JP6693837B2 - 成形機 - Google Patents

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本発明は、射出成形機及びダイカストマシン等の成形機に係り、特に、成形品を金型装置から取り出すエジェクト装置に関する。
射出成形機及びダイカストマシン等の成形機には、金型装置から成形品を取り出すためのエジェクト装置が備えられている(例えば、特許文献1参照)。図5及び図6に、従来知られている成形機のエジェクト装置を示す。図5は従来例に係る成形機の要部拡大図、図6は図5のB部拡大図である。
図5及び図6において、符号101は移動ダイプレート、符号102は移動ダイプレート101に取り付けられたエジェクト装置、符号103は移動ダイプレート101と図示しないテールストックとの間に両端が連結ピンを介して連結されたトグルリンク機構を示している。なお、これらの各図は、トグルリンク機構103が収縮動作されて、図示しない金型装置が型開状態にあり、かつエジェクト装置102が成形品取り出し前の待機位置にある状態を示している。
エジェクト装置102は、複数のベアリングの組み合わせからなる軸受104を介して移動ダイプレート101に回転自在に保持されたナット体105と、ナット体105に螺合されたねじ軸106と、ねじ軸106の一端に連結されたエジェクトプレート107と、一端がエジェクトプレート107に固定された複数本のエジェクトピン108とから構成されている。
ナット体105は、図6に拡大して示すように、断面中央部にねじ孔111と、ねじ孔111よりも大径のストレート孔112とが同軸に開設された筒状に形成されており、ねじ孔111には、ねじ軸106が螺合されている。ねじ孔111は、ナット体105の全長の約1/2の長さに亘って形成される。ストレート孔112は、ねじ軸106を挿通可能な直径に形成される。
ナット体105の外観形状について説明すると、ナット体105の長さ方向の略中央部には、リング状のフランジ113が外向きに突設されており、図上、フランジ113の形成部よりも右側がナット体105の保持部114、左側がプーリ取付部115になっている。プーリ117は、プーリ取付部115に装着され、ナット体105にボルト119で固定される。これにより、従来例に係るプーリ117は、フランジ113の側面部分に近接して配置される。
移動ダイプレート101には、ナット体収納凹部121と、ねじ軸挿通孔122とが形成されている。
ナット体105は、軸受104が装着された保持部114を移動ダイプレート101に形成されたナット体収納凹部121内に収容することにより、軸受104を介して移動ダイプレート101に回転自在に保持される。保持部114は、フランジ113の側面が移動ダイプレート101の端面に突き当たる位置まで、ナット体収納凹部121内に押し込まれる。ナット体収納凹部121内に押し込まれた保持部114は、移動ダイプレート101にボルト123を用いて取り付けられた脱落防止部材124により、脱落が防止される。
プーリ117には、図示しないタイミングベルトが掛け回され、移動ダイプレート101に備えられた図示しないエジェクト用電動サーボモータにより回転駆動される。
従来例に係る成形機は、このように構成されているので、図示しないエジェクト用電動サーボモータを所定の一方向に回転駆動すると、図示しないタイミングベルト及びプーリ117を介してナット体105が所定の一方向に回転駆動され、ナット体105の回転に伴って、ねじ軸106及びエジェクトプレート107が所定の一方向に直進駆動される。
そして、エジェクトプレート107が移動ダイプレート101に接近する方向に直進駆動された場合には、エジェクトピン108の先端部が移動ダイプレート101の端面より突出されて、成形品の取り出しが行われる。これに対して、エジェクトプレート107が移動ダイプレート101から離隔する方向に直進駆動された場合には、エジェクトピン108の先端部が移動ダイプレート101内に収容されて、次回の成形動作が可能になる。
特開2015−128874号公報
