JP5112572B1 - パンチング装置及びそれを用いたパンチングシート部材の製造方法 - Google Patents

パンチング装置及びそれを用いたパンチングシート部材の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5112572B1
JP5112572B1 JP2012528984A JP2012528984A JP5112572B1 JP 5112572 B1 JP5112572 B1 JP 5112572B1 JP 2012528984 A JP2012528984 A JP 2012528984A JP 2012528984 A JP2012528984 A JP 2012528984A JP 5112572 B1 JP5112572 B1 JP 5112572B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
punch
sheet
sheet member
liner
punching
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012528984A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2013190643A1 (ja
Inventor
昌宏 神谷
幸慶 神谷
康之 鈴木
直孝 安川
猛 水口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Act KK
Original Assignee
Act KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Act KK filed Critical Act KK
Application granted granted Critical
Publication of JP5112572B1 publication Critical patent/JP5112572B1/ja
Publication of JPWO2013190643A1 publication Critical patent/JPWO2013190643A1/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B26HAND CUTTING TOOLS; CUTTING; SEVERING
    • B26DCUTTING; DETAILS COMMON TO MACHINES FOR PERFORATING, PUNCHING, CUTTING-OUT, STAMPING-OUT OR SEVERING
    • B26D5/00Arrangements for operating and controlling machines or devices for cutting, cutting-out, stamping-out, punching, perforating, or severing by means other than cutting
    • B26D5/20Arrangements for operating and controlling machines or devices for cutting, cutting-out, stamping-out, punching, perforating, or severing by means other than cutting with interrelated action between the cutting member and work feed
    • B26D5/26Arrangements for operating and controlling machines or devices for cutting, cutting-out, stamping-out, punching, perforating, or severing by means other than cutting with interrelated action between the cutting member and work feed wherein control means on the work feed means renders the cutting member operative
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B26HAND CUTTING TOOLS; CUTTING; SEVERING
    • B26DCUTTING; DETAILS COMMON TO MACHINES FOR PERFORATING, PUNCHING, CUTTING-OUT, STAMPING-OUT OR SEVERING
    • B26D7/00Details of apparatus for cutting, cutting-out, stamping-out, punching, perforating, or severing by means other than cutting
    • B26D7/01Means for holding or positioning work
    • B26D7/02Means for holding or positioning work with clamping means
    • B26D7/025Means for holding or positioning work with clamping means acting upon planar surfaces
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B26HAND CUTTING TOOLS; CUTTING; SEVERING
    • B26DCUTTING; DETAILS COMMON TO MACHINES FOR PERFORATING, PUNCHING, CUTTING-OUT, STAMPING-OUT OR SEVERING
    • B26D7/00Details of apparatus for cutting, cutting-out, stamping-out, punching, perforating, or severing by means other than cutting
    • B26D7/18Means for removing cut-out material or waste
    • B26D7/1845Means for removing cut-out material or waste by non mechanical means
    • B26D7/1863Means for removing cut-out material or waste by non mechanical means by suction
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B26HAND CUTTING TOOLS; CUTTING; SEVERING
    • B26FPERFORATING; PUNCHING; CUTTING-OUT; STAMPING-OUT; SEVERING BY MEANS OTHER THAN CUTTING
    • B26F1/00Perforating; Punching; Cutting-out; Stamping-out; Apparatus therefor
    • B26F1/02Perforating by punching, e.g. with relatively-reciprocating punch and bed
    • B26F1/14Punching tools; Punching dies
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B26HAND CUTTING TOOLS; CUTTING; SEVERING
    • B26DCUTTING; DETAILS COMMON TO MACHINES FOR PERFORATING, PUNCHING, CUTTING-OUT, STAMPING-OUT OR SEVERING
    • B26D7/00Details of apparatus for cutting, cutting-out, stamping-out, punching, perforating, or severing by means other than cutting
    • B26D7/06Arrangements for feeding or delivering work of other than sheet, web, or filamentary form

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Forests & Forestry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)
  • Details Of Cutting Devices (AREA)
  • Control Of Cutting Processes (AREA)

