JP5111471B2 - フィルタ取付具 - Google Patents

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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Description

本発明は、フィルタ取付具に関するものであり、特に、飲食店等の店舗や工場施設等の天井裏に設置された空気調和装置の室内ユニットのユニットパネルに開口した吸込口の直近に浄化性能の優れた外付用フィルタを取付支持するためのフィルタ取付具に関するものである。
従来から、各種店舗、企業のオフィス、或いは工場施設等において、室内温度を一定に調整するための空気調和装置(所謂「エアコン(エアコンディショナ)」が数多く設置され、来店した客等に対して快適な室内環境を提供している。ここで、空気調和装置は、外気及び室内空気を取込み、熱交換処理によって温度調整された冷気(または暖気)を室内に供給するものであり、一般に熱交換処理後の高温の排熱(排気熱)を排出するために、主に室外に設置された室外ユニットと、室内空気を吸込むとともに、熱交換処理され、温度調整された冷気等を室内に送気するための室内ユニットとによって構成されている。ここで、特に業務用の室内ユニットの場合、広範囲の室内空間の空気調和を行うために、室内ユニットのサイズが比較的大型化する傾向があり、室内にそのまま設置することは、店舗等のスペースを無駄に占有することがあった。さらに、飲食店等の場合、室内ユニットが室内の雰囲気を損なう場合もあった。そこで、室内ユニットを店舗の天井裏に配された鉄骨等に吊下支持するように固定し、天井には室内ユニットの一部構成をなす吹出口及び吸込口が備えられたユニットパネルを設置することが行われる。これにより、室内ユニットによって無用なスペースの占有や室内雰囲気を壊す等の問題が解消される。
ここで、室内ユニットのユニットパネルは、主に正方形状を呈し、各パネル辺に沿うように四箇所の吹出口が設けられ、係る吹出口に囲まれた内側の中央部分に正方形状の吸込口が設けられていることが多い。このとき、吸込口の下流側(室内ユニット側)には、上記防塵部材で集塵できなかった細かい微粒子等を除去するためのエアフィルタが設置されている。これにより、室内ユニットの熱交換処理機構には、室内空気から夾雑物等が除去された浄化空気のみが導入されることになる。これにより、熱効率を良好なものとし、さらに夾雑物によって室内ユニットに不具合が生じることを防ぐことができる。
ここで、室内ユニットに採用されるエアフィルタは、通常の店舗やオフィス等において使用する場合には、十分な浄化能力を有している。しかしながら、飲食店、特に、焼肉店やお好み焼き店のように個々の客席にロースターや鉄板等の調理設備を有する店舗の場合、又は中華料理等の油を多く含む料理を提供する店舗の厨房等では、室内空気に大量の油(油煙)等の不純物が混在していることがある。さらに、工場施設では、生産工程で排出される油煙や粉塵等を室内空気が多く含んでいる場合がある。そのため、室内空気の汚染度合いが通常に比べて著しく高くなることがあった。係る汚染度の高い室内空気(汚染空気)を、上述の一般的な室内ユニットに採用されたエアフィルタで除去しようすると、すぐにエアフィルタの処理能力の限界に達し、それ以上の浄化処理ができなくなることがあった。したがって、飲食店等では、内部のエアフィルタの清掃や交換作業を頻繁に行う必要があり、作業コストや作業性の点で問題となることがあった。
特に、室内ユニットのパネルユニットの裏側(天井裏)に設置されたエアフィルタの場合、パネルユニットを一端取り外す必要があり、交換作業が大掛かりなものとなることがあった。
一方、上記問題を解消するために、パネルユニットの吸込口に、片面に粘着材が塗布されたシート状の外付用のフィルタをパネルユニットに直接貼着するタイプのものも知られている。しかしながら、フィルタの固定に粘着テープ等の粘着材を使用しているため、油分が多い汚染空気の環境下では十分な接着性能を維持することができず、貼着後にすぐに粘着性を喪失し、フィルタが剥がれ落ちてしまう可能性があった。
