JP5110344B2 - 写真処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、撮影コマ画像を自動的に順次表示するスライドショーを作成するスライドショー作成部と、作成されたスライドショーを記録媒体に記録する画像記録部とを備えた写真処理装置に関する。
近年、写真DP店では、顧客から提供された写真フィルムやデジタルカメラのメモリカードなどから取得した撮影コマ画像に対して適切な画像処理を施した後、これを写真プリント出力する写真プリント出力サービスや、CD−R、CD−RW、DVD−R、DVD−RWなどの記録媒体に記録するメディア出力サービスが展開されている。このようなメディア出力サービスは、撮影コマ画像のデジタル処理が可能なデジタルミニラボと呼ばれる写真処理装置におけるオプション処理として実現されているが、この際、撮影コマ画像を自動的に順次表示するスライドショーを作成して、このスライドショーも記録媒体に記録して顧客に提供するサービスも行われている。
このようなスライドショーを作成する技術として、例えば特許文献1に記載の動画データ生成システムがある。この動画データ生成システムは、現像したフィルムなどから複数の静止画像データ(撮影コマ画像)を読み取る手段と、各々の静止画像データに対して予め定められた一画像当たりの表示時間から計算される数量の、静止画像データとの差分を示す差分データを生成する手段と、各々の静止画像データにこの差分データを付加して動画データを生成する手段(スライドショー作成部)と、情報記録媒体に、少なくとも動画データと静止画像データとをこの順で記録する手段(画像記録部)とを有している。
この動画データ生成システムにおいて静止画像データから動画データを生成するためには、例えば、フレームレートを60コマ/秒に設定し、基準となる静止画像データは30枚に1枚毎とし、5秒間隔で画像を切り替える動画データを生成する場合、まず、1/60秒後の画像データとして前の画像との差分が0の差分0データ(同一画像データ)を基準となる静止画像データに追加し、これを29回繰り返して0.5秒間に表示される画像データ群を生成する。さらに、この画像データ群の生成操作を9回繰り返すことにより、5秒間表示される複合データが生成される。そして、この複合データの生成操作を静止画像データの数だけ繰り返すことにより、各々の静止画像データが5秒表示される動画データが生成される。
特開2003−259303号公報(第〔0009〕〜〔0010〕段落、第〔0046〕〜〔0052〕段落)
しかしながら、特許文献1のシステムで作成した情報記録媒体を、スライドショー実行プログラムがインストールされているパソコンなどで実行する場合は、この実行プログラムを用いて静止画像データに基づいて一画像当たりの表示時間を変更してスライドショーを実行することができるが、上述のようにして生成され情報記録媒体に記録された動画データをDVDプレーヤーなどの動画再生機器で再生する場合は、一画像当たりの表示時間が予め定められているため、これを変更することができないという問題がある。
特にパソコンに不慣れなユーザや撮影コマ画像のスライドショーだけを鑑賞する場合は、DVDプレーヤーなどで鑑賞することが多いが、各撮影コマ画像が切り替わる望ましい時間間隔はそれを鑑賞するユーザの好みによって異なり、このように予め定められた一の表示時間だけではユーザにとって十分満足できるものとは言い難い。また、一時停止機能を用いることで画像の表示時間を長くすることはできるが、その都度一時停止の操作が必要であり操作が煩雑となる。
本発明は、かかる問題点に着目してなされたものであり、その目的は、ユーザが鑑賞するのに最適なスライドショーを提供可能な記録媒体を作成することができる写真処理装置を実現することにある。