Abstract

特に薄物のシート部材をパンチングする場合に、シート部材に正確にパンチ孔を形成させるとともにパンチング後の打抜片の剥離除去を容易にするパンチング装置を提供する。
その基部側がパンチ集合体(12)に複数配列されてライナー台(11)に対向して支持されたパンチ部材(13)の先端をライナー台に供給されたシート部材(S)に当接させてパンチ孔を形成する際に、パンチ部材の周囲を囲繞する弾性部材(17)をシート部材に押圧して、供給されたシート部材をライナー台に固定し、パンチ集合体をさらに下降させて、シート部材にパンチ孔(A)を形成するとともにシート部材から打ち抜かれた打抜片(K)をパンチ部材のパイプ内部から吸引除去した後、パンチ集合体を上昇させて、弾性部材によってライナー台に固定していたシート部材を解放して、パンチ孔が形成されたシート部材をシート部材搬送部(20)によってライナー台上から搬送するようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動車などの内装材や衣料品素材として用いられる布や合成樹脂、皮革、紙、金属箔、木材などのシート部材に、多数の孔を連続して穿孔加工するパンチング装置及びそれを用いたパンチングシート部材の製造方法に関し、特に薄物シート部材に多数の孔をする穿孔加工するパンチング装置及びそれを用いたパンチングシート部材の製造方法に関する。
従来、布、紙、皮革、樹脂などのシート部材の穿孔加工においては、
筒状の打抜き刃を設けた穴あけポンチ(パンチともいう)とダイスとを組み合わされたものが使用されている。
例えば特許文献1(実開平5−70896号公報参照)には、被加工物となるシート部材をダイスとポンチ間に配置した後、ポンチをピストンとともにダイスに向けて押し下げる。これによってポンチ外形と同一の打抜片が被加工物から切り抜かれ、パンチ孔が被加工物に穿設され、打抜片はダイス内に設けられた切抜き穴を通して外部に放出することが記載されている。
また、特許文献2(特開2008−55524公報参照)には、板状の被加工体に小孔をあける穴あけ方法として、工具として穴あけポンチを用いたものがある。この場合、穴あけポンチ先端に形成されたリング状刃を紙や金属板などのシート部材に押し当て、棒状に形成されたポンチ頭部をハンマーなどで打撃することにより、剪断力で紙や合成樹脂板、金属板などのシートを穿孔することが記載されている。
さらに特許文献3(特開平8−243996号公報)には、筒状の打抜き刃の刃先を表面に突出させて背面から貫通させて固定し表面に弾性板を貼着した打抜き型と、
この打抜き型を背面から支承し内部に打抜き刃端と連通する打抜き屑排出ダクトを設けた打抜き屑排出装置付きの打抜き装置が記載されている。
実開平5−70896号公報 特開2008−55524公報 特開平8−243996号公報
しかしながら特許文献1に記載の方法は、シート面にパンチ孔を穿設した後、ポンチはダイスとともに後退する。このとき、孔の周囲が原形に復帰しようとして縮むため、シート被加工物とポンチ間に摩擦力が生じ、この摩擦力はポンチの後退上昇を妨げる抵抗力として作用する。そのため、被加工物から打ち抜かれたカス(打抜片)をポンチから強制的に排除しなければならず、穿設加工が迅速に行えないという問題があった。さらに、被加工物を固定して被加工物の持ち上がりを防止すれば、ポンチの円滑な後退が困難となり、油圧パンチャ−等の故障の要因ともなることがあった。
また、特許文献2に記載の方法は、ポンチの刃先が被加工物であるシートが置かれるライナー面に直接的に打撃される。このため、刃先が変形摩耗しやすく切れ味が鈍化したり、その打抜片がポンチ内部の排出管部に強固に付着するという問題があった。
さらに特許文献3に記載の打抜き屑排出装置付き打抜き装置では、打抜き屑の一部がダクトに吸引されることなく装置台上に残留蓄積しやすく、またシート供給装置を介して搬送されるシートへの不均一な張力によってしわが発生するという問題があった。
本発明の課題は、パンチングの際にシート部材を押さえて正確にパンチ孔を形成させるとともにパンチング後の打抜片の剥離除去を容易にして、シート部材のパンチング加工を効率的かつ迅速に行うことができ、パンチ部材先端の変形や損耗を防止してメンテナンス性や経済性にも優れたパンチング装置を提供することである。特に薄物のシート部材をパンチングする場合に穿孔性に優れたパンチング装置及びパンチングシート部材の製造方法を提供することを課題とする。
(1)本発明のパンチング装置は、
ライナー台に供給されたシート部材に先端に刃部を有するパイプ状のパンチ部材を押圧して、
前記シート部材から打ち抜かれた打抜片を前記パンチ部材のパイプ内部から吸引除去しながらシート部材にパンチ孔を形成させるパンチング装置であって、
前記パンチ部材はその基部側がパンチ集合体に複数配列されて前記ライナー台に対向して支持されるとともに、
前記パンチ集合体は前記パンチ部材の周囲を囲繞する弾性部材を備えてなり、
前記シート部材と前記ライナー台との間にライナーシートを供給するためのライナーシート供給部を設け、
供給されるライナーシートの上面に、パンチ部材側壁内面との気密性を保ち打抜片をパンチ部材の内部に吸引してスムースに通過させるための打抜片処理用シートを供給する打抜片処理用シート供給部を設けたことを特徴とする。
(2)本発明のパンチング装置は、前記(1)において、
前記パンチ孔が形成されたシート部材を前記ライナー台上から搬送するシート部材搬送部と、
前記搬送されるシート部材の搬送長さを計測する測長部と、
前記シート部材搬送部の駆動を制御する制御部と、
を備えたことを特徴とする。
(3)本発明のパンチング装置は、前記(1)又は(2)において、
供給されるシート部材の上面又は複数積層されるシート部材間に、
潤滑シートを供給する潤滑シート供給部を設けたことを特徴とする。
(4)本発明のパンチング装置は、前記(1)〜(3)のいずれかの1において、
前記パンチ集合体及びライナー台の間に供給されるシート部材を冷却するための冷却手段をパンチング工程の前に付設したことを特徴とする。
(5)本発明のパンチング装置は、前記(1)〜(4)のいずれかの1において、
前記パンチ部材の刃部をその基部に着脱可能としたことを特徴とする。
(6)本発明のパンチングシート部材の製造方法は、
その基部側がパンチ集合体に複数配列されてライナー台に対向して支持されたパンチ部材の先端をライナー台に供給されたシート部材に当接させてパンチ孔を形成するパンチング方法であって、
前記パンチ部材の周囲を囲繞する弾性部材をシート部材に押圧して、
供給されたシート部材をライナー台に固定し、
前記パンチ集合体をさらに下降させて、
シート部材にパンチ孔を形成するとともに前記シート部材から打ち抜かれた打抜片を前記パンチ部材のパイプ内部から吸引除去した後、
前記パンチ集合体を上昇させて、
前記弾性部材によってライナー台に固定していたシート部材を解放して、
前記パンチ孔が形成されたシート部材をシート部材搬送部によって前記ライナー台上から搬送するようにし、
ライナーシート供給部から前記シート部材と前記ライナー台との間にライナーシートを供給し、
供給されるライナーシートの上面に、パンチ部材側壁内面との気密性を保ち打抜片をパンチ部材の内部に吸引してスムースに通過させるための打抜片処理用シートを打抜片処理用シート供給部から供給することを特徴とする。
