JP5102537B2 - 取付パッチ、取付ユニット、及び空気入りタイヤ - Google Patents

取付パッチ、取付ユニット、及び空気入りタイヤ Download PDF

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Description

本発明は、空気入りタイヤのタイヤ内面側に例えばトランスポンダ等の電子機器を取付ける際に用いられる取付パッチ及び取付ユニット、更に取付パッチを具備した空気入りタイヤに関する。
近年、空気入りタイヤの内圧等を測定するトランスポンダ等の電子機器が空気入りタイヤのタイヤ内面側(インナーライナーの表面側)に取付られることがあり、空気入りタイヤのタイヤ内面側に電子機器を取付ける際に用いられる取付パッチの先行技術として例えば特許文献1に示すものがある。そして、先行技術に係る取付パッチの構成等は、次のようになる。
即ち、空気入りタイヤのタイヤ内面には、パッチベースが取付られており、このパッチベースの裏面は、空気入りタイヤのタイヤ内面に接着可能である。また、パッチベースは、ゴム材料により構成されてあって、ポケット部を有している。そして、パッチベースのポケット部には、電子機器を両側から包み込むように保持するストラップが挿入した状態で取付られており、このストラップの一端部と他端部は、適宜手段によって貼着可能になっている。
従って、予め、パッチベースの裏面をタイヤ内面に接着させて、取付パッチをタイヤ内面に取付けておく。次に、ストラップの一端部と他端部を離反させて、電子機器を前記パッチベースの表面に接触させる。そして、ストラップの一端部と他端部を貼着させて、ストラップにより電子機器を両側から包み込むように保持する。これにより、空気入りタイヤのタイヤ内面側に電子機器を取付けることができる。
特表2002−502765号公報(図6及び図7)
ところで、先行技術に係る取付パッチにあっては、ストラップがパッチベースのポケット部に挿入した状態で取付られているだけであって、電子機器と取付パッチとの間のホールド力を十分に高くすることはできない。そのため、空気入りタイヤの回転運動による入力又は路面突起による入力等によって取付パッチが大きな衝撃を受けると、電子機器が取付パッチから外れることがあり、電子機器の安定した取付状態を長期に亘って保つことが困難である。
そこで、本発明は、前述の問題を解決することができる、新規な構成の取付パッチ、取付ユニット、及び空気入りタイヤを提供することを目的とする。
本発明の第1の特徴は、空気入りタイヤのタイヤ内面側に電子機器を取付ける際に用いられる取付パッチにおいて、裏面が前記タイヤ内面に接着可能であって、ゴム材料により構成されたパッチベースと、前記パッチベースに一体成形され、前記パッチベースと同じゴム材料により構成され、前記電子機器における電子機器本体の端部に形成された挿入穴に挿入可能であって、前記電子機器の離脱を規制する規制ピンと係合可能な係合穴が形成されたストラップと、を具備したことを要旨とする。
第1の特徴によると、予め、前記パッチベースの裏面を前記タイヤ内面に接着させて、前記取付パッチを前記タイヤ内面に取付けておく。そして、前記ストラップを前記電子機器本体における前記挿入穴に挿入して、前記規制ピンを前記ストラップにおける前記係合穴と係合させる。これにより、前記電子機器本体に取付用のピン又はボタンを設けなくても、前記空気入りタイヤの前記タイヤ内面側に前記電子機器を取付けることができる。
また、前記ストラップは、前記パッチベースと同じゴム材料により構成され、かつ前記パッチベースに一体成形させているため、前記電子機器と前記取付パッチとの間のホールド力を十分に高くすることができる。
本発明の第2の特徴は、第1の特徴に加えて、前記パッチベースに一対の前記ストラップが一体成形されてあって、一方の前記ストラップは、前記電子機器本体の一端部に形成された前記挿入穴に挿入可能で、かつ他方の前記ストラップは、前記電子機器本体の他端部に形成された他方の前記挿入穴に挿入可能であることを要旨とする。
本発明の第3の特徴は、第1の特徴又は第2の特徴に加えて、前記ストラップにおける前記係合穴の個数は、複数であって、前記ストラップの折り畳みによって整合する複数の前記係合穴は、前記規制ピンと係合可能になっていることを要旨とする。