上記目的を達成するための本発明に係る写真処理装置の第一特徴構成は、撮影コマ画像を自動的に順次表示するスライドショーを作成するスライドショー作成部と、作成されたスライドショーを記録媒体に記録する画像記録部とを備えた写真処理装置において、前記スライドショー作成部は、一の撮影コマ画像群について、スライドショーにおいて表示される前記撮影コマ画像群の各撮影コマ画像の表示時間がスライドショー毎に相違する複数のスライドショーを作成するとともに、前記画像記録部は前記複数のスライドショーを一の記録媒体に記録する点にある。
本構成のごとく、一の撮影コマ画像群について、スライドショーにおいて表示される各撮影コマ画像の表示時間(一撮影コマ画像当たりの表示時間)が、作成するスライドショー毎に相違する複数のスライドショーを一度に作成し、この複数のスライドショーを一の記録媒体に記録することで、ユーザが鑑賞するのに最適なスライドショーを提供可能な記録媒体を作成することができる。すなわち、ユーザはこの記録媒体をDVDプレーヤーなどの動画再生機器で再生する場合において、各撮影コマ画像の表示時間が相違する複数のスライドショーの中から自分の好みに応じた表示時間のスライドショーをメニュー画面で選択して鑑賞することができ、ユーザにとって鑑賞し易いスライドショーを提供することができる。例えば、スライドショーにおいて表示される撮影コマ画像群の各撮影コマ画像の表示時間が4秒・5秒・6秒・7秒・8秒の5種類のスライドショーを作成し、これをDVD−Rなどの記録媒体に記録してユーザに提供することで、ユーザはDVDプレーヤーなどで再生する場合に、これらの5種類のスライドショーの中から自身にとって最適な表示時間のスライドショーをメニュー画面において選択して鑑賞することができる。
本発明に係る写真処理装置の第二特徴構成は、前記スライドショーにおいて表示される撮影コマ画像が切り替わる際の切替モードを設定するとともに、前記各撮影コマ画像の前記表示時間の比率に応じて、設定された切替モードでの当該各撮影コマ画像からの切り替わりの開始から終了までの時間を変更する切替モード設定部を有する点にある。
表示される撮影コマ画像が切り替わる際、すなわち、一の撮影コマ画像から次の撮影コマ画像に切り替わる際の切替モードとして、表示されている撮影コマ画像の画面をめくり次の撮影コマ画像の画面を表示するモードや、表示されている撮影コマ画像をフェードアウトして次の撮影コマ画像を表示させるモードなど、種々の切替モードがある。本構成のごとく、表示される撮影コマ画像が切り替わる際にこの切替モードを設定するとともに、設定された切替モードの所要時間(切替モードの開始から終了までの時間)を撮影コマ画像の表示時間に応じて変更することで、表示時間の長短に合わせて好適な所要時間の切替モードが表示され、質の高いスライドショーを提供することができる。
本発明に係る写真処理装置の第三特徴構成は、前記撮影コマ画像群を構成する各撮影コマ画像を選択可能なスライドショー画像設定部を有する点にある。
本構成のごとく、スライドショーにおいて表示させる撮影コマ画像を選択画面などに基づいて選択可能にすることで、所望する撮影コマ画像などを適宜選択してスライドショーを作成することができる。また、全ての撮影コマ画像の中から一部を選択することで、スライドショーの冗長性を避けるとともに、作成する複数のスライドショー全体のデータ量を抑制することもできる。
本発明に係る写真処理装置の第四特徴構成は、予め指定したスライドショーの再生所要時間に基づいて、前記各撮影コマ画像の表示時間を自動的に調整する表示時間設定部を有する点にある。
スライドショーの再生所要時間(スライドショーの開始から終了までの時間)があまり長くならないように、その再生に係る所要時間を予め決めておくと便利な場合が多い。この場合、本構成のごとく、予め指定したスライドショーの再生所要時間に基づいて各撮影コマ画像の表示時間を自動的に調整、例えば指定した再生所要時間を表示する撮影コマ画像数で除算して各撮影コマ画像の表示時間を算出することにより、各撮影コマ画像の表示時間がスライドショー毎に相違する複数のスライドショーを簡単に作成することができる。
本発明に係る写真処理装置の第五特徴構成は、前記記録媒体の空き容量に基づいて、前記複数のスライドショーが当該記録媒体に記録可能か判定する記録量判定部と、前記記録量判定部において記録不可能と判定された場合、その判定結果を報知する報知部とを有する点にある。
