JP2007259263A - 画像処理方法、画像処理装置、プログラム、および記憶媒体 - Google Patents

画像処理方法、画像処理装置、プログラム、および記憶媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】 縦構図・横構図が混在した数多くの画像データの中から、好みの画像を選択してNin1印刷するときに、構図を意識しながら選択することは困難である。また、構図ごとに分離すると、複数の時系列で印刷が行われてしまう。さらに、同一タイムスタンプの画像をNin1印刷において、すべての画像で日付印刷を行うと見栄えが悪い。
【解決手段】 複数選択された画像データをNin1印刷するときに、画像データのオリエンテーション情報に基づいて、縦構図・横構図に分類して自動的に並び替えを行う。
また、各構図でまとまったページのどこかに不足分(もしくは過剰)が発生するときは、警告メッセージを表示する。さらに、ページ内の複数画像のタイムスタンプが一致する場合には、日付をまとめる機能を提供する。
【選択図】 図1

Description

本発明は画像処理装置およびその画像処理方法、プログラム、および記憶媒体に関し、特に、オリエンテーション情報を有するデジタルスチルカメラで撮影した画像のデータファイルを整列配置して表示・印刷する画像処理装置に関する。
デジタルスチルカメラ(以下、単にデジカメと称する)もしくはデジタルビデオカメラの機能向上とその普及に伴って、ユーザーが手軽に美しい映像を楽しむ機会がますます増えている。例えば、子供の運動会など、各種イベントの記録を写真や動画として残している親も多い。加えて、インクジェットプリンタなどによる写真印刷も高機能化・低価格化が進み、ユーザーが家庭の中で好みの写真を印刷できるようになってきた。
確かに、動画はその場の臨場感を正確に記録しており、独特の面白さがある。また、ハードディスクやDVDなどの記録メディアに保存することも比較的容易になったので、いつでも手軽に家庭のテレビなどで鑑賞できるようになった。しかしながら、撮影された動画を鑑賞するためには、原則的に撮影時と同じ時間が必要になる。そのため数年後「思い出」として鑑賞するときのベストな記録かと言えば一概にそうと言い切れない面もあり、例えば時間的な自由度は極めて低いと言える。
一方、写真は瞬間・瞬間をハイライトとして集約することができるが、静止画であるがゆえに「動き」がないのも事実である。しかしながら、「思い出」として鑑賞するときの時間的自由度は非常に高い。すなわち、アルバムなどをパラパラとめくってもいいし、一枚一枚じっくり見てもよい。鑑賞のために必要な時間はユーザー次第である。さらに、人間の記憶は断片的な写真であっても、それらを手がかりにしてかなりの部分まで再生できるものである。
ところで、デジカメには連写モードを有するものもある。例えば、動いている被写体を連写モードで撮影して、それらの写真を並べれば、ある種の「動き」を醸し出すことができる。また、連写シーンでなくても、一定の時系列で撮影された写真を並べることによって、ある種の面白さを演出することもできる。すなわち、1枚の用紙や画面に、複数枚まとめてレイアウトすることによって、その中に「動き」や「ストーリー性」を演出することが可能となる。デジカメのおかげで、一般のユーザーでも撮影コストをそれほど気にすることなく気軽に写真撮影が可能なため、ユーザーが手にする写真は飛躍的に増加している。
さて、様々な画像データを1枚の用紙や画面にレイアウトする画像処理装置が提供されている。例えば、アルバム作成用アプリケーションソフトを利用すれば、印刷したい写真を好きな場所に好みの大きさで配置することができる。さらに、枠や背景など様々な効果を付加して印刷することができる。このようなアプリケーションソフトを利用してデジタルアルバムを作成すれば、前述した「動き」や「ストーリー性」を演出できる。
しかしながら、このようなデジタルアルバムを実際に仕上げるためには、かなりのモチベーションとスキル、そして作品としてのセンスをユーザーに求めることになる。また、アルバムに加えるべき写真は、撮影された膨大な数のデータから選択しなければならず、手軽に・簡単に実現できるというわけではない。