本発明の第4の特徴は、空気入りタイヤのタイヤ内面側に電子機器を取付ける際に用いられる取付ユニットにおいて、裏面が前記タイヤ内面に接着可能であって、ゴム材料により構成されたユニットベースと、前記ユニットベースに一体成形され、前記ユニットベースと同じゴム材料により構成され、前記電子機器における電子機器本体の端部に形成された挿入穴に挿入可能であって、係合穴が形成されたストラップと、前記ストラップにおける前記係合穴と係合可能であって、前記ストラップからの前記電子機器の離脱を規制する規制ピンと、を具備したことを要旨とする。
第4の特徴によると、予め、前記パッチベースの裏面を前記タイヤ内面に接着させて、前記取付パッチを前記タイヤ内面に取付けておく。そして、前記ストラップを前記電子機器本体における前記挿入穴に挿入して、前記規制ピンを前記ストラップにおける前記係合穴と係合させる。これにより、前記電子機器本体に取付用のピン又はボタンを設けなくても、前記空気入りタイヤの前記タイヤ内面側に前記電子機器を取付けることができる。
また、前記ストラップは、前記パッチベースと同じゴム材料により構成され、かつ前記パッチベースに一体成形させているため、前記電子機器と前記取付ユニットの間のホールド力を十分に高くすることができる。
本発明の第5の特徴は、第4の特徴に加えて、前記ユニットベースに一対の前記ストラップが一体成形されてあって、一方の前記ストラップは、前記電子機器本体の一端部に形成された前記挿入穴に挿入可能で、かつ他方の前記ストラップは、前記電子機器本体の他端部に形成された他方の前記挿入穴に挿入可能であることを要旨とする。
本発明の第6の特徴は、第の特徴又は第の特徴に加えて、前記ストラップにおける前記係合穴の個数は、複数であって、前記規制ピンは、前記ストラップの折り畳みによって整合する複数の前記係合穴と係合可能になっていることを要旨とする。
本発明の第7の特徴は、空気入りタイヤのタイヤ内面側に電子機器を取付ける際に用いられる取付パッチにおいて、裏面が前記タイヤ内面に接着可能であって、ゴム材料により構成されたパッチベースと、前記パッチベースに一体成形され、前記パッチベースと同じゴム材料により構成され、前記電子機器を包み込むように保持する一対のストラップと、を具備し、一方の前記ストラップの先端部に係合穴が形成され、他方の前記ストラップは先端側に前記係合穴と係合可能なボタンを有していることを要旨とする。
第7の特徴によると、予め、前記パッチベースの裏面を前記タイヤ内面に接着させて、前記取付パッチを前記タイヤ内面に取付けておく。そして、一方の前記ストラップの先端部と他方の前記ストラップの先端部を離反させて、前記電子機器本体を前記パッチベースに接触又は近接させる。更に、他方の前記ストラップにおける前記ボタンと一方の前記ストラップにおける前記係合穴を係合させて、一対の前記ストラップにより前記電子機器を包み込むように保持する。これにより、前記電子機器本体に取付用のピン又はボタンを設けなくても、前記空気入りタイヤの前記タイヤ内面側に前記電子機器を取付けることができる。
また、各ストラップは、前記パッチベースと同じゴム材料により構成され、かつ前記パッチベースに一体成形させているため、前記電子機器と前記取付パッチとの間のホールド力を十分に高くすることができる。
本発明の第8の特徴は、第7の特徴に加えて、一対の前記ストラップのうちの少なくともいずれかの前記ストラップは、前記電子機器における電子機器本体の端部に形成された挿入穴に挿入可能であることを要旨とする。
本発明の第9の特徴は、第1の特徴、第2の特徴、第3の特徴、第7の特徴、及び第8の特徴のうちのいずれかの特徴に加えて、前記パッチベースが前記タイヤ内面に取付けられていることを要旨とする。
本発明の第10の特徴は、空気入りタイヤにおいて、第9の特徴からなる取付パッチを具備したことを要旨とする。
以上の如き、本発明(請求項1から請求項10のうちのいずれかの請求項に記載の発明)によれば、前記電子機器と前記取付パッチ(又は前記取付ユニット)との間のホールド力を十分に高くすることができるため、前記空気入りタイヤの回転運動による入力又は路面突起による入力等によって前記取付パッチ又は前記取付ユニットが大きな衝撃を受けても、前記電子機器が前記取付パッチ(又は前記取付ユニット)から外れることがなく、前記電子機器の安定した取付状態を長期に亘って保つことができる。
また、前記電子機器本体に取付用のピン又はボタンを設けなくても、前記空気入りタイヤの前記タイヤ内面側に前記電子機器を取付けることができるため、前記電子機器の構成要素から取付用のピン又はボタンを省略して、前記電子機器の構成の簡略化を図ることができる。
(第1実施形態)
第1実施形態について図1から図5を参照して説明する。
