JP5108159B1 - 被介護者の筋力値を測定し、その筋力に合わせたリハビリができるリハビリ機。 - Google Patents

被介護者の筋力値を測定し、その筋力に合わせたリハビリができるリハビリ機。 Download PDF

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Abstract

【課題】
従来、一度車椅子に乗っている人でオシメをする人とオシメをしない人を分ける分離点が明確にされてこず、介護手間が激減するオシメをしない為のリハビリ方法も確立されていない、又膝関節炎の人や腰痛の人で腰や膝関節に負荷がかからないリハビリが求められた。
【解決手段】
被介護者を可動水槽と外輪溝付きリングを介して天秤状態にし、被介護者自身が両足の力で立ち上がるときの不足力を可動水槽内に水を入れて不足力分の水の重さで立たせ、立たせた状態でも足が上がらない時に、両膝関節に取り付けた糸を矢倉の上に付けた外輪溝付きリングにからめて引き上げ用重しを吊り下げて膝を引き上げ、又左右の手を載せた肘掛板に接続した糸を前枠柱の裏側に取り付けた手摺に固定した外輪溝付きリングにからめて押し上げ用重しを吊り下げ、これらの重しで足を上げる不足力を補助し足踏みできるようにした筋力が測定できるリハビリ機
【選択図】 図10

Description

本発明は要介護手間の最大の境目であるオシメを装着する必要があると判断すべき体力的なポイントを数字で明確に表し、オシメをしなくても良い様にする為の不足する筋力の不足値をリハビリ目標にし、その目標をリハビリで達性させ介護手間と医療手間を激減させる事を目的とした分野です。
オシメを装着していない被介護者に対してオシメを装着している被介護者の介護手間は5倍以上も手間を要するのに要介護度を査定する場合に介護手間があまり問題にされていないように感じており、特に近親者が在宅介護をしている場合、オシメの介護手間は被介護者本人も介護者も精神的に深刻なダメージを受けており、このダメージは健康にも家庭環境にも非常に悪影響があり、体重移動筋力値を改善するリハビリで被介護者自身が一人で車椅子から便器へ一人で移動し一人で排便動作が出来るようにする事で介護手間を少しでも減らし、働きながら介護をする在宅介護者の労力を減らす事が望まれている。
特願2011−108956
被介護者が排便動作をする時に片手で手摺を押し下げながらもう片方の手でパンツを下げたり、上げたり、お尻を拭いたりする動作ができる筋力の不足力を明確に測定し、その測定値を目標にグラフを作成し、目標に向けたリハビリができるような安価なリハビリ機が希望された。
そして本発明は上記目的を達成するために車椅子が乗り上げできる幅と人の背丈より高い高さの矢倉を角管で構成する為、矢倉の床組み構成材の前端をスロープにし、この床組み構成材から6本の接続管を立ち上げ、この接続管を柱の内径内に入れて6本の柱を直立し、この柱の内径内に天井構成材から下がる6本の接続管を差し入れて前枠と中枠と後枠からなる矢倉を建て、この矢倉に床板を貼った。
4個の外輪溝付きリングを回転自在に2本のアングル辺に挟んで固定した長尺アングル構成材を2組作りこの2組を肩幅の間隔で矢倉の上に前後を出して設置し、その矢倉で中枠と後枠の間の床組み構成材に水槽を置き、この水槽の真上に可動水槽を配置し、この可動水槽の真上に位置する2組の短尺アングル構成材に固定した外輪溝付きリングの溝それぞれにかて下げる紐で可動水槽を吊り下げ、この紐は2組の長尺アングル構成材の最後部に固定した外輪溝付きリングそれぞれの溝にかて下ろし可動水槽と同じ重さの重しを吊り下げており、他方可動水槽の真上で2組の長尺アングル構成材に固定する外輪溝付きリングの溝それぞれから下ろす紐も可動水槽吊り下げ、この紐は2組の長尺アングル構成材で最前部の外輪溝付きリングの溝それぞれかけて下ろして人体装着用具に接続し、車椅子に座った被介護者と可動水槽とを紐でつなげた
