JP5113122B2 - サスペンション装置 - Google Patents

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本発明は、サスペンション装置の改良に関する。
モータが出力するトルクを減衰力として利用するサスペンション装置としては、たとえば、モータの駆動によって推力を発生する直動型のアクチュエータと、当該アクチュエータに直列に接続される油圧ダンパとを備えて構成されたものがあり、モータを車体側にマウントを介して連結するようになっている。
また、このサスペンション装置にあっては、外周にエアばねを形成するエアチャンバとエアピストンとを備えており、エアチャンバがマウントを介して車体側に連結される。
具体的には、モータの外周にブラケットを設けて防振ゴムを介してモータをエアチャンバに連結するとともに、エアチャンバをマウントのロアプレートに連結するようにして、上記構造を実現している(たとえば、特許文献1,2参照)。
特開2008−95800号公報 特開2008−202738号公報
上述したサスペンション装置にあっては、モータをエアチャンバに防振ゴムを介して連結するようになっているが、モータを弾性的に支持せず直接的にエアチャンバや懸架ばねの上端を支承する懸架ばね受に連結することを考えた場合、モータにブラケットを取り付け、当該ブラケットと、エアチャンバ或いは懸架ばね受とをマウントのロアプレートにボルト締結によって連結する方法が考えられる。
詳しくは、図2に示すように、エアチャンバ100、アクチュエータ99のブラケット101とロアプレート102の三つの部材を貫く複数のボルト挿通孔100a,101a,102aを設けておき、この各ボルト挿通孔100a,101a,102aにそれぞれ下方側からボルト103を挿通して、ボルト103にナット104を螺合して上記の三つの部材を固定することになる。
また、エアチャンバ100内の気密を確保するため、ボルト103の頭を抵抗溶接することによって、ボルト103の頭周りをエアチャンバ100に溶着させる必要がある。
このように、ボルト締結による場合、ボルト103とナット104とが必要となるだけでなく、締結作業も煩雑であり、また、アクチュエータ99、エアチャンバ100およびロアプレート102を精度良く位置決めなくてはならないので、ボルト挿通孔100a,101a,102aの位置および加工に高い精度が求められることになり、重量の増大、作業性の悪化、コスト増を招く危惧がある。
そこで、本発明は、上記不具合を改善するために創案されたものであって、その目的とするところは、軽量で作業性が良くコストを低減することが可能なサスペンション装置を提供することである。
上記した目的を達成するため、本発明の課題解決手段は、直動部材の直線運動を回転部材の回転運動に変換する運動変換機構と、該運動変換機構における回転部材に連結されるモータとを備えて車両の車体と車軸との間に介装されるサスペンション装置において、モータの外周に設けたフランジ状のブラケットと、当該ブラケットに連結されるとともに車体を弾性支持する懸架ばねの上端を支承する環状のばね受部材と、モータを車体へ連結するマウントとを備え、ブラケットに少なくとも一つ以上の孔を設けるとともにばね受部材に凸部を設け、上記孔内に凸部を挿入しブラケットとばね受部材とを位置決めしてこれらを溶接して結合し、ばね受部材あるいはブラケットあるいはモータにマウントを加締め固定したことを特徴とする。
本発明のサスペンション装置によれば、モータとばね受部材とが位置決めされた状態で溶接されるとともに、マウントがモータあるいはブラケットあるいはばね受部材に位置決めされた状態で加締め固定されるので、ボルト締結によらずして各部材を位置決めた状態で一体化することができる。
そして、モータ、ばね受部材およびマウントの位置決めに際しても孔と凸部とを設けてマウントをエアチャンバに加締めることで簡単に行うことができるので、複数のボルトとナットが不要であって、複数のボルトにナットを捩じ込むといった面倒な締結作業が不要となり、サスペンション装置を軽量化でき、一体化作業の作業性も向上し、コストも低減することが可能となる。
さらに、孔に凸部が挿入されるので、これらがモータの発生トルクを受けることで、モータの回り止めとしても機能するので、回り止めする部品を設ける必要が無いから、この点でも、コストを低減することができる。
一実施の形態におけるサスペンション装置の縦断面図である。 ボルト締結によってモータのブラケットとばね受部材とマウントを一体化するサスペンション装置の一部拡大縦断面図である。