ところで、断面中央部に小径のねじ孔111と大径のストレート孔112とが同心に形成されたナット体105と、ねじ孔111に螺合されたねじ軸106とから構成されるボールねじ機構においては、必然的にねじ孔111が形成されたプーリ取付部115の内部にボールねじ機構を構成するボール循環経路120が形成される。
然るに、従来の成形機は、図5及び図6に示すように、エジェクト用電動サーボモータの駆動力をナット体105に伝達するプーリ117が、プーリ取付部115の端部に取り付けられているので、プーリ117の回転駆動に伴って大きな歪みがナット体105に作用し、しかもナット体105に作用する歪みがボール循環経路120に対してアンバランスに作用する。このため、従来の成形機においては、エジェクト装置102が円滑に動作しにくく、その結果、エジェクト装置102の耐久性も害されるという問題があり、この点に改善の余地がある。
本発明は、このような従来技術の問題を解決するためになされたものであり、その目的は、動作性及び耐久性に優れたエジェクト装置を備えた成形機を提供することにある。
本発明は、上述の課題を解決するため、移動ダイプレートを備えた型締ユニットと、該型締ユニットにより型締された金型装置のキャビティ内に成形材料を射出・充填する射出ユニットと、成形品を前記金型装置から取り出すエジェクト装置とを備えた成形機において、前記エジェクト装置は、前記移動ダイプレートに回転自在に保持されたナット体及び該ナット体に螺合されたねじ軸から構成されるボールねじ機構と、前記移動ダイプレートに搭載されたエジェクト用電動サーボモータと、前記ナット体に取り付けられ、前記エジェクト用電動サーボモータの駆動力を前記ナット体に伝達するプーリを含んで構成され、前記ナット体は、前記ボールねじ機構のボール循環経路が形成され、前記プーリは、前記ボール循環経路の中央部に取り付けられていることを特徴とする。
かかる構成によると、プーリをボール循環経路の中央部に取り付けるので、プーリの回転駆動に伴うナット体の歪みが低減されると共に、その歪みがボール循環経路に均等に作用する。よって、エジェクト装置の動作性及び耐久性が改善される。
また本発明は、前記構成の成形機において、前記ナット体は、長さ方向の中央部にリング状のフランジが形成され、前記フランジを介して前記ナット体の片側には軸受が装着され、前記フランジを介して前記ナット体の他の片側には前記ボール循環経路が形成されていて、前記フランジ及び前記軸受が前記移動ダイプレートに形成されたナット体収納凹部内に収容され、前記ナット体が前記軸受を介して前記移動ダイプレートに回転自在に保持されていることを特徴とする。
かかる構成によると、フランジ及び軸受を移動ダイプレートに形成されたナット体収納凹部内に収容するので、フランジを移動ダイプレートの端面に突き当てる場合に比べて、移動ダイプレートの端面からのエジェクト装置の突出量を減少することができ、成形機の小型化を図ることができる。
本発明によると、成形機に備えられるエジェクト装置の動作性及び耐久性を改善できると共に、成形機の小型化を図ることができる。
実施形態に係る成形機の構成図である。 実施形態に係る成形機に備えられる移動ダイプレートのテールストック側から見た正面図である。 実施形態に係る成形機の要部断面図である。 図3のA部拡大図である。 従来例に係る成形機の要部断面図である。 図5のB部拡大図である。
以下、実施形態に係る成形機につき、射出成形機を例にとって説明する。なお、本発明の範囲は、以下に記載する実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨に反しない範囲で様々な設計変更を加えて実施することが可能であることは言うまでもない。
図1に示すように、本例の成形機1は、射出成形機であって、機台2と、型締ユニット3と、射出ユニット4と、金型装置5と、エジェクト装置6と、これら型締ユニット3、射出ユニット4及びエジェクト装置6の動作状態を表示する表示装置7と、これら型締ユニット3、射出ユニット4、エジェクト装置6及び表示装置7の駆動を制御する制御装置8とを有している。