本発明においては、前記パンチ部材はその基部側がパンチ集合体に複数配列されて支持されるとともに、前記パンチ集合体は前記パンチ部材周囲を囲繞する弾性部材を備えるので、パンチング加工時において、弾性部材によってシート部材のパンチ孔形成予定周囲がライナー台との間で押圧状態に保持され、シート部材が歪んで薄物シート部材の穿孔位置がずれたりすることがなく精度良い穿孔加工を行うことができる。
また、パンチ部材先端の刃部をライナー台の面から上昇させる際には、穿孔加工時に圧縮状態にある弾性部材の厚みを復元させることで、パンチ孔の嵌入されたパンチ部材をシート部材から容易に離脱させることができ、切り離した打抜片を確実にパンチ部材の内部に引きこむことができる。
実施例1のパンチング装置の概略図である。 シート部材搬送部の詳細を示す正面図である。 シート部材搬送部の制御を示すブロック図である。 パンチ集合体12の使用態様を示す概略正面図であり、(a)はシート部材をパンチング前の状態を示し、(b)はパンチング後の状態を示す。 (a)はパンチ集合体12の構造を示した概略斜視図であり、(b)はそのパンチ部材周辺の拡大断面図であり、(c)はパンチ部材の他の形態を説明した拡大断面図である。 制御機構を用いてシート部材を穿孔加工した態様である。 実施例2のパンチング装置の概略説明図である。 実施例3のパンチング装置の概略説明図である。 実施例4のパンチング装置の概略説明図である。 実施例5のパンチング装置の概略説明図である。
本発明の一実施形態に係るパンチング装置は、ライナー台に供給された布地材や合成樹脂材などのシート部材に、先端がパイプ状に形成されたパンチ部材の刃部を押圧して、シート部材から打ち抜かれた打抜片をパンチ部材のパイプ内部から吸引除去しながらシート部材面にパンチ孔を形成させるパンチング装置であって、パンチ部材はその基部側がパンチ集合体に複数配列されて支持されるとともに、パンチ集合体はパンチ部材周囲を囲繞する弾性部材を備えていることを特徴とする。
これによって、パンチ部材によってシート部材が穿孔される時には弾性部材でパンチ孔周囲がライナー面に押圧状態に保持して、その穿孔位置がずれたり、シート部材面が歪んだりすることがなく、確実に穿孔作業を行うことができる。
また、パンチ部材先端の刃部をライナー面から引き上げる(上昇させる)際には、弾性部材の厚みが復元することで穿孔されたシート部材を押圧したまま刃部をパンチ孔から抜き抜くことを可能とする。
また、本発明の一実施形態に係るパンチング装置は、さらに、シート部材を上下一対のゴムロールとゴムリング間で挟圧しながら牽引してパンチ部材とライナー台との間に供給するシート部材搬送部と、ロール移送されるシート部材のパンチ孔位置を計測するロータリエンコーダと、ロータリエンコーダにより取得されるパンチ孔の位置データに基づいてシート部材搬送部の動きを制御する制御部とを備えている。これによって、パンチ加工されるシート部材に皺を生じさせることなく保持してパンチ加工を適切に行うことができるとともに、打ち抜かれた打抜片をパンチ先端から効率的に排除することができ、作業効率性と経済性とに優れたパンチング装置を提供できる。
パンチング装置は、例えば、自動車用内装材として被覆される樹脂シート部材や皮革などからなる自動車用内装材に装飾用や通気用となる多数のパンチング孔を形成させるための穿孔加工装置であって、シート部材の表面に対してパンチ部材先端の刃部を上下動させることで離脱可能に駆動できるように設定されている。
加工対象となるシート部材としては、例えば、その厚みが0.1〜5mmの布地、不織布、ビニール等の樹脂製のシート部材、ゴムや皮革からなるシート部材、これらのシート部材とスポンジなどの弾性素材を積層させた積層シート部材、粘着剤を塗布してカバー紙を被覆した粘着シート部材などの長尺シート部材や単シート部材(長尺でないもの)が挙げられ、必要に応じてその表面にエンボス加工されたものなども挙げられる。
なお、本発明においては、特に薄物の長尺シート部材が好適に挙げられる。
パンチ部材は、パイプ状の先端に刃部が形成され、加工対象となるシート部材にパンチング加工する穿孔具であり、穿孔する形状としては、円、三角、十字などがあり、横断面がその形状になった円筒や、三角筒、十字状の筒状部材であって、中空パイプの焼入れ材などが挙げられる。
なお、刃部の形状は、パンチ孔と同形状であるが、パンチ部材の基部側(パンチ集合体の固定板に取り付けられる側)は、固定板に設けられる孔の形状と同形状である円筒形状としてもよい。このため、刃部をその基部に着脱可能としパンチ孔に合わせて交換するようにすることもできる。
パンチ部材はその複数がパンチ集合体上に適宜間隔を保った状態で、ネジ込みや嵌合などの手段で取り付けられており、パンチ集合体においては、各パンチ部材の基部側が吸気ボックスに連通されるようにしており、吸気ボックス内は吸引ポンプや送風ファンなどを介して空気圧の制御が可能となっている。
これにより、シート部材を打ち抜き、パンチ部材の内部に蓄積した打抜片を吸気ボックスを通して吸引するようにしている。
パンチ部材周囲を囲繞する弾性部材としては、天然(NR)や合成のゴム素材、ポリウレタンやエチレン・酢酸ビニル共重合体(EVA)素材などからなる発泡ポリマー(スポンジ)などの弾性材料が挙げられる。ここで、囲繞とは、弾性部材がパンチ部材外壁に密着していることを意味するものではない。パンチ部材の周囲に弾性部材が存在することを意味する。すなわち、弾性部材はパンチ集合体の下部に、かつパンチ部材の周囲に取り付けられているのである。
また、弾性部材としては、ゴム素材などの他、弦巻バネや板バネなどの金属素材などを用いることもできる。
なお、弾性部材の厚みはパンチ部材先端の刃部の位置より1〜5mm厚くなるように設定することが望ましい。これは弾性部材が刃部先端位置より1mmより少ないと穿孔時におけるシート部材押さえ効果が著しく減少し、逆に5mmを超えて刃部先端を深く設定すると穿孔に要する加圧力が増大してライナー面と刃部とが接触、打撃することによる弊害が大きくなるので好ましくない。
なお、加工中において、弾性部材がパンチ部材周囲から抜けないようにするためパンチ部材周囲に突起を設け、弾性部材を機械的に拘束することもできる。
<シート部材搬送部>
シート部材搬送部は、シート部材をパンチング装置に供給する搬送装置であり、上下一対の、駆動ロールと従動ロールとでシート部材を挟圧しながら搬送して、前記パンチ部材と前記ライナー台との間にシート部材を供給するためのロール回転機構を有する。ここで、駆動ロールとしては、サーボモータを介して回転駆動されるゴムロールが挙げられ、従動ロールとしては、複数のゴムリングを互い間隔を開けて同軸上に並列配置したロールが挙げられる。
従動ロールは、エアシリンダーなどの昇降機構を介して駆動ロールに対して離接可動に配置され、搬送するシート部材を駆動ロールとの間で押さえるようになっている。なお、従動ロールは、駆動ロールからゴムリングを介して摩擦力で従動させる代わりに、駆動ロール及び従動ロールの端部にギアを設け、ギヤを介して従動ロールを回転させるようにしてもよい。
<測長部>
測長部は、シート部材の搬送量などを測定する計測器であり、機械的変位量をデジタル量に変換する機能を有するものも挙げられる。シート部材搬送部によって搬送されるシート部材の搬送量を計測し制御部に送信する。測長部としては、光電式や磁気式、電気的導通を捉える接点式などのロータリエンコーダ等が適用可能である。
<制御部>
制御部は、コンピュータやシーケンサなどの制御装置であり、ロータリエンコーダやシート部材搬送部のサーボモータなどと連結して、前記ロータリエンコーダにより取得されるシート部材の搬送量に基づいて、前記シート部材搬送部の駆動ロールを制御することができる。これにより、シート部材に形成される搬送方向のパンチ孔列の間隔を所定値に制御することができる。
