JP5108459B2 - 射出成形機 - Google Patents
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Description
前記金型に被着した成形品のネジ抜きを行うネジ抜き機構と、前記ダイプレートに搭載された前記ネジ抜き機構の駆動源であるモータとを具備し、
前記ネジ抜き機構は、前記ダイプレートに回転可能に保持されて前記モータの回転を伝達される第1の回転体と、該第1の回転体と常に一体回転するように且つ第1の回転体に対して所定量軸方向に移動可能であるように結合されて、進退駆動手段の駆動力により、その端部に設けた着脱カップリング部が前記回転テーブル内に進入した位置と前記回転テーブルから離間した位置とをとり得る第2の回転体と、前記回転テーブル内に回転可能に保持されると共に前記金型内で回転するネジ抜き回転部と一体回転するように結合されて、前記第2の回転体の前記着脱カップリング部と回転伝達結合が可能な着脱カップリング部をもつ第3の回転体とを、備えた構成をとる。
また、回転テーブルには、第2の回転体の着脱カップリング部が回転テーブル内に進入して第3の回転体の着脱カップリング部と結合したか否かを感知するカップリング検知センサを備え、射出成形機全体の制御を司るコントローラは、進退駆動手段の駆動力により第2の回転体を第3の回転体に向けて移動させた際のカップリング検知センサからの検知情報に基づき、第2の回転体の着脱カップリング部と第3の回転体の着脱カップリング部とが結合していない場合には、モータを回転させて第2の回転体を回転させることで、第2の回転体の着脱カップリング部と第3の回転体の着脱カップリング部とを結合させるように制御する。
また、コントローラは、カップリング検知センサが着脱カップリング部同士の結合を検出したタイミングのモータの回転位置を、ネジ抜き回転のための回転原点位置としてセットして、セットした回転原点位置からのネジ抜き回転のためのモータの回転量を常に一定とするように制御する。
また、第1の回転体はボールネジ機構のナット体と一体化された部材であり、ナット体に螺合してナット体の回転で直線移動するネジ軸により、エジェクトピンを前後進させるように構成することで、モータをネジ抜き動作とエジェクト動作との駆動源として用いる構成をとる。
また、コントローラは、エジェクトピンの全体の突き出しストロークを、ネジ抜き回転のための前記の回転原点位置に対応するエジェクトピンの位置を基準として、そこから一定のストロークを保つように、回転原点位置の如何に応じて可変する制御を行う。
また、第2の回転体の着脱カップリング部と第3の回転体の着脱カップリング部とが結合したか否かを感知するカップリング検知センサを備え、射出成形機全体の制御を司るコントローラが、進退駆動手段の駆動力により第2の回転体を第3の回転体に向けて移動させた際のカップリング検知センサからの検知情報に基づき、第2の回転体の着脱カップリング部と第3の回転体の着脱カップリング部とが結合していない場合には、モータを回転させて第2の回転体を回転させることで、第2の回転体の着脱カップリング部と第3の回転体の着脱カップリング部とを結合させるように制御するので、回転テーブルが回転停止した際における第3の回転体の第2の回転体に対する回転停止位置が一定に定まらないなどの理由により、進退駆動手段により第2の回転体を駆動したにもかかわらず、第2の回転体の着脱カップリング部と第3の回転体の着脱カップリング部とが非結合の状態となっても、第2の回転体と第3の回転体の着脱カップリング部同士を確実に結合することが可能となる。
また、コントローラは、カップリング検知センサが着脱カップリング部同士の結合を検出したタイミングのモータの回転位置を、ネジ抜き回転のための回転原点位置としてセットして、セットした回転原点位置からのネジ抜き回転のためのモータの回転量を常に一定とするように制御するので、着脱カップリング部同士を結合させるためにモータを回転させた場合でも、ネジ抜きのためのモータの回転量を常に一定にすることができ、確実なネジ抜きを行うことができる。
また、第1の回転体をボールネジ機構のナット体と一体化された部材として、ナット体に螺合してナット体の回転で直線移動するネジ軸により、エジェクトピンを前後進させるように構成しているので、モータをネジ抜き動作とエジェクト動作との駆動源として兼用することができ、駆動源と機構部品の削減を図ることができ、コストダウンが可能となる。
また、コントローラは、エジェクトピンの全体の突き出しストロークを、前記のネジ抜き回転のための回転原点位置に対応するエジェクトピンの位置を基準として、そこから一定のストロークを保つように、回転原点位置の如何に応じて可変する制御を行うので、着脱カップリング部同士を結合させるためにモータを回転させた場合でも、ネジ抜きが完了した後のエジェクトピンの前進ストロークを常に一定量に保つことが可能となり、確実でスムースな成形品の金型からの突き出し(突き離し)を行うことができる。