そこで、本発明は、上記実情に鑑み、既存の空気調和装置の設備をそのまま利用し、吸込口の直近に外付用のフィルタを配して支持することが可能であって、フィルタの取付作業及びフィルタ自体の交換作業を簡易的に行うことが可能なフィルタ取付具の提供を課題とするものである。
上記の課題を解決するため、本発明のフィルタ取付具は、「四角枠形状のフレームのフレーム枠内にフィルタを保持し、天井に設置された空気調和装置のユニットパネルに設けられた吸込口に相対して前記フィルタを配設するフィルタ内枠部と、前記フィルタ内枠部のそれぞれの内枠角部にステー先端部が連結され、前記フィルタ内枠部の対角方向に沿って延設された連結ステーと、前記連結ステーのステー他端部と接続され、前記ユニットパネルのパネル角部の形状に沿って曲折された外枠基部、及び前記外枠基部の基部辺縁から前記フィルタ内枠部側に向かって曲折され、前記ユニットパネルの前記パネル角部と前記天井との間の隙間に挿込まれる挿設片を有し、前記連結ステーを介して接続された前記フィルタ内枠部の前記フレーム内の前記フレームを前記ユニットパネルの前記吸込口に密接させるフィルタ外枠部と」を具備するものから主に構成されている。
ここで、フィルタ内枠部のフレーム枠内に保持されるフィルタとしては、例えば、ワイヤメッシュ、金属多孔体、或いは不織布を積層することによって構成した不織布フィルタ等を使用することができる。また、フィルタを枠内に保持するフィルタ内枠部は、特に限定されないが、例えば、アルミニウムやステンレス等の金属製素材によって構成し、フィルタを吸込口に相対可能に支持可能なように十分な強度を有するものであれば構わない。
一方、連結ステーとは、フィルタ内枠部のそれぞれの角(内枠角部)とステー先端部が連結され、ステー他端部でフィルタ外枠部と接続されるものであり、フィルタ内枠部及びフィルタ外枠部の間を繋ぐ長手形状の部材である。このとき、フィルタ内枠部及びフィルタ外枠部には、上記連結ステーのステー先端部及びステー他端部と連結、接続されるための接続部がそれぞれ設けられている。
さらに、フィルタ外枠部とは、連結ステーのステー他端部と接続した外枠基部及び挿設片を有するものであり、挿設片を空気調和装置のユニットパネルと天井との間に挿込むことにより、連結ステーを介して接続されたフィルタ内枠部及びフィルタをユニットパネルの吸込口に相対するように支持することが可能なものである。なお、一般的な空気調和装置の場合、天井裏に設置された室内ユニットを固定する固定具(ボルト等)を緩めることにより、ユニットパネルと天井との間を任意に調整することができるようになっている。
したがって、本発明のフィルタ取付具によれば、ユニットパネルの四箇所のパネル角部と天井の間にフィルタ外枠部の挿設片を挿入する。このとき、フィルタ外枠部の外枠基部は、ユニットパネルの形状に沿って曲折(約90°)されているため、ユニットパネルの外周部と外枠基部の基部内周部とが略一致した状態で挿設される。このとき、それぞれのフィルタ外枠部には、フィルタ内枠部の対角方向に沿って連結ステーが接続され、さらにステー先端部を介してフィルタ内枠部が取付けられている。ここで、正方形状のユニットパネルの場合、上記連結ステーは当該ユニットパネルの対角線上に沿って配設されることになる。これにより、ユニットパネルの吸込口に相対する位置にフィルタを支持することが可能となる。すなわち、四箇所の挿設片によってフィルタ取付具がユニットパネルから外れて落下することがないように支持されることになる。
ユニットパネルの吸込口の下方(上流側)にフィルタが設置されることにより、空気調和装置を稼働させた場合、室内空気(例えば、焼肉店等の油煙を含む汚染空気等)はフィルタ取付具によって取付けられたフィルタに到達し、当該フィルタの吸着機能によって油分等の不純物が除去され、浄化した浄化空気が吸込口に吸込まれることになる。なお、吸込口の上方(下流側)には従来の不織布等のエアフィルタが設置されているため、二段階の浄化処理により、空気調和装置の室内ユニット内に汚染された空気が導入されることがない。さらに、四本の連結ステーは、ユニットパネルの対角方向に沿って配設されているため、ユニットパネルに設けられた四箇所の吹出口と連結ステーとが交叉するおそれがない。そのため、吹出口から吹出される冷気等が阻害されることがない。