<ライナーシート供給部>
また、本実施形態パンチング装置においては、前記パンチ部材の先端が押圧される前記シート部材と前記ライナー台との間に、パンチ部材の刃部を保護するライナーシートを供給するライナーシート供給部を設けることができる。これによって、パンチング時点において、パンチ部材の刃部がライナー台に直接的に当接するのを回避して、刃部の摩耗防止やライナー台の保護に寄与することができる。
ライナーシートは、ライナー台やパンチ部材を保護できるものであれば、その材質や厚みなどを制限するものではないが、例えば、ゴム、紙、合成樹脂などが好ましく挙げられる。
なお、パンチ集合体に対向して設けられているライナー台を固定台とする代わりに、
ベルトコンベア式にしてもよい。この場合はベルトコンベア上にライナーシートを巻き回すこともできる。
<潤滑シート供給部>
また、本実施形態のパンチング装置では、前記シート部材の上面や、複数の積層シート部材間に、潤滑シートを介挿して供給する潤滑シート供給部を設けることができる。これにより、パンチ部材の内部に蓄積する打抜片を、パンチ部材の内面との潤滑を促進し排出を円滑に行うことができ、生産効率性やメンテナンス性をさらに高めることができる。
潤滑シートとしては、パンチ部材の内部に蓄積した打抜片に潤滑効果を与えるものであれば、その材質や厚みなどを制限するものではないが、紙、樹脂などからなるシートが好ましく挙げられる。特に、ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート(PET)、潤滑成分を含有させた紙などのフィルムやシートが好ましく挙げられる。また、その厚みは、例えば、その厚みとしては0.01〜0.5mm程度のものが好ましい。
<実施例1>
以下、本発明のパンチング装置の実施例を、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は実施例1のパンチング装置の全体概略図である。図示するように、実施例1のパンチング装置10Aは、被加工物となる自動車内装用のシート部材Sが供給されるライナー台11と、ライナー台11の平滑なライナー面に対向して相対的に上下動されるパンチ集合体12と、パンチ集合体12に格子状又は直線状に配設されライナー台上のシート部材Sをプレス穿孔動作(パンチング)により打ち抜いてパンチ孔を形成させるパンチ部材13と、シート部材Sをライナー台11に供給するためのシート部材供給部14とを備えている。
また、図示するように、ライナー台11上からシート部材Sを引き出す(搬送する)ためのシート部材搬送部20がライナー台11の排出側に設けられている。
図2、図3は、シート部材搬送部の制御を示すブロック図である。図に示すように、シート部材搬送部20は、サーボモータ28により駆動されるゴムロールからなる駆動ロール22と、エアシリンダー23、23’により左右両端側が支持されて駆動ロール22に対して上下動される従動ロール21を備えている。なお、従動ロール21にはゴムリング24が同軸状に間欠配列されている。また、このようなシート部材搬送部20とライナー台11との間には、搬送されるシート部材Sの長さやパンチ孔位置を取得するためのロータリエンコーダ(測長部)26が配置されている。
制御部27はパンチング装置10Aの動作を制御するコンピュータであり、サーボモータ28やロータリエンコーダ26などに電気配線を介して連結されている。こうして、駆動ロール22のゴムロールと従動ロール21のゴムリング24間で挟圧されながら搬送されるシート部材Sを、パンチ部材13とライナー台11との間に所定のタイミングで供給する。すなわち、搬送されるシート部材Sの長さやパンチ孔位置をロータリエンコーダ26で計測して、パンチ集合体12の下降や上昇の動作タイミングを制御するようになっている。
なお、パンチ集合体12の上下動毎にシート部材Sに形成されるパンチ孔Aの長手方向の列間隔は、シート部材Sの送り速度、すなわち駆動ロール22を回転させるサーボモータ28により精密に決定することができる。こうして、制御部27を介してサーボモータ28の動作を制御して、シート部材Sのパンチ孔Aの長手方向列間隔間に形成されるスペースSPの幅を制御することもできる(図6参照)。
なお、従動ロール21にゴムリング24を嵌めて、ゴムリング24を介して駆動ロール22との間でシート部材Sを挟圧しながら引っ張るようにしてロール回転によってシート部材Sを搬送することで、シート部材Sを引く力のばらつきを抑制して、シート部材S送りの際におけるシート部材Sに発生する皺を効果的に防止できる。
図4は、パンチ集合体12の使用態様を示す概略正面図であり、(a)はシート部材Sをパンチング加工する前の状態を示し、(b)はパンチング加工後の状態を示す。図4に示すように、プレス駆動機構(図示しない)によって上下動されるパンチ集合体12は、パンチ部材13の上方の基部側を通気ボックス18の下部に連通垂下させるとともに、パンチ部材13の側方周囲はゴム素材からなる弾性部材17で囲繞されている。これによって、パンチ部材13によってシート部材Sを穿孔する時には、弾性部材17で穿孔予定部周辺をライナー面との間でシート部材Sを押圧して保持し、穿孔位置のずれや、シート部材Sの歪みを防止し正確にパンチ孔を形成させることができる。
また、パンチ部材13をライナー面から離脱する際には、弾性部材17の厚みを復元させることで、穿孔後のシート部材をライナー面に押圧したままパンチ部材13をパンチ孔Aから引き抜いて、打抜片Kを確実にパンチ部材13の内部に残留させることができる。
本実施例においては、弾性部材17の厚みはパンチ部材13先端の刃部の位置より上方に位置するように設定されているので(すなわち、弾性部材17の厚みX>パンチ部材13長さY)、穿孔時におけるシート部材押さえ効果を保持しつつ、穿孔に要する加圧力を増大させることなく、ライナー面と刃部とが接触、打撃することによる弊害を防止できる。
図5(a)は、パンチ集合体12の構造を示した概略斜視図であり、(b)はそのパンチ部材周辺の拡大断面図であり、(c)はパンチ部材の他の形態を説明した拡大断面図である。
図5(a)、(b)に示すように、パンチ部材13の内部は円筒パイプ状(空洞)であって、パンチ集合体12により下方に垂下支持され、その基部側は通気ボックス18内へ連通された(通気性を有する)状態となっている。この通気ボックス18内に圧縮空気を高速で流すことによって、パンチ部材13の内部を吸引して、シート部材Sの穿孔加工によってパンチ部材13内部に蓄積した打抜片Kを除去することができる。
また、図示しない真空ポンプやファン機構などによって通気ボックス18内を正圧又は負圧状態に維持することによって、パンチ部材13の内部をエア吸引したり、必要に応じて逆にその刃部側からエア吹出したりすることも可能としている。
なお、穿孔加工時にパンチ部材13の刃部と当接するライナー台11は、平滑な面(ライナー面)を有する鉄素材を用いているが、必要に応じて、木質や合成樹脂質、ゴム質などの比較的軟質な被覆材をライナー面に積層させた状態で用いることもできる。
また、図5(b)に示すように、パンチ集合体12において、パンチ部材13を下側の固定板13cの孔にその上方から挿入して嵌合させた後、上方への抜けを防止するためパンチ部材13の外径よりも小さめの孔を設けた背板13bで上部から押さえてある。