ここで、図1は、第1実施形態に係る取付パッチの平面図、図2(a)は、第1実施形態に係る取付パッチの側面図、図2(b)は、図2(a)における矢視部IIBの拡大図、図3は、第1実施形態に係る取付パッチの斜視図、図4は、第1実施形態の作用説明図、図5は、第1実施形態に係る空気入りタイヤの部分断面図である。
図5に示すように、第1実施形態に係る空気入りタイヤ1は、リム3に保持される一対のビード部5を備えており、各ビード部5は、ビードコア7と、このビードコア7のタイヤ径方向Rの外側に配設されたビードヒィラー9とを有している。また、各ビード部5におけるビードコア7には、トロイド状のカーカス11が連結するように設けられている。ここで、カーカス11は、ラジアル方向へ延びる複数のカーカスコード(図示省略)をゴム引きしてなるものであって、カーカスコードは、有機繊維又はスチール繊維からなっている。
カーカス11の外側面のクラウン領域には、所謂たが効果を発揮する例えば2層のベルト13が設けられており、ベルト13は、タイヤ周方向Cへ傾斜する方向へ延びる複数のベルトコード(図示省略)をゴム被覆してなるものであって、ベルトコードは、スチール繊維からなっている。また、ベルト13の外周面には、トレッド部15が設けられており、このトレッド部15には、タイヤ周方向Cへ延びた複数の周方向主溝17が形成されている。
カーカス11の外側面におけるトレッド部15と一方のビード部5の間、及びカーカス11の外側面におけるトレッド部15と他方のビード部5の間には、サイドウォール部19がそれぞれ設けられている。また、カーカス11の内側面には、空気の漏れを防ぐインナーライナー21が設けられている。
図1、図2(a)(b)に示すように、インナーライナー21の表面側(タイヤ内面側)には、電子機器の一例として、タイヤ内圧等を測定するトランスポンダ23が取付られている。また、トランスポンダ23は、剛性樹脂からなる電子機器本体としてのトランスポンダ本体25と、このトランスポンダ本体25に収容されたIC,コンデンサ,抵抗等の複数の電子部品(図示省略)とを備えてあって、トランスポンダ本体25の両端部には、挿入穴27がそれぞれ形成されている。
次に、トランスポンダ23をインナーライナー21の表面(タイヤ内面)側に取付ける際に用いられる取付パッチ29について説明する。
図1、図2(a)(b)、及び図3に示すように、インナーライナー21の表面には、楕円形状のパッチベース31が取付られており、このパッチベース31の裏面は、インナーライナー21の表面に接着剤によって接着可能である。また、パッチベース31は、プチルゴムを主成分としたゴム材料により構成されている。
パッチベース31には、一対のストラップ33が一体成形されており、各ストラップ33は、パッチベース31と同じゴム材料により構成されている。また、一方のストラップ33は、トランスポンダ本体25における一方の挿入穴27に挿入可能であって、他方のストラップ33は、トランスポンダ本体25における他方の挿入穴27に挿入可能である。更に、各ストラップ33には、複数の係合穴35が形成されており、各ストラップ33の折り畳みによって整合する複数の係合穴35は、取付パッチ29からのトランスポンダ23の離脱を規制する規制ピン37と係合可能である。ここで、規制ピン37は、剛性樹脂により構成されてあって、規制ピン37の両端部の外径は、ストラップ33における係合穴35の内径(係合したときの内径)よりもそれぞれ大きいものである。
続いて、第1実施形態の作用及び効果について説明する。
予め、パッチベース31の裏面をインナーライナー21の表面に接着剤によって接着させて、取付パッチ29をインナーライナー21の表面に取付けておく。そして、図4(a)(b)に示すように、一方のストラップ33をトランスポンダ本体25における一方の挿入穴27に挿入して、複数の係合穴35を整合するように一方のストラップ33を折り畳み、規制ピン37を一方のストラップ33における整合する複数の係合穴35と係合させる。同様に、他方のストラップ33をトランスポンダ本体25における他方の挿入穴27に挿入して、複数の係合穴35を整合するように他方のストラップ33を折り畳み、別の規制ピン37を他方のストラップ33における整合する複数の係合穴35と係合させる。これにより、トランスポンダ本体25に取付用のピン又はボタンを設けなくても、インナーライナー21の表面側にトランスポンダ23を取付けることができる。
また、各ストラップ33は、パッチベース31と同じゴム材料により構成され、かつパッチベース31に一体成形させているため、トランスポンダ23と取付パッチ29との間のホールド力を十分に高くすることができる。