以下、図に示した実施の形態に基づき、本発明を説明する。図1に示すように、一実施の形態におけるサスペンション装置Sは、直動部材たる螺子軸1の直線運動を回転部材たるボール螺子ナット2の回転運動に変換する運動変換機構Tと該運動変換機構Tにおけるボール螺子ナット2に連結されるモータMと、モータMの外周に設けたフランジ状のブラケット3と、当該ブラケット3に連結されるとともに車体を弾性支持する懸架ばねとしてエアばねASの上端を支承する環状のばね受部材としてのエアチャンバ4と、モータMを車体へ連結するマウント5とを備えて構成されている。
また、この実施の形態の場合、サスペンション装置Sにあっては、直動部材たる螺子軸1の下端に接続される流体圧ダンパDとを備えるとともに、モータMにブラケット3を介して連結される環状のエアチャンバ4と、流体圧ダンパDの外周に設けて筒状のエアピストン6と、エアチャンバ4とエアピストン6とに架け渡される筒状のダイヤフラム7とで画成されるエア室Gによって懸架ばねとして機能するエアばねASを外周側に備えている。
そして、このサスペンション装置は、モータMをマウント5にて車両の車体へ連結し、流体圧ダンパDの下端を車両の車軸へ連結することで、車両の車体と車軸との間に介装されるようになっている。
この実施の形態では、モータMのロータにボール螺子ナット2が保持され、螺子軸1はエアチャンバ4に保持されるボールスプラインナット12によって回り止めされて、図1中上下方向への移動のみが許容されている。したがって、モータMを駆動するとボール螺子ナット2が回転して、ボール螺子ナット2に螺合する螺子軸1が図1中上下方向の直線運動を呈することになるが、反対に、螺子軸1をモータMのロータに接続してこれを回転部材とし、ボール螺子ナット2を上下方向へ駆動するようにしてもよい。
また、流体圧ダンパDは、シリンダ8に対してロッド9が出入りする伸縮作動を呈すると所定の減衰力を発揮するようになっており、主として高周波振動を吸収する目的で設けられている。なお、流体圧ダンパDにおける作動流体は、作動油や水、水溶液といった液体の他、気体とされてもよい。
このように、本実施の形態のサスペンション装置Sは、慣性モーメントが大きいモータMを備えており、高周波振動の入力に対して伸縮しにくく振動を伝達しやすくなるという特性があるが、上述のように流体圧ダンパDを運動変換機構Tに直列連結しており、比較的加速度が大きい振動等の高周波振動の入力に対して、流体圧ダンパDで振動エネルギを吸収することができるようになっている。なお、流体圧ダンパDの外周に装着されるコイルばね10,11は、流体圧ダンパDのシリンダ8内に摺動自在に挿入されてロッド9に連結される図示しないピストンの位置を所定の中立位置へ復帰させ、流体圧ダンパDが最伸長あるいは最収縮したままとなって高周波振動を吸収できなくなって車両における乗り心地を悪化させてしまう事態を防止する目的で設けられている。また、高周波振動の吸収の必要が無ければ、流体圧ダンパDの設置を要しない。
このように構成されたサスペンション装置Sは、上述したように、モータMが発生するトルクでボール螺子ナット2を回転駆動することによって螺子軸1を図1中上下方向へ直線運動させることが可能であって、外力の入力に対して、モータMに積極的にトルクを発生させることによって螺子軸1に推力を与えることで螺子軸1の直線運動を抑制することもできる。また、螺子軸1が外力によって強制的に直線運動させられるとボール螺子ナット2に連結されるモータMのロータが回転運動を呈し、モータMは誘導起電力に起因するロータの回転運動を抑制するトルクを発生し、螺子軸1の直線運動を抑制するように機能する。
したがって、このサスペンション装置Sにあっては、単に、螺子軸1の直線運動を抑制する減衰力を発生するばかりではなく、アクチュエータとしても機能することから、このサスペンション装置Sが車両の車体と車軸との間に介装されて使用されると、車両の車体の姿勢制御も同時に行うことができ、これにより、アクティブサスペンションとして機能することができる。
つづいて、ばね受部材としてのエアチャンバ4は、内周にモータMが嵌合される内筒13と、内筒13の外周を覆う外筒14と、内筒13と外筒14とを接続する環状の頂部15とを備えて構成され、頂部15には一つの平面視で円形の凸部16が設けられている。このように、エアチャンバ4は、内筒13を備えて、内筒13に嵌合されるモータMをエアチャンバ4に対して径方向へ位置決めるようになっている。なお、エアチャンバ4における内筒13は、内周にて上記したボール螺子ナット2およびボールスプラインナット12を保持しているが、モータMに別途これらを保持するホルダを設けるようにしてもよい。
また、エアピストン6は、筒状であって下端が小径とされて流体圧ダンパDのシリンダ8の外周に固定されており、その側部とエアチャンバ4の外筒14の下端とに筒状であって可撓性を備えたダイヤフラム7が架け渡されている。