そこで、このデジタルアルバムに代わる方法として、Nin1印刷を利用することを考える。すなわち、画像を1枚の用紙に2枚、4枚とレイアウトする2Upや4Upと呼ばれるレイアウトの印刷である。この方法であれば、複数の写真を使って、動きのある作品を簡単かつ手軽に提供することができる。すなわち、ユーザーは印刷したい画像を選択するだけで済む。選択されたデータを1枚にまとめて印刷するのはアプリケーションソフトなどで自動的に実現できるので、アルバム作成とは比較にならないほど容易な作業となる。
一般に、デジカメで撮影して記録される画像データファイルは、横方向の画素数が縦方向の画像数よりも多い、いわゆる横長の画像データである。ところが、実際には、カメラを縦にして撮影するポートレート撮影もある。この縦撮り・横撮り(あるいは斜め撮り)はひとえに撮影者のインスピレーションによるところが大きく、一連の撮影の中でランダムに混在することになる。インテリジェントなデジカメであれば、この撮影時のカメラ方向を検知して、画像データファイル中にオリエンテーション情報として記録することができる。例えば、デジカメの標準画像フォーマット(Exif:Exchangeable image file format for digital still cameras)においては、メタデータ情報としてオリエンテーション情報を記述することができる。すなわち、写真ごとに撮影意図に基づいた構図を解析することが可能となっている。
又、別の従来例としては、特許文献1〜特許文献3をあげることが出来る。
特開2001-189843号公報 特開平9-046507号公報 特開平10-336557号公報
前述したように、動きのある写真印刷を実現する手段としてNin1印刷を利用すれば、ユーザーの作業負荷を写真の選択に集中させることが可能となる。しかしながら、複数枚の写真を1枚の用紙にレイアウトすると、どうしても縦構図・横構図の混在が問題になる。特に、あらかじめ決められたレイアウトの中に、選択された画像をセットしていく場合には、撮影方向が混在してしまう。
また、撮影方向を解析することによってレイアウト時に方向を合わせることは可能だが、この場合には、画像データをトリミングすることになり、もともとユーザーが意図した構図ではなくなってしまうという問題があった。
さらに、ユーザーは膨大な写真の中から、印刷したいと思うデータを選択しなければならない。その際に、画像の方向を気にしながら写真を選択することは、ユーザーにとって多大な負荷となってしまう。加えて、縦構図もしくは横構図を分けてNin1印刷を行うと、一連の時系列までも分離してしまうことになる。
上記課題を解決するために、本発明の画像処理方法は以下の構成を含む。
すなわち、画像を表示・印刷する画像処理方法であって、複数の画像を選択する画像選択ステップと、ページごとにまとめて印刷する印刷枚数を指定するNin1印刷指定ステップと、前記選択された画像のオリエンテーション情報を解析する画像解析ステップと、前記解析により得られた方向に関する属性と画像のタイムスタンプに基づいて、画像の印刷順序を並び替える画像データの並び替えステップと、前記並び替えによって得られた順序で画像を出力する画像出力ステップを有することを特徴とする画像処理方法を提供するものである。
又、画像処理装置、プログラム、および記録媒体を提供するものである。
以上説明したように、本発明によれば、膨大な画像の中から印刷したいデータファイルを選択してNin1印刷を行うときに、オリエンテーション情報に基づく自動整列が行われるので、画像選択時に撮影方向を気にすることなく気軽に選択することが可能となり、さらに、印刷時には方向が整った状態でNin1レイアウトを実現して印刷することが可能となり、簡易的な「動き」のある作品を提供することができる。加えて、ページ内の画像がすべて同じタイムスタンプである場合には、日付印刷をまとめることによって、好適なNin1印刷を実現することができる。
次に、本発明の詳細を実施例の記述に従って説明する。
(第1の実施形態)
