JP5102572B2 - 通信方式 - Google Patents

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Description

本発明は、複数台の端末が伝送メディアを共有して非同期で通信を行う多重アクセスの通信方式に関するものである。
複数台の端末が伝送線路を共有して非同期で通信を行う多重アクセスの通信方式として、CSMA/CA[Carrier Sense Multiple Access/ Collision Detection]方式がある。(例えば、特許文献1参照)。
CSMA/CAでは、送信端末は送信すべきパケットが発生すると、キャリアセンスによって伝送メディアの状態を調べる。図14に示すように、キャリアセンスした際、伝送メディアが使用状態(ビジー状態)であれば、伝送メディアが空き状態(アイドル状態)になるまで待ち、伝送メディアが空き状態になってからDIFS(Distributed Inter Frame Space)の時間空き状態が続いた後、バックオフ時間TBの計時動作に入る。そして、バックオフ時間TBの経過後、パケットを送信する。バックオフ時間TB中に伝送メディアが使用状態になるとバックオフ時間TBの計時動作を一旦停止し、伝送メディアの空き状態を再び検出してDIFSの時間空き状態が続いた後に、バックオフ時間TBの計時動作を再開する。
受信端末は、送信端末からのパケットを正しく受け取り次第、SIFS(Short Inter Frame Space)の間隔の後,ACK信号(ACKnowlegement frame)を送信端末に返信する。
このCSMA/CAを用いた通信方式では、位相変調(PSK)、周波数変調(FSK)、直交振幅変調(QAM)等のデジタル変復調方式のみを利用する場合と、伝送メディア上のノイズ環境が悪いときを考慮して、上述のデジタル変復調方式とリードソロモン符号等の誤り訂正符号を組み合わせた方式を利用する場合とがある。
特開2001−237720号公報
CSMA/CAを用いた通信方式において、伝送メディア上のノイズ環境が悪いときを考慮して、上述のデジタル変復調方式とリードソロモン符号等の誤り訂正符号を組み合わせた方式を利用する場合、通信のノイズ耐性は向上するが、誤り訂正用に通信の冗長度を必要とするため、実際に送信したいデータ内容のスループットが低下してしまう。一般的に、ノイズに対する耐性を高めようとすればするほど、誤り訂正用の冗長度も大きくなり、通信のスループットは低下する。また、誤り訂正の符号化、複合化を行うための計算量の増加をもたらし、消費電力も増加する。
一方、誤り訂正符号を組み合わせないで、上述のデジタル変復調方式を利用する場合、通信のノイズ耐性は弱くなるが、誤り訂正用に通信の冗長度を必要としないため、実際に送信したいデータ内容のスループット向上が望める。また、誤り訂正の符号化、複合化を行うための計算量も低減でき、消費電力も減少する。
したがって、誤り訂正符号を組み合わせない通信方式の場合、ノイズが伝送線路上に混入すると通信不可能になるが、ノイズが常時発生している環境で無い限り、常時、誤り訂正符号化を用いて冗長度を大きくすることは伝送効率の低下を招く。また、誤り訂正の符号化、複合化を行うための計算量の増加にもつながる。
また、これらの問題を解決するために変復調の伝送方式を動的に切り換えることが一般的に行われているが、ノイズが影響して通信できないのか、あるいは輻輳が発生して通信できないのかを区別することは困難であった。
本発明は、上記事由に鑑みてなされたものであり、その目的は、耐ノイズ性を確保しながらも高い伝送効率を実現可能な通信方式を提供することにある。
請求項1の発明は、複数の端末が伝送メディアを共有して通信を行い、データを送信する送信端末は、伝送メディアの空き状態を検出してから所定時間を計時した場合にデータの送信を開始し、送信端末からのデータを受信する受信端末は、データを受信してから予め設定されている返信時間内にACK信号を送信端末へ返信する多重アクセスの通信方式において、送信端末は、耐ノイズ性および伝送効率が互いに異なる複数のデータ伝送方式を切り替え可能に構成され、ACK信号の返信状況と伝送メディアの状態とからなる指標に基づいて伝送メディア上のノイズ環境を推定することで、伝送メディア上のノイズによってデータ送信ができない状態を伝送メディア上の輻輳によってデータ送信ができない状態と区別し、ノイズによってデータ送信ができない場合は、前記複数のデータ伝送方式のうち耐ノイズ性が高いデータ伝送方式で通信を行い、伝送メディア上の輻輳によってデータ送信ができない場合は、前記複数のデータ伝送方式のうち冗長度を抑えた伝送効率の高いデータ伝送方式で通信を行い、受信端末からACK信号が返信される確率と、受信端末へのデータ送信を開始するまでに要した時間とを組み合わせて前記所定の指標とし、当該所定の指標に基づいて伝送メディア上のノイズ環境を推定することで、伝送メディア上のノイズによってデータ送信ができない状態であるか否かを判別することを特徴とする。
