JP5101909B2 - 軸継手 - Google Patents

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    • F16D3/04Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive adapted to specific functions specially adapted to allow radial displacement, e.g. Oldham couplings

Description

本発明は、互いに平行な2軸を連結して2軸間で動力を伝達する軸継手に関する。
一般的な機械装置の2つの軸を連結して駆動側から従動側へ動力を伝達する軸継手は、連結する2軸の位置関係によって構造が異なり、2軸が1直線上にあるもの、交差するもの、互いに平行な(かつ同心でない)ものに大別される。このうちの平行な2軸を連結する軸継手として、本出願人は、平行な2軸間で互いに直交する案内溝の交差位置に配した円筒状の転動体を介して動力を伝達する方式のものを提案した(特許文献1参照。)。
特開2005−233233号公報
図7および図8は、上述した方式の軸継手の一例を示す。この軸継手は、互いに一体回転可能に連結されて入力側回転部材を構成する2つの入力プレート51a、51bと、両入力プレート51a、51bに挟まれる出力プレート(出力側回転部材)52と、出力プレート52を貫通するように組み込まれる複数のローラ(円筒状転動体)53と、各入力プレート51a、51bと出力プレート52の間に配される2つの環状の保持器54a、54bとから成る。その一側の入力プレート51aおよび出力プレート52はそれぞれの中央部から突出する軸部55、56を有しており、出力プレート52の軸部56が他側の入力プレート51bの中心孔51cおよび保持器54b内周に通されて、各入力プレート51a、51bと出力プレート52の回転軸が互いに平行な状態に保持されている。なお、図7および図8は、説明上、各入力プレート51a、51bと出力プレート52が同心の状態を示しているが、通常は入力側と出力側の回転軸がずれた(偏心した)状態で使用される。
前記各入力プレート51a、51bと出力プレート52には、複数の案内溝57、58が相手側の回転部材の対応する位置の案内溝と直交するように設けられており、そのうちの出力プレート52の案内溝58はプレート軸方向に貫通している。そして、前記ローラ53が、出力プレート52の案内溝58および各保持器54a、54bの長孔59に通されて、両端部を入力プレート51a、51bの案内溝57で案内される状態で、各案内溝57、58の交差位置に組み込まれている。これにより、各入力プレート51a、51bに押されたローラ53が、各保持器54a、54bでプレート径方向の移動を拘束された状態で転動しながら出力プレート52を押して、動力伝達を行うようになっている。
上述した従来の軸継手は、各入力プレート51a、51b、出力プレート52および各保持器54a、54bを、円筒状の転動体であるローラ53の長手方向中央の断面に関して対称に配置することにより、動力伝達時にこれらの各部材からローラ53に力が加わってもローラ53に回転モーメントが発生しないようにして、ローラ53の傾きによるこじり(案内溝への噛み込み)を防止し、継手動作が常時円滑に行われるようにしている。
しかしながら、両入力プレート51a、51bを一体回転可能に連結するために、各保持器54a、54bを貫通する連結ピン51dを設けるとともに、出力プレート52を連結ピン51dと干渉しない形状としているので、この部分の構造が複雑で、製作や組立に手間がかかるという難点がある。
また、ローラ53は連結ピン51dと干渉しないように配置する必要があるので、これによってローラ53の個数が制限され、トルク負荷容量が小さくなるという難点もある。さらに、スペースの面で連結ピン51dを太くすることは困難なため、連結ピン51dの強度からトルク負荷容量がより小さく抑えられることもある。
本発明の課題は、平行な2軸間で互いに直交する案内溝の交差位置に配した円筒状の転動体を介して動力を伝達する方式の軸継手において、転動体の傾きによるトラブルを防止する機能を保持しつつ、構造の簡素化とトルク負荷容量の増大を図ることである。