組み構成材上に設置した水槽内の揚水ポンプの送水パイプは水槽の上板から上に突きだし、この送水パイプは真上に位置する可動水槽内に固定したパイプの内径内に配管させ、この送水パイプの先端部は可動水槽の上板に直立させた煙突内でアールに曲げ、この送水パイプの先端部から出す水は煙突内で放出される。
可動水槽の上板に取り付けた電磁石で可動水槽内の弁棒を上下に作動できるようにし、この弁棒の下端に付けた弁が上下する事で可動水槽内の水の排水と止水ができるようになり、この電磁石のスイッチと揚水ポンプのスイッチを前枠の柱に取り付けた。
被介護者と天秤状態の可動水槽内に入れる水を被介護者が立てるまで注入し、立った被介護者の両足の下それぞれには足踏み板を配置し、この足踏み板それぞれを足踏み板受け枠に載せ、この足踏み板受け枠を2本の肘掛パイプの下部分に固定し、この2本の肘掛パイプの上端には肘掛板を取り付け、この肘掛板と肘掛パイプと足踏み板と足踏み板受け枠とをー体化して足踏み構成材を構成し、その肘掛パイプの内径内に入れる直立棒は被介護者の両足外側の床組み構成材から直立させて、その足踏み構成材が直立棒を上下にスライドできるようにし、その2組の足踏み構成材の肘掛板に糸を取り付け、この2本の糸を前枠柱の裏側に取り付けた手摺に固定する外輪溝付きリングの溝それぞれにかけて下げ、下げた糸に押し上げ用重しを吊り下げ、この押し上げ用重しの重さが足踏み構成材の足踏み板を踏んでいる被介護者の足の裏を押し上げる。
左右それぞれの膝関節にはベルトを取り付け、このベルトに付けた糸を前枠と中枠の間に位置する2本の長尺アングル構成材に固定した外輪溝付きリングの溝それぞれにかけて下げ、下げた糸は引き上げ用重しを吊り下げ、この引き上げ用重しと押し上げ用重しとの重さが膝を上げる筋力の不足力を補助している。
前枠と中枠の間で2組のアングル構成材それぞれを構成する2本のアングル辺の間を通過する紐それぞれにはストローク棒を連結して介在させ、このストローク棒をパイプのように穴のあいた平角棒の穴に入れ、この2個の平角棒を2組みのアングル構成材それぞれにボルトで固定し、このストローク棒の両端部分それぞれの外径に圧縮コイルバネを配置し、このストローク棒の両端部には紐を連結し、可動水槽が上下するとストローク棒は平角棒の穴内を前後にスライドしストローク棒の両端に配置した圧縮コイルバネと頭部が平角棒の端面に当って止まり、この端面に当る事で可動水槽の上下の作動範囲も被介護者の上下動作もストローク棒の長さで制限する。
可動水槽とでつなぐ車椅子に座る被介護者は両足で立ち上がる筋力の不足を可動水槽水の重さを補助力にして直立し、直立した状態で押し上げ用重しと引き上げ用重しの重さを補助力にして両足で足踏みできるようにし、その足踏みの時に左手と右手を載せた肘掛板を左右の手で交互に押し下げて膝関節への負荷を減らし、筋力を測定しその被介護者自身の筋力に合わせたリハビリができるリハビリ機。
被介護者の筋力が弱くなりオシメを使用するようになると介護手間は5倍以上になり介護手間にも家庭環境にも経済的にも悪影響があるので、本発明は体重移動に関する筋力の不足力を測定し、その不足する筋力値を目標にグラフを作成し効率の良いリハビリできるようにし膝関節炎や腰痛の人にも負荷がかからないようなリハビリができるようにした。