スライドショーを複数作成する場合、必然的にその全体のデータ量が大きくなり、一の記録媒体に全て記録できない事態が生ずる可能性もある。このため、本構成のごとく、記録媒体の空き容量に基づいて複数のスライドショーが当該記録媒体に記録可能か判定し、記録不可能と判定された場合その判定結果を表示することで、作成した複数のスライドショーを一の記録媒体に記録する作業を確実かつ効率的に進めることができる。
以下、本発明に係る写真処理装置の実施形態を図面に基づいて説明する。
〔全体構成〕
図1に、本発明に係る写真処理装置の一例が模式的に示されている。この写真処理装置1は、いわゆるデジタルミニラボと称せられるものであり、現像済み写真フィルムやデジタルカメラ用メモリカードなどの記録媒体から取り込んだ撮影コマ画像の画像データ(以下、単に「撮影コマ画像」と称する)に対して、必要な画像処理を施してプリントデータとしてプリントステーション1Bに転送したり、画像処理を施された撮影コマ画像などのデータを記録装置1Cに転送したりする操作ステーション1Aと、この転送されたプリントデータに基づいて印画紙に対して露光処理と現像処理とを行う写真プリンタとしてのプリントステーション1Bと、転送された撮影コマ画像などを空の記録媒体Mに記録する記録装置1C(画像記録部の一例)とから構成されている。
操作ステーション1Aのデスク状コンソールの上部位置には、現像済み写真フィルムから撮影コマ画像などのフィルム情報を取得するフィルムスキャナ2、取得した撮影コマ画像に対して必要な画像処理などを行うコントローラ4として機能する汎用パソコン、各種情報を表示するモニタ4a、各種設定や調整を行う際に用いる操作入力部として利用されるキーボード4bやマウス4cなどが配置されている。デジタルカメラ用メモリカードなどの記録媒体に対して一連(1オーダ分)の撮影コマ画像の読み書きが可能なメディアドライブ3は、このコントローラ4に組み込まれており、このコントローラ4にはモニタ4aなども接続されている。
プリントステーション1Bは、図3に示すように、筐体内部に2つの印画紙マガジンMG、露光ユニットEx、現像処理部Deなどを備えている。この2つの印画紙マガジンMGに納めたロール状の印画紙Pを搬送してプリントサイズに切断するとともに、この切断された印画紙Pに対して露光ユニットExで撮影コマ画像の露光を行い、この露光後の印画紙Pを複数の現像処理槽を有した現像処理部Deに送って現像する。その後、乾燥処理を行った後に横送りコンベア18上に送り出し、横送りコンベア18からソータ19に送られた印画紙Pは、写真プリントP又はインデックスプリントIPとして、このソータ19の複数のトレイにオーダ単位で仕分けられた状態で集積される。なお、上述した印画紙Pに対する各種処理に合わせた搬送速度で印画紙Pを搬送するために複数のチャッカー搬送ユニット17aを含む印画紙搬送機構17が設けられている。また、露光ユニットExは、操作ステーション1Aから送られてくるプリントデータに基づいて印画紙Pを送りながらR(赤)、G(緑)、B(青)の3原色の光線の照射を印画紙Pに対して行うものであり、露光時には印画紙Pを副走査方向に搬送しながら、この搬送速度と同期して主走査方向に沿ってライン状に露光を行うよう構成されている。露光仕様に応じて、レーザビーム方式、蛍光ビーム方式、液晶シャッター方式などの採用が可能であるが、ここではレーザビーム方式が採用されている。さらには、感光プリント技術に代えてインクジェット方式など他のプリント技術を採用してもよい。
