JP5108084B2 - 塗布デバイス - Google Patents

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Description

本発明は、請求項1の前提部分に記載の塗布デバイスに関し、詳細には選択可能な量の歯科用材料を供給するのに適した塗布デバイスに関する。
このような塗布デバイスはDE 43 32 308 C1により知られている。この解決策では、弾性ダイアフラム表面を有するプラグを設けることを意図している。回転ピストンが、プラグと共にダイアフラム表面を出口ノズルの方向に押圧し、この作用により、絞り出されることになる材料が圧力下に置かれることになる。この圧力状況は保管には好ましくないと考えられており、したがって、言及した解決策では、回転ピストンが、圧搾動作が終了したときに材料から圧力を解放するような形で回転される得る。このような回転ピストンは、カートリッジ内に特別な絞り出し(スクイーズ)デバイスを一切使用せずに粘性のある歯科用材料を絞り出すときには必ず必要であると考えられる。しかし、実際には、元の状態に戻ることが通常通りに実現できず、操作者が規定通りに関連するカートリッジを使用しない場合には回転ピストンは絞り方向にさらに回転される。
粘性のある歯科用材料、適度に粘性のある歯科用材料およびわずかに粘性のある歯科用材料を用いると、材料にある程度の弾性があることにより、さらには、ある程度の「塑性流れによる残存」(すなわち、材料が完全には擦り取られないこと)により、一部の歯科用材料がカートリッジの先端の外側に存在してしまう可能性があり、それは容易に汚染されてしまう。デバイスを注意しながら使用すると、そのような材料を擦り取ることはできるが、実際にはこれはすべての場合で行われているわけではなく、したがって、言及した解決策がそれ程一般に受け入れられているわけではないことも驚くことではない。
さらに、既知のカートリッジの欠点を無効にするために別の試みも行われてきた。例えば、カートリッジの内部に、剪断力を受けて衝撃を解除するように作用する特別な変形体(deformation body)を設けることが提案されている。しかし、多くの場合、この変形体を用いても、過度の材料が滴下することは防止されない。というのは、この剪断変形は非常に小さな程度でのみ可能であり、実際に滴が形成された場合、粘性の低い材料が使用されている場合は特に、これらの滴は滴り落ちる可能性がある。
この解決策を用いた代替の実施形態では、ダイアフラム要素とカートリッジの壁との間の摩擦を増大させてダイアフラムの摩擦ガイドを設けることが提案されている。この目的のために、ダイアフラム要素が、所定のクリアランスを設けて実際のピストンのところに支持されており、このダイアフラム要素はそれ自体が安定しているわけではないが、ピストンがカートリッジの壁まで延在しているため、ある程度それを誘導することは可能である。
この解決策では、ダイアフラム要素は、対応する形状のピストン・ロッドに対して内側に向いているショルダの助けを借りて動作する、後方部まで延在しているフランジを有しており、それにより、クリアランスが所望の形で誘導され得るようになる。ピストンを前方に向かって作動させることにより、ダイアフラム要素の中央が変形され、前方にまで屈曲される。しかし、この変形は、外面に接触するために、すなわちダイアフラム要素とカートリッジとの間で接触が起こるために非常に不利である。その結果、ダイアフラム要素が実質的に内側に引っ張られ、絞り出されることになる歯科用材料などの異なる物質がダイアフラム要素と壁との間のクリアランス内に容易に移動されてしまう可能性があり、所望のシーリング効果が損なわれる。
ダイアフラム要素の後方領域は最初は接触した状態を維持することができるが、ピストン・ロッドによって支持されているわけではないので、吸収されて実質的に楔形状に伸長されておりかつこのマージン内に配置されている歯科用材料が、絞り出されるときに後方に向かって移動させられて、それにより所望のシーリング効果が損なわれ、ダイアフラム要素が動かなくなるまたはさらには破壊されることも容易に起こる可能性がある。