さらに、本発明のフィルタ取付具は、上記構成に加え、「前記連結ステーは、長片板状部材によって形成され、前記フィルタ内枠部と連結されたステー先端部及び前記外枠基部と接続された前記ステー他端部でそれぞれのステー面が互いに直交するように捻られた捻り補強部を」具備するものであっても構わない。
したがって、本発明のフィルタ取付具によれば、フィルタ内枠部及びフィルタ外枠部を連結する連結ステーがステー先端部及びステー他端部の間の中央部近傍で、ステー面が直交するように捻られた捻り補強部を備えている。ここで、連結ステーは、挿設片によって鉛直方向への落下が抑制されたフィルタ外枠部に接続され、フィルタ外枠部による支持をフィルタ内枠部に対して伝達するものである。そのため、連結ステーには、フィルタ内枠部及びフィルタの全重量が荷重として加わることになる。そのため、連結ステーは荷重に対して十分な強度を有する必要がある。そこで、本発明のフィルタ取付具のように、互いのステー面を直交するように90°捻りを加えた捻り補強部を設けることにより、連結ステーによる強度をさらに高める(補強する)ことが可能となる。これにより、フィルタ内枠部及びフィルタから構成される連結ステーのステー先端部に取付可能重量をアップさせることができる。
さらに、本発明のフィルタ取付具は、上記構成に加え、「前記連結ステーと前記フィルタ内枠部及び前記フィルタ外枠部の少なくとも一方との間に介設され、前記フィルタ内枠部及び前記フィルタ外枠部の水平方向の相対的位置関係を調整する水平位置調整手段を」具備するものであっても構わない。
したがって、本発明のフィルタ取付具は、フィルタ内枠部及びフィルタ外枠部との間の水平方向の相対的位置関係を調整する水平位置調整手段を有している。ここで、水平位置調整手段とは、例えば、連結ステーのステー先端部及びフィルタ内枠部の接続片に複数のボルト孔をそれぞれ穿設し、互いのボルト孔を重ね合わせ、ボルトを挿込む位置を変化させることにより、フィルタ内枠部及びフィルタ外枠部の間の距離を調整することが可能となる。係る構成を有することにより、ユニットパネルに本発明のフィルタ取付具を取設する作業を容易にすることが可能となる。さらに、ユニットパネルのサイズが異なる場合であっても、上記調整手段によって対応することが可能となる。
さらに、本発明のフィルタ取付具は、上記構成に加え、「前記連結ステーと前記フィルタ内枠部及び前記フィルタ外枠部の少なくとも一方との間に介設され、前記フィルタ内枠部及び前記フィルタ外枠部の鉛直高さ方向の相対的位置関係を調整する高さ位置調整手段を」具備するものであっても構わない。
したがって、本発明のフィルタ取付具は、フィルタ内枠部及びフィルタ外枠部の鉛直高さ方向の相対的位置関係を調整する高さ位置調整手段を有している。ここで、ユニットパネルの吸込口の位置及びパネル筐体は、天井面と略一致することはほどんどなく、天井面から下方に向かって突設していることが一般的である。この突設の程度は、サイズや品番毎に相違するものである。そのため、本発明のフィルタの高さ位置調整手段を利用することにより、パネル角部に固定されたフィルタ外枠部に対し、フィルタ内枠部の鉛直高さ方向の相対的位置関係を調整することにより、ユニットパネルの吸込口にフィルタ内枠部及びフィルタを当接させることが可能となる。なお、高さ位置調整手段の構成は、特に限定されるものではなく、上述の水平位置調整手段と同様に、複数のボルト孔等及びボルト、ナットとの締結によって調整するものが想定される。
さらに、本発明のフィルタ取付具は、上記構成に加え、「前記フィルタ内枠部の内枠上表面に取設され、前記空気調和装置の前記吸込口の周囲のユニットパネルと前記フィルタ内枠部との間を埋めるスペーサを」具備するものであっても構わない。
したがって、本発明のフィルタ取付具によれば、フィルタ内枠部及びユニットパネルの間を隙間なく埋めるスペーサをさらに具備している。これにより、フィルタ取付具によって支持されたフィルタを通過した空気が吸込口に確実に吸込まれることになる。なお、スペーサとしては、弾性変形可能なゴム或いは発泡性のポリウレタン樹脂等を利用することができる。これにより、フィルタ内枠部を上方のユニットパネルに押付けるようにしてフィルタ取付具を設置することにより、さらに隙間を少なくすることが可能となる。