記録装置1Cは、操作ステーション1Aのデスク状コンソールの上部位置に設置されており、図2に示すように、本体10Aの上部に配置したプリント部10Pと、本体10Aの中間部に配置した書込部10Wと、CD−RやDVD−Rなどのディスク型メディアM(記録媒体の一例)の集積部10Cと、このディスク型メディアMの給排を行うピッカー11とを備えている。プリント部10Pは、水平方向に出退作動自在なトレイ12と、このトレイ12に載置されたディスク型メディアMの表面(レーベル面)に情報をプリントするインクジェット型のプリントヘッド(図示せず)とを備えている。書込部10Wは、水平方向に出退作動自在なトレイ13と、このトレイ13に載置されたディスク型メディアMに対して情報を書き込む書込ヘッド(図示せず)とを備えている。集積部10Cは、未処理ディスクストッカー14と、処理済ディスクストッカー15とを備えている。ピッカー11は、ディスク型メディアMを挟持する状態と分離する状態とに切り換え自在に構成されるとともに、昇降部16に沿って昇降自在で、この昇降部16の縦向きの軸芯を中心として揺動自在に構成されている。
この記録装置1Cは、集積部10Cの未処理ディスクストッカー14にセットされた未処理のディスク型メディアMをピッカー11が挟持して持ち上げ、プリント部10Pのトレイ12に供給することによりディスク型メディアMの表面(レーベル面)にタイトルなどのプリントを行う。次に、プリントされたディスク型メディアMをピッカー11で挟持して書込部10Wのトレイ13に供給してデータを記録する。このプリントと記録とが終了したディスク型メディアMを再びピッカー11で挟持し、このピッカー11を縦向き姿勢の軸芯周りで揺動させ、集積部10Cの処理済ディスクストッカー15の上方から下方に送り込む形態でディスク型メディアMが集積するよう制御されている。
〔コントローラの構成〕
この写真処理装置1のコントローラ4は、CPUを中核部材として、写真処理装置1の種々の動作を行うための機能部をハードウェア又はソフトウェアあるいはその両方で構築している。図4及び図5に示すように、本発明に関係する処理系の機能部としては、入力された撮影コマ画像を各種処理のためにメモリ40に展開する画像入力部41と、グラフィック化された操作画面やそのようなグラフィック操作画面を通じて取得した制御コマンドなどを管理するグラフィックユーザインターフェース(以下GUIと略称する)を構築するGUI部42と、入力された撮影コマ画像に必要な画像処理を施す画像処理部43と、撮影コマ画像を自動的に順次表示するスライドショーを作成するスライドショー作成部44と、記録媒体の空き容量に基づいて、スライドショー作成部44において作成された複数のスライドショーが当該記録媒体に記録可能か判定する記録量判定部45と、記録量判定部45において記録不可能と判定された場合、その判定結果を報知する報知部46と、画像処理済みの撮影コマ画像をプリントステーション1Bのプリント仕様に合わせたプリントデータに変換し、プリントステーション1Bの露光ユニットExに転送するプリントデータ生成部47と、生の撮影コマ画像や画像処理済みの撮影コマ画像、スライドショー作成部44において作成された複数のスライドショーなどをCD−RやDVD−Rなどのメディアに出力するフォーマット形式に変換してメディア出力データを生成し、記録装置1Cに転送するメディア出力データ生成部48が挙げられる。
また、コントローラ4は入出力インターフェース(I/O)を備え、フィルムスキャナ2、メディアドライブ3、モニタ4a、キーボード4bやマウス4cなどに対する情報の入出力系を形成するとともに、プリントステーション1Bの露光ユニットEx、記録装置1Cに対する情報の入出力系を形成している。
GUI部42は、図6に例示するようなスライドショー設定画面50や図7に例示するようなスライドショー画像選択画面60、図8に例示するようなスライドショー切替モード選択画面70などの操作画面を生成する操作画面生成部42aや種々の操作画面を通じて取得した操作コマンドを管理する操作コマンド管理部42bなどを有している。