そして、上述のようにエア室Gは、エアチャンバ4、エアピストン6およびダイヤフラム7によって画成されており、このサスペンション装置Sの場合、モータMの内部もエア室Gの一部としているため、モータMとエアチャンバ4の内筒13との間はシール部材24で気密にシールされている。なお、モータM内をエア室Gの一部としない場合には、たとえば、モータMの下端から垂下される筒状の隔壁と、この隔壁と流体圧ダンパDのシリンダ8の一方に固定され他方に摺接するシールを設けるようにすればよい。
このエア室Gに気体が充填されてエア室GでエアばねASが形成され、エアチャンバ4がマウント5を介して車両の車体へ連結され、エアピストン6が流体圧ダンパDを介して車両の車軸へ連結されているので、エアばねASは車体を弾性支持する懸架ばねとして機能し、エアチャンバ4は、懸架ばねとしてのエアばねASの上端を支持しており、エアばねASを形成するのみならずばね受部材としての役割を果している。
さらに、モータMの外周には、フランジ状のブラケット3が固定され、当該ブラケット3は、ばね受部材としてのエアチャンバ4の頂部15の図1中上方に積層されている。このブラケット3は、モータMの外周に固定される筒部17と、筒部17の下端から外方へ向けて伸びる鍔部18と、鍔部18に設けた孔19とを備えて構成されている。
孔19は、モータMの中心を中心として径方向に沿う長孔とされており、モータMをエアチャンバ4の内筒13内に図1中上方側から嵌合しつつ、当該孔19内にエアチャンバ4の頂部15に設けた凸部16を挿入すると、モータMおよびブラケット3はエアチャンバ4に位置決められる。つまり、モータMをエアチャンバ4の内筒13に嵌合することでモータMがエアチャンバ4に対して径方向に位置決めされ、さらに、ブラケット3の孔19内に凸部16を挿入するとモータMおよびブラケット3がエアチャンバ4に対して周方向に位置決めされるので、モータMおよびブラケット3がエアチャンバ4に対して一義的に位置決められることになる。
なお、孔19の短手方向幅は円形の凸部16の直径に一致させてあるものの長手方向幅は凸部16の直径より大きく設定されており、孔19と凸部16の設置位置に多少の誤差があっても、これを許容して孔19内への凸部16の挿入を可能としつつ周方向へのブラケット3のエアチャンバ4に対する位置決めを正確に行うことができるようになっている。
このように、モータMをエアチャンバ4の内周である内筒13に嵌合し、かつ、孔19に凸部16を挿入することで、モータMおよびブラケット3をエアチャンバ4に対して所定の位置に位置決めておき、ブラケット3とエアチャンバ4の頂部15の任意の位置を溶接する。なお、溶接箇所は、前述したように任意であるが、孔19と凸部16を溶接するようにしてもよく、また、溶接箇所の数も任意であり強度等も考慮して決定すればよく、溶接方法についても、たとえば、プロジェクション溶接によればよいが、他の溶接方法を採用してもよい。
よって、本実施の形態のサスペンション装置Sでは、ボルト締結によらずしてエアチャンバ4とブラケット3とが上記位置決めされた状態に維持されつつ、これらが強固に一体化される。
また、エアチャンバ4にはボルト挿入孔のような孔を設ける必要も無いので、溶接不良によって気密を保つことができなくなるといった事態を招くことが無く、製品歩留まりも向上することになる。
つづいて、マウント5は、図示しない車体にボルト締結されるアッパープレート20と、エアチャンバ4の外筒14の外周に加締め固定されるロアプレート21と、アッパープレート20とロアプレート21との間に介装される防振ゴム22とを備えて構成されている。
アッパープレート20は、環状とされており、アッパープレート20には、図外の車体へ取付けるためのボルト23が挿通されて取付けられている。なお、ボルト23は、図示したところでは一つのみ記載されているが、同一円周上に複数本設けられて、アッパープレート20に取付けられている。
さらに、ロアプレート21は、ブラケット3の外周に対向する筒部21aと、筒部21aの下端から外周へ向けて伸びるとともにブラケット3の鍔部18に積層されるフランジ21bと、フランジ21bの外周をエアチャンバ4の外筒14へ向けて加締めて形成される加締部21cとを備えて構成されている。すなわち、ロアプレート21は、加締部21cをエアチャンバ4の外筒14の上端外周へ向けて加締めることによって、エアチャンバ4に固定されている。
防振ゴム22は、上記アッパープレート20とロアプレート21との間に介装されるとともにこれらに接着や溶着によって一体化され、マウント5を構成する各部材が一体化されている。