以下、図面を用いて本発明を具体的に説明する。図1は、本実施形態を実現するシステムの概略を示した図である。CPU101は、システム全体の動作をコントロールし、一次記憶102に格納されたプログラムの実行などを行う。一次記憶102は、主にメモリであり、二次記憶103に記憶されたプログラムなどを読み込んで格納する。二次記憶103は、例えばハードディスクなどがこれに該当する。一般に一次記憶の容量は二次記憶の容量より小さく、一次記憶に格納しきれないプログラムやデータなどは二次記憶に格納される。また、長時間記憶しなくてはならないデータなども二次記憶に格納される。本実施形態では、プログラムを二次記憶103に格納し、プログラム実行時に一次記憶102に読み込んでCPU101が実行処理を行う。入力デバイス104とは例えば、マウスやキーボードなどがこれに該当する。プログラムなどに割り込み信号を送ったりするために用いる。出力デバイス105とは例えば、モニタやプリンタなどが考えられる。この装置では、印刷装置としての性格上、少なくともプリンタを必須とするが、画像の出力装置としてプリンタ以外の装置であっても構わないことは言うまでもない。また、この装置の構成方法は他にも様々な形態が考えられるが、本発明の主眼ではないので説明を省略する。
本実施形態で説明する画像印刷装置は、図2に示すように、GUIによりステップS201でフォルダを選択し、フォルダ内で印刷する画像と枚数を指定する。次に、ステップS202で出力先のプリンタを選択し、用紙のサイズや種類を選択する。最後のステップS203で、レイアウトを選択して印刷を行う。
図3は、本実施形態における印刷対象画像指定画面の概要を示す図である。まず、画像選択タブ301上で画像の選択を行う。フォルダツリーウィンドウ302には、印刷装置が備える記憶媒体に構築されたディレクトリを示すツリーを表示する。ユーザーは、このツリーを辿ることで、必要なデータが格納されているディレクトリを選択することができる。選択されたディレクトリに画像ファイルが格納されている場合、そのサムネイル画像(縮小画像)をサムネイル表示ウィンドウ303に表示する。本発明の趣旨を説明するために、画像はすべてアルファベットとなっているが、通常はユーザーが撮影した写真が並ぶことになる。デジカメで撮影したデータの中にオリエンテーション情報が含まれるときは、図に示すように、撮影時の構図のまま表示することができる。また、オリエンテーション情報が斜めの構図を示す場合には、縦構図・横構図でより近い方を選択して表示すればよい。
本実施形態では、枚数選択を枚数選択ボタン304で行う。枚数選択ボタンはシーソースイッチになっており、枚数選択ボタン304の右が押下された場合、枚数選択ボタン中央に表示された印刷指定枚数を+1する。枚数選択ボタン304の左が押下された場合、印刷指定枚数を−1する。印刷指定枚数が0になった場合、枚数選択ボタンの左を無効にする。また、印刷指定枚数が99になった場合、枚数選択ボタンの右を無効にする。また、画像上を押下したときも印刷指定枚数を+1するようにしてもよい。
全選択ボタン305が押下された場合、フォルダツリーウィンドウで選択されているディレクトリに格納された全ての画像を1枚ずつ印刷指定した状態にする。また、全解除ボタン306が押下された場合、全ての画像の印刷指定を解除する。
印刷指定枚数が1以上の画像ファイルがある場合、用紙選択タブ307と印刷タブ308を有効にする。印刷指定枚数が1以上の画像ファイルが無い場合、用紙選択タブ307と印刷タブ308を無効にする。用紙選択タブ307が押下された場合、または、選択画像決定ボタン309が押下された場合、印刷対象メディア指定画面に進む。また、前回の選択用紙を記憶している場合には、用紙変更がなければ、印刷タブを押下することで、直ちにレイアウト指定画面に進んでもよい。
図4は、本実施形態における印刷対象メディア指定画面の概要を示す図である。プリンタ選択メニュー401は、出力先となるプリンタを選択するメニューである。本実施形態におけるプリンタ選択メニューはプルダウンメニューであり、印刷装置に接続されているプリンタを一覧表示する。選択されたプリンタが複数の給紙方法を持つ場合には、給紙方法選択メニュー402によって給紙方法を選択する。
また、プリンタ選択メニューの右には、各種の画像補正機能を指定するチェックボタンを配置してもよい。ここでは、画像補正指定ボタン403によって「VIVIDフォト」、「デジタルカメラノイズリダクション」機能を選択できる。これらの画像補正機能は、本実施形態で例に挙げた補正処理に制限されるわけではなく、他の処理であっても問題無いことは言うまでもない。
プリンタ選択メニューで選択されている出力先プリンタの機種に応じて、印刷サイズ選択ウィンドウ404、用紙種類選択ウィンドウ405に表示される選択肢を適切なものに制限する。このように選択肢を制限することで、ユーザーはプリンタとその対応用紙などを意識することなく印刷指定を行うことができる。さらに、印刷サイズ選択ウィンドウにおいて選択された用紙サイズに応じて、用紙種類選択ウィンドウに表示される用紙の選択肢を制限する。したがって、出力先プリンタが変更されるたび、印刷サイズ選択ウィンドウ、用紙種類選択ウィンドウの状態を更新する。また、用紙サイズが変更されるたび、用紙選択ウィンドウの状態を更新する。