元来、例えば、Oリング・シーリングなどのシーリングを備えるカートリッジを介してピストンをシールすることは知られている。この場合、特に大きな圧力が作用する場合には、汚染物によりそれ自体のシーリング機能が低下させられるのを防止するために常に注意を払っておかなければならない。
DE 43 32 308 C1
非常に流動性がある歯科用材料も、非常に粘性がある歯科用材料の何れでもその塗布が可能である塗布デバイスが望まれる。
本発明は、請求項1の前提部分に従ったこれまでの塗布デバイスに比較して、操作性が向上しており、かつ、広範囲の粘性に有効であり、ほとんど問題なく機能する。
この課題は本発明に従って請求項1によって満たされる。下位の請求項からは有利な実施形態が得られる。
本発明によると、その内側のところで平坦に支持される特別なケース形状のピストンを安全に誘導することが意図される。これにより、ピストン・ロッドによってピストンの弾性戻し要素の中央領域に張力が加えられても、円周領域に対してピストン・ロッドが放射状に接触することはなく、歯科用材料がこの位置に入るのが可能となるように軸方向に摺動するだけである。戻しデバイスから一定の空間距離のところに配置される所定の係止部が、ピストン・ロッドとピストンとの間の定義された相対運動を保証し、係止部(stop)および対抗係止部(counter−stop)は、粘性の高い材料に関しては、非常に柔らかい弾性の戻し要素に作用を及ぼすような過度の荷重を与えない状態で、安定して前方に移動させるのを保証するように比較的硬い材料から作られることが特に有利である。したがって、本発明によると、ピストンの助けを借りて弾性戻し材料が広い面積で支持されることが保証され得、ダイアフラム様の要素に過度の荷重がかかることは安全に防止され得る。
本発明によると、弾性戻し要素が塗布デバイスの本体、すなわちカートリッジ本体がピストンと接触することとは無関係に変形され得ることが特に好適である。特に、ピストン・ロッド先端部が入り込むことによって得られるダイアフラム・ドームがピストン要素を内側に引っ張ることはなく、それにより、外向きの円形溝の内部に配置されるシーリングにより、本体に対して安全なシーリングを作ることが可能になる。
本発明によると、有利な一実施形態では、単純なシーリング機能はこの変形機能からある程度分離されており、このことは、それぞれの別の機能を考慮せずに、使用される材料を個別に最適化することができるので、やはりある程度特に好適である。
例えば、ピストンのピストン本体を形成するのに、非常に硬い剛性プラスチック材料が選択され得る。これとは対照的に、弾性戻し要素は明確に柔らかく、弾性変形可能である。弾性戻し要素はピストンの前方部分として形成されるのが好適であり、ピストン本体は、ピストン・ロッドの長さの前方部分にわたって、例えば前側20%にわたって延在するのが好適であり、それにより、ある程度安全で低摩擦の誘導も保証される。
好適な実施形態では、ピストン・ロッドとピストンとの間の相対運動は外側から可視であることが好適である。この場合、ダイアフラム・ドームが実質的に外側から可視となり、本発明による塗布デバイスを使用する歯科医または歯科技工士は、本発明による操作要素上に作用する圧力によってピストン・ロッドがピストン内にさらに挿入され得ることを実質的にその場で理解することができる。この目的のため、ピストンがピストン・ロッドの後方領域にわたって延長され得るか、または、本体内のスロット形状の窓の助けを借りてピストン運動を可視にすることができる。
ピストン・ロッド上の圧力を取り除くことによって、塗布デバイスの内側空間にある歯科用材料上の圧力が実質的にそのまま取り除かれることが保証されることは特に好適であり、したがって、歯科技工士は、過度の歯科用材料が滴り出される可能性を心配する必要なく、塗布場所から塗布デバイスを安全に取り外すことができる。