なお、パンチ部材の先端の刃部13aは、パンチ部材13の基部とは別途の形態とすることもできる。すなわち、図5(c)に示すように、パンチ部材13の先端の刃部13aを、円、三角、十字など穿孔する形状に合わせて、横断面がその形状になった円筒や、三角筒、十字状の筒とし、パンチ部材の基部側は、円筒としている。これにより、弾性部材17がパンチ部材13から抜け落ちないという効果も奏する。
以上にように構成されるパンチング装置10Aを用いて、シート部材をパンチング加工するパンチングシート部材の製造方法について説明する。まず、シート部材供給部14により、シート部材Sはライナー台11に搬送されライナー台中央の所定位置で停止する。
このとき、パンチ部材13上部の通気ボックス18内には圧縮空気が流され、パンチ部材13の内部が負圧となり打抜片Kが通気ボックス18内に吸引される。
次に、パンチ集合体12をライナー台11に向けて下降させる。これによって、パンチ集合体12下部の弾性部材17がシート部材Sをライナー台11に当接させるともに、弾性部材17の圧縮によりシート部材Sをライナー台に強く固定する。そして、さらにパンチ集合体12を下降させてパンチ部材13先端の刃部13aによってシート部材Sにパンチ孔Aを形成するとともに打抜片Kを形成する。パンチング加工により形成された打抜片Kはパンチ部材13の内部パイプ状空洞内に取り込まれるとともに、負圧により通気ボックス18内に排出される。なお、パンチ集合体12の上昇時は、弾性部材17でシート部材Sを押圧したまま、形成されたパンチ孔Aよりパンチ部材13の刃部13aを抜き取ることができるので、シート部材Sには正確なパンチ孔Aを形成させることができる。
こうして、パンチ集合体12が所定の上方位置に到達すると、これに同期してシート部材Sを水平方向に搬送するシート部材搬送部20がサーボモータ28によって駆動される。
打抜片Kが除去されたシート部材Sは所定距離移動した後停止して、次のパンチング動作が実行される。このような一連の動作を連続して行うことによって、シート部材Sに多数のパンチ孔Aを所定間隔で配列して形成させることができる。
また、サーボモータ28で搬送量を制御することにより、シート部材送り方向(長手方向)においてパンチ孔Aの列間隔を変えて、パンチ孔列間にスペースSPを保有させることもできる(図6(a)(b)(c)参照)。
<実施例2>
図7は、本発明に係る実施例2のパンチング装置10Bの概略説明図である。
図に示すように、実施例1のパンチング装置にライナーシート供給部16及び打抜片吸引部41を付設することで構成されている。ライナーシート供給部16は、制御部27を介してシート部材Sの供給動作に同期してライナーシートRを供給し、ライナーシートRによって、パンチング加工時においてパンチ部材13の刃部13aの打撃からライナー台11を保護する。なお、図示するように、シート部材Sのパンチング加工後は、ライナーシートRは、製品となるシート部材Sから引き剥がされて排出されるようになっている。
打抜片吸引部41は、パンチ孔Aの穿孔後において、パンチ部材13のパイプ状内部へ吸引除去されないでシート部材に残留した打抜片Kを吸引して,シート部材Sから完全に打抜片Kを除去する装置である。なお、打抜片吸引部41の代わりに(又は増設して)、シート部材に残留した打抜片Kを吹き飛ばす噴射装置を設けることもできる。
<実施例3>
図8は、本発明に係る実施例3のパンチング装置10Cの概略説明図である。
図に示すように、実施例3のパンチング装置10Cは、実施例2のパンチング装置に加えて、潤滑シート供給部15を付設することで構成されている。潤滑シート供給部15は、シート部材Sの表面に積層される潤滑シートJをシート部材Sの供給動作に同期して供給するための供給機構であり、制御部27を介して駆動制御されるようになっている。
なお、潤滑シート供給部15のローラ部分には潤滑シートの巻き戻しにブレーキを掛けられるようにしている。このようなブレーキによる引張力によって、ローラから送り出される潤滑シートJが撓まないようにしている。
<実施例4>
図9は、本発明に係る実施例4のパンチング装置10Dの概略説明図である。
図に示すように、実施例4のパンチング装置10Dは、実施例3のパンチング装置におけるシート部材SとライナーシートRとの間に、打抜片処理用シートNを介挿させるための打抜片処理用シート供給部31を設けるとともに、パンチ加工処理後のシート部材になお付着する打抜片を吹き飛ばすためのエアノズル32と、この吹き飛ばされた打抜片Kからなる滓などを集めるための集塵機33と、エア洗浄後のシート部材を透視検査するためのシート部材透かし検査機34と、洗浄検査後のシート部材を巻き取るための製品巻取ローラ35と、を付設するように構成されている。
<打抜片処理用シート>
打抜片処理用シートNは、パンチ孔を抜いた後の打抜カスである打抜片Kをパンチ部材の内部に吸引してスムースに通過させるために、パンチ部材側壁内面との気密性を保つための蓋のような役割をする。すなわち、打抜片Kとパンチ部材側壁内面との間に隙間がある場合は、打抜片Kが吸引されにくい。そのような場合において、肉厚の打抜片処理用シートNを打抜片Kの下方に存在させることによって、変形されにくい打抜片処理用シートNがパンチ部材側壁内面にあってパンチ部材側壁に蓋をするように働くことによって、打抜片処理用シートNが吸引されることによって打抜片Kの吸引を助ける役割をするのである。
パンチング装置10Dを適用したシート部材のパンチング加工処理によれば、打抜片処理用シートNを用いたり、エアノズル32による洗浄工程を付設したりしているので、パンチ処理後の打抜片Kの除去を確実に行うことができ、製品の信頼性をさらに高めることができる。
<実施例5>
図10は、本発明に係る実施例5のパンチング装置10Eの概略説明図である。
図に示すように、実施例5のパンチング装置10Eは、実施例1のパンチング装置において、パンチ集合体12の前工程に冷却手段42を付設したものである。冷却手段42によって、粘着剤が塗布されているシート部材Sを冷却することにより粘着剤の粘着力を抑制して、パンチング工程においてパンチ部材の刃部や空洞部に粘着剤が付着しないようにすることができる。冷却手段42としては、空冷や水冷装置、あるいは液体窒素などで冷却するなどの手段が挙げられる。
本発明のパンチング装置は、パンチングの際にシート部材を押さえて正確にパンチ孔を形成させるとともに、パンチング後のパンチ孔からの離脱を容易にし、穿孔加工を効率的かつ迅速に行うことができ、パンチ先端の変形や損耗を防止してメンテナンス性や経済性にも優れている。特に薄物のシート部材をパンチングする場合に穿孔性に優れているので、産業上の利用可能性が極めて高い。
10A、10B、10C、10D、10E パンチング装置
11 ライナー台
12 パンチ集合体
13 パンチ部材
13a 刃部
13b 背板
13c 固定板
14 シート部材供給部
15 潤滑シート供給部
16 ライナーシート供給部
17 弾性部材
18 通気ボックス
20 シート部材搬送部
21 従動ロール
22 駆動ロール
23、23’ エアシリンダー
24 ゴムリング
26 測長部(ロータリエンコーダ)
27 制御部
28 サーボモータ
31 打抜片処理用シート供給部
32 エアノズル
33 集塵機
34 シート部材透かし検査機
35 製品巻取ローラ
41 打抜片吸引部
42 冷却手段
S シート部材
SP スペース
J 潤滑シート
R ライナーシート
N 打抜片処理用シート
K 打抜片
A パンチ孔
X 弾性部材の厚み
Y パンチ部材の長さ