印刷対象メディア決定ボタン406もしくは印刷タブ407が押下された場合にはレイアウト指定画面へ移動する。また、画像再選択ボタン408が押下された場合には、対象画像指定画面へ戻ることができる。さらに、印刷装置の初回使用時にはリストの一番先頭の選択肢、2回目以降の起動においては最後にユーザーが選択した選択肢を予め選択した状態にする。
図5は、本実施形態におけるレイアウト選択画面の概要を示す図である。本実施形態によるレイアウト指定画面では、印刷対象画像指定画面と印刷対象メディア指定画面で指定された印刷対象画像と印刷対象メディアに応じたレイアウトをレイアウト選択ウィンドウ501に表示し、レイアウト選択ウィンドウで選択されたレイアウトに応じて印刷リストウィンドウ502に印刷プレビュー一覧を表示し、印刷リストウィンドウで選択したページのプレビューを印刷プレビューウィンドウ503に表示する。
ユーザーはレイアウト選択ウィンドウに表示されたレイアウトを任意に選択することができる。選択されたレイアウトが変更された場合、印刷リストウィンドウ、印刷プレビューウィンドウの情報を更新する。印刷プレビューウィンドウに表示されるページは、プレビュー選択ウィンドウによって選択された画像を含むページを表示する。レイアウト指定画面の初期状態では、印刷対象画像の先頭の画像がプレビュー選択ウィンドウによって選択された状態にする。
ここで、印刷プレビューウィンドウおよび印刷リストウィンドウに表示される用紙は左側が最初にプリンタに送られる部分であり、A4やハガキを横においてレイアウトされている。
レイアウト指定画面でも印刷対象メディア指定画面と同様に、直前に起動した時に指定された印刷対象メディアと同じ印刷対象メディアが選択されている場合には、レイアウトも直前に起動・選択されたレイアウトを初期状態とする。
印刷プレビューウィンドウに表示するプレビュー画像はマウスなどを用いて選択操作することが可能であり、このように選択した画像はプレビュー選択ウィンドウ504により枠つき表示しておく。ユーザーは、編集ボタン505を押下することにより、選択されている画像を拡大表示するための別ウィンドウを表示して簡易編集できるようにしてもよい。
また、回転ボタン506が押下された場合、押されたボタンに応じて右もしくは左に90度回転する。回転の中心点として、印刷プレビューウィンドウに表示されている領域の中心とできるだけ近い点を選択する。また、初期状態では画像のアスペクト比を保ったまま、画像を印刷領域に外接させる。つまり、印刷領域に余白ができないように画像を配置する。対象となる画像を印刷領域に内接させるか外接させるかは、ユーザーが指定可能である。
ただし、選択したレイアウトによっては、回転しない場合もある。例えば、レイアウト選択ウィンドウ501でインデックスと書いてあるレイアウトを選択した場合はすべての画像は横長に配置される。
日付印刷ボタン507が押下された場合、印刷リストウィンドウおよび印刷プレビューウィンドウの画像に日付表示を追加して表示を更新する。日付印刷ボタンが再度押下された場合、日付表示を解除して表示を更新する。ただし、日付印刷ボタンはレイアウトがインデックス印刷に指定されている場合には無効になり、常に日付表示を追加しない。本実施形態では、インデックス印刷時には日付表示を行わないが、レイアウトの種類に関わらず日付印刷を適用しても構わないことは言うまでもない。
ページ送りボタン508は、印刷リストウィンドウ中のカレントページを変更するためのボタンで、このボタンの押下に伴い印刷プレビューウィンドウの表示も更新する。この際、プレビュー選択ウィンドウで選択される画像も、変更後のカレントページの先頭画像に変更する。
用紙再選択ボタンが押下された場合には印刷対象メディア指定画面へ戻る。また、画像選択タブが押下された場合は印刷対象画像選択画面、用紙選択タブを押下された場合は印刷対象メディア選択画面に移動する。
印刷ボタン509が押された場合には、全てのデータをプリンタに出力し、レイアウト指定画面に戻る。