ピストン・ロッドの摩擦力と比較して著しく大きい復帰力とダイアフラムとの組合せにより、本発明によると、驚くべきことに、過度の材料が滴り出されるのを防止できる欠点のない単純なカートリッジまたは塗布デバイスが提供される。ケース形状のピストンを実現することにより、塗布デバイスの全長にわたって安定して誘導できることが保証され、また、歯科用材料を前方に向けて押し込んで、ピストン・ロッドの前方側にある戻し要素としての本発明による自由に弾性的である戻しダイアフラムをピストン・ロッドの正しい方向に押圧するための比較的大きな誘導表面が設けられる。本発明によると、この状態では、ケース形状のピストンが、歯科用材料を絞り出すことを目的としてピストンによってダイアフラムのところまで移動され、しかしそれと同時に、ピストン・ロッドとピストンとの間の摩擦より大きな摩擦を本体の内壁に対して発生させることが特に好適である。これにより、ピストン・ロッドはピストン内を容易に変位されることから、戻しデバイスがスプリング・バックされると、ピストン・ロッドが確実に移動される。
本発明によると、この特徴は、小さな接触表面によりピストン・ロッドに向かって例えば球状に延在しておりかつピストンから内側に向かって径方向にある程度突出している、対称に広がる3つのリブの助けを特に借りて保証され得る。代わりに、リブがピストン・ロッドからピストンの上に向かって延在するように運動学的交換(kinematic exchange)が企図されてもよいことを理解されたい。
本発明によると、ピストン・ロッドが、戻し要素を例えばその中央領域で平坦に支持する実質的な平坦な前面を有することが特に好適である。この実施形態は、戻し要素が前方に移動する間に平坦に延在できることが特に有利であり、この状態で最も大きな圧力が戻し要素に作用するが、戻し要素が伸張することはない。前面の中央部分は、マージンのところのわずかなクリアランスを除いて、ピストンに向かって自由領域のほぼ全体に延在することができるか、または、例えば戻し要素の直径の約半分に達するように延在することができるかのいずれかである。前面の端部領域には、好適には面取り部ないし湾曲部が設けられて、ピストン・ロッドの推進力が、強い抵抗力を受け、ピストン・ロッドの前面に対してピストンをわずかに押し戻すようなときはいつでも戻し要素の方向転換を円滑に行えるようにされると、さらに好適である。
いかなる場合でも、戻し要素の自由前面、すなわち歯科用材料に面している表面が、絞り出される歯科用材料の必要条件に応じて弛緩状態において凹面または凸面あるいは前面を移動させるような平面が形成される可能性があるいかなるアンダーカット(undercut)も防止するような形で延在することが好適である。
本発明による塗布デバイスの好適な実施形態では、戻し要素の戻し力が歯科用材料の変形に由来する摩擦より大きいことが意図される。その結果、歯科用材料の粘性が高い場合でも歯科用材料は引き戻され、過度の材料が滴り出されることが安全に防止される。
別の好適な実施形態では、中央領域で壁がより厚くなっている弾性の戻し要素が設けられることが意図される。壁が厚くなっていることにより、圧縮の結果として生じる圧力を一様に広げることが可能となる。この文脈においては、より厚い壁領域がある程度台形断面を有することが特に有利であり、これにより力の導入がさらに改善され、ピストン・ロッドの前面によって作用される圧力が戻し要素により良好に一様に広がるようになる。戻し要素は、壁の厚さの小さい領域および壁の厚さが円筒領域と同じである領域を備える本質的にボンネット形状またはポット形状でありかつ中央領域を囲んでいる部分が特に弾性であることが好適であり、それにより、問題なく、特に、弾性戻し要素が裂けることに繋がる可能性があるピーク応力が材料内に発生することが一切なく、所望の弾性を保証することができる。
連結は摩擦方式および/または押し込み方式である程度実現されてよく、これはかなりの程度の要求基準にまで適合され得る。
ピストン・ロッドが有するピストン・ロッド先端部領域の形状は、強すぎる圧力がダイアフラムの一点に集中することなくダイアフラムのかなりの容積を変形させることが可能であるような形状であってよい。ピストン・ロッドはある程度ラム・バー(ram bar)のタイプの形状であってよく、前方に向かってわずかに先細になっていてよい。しかし、ピストン・ロッドは、先細部に対して湾曲部ないし面取り部で終端していてよい実質的に平坦な前面を有することもできる。