Claims (6)

  1. ライナー台に供給されたシート部材に先端に刃部を有するパイプ状のパンチ部材を押圧して、
    前記シート部材から打ち抜かれた打抜片を前記パンチ部材のパイプ内部から吸引除去しながらシート部材にパンチ孔を形成させるパンチング装置であって、
    前記パンチ部材はその基部側がパンチ集合体に複数配列されて前記ライナー台に対向して支持されるとともに、
    前記パンチ集合体は前記パンチ部材の周囲を囲繞する弾性部材を備えてなり、
    前記シート部材と前記ライナー台との間にライナーシートを供給するためのライナーシート供給部を設け、
    供給されるライナーシートの上面に、パンチ部材側壁内面との気密性を保ち打抜片をパンチ部材の内部に吸引してスムースに通過させるための打抜片処理用シートを供給する打抜片処理用シート供給部を設けたことを特徴とするパンチング装置。
  2. 前記パンチング装置において、
    前記パンチ孔が形成されたシート部材を前記ライナー台上から搬送するシート部材搬送部と、
    前記搬送されるシート部材の搬送長さを計測する測長部と、
    前記シート部材搬送部の駆動を制御する制御部と、
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載のパンチング装置。
  3. 供給されるシート部材の上面又は複数積層されるシート部材間に、
    潤滑シートを供給する潤滑シート供給部を設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載のパンチング装置。
  4. 前記パンチ集合体及びライナー台の間に供給されるシート部材を冷却するための冷却手段をパンチング工程の前に付設したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のパンチング装置。
  5. 前記パンチ部材の刃部をその基部に着脱可能としたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のパンチング装置。
  6. その基部側がパンチ集合体に複数配列されてライナー台に対向して支持されたパンチ部材の先端をライナー台に供給されたシート部材に当接させてパンチ孔を形成するパンチング方法であって、
    前記パンチ部材の周囲を囲繞する弾性部材をシート部材に押圧して、
    供給されたシート部材をライナー台に固定し、
    前記パンチ集合体をさらに下降させて、
    シート部材にパンチ孔を形成するとともに前記シート部材から打ち抜かれた打抜片を前記パンチ部材のパイプ内部から吸引除去した後、
    前記パンチ集合体を上昇させて、
    前記弾性部材によってライナー台に固定していたシート部材を解放して、
    前記パンチ孔が形成されたシート部材をシート部材搬送部によって前記ライナー台上から搬送するようにし、
    ライナーシート供給部から前記シート部材と前記ライナー台との間にライナーシートを供給し、
    供給されるライナーシートの上面に、パンチ部材側壁内面との気密性を保ち打抜片をパンチ部材の内部に吸引してスムースに通過させるための打抜片処理用シートを打抜片処理用シート供給部から供給することを特徴とするパンチングシート部材の製造方法。
JP2012528984A 2012-06-19 2012-06-19 パンチング装置及びそれを用いたパンチングシート部材の製造方法 Active JP5112572B1 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2012/065661 WO2013190643A1 (ja) 2012-06-19 2012-06-19 パンチング装置及びそれを用いたパンチングシート部材の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP5112572B1 true JP5112572B1 (ja) 2013-01-09
JPWO2013190643A1 JPWO2013190643A1 (ja) 2016-02-08