上記の課題を解決するため、本発明は、回転軸が互いに平行でかつ同心でない状態に保持される2つの回転部材の一方が、他方の回転部材を挟む位置に配された2つのプレートを一体回転可能に連結して、そのうちの1つのプレートの中心孔に他方の回転部材の中央部から突出する軸部を通すものであり、前記一方の回転部材の各プレートと他方の回転部材に、複数の案内溝を相手側の回転部材の対応する位置の案内溝と直交するように設け、前記他方の回転部材の案内溝を回転部材軸方向に貫通させて、前記両回転部材の案内溝が交差する位置に、前記他方の回転部材の案内溝に通され、前記一方の回転部材の各プレートの案内溝に両端部を案内されて転動する円筒状の転動体を配し、前記各転動体の回転部材径方向の移動を拘束する保持器を転動体の長手方向中央の断面に関して対称に設けて、前記各転動体を介して前記両回転部材間で動力を伝達するようにした軸継手において、前記一方の回転部材の両プレートを、前記他方の回転部材および保持器を跨ぐ連結片で連結した構成を採用した。
すなわち、両回転部材および保持器を、動力伝達時にこれらの各部材から円筒状転動体に加わる力が転動体を傾けないように配置するとともに、他方の回転部材を挟む位置に配された一方の回転部材の両プレートを、他方の回転部材および保持器を跨ぐ連結片で連結することにより、前述した従来のものに比べて、構造が簡単になり、転動体個数を増やしたり連結片強度を高めたりしてトルク負荷容量の増大を図れるようにしたのである。
ここで、前記一方の回転部材の2つのプレートをそれぞれの外周縁部で連結するようにすれば、連結片にかかる負担が軽減され、トルク負荷容量をさらに増大させることができる。
前記連結片を、前記一方の回転部材の2つのプレートのうちのいずれか1つのプレートと一体成形すれば、製作や組立がより簡単に行えるようになる。
前記一方の回転部材の2つのプレートを前記連結片で連結する手段としては、ねじ結合、ピン結合、スプライン結合、溶接、かしめのいずれかを採用するとよい。
また、前記転動体を、その外周に嵌め込んだ転がり軸受を介して、前記両回転部材および保持器のうちの少なくとも2種類の部材と転接させることにより、偏心時の転動体の両回転部材および保持器に対する相対移動抵抗を低減して、継手動作をよりスムーズにすることができる。
さらに、前記一方の回転部材の各プレートの案内溝を回転部材軸方向に貫通しないものとし、前記連結片で前記一方の回転部材の両プレート間の空間の周りを塞ぐとともに、前記1つのプレートの中心孔縁部と前記他方の回転部材の軸部外周との間に、両回転部材の偏心に追随して弾性変形する膜部を有するブーツを設けて、潤滑材を継手内部に保持し、継手外部からの異物の侵入を防止するようにすれば、そのブーツは小型で構造の簡単なものとすることができる。従って、継手全体を覆うブーツを設ける場合に比べて、ブーツの製作が容易となりコスト低減が図れる。また、高速回転時にもブーツが遠心力の影響で破断するおそれが少ないので、ブーツの剛性を低く設定することにより、偏心時のブーツの弾性復元力を小さくして継手動作の抵抗とならないようにすることができる。
本発明の軸継手は、上述したように、円筒状の転動体に傾きを生じさせないように両回転部材および保持器を配置し、一方の回転部材の2つのプレートを他方の回転部材および保持器を跨ぐ連結片で連結したものであるから、従来のものと同様に転動体の傾きによるトラブルが生じるおそれがないうえ、従来のものと比べて構造が簡単で、転動体の個数を増やすとともに連結片の強度を高めてトルク負荷容量を増大させることができる。
以下、図1乃至図6に基づき、本発明の実施形態を説明する。図1乃至図3は、第1の実施形態を示す。この軸継手の基本的な構成は、前述した従来の軸継手の入力側と出力側を逆にしたものである。すなわち、この軸継手は、図1および図2に示すように、互いに一体回転可能に連結されて出力側回転部材を構成する2つの出力プレート1a、1bと、両出力プレート1a、1bに挟まれる入力プレート(入力側回転部材)2と、入力プレート2を貫通するように組み込まれる複数のローラ(円筒状転動体)3と、各出力プレート1a、1bと入力プレート2の間に配される2つの環状の保持器4a、4bとから成る。その一側の出力プレート1aおよび入力プレート2はそれぞれの中央部から突出する軸部5、6を有しており、入力プレート2の軸部6が他側の出力プレート1bの中心孔1cおよび保持器4b内周に通されて、各出力プレート1a、1bと入力プレート2の回転軸が互いに平行な状態に保持されている。なお、図1および図2は、説明上、各出力プレート1a、1bと入力プレート2が同心の状態を示しているが、通常は後述するように入力側と出力側の回転軸がずれた(偏心した)状態で使用される。