本発明の効果として、フィルタ取付具を使用することにより、既存の空気調和装置に付加価値の高い、高性能の外付けのフィルタを設置することができる。これにより、フィルタの処理能力を向上させることができ、焼肉店等の油分を含む汚染空気であっても処理することができる。そのため、既存設備を交換することがなく、設備コストを大幅に軽減することができる。さらに、空気調和装置の外側に取付けられているため、フィルタの汚れの判別が容易となり、かつフィルタが汚れた場合の交換作業を楽に行うことができる。
本実施形態のフィルタ取付具の構成を示す平面図である。 フィルタ取付具及びフィルタを天井に取付けた状態を示す斜視図である。 フィルタ取付具の構成を示す正面図である。 フィルタ取付具及びフィルタを天井に取付けた状態を模式的に示す側面図である。 連結ステー及びフィルタ外枠部の構成を示す拡大斜視図である。 (a)水平位置調整機構、(b)高さ位置調整機構の一例を示す説明図である。
次に、本実施形態のフィルタ取付具1について、図1乃至図6に基づいて説明する。ここで、図1は本実施形態のフィルタ取付具1の構成を示す平面図であり、フィルタ取付具1及びフィルタ2の天井Tへの取付状態を示す斜視図であり、図3はフィルタ取付具1の構成を示す正面図であり、図4はフィルタ取付具1及びフィルタ2の天井Tへの取付状態を模式的に示す側面図であり、図5は連結ステー3及びフィルタ外枠部4の構成を示す斜視図であり、図6は(a)水平位置調整機構5、及び(b)高さ位置調整機構6の一例を示す説明図である。なお、図1及び図2において、フィルタ内枠部8にフィルタ2を保持した状態のフィルタ取付具1を図示している。ここで、本実施形態のフィルタ取付具1は、飲食店の店舗に設置された既設の空気調和装置の室内ユニットUを構成する天井Tに設けられたユニットパネル7の室内空気A1の吸込口16に相対するようにセラミックス製のフィルタ2を配し、油分等によって汚染された汚染空気(室内空気A1)を吸込んでフィルタ2及び室内ユニットUの内部に設けられたエアフィルタ(図示しない)によって多段階的に空気浄化処理をするものについて例示する。
ここで、ユニットパネル7は、一般的な室内ユニットUの構成に含まれるものであり、全体が略正方形状を呈し、中央付近が突出するとともに先端部が截頭された截頭四角錐形状をなして構成されている。そして、ユニットパネル7のそれぞれ四つのパネル辺7a(斜辺に相当)に、熱交換処理された冷気(または暖気)を室内に送気するための長手形状の吹出口15が開口するように設けられ、さらにその吹出口15で囲まれた中央の平面(截頭平面に相当)には、室内空気A1を吸気するための吸込口16が設けられている。なお、天井Tに設置されたユニットパネル7はプラスチック材料を利用して主に構築され、吹出口15には吹出方向を調整可能な吹出フィン(図示しない)、吸込口16には大きな夾雑物の吸込みを防止するためのメッシュ状等の夾雑物除去部等(図示しない)が設けられている。
本実施形態のフィルタ取付具1は、図1乃至図6に示されるように、室内空気A1に含まれる汚染物質を吸着して除去するためのフィルタ2を枠内に保持するフィルタ内枠部8と、フィルタ内枠部8と連結する連結ステー3と、連結ステー3のステー他端部9と接続され、フィルタ取付具1をユニットパネル7に固定するためのフィルタ外枠部4とを主に具備している。
さらに、具体的に説明すると、フィルタ内枠部8は、フィルタ2の外縁部が嵌設し、保持することが可能な四本のステンレス製のフレーム11を組合わせ、中心にフィルタ2の保持用の空間を有する四角枠形状に形成されている。ここで、フレーム11によって形成された枠内に金属多孔体によって形成されたフィルタ2が保持される。このとき、フィルタ内枠部8の内枠形状とフィルタ2の外周形状は、略一致するように設計され、フィルタ内枠部8はフィルタ2を隙間なく安定して保持することができるようになっている。ここで、フィルタ2は、多孔性のため、室内空気A1との接触面積が大となり、室内空気A1に含まれる油分等の汚染物質をフィルタ2の内部に吸着させる性質を有している。その結果、フィルタ2を通過した室内空気A1は、上記汚染物質が除去され、浄化された浄化空気A2がフィルタ2の裏面から排出されることになる。そして、浄化空気A2は、室内ユニットU内のエアフィルタによって再度浄化処理がなされ、フィルタ2で除去されなかった微細な汚染物質が除去される。