以上の如き、第1実施形態によれば、トランスポンダ23と取付パッチ29との間のホールド力を十分に高くすることができるため、空気入りタイヤ1の回転運動による入力又は路面突起による入力等によって取付パッチ29が大きな衝撃を受けても、トランスポンダ23が取付パッチ29から外れることがなく、トランスポンダ23の安定した取付状態を長期に亘って保つことができる。
また、トランスポンダ本体25に取付用のピン又はボタンを設けなくても、空気入りタイヤ1のインナーライナー21の表面側にトランスポンダ23を取付けることができるため、トランスポンダ23の構成要素から取付用のピン又はボタンを省略して、トランスポンダ23の構成の簡略化を図ることができる。
更に、取付パッチ29と規制ピン37を併せたものを、トランスポンダ23をインナーライナー21の表面側に取付ける際に用いられる取付ユニットとして捉えることもでき、この場合には、パッチベース31が取付ユニットのユニットベースに相当することになる。
(第2実施形態)
第2実施形態について図6から図9を参照して説明する。
ここで、図5は、第1実施形態に係る空気入りタイヤの部分断面図、図6(a)は、第2実施形態に係る取付パッチの平面図、図6(b)は、第2実施形態に係る取付パッチの側面図、図7は、第2実施形態に係る取付パッチの斜視図、図8は、第2実施形態の作用説明図、図9は、第2実施形態に係る空気入りタイヤの部分断面図である。
図9に示すように、第2実施形態に係る空気入りタイヤ39は、第1実施形態に係る空気入りタイヤ1と同様に、一対のビード部5と、カーカス11と、ベルト13と、トレッド部15と、サイドウォール部19と、インナーライナー21とを備えている。そして、インナーライナー21の表面側には、電子機器の一例として、タイヤ内圧等を測定するトランスポンダ41が取付られている。また、トランスポンダ41は、剛性樹脂等からなる電子機器本体としてのトランスポンダ本体43と、このトランスポンダ本体43に収容されたIC,コンデンサ,抵抗等の複数の電子部品(図示省略)とを備えてあって、トランスポンダ本体43の一端部には、挿入穴45が形成されている。
次に、トランスポンダ41をインナーライナー21の表面側(タイヤ内面側)に取付ける際に用いられる取付パッチ47について説明する。
図6(a)(b)及び図7に示すように、インナーライナー21の表面には、木の葉型形状のパッチベース49が取付られており、このパッチベース31の裏面は、インナーライナー21の表面に接着剤によって接着可能である。また、パッチベース49は、プチルゴムを主成分としたゴム材料により構成されている。
パッチベース49には、トランスポンダ41を包み込むように保持する一対のストラップ51が一体成形されており、各ストラップ33は、パッチベース49と同じゴム材料により構成されている。また、一方のストラップ51は、トランスポンダ本体43における挿入穴45に挿入可能であって、一方のストラップ51の先端部には、係合穴53が形成されている。そして、他方のストラップ51は、先端側に、係合穴53と係合可能なボタン55を有している。
続いて、第2実施形態の作用及び効果について説明する。
予め、パッチベース49の裏面をインナーライナー21の表面に接着剤によって接着させて、取付パッチ47をインナーライナー21の表面に取付けておく。そして、図8(a)に示すように、一方のストラップ51の先端部と他方のストラップ51の先端部を離反させて、一方のストラップ51をトランスポンダ本体43における挿入穴45に挿入して、トランスポンダ本体43をパッチベース49に接触又は近接させる。更に、図8(b)に示すように、他方のストラップ51におけるボタン55と一方のストラップ51における係合穴53を係合させて、一対のストラップ51によりトランスポンダ41を包み込むように保持する。これにより、トランスポンダ本体43に取付用のピン又はボタンを設けなくても、空気入りタイヤ39のインナーライナー21側にトランスポンダ41を取付けることができる。なお、一方のストラップ51をトランスポンダ本体43における挿入穴45に挿入しなくても構わない。
また、各ストラップ51は、パッチベース49と同じゴム材料により構成され、かつパッチベース49に一体成形させているため、トランスポンダ41と取付パッチ47との間のホールド力を十分に高くすることができる。
以上如き、第2実施形態によれば、トランスポンダ41と取付パッチ47との間のホールド力を十分に高くすることができるため、空気入りタイヤ39の回転運動による入力又は路面突起による入力等によって取付パッチ47が大きな衝撃を受けても、トランスポンダ41が取付パッチ47から外れることがなく、トランスポンダ41の安定した取付状態を長期に亘って保つことができる。