この発明によれば、ノイズが影響してデータ送信ができないと判断したときのみ、冗長度が大きく、耐ノイズ性が高い伝送方式に切り替えるため、耐ノイズ性を確保しながら、高い伝送効率(スループット)を実現することができる。また、ノイズが影響してデータ送信ができない場合は、冗長度が大きく、耐ノイズ性が高い伝送方式に切り替えるため、耐ノイズ性を確保しながら、高い伝送効率(スループット)を実現することができ、輻輳によってデータ送信ができない場合は、伝送効率の高いデータ伝送方式に切り替えるため、輻輳時にさらに輻輳を発生させるという不具合を防止することができる。さらに、CSMA/CAの基本動作に含まれる情報から、簡易に伝送メディア上のノイズ環境を推定することができる。
請求項2の発明は、請求項1において、前記送信端末は、伝送メディア上のノイズ環境を複数の基準と比較し、当該比較結果に基づいてデータ伝送方式を切り替えることを特徴とする。
この発明によれば、ノイズ環境を複数レベルで推定し、より細かい制御を行うことができるため、より伝送効率の高い通信を実現できる。
請求項3の発明は、請求項1または2において、前記耐ノイズ性が高いデータ伝送方式は、エラー訂正符号を用いたデータ伝送であることを特徴とする。
この発明によれば、確実にノイズ環境に強いデータ伝送方式を実現できる。
請求項4の発明は、請求項1乃至3いずれかにおいて、前記送信端末は、ノイズ環境が所定の基準より悪い場合に前記複数のデータ伝送方式のうち耐ノイズ性が高いデータ伝送方式で通信を行った後、通信性能が向上しない場合は、前記複数のデータ伝送方式のうち冗長度を抑えた伝送効率の高いデータ伝送方式で通信を行うことを特徴とする。
この発明によれば、耐ノイズ性が高いデータ伝送方式を行うことによる冗長度の増加分だけ伝送効率が低下する事態を防ぐことができる。
請求項5の発明は、請求項1乃至4いずれかにおいて、前記送信端末は、通信を行っているデータ伝送方式の情報をデータに付加して送信することを特徴とする。
この発明によれば、現在の伝送方式を受信端末に伝えるために専用のコマンドを別途用意する必要がなく、伝送負荷率の増加を抑制した通信を実現することができる。
以上説明したように、本発明では、耐ノイズ性を確保しながらも高い伝送効率を実現することができるという効果がある。また、ノイズが影響してデータ送信ができない場合は、冗長度が大きく、耐ノイズ性が高い伝送方式に切り替えるため、耐ノイズ性を確保しながら、高い伝送効率(スループット)を実現することができ、輻輳によってデータ送信ができない場合は、伝送効率の高いデータ伝送方式に切り替えるため、輻輳時にさらに輻輳を発生させるという不具合を防止することができる。さらに、CSMA/CAの基本動作に含まれる情報から、簡易に伝送メディア上のノイズ環境を推定することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
(実施形態1)
図1は、通信システムの構成を示し、伝送線路Lに複数の端末Aが接続しており、これらの端末Aは伝送メディアを共有するCSMA/CA方式で通信を行う。そして、パケット(データ)を送信する端末A(以後、送信端末Asと称す)は、送信すべきパケットが発生すると、キャリアセンスによって伝送メディアの状態を調べる。図14に示すように、キャリアセンスした際、伝送メディアが使用状態(ビジー状態)であれば、伝送メディアが空き状態(アイドル状態)になるまで待ち、伝送メディアが空き状態になってからDIFS(Distributed Inter Frame Space)の時間空き状態が続いた後、バックオフ時間TBの計時動作に入る。そして、バックオフ時間TBの経過後、パケットを送信する。バックオフ時間TB中に伝送メディアが使用状態になるとバックオフ時間TBの計時動作を一旦停止し、伝送メディアの空き状態を再び検出してDIFSの時間空き状態が続いた後に、バックオフ時間TBの計時動作を再開する。