図1〜図7は、本発明の一実施形態(以下、本実施形態と記す)による可動ダイプレートに回転可能に保持された回転テーブルをもつ射出成形機に係り、本実施形態は、回転テーブルに2つの可動側金型を180°間隔で搭載し、回転テーブルを180°ずつ正逆方向に間欠回転させることで、固定ダイプレートに180°間隔で搭載された2つの固定側金型に対して、可動側金型が回転テーブルの回転毎に対となる固定側金型を交番的に変えるようにした横型締め・横射出式の射出成形機への適用例である。なお、本発明は、縦型締め・横射出式の射出成形機や、横型締め・縦射出式の射出成形機や、縦型締め・縦射出式の射出成形機にも適用可能である。
図1、図2において、3は、図5を用いて後記するネジ抜き/エジェクト用モータ22の回転を直線運動に変換するボールネジ機構、4は、可動ダイプレート1に軸受け6を介して回転可能に保持されたボールネジ機構3のナット体(ボールネジ機構3の回転部)、5は、ナット体4に螺合されてナット体4の回転で直線移動するボールネジ機構3のネジ軸(ボールネジ機構3の直動部)、7は、ナット体4の一端部にボルト止めにより固定された被動プーリ(歯付きプーリ)、8は、後記するネジ抜き/エジェクト用モータ22の回転を被動プーリ7に伝達するタイミングベルトである。
2 回転テーブル
2a 金型取り付けプレート
3 ボールネジ機構
4 ナット体
5 ネジ軸
6 軸受け
7 被動プーリ
8 タイミングベルト
9 第1の回転体
9a カップリング部
10 第2の回転体
10a カップリング部
10b 着脱カップリング部
11 エア供給路
12 前進用エア室
13 エア供給路
14 後退用エア室
15 第3の回転体
15a 着脱カップリング部
16 エジェクトピン
17 カップリング検知センサ
18 離脱検知センサ
21 システムコントローラ
22 ネジ抜き/エジェクト用モータ
23 モータドライバ
24 エンコーダ
25 テーブル回転用モータ
26 モータドライバ
27 エンコーダ
28 圧縮エア送出装置
29 エアバルブ
30 エアバルブドライバ
31 統括制御部
32 ネジ抜き/エジェクト制御部
32a ネジ抜き回転原点位置セット部
32b 回転量演算部
33 テーブル回転制御部
34 エアブロウ制御部
Claims (5)
- 金型を搭載して間欠回転駆動される回転テーブルと、該回転テーブルを回転可能に保持したダイプレートとを有する射出成形機において、
前記金型に被着した成形品のネジ抜きを行うネジ抜き機構と、前記ダイプレートに搭載された前記ネジ抜き機構の駆動源であるモータとを具備し、
前記ネジ抜き機構は、前記ダイプレートに回転可能に保持されて前記モータの回転を伝達される第1の回転体と、該第1の回転体と常に一体回転するように且つ第1の回転体に対して所定量軸方向に移動可能であるように結合されて、進退駆動手段の駆動力により、その端部に設けた着脱カップリング部が前記回転テーブル内に進入した位置と前記回転テーブルから離間した位置とをとり得る第2の回転体と、前記回転テーブル内に回転可能に保持されると共に前記金型内で回転するネジ抜き回転部と一体回転するように結合されて、前記第2の回転体の前記着脱カップリング部と回転伝達結合が可能な着脱カップリング部をもつ第3の回転体とを、
備えたことを特徴とする射出成形機。 - 請求項1に記載の射出成形機において、
前記回転テーブルには、前記第2の回転体の前記着脱カップリング部が前記回転テーブル内に進入して前記第3の回転体の前記着脱カップリング部と結合したか否かを感知するカップリング検知センサを備え、
射出成形機全体の制御を司るコントローラは、前記進退駆動手段の駆動力により前記第2の回転体を前記第3の回転体に向けて移動させた際の前記カップリング検知センサからの検知情報に基づき、前記第2の回転体の前記着脱カップリング部と前記第3の回転体の前記着脱カップリング部とが結合していない場合には、前記モータを回転させて前記第2の回転体を回転させることで、前記第2の回転体の前記着脱カップリング部と前記第3の回転体の前記着脱カップリング部とを結合させるように制御することを特徴とする射出成形機。 - 請求項2に記載の射出成形機において、
前記コントローラは、前記カップリング検知センサが前記着脱カップリング部同士の結合を検出したタイミングの前記モータの回転位置を、ネジ抜き回転のための回転原点位置としてセットして、セットした回転原点位置からのネジ抜き回転のための前記モータの回転量を常に一定とするように、制御することを特徴とする射出成形機。 - 請求項3に記載の射出成形機において、
前記第1の回転体はボールネジ機構のナット体と一体化された部材であり、前記ナット体に螺合して前記ナット体の回転で直線移動するネジ軸により、エジェクトピンを前後進させるように構成することで、前記モータをネジ抜き動作とエジェクト動作との駆動源として用いることを特徴とする射出成形機。 - 請求項4に記載の射出成形機において、
前記コントローラは、前記エジェクトピンの全体突き出しストロークを、前記したネジ抜き回転のための前記回転原点位置に対応するエジェクトピンの位置を基準として、そこから一定のストロークを保つように、前記回転原点位置の如何に応じて可変する制御を行うことを特徴とする射出成形機。
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