好適な実施形態では、戻し要素は荷重を受けていない状態では前面のところが平坦になっており、それにより、ピストン・ロッドのやはり平坦である前面に接触され得るようになる。代替の実施形態では、戻し要素は荷重を受けていない状態では凹面に、すなわちピストン・ロッドに向かってドーム状になっている。この実施形態では、ピストン・ロッド先端部はやはり平坦であってよく、歯科用材料を絞り出すために、ダイアフラムを前方に屈曲させて「セロ・ポジション(cero position)」すなわち平面位置を通過させることが可能であり、これはダイアフラムの行程の約2倍である。
好適な実施形態では、ピストン本体は、シール・リングを支持するための外向きの円形周囲溝をさらに有する。この周囲シーリングにより液密性のシーリングが保証されるが、一方で、比較的硬いピストン要素では、粘性のある歯科用材料が使用される場合、これらの歯科用材料が、ピストン要素と本体との間のクリアランスに入り込むことは確実にない。
好適な実施形態では、戻しデバイスの弛緩位置では、ピストン・ロッドが、戻しデバイスの(絞り出し方向とは反対向きの)接触表面に接触し、さらに、ピストンの係止部が、ピストン・ロッドの対抗係止部から一定の(戻しデバイスを最大に付勢することに対応する)距離に配置される。
好適な実施形態では、絞り出し方向に作用するピストン・ロッドによって押し出し力が加えられたときに、戻し要素の特に接触領域が付勢され得ることが意図される。
好適な実施形態では、戻しデバイスが接触領域においてより厚い壁を有することが意図される。
好適な実施形態では、弾性戻しデバイスが、特にピストンの先細の外側周縁部にしっかりと連結されることが意図される。
好適な実施形態では、ピストンおよびピストン・ロッドが、ねじ止めなしで互いに並進するようにかつねじ止めなしで本体に対して軸方向に変位可能であるように設置され、また、本体に対するピストンの推進力が弾性戻しデバイスの変形に対して抵抗する力より大きいことが意図される。
好適な実施形態では、ピストンの外側周縁部には、本体に対して作用する少なくとも2つのシーリング・リブが周縁部を囲むように形成され、また、特にピストン・ロッドおよび/またはピストンのところに、弾性材料から作られるシール・リングを設置するための周囲設置用溝または設置用ショルダが形成されることが意図される。
好適な実施形態では、ピストン・ロッドは、ピストンを通って戻しデバイスの接触領域まで延在し、また、ピストンの延長部には、好適にはその軸の中心の周りに、ピストン・ロッドとピストンとの間に係止部が形成されることが意図される。
好適な実施形態では、ピストンがその後方端部のところに少なくとも1つの摺動リブを有し、ピストンがそのリブを介して低い摩擦でピストン・ロッドのところで支持されることが意図される。
好適な実施形態では、塗布デバイスは塗布ピストン14を有することが意図される。ピストン・ロッド12は、前側端部がピストン・ロッド先端部24内で終端している。ここでは、ピストン14は、ピストン本体25にしっかりと連結されている弾性戻し要素26内で終端しており、ピストン本体25には対抗係止部20が配置されている。弾性戻し要素26は、ピストン・ロッド12用の戻しデバイスの一部として、図2を参照しながら以下でより詳細に説明する。
ピストン本体25は、図2で見ることができる周囲リブ31を有しており、この周囲リブ31は、本体28に対してシーリングとして機能する。さらに、円形溝29が設けられており、必要な場合、その中にOリング27が挿入され得る。
図2では、どこのような形でピストン・ロッド12がピストン・ロッド先端部24を用いてピストン14内を延在しているかを見ることができる。さらに、ピストン14の構造も詳細に見ることができる。既に述べたように、ピストンはピストン本体25と弾性戻し要素33から構成される。ピストン本体25のところの設置位置では、弾性戻し要素33が弾性戻しデバイスを形成している。この目的のため、通常はピストン本体25より柔らかくより弾性のある材料から構成される弾性戻し要素33は、本質的には、ボンネット形状またはポット形状の構造である。円筒領域35は、その前面がピストン本体25のショルダ37内で終端している。弾性戻し要素33とピストン本体25との間は接着または他の任意の適当な手法のいずれかによって連結されていることが意図され、それにより、2つの部分25および33を、特に好適には別の材料を用いた射出成形によって一体に作ることも可能である。