パケットを受信する端末A(以後、受信端末Arと称す)は、送信端末からのパケットを正しく受け取り次第、SIFS(Short Inter Frame Space)の間隔(返信時間)の後,ACK信号(ACKnowlegement frame)を送信端末に返信する。
端末Aは、信号処理部(図示なし)で生成した送信パケットを、送信バッファ1と送信制御部2とを介して変調部3へ出力して変調を行った後、送信AFE(アナログフロントエンド)部4から結合器5を介して伝送路L上に搬送信号を送出する送信機能と、結合器5を介して伝送線路L上の搬送信号を受信AFE部6に取り込み、この取り込んだ搬送信号から復調部7によって受信パケットを復調し、この受信パケットが自己宛の場合は受信制御部8を通じて信号処理部(図示なし)に取り込む受信機能とを備えている。
また、受信制御部8は、自己宛の受信パケットを正しく受け取った場合に、送信バッファ1からACK信号を出力させ、制御部2、変調部3、送信AFE部4、結合器5を介して伝送路L上に搬送信号として送出する機能を備えている。
キャリア検出部9は、受信AFE部6を通じて伝送線路L上の搬送信号の有無を検出し(キャリアセンス)、伝送線路L上の搬送信号を検出した場合は伝送メディアに空きがないことを示すキャリアセンス信号を送信制御部2へ出力する。
ACK検出部10は、受信制御部8を通じてACK信号を受け取った場合、ACK受信信号を送信制御部2へ出力する。
なお、図1では、送信端末Asの内部構成として表しているが、受信端末Arを含む他の端末Aも同様の構成を備えている。
次に、送信制御部2は、図2に示すように、アイドル時間計測部2aと、再送回数計測部2bと、バックオフ値設定部2cと、ACK返信確率計測部2dと、エラー訂正符号化処理部2eと、送信タイミング処理部2fと、送信開始所要時間計測部2gとで構成される。
アイドル時間計測部2aは、キャリア検出部9からのキャリアセンス信号をもとに伝送線路L上のアイドル時間を監視する。
再送回数計測部2bは、送信パケットを送信してから所定時間が経過しても、受信端末ArからのACK信号が無い場合、送信パケットの再送を指示すると同時に再送回数のカウントを行う。
バックオフ値設定部2cは、再送回数計測部2bでの再送回数をもとに0〜Xまでの正の整数から一様にランダムな値を選択してバックオフ値CWの設定を行う。
ACK返信確率計測部2dは、ACK検出部10からのACK受信信号をもとに送信回数に対してどの程度の割合でACK信号が正常に返ってきているか(ACK返信確率)を演算する。
エラー訂正符号化処理部2eは、アイドル時間計測部2aおよびACK返信確率計測部2dの各計測値から、伝送メディア上のノイズが影響して通信できない状態を伝送メディア上の輻輳によって通信できない状態と動的に区別し、送信パケットに対してエラー訂正符号化を行うか否かを判断する。このエラー訂正符号化を行うか否かは、エラー訂正符号化を使用せず、ノイズに対して弱い伝送方式(冗長度を抑えた伝送効率の高いデータ伝送方式)と、エラー訂正符号化を使用して、ノイズに強い伝送方式(冗長度が大きく伝送効率の低いデータ伝送方式)とを切り換えることで選択される。
送信タイミング処理部2fは、バックオフ値設定部2cからのバックオフ値CWにスロット時間を乗じた値をバックオフ時間TBに設定する。さらに、キャリア検出部9からのキャリアセンス信号に基づいて伝送メディアが空き状態であるか否かを監視し、伝送メディアの空き状態がバックオフ時間TBの間継続した場合には、送信パケットを変調部3へ出力し、バックオフ時間TB中に伝送メディアが使用状態になった場合には、バックオフ時間TBの計時動作を一旦停止し、伝送メディアの空き状態を再び検出してDIFSの時間空き状態が続いた後に、バックオフ時間TBの計時動作を再開する。
送信開始所要時間計測部2gは、送信タイミング処理部2fからの情報に基づいて、送信パケットが送信バッファ1にバッファされてから送信開始までに要した時間を計測する。
本発明では、エラー訂正符号化処理部2eが、所定の指標に基づいて伝送メディア上のノイズ環境を推定することで、伝送メディア上のノイズによってデータ送信ができない状態を伝送メディア上の輻輳によってデータ送信ができない状態と区別し、送信パケットに対してエラー訂正符号化を行うか否かの判断を適切に行うことによって、通信の高いスループットを確保する点に特徴がある。