型締ユニット3は、固定ダイプレート11と、該固定ダイプレート11と対向に配置されたテールストック12と、これら固定ダイプレート11とテールストック12とに両端が橋架された複数本のタイバー13と、タイバー13に案内されて固定ダイプレート11とテールストック12との間で移動する移動ダイプレート14とを有する。固定ダイプレート11は、機台2の上面の所定位置に固定される。一方、テールストック12は、型厚を調整可能な範囲で機台2の上面に移動可能に取り付けられ、型厚調整後に機台2の上面に固定される。
固定ダイプレート11の移動ダイプレート14との対向面には、金型装置5を構成する固定側金型15が取り付けられ、移動ダイプレート14の固定ダイプレート11との対向面には、金型装置5を構成する移動側金型16が取り付けられる。固定側金型15の合わせ面15aと移動側金型16の合わせ面16aとの間には、型締時に所定形状となるキャビティ17が形成される。
移動ダイプレート14は、テールストック12と移動ダイプレート14とに両端が連結されたトグルリンク機構20を収縮駆動又は伸長駆動することにより、型開方向又は型閉・型締方向に移動される。
即ち、トグルリンク機構20を構成するリンク部材の両端部は、それぞれテールストック12と移動ダイプレート14とに連結ピン21、22を介して連結されている。また、トグルリンク機構20のクロスヘッド23には、ボールねじ機構の直進部19が連結されている。ボールねじ機構の直進部19は、図示しないボールねじ機構の回転部に螺合され、当該ボールねじ機構の回転部は、図示しない型開閉用電動サーボモータを用いて回転駆動される。なお、図1の例にあっては、ボールねじ機構の直進部19としてねじ軸が用いられているが、ねじ軸に螺抗されたナット体をボールねじ機構の直進部19とすることもできる。
従って、テールストック12を機台2に固定した状態で、型開閉用電動サーボモータを駆動し、トグルリンク機構20を伸長すると、移動ダイプレート14がタイバー13に案内されて固定ダイプレート側に移動し、型閉及びそれに引き続く型締が行われる。反対に、テールストック12を機台2に固定した状態で、型開閉用電動サーボモータを駆動し、トグルリンク機構20を収縮すると、移動ダイプレート14がタイバー13に案内されてテールストック12側に移動し、型開が行われる。
射出ユニット4は、図1に示すように、先端に射出ノズル33が取り付けられた筒型の加熱シリンダ32と、加熱シリンダ32の内部に回転可能かつ前後進可能に収納されたスクリュ34と、原料樹脂を投入するホッパ35と、ホッパ35内に投入された原料樹脂を加熱シリンダ32内に供給するホッパブロック31を有する。加熱シリンダ32の外周には、加熱シリンダ32内に供給された樹脂を加熱するバンドヒータ36が巻装される。
なお、射出ユニット4は、図示しない計量用電動サーボモータ及び射出用電動サーボモータを備えており、各モータの動力をそれぞれ所要の動力伝達機構を介してスクリュ34に伝達している。
計量用電動サーボモータは、スクリュ34を一方向に回転駆動する。制御装置8からの指令に応じてスクリュ34が回転駆動されると、ホッパ35内に投入された原料樹脂が自重によってスクリュ34に形成されたスクリュ溝内に落下し、加熱シリンダ32内に導入される。加熱シリンダ32内に導入された原料樹脂は、スクリュ34の回転駆動に伴って発生する摩擦熱や剪断熱、それにバンドヒータ36の発熱により溶融され、順次加熱シリンダ32の先端部に取り付けられた射出ノズル33側に移送される。
射出用電動サーボモータは、スクリュ34を前進方向又は後退方向に直進駆動する。所定量の溶融樹脂が加熱シリンダ32の先端部に貯えられると、制御装置8からの指令に応じて射出用電動サーボモータが起動され、スクリュ34が前進駆動されて、加熱シリンダ32の先端部に貯えられた所定量の溶融樹脂が、射出ノズル33から金型装置5のキャビティ17に射出・充填される。これにより、所定形状の成形品が得られる。