なお、図6に例示するスライドショー設定画面50は、作成するスライドショーの数を設定する作成数設定欄51、スライドショーにおいて表示される撮影コマ画像の表示時間(一撮影コマ画像当たりの表示時間)を設定する表示時間設定欄52、スライドショーにおいて表示される撮影コマ画像を設定する表示画像設定欄53、スライドショーにおいて表示される撮影コマ画像の切替モードを設定する切替モード設定欄54を有している。また、図7に例示するスライドショー画像選択画面60は、ユーザが提供したメモリカードなどの記録媒体から取得した撮影コマ画像のサムネイル画像(低解像度の画像データ)を一覧表示する画像リスト欄61、画像リスト欄61に表示されたサムネイル画像をマウス4cなどの操作で選択してスライドショー画像として追加する「スライドショー画像に追加」ボタン62、選択されたサムネイル画像に対応した撮影コマ画像をスライドショー画像として選択した順序で表示するスライドショー画像リスト欄63を有している。さらに、図8に例示するスライドショー切替モード選択画面70は、スライドショーにおける切替モードを設定する切替モード個別設定欄71を有している。
スライドショー作成部44は、スライドショー画像選択画面60などに基づいて選択された撮影コマ画像を、スライドショーにおいて表示される撮影コマ画像群の撮影コマ画像として設定するスライドショー画像設定部44a、撮影コマ画像群の各撮影コマ画像のスライドショーにおける表示時間を設定する表示時間設定部44b、スライドショーにおいて表示される撮影コマ画像が切り替わる際の切替モードを設定するとともに、設定された切替モードの所要時間を前記表示時間に応じて変更する切替モード設定部44c、スライドショーに同期して再生される音声(BGM)などを設定する音声(BGM)設定部44dを有している。そして、後述する各種設定により、このスライドショー作成部44は、一の撮影コマ画像群について、スライドショーにおいて表示される撮影コマ画像群の各撮影コマ画像の表示時間が相違する複数のスライドショーを作成することができる。
〔複数のスライドショーの作成手順〕
次に、本実施形態における複数のスライドショーの作成手順について説明する。デジタルカメラのメモリカードなどから撮影コマ画像をメディアドライブ3などから読み込み、プリント出力又はメディア出力のための画像処理を施す。そして、この撮影コマ画像のスライドショーを作成するため、スライドショー設定画面50が表示され、スライドショー作成のための種々の設定を行う。
まず、スライドショー設定画面50の作成数設定欄51において、作成するスライドショーの数を設定する。図6では例として作成数3がプルダウン式メニューの中から選択されている。スライドショーの作成数が設定されると、その設定した作成数に応じて、各々のスライドショーにおいて表示される撮影コマ画像の表示時間(一撮影コマ画像当たりの表示時間)を設定するための個別設定欄52aが表示時間設定欄52に表示される。この個別設定欄52aにおいて、各々のスライドショーにおいて表示される撮影コマ画像の表示時間をプルダウン式メニューから又は直接入力することにより設定することができる。ここでは、作成数設定欄51において作成数3が設定されているので、表示時間設定欄52にはスライドショーA〜Cの3つのスライドショーに対して夫々個別設定欄52aが表示され、各スライドショーの撮影コマ画像の表示時間として4秒、6秒、8秒が夫々選択されている。すなわち、スライドショーAでは4秒の時間間隔で、スライドショーBでは6秒の時間間隔で、スライドショーCでは8秒の時間間隔で、撮影コマ画像が切り替わるように設定される。
このようにして撮影コマ画像の表示時間を設定すると、次に、表示画像設定欄53においてスライドショーで表示される撮影コマ画像の設定を行う。図6では、「自動設定」又は「リストから選択」ボタンが表示されており、このうち「自動設定」ボタンを操作すると、撮影コマ画像の全部又はランダムに抽出した一部から構成される撮影コマ画像群が図示しないスライドショー画像確認表示画面に一覧表示され、これを確認して自動設定することができる。また、「リストから選択」ボタンを操作すると、図7に例示されるスライドショー画像選択画面60が表示される。このスライドショー画像選択画面60において、サムネイル画像表示の撮影コマ画像が一覧表示された画像リスト欄61の中から所望の画像を「スライドショー画像に追加」ボタン62を操作することにより選択する。選択されたサムネイル画像に対応した撮影コマ画像は、スライドショー画像リスト欄63に選択した順序で表示される。この操作を繰り返すことにより、スライドショーにおいて表示される撮影コマ画像の選択を終えた場合は、スライドショー画像選択画面60の右下にある「OK」ボタンを操作することにより設定を完了し、スライドショー設定画面50に戻ることになる。