ピストン本体25は、弾性戻し要素33の円筒領域35を外面のところで平面を維持して誘導するための管形状区間39を有する。これにより、弾性戻し要素33が伸張するときに弾性戻し要素33とピストン本体25との間で軸方向の運動が可能となる。
ポット形状またはボンネット形状の弾性戻し要素33は、1つの接触領域41を除いた他の箇所はすべて同じ厚さの壁を有する。接触領域41は、より厚い形状になっており、ピストン・ロッド先端部24の方向に向かって配置されており、前側端部領域で、すなわち1つの前面43のところでピストン・ロッド12のピストン・ロッド先端部24に接触している。
弾性戻し要素33の接触領域41は、弾性戻し要素33の直径の半分未満にわたって、好適にはその直径の約1/3のみにわたって径方向に延在している。その結果、摩擦の小さい特に好適な接触が実現され、それにより、弾性戻し要素33を歯科用材料の方向に向かって曲げることが容易になる。このドームは、それぞれがピストン・ロッド12およびピストン本体25のところにある係止部18および対抗係止部20によって制限され、ドームの伸びは、ピストン・ロッド12が弛緩位置にあるときの係止部18と対抗係止部20との間の距離に制限される。
本体の表面に取り付けられたノズルが絞り出し方向を向いている。
好適な実施形態では、本体は塗布ノズルが取り外された状態で充填可能であり、ピストンおよびピストン・ロッドは充填プロセス中に押し戻されることが意図される。
好適な実施形態では、ピストン・ロッドが、シーリング機能を有する形で本体の内壁に接触するシールを設置する働きをする少なくとも1つの周囲溝を有することが意図される。
別の利点、細部および特徴が、添付図面の助けを借りた、本発明の複数の例示の実施形態の以下の説明から理解され得る。
ピストンおよびピストン・ロッドが引き戻された位置にある、本発明による塗布デバイスの第1の実施形態を示す図である。 図1による第1の実施形態の細部を示す拡大図である。 ピストン・ロッドおよびピストンが引き戻されている、本発明による塗布デバイスの第2の実施形態を示す図である。 歯科用材料を絞り出すことを目的としてピストン・ロッドが前方に押圧されている、図3による塗布デバイスを示す図である。 図3の位置にあるピストン・ロッドの前側端部および塗布デバイスの周囲領域を示す拡大図である。 図4の位置にあるピストン・ロッドの前側端部および塗布デバイスの周囲領域を示す拡大図である。
図1に示す塗布デバイス10はピストン・ロッド12およびピストン14を有する。ピストン・ロッド12はピストン14の内部を軸方向に移動するように誘導され、後方領域のところにある操作要素16のところで終端しており、この操作要素16は、シリンジ・プランジャのハンドルの種類に応じた形状をしており、この操作要素16の助けを借りて、ピストン・ロッド12およびピストン14は前方に押圧され得る。
この目的のため、ピストン・ロッド12は対抗係止部20と相互作用する係止部18を有する。
ドーム内では、接触領域41を介して導入された力が、ここでは、特に好適な方式で弾性戻し要素33に導入される。この目的のために、接触領域は実質的に台形の断面を有しており、通常、台形の短い方が前方側43にあり、台形の長い方が弾性戻し要素33の方向を向いている。それにより、弾性戻し要素33とピストン・ロッド先端部24との間の接触表面が比較的小さくても、導入される力は広い面積に広がる。
円筒領域34と管形状部分39との間に設けられた摺動領域により、かなりの長さまで伸びることが可能となり、これは、ピストン・ロッド12を介して導入される圧力の力分布にとってはより好適である。