そして、エラー訂正符号化を使用せずにノイズに対して弱い伝送方式を行っている場合、送信端末As側から通信の状態(ノイズ環境)を観測すると、以下の(1)〜(5)のパターンに分けられる。
(1)送信バッファ1に送信パケットがバッファされるとすぐに送信でき、ACK信号も高い確率で返ってくる。すなわち、問題ない通信であると判断する。
(2)送信バッファ1に送信パケットがバッファされるとすぐに送信できるが、ACK信号の返信確率は低く、通信に失敗する。すなわち、伝送線路Lにアイドル時間はあるが、送信途中でノイズが印加されている可能性が大きく、ノイズが影響して通信ができないと判断する。
(3)送信バッファ1に送信パケットがバッファされても、送信開始までに要する時間が長いが、一旦送信できればACK信号は高い確率で返ってくる。すなわち、伝送線路Lにアイドル時間はないが、一旦送信できればACK信号は高い確率で返ってくることから輻輳によって送信できない可能性が大きく、輻輳が発生して通信できないと判断する。
(4)送信バッファ1に送信パケットがバッファされても、送信開始までに要する時間が長く、一旦送信できてもACK信号の返信確率は低く、通信に失敗する。すなわち、伝送線路Lにアイドル時間がない上に、送信途中でノイズが印加されている可能性が大きく、ノイズが影響して通信ができないと判断する。
(5)送信バッファ1に送信パケットがバッファされても、全く送信できない。すなわち、伝送線路Lにアイドル時間がない、または伝送メディアの使用状態を常時検出するほど大きいノイズが発生しており、送信を開始できたとしても必ず送信失敗する、または端末故障等の他の原因で通信できない等、所謂、通信不能状態であると判断する。
したがって、エラー訂正符号化処理部2eは、アイドル時間計測部2aおよびACK返信確率計測部2dの各計測値(所定の指標)に基づいて、上記(2)(4)の状態(伝送メディア上のノイズが影響して通信できない状態)を(1)(3)(5)の状態(輻輳の発生および故障等による通信不能状態)と区別し、上記(2)(4)の状態であれば、送信パケットに対してエラー訂正符号化を行うことによって、ノイズが影響して通信できない状態から通信可能な状態への移行ができる。
次に、エラー訂正符号化処理部2eの動作について、図3のフローチャートを用いて説明する。なお、エラー訂正符号化処理部2eは、アイドル時間計測部2aおよびACK返信確率計測部2dの各計測値として、一定時間あるいは一定送信回数毎の平均値を用いる。
まず、ACK返信確率計測部2dが計測したACK返信確率が所定の閾値以上であるか否かを判断し(S1)、ACK返信確率が所定の閾値以上であれば、ノイズ環境としては上記(1)または(3)の状態であると推定し、送信パケットに対してエラー訂正符号化を行うことなく(S2)、データ内容のスループット向上、および消費電力の低減を図る。
ACK返信確率が所定の閾値未満であれば、次にアイドル時間計測部2aが計測したアイドル時間を所定の閾値と比較することによってアイドル時間があるか否かを判定し(S3)、アイドル時間がなければ、ノイズ環境としては上記(5)の状態であると推定し、送信パケットに対してエラー訂正符号化を行わない(S2)。
アイドル時間があれば、ノイズ環境としては上記(2)または(4)の状態であると推定し、ノイズに強い伝送方式に切り換え、送信パケットに対してエラー訂正符号化を行う(S5)。
このように、エラー訂正符号化処理部2eは、アイドル時間計測部2aおよびACK返信確率計測部2dの各計測値(所定の指標)に基づいて、送信パケットに対してエラー訂正符号化を行うか否かの判断を適切に行っており、ノイズが影響してデータ送信ができないと判断したときのみ、耐ノイズ性が高い伝送方式に切り替えるため、耐ノイズ性を確保しながらも高いスループットを確保でき、伝送効率を高めることができる。また、輻輳によってデータ送信ができない場合には、伝送効率の高いデータ伝送方式に切り替えるため、輻輳時にさらに輻輳を発生させるという不具合を防止することができる。
(実施形態2)
本実施形態の端末Aの送信制御部2は、図4に示すように、再送回数計測部2bと、バックオフ値設定部2cと、ACK返信確率計測部2dと、エラー訂正符号化処理部2eと、送信タイミング処理部2fと、送信開始所要時間計測部2gとで構成され、実施形態1の構成からアイドル時間計測部2aを削除した構成を備える。