矢倉を構成する骨組みを分解した斜視図 矢倉を構成する骨組みの斜視図 矢倉全体を上から見た平面図 椅子に座った被介護者に紐の付いた人体装着用具を着せて両手で手摺を掴ませて可動水槽水で立たせようとする体勢の側面図 椅子に座った被介護者に紐の付いた人体装着用具を着せて左手で手摺を掴ませ右手は肘掛板に載せて右方向に体重を移動しようとする体勢の側面図 椅子に座った被介護者に紐の付いた人体装着用具を着せて右手だけでお尻を浮かせようとしている体勢の側面図 椅子に座った被介護者に紐の付いた人体装着用具を着せて両手を膝の上に載せ可動水槽水の補助力と被介護者自身の筋力で立ち上がろうとしている側面図 可動水槽水の補助力と被介護者自身の筋力で立った状態の側面図 可動水槽水の補助力と被介護者自身の筋力で立って両手を両サイドの肘掛板に載せた状態の側面図 可動水槽水の天秤補助力で立ち上がった被介護者が押し上げ用の重しと引き上げ用の重しの天秤力で足踏み動作をしている側面図 矢倉の床上に置いた水槽と可動水槽を後方から見た側面図 可動水槽内の送水パイプの配管図 送水パイプの配管で可動水槽の底板への接続部分の断面図 可動水槽の上板に付けた電磁石と弁棒と排水弁で止水状態の断面図 可動水槽の電磁石を作動させて排水弁を開いた状態の断面図 可動水槽内の水が満杯になりすぎて空気容器の浮力で排水弁が開いた断面図 肘掛パイプと足踏み板の斜視図 肘掛パイプの拡大断面図と部品拡大図 可動水槽と同じ重さの重しの斜視図 押し上げ重しと引き上げ重しの斜視図 前枠柱の裏側に取り付けた手摺と手摺に固定した外輪溝付きリングの斜視図 可動水槽の上下範囲を制御するストローク棒の斜視図 人体装着用具と吊り下げ用半ズボンの斜視図 排水パイプの上端部分で弁の受け口の斜視図
以下、本発明の実施の形態で図1から23図を基に説明する。
図においては、人の背丈より高く車椅子を乗り上げできる幅より広い矢倉を組み立てるために前端部にスロープASを付けた床組み構成材Aを床に置き、この床組み構成材Aには前枠柱AHMと中枠柱AHNと後枠柱AHAとを立てるそれぞれの位置に柱接続管AH直立固定させ、この柱接続管AHの6本を角管柱Hの内径内に入れて6本の角管柱Hを垂直に立ててボルトで固定し、この角管柱Hの上端部で角管内に天井構成材ATに固定した6本の柱接続管BHを差し入れてボルトで固定し、床組構成材Aに床板Yを貼って前枠、中枠、後枠からなる矢倉を組み上げた。
2本のアングルQA辺の間に4個の外輪溝付きリング1S、2S、3S、4Sを回転自在に固定して長尺アングル構成材Qを作り、この長尺アングル構成材Qの2組を肩幅の間隔で天井構成材Bの前後からはみ出すように上に載せてボルトで固定し、中枠と後枠との間で2組の長尺アングル構成材Qの下面それぞれに短尺アングル構成材を固定し、この2組の短尺アングル構成材に外輪溝付きリング5Sを固定した。
中枠と後枠の間で床板Yの上に用水ポンプPを入れた水槽YPを設置し、その揚水ポンプPの送水パイプPSは水槽YPの上板を真上に突き抜けて真上に配管し、真上で上下に可動させる可動水槽M内に固定したパイプPWの内径内に送水パイプPSを通し、その可動水槽Mの上板MSTに立てた煙突ME内で送水パイプPSの先端部を曲げて下方に放水できるようにし、この下に曲げた送水パイプPSの先端部は可動水槽Mが上下作動しても煙突MEの上下範囲内で水を放出できるようにしてあり、煙突MEは上に引き抜いて取り外す事ができる。
