JP5111978B2 - 展示棚照明システム - Google Patents
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Description
本発明の第1の実施形態に係る展示棚照明システムについて図1乃至図4を参照して説明する。図1は、本実施形態に係る展示棚照明システムの外観構成を示す。展示棚照明システム(以下、本システムという)1は、展示物2を収容する展示棚3と、展示棚3の周辺を照明する演出用照明器具4と、展示物2を照明する確認用照明器具5と、展示棚3に設けられた第1の人感センサ6と、展示棚3に設けられ、第1の人感センサ6と異なる検知エリアを持った第2の人感センサ7と、演出用照明器具4及び確認用照明器具5を点灯制御する制御部8と、演出用照明器具4及び確認用照明器具5に電源から電力を供給する点灯回路9とを備える。
展示棚3は、例えば、アパレルショップ等の店舗等に設けられ、図中の矢印Aを展示棚3の前方としたとき、前方及び後方が通路に面している。店舗等においては、複数の展示棚がその長手方向に一列上に配置されると考えられる。展示棚3は、例えば、衣料品(スーツ、コート、セーター、シャツ、靴下、下着等)や服飾雑貨(靴、財布、鞄、帽子等)等の展示物2を棚内に収容する。展示棚3は、柱部材31と、柱部材31に略直角に接続される桁部材32と、桁部材32と固定され、展示物2が載置される棚板33とで構成されている。展示棚3は、構成部品の有無や材質、色調、大きさ等に限定されるものではない。例えば、棚板33を透明板や導光板等で構成してもよい。
演出用照明器具4は、展示棚3上部の桁部材32に固定用フレーム34を介して設置されている。演出用照明器具4の設置箇所は、上記箇所に限られず、例えば、柱部材31の上部であってもよいし、展示棚3を配置した店舗の天井部であってもよい。また、演出用照明器具4が展示棚3や天井部等に複数配置されていてもよい。演出用照明器具4は、予め設定した演出照明用の点灯態様で点灯して、展示棚3や展示物2に対して人目の引くような演出照明を行う。このような点灯態様としては、例えば、演出用照明器具4の発光色を、展示棚3の周囲の雰囲気を落ち着かせ、且つ暖かみのある空間を作り出せる低色温度(2800〜4500K)のものにすることが挙げられる。また、上記発光色を季節感を演出できるように春夏秋冬に合わせて変化させたり、午後と午前で異なったものとなるように時間帯に応じて変化させたりしてもよい。演出用照明器具4は、蛍光灯や冷陰極ランプ、LED、有機EL等が挙げられ、これらを複数組み合わせて構成したものであってもよい。
確認用照明器具5は、人が展示棚3に収容された展示物2を手に取った際に、展示物2の色調を人が認識し易いように展示物2を照明する。確認用照明器具5は、高色温度で高演色で発光するものを用いることが望ましい。本実施形態において、確認用照明器具5は、ライン照明であって、展示棚3上部の桁部材32に沿って、展示棚3の前後両側に1つずつ配置されている。このように、展示棚3と一体化させることで、展示棚3や店舗空間のデザイン性を損なわないようにできる。また、ライン照明とすることで、展示棚3の前方及び後方をムラなく照らすことができるので、人は展示棚3の前方及び後方における広い範囲で展示物2の色調を認識することができる。ライン照明としては、導光部材の両端又は片側に光源に設けた導光方式によるものや、複数のLEDを直線上に配置したもの、有機EL、蛍光ランプ等が挙げられる。
第1の人感センサ6は、展示棚3の前後両側に1つずつ設けられており、展示棚3がその長手方向に面する通路側の範囲を検知エリア61とし、この検知エリア61に人が存在するか否かを検知するようになっている。本実施形態においては、展示棚3下部の桁部材32に第1の人感センサ6をそれぞれ設置している。第1の人感センサ6としては、入手性や簡便性等の観点から、赤外線方式のものが挙げられる。また、超音波式やマイクロ波式、音響式のものであってもよい。赤外線方式の人感センサは、人体から出る赤外線に反応するものであって、人が近付くと人感センサ内のセンシング部が稼動し、人感検知信号を出力するものである。
