何れか1項に記載の落下阻止アセンブリ。
  16. 前記アセンブリ(1)は、前記ビレーライン(3)にボルト(52)で固定され、前記ビレーライン(3)から離れる方向にばね付勢された複数のクリップ(53)を備えた本体(51)の形態の、阻止手段(50)をさらに備えることを特徴とする、請求項1乃至15の何れか1項に記載の落下阻止アセンブリ。
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