さらに、連結ステー3は、フィルタ内枠部8のコーナーに位置する四箇所の内枠角部12にステー先端部13が連結され、フィルタ内枠部8(或いはフィルタ2)の対角方向(対角延長線上)に沿って延設され、ステー他端部9がフィルタ外枠部4に接続されている。ここで、連結ステー3は、ユニットパネル7に設けられた吸込口16からパネル角部18に至るまでの距離に略一致する長さとして設計されている(図2等参照)。なお、連結ステー3は、金属製の長片板状部材によって形成され、フィルタ内枠部8と連結されたステー先端部13及びフィルタ外枠部4の外枠基部19と接続されたステー他端部9でそれぞれのステー面20a,20bが互いに直交するように、連結ステー3の中央部で90°の捻り加工が施された捻り補強部21を有して構成されている。この捻り補強部21によって、四箇所のフィルタ外枠部4によってユニットパネル7に引っ掛け支持されたフィルタ内枠部8の支持可能重量を増加させることができる。
一方、フィルタ外枠部4は、連結ステー3のステー他端部9と接続され、ユニットパネル7のパネル角部18の形状に沿ってほぼ90°曲折された曲片状の外枠基部19と、外枠基部19の基部辺縁19aからフィルタ内枠部8の側に向かって曲折され、ユニットパネル7のパネル角部18と天井Tとの間の隙間Wに挿込まれる挿設片22を有して構成されている。したがって、四箇所のフィルタ外枠部4の挿設片22を上記隙間Wに挿入することにより、ユニットパネル7のパネル角部18の裏面に、フィルタ外枠部4及びフィルタ内枠部8等の荷重がかかることになる。このとき、室内ユニットUの本体に固定されたユニットパネル7は、フィルタ外枠部4等の重力を十分支持することができるように設計されている。
さらに、フィルタ内枠部8の内枠上表面8aには、吸込口16の周囲のユニットパネル7のパネル面17とフィルム内枠部8との間を充填するゴム弾性素材からなるスペーサ24が設けられている。これにより、フィルタ取付具1をフィルタ外枠部4を介してユニットパネル7に固定し、フィルタ2をユニットパネル7の吸込口16に密接させようとした場合の空隙の発生を上記スペーサ24によって阻害することができ、フィルタ2によって浄化された浄化空気A2がユニットパネル7及びフィルタ内枠部8の間から漏出することがない。これにより、浄化空気A2を確実に吸込口16を介して室内ユニットUまで送出することができる。
さらに、本実施形態のフィルタ取付具1は、フィルタ内枠部8と連結ステー3のステー先端部13とを連結する箇所に水平位置調整機構5(水平位置調整手段に相当)が設けられている(図6(a)参照)。すなわち、フィルタ内枠部8の内枠角部12から突出した板状の一対の内枠突部25に複数の枠孔部(図示しない)が設けられており、一方、ステー先端部13にも同一形状の第一ステー孔部(図示しない)が設けられている。そして、一対の内枠突部25の間に連結ステーのステー先端部13を挿入し、さらに枠孔部及び第一ステー孔部を任意位置で合致させる。そして、合致した孔部にボルト軸を挿通し、ナットによって固定する固定締結具28で固定する。本実施形態の場合、フィルタ内枠部8と連結ステー3との間の連結には、二つの固定締結具28を利用している。これにより、フィルタ内枠部8と連結ステー3とが強固に連結される。その結果、合致させる孔部の位置を調整することで、フィルタ外枠部4に対するフィルタ内枠部8の相対的位置関係を任意に設定することができる。これにより、フィルタ内枠部8の取付作業及び交換作業が容易となる。
一方、連結ステー3のステー他端部9とフィルタ外枠部4とを接続する箇所には、高さ位置調整機構6(高さ位置調整手段に相当)が設けられている(図6(b)参照)。すなわち、フィルタ外枠部4の外枠基部19に上下に長円形状の長円孔部29が穿設され、一方、ステー他端部9には長円孔部29の孔幅と一致する第二ステー孔部が設けられている。孔部29,30を一致させ、かつ任意の高さ位置でボルト及びナット等の固定締結具31を利用して連結ステー3及びフィルタ外枠部4を連結する。これにより、フィルタ外枠部4に対する連結ステー3及びこれに連結されたフィルタ内枠部8の鉛直高さ方向の相対的な位置関係を所定の範囲で任意に設定することができる。その結果、フィルタ内枠部8(内枠上表面8a)及びユニットパネル7の吸込口周面の間の距離を任意とすることができ、フィルタ内枠部8の密接状態をさらに高めることができる。