本発明では、レイアウトとしてNin1タイプを選択する場合を考える。図5は4in1、すなわち、1ページに4枚の画像をレイアウトしている例を示している。ここで、Nin1印刷レイアウトで縦構図・横構図の混在した画像を順に選択していくと、図5の印刷プレビューウィンドウ503に示されるように1ページの中に縦構図と横構図が混在してしまう。先に述べたように、回転ボタン506によって回転することは可能であるが、この場合、トリミングが発生するとともに撮影時に意図した構図も変更されてしまう。
画像選択時に、横構図のみ、あるいは縦構図のみの画像を選択すればよいが、前述したように膨大な画像の中から、好みの画像を選択していくときにいちいち方向を気にすることは非常に煩わしい。さらに、斜めに意図して撮影した画像が混ざっていると、なおのこと判断が難しくなる。
そこで本発明は、選択された画像のオリエンテーション情報に基づいて、画像を自動的に並べ替える方法を提供する。具体的には、図3で示されたA〜Zの画像の中から、ユーザーが選択した一例を図6(a)に示す。これを縦構図・横構図に基づいて、並び替えたものが図6(b)である。
ここで、4in1印刷レイアウトが指定されていると、選択された画像で縦構図の最終ページに不足が発生することになる。そこで、不足が発生するときは、その旨を警告メッセージとして表示することによって、ユーザーは印刷対象画像指定画面に戻り、必要な分だけ画像を再選択することができる。もちろん、過剰分として警告してもよい。例えば、「縦構図を1枚追加してください」もしくは「縦構図を3枚削除してください」などとメッセージを表示すればよい。
図6では説明を簡単にするために有限個数の画像選択を例示したが、実際には、ここでの選択は数十枚、数百枚のオーダーで選択することができるので、本発明の効果は非常に高いものであると言える。
(第2の実施形態)
第1の実施形態では、選択された画像のオリエンテーション情報に基づいて、横構図・縦構図に分類して、並べ替える方法を示した。第2の実施形態では、さらに、画像のタイムスタンプを考慮した並び替え方法を示す。
ここで、印刷対象画像指定画面は画像データのタイムスタンプに従って並んでいるものとする。図7(a)のように選択された場合に、最初の画像のオリエンテーションを認証する。例えば、4in1印刷レイアウトの場合に、一枚目が横構図であれば、残り3枚分の横構図画像を画像のタイムスタンプに従って追加する。この例では、D、M、Nが前に繰り上げられる。さらに、選択されなかった画像の中で一番タイムスタンプの早い画像Cが選択される。この例ではCは縦構図であるため、まだ選択されていない画像の中から縦構図のもの3枚が繰り上げられる。この作業を繰り返すことによって、図7(b)に示す結果が得られる。
このとき、1枚目のレイアウトは横構図で図8のようになり、2枚目のレイアウトは縦構図で図9のようになる。ここでは、各構図のページがあらかじめ既定された順序で印刷するようにしたが、ページ内のレイアウト順序をユーザーが指定できるようにしてもよい。
この例では、3枚目の縦構図レイアウトの画像が3枚となり、画像Vの後が空白になってしまう。この場合には、第1の実施形態と同様に、警告メッセージを表示することによって、ユーザーは不足している分の画像を再選択できるし、過剰分の選択を解除することができる。
(第3の実施形態)
第1の実施形態および第2の実施形態で示したように、本発明では、時系列に沿ってNin1印刷するときの方法を示している。それら加えて、本実施形態では、日付印刷に関する方法を示す。
本発明での写真印刷は、基本的には同じ日付の画像データが想定される。この場合に、日付印刷ボタン507で日付印刷が指定されると、従来はNin1でレイアウトされた各画像すべてに日付が付加されることになる。上述したように、簡易的に「動き」を演出する作品としての出力を考えると、これは望ましくないことではない。
そこで、ページ内の複数の画像に関してタイムスタンプがすべて同一の場合には、「日付印刷を一ヶ所にまとめますか?」などの警告メッセージを表示する。あるいは、あらかじめ、同一ページ内の画像すべてが同じタイムスタンプのとき日付印刷をまとめる、などの指定をできるようにしてもよい。
ユーザーが日付をまとめることを選択した場合、自動的に日付を一箇所に集約する。例えば、横構図のページであれば、図8の日付印刷位置801に印刷する。また、縦構図のページでは、同様に右下に日付が来るように、図9の日付印刷位置901に印刷する。
もちろん、日付印刷をまとめる場合の日付印刷位置は、ユーザーが任意に指定できるようにしてもよい。
(他の実施形態)
