JP5113014B2 - 切削工具用ホルダ - Google Patents
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Description
前記挿入孔に挿入された前記ボーリングバイトの一端と接触することにより、前記挿入孔の中心軸である挿入孔中心軸に沿った前記ボーリングバイトの位置決めを行う位置決め部材と、を備える切削工具用ホルダにおいて、
前記位置決め部材の前記ボーリングバイトの一端と接触するべき表面は、球面形状に形成されており、
前記球面の中心点は前記挿入孔中心軸上に位置しないことを特徴とする、切削工具用ホルダ。
前記位置決め部材は、前記表面が前記挿入孔中心軸と平行に移動可能なように構成されていることを特徴とする、切削工具用ホルダ。
前記本体部は、前記挿入孔中心軸と平行で、かつ前記挿入孔中心軸とは一致しない軸を中心とした中空略円柱形状であって表面にねじ加工が施されたねじ孔を有し、
前記位置決め部材は、前記ねじ孔にねじ込み可能な、ねじの先端に球状のボールを有するスクリューであることを特徴とする、切削工具用ホルダ。
前記本体部は、前記挿入孔中心軸と略直行するクランプボルト孔と、前記クランプボルト孔にねじ込まれた状態で前記挿入孔に挿入された前記ボーリングバイトと接触して前記ボーリングバイトを前記ホルダに固定するクランプボルトと、を有し、
前記クランプボルトの前記ボーリングバイトに接触する側の表面の中央部に凹部が形成されていることを特徴とする、切削工具用ホルダ。
前記クランプボルトの前記ボーリングバイトに接触する側の表面は、切削加工と研磨加工との少なくとも一方により形成されていることを特徴とする、切削工具用ホルダ。
前記本体部は、前記挿入孔中心軸および前記クランプボルト孔と略直行する第2のクランプボルト孔と、前記第2のクランプボルト孔にねじ込まれた状態で前記挿入孔に挿入された前記ボーリングバイトと接触して前記ボーリングバイトを前記ホルダに固定する第2のクランプボルトと、を有することを特徴とする、切削工具用ホルダ。
前記挿入孔に挿入された前記ボーリングバイトの一端と接触することにより、前記挿入孔の中心軸である挿入孔中心軸に沿った前記ボーリングバイトの位置決めを行う位置決め部材と、を備える切削工具用ホルダにおいて、
前記位置決め部材の前記ボーリングバイトの一端と接触する表面は、前記ボーリングバイトと点接触するような形状に形成されていることを特徴とする、切削工具用ホルダ。
図1は、本発明の実施例におけるホルダ100の構成を概略的に示す説明図である。本実施例のホルダ100は、ボーリングバイト200を保持した状態で、ハードディスクに組み込まれる部品をはじめとする精密部品の内径加工等に使用される切削工具として機能する。なお、図1では、図面(紙面)に垂直な方向をX軸方向と呼び、図面(紙面)内における上下方向をY軸方向と呼び、図面(紙面)内における左右方向をZ軸方向と呼ぶものとする。
は、後端側孔150の径よりも小さい。また、雌ねじ孔160の中心軸と後端側孔150の中心軸とは略一致している。また、雌ねじ孔160および後端側孔150の中心軸(後述のC2)は、後述するように、挿入孔中心軸C1とは一致していない。
なお、この発明は上記の実施例や実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
上記実施例では、挿入孔中心軸C1に沿ったボーリングバイト200の位置決めを行う位置決め部材としてボールスクリュー130を採用しているが、位置決め部材は、ボーリングバイト200の一端と接触するべき表面が球面形状に形成されていて当該球面の中心点が挿入孔中心軸C1上に位置しない構成であれば、他の構成を採用することも可能である。
上記実施例では、クランプボルト110のボーリングバイト200に接する側の表面(先端側表面)の中央部に凹部が形成されているが、クランプボルト110に凹部が形成されていなくてもよい。また、サイドクランプボルト120のボーリングバイト200に接する側の表面の中央部に凹部が形成されているとしてもよい。
上記実施例では、本体部102にサイドクランプボルト孔122が形成されており、クランプボルト110に加えて、サイドクランプボルト120によってもボーリングバイト200のホルダ100への固定が行われているが、サイドクランプボルト孔122を設けず、サイドクランプボルト120によるボーリングバイト200の固定を行わないとしてもよい。
102…本体部
110…クランプボルト
112…クランプボルト孔
120…サイドクランプボルト
122…サイドクランプボルト孔
130…ボールスクリュー
132…ボール
134…本体
140…挿入孔
150…後端側孔
160…雌ねじ孔
200…ボーリングバイト
210…刃部
212…切刃
Claims (7)
- 両端に切刃を有するボーリングバイトを挿入するための挿入孔を有する本体部と、
前記挿入孔に挿入された前記ボーリングバイトの一端と接触することにより、前記挿入孔の中心軸である挿入孔中心軸に沿った前記ボーリングバイトの位置決めを行う位置決め部材と、を備える切削工具用ホルダにおいて、
前記位置決め部材の前記ボーリングバイトの一端と接触するべき表面は、球面形状に形成されており、
前記球面の中心点は前記挿入孔中心軸上に位置しないことを特徴とする、切削工具用ホルダ。 - 請求項1に記載の切削工具用ホルダであって、
前記位置決め部材は、前記表面が前記挿入孔中心軸と平行に移動可能なように構成されていることを特徴とする、切削工具用ホルダ。 - 請求項2に記載の切削工具用ホルダであって、
前記本体部は、前記挿入孔中心軸と平行で、かつ前記挿入孔中心軸とは一致しない軸を中心とした中空略円柱形状であって表面にねじ加工が施されたねじ孔を有し、
前記位置決め部材は、前記ねじ孔にねじ込み可能な、ねじの先端に球状のボールを有するスクリューであることを特徴とする、切削工具用ホルダ。 - 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の切削工具用ホルダであって、
前記本体部は、前記挿入孔中心軸と略直行するクランプボルト孔と、前記クランプボルト孔にねじ込まれた状態で前記挿入孔に挿入された前記ボーリングバイトと接触して前記ボーリングバイトを前記ホルダに固定するクランプボルトと、を有し、
前記クランプボルトの前記ボーリングバイトに接触する側の表面の中央部に凹部が形成されていることを特徴とする、切削工具用ホルダ。 - 請求項4に記載の切削工具用ホルダであって、
前記クランプボルトの前記ボーリングバイトに接触する側の表面は、切削加工と研磨加工との少なくとも一方により形成されていることを特徴とする、切削工具用ホルダ。 - 請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の切削工具用ホルダであって、
前記本体部は、前記挿入孔中心軸および前記クランプボルト孔と略直行する第2のクランプボルト孔と、前記第2のクランプボルト孔にねじ込まれた状態で前記挿入孔に挿入された前記ボーリングバイトと接触して前記ボーリングバイトを前記ホルダに固定する第2のクランプボルトと、を有することを特徴とする、切削工具用ホルダ。 - 両端に切刃を有するボーリングバイトを挿入するための挿入孔を有する本体部と、
前記挿入孔に挿入された前記ボーリングバイトの一端と接触することにより、前記挿入孔の中心軸である挿入孔中心軸に沿った前記ボーリングバイトの位置決めを行う位置決め部材と、を備える切削工具用ホルダにおいて、
前記位置決め部材の前記ボーリングバイトの一端と接触する表面は、前記ボーリングバイトと点接触するような形状に形成されていることを特徴とする、切削工具用ホルダ。
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JP2008272626A Active JP5113014B2 (ja) | 2008-10-23 | 2008-10-23 | 切削工具用ホルダ |
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