2組の長尺アングル構成材Qの後端部に取り付けた外輪溝付きリング4Sそれぞれの溝にかけて下げる紐2E空の可動水槽Mと同じ重さの重し4SGとを繋げ、この重し4SGを吊り下げる2本の紐2Eは中枠と後枠の間に位置する2組の短尺アングル構成材QTに固定した外輪溝付きリング5Sの溝にかけて下がらせ可動水槽Mを吊り下げてあり、又2組の長尺アングル構成材Qに固定した外輪溝付きリング3Sの溝にそれぞれにかけて下げる紐1Eも可動水槽Mを吊り下げ、この紐1Eは2組の長尺アングル構成材Qの前端部それぞれに固定した外輪溝付きリング1Sの溝にかけて下がらせ人体装着用具Jに接続し、この人体装着用具Jを着用し椅子に座る被介護者は可動水槽M内の水の重さと紐で天秤になり、その水の重さは被介護者が自身の脚力で立つ時の不足力分を補助できる重さであり、この時の水の重さは介護者が被介護者の両脇の下に手を差し入れて持ち上げる力に等しい。
2組の長尺アングル構成材Qの後端部から吊り下がる重し4SGと床Yとをワイヤーロープ4SWでつな、このワイヤーロープ4SWの使用目的は可動水槽Mが下がって真下の水槽YPに当る前に重し4SGと床板Yとを接続したワイヤーロープ4SWが張る事で重し4SGの上昇は止まり、重し4SWと紐2Eで繋がる可動水槽Mの下降を止める事になる。
可動水槽Mの上板に取り付けた電磁石Dは電気を流す事で弁棒BBを上下に作動させ、弁棒BBの下端に付けた排水弁Bを上下させて排水と止水機能をもたせて可動水槽M内の水を排水できるようにし、その電磁石Dのスイッチと揚水ポンプPのスイッチを前枠柱AHMに取り付けて可動水槽Mへの注水と排水をスイッチで操作できるようにし、又判断ミスでスイッチを入れたままでも可動水槽M内の浮き輪UWが弁棒BBを押し上げて排水弁Bを開いて排水できるようになり可動水槽M内の水漏れ事故を起さないようにした。
2組のアングル構成材Qそれぞれを構成する2本のアングルQK辺の間を通過する紐1Eで外輪溝付きリング2Sと3Sの範囲の紐1Eにストローク棒Rを連結して介在させ、このストローク棒Rを角パイプのような穴をあけた平角棒RHの穴に入れて、この平角棒RHを長尺アングル構成材Qにボルトで固定し、又ストローク棒Rの両端部分の外径に圧縮コイルバネRBを配置し、このストローク棒Rの両端に取り付けた頭部RTそれぞれには紐1Eを接続し、この紐1Eにつながれた可動水槽Mと被介護者が上下に動くと、両端を紐1Eで連結したストローク棒Rは平角棒RHの穴を前後にスライドし、圧縮コイルバネRBを介して頭部RTが平角棒RHの端面に当り、当る事で可動水槽Mと被介護者は上下動作が制限される。
可動水槽M内の水の重さと紐1Eで繋がる被介護者はその水の重さを補助力にして自身の両足の力で立ち上がり、立った両足の下双方に足踏み板FTを配置し、この足踏み板FTを下で受け止める受け止めFTUを2本の肘掛パイプFPの下端部分に固定し、この2本の肘掛パイプFPそれぞれの内径内に矢倉の床板Yから直立させる左右で2本ずつの直立棒FBを入れて肘掛パイプFPを上下にスライドできるようにし、この2本の肘掛パイプFPの上端には肘掛板FEを固定し、肘掛板FEと肘掛パイプFPと受け止め枠FTUと足踏み板FTとをー体化して足踏み構成材Fを構成し、その肘掛板FEの上に被介護者は左手と右手を置き、この左右双方の肘掛板FEに糸CEを取り付けし、この糸CEを前枠柱1Hの裏側に取り付けた手摺Cに固定する2個の外輪溝付きリングCRの溝それぞれにかけて下げ、下げた糸CEが吊り下げる押し上げ用重しWTUの重さが足踏み構成材Fを引き上げ、引き上げられる足踏み構成材Fの足踏み板FTを踏んでいる被介護者の足の裏は押し上げられる。又肘掛パイプFPの内径内の直立棒FBは円周に数筋の溝FBMを加工し、この溝FBMに小球FBKを配置する為に丸く巻いた板バネFBBに穴FBAをあけ、この穴FBAに小球FBKを入れて直立棒FBの溝FBMに取り付け、この小球の転がり摩擦で肘掛パイプFPのスライドを良くした。