次に、本実施形態のフィルタ取付具1の取付例及び使用例について説明する。始めに図1に示すように各部(フィルタ内枠部8、連結ステー3、フィルタ外枠部4)をそれぞれ接続し、フィルタ取付具1を固定する。このとき、水平位置調整機構5及び高さ位置調整機構6による水平方向及び高さ方向は、仮止め位置で固定されている。そして、天井Tに配された室内ユニットUのユニットパネル7のパネル角部18と天井Tとの隙間Wに、フィルタ外枠部4の挿設片22を挿入する(図4二点鎖線拡大図参照)。なお、ユニットパネル7と天井Tとの間の隙間Wは、室内ユニットUと天井裏の鉄骨とを固定している固定ボルト(図示しない)を緩めることにより任意の幅に調整することができ、ここでは挿設片22の厚さに略一致するように設定されている。
そして、隙間Wにフィルタ外枠部4が挿入されることにより、フィルタ外枠部4がユニットパネル7に引っ掛けられる。これにより、フィルタ外枠部4は重力に従って下方に向かう力が作用する。このとき、フィルタ外枠部4の挿設片22の片面22aがパネル角部18の角部裏面18aと当接するため、フィルタ外枠部4の落下が規制される。さらに、水平位置調整機構5及び高さ位置調整機構6によってフィルタ外枠部4に対するフィルタ内枠部8の水平方向及び高さ位置方向の調整が図られる。これにより、ユニットパネル7の吸込口周面にスペーサ24を当接させ、ユニットパネル7の吸込口16の直下にフィルタ内枠部8のフィルタ2が位置するように形成される。ここで、水平位置調整機構5及び高さ位置調整機構6は、上述した固定締結具28,31とボルトの挿込まれる孔部等によって調整され、最終的に強く締結される。
なお、本実施形態のフィルム取付具1の場合、例えば、フィルタ2を含めた総重量が約2.4kg〜3.2kgのものが想定される。そのため、室内ユニットUのユニットパネル7で上記荷重を十分に支えることができる。さらに、連結ステー3が中央に捻り補強部21を有しているため、フィルタ外枠部4及び連結ステー3によるフィルタ内枠部8の支持可能重量をアップさせることができる。
したがって、上記構成により、ユニットパネル7の吸込口16の直近に外付用のフィルタ2を配置することができ、焼肉店等の油煙を含む汚染された室内空気A1を上記フィルタ2によって吸着除去し、浄化された浄化空気A2を吸込口16へ導くことができる。このとき、スペーサ24によってフィルタ2と吸込口16との間から横方向に浄化空気A2が漏出することがない。さらに、フィルタ内枠部8の対角方向(ユニットパネル7の対角線上に相当)に沿って4本の連結ステー3が配されているため、ユニットパネル7の吹出口15の吹出を阻害することがない。
加えて、フィルタ2が汚れ、浄化処理性能が低下した場合には、フィルタ取付具1をユニットパネル7から外し、フィルタ内枠部8(またはフィルタ2のみ)を交換することが可能である。すなわち、従来の空気調和装置の室内ユニットのように、ユニットパネル7を取外し、その内部のエアフィルタを交換する作業を要することがなく、外付けのフィルタ2或いはフィルタ内枠部8毎交換することができる。これにより、作業効率が向上する。
以上、本発明について好適な実施形態を挙げて説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではなく、以下に示すように、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々の改良及び設計の変更が可能である。
すなわち、本実施形態のフィルタ取付具1において、フィルタ内枠部8に保持するフィルタ2として金属多孔体を使用したがこれに限定されるものではなく、除去対象となる汚染物質に応じて任意に設定することができる。そのため、不織布等で構成された不織布フィルタであっても構わない。さらに、連結ステー3をステー先端部13及びステー他端部9でそれぞれステー面20a,20bを直交させるものを示したがこれに限定されるものではなく、捻り補強部21を有しない、通常の長片板状の連結ステーを使用するものであっても構わない。すなわち、支持するフィルタ内枠部及びフィルタが比較的軽量な場合、通常の連結ステーであっても十分な吊下強度を有することになる。