スライドショーで表示される撮影コマ画像の設定の次に、切替モード設定欄54において、スライドショーにおいて表示される撮影コマ画像の切替モードの設定を行う。この切替モードは各スライドショー共通で、すなわち各スライドショーの間で同一の撮影コマ画像に対しては同一の切替モードが設定され、設定された切替モードの所要時間は撮影コマ画像の表示時間に応じて変更されるように構成されている。図6では、「自動設定」又は「リストから選択」ボタンが表示されており、このうち「自動設定」ボタンを操作すると、自動的に切替モードの設定がなされる。また、「リストから選択」ボタンを操作すると、図8に例示されるスライドショー切替モード選択画面70が表示され、スライドショーにおける切替モードの選択を行うことができる。図8では、切替モードとして、直ぐに次の撮影コマ画像に切り替わる「設定なし」と、表示されている撮影コマ画像の画面をめくり次の撮影コマ画像の画面を表示する「ページめくり」と、表示されている撮影コマ画像をフェードアウトして次の撮影コマ画像を表示する「フェードアウト」の各切替モードが選択可能に表示されている。また、各切替モードの右側には対象コマ選択欄71aがあり、選択した切替モードを設定する撮影コマ画像の選択を行うことができる。図8では、切替モードとして「ページめくり」が選択され、その対象として「全て」の撮影コマ画像が選択されている。もちろん切替モードを複数選択し、その対象コマ選択欄71aにコマ番号(撮影コマ画像の表示順の番号)を直接入力することにより、例えばあるコマ番号については「ページめくり」、それ以外は「フェードアウト」など撮影コマ画像毎に異なる切替モードを設定するようにしてもよい。なお、設定された切替モードの所要時間は撮影コマ画像の表示時間に応じて変更されるように構成されており、ここではスライドショーA、B、Cにおける表示時間は夫々4秒、6秒、8秒と設定されているので、切替モードの所要時間もこれに応じて4:6:8=2:3:4となるように変更される。例えば、スライドショーAにおける「ページめくり」の所要時間が1秒の場合、スライドショーBでは1.5秒、スライドショーCでは2秒となる。なお、この切替モードの所要時間は各撮影コマ画像の表示時間に含まれるように構成しており、例えばスライドショーAでは3秒の静止した撮影コマ画像表示+1秒の切替モード(「ページめくり」)表示となるが、表示時間とは別に、すなわち表示時間に加えるように構成してもよい。このようにしてスライドショーにおける切替モードの選択を終えた場合は、スライドショー切替モード選択画面70の右下にある「OK」ボタンを操作することにより設定を完了し、スライドショー設定画面50に戻る。
上述した各設定が終了し、スライドショー設定画面50の右下にある「次へ」ボタンを操作すると、作成したスライドショーに同期して再生される音声(BGM)などを設定するBGM設定画面(図示せず)などが表示され、これらについて所要の設定を行ってスライドショーの作成に係る設定作業を完了する。なお、この音声(BGM)は、スライドショー毎に異なるものを選択できるように構成しても良い。