そして、エラー訂正符号化処理部2eは、ACK返信確率計測部2dおよび送信開始所要時間計測部2gの各計測値(所定の指標)に基づいて、上記(2)(4)の状態(伝送メディア上のノイズが影響して通信できない状態)を(1)(3)(5)の状態(輻輳の発生および故障等による通信不能状態)と区別し、上記(2)(4)の状態であれば、送信パケットに対してエラー訂正符号化を行うことによって、ノイズが影響して通信できない状態から通信可能な状態への移行を行う。
次に、エラー訂正符号化処理部2eの動作について、図5のフローチャートを用いて説明する。なお、エラー訂正符号化処理部2eは、ACK返信確率計測部2dおよび送信開始所要時間計測部2gの各計測値として、一定時間あるいは一定送信回数毎の平均値を用いる。
まず、ACK返信確率計測部2dが計測したACK返信確率が所定の閾値以上であるか否かを判断し(S11)、ACK返信確率が所定の閾値以上であれば、ノイズ環境としては上記(1)または(3)の状態であると推定し、送信パケットに対してエラー訂正符号化を行うことなく(S12)、データ内容のスループット向上、および消費電力の低減を図る。
ACK返信確率が所定の閾値未満であれば、次に送信開始所要時間計測部2gが計測した送信開始所要時間が所定の閾値以上であるか否かを判定し(S13)、送信開始所要時間が閾値以上であれば、ノイズ環境としては上記(5)の状態であると推定し、送信パケットに対してエラー訂正符号化を行わない(S12)。
送信開始所要時間が閾値未満であれば、ノイズ環境としては上記(2)または(4)の状態であると推定し、ノイズに強い伝送方式に切り換え、送信パケットに対してエラー訂正符号化を行う(S15)。
このように、エラー訂正符号化処理部2eは、ACK返信確率計測部2dおよび送信開始所要時間計測部2gの各計測値(所定の指標)に基づいて、送信パケットに対してエラー訂正符号化を行うか否かの判断を適切に行っており、ノイズが影響してデータ送信ができないと判断したときのみ、耐ノイズ性が高い伝送方式に切り替えるため、耐ノイズ性を確保しながらも高いスループットを確保でき、伝送効率を高めることができる。また、輻輳によってデータ送信ができない場合には、伝送効率の高いデータ伝送方式に切り替えるため、輻輳時にさらに輻輳を発生させるという不具合を防止することができる。
(実施形態3)
本実施形態の端末Aの送信制御部2は、図6に示すように、アイドル時間計測部2aと、再送回数計測部2bと、バックオフ値設定部2cと、エラー訂正符号化処理部2eと、送信タイミング処理部2fとで構成され、実施形態1の構成からACK返信確率計測部2d、送信開始所要時間計測部2gを削除した構成を備える。
そして、エラー訂正符号化処理部2eは、アイドル時間計測部2aおよび再送回数計測部2bの各計測値(所定の指標)に基づいて、上記(2)(4)の状態(伝送メディア上のノイズが影響して通信できない状態)を(1)(3)(5)の状態(輻輳の発生および故障等による通信不能状態)と区別し、上記(2)(4)の状態であれば、送信パケットに対してエラー訂正符号化を行うことによって、ノイズが影響して通信できない状態から通信可能な状態への移行を行う。
次に、エラー訂正符号化処理部2eの動作について、図7のフローチャートを用いて説明する。なお、エラー訂正符号化処理部2eは、アイドル時間計測部2aおよび再送回数計測部2bの各計測値として、一定時間あるいは一定送信回数毎の平均値を用いる。
まず、再送回数計測部2bが計測した再送回数が所定の閾値以上であるか否かを判断し(S21)、再送回数が所定の閾値未満であれば、ノイズ環境としては上記(1)または(3)の状態であると推定し、送信パケットに対してエラー訂正符号化を行うことなく(S22)、データ内容のスループット向上、および消費電力の低減を図る。
再送回数が所定の閾値以上であれば、次にアイドル時間計測部2aが計測したアイドル時間があるか否かを判定し(S23)、アイドル時間がなければ、ノイズ環境としては上記(5)の状態であると推定し、送信パケットに対してエラー訂正符号化を行わない(S22)。
アイドル時間があれば、ノイズ環境としては上記(2)または(4)の状態であると推定し、ノイズに強い伝送方式に切り換え、送信パケットに対してエラー訂正符号化を行う(S25)。