そして、上述のようにマウント5におけるロアプレート21の加締部21cがエアチャンバ4の外筒14の上端外周に加締められ、マウント5がエアチャンバ4に位置決めされた状態で一体化されている。
このように本実施の形態におけるサスペンション装置Sにあっては、モータMのブラケット3とばね受部材としてのエアチャンバ4とが位置決めされた状態で溶接されるとともに、マウント5がエアチャンバ4に位置決めされた状態で加締め固定されるので、ボルト締結によらずして各部材を位置決めた状態で一体化することができる。
そして、モータM、ばね受部材としてのエアチャンバ4およびマウント5の位置決めに際しても孔19と凸部16とを設けてマウント5をエアチャンバ4に加締めることで簡単に行うことができるので、複数のボルトとナットが不要であって、複数のボルトにナットを捩じ込むといった面倒な締結作業が不要となり、サスペンション装置Sを軽量化でき、一体化作業の作業性も向上し、コストも低減することが可能となる。
さらに、孔19に凸部16が挿入されるので、これらがモータMの発生トルクを受けることで、モータMの回り止めとしても機能するので、回り止めする部品を別途設ける必要が無いから、この点でも、コストを低減することができる。
なお、本実施の形態の場合、モータMがばね受部材としてのエアチャンバ4の内周に嵌合されて径方向に位置決められるようになっているが、モータMがばね受部材としてのエアチャンバ4に嵌合されない場合には、ブラケット3に孔を少なくとも2つ以上設けるとともに、ばね受部材にも凸部を孔と同数設けて、それぞれの孔に凸部を挿入するようにすればよく、このようにすることで、モータMとばね受部材としてのエアチャンバ4とを位置決めることができる。
また、本実施の形態にあっては、サスペンション装置Sの外周にエアばねASを設けて、これを懸架ばねとしているが、懸架ばねがコイルスプリングであってもよく、その場合、ばね受部材もエアチャンバではなく、コイルスプリングの上端を支承するばね受とすればよい。なお、ばね受は、必ずしも環状とされずともよい。
さらに、マウント5は、上記したところでは、ばね受部材側、図示したところではエアチャンバ4側に加締め固定されているが、モータMの外周あるいはブラケット3の外周にマウント5を加締め固定するとしてもよい。
以上で、本発明の実施の形態についての説明を終えるが、本発明の範囲は図示されまたは説明された詳細そのものには限定されないことは勿論である。
本発明は、車両の車体と車軸との間に介装されるサスペンション装置に利用することができる。
1 直動部材たる螺子軸
2 回転部材たるボール螺子ナット
3 ブラケット
4 ばね受部材としてのエアチャンバ
5 マウント
6 エアピストン
7 ダイヤフラム
8 シリンダ
9 ロッド
10,11 コイルばね
12 ボールスプラインナット
13 エアチャンバにおける内筒
14 エアチャンバにおける外筒
15 エアチャンバにおける頂部
16 凸部
17 ブラケットにおける筒部
18 ブラケットにおける鍔部
19 ブラケットにおける孔
20 アッパープレート
20a アッパープレートにおける筒部
20b アッパープレートにおける外側フランジ
20c アッパープレートにおける内側フランジ
21 ロアプレート
21a ロアプレートにおける筒部
21b ロアプレートにおけるフランジ
21c ロアプレートにおける加締部
22 防振ゴム
23 ボルト
24 シール部材
AS エアばね
D 流体圧ダンパ
G エア室
M モータ
S サスペンション装置
T 運動変換機構

Claims (3)

  1. 直動部材の直線運動を回転部材の回転運動に変換する運動変換機構と、該運動変換機構における回転部材に連結されるモータとを備えて車両の車体と車軸との間に介装されるサスペンション装置において、モータの外周に設けたフランジ状のブラケットと、当該ブラケットに連結されるとともに車体を弾性支持する懸架ばねの上端を支承するばね受部材と、モータを車体へ連結するマウントとを備え、ブラケットに少なくとも一つ以上の孔を設けるとともに、ばね受部材に凸部を設け、上記孔内に凸部を挿入しブラケットとばね受部材とを位置決めしてこれらを溶接して結合し、ばね受部材あるいはブラケットあるいはモータにマウントを加締め固定したことを特徴とするサスペンション装置。
  2. 懸架ばねがエアばねであってばね受部材がエアばねとして機能するエア室を隔成するエアチャンバであることを特徴とする請求項1に記載のサスペンション装置。
  3. ばね受部材が環状であって、モータがばね受部材の内周に嵌合されることでブラケットとばね受部材との径方向の位置決めをすることを特徴とする請求項1または2に記載のサスペンション装置。
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