全ての設定作業の完了により、設定した表示時間や切替モードなどを有する撮影コマ画像群のスライドショーの動画ファイルが設定した数だけ作成される。そして、作成されたスライドショーの動画ファイルは、メディア出力データ生成部48において、例えば、記録装置1Cのディスク型メディアMとしてCD−Rが設定されている場合はMPEG1形式(Video−CD)で、DVD−Rが設定されている場合はMPEG2形式(DVD−Video)でエンコードされるとともに、各スライドショーに対応する音声(BGM)データもエンコードされ、設定された一のディスク型メディアMに記録される。すなわち、同一の撮影コマ画像群について、各撮影コマ画像の表示時間が作成したスライドショー毎に相違する複数の(図6の例では3つの)スライドショーが作成され、一の記録媒体に記録される。また、撮影コマ画像の静止画像データについても併せて記録されるが、別のディスク型メディアMに記録する形態を採用してもよい。
なお、上述したスライドショーの作成工程においては、記録量判定部45が作成される複数のスライドショーのデータ量(画像データや音声データを含む記録媒体に記録する全てのデータ量)と、これらのスライドショーを記録する一のディスク型メディアMの空き容量とをリアルタイムで算出し、作成される複数のスライドショーがこれらを記録する一のディスク型メディアMに記録可能か否か、すなわちスライドショーのデータ量が空き容量以下か否か判定を行っている。なお、上述したように撮影コマ画像の静止画像データも併せて記録する場合は、この記録する全ての静止画像データのデータ量も含めて判定を行う。例えば、ディスク型メディアMの記録容量からこの静止画像データの全データ量を減算したものを空き容量としてかかる判定を行うようにする。
そして、作成される複数のスライドショーがこれらを記録する一のディスク型メディアMに記録不可能と判定された場合、すなわち、作成される複数のスライドショーのデータ量がこれらを記録する一のディスク型メディアMの空き容量を超えた場合、報知部46がその判定結果を報知する。このような報知例としては、図9に例示するように、モニタ4aに「作成したスライドショーがメディアの空き容量を超えています」などの警告画面80を表示する形態や、音声で報知する形態、又はその両方を採用してもよい。このような警告表示などが行われた場合は、静止画像データを別のディスク型メディアMに記録するようにしたり、より大きな容量の記録媒体に変更したり、スライドショー設定画面50に戻って作成するスライドショーの数を減らしたりするなどすればよい。
このように、本実施形態においては、JPEGなどの静止画フォーマットの複数の撮影コマ画像をスライドショー化して、MPEGなどの動画フォーマットでディスク型メディアMなどに出力する。そして、作成されたディスク型メディアMを写真DP店などから受け取ったユーザは、DVDプレーヤーなどの動画再生機器にこのディスク型メディアMをセットして、メニュー画面において複数のスライドショーの中から自分の好みに応じた表示時間のスライドショーを選択して鑑賞することができる。
〔別実施形態1〕
上述した実施形態では、スライドショー設定画面50の表示時間設定欄52において、各々のスライドショーにおいて表示される各撮影コマ画像の表示時間を設定するようにしたが、各々のスライドショーの再生所要時間を設定して、これを表示する撮影コマ画像数で除算するなどして、一撮影コマ画像当たりの表示時間を自動的に調整するよう構成してもよい。例えば、図6のスライドショー設定画面50の表示時間設定欄52にある「スライドショーの再生所要時間を指定」ボタン52bを操作することにより、図10に例示されるように、スライドショー設定画面50の表示時間設定欄52に代えてスライドショー再生所要時間設定欄55が表示され、個別設定欄55aにおいて各々のスライドショーの再生所要時間を設定することができる。そして、ここで設定された再生所要時間と表示画像設定欄53において設定された撮影コマ画像数とに基づいて、表示時間設定部44bにおいて一撮影コマ画像当たりの表示時間が算出される。この算出結果は確認画面などに表示するように構成すると好適である。このようにして、再生所要時間を所望の時間に指定できるとともに、各撮影コマ画像の表示時間がスライドショー毎に相違する複数のスライドショーを簡単に作成することができる。
〔別実施形態2〕