また、トランスポンダ本体43に取付用のピン又はボタンを設けなくても、空気入りタイヤ39のインナーライナー21の表面側にトランスポンダ41を取付けることができるため、トランスポンダ41の構成要素から取付用のピン又はボタンを省略して、トランスポンダ41の構成の簡略化を図ることができる。
なお、本発明は、前述の第1実施形態及び第2実施形態の説明に限られるものではなく、その他、種々の態様で実施可能である。また、本発明に包含される権利範囲は、これらの実施形態に限定されないものである。
第1実施形態に係る取付パッチの平面図である。 図2(a)は、第1実施形態に係る取付パッチの側面図、図2(b)は、図2(a)における矢視部IIBの拡大図である。 第1実施形態に係る取付パッチの斜視図である。 第1実施形態の作用説明図である。 第1実施形態に係る空気入りタイヤの部分断面図である。 図6(a)は、第2実施形態に係る取付パッチの平面図、図6(b)は、第2実施形態に係る取付パッチの側面図である。 第2実施形態に係る取付パッチの斜視図である。 第2実施形態の作用説明図である。 第2実施形態に係る空気入りタイヤの部分断面図である。
符号の説明
1 空気入りタイヤ
21 インナーライナー
23 トランスポンダ
25 トランスポンダ本体
27 挿入穴
29 取付パッチ
31 パッチベース
33 ストラップ
35 係合穴
37 規制ピン
39 空気入りタイヤ
41 トランスポンダ
43 トランスポンダ本体
45 挿入穴
47 取付パッチ
49 パッチベース
51 ストラップ
53 係合穴
55 ボタン

Claims (4)

  1. 空気入りタイヤのタイヤ内面側に電子機器を取付ける際に用いられる取付パッチにおいて、
    裏面が前記タイヤ内面に接着可能であって、ゴム材料により構成されたパッチベースと、
    前記パッチベースに一体成形され、前記パッチベースと同じゴム材料により構成される一対のストラップとを備え、
    前記一対のストラップの内、一方のストラップは、前記電子機器における電子機器本体の一端部に形成された一方の挿入穴に挿入可能で、かつ他方のストラップは、前記電子機器本体の他端部に形成された他方の挿入穴に挿入可能であり、
    前記一方のストラップには、前記電子機器の離脱を規制する一方の規制ピンと係合可能な複数の係合穴が形成され、
    前記他方のストラップには、前記電子機器の離脱を規制する他方の規制ピンと係合可能な複数の係合穴が形成され、
    前記一方のストラップの折り畳みによって整合する前記複数の係合穴は、前記一方の規制ピンと係合可能であり、
    前記他方のストラップの折り畳みによって整合する前記複数の係合穴は、前記他方の規制ピンと係合可能である
    ことを特徴とする取付パッチ。
  2. 前記パッチベースが前記タイヤ内面に取付られている
    ことを特徴とする請求項に記載の取付パッチ。
  3. 空気入りタイヤにおいて、
    請求項に記載の取付パッチを具備したことを特徴とする空気入りタイヤ。
  4. 空気入りタイヤのタイヤ内面側に電子機器を取付ける際に用いられる取付ユニットにおいて、
    裏面が前記タイヤ内面に接着可能であって、ゴム材料により構成されたユニットベースと、
    前記パッチベースに一体成形され、前記パッチベースと同じゴム材料により構成され、複数の係合穴が形成される一対のストラップと、
    前記一対のストラップの内、一方のストラップにおける前記複数の係合穴と係合可能であって、前記一方のストラップからの前記電子機器の離脱を規制する一方の規制ピンと、
    前記一対のストラップの内、他方のストラップにおける前記複数の係合穴と係合可能であって、前記他方のストラップからの前記電子機器の離脱を規制する他方の規制ピンとを備え、
    前記一方のストラップは、前記電子機器における電子機器本体の一端部に形成された一方の挿入穴に挿入可能で、かつ前記他方のストラップは、前記電子機器本体の他端部に形成された他方の挿入穴に挿入可能であり、
    前記一方のストラップの折り畳みによって整合する前記複数の係合穴は、前記一方の規制ピンと係合可能であり、
    前記他方のストラップの折り畳みによって整合する前記複数の係合穴は、前記他方の規制ピンと係合可能である
    ことを特徴とする取付ユニット。
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