さらに、本実施形態のフィルタ取付具1において、既存の空気調和装置のユニットパネル7の内部にエアフィルタを設置し、外付けされたフィルタ2及びエアフィルタの二段階で汚染された室内空気A1の除去を行うものを示したが、これに限定されるものではなく、フィルタ取付具1に取付けられたフィルタ2によって十分な浄化性能を示すことができれば、上記エアフィルタの配設を省略するものであっても構わない。これにより、圧力損失を抑えることができ、室内空気の良好な吸込みが可能となる。さらに、フィルタ取付具1を取付ける空気調和装置1のユニットパネル7として略正方形状を呈するものを示したが、これに限定されるものではなく、例えば、長方形状等の四角形状、或いはその他の多角形状若しくは円形状、楕円形状等の種々の形状のユニットパネルに対応するものであっても構わない。すなわち、本実施形態のフィルタ取付具1を取付けるユニットパネル(及び吸込口)の形状に応じて、フィルタ取付具1の形状を任意に設定することができる。
1 フィルタ取付具
2 フィルタ
3 連結ステー
4 フィルタ外枠部
5 水平位置調整機構(水平位置調整手段)
6 高さ位置調整機構(高さ位置調整手段)
7 ユニットパネル
7a パネル辺
8 フィルム内枠部
8a 内枠上表面
9 ステー他端部
12 内枠角部
13 ステー先端部
16 吸込口
19 外枠基部
19a 基部辺縁
20a,20b ステー面
21 捻り補強部
22 挿設片
24 スペーサ
A1 室内空気
A2 浄化空気
T 天井
U 室内ユニット
W 隙間

Claims (5)

  1. 四角枠形状のフレームのフレーム枠内にフィルタを保持し、天井に設置された空気調和装置のユニットパネルに設けられた吸込口に相対して前記フィルタを配設するフィルタ内枠部と、
    前記フィルタ内枠部のそれぞれの内枠角部にステー先端部が連結され、前記フィルタ内枠部の対角方向に沿って延設された連結ステーと、
    前記連結ステーのステー他端部と接続され、前記ユニットパネルのパネル角部の形状に沿って曲折された外枠基部、及び前記外枠基部の基部辺縁から前記フィルタ内枠部側に向かって曲折され、前記ユニットパネルの前記パネル角部と前記天井との間の隙間に挿込まれる挿設片を有し、前記連結ステーを介して接続された前記フィルタ内枠部の前記フレーム内の前記フレームを前記ユニットパネルの前記吸込口に密接させるフィルタ外枠部と
    を具備することを特徴とするフィルタ取付具。
  2. 前記連結ステーは、
    長片板状部材によって形成され、
    前記フィルタ内枠部と連結されたステー先端部及び前記外枠基部と接続された前記ステー他端部でそれぞれのステー面が互いに直交するように捻られた捻り補強部をさらに具備することを特徴とする請求項1に記載のフィルタ取付具。
  3. 前記連結ステーと前記フィルタ内枠部及び前記フィルタ外枠部の少なくとも一方との間に介設され、
    前記フィルタ内枠部及び前記フィルタ外枠部の水平方向の相対的位置関係を調整する水平位置調整手段をさらに具備することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のフィルタ取付具。
  4. 前記連結ステーと前記フィルタ内枠部及び前記フィルタ外枠部の少なくとも一方との間に介設され、
    前記フィルタ内枠部及び前記フィルタ外枠部の鉛直高さ方向の相対的位置関係を調整する高さ位置調整手段をさらに具備することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一つに記載のフィルタ取付具。
  5. 前記フィルタ内枠部の内枠上表面に取設され、前記吸込口の周囲の前記ユニットパネルの吸込口周面と前記フィルタ内枠部との間を埋めるスペーサをさらに具備することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一つに記載のフィルタ取付具。
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