上述した実施形態では、一のスライドショーにおいて表示される各撮影コマ画像の表示時間を一定としたが、撮影コマ画像の内容(風景写真か人物集合写真かなど)により、撮影コマ毎に表示時間が異なるスライドショーを作成し、このスライドショーに基づいて複数のスライドショーを作成するように構成してもよい。この場合、この一のスライドショーを基準スライドショーとして、他のスライドショーの撮影コマ画像の表示時間を、基準スライドショーの対応する撮影コマ画像の所定倍にすることにより複数のスライドショーを作成することができる。このようなスライドショーの設定画面を図11に例示する。図11のスライドショー設定画面90は、作成するスライドショーの数を設定する作成数設定欄91、スライドショーにおいて表示される撮影コマ画像の表示時間(一撮影コマ画像当たりの表示時間)の基準スライドショーに対する倍率を選択する表示時間倍率設定欄92を有している。図11では、作成数設定欄91で作成数3が設定されるとともに、作成済みのスライドショーAを基準スライドショーとして設定している。そして、表示時間倍率設定欄92ではスライドショーA〜Cの3つが表示され、スライドショーAを基準スライドショーとして、スライドショーBに対して倍率1.5が、スライドショーCに対して倍率2.0が選択されている。すなわち、この設定により、スライドショーAで撮影コマ画像a及びbが表示時間4秒、6秒で表示されていたとすると、スライドショーBでは6秒、9秒で、スライドショーCでは8秒、12秒で表示されることになる。このようにして、一の基準スライドショーに基づいて複数のスライドショーを容易に作成することができる。
本実施形態に係る写真処理装置を示す外観模式図 記録装置の外観図 プリントステーションの構造を模式的に示す断面図 本実施形態に係る写真処理装置のコントローラの構成を示す模式図 本実施形態に係る写真処理装置のコントローラに構築された本実施形態に関する機能を説明する機能ブロック図 スライドショー設定画面を示す図 スライドショー画像選択画面を示す図 スライドショー切替モード選択画面を示す図 記録不可能であることを報知するモニタ画面図 別実施形態1におけるスライドショー設定画面を示す図 別実施形態2におけるスライドショー設定画面を示す図
符号の説明
1C 記録装置(画像記録部)
44 スライドショー作成部
44a スライドショー画像設定部
44b 表示時間設定部
44c 切替モード設定部
45 記録量判定部
46 報知部

Claims (5)

  1. 撮影コマ画像を自動的に順次表示するスライドショーを作成するスライドショー作成部と、作成されたスライドショーを記録媒体に記録する画像記録部とを備えた写真処理装置において、
    前記スライドショー作成部は、一の撮影コマ画像群について、スライドショーにおいて表示される前記撮影コマ画像群の各撮影コマ画像の表示時間がスライドショー毎に相違する複数のスライドショーを作成するとともに、
    前記画像記録部は前記複数のスライドショーを一の記録媒体に記録する写真処理装置。
  2. 前記スライドショーにおいて表示される撮影コマ画像が切り替わる際の切替モードを設定するとともに、前記各撮影コマ画像の前記表示時間の比率に応じて、設定された切替モードでの当該各撮影コマ画像からの切り替わりの開始から終了までの時間を変更する切替モード設定部を有する請求項1に記載の写真処理装置。
  3. 前記撮影コマ画像群を構成する各撮影コマ画像を選択可能なスライドショー画像設定部を有する請求項1又は2に記載の写真処理装置。
  4. 予め指定したスライドショーの再生所要時間に基づいて、前記各撮影コマ画像の表示時間を自動的に調整する表示時間設定部を有する請求項1から3のいずれか一項に記載の写真処理装置。
  5. 前記記録媒体の空き容量に基づいて、前記複数のスライドショーが当該記録媒体に記録可能か判定する記録量判定部と、前記記録量判定部において記録不可能と判定された場合、その判定結果を報知する報知部とを有する請求項1から4のいずれか一項に記載の写真処理装置。
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