しかし、力が取り除かれたときにピストン・ロッド12が自動的にスプリング・バックして、それにより自動的に歯科用材用を取り込むことが特に好適である。この目的のため、ピストン14とピストン・ロッド28との間のリブ31のところの摩擦が、弾性戻し要素33がピストン・ロッド先端部24に作用させるばね力より大きいことが意図されており、これは、係止部18が対抗係止部20に到達するまで当てはまる。安定した接触状態になると、ピストン14がピストン・ロッド12と一体に移動し始めて、目標位置に到達すると、ピストン・ロッド12が自動的にスプリング・バックする。
ピストン・ロッド12およびピストン14が押圧されて塗布デバイスの中に完全に入っている場合でも、ピストン・ロッドとピストンとの間の相対運動は外部から可視であることが好適である。ここで実現されているように圧力体16を係止部18と組み合わせる代わりに、本体28内の窓の助けを借りてピストンとピストン・ロッドとの相対位置を可視にすることもできる。
図3では、本発明による塗布デバイスの修正された実施形態を見ることができる。この解決策では、ピストン14はピストン・ロッド12の実質的に全長にわたって延在し、係止部18は、後方領域の、ピストン14がその対抗係止部20を用いて入ることできるこの目的に適した環状凹部22を有する圧力体16のところに形成される。
また、この解決策では、ピストン・ロッド12の圧力を中央領域のみで受け、かつ、ピストン・ロッド12とピストン14との摩擦力にここではさらに弾性戻し要素33の戻し力を加えたものより大きい、ピストン14と本体28との間の摩擦力によって変形される弾性戻し要素33が設けられる。
ピストン・ロッド先端部24および弾性戻し要素33が、両方の端部が前方に向かって同じ位置にあるような互いに対しての相対的位置にあるとき、圧力体自体は操作要素16の凹部22にはまだ入っておらず、係止部18に到達するまでの距離は、ピストン・ロッド12の直径の約半分に相当する。
弾性戻し要素33では、前頭溝30が、ダイアフラム34の円形フランジ32を塞いでいる前面にわたって形成されている。
ダイアフラム34は弾性を有するように形成され、厚さが、ピストン・ロッド12の直径の半分より明らかに小さく、例えばその直径の1/10から1/3、特に約1/5である。
ダイアフラム34が弾性であることから、ピストン・ロッド先端部24およびダイアフラム34が互いに平坦に延在している図3で図示されている状態では、ピストン・ロッド先端部24は、変形させてはいないがダイアフラム34に接触している。
本体28の内部空間40内では、歯科用材料がダイアフラム34の前方に閉じ込められており、この歯科用材料は、ノズル42を介して塗布デバイス10から絞り出され得る。図3に図示した状態では、ノズル42は、内部空間の歯科用材料が乾燥するのを防止するためにキャップ44を用いて基本的に既知の手法で閉じられている。
図4は、歯科用材料が塗布デバイス10から絞り出される方式を図示している。歯科用材料を塗布することを目的として、排出要素46がノズル42上に配置されており、このデザインの排出要素はかなりの程度の要求基準にまで適合可能である。例えば、歯の根の治療を実施する場合、中空チャンネルを有する針状端部を備える排出要素がこの目的に適しており、適用される。
排出要素46は、本体28の内部の歯科用材料の粘性に応じてかなりの程度の所定の流れ抵抗を有する。本発明によると、細いフロー・アパーチャを備える排出要素を介してかなりの流体歯科用材料を塗布することが可能であり、ならびに、ノズル42を介してまたは直径の大きい別個の排出要素を介して粘性のある歯科用材料を、またさらには比較的直径の大きい排出要素を介して液体の歯科用材料を塗布することも可能である。本発明による塗布デバイスは、様々な塗布状況および様々な歯科用材料と共に採用できる可能性をある程度広い範囲で有する。
本発明によると、この目的のために、ダイアフラム34が弾性戻し要素33に対向するピストン・ロッド12を介して前方に屈曲されることが意図され、このドームは、前方の、圧力体16とピストン・ロッド12との間の係止部18にまで達する。