第2の人感センサ7は、展示棚3の前後両側に1つずつ設けられており、展示棚3の開口近傍であって、展示棚3がその長手方向に面する通路側の範囲を検知エリア71とし、この検知エリア71に人が存在するか否かを検知するようになっている。本実施形態においては、展示棚3上部の桁部材32に第2の人感センサ7をそれぞれ設置している。第2の人感センサ7としては、第1の人感センサ6と同様に、赤外線方式のものを用いることが望ましい。
図2は、本実施形態に係る展示棚照明システムの電気的なブロック構成を示す。制御部8は、第1の人感センサ6及び第2の人感センサ7の人感検知信号に基づいて、検知エリア内の人がどのような行動態様であるかを判別し、この判別結果に基づいて演出用照明器具4及び確認用照明器具5を点灯制御する。制御部8には、展示物2を管理するための各種端末機器(管理用サーバ)に上記人感検知信号を送信する通信部12が設けられている。通信部12は、店舗内に設置された表示端末13とイントラネット接続されており、この表示端末13は、通信部12からの人感検知信号を展示物2へのアクセス情報として表示する。これにより、店舗スタッフは、店舗内の状況をモニタリングすることができ、展示物2の注目度を把握したり、顧客の行動を分析したりすることができる。上記アクセス情報の履歴は、通信部12と接続された記録部14に記録される。また、通信部12は、本社やフランチャイズ店等に設置された表示端末15とインターネット接続されており、上記アクセス情報がこの表示端末15に表示される。これにより、上記アクセス情報をマーケティングにさらに有効活用することが可能になる。なお、イントラネット接続及びインターネット接続の通信プロトコルとしては、LANやBluetooth、電力線通信等が挙げられる。
本発明の第2の実施形態に係る展示棚照明システムについて図5を参照して説明する。図5は、本実施形態に係る展示棚照明システムの外観構成を示す。同図において、第2の人感センサ7の他は図示を省いているが、上記と同等である。本システム1では、第2の人感センサ7を棚板33毎にその裏面の略中央部に設けて、棚板33で区切られる棚内の空間をそれぞれの検知エリア71としている点で第1の実施形態と相違する。このように構成することで、人が展示棚3の通路側を通行するときに、その存在が第2の人感センサ7によって検知されることがないので、確認用照明器具5が点灯することが確実に防止され、省エネルギー効果が一層高くなる。
本発明の3の実施形態に係る展示棚照明システムについて図6を参照して説明する。図6は、本実施形態に係る展示棚照明システムの外観構成を示す。本システム1では、図中の矢印Aを展示棚3の前方としたとき、展示棚3がその後方に壁16が近接するように配置されたことに伴って、展示棚3の前方である一方の通路側にのみ、第1の人感センサ6、第2の人感センサ7及び確認用照明器具5を設けている。その他の構成は、第1の実施形態と同様である。このように構成することにより、本システムの製造コストを抑えることが可能となる。
2 展示物
3 展示棚
4 演出用照明器具
5 確認用照明器具
6 第1の人感センサ
7 第2の人感センサ
8 制御部
Claims (3)
- 展示棚の周辺を照明する演出用照明器具と、展示棚に収容される展示物の色調を人が認識し易いように当該展示物を照明する前記演出用照明器具とは別の確認用照明器具とを備えた展示棚照明システムであって、
展示棚の通路側と、展示棚の棚内又は開口近傍とを検知エリアとする人感センサと、
前記人感センサの人感検知信号に基づいて、検知エリア内の人がどのような行動態様であるかを判別し、人が展示棚の通路側を通行していると判別されたときは、前記演出用照明器具を点灯させ、人が展示物を取ろうとしていると判別されたときは、前記確認用照明器具を点灯させる制御部と、を備えたことを特徴とする展示棚照明システム。 - 前記確認用照明器具は、通路床面から略120cm以下の高さに設置されていることを特徴とする請求項1に記載の展示棚照明システム。
- 前記人感検知信号は、通信用インターフェースを介して展示物を管理するための管理用サーバに送信されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の展示棚照明システム。
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