Family

ID=47676450

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012528984A Active JP5112572B1 (ja) 2012-06-19 2012-06-19 パンチング装置及びそれを用いたパンチングシート部材の製造方法

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP5112572B1 (ja)
WO (1) WO2013190643A1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106965246A (zh) * 2017-05-04 2017-07-21 杨铭英 一种服装布料镂空装置
CN107706459A (zh) * 2017-09-27 2018-02-16 珠海华冠科技股份有限公司 自动套管机及其垫片冲压安装装置
KR101850506B1 (ko) * 2013-05-03 2018-04-19 윤진주 십자수 원단 제조용 천공장치

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016191689A1 (en) * 2015-05-27 2016-12-01 Cook Regentec Llc Sheet-form cell growth scaffold particles and grafts, and methods for same
KR20170096375A (ko) * 2016-02-16 2017-08-24 (주)영케미칼 질소 냉각을 이용한 실리콘 시트의 타공 방법
EP3316457A1 (de) * 2016-10-27 2018-05-02 voestalpine Automotive Components Deutschland GmbH Vorrichtung und verfahren zum verbinden von blechteilen zu einem blechpaket
JP7093204B2 (ja) * 2018-03-08 2022-06-29 Juki株式会社 穴あけ装置
CN114347163A (zh) * 2022-02-14 2022-04-15 歌尔股份有限公司 冲孔模组及贴膜设备
CN115142204B (zh) * 2022-07-22 2023-08-15 建德鑫鼎纤维材料有限公司 一种高厚度织物打孔缝合装置

Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5833133U (ja) * 1981-08-24 1983-03-04 株式会社アマダ Ncロ−ルフイ−ドの送り量検出機構
JPH0811094A (ja) * 1994-04-26 1996-01-16 Fuji Photo Film Co Ltd 写真フイルムの穿孔及び切断装置
JPH08243996A (ja) * 1995-03-10 1996-09-24 Kawahara Shiki Kk 打抜き屑排出装置付き打抜き装置およびその打抜き方法
JP2000326295A (ja) * 1999-05-17 2000-11-28 Ricoh Co Ltd 抜きカス除去方法及び装置
JP2004087779A (ja) * 2002-08-27 2004-03-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd 貫通孔形成方法
JP2004342755A (ja) * 2003-05-14 2004-12-02 Shinko Electric Ind Co Ltd 平面コイルの製造方法
JP2006007333A (ja) * 2004-06-22 2006-01-12 Tsukatani Hamono Seisakusho:Kk 打抜装置
JP2007160456A (ja) * 2005-12-13 2007-06-28 Lintec Corp 打抜加工装置
JP2010052091A (ja) * 2008-08-28 2010-03-11 Iida Sangyo Kk 打ち抜き用刃型及びこれを用いたシート状成形品の打ち抜き加工方法
JP2010511545A (ja) * 2006-12-06 2010-04-15 アドバンスト レーベル システムズ,インコーポレイティド ラベルを貼付する装置及び方法
JP2011005602A (ja) * 2009-06-26 2011-01-13 Mitsubishi Heavy Industries Printing & Packaging Machinery Ltd ロータリダイカッタの打抜き屑除去装置及び刃物取付台
JP2011527950A (ja) * 2008-07-14 2011-11-10 エーブリー デニソン コーポレイション 接着剤ラベルを裁断するための装置およびプロセス

Patent Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5833133U (ja) * 1981-08-24 1983-03-04 株式会社アマダ Ncロ−ルフイ−ドの送り量検出機構
JPH0811094A (ja) * 1994-04-26 1996-01-16 Fuji Photo Film Co Ltd 写真フイルムの穿孔及び切断装置
JPH08243996A (ja) * 1995-03-10 1996-09-24 Kawahara Shiki Kk 打抜き屑排出装置付き打抜き装置およびその打抜き方法
JP2000326295A (ja) * 1999-05-17 2000-11-28 Ricoh Co Ltd 抜きカス除去方法及び装置
JP2004087779A (ja) * 2002-08-27 2004-03-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd 貫通孔形成方法
JP2004342755A (ja) * 2003-05-14 2004-12-02 Shinko Electric Ind Co Ltd 平面コイルの製造方法
JP2006007333A (ja) * 2004-06-22 2006-01-12 Tsukatani Hamono Seisakusho:Kk 打抜装置
JP2007160456A (ja) * 2005-12-13 2007-06-28 Lintec Corp 打抜加工装置
JP2010511545A (ja) * 2006-12-06 2010-04-15 アドバンスト レーベル システムズ,インコーポレイティド ラベルを貼付する装置及び方法
JP2011527950A (ja) * 2008-07-14 2011-11-10 エーブリー デニソン コーポレイション 接着剤ラベルを裁断するための装置およびプロセス
JP2010052091A (ja) * 2008-08-28 2010-03-11 Iida Sangyo Kk 打ち抜き用刃型及びこれを用いたシート状成形品の打ち抜き加工方法
JP2011005602A (ja) * 2009-06-26 2011-01-13 Mitsubishi Heavy Industries Printing & Packaging Machinery Ltd ロータリダイカッタの打抜き屑除去装置及び刃物取付台

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101850506B1 (ko) * 2013-05-03 2018-04-19 윤진주 십자수 원단 제조용 천공장치
CN106965246A (zh) * 2017-05-04 2017-07-21 杨铭英 一种服装布料镂空装置
CN107706459A (zh) * 2017-09-27 2018-02-16 珠海华冠科技股份有限公司 自动套管机及其垫片冲压安装装置
CN107706459B (zh) * 2017-09-27 2023-09-26 珠海华冠科技股份有限公司 自动套管机及其垫片冲压安装装置

Also Published As

Publication number Publication date
WO2013190643A1 (ja) 2013-12-27
JPWO2013190643A1 (ja) 2016-02-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5112572B1 (ja) パンチング装置及びそれを用いたパンチングシート部材の製造方法
US8016008B2 (en) Auto lamination cassette apparatus
US20070251364A1 (en) Rotary die cutter - cutting
JP2009073005A (ja) スクリーン印刷方法及びスクリーン印刷装置
JP5887008B1 (ja) シート部材の製造方法
KR101864201B1 (ko) 비점착식 라벨 천공장치 및 이를 이용한 비점착식 라벨 제조방법
WO2012099347A2 (ko) 부재 플레이트의 프레스 타발 및 포장 장치
JP2014073515A (ja) ロールプレス抜き加工方法及び装置
KR20190050962A (ko) 타공 장치
KR101841242B1 (ko) 부품 접착용 양면테이프 제조방법
KR101841243B1 (ko) 부품 접착용 양면테이프 제조장치
JP5051286B2 (ja) 型抜きに用いられる刃型とその刃型を用いた型抜き方法
CN109070373B (zh) 坯料卷的表皮的切断方法以及装置
EP1974899A3 (en) Label manufacturing apparatus and method
CN110919763B (zh) 卷筒卡纸全模切清废装置
KR20160139872A (ko) 프레스 금형의 스크랩 상승 방지장치
KR20190043716A (ko) 타공 장치
CN105774212A (zh) 横向输纸无刀版数字化模切压痕设备
JP2015077639A (ja) ダイカット装置、切断方法
CN210589694U (zh) 用于制备手撕位无冲切刀痕产品的模切设备
JP5063193B2 (ja) ラベル連続体の生産装置
KR20190050963A (ko) 타공 장치
JP2015107850A (ja) 保護紙剥離分離処理装置
JP3025125B2 (ja) 打抜剥離方法および打抜剥離装置
JP2006055970A (ja) クリーニング部材の切断方法

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120924

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121009

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121010

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151019

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5112572

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151019

Year of fee payment: 3

R154 Certificate of patent or utility model (reissue)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R154

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151019

Year of fee payment: 3

R154 Certificate of patent or utility model (reissue)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R154

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250