表示装置7は、図1に示すように、機台2の前面のオペレータが目視しやすい位置に配置される。なお、表示装置7には、入力装置7aを一体に備えることができる。制御装置8は、機台2の内部に設置される。表示装置7には、型締ユニット3、射出ユニット4及びエジェクト装置6に備えられた各種のセンサ類(図示省略)の検出データや、これらの検出値に基づく制御装置8の演算データを、一覧表示やグラフ表示などの所望の形式で表示することができる。
制御装置8は、型締ユニット3、射出ユニット4、エジェクト装置6及び表示装置7を含む成形機1の制御全体を司る。
以下、実施形態に係る成形機のエジェクト装置6につき、図2乃至図4を用いて詳細に説明する。
図2乃至図4に示すように、実施形態に係るエジェクト装置6も、基本的な構成については図5及び図6に示した従来例に係るエジェクト装置102と同じであり、トグルリンク機構20により型開方向及び型閉・型締方向に移動される移動ダイプレート14に取り付けられる。図3及び図4も、トグルリンク機構20が収縮動作されて、固定側金型15及び移動側金型16が型開状態にあり、かつエジェクト装置6が成形品取り出し前の待機位置にある状態を示している。
実施形態に係るエジェクト装置6は、図3及び図4に示すように、複数のベアリングの組み合わせからなる軸受41を介して移動ダイプレート14に回転自在に保持されたナット体42と、ナット体42に螺合されたねじ軸43と、ねじ軸43の一端に連結されたエジェクトプレート44と、一端がエジェクトプレート44に固定された複数本のエジェクトピン45とを含んで構成されている。
ナット体42は、図4に拡大して示すように、断面中央部にねじ孔51とねじ孔51よりも大径のストレート孔52とが同軸に開設された筒状に形成されており、ねじ孔51には、ねじ軸43が螺合されている。ねじ孔51は、ナット体42の全長の約1/2の長さに亘って形成される。ストレート孔52は、ねじ軸43を挿通可能な直径に形成される。本構成のナット体42においては、図4に示すように、ねじ孔51と対応する部分にボールねじ機構のボール循環経路46が形成される。
ナット体42の長さ方向の略中央部には、リング状のフランジ53が外向きに突設されており、図上、フランジ53の形成部よりも右側がナット体42の保持部54、左側がプーリ取付部55になっている。プーリ57は、プーリ取付部55に装着され、ナット体42にボルト59で固定される。これにより、実施形態に係るプーリ57は、プーリ取付部55の略中央部、即ち、ボール循環経路46の略中央部に配置される。
図3及び図4に示すように、移動ダイプレート14には、ナット体収納凹部60とねじ軸挿通孔61とが同軸に形成されており、ナット体収納凹部60にナット体42が回転自在に保持されている。
本実施形態においては、ナット体42の保持部54と、フランジ53と、プーリ取付部55の一部とが、移動ダイプレート14に形成されたナット体収納凹部60内に収容される。これにより、ナット体42は、軸受41を介して移動ダイプレート14に回転自在に保持される。ナット体収納凹部60内へのナット体42の押し込み位置は、プーリ47が移動ダイプレート14と干渉しない所定の位置とする。ナット体収納凹部60内に押し込まれたナット体42は、移動ダイプレート14にボルト62を用いて取り付けられた脱落防止部材63により、脱落が防止される。
図2に示すように、移動ダイプレート14には、エジェクト用電動サーボモータ70が搭載されており、当該エジェクト用電動サーボモータ70の主軸に取り付けられたプーリ71とナット体42のプーリ取付部55に取り付けられたプーリ57とには、タイミングベルト72が掛け回されている。従って、ナット体42は、エジェクト用電動サーボモータ70により所定の方向に回転駆動される。
実施形態に係る成形機は、このように構成されているので、エジェクト用電動サーボモータ70を所定の一方向に回転駆動すると、タイミングベルト72及びプーリ57を介してナット体42が所定の一方向に回転駆動され、ナット体42の回転に伴って、ねじ軸43及びエジェクトプレート44が所定の一方向に直進駆動される。