2本の糸2SEの先端にベルトBEを付け、この二つのベルトBEを両膝の関節それぞれに取り付けし、この2本の糸2SEそれぞれを中枠と後枠の間に位置する外輪溝付きリング2Sにかけて下げ、この下げた糸2SEに膝を引き上げる引き上げ用重し2SWを吊り下げて膝関節と重し2SWを天秤状態にし、この引き上げ用重し2SWと押し上げ用重しWTUとで被介護者が足を上げる時の筋力の不足分を補助して足踏みができるようにし、又足踏みしながら左右の手を載せた肘掛板FEを左右交互に押さえる事で膝関節への負荷を軽減させ体重移動筋力を強化するリハビリができるようにした。
リハビリ機の使用方法として図4は50kgの体重の被介護者が椅子Zに座両手手摺Cを掴んで押さえながら両足で立とうとしている状態で、可動水槽Mの中へ10kgの水を入れで立ち上がる事ができたと仮定し、体重50kg−10kg−両膝関節から下の重さ(7kgと仮定)=33kg両手で押さえる力と両足で立ち上がる力の合計と計算し、10kgの可動水槽水を入れたまま両手で手摺Cを押さえながら両足で椅子から立ったり座ったりのリハビリで可動水槽内の10kgの水が無くなるように努力し車椅子Zと両手と両足との力で自力で移動ができるようにする
図5は50kgの体重の被介護者が左手で手摺Cを掴み右手は右側の肘掛板FEを押さえながら立とうとしている状態で、可動水槽M水が9.5kgで腰を浮かせる事ができた場合、右側への体重移動筋力値の不足が9.5kgと判断し、さらに右手で手摺Cを掴み左手で肘掛板FEを押さえながら立とうとして可動水槽M水が10.5kgで腰を浮かせる事ができた場合左側への体重移動筋力値の不足が10.5kgと判断し、このリハビリ方法で家具等の配置に考慮するようにした。
図6は50kgの体重の被介護者が左手を腰に当てて右手だけで肘掛板FEを押さえながら立とうとしている状態で、可動水槽M水が15kgで腰を浮かせる事ができた、これは被介護者が右手で肘掛板FEを押さえながら左手で下着を降ろしたり上げたりお尻を拭いたりする筋力の測定で、この片手押さえの測定方法により被介護者がオシメの着用をしない為には可動水槽内の水15kgがなくなるまでオシメをする必要がある
図7は50kgの体重の被介護者が両手を膝の上において立とうとしている状態で、可動水槽内Mの水が20kgで立ち上がる事ができた場合、この20kgは介護者が被介護者の両脇の下に手を差し入れて持ち上る力に等しい、又20kgの可動水槽内Mの水を入れて立った状態から両足の力を抜く事でお尻は椅子Zに落下し、再び両足に力を入れて立ち、立ったり座ったりを繰り返すリハビリがでる、又この20kgの表示を花の数と花びらの数を小さなボタンで表現し、このボタンを被介護者の衣服に付ける事で介護者が被介護者を体重移動させる参考にして腰痛を減らすようにした
図8は50kgの体重の被介護者で可動水槽内Mの水が20kgで立った場合、その両膝関節にかかる負荷は23kg(50−20−7(両膝関節から下の重さ))であり、この状態から両手を左右の肘掛板に載せて足を上げるようにしてあがらない場合。