ダイアフラム34はピストン・ロッド先端部24によって前方に押圧され、歯科用材料の方向に入り込むドーム形状となるように前方に屈曲される。この文脈では、ピストン・ロッド先端部24が、小さな湾曲部を介してピストン・ロッド先端部の前面50内に入り込むガイド・テーパ48を有することが特に好適である。このガイド・テーパ48により、ダイアフラム34に作用する剪断力が軽減され、したがって、ダイアフラム34上には、その中央領域のみにピストン・ロッド12によって圧力が作用する。
ダイアフラム34のドームは係止部18の作用によって制限される。これは、ダイアフラム34が決して極端に伸張することがなく、したがって比較的薄い壁で形成され得ることを意味している。突出の最大容量は、例えば、ピストン・ロッド12の直径の約10分の1から2/3、特にピストン・ロッド12の直径の約1/3または1/2に対応する。
ピストン・ロッド14に作用する力を取り除くとすぐに、すなわち、操作要素16が操作者によって解放されるとすぐに、ダイアフラム34のばね機能が機能する。ダイアフラム34はピストン・ロッド12を後方に、すなわち操作要素16に向かう方向に変位させるのに加えて、本体の有効な内部空間40を拡大させ、それにより、そこに部分的な真空ができる。その結果、歯科用材料が排出要素46を通して中に戻され、それにより、塗布デバイスから過度の材料が滴り出されることが確実に防止される。
図5および6では、弾性戻し要素33およびピストン・ロッド先端部24の実施形態を拡大図で見ることができる。ピストン・ロッド先端部24の前方側にある平坦な前面50が、一点に集中する過度の力がダイアフラム34上に作用するのを防止し、逆に、広い面積の圧力がダイアフラム上に作用するようになり、それにより歯科用材料が絞り出される。
図示した例示の実施形態では、ガイド・テーパ48のテーパ角度は30°に達する程度である。例えば120°といったようなかなり大きなテーパ角度も実現され得ることを理解されたい。この場合でも、ダイアフラムが、その上に過度の力が一切かからずに屈曲されることによって変形されることが保証される。前面50に、ピストン・ロッド先端部24の直径に達して延在するような放射状部を組み合わせることも可能であるが、この場合、過度の荷重がダイアフラム34上に作用しないことを保証する必要がある。
図3から6を参照して説明した利点および細部は、基本的には、図1および2による実施形態にも適用可能であり、また、特に、ノズル42のデザインおよび弾性戻し要素33の伸びの限界が関係する限りにおいては、弾性戻し要素33の力分布が図1および2による実施形態でも改善されることをここで理解されたい。
10 塗布デバイス; 12 ピストン・ロッド; 14 ピストン;
16 操作要素; 18 係止部; 20 対抗係止部; 22 凹部;
24 ピストン・ロッド先端部; 25 ピストン本体;
26、33 弾性戻し要素; 27 Oリング; 28 本体、圧力体;
29 円形溝; 30 前頭溝; 31 周囲リブ; 32 円形フランジ;
34 ダイアフラム; 35 円筒領域; 37 ショルダ; 39 管形状区間;
40 内部空間; 41 接触領域; 42 ノズル; 43、50 前面;
44 キャップ; 46 排出要素; 48 ガイド・テーパ。

Claims (12)

  1. 絞り出し可能な歯科用材料を保管するための円筒形基本本体を備え、基本本体の内側に配置されて前記基本本体に向かって軸方向に変位可能であるピストン、および前記ピストンを絞り出し方向に変位させるように働くピストン・ロッドを備え、前記ピストン・ロッドが前記ピストン内に部分的にありかつ前記ピストンに向かって軸方向に変位可能であり、前記ピストンがその前側端部領域に、前記歯科用材料に向けて配置される弾性戻しデバイスを備えており、前記弾性戻しデバイスが、前記絞り出し方向に付勢でき、かつ、前記本体の内部を部分的に減圧することにより前記塗布デバイスから過度の歯科用材料が滴下するのを防止することを目的として前記ピストンの前記絞り出し方向への軸方向移動を終了でき、前記ピストン・ロッド上に作用する圧力が解放された後に、弛緩位置に戻る、前記弾性戻しデバイスが前記ピストン・ロッドを前記絞り出し方向と反対の方向に押圧する塗布デバイスであって、