このように、エラー訂正符号化処理部2eは、アイドル時間計測部2aおよび再送回数計測部2bの各計測値(所定の指標)に基づいて、送信パケットに対してエラー訂正符号化を行うか否かの判断を適切に行っており、ノイズが影響してデータ送信ができないと判断したときのみ、耐ノイズ性が高い伝送方式に切り替えるため、耐ノイズ性を確保しながらも高いスループットを確保でき、伝送効率を高めることができる。また、輻輳によってデータ送信ができない場合には、伝送効率の高いデータ伝送方式に切り替えるため、輻輳時にさらに輻輳を発生させるという不具合を防止することができる。
(実施形態4)
図8は、通信システムの構成を示し、図1の構成とは、キャリア検出部9から送信制御部2へ2本の信号線が接続されている点が異なる。
本実施形態のキャリア検出部9は、伝送線路L上に何らかのキャリアがあることを単に示すcca−pre信号(第1の信号)と、当該キャリアがいずれかの端末Aから送出されたパケットであって、当該パケットに対してキャリア検出部9が同期を確立したことを示すcca信号(第2の信号)とを、送信制御部2へ出力する。
次に、送信制御部2は、図9に示すように、再送回数計測部2bと、バックオフ値設定部2cと、エラー訂正符号化処理部2eと、送信タイミング処理部2fとで構成され、実施形態1の構成からアイドル時間計測部2a、ACK返信確率計測部2d、送信開始所要時間計測部2gを削除した構成を備える。
そして、送信タイミング処理部2fは、キャリア検出部9からのcca−pre信号に基づいて伝送メディアが空き状態であるか否かを監視する。
また、受信制御部8は、自己宛の受信パケットを正しく受け取った場合に、送信バッファ1からACK信号を出力させ、制御部2、変調部3、送信AFE部4、結合器5を介して伝送路L上に搬送信号として送出する機能を備えている。しかし、このACK信号は、CSMA/CA通信において、ユニキャスト通信には用いられるが、複数の端末Aへ同時送信するブロードキャスト通信やマルチキャスト通信では、ACK信号が互いに衝突するため用いることができない。
そこで、本実施形態の通信方式では、ACK信号が返信されないブロードキャスト通信やマルチキャスト通信においても、エラー訂正符号化処理部2eが、所定の指標に基づいて伝送メディア上のノイズ環境を推定することで、伝送メディア上のノイズによってデータ送信ができない状態であるか否かを判別し、送信パケットに対してエラー訂正符号化を行うか否かの判断を適切に行うことによって、通信の高いスループットを確保する点に特徴がある。
ここで、図10(a)は、キャリア検出部9が生成するcca信号、cca−pre信号、および伝送線路L上のキャリア状態の各波形を示す。同期確立用ヘッダ部H1とデータ部D1とからなるパケットP1が伝送線路L上に送出された場合、キャリア検出部9は、まずcca−pre信号をLレベルからHレベルに切り替えた後、パケットP1の同期確立用ヘッダ部H1によって同期を確立した時点でcca信号をLレベルからHレベルに切り替える。
一方、図10(b)は、キャリア検出部9が伝送線路L上のノイズNを受け取った場合に生成するcca信号、cca−pre信号、および伝送線路L上のキャリア状態の各波形を示す。伝送線路L上にノイズNがある場合、キャリア検出部9は、cca−pre信号をLレベルからHレベルに切り替えるが、その後当該ノイズNに対して同期を確立することはなく、cca信号はLレベルを維持する。
したがって、エラー訂正符号化処理部2eは、キャリア検出部9からのcca−pre信号およびcca信号(所定の指標)に基づいて、伝送メディア上のノイズが影響して通信できない状態を他の状態(例えば、輻輳によって通信できない状態)と区別し、伝送メディア上のノイズが影響して通信できない状態であれば、送信パケットに対してエラー訂正符号化を行うことによって、ノイズが影響して通信できない状態から通信可能な状態への移行を行う。
次に、エラー訂正符号化処理部2eの動作について、図11のフローチャートを用いて説明する。なお、エラー訂正符号化処理部2eは、後述のパケット送信時間PTおよびノイズ発生時間NTとして、一定時間あるいは一定送信回数毎の平均値を用いる。