図8の状態で足が上がらない場合、図9のように右側の押し上げ用重しWTUに2kgの重しをのせてそれでも右足が上がらない場合、右側の引き上げ用重し2SWに重し2SWを少しずつ載せていき6kgの引き上げ用重し2SWで右足が上がったと仮定し、これは10kgの重さの右足に対して押し上げ用重しWTUと引き上げ用重し2SWの合計8kg(2+6)の重しの補助力で右足をあげており、この時、被介護者自身の右足を上げる筋力は2kg(10−8)であり、右足を下ろす時に肘掛板FEに載せた右手を2kg以上の力で押し下げる事で右足の関節にかかる負荷はゼロになる、けれど右足が上がっている間の左足の膝関節にかかる負荷は13kgであり、この13kgの負荷を少しでも減らす為に左の肘掛板FEに体重を乗せるように押さえて左膝関節への負荷を軽減するようにし、このように被介護者が直立して足踏みをし、膝関節に負荷がかからないようにする為には両手を交互に絶え間なく肘掛板FEを押さえる動作が必要になり、この手で押さえたり足踏みしたりする動作が体重移動筋力を改善する為の両足と両手の筋力に良いリハビリ方法になり、オシメのいらない(介護手間と医療手間を激減させ)在宅介護生活ができるようにし、車椅子Zのいらない(杖を使用する又は杖と車椅子を使用する)生活をする為に筋力の不足分の測定値をグラフで表示し、リハビリで変化するグラフを被介護者に見せながら測定値を目標にしたリハビリが必要である。
人体装着用具Jを着た被介護者と紐1Eでつながる空の可動水槽M内に入れる水を被介護者が立てるまで入れて立たせ、その可動水槽M内の水の重さを補助力にして被介護者自身の脚力で立った状態にし、その状態で押し上げ用重しWTUと引き上げ用重し2SWの重さの補助力で足踏みできるようにし、筋力が測定できてその筋力に合わせたリハビリができるリハビリ機。
AS 床の前端部のスロープ
A 床組み構成材
AHM 前枠柱
AHN 中枠柱
AHA 後枠柱
AH 床組みから立つ柱の継ぎ手管
AT 天井構成材
ATH 天井構成材から下がる柱の継ぎ手管
FBN 床組み構成材から立てる直立棒を入れる穴
FB 直立棒
YK 床
P 揚水ポンプ
PS 送水パイプ
MH 排水パイプ
Y 溶接箇所
DJ 電磁石部品
D 電磁石
MU 可動水槽
ME 可動水槽に直立し取り外しができる煙突
MS 可動水槽の下板
PWB 可動水槽の下板に固定した送水パイプ取り付け部品
PP パッキン
PWN 可動水槽の下板に送水パイプを取り付けるナツト
B 弁
BB 弁棒
UW 浮き
KC パッキン
KP パッキン
KN 可動水槽の底板に溶接したナツト
KH 排水パイプの取り付け用の外ネジ部分
KHR 排水パイプの取り付け用の外ネジを回す六角部分
1E 紐
2E 紐
QA 長尺アングル
Q 長尺アングル構成材
1S 長尺アングル構成材の前端に固定した外輪溝付きリング
2S 前枠と中枠の間で長尺アングル構成材に固定した外輪溝付きリング
3S 中枠と後枠の間で長尺アングル構成材に固定した外輪溝付きリング
4S 長尺アングル構成材の後端部に固定した外輪溝付きリング
5S 短尺アングル構成座に固定した外輪溝付きリング
4SW ワイヤーロープ
HC 前枠柱の裏面に固定した手摺を取り付ける保持チャンネル材
HCK 手摺の高さの位置を決める保持チャンネル材の溝
CN 手摺を固定するスターノブ
CR 手摺に固定した外輪溝付きリング
C 手摺
CE 手摺に固定した外輪溝付きリングから下がる糸又は紐
FB 床組み構成材から垂直に立てた直立棒
FE 肘掛板
FP 肘掛パイプ
FBM 直立棒の円周上に彫った溝
FBB 溝に配置した小球
FBA 小球の位置を保持するパイプ形状の板バネにあけた穴
FBE パイプ形状の板バネ
R ストローク棒