    前記戻しデバイスの付勢は、前記ピストン・ロッド(12)が前記絞り出し方向に作動されたときに、前記絞り出し方向を向いておりかつ前記ピストン・ロッド(12)と共に機能し、特に前記戻しデバイスから一定の空間距離のところに配置される係止部(18)によって制限される、ことを特徴とする塗布デバイス。
  2. 前記戻しデバイスの前記弛緩位置では、前記ピストン・ロッド(12)が、前記絞り出し方向の反対方向を向いている前記戻しデバイスの接触領域(41)に接触しており、前記接触領域は、前記ピストン(14)の前記係止部(18)が、前記戻しデバイスを最大に付勢する手法に対応している前記ピストン・ロッド(12)の個別の対抗係止部(20)から一定の距離のところに配置されることを特徴とする、請求項1に記載の塗布デバイス。
  3. 前記戻しデバイス(26)の、特に前記接触表面(41)が、前記ピストン・ロッド(12)によって前記絞り出し方向に押し出し力が加えられたときに付勢され得ることを特徴とする、請求項1に記載の塗布デバイス。
  4. 前記戻しデバイスが前記接触領域(41)においてより厚い壁を有することを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載の塗布デバイス。
  5. 前記弾性戻しデバイスが、特に、前記ピストン(14)の縮小された外側周縁部にしっかりと連結されることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一項に記載の塗布デバイス。
  6. 前記ピストン(14)および前記ピストン・ロッド(12)が、ねじ止めなしで互いに並進するようにかつねじ止めなしで前記本体(28)に対して軸方向に変位可能であるように設置され、前記本体(28)に対する前記ピストン(14)の推進力が前記弾性戻しデバイス(26)の変形に対して抵抗する力より大きいことを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一項に記載の塗布デバイス。
  7. 前記ピストン(14)の前記外側周縁部のところに、前記本体(28)に対して作用する、少なくとも2つのシーリング・リブ(31)が前記周縁部を囲むように形成され、特に前記ピストン・ロッド(12)および/または前記ピストン(14)のところに、弾性材料から作られるシール・リングを設置するための周囲設置用溝または設置用ショルダが形成されることを特徴とする、請求項1〜6のいずれか一項に記載の塗布デバイス。
  8. 前記ピストン・ロッド(12)が、前記ピストン(14)を通って前記戻しデバイスの前記接触領域(41)まで延在し、また、前記ピストン(14)の延長部には、好適にはその軸の中心の周りに、前記ピストン・ロッド(12)と前記ピストン(14)との間に前記係止部(18)が形成されることを特徴とする、請求項1〜7のいずれか一項に記載の塗布デバイス。
  9. 前記ピストン(14)がその後方端部のところに少なくとも1つの摺動リブを有し、前記ピストン(14)が前記摺動リブを介して低い摩擦で前記ピストン・ロッド(12)のところで支持されることを特徴とする、請求項1〜8のいずれか一項に記載の塗布デバイス。
  10. 前記塗布デバイス(10)が、前記絞り出し方向を向いている前記本体(28)の表面に取り付けられる塗布ノズル(42)を有することを特徴とする、請求項1〜9のいずれか一項に記載の塗布デバイス。
  11. 前記本体(28)が、前記塗布ノズル(42)が取り外された状態で充填可能であり、前記ピストン(14)および前記ピストン・ロッド(12)が充填プロセス中に押し戻されることを特徴とする、請求項1〜10のいずれか一項に記載の塗布デバイス。
  12. 前記ピストン・ロッド(12)が、シーリング機能を有する形で前記本体(28)の内壁に接触するシールを設置する働きをする少なくとも1つの周囲溝を有することを特徴とする、請求項1〜11のいずれか一項に記載の塗布デバイス。
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