まず、キャリア検出部9からのcca−pre信号がHレベルかLレベルであるかを判断し(S31)、cca−pre信号がLレベルであれば、伝送メディアが空き状態であるとして当該処理を繰り返す。cca−pre信号がHレベルであれば、伝送線路L上に何らかのキャリアがあるとして、上記パケットP1の同期確立用ヘッダ部H1の長さ分に相当する時間が経過した後、cca信号がHレベルかLレベルであるかを判断する(S33)。cca信号がHレベルであれば、パケット送信時間PTのカウントアップを開始し(S34)、cca信号がLレベルであれば、ノイズ発生時間NTのカウントアップを開始する(S35)。
そして、ノイズ発生時間NTをパケット送信時間PTで除した演算値が所定の閾値以上であるか否かを判断し(S36)、当該演算値が所定の閾値未満であれば、ノイズ環境としては、伝送メディア上のノイズによる影響はなく通信は可能であると推定し、送信パケットに対してエラー訂正符号化を行うことなく(S37)、データ内容のスループット向上、および消費電力の低減を図る。
当該演算値が所定の閾値以上であれば、ノイズ環境としては、伝送メディア上のノイズが影響して通信できない状態であると推定し、ノイズに強い伝送方式に切り換え、送信パケットに対してエラー訂正符号化を行う(S38)。
このように、エラー訂正符号化処理部2eは、キャリア検出部9からのcca−pre信号およびcca信号(所定の指標)に基づいて、送信パケットに対してエラー訂正符号化を行うか否かの判断を適切に行っており、ノイズが影響してデータ送信ができないと判断したときのみ、耐ノイズ性が高い伝送方式に切り替えるため、耐ノイズ性を確保しながらも高いスループットを確保でき、伝送効率を高めることができる。また、輻輳によってデータ送信ができない場合には、伝送効率の高いデータ伝送方式に切り替えるため、輻輳時にさらに輻輳を発生させるという不具合を防止することができる。
(実施形態5)
実施形態1乃至4いずれかにおいて、エラー訂正符号化処理部2eが、送信パケットに対してエラー訂正符号化を行ったにも関わらず、通信成功確率が向上しない場合は、エラー訂正符号化を行うことによる冗長度の増加分だけ伝送効率が低下することを意味する。
そこで、本実施形態では、エラー訂正符号化による伝送効率の改善が得られないときは、エラー訂正符号化処理部2eの動作を、送信パケットに対してエラー訂正符号化を行わない伝送方式に再び切り換えることで、伝送効率の低下を防止する。
(実施形態6)
実施形態1乃至5いずれかにおいて、送信端末Asがエラー訂正符号化を行うか否かを判断して伝送方式を切り換えている場合、現在の伝送方式を受信端末Arに伝えなければ、通信が成り立たない。そこで、本実施形態では図12に示すように、送信端末Asが送出するパケットP2がヘッダ部H2とデータ部D2とで構成されており、このヘッダ部H2の特定の1ビットBを用いて、エラー訂正符号化を行っている場合は「B=1」、エラー訂正符号化を行っていない場合は「B=0」とすることで、当該パケットP2を受け取った受信端末Arでは、現在の伝送方式がわかる。
このように、現在用いられている伝送方式の情報をパケットP2のヘッダ部H2内に埋め込むことで、専用のコマンドを別途用意する必要がなく、伝送負荷率の増加を抑制した通信を実現することができる。
なお、上記実施形態1乃至6では、エラー訂正符号化処理部2eが、エラー訂正符号化を使用せず、ノイズに対して弱い伝送方式(冗長度を抑えた伝送効率の高いデータ伝送方式)と、エラー訂正符号化を使用して、ノイズに強い伝送方式(冗長度が大きく伝送効率の低いデータ伝送方式)との2つの伝送方式を切り換えているが、耐ノイズ性および伝送効率が互いに異なる3つ以上の伝送方式を切り替え可能に構成してもよい。例えば、リードソロモン符号の誤り訂正符号を用いる場合、エラー訂正符号化を行わない,RS(12,10),RS(12,8),RS(12,6),RS(12,4),RS(12,2)の各伝送方式を切り替え可能に構成しておく。この場合、伝送メディア上のノイズ環境を複数の基準と比較し、当該比較結果に基づいて3以上の伝送方式から最適な伝送方式に適宜切り替える。したがって、ノイズ環境を複数レベルで推定し、より細かい制御を行うことができるため、より伝送効率の高い通信を実現できる。
(参考例)
上記実施形態1乃至6では、エラー訂正符号化処理部2eが伝送メディア上のノイズ環境を推定して耐ノイズ性の確保を図っているが、以下では、伝送メディア上のノイズ環境を推定することなく、耐ノイズ性の確保を図る例について説明する。