なお、本発明は、複数の機器(例えばホストコンピュータ、インタフェイス機器、リーダ、プリンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置など)に適用してもよい。
また、本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
本発明を上記記憶媒体に適用する場合、その記憶媒体には、先に説明したフローチャートに対応するプログラムコードが格納されることになる。
以上、本発明の様々な例と実施形態を説明したが、当業者であれば、本発明の趣旨と範囲は本明細書内の特定の説明と図に限定されるものではなく、本願特許請求の範囲に全て述べられた様々な修正と変更に及ぶことが可能であることは言うまでもない。
本発明のシステム構成を示す図である。 画像選択から印刷までの流れを示すフローチャートである。 画像処理装置の画像選択画面の概要を示す図である。 画像処理装置の出力メディア選択画面の概要を示す図である。 画像処理装置のレイアウト選択画面の概要を示す図である。 第1の実施形態における画像データの並び変えを示す図である。 第2の実施形態における画像データの並び変えを示す図である。 横構図の4in1レイアウトの一例を示す図である。 縦構図の4in1レイアウトの一例を示す図である。

Claims (10)

  1. 画像を表示・印刷する画像処理方法であって、複数の画像を選択する画像選択ステップと、ページごとにまとめて印刷する印刷枚数を指定するNin1印刷指定ステップと、前記選択された画像のオリエンテーション情報を解析する画像解析ステップと、前記解析により得られた方向に関する属性に基づいて画像の印刷順序を並び替える画像データの並び替えステップと、前記並び替えによって得られた順序で画像を出力する画像出力ステップを有することを特徴とする画像処理方法。
  2. 前記画像解析ステップは、デジタルスチルカメラで撮影されたデータファイルのタグ情報に基づいて、縦構図もしくは横構図に分類することを特徴とする請求項1に記載の画像処理方法。
  3. 前記画像並び替えステップは、前記解析ステップにより分類された画像の方向と、画像のタイムスタンプに基づいて印刷順序を決定することを特徴とする請求項1又は、請求項2に記載の画像処理方法。
  4. 前記画像処理方法において、選択および並び替えられた画像データに基づいて、Nin1印刷するときに、同一属性を有すべきページに画像の不足(もしくは過剰)が発生する場合には不足枚数(もしくは過剰枚数)を知らせる警告メッセージを発することを特徴とする請求項1に記載の画像処理方法。
  5. 前記警告メッセージは、同一ページ内で属性の異なる画像を配置する場合に、色枠をつけて明示することを特徴とする請求項1又は、請求項4に記載の画像処理方法。
  6. 前記警告は、同一ページ内で属性の異なる画像が含まれないように、不足分は空白画像としてレイアウトすることを特徴とする請求項1又は、請求項4に記載の画像処理方法。
  7. 前記画像処理方法および装置は、日付印刷を選択する機能を有し、ユーザーからの日付印刷を指定するステップと、1ページにまとめて印刷される画像データのタイムスタンプが同一であるか否かを判定するステップと、同一のタイムスタンプの画像をNin1印刷する場合には、日付をまとめるか否かを選択するステップと、日付をまとめる選択がなされた場合には、どの場所に日付を印刷するかを指定するステップとを有することを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の画像処理方法。
  8. 請求項1〜請求項7のいずれかに記載の画像処理方法をコンピュータに実現させるためのプログラム。
  9. 前記請求項8記載のプログラムを記憶したコンピュータで読取り可能な記憶媒体。
  10. 画像を表示・印刷する画像処理装置であって、複数の画像を選択する画像選択手段と、ページごとにまとめて印刷する印刷枚数を指定するNin1印刷指定手段と、前記選択された画像のオリエンテーション情報を解析する画像解析手段と、前記解析により得られた方向に関する属性に基づいて画像の印刷順序を並び替える画像データの並び替え手段と、前記並び替えによって得られた順序で画像を出力する画像出力手段を有することを特徴とする画像処理装置。
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