RB ストローク棒の両端部分の外径に配置した圧縮コイルバネ
RT ストローク棒の端部に固定した紐の接続箇所を有する頭部分
RTN ストローク棒の端部で取り外しが可能な紐の接続箇所を有する頭部分
RH 長手方向の穴にストローク棒を入れた平角棒
4SG 空の可動水槽と同じ重さの重し
GW 重しと床組みをつなぐワイヤーロープ
GPK 調整用の重し
GP 調整用の重しを差し込むパイプ
FEW 中心に穴の空いた押し上げ用重し
2SW 中心に穴の空いた引き上げ用重し
WPE 重しを受け止める円形板
WP 重しを受け止める円形板の中心に立てた吊り下げパイプ
WM 重しの中心の穴から外径にかけて削除した溝で糸より幅が広く吊り下げパイプより狭い溝
FT 足踏み板
FTU 足踏み板受け
J 人体装着用具
JU 人体吊り下げ用半ズボン

Claims (1)

  1. 床に置いた床組み構成材に前枠柱と中枠柱と後枠柱とを立て、これらの柱の上に天井構成材を載せて矢倉を組立て、この矢倉の上に2組の長尺アングル構成材を肩幅の間隔で設置し、この矢倉の中枠と後枠との間で床組み構成材の上に送水ポンプを入れた水槽を置き、この水槽の真上に可動水槽を配置し、この可動水槽の真上で2組の長尺アングル構成材それぞれの下面に短尺アングル構成材を固定し、この2組の短尺アングル構成材に固定する外輪溝付きリングから下げる紐は空の可動水槽を吊り下げ、この紐を2組の長尺アングル構成材の後端部に固定した外輪溝付きリングから下げて可動水槽と同じ重さの重しを吊り下げ、この重しの下面から垂らすワイヤーロープを床組構成材と接続させる事で可動水槽の過度の落下を防止し、又、可動水槽の位置で真上の長尺アングル構成材に固定した外輪溝付きリングそれぞれから下げる紐も可動水槽を吊り下げてこの紐を2組の長尺アングル構成材の前端部に固定した外輪溝付きリングそれぞれから下げて人体装着用具に接続させ、この人体装着用具を付けて椅子に座った状態の被介護者と空の可動水槽とを紐でつなぎ、被介護者自身が両足で立つ為に必要な両足の脚力不足を可動水槽内に送水する水の重さで補い、その水量の重さを天秤にして立つ被介護者の左と右の足下に足踏み板を配置し、この足踏み板と足踏み板受けと2本の肘掛パイプと肘掛板とをー体化して足踏み構成材を作り、この足踏み構成材を被介護者の左右に配置させ、その足踏み構成材で肘掛パイプの内径内に床組み構成材から直立させた左右で2本ずつの直立棒それぞれを差し入れる事で足踏み構成材が直立棒を上下にスライドできるようになり、その足踏み構成材の上端に取り付けた肘掛板の先端に接続する糸を前枠柱の裏側に固定した手摺に取り付けた外輪溝付きリングの溝に糸をかけて下げ、下げた糸は押し上げ用重しを吊り下げ、この押し上げ用重しの重さで足踏み構造材の足踏み板に載せた足押し上げられるようにし、さらに両膝関節に取り付ける2本のベルトに接続した糸2組の長尺アングル構成材に固定した外輪溝付きリングの溝それぞれにかけて下げ、下げた糸に引き上げ用重しを吊り下げ、この引き上げ用重しが両膝関節それぞれを引き上げるようになる、上記のように可動水槽内の水の重さが両足で立ち上がる時の筋力不足を補助し、又引き上げ用重しと押し上げ用重しそれぞれの重しが足踏み動作で足を上げる時の筋力不足を補助しており、水の重さと重しの重さを利用して筋力を測定し、足踏み動作の時に両手で左右の肘掛板を交互に押し下げる事で膝関節への負荷を回避させ、被介護者の筋力を測定しその筋力に合わせたリハビリができるリハビリ機。


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