まず、再送回数計測部2bが計測した再送回数(0,1,2,3,4,5)が増加するにしたがって、バックオフ値設定部2cはバックオフ値CWを大きくする(2,2,2,2,2)とともに、エラー訂正符号化処理部2eはよりノイズに強い伝送方式に切り換える(図13参照)。
エラー訂正符号化処理部2eでは、例えば、リードソロモン符号の誤り訂正符号を用い、再送回数が0の場合はエラー訂正符号化を行わず、再送回数が1,2,3,4,5と増加するにしたがい、RS(12,10),RS(12,8),RS(12,6),RS(12,4),RS(12,2)でエラー訂正符号化を行う。
このような通信方式では、伝送メディア上のノイズ環境を推定する必要がないため、計算量が減少し、簡易的に耐ノイズ性を確保しながらも高いスループットを確保でき、伝送効率を高めることができる。
なお、上記実施形態1乃至6、および参考例の各通信方式は、伝送路Lを用いた有線通信に適用した場合を例示したが、無線通信にも本実施形態の通信方式を適用することができ、有線通信に限定されるものではない。
実施形態1の通信方式の構成を示す図である。 同上の送信制御部の構成を示す図である。 同上のノイズ環境の推定動作のフローチャートを示す図である。 実施形態2の送信制御部の構成を示す図である。 同上のノイズ環境の推定動作のフローチャートを示す図である。 実施形態3の送信制御部の構成を示す図である。 同上のノイズ環境の推定動作のフローチャートを示す図である。 実施形態4の端末の構成を示す図である。 同上の送信制御部の構成を示す図である。 (a)(b)同上のcca信号、cca−pre信号、キャリア状態の各波形を示す。 同上のノイズ環境の推定動作のフローチャートを示す図である。 実施形態6のパケットの構成を示す図である。 参考例の再送回数に対するデータ伝送動作を示す図である。 CSMA/CA方式の通信方式を示す図である。
符号の説明
A 端末
As 送信端末
Ar 受信端末
L 伝送線路

Claims (5)

  1. 複数の端末が伝送メディアを共有して通信を行い、データを送信する送信端末は、伝送メディアの空き状態を検出してから所定時間を計時した場合にデータの送信を開始し、送信端末からのデータを受信する受信端末は、データを受信してから予め設定されている返信時間内にACK信号を送信端末へ返信する多重アクセスの通信方式において、
    送信端末は、
    耐ノイズ性および伝送効率が互いに異なる複数のデータ伝送方式を切り替え可能に構成され、ACK信号の返信状況と伝送メディアの状態とからなる指標に基づいて伝送メディア上のノイズ環境を推定することで、伝送メディア上のノイズによってデータ送信ができない状態を伝送メディア上の輻輳によってデータ送信ができない状態と区別し、ノイズによってデータ送信ができない場合は、前記複数のデータ伝送方式のうち耐ノイズ性が高いデータ伝送方式で通信を行い、伝送メディア上の輻輳によってデータ送信ができない場合は、前記複数のデータ伝送方式のうち冗長度を抑えた伝送効率の高いデータ伝送方式で通信を行い、
    受信端末からACK信号が返信される確率と、受信端末へのデータ送信を開始するまでに要した時間とを組み合わせて前記所定の指標とし、当該所定の指標に基づいて伝送メディア上のノイズ環境を推定することで、伝送メディア上のノイズによってデータ送信ができない状態であるか否かを判別する
    ことを特徴とする通信方式。
  2. 前記送信端末は、伝送メディア上のノイズ環境を複数の基準と比較し、当該比較結果に基づいてデータ伝送方式を切り替えることを特徴とする請求項1記載の通信方式。
  3. 前記耐ノイズ性が高いデータ伝送方式は、エラー訂正符号を用いたデータ伝送であることを特徴とする請求項1または2記載の通信方式。
  4. 前記送信端末は、ノイズ環境が所定の基準より悪い場合に前記複数のデータ伝送方式のうち耐ノイズ性が高いデータ伝送方式で通信を行った後、通信性能が向上しない場合は、前記複数のデータ伝送方式のうち冗長度を抑えた伝送効率の高いデータ伝送方式で通信を行うことを特徴とする請求項1乃至3いずれか記載の通信方式。
  5. 前記送信端末は、通信を行っているデータ伝送方式の情報をデータに付加して送信することを特徴とする請求項1乃至4いずれか記載の通信方式。
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