そして、エジェクトプレート44が移動ダイプレート14に接近する方向に直進駆動された場合には、エジェクトピン45の先端部が移動ダイプレート14の端面より突出されて、成形品の取り出しが行われる。これに対して、エジェクトプレート44が移動ダイプレート14から離隔する方向に直進駆動された場合には、エジェクトピン45の先端部が移動ダイプレート14内に収容されて、次回の成形動作が可能になる。
実施形態に係るエジェクト装置6は、エジェクト用電動サーボモータ70の駆動力をナット体42に伝達するプーリ57が、ボール循環経路46の略中央部に配置されているので、プーリ57の回転駆動に伴うナット体42の歪みを低減できると共に、その歪みをボール循環経路46に対してバランス良く作用させることができる。このため、実施形態に係るエジェクト装置6は、従来のエジェクト装置102に比べて動作が円滑となり、それに伴って耐久性も高められる。
また、実施形態に係るエジェクト装置6は、ナット体42の保持部54とフランジ53とプーリ取付部55の一部を、移動ダイプレート14に形成されたナット体収納凹部60内に収容するので、ナット体105の保持部114のみを移動ダイプレート101に形成されたナット体収納凹部121内に収容する従来技術に比べて、移動ダイプレート14からのエジェクト装置6の突出量を小さくすることができる。従って、図3と図5の比較から明らかなように、実施形態に係る成形機は、移動ダイプレート14からのトグル連結部14aの突出量L1を、従来例に係る成形機における移動ダイプレート101からのトグル連結部101aの突出量L2を小さくすることができ、成形機の小型化を図ることができる。
なお、実施形態に係るエジェクト装置6は、ナット体42の保持部54とフランジ53とプーリ取付部55の一部を、移動ダイプレート14に形成されたナット体収納凹部60内に収容したが、本発明の要旨はこれに限定されるものではなく、ナット体42の保持部54のみを、移動ダイプレート14に形成されたナット体収納凹部60内に収容する構成とすることもできる。
また、前記実施形態においては、所謂リターンピン方式のエジェクト装置6を例にとって説明したが、本発明の要旨はこれに限定されるものではなく、所謂プレート方式のエジェクト装置を備えることもできる。
1 成形機
2 機台
3 型締ユニット
4 射出ユニット
5 金型装置
6 エジェクト装置
14 移動ダイプレート
14a トグル連結部
15 固定側金型
16 移動側金型
20 トグルリンク機構
41 軸受
42 ナット体
43 ねじ軸
44 エジェクトプレート
45 エジェクトピン
46 ボール循環経路
51 ねじ孔
52 ストレート孔
53 フランジ
54 保持部
55 プーリ取付部
60 ナット体収納凹部
61 ねじ軸挿通孔
70 エジェクト用電動サーボモータ
71 プーリ
72 タイミングベルト

Claims (2)

  1. 移動ダイプレートを備えた型締ユニットと、該型締ユニットにより型締された金型装置のキャビティ内に成形材料を射出・充填する射出ユニットと、成形品を前記金型装置から取り出すエジェクト装置とを備えた成形機において、
    前記エジェクト装置は、前記移動ダイプレートに回転自在に保持されたナット体及び該ナット体に螺合されたねじ軸から構成されるボールねじ機構と、前記移動ダイプレートに搭載されたエジェクト用電動サーボモータと、前記ナット体に取り付けられ、前記エジェクト用電動サーボモータの駆動力を前記ナット体に伝達するプーリを含んで構成され、
    前記ナット体は、前記ボールねじ機構のボール循環経路が形成され、前記プーリは、前記ボール循環経路の中央部に取り付けられていることを特徴とする成形機。
  2. 前記ナット体は、長さ方向の中央部にリング状のフランジが形成され、前記フランジを介して前記ナット体の片側には軸受が装着され、前記フランジを介して前記ナット体の他の片側には前記ボール循環経路が形成されていて、前記フランジ及び前記軸受が前記移動ダイプレートに形成されたナット体収納凹部内に収容され、前記ナット体が前記軸受を介して前記移動ダイプレートに回転自在に保持されていることを特徴とする請求項1に記載の成形機。
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