前記両出力プレート1a、1bは、一側の出力プレート1aの外周縁部に一体成形されて入力プレート2および各保持器4a、4bを跨ぐ筒状の連結片1dと、他側の出力プレート1bの外周縁部とを周方向の複数位置でボルト締めすることにより、一体回転可能に連結されている。なお、両出力プレート1a、1bを連結片1dで連結する手段としては、この例のようなねじ結合のほかにも、ピン結合、スプライン結合、溶接、かしめ等を採用することができる。
そして、両出力プレート1a、1bおよび両保持器4a、4bは、それぞれ入力プレート2を挟んで対称の位置に配されている。なお、両出力プレート1a、1bの連結片1dの内周面と入力プレート2および各保持器4a、4bの外周面との間、他側の出力プレート1bの内周面と入力プレート2の軸部6の外周面との間には、それぞれ所定のクリアランスが設けられ、図3に示すように入力側と出力側の回転軸が偏心した状態でもこれらの各部材が互いに干渉しないようになっている。
また、前記各出力プレート1a、1bおよび入力プレート2には、それぞれローラ3を案内する複数の案内溝7、8が設けられ、各保持器4a、4bには、ローラ3を通してそのプレート径方向の移動を拘束する長孔9が設けられている。
前記各出力プレート1a、1bの案内溝7は、両プレート間で周方向位置が一致し、かつプレート径方向と一定の角度をなす方向に直線状に延びるように設けられている。一方、入力プレート2の案内溝8は、プレート軸方向に貫通し、出力プレート1a、1bの対応する位置の案内溝7と直交して直線状に延びるように設けられている。なお、この例では、各出力プレート1a、1bの案内溝7も、加工しやすくするため、プレート軸方向に貫通させている。また、各保持器4a、4bの長孔9は、各案内溝7、8と対応する位置に、各案内溝7、8と45度をなす方向に直線状に延びるように設けられている。
前記各ローラ3は、入力プレート2の案内溝8および各保持器4a、4bの長孔9に通されて、両端部を出力プレート1a、1bの案内溝7で案内される状態で、各案内溝7、8の交差位置に組み込まれ、両端部および中央部の外周に嵌め込まれた転がり軸受10を介して各プレート1a、1b、2と転接している。なお、転がり軸受は、この例のようなころ軸受に限らず、玉軸受を用いてもよい。
この軸継手は、上記の構成であり、入力トルクが加えられた入力プレート2が回転すると、この入力プレート2の案内溝8に周方向から押されたローラ3が、保持器4a、4bでプレート径方向の移動を拘束された状態で、出力プレート1a、1bの案内溝7を押して両出力プレート1a、1bを一体回転させることにより、出力側に動力が伝達される。なお、入力トルクの回転方向が変わったり、入力側と出力側が逆になったりしても、同じメカニズムで動力伝達が行われる。
上記動力伝達メカニズムは、入力側と出力側の回転軸が偏心した通常の使用状態でも基本的に同じである。この状態では、図3に示すように、各出力プレート1a、1bと入力プレート2の回転軸のずれにより、案内溝7、8の交差位置がプレート周方向で変化し、各ローラ3が案内溝7、8および各保持器4a、4bの長孔9の内側を移動しながら動力伝達を行う。
そして、動力伝達時には、各ローラ3に各出力プレート1a、1b、入力プレート2および各保持器4a、4bからローラ径方向の力が働くが、これらの各部材がローラ3の長手方向中央の断面に関して対称に配されているので、ローラ3には回転モーメントが発生しない。従って、ローラ3の傾きによる案内溝7、8への噛み込みが生じにくく、円滑に動力伝達を行うことができる。
また、各ローラ3は、前述のように転がり軸受10を介して各プレート1a、1b、2と転接しており、各プレート1a、1b、2に対して相対移動するときの抵抗が小さいので、偏心時の継手動作もスムーズに行われる。なお、継手動作をよりスムーズにするために、ローラの中央部と両端部との中間の部位にも転がり軸受を嵌め込み、これらの軸受を介してローラを各保持器と転接させるようにしてもよい。
しかも、この軸継手では、入力プレート2を挟む位置に配された両出力プレート1a、1bを、入力プレート2および保持器4a、4bを跨ぐ連結片1dで連結しているので、従来のものに比べて構造が簡単で製作や組立が容易である。さらに、連結片1dと入力プレート2や保持器4a、4bとの干渉がないため、従来よりもローラ3の個数を増やすとともに、連結片1dを高強度が得られる形状として、トルク負荷容量を増大させることができる。
図4は第2の実施形態を示す。この実施形態では、第1の実施形態をベースとして、各出力プレート1a、1bの案内溝7をプレート軸方向に貫通しないものとし、他側の出力プレート1bの中心孔1c縁部と入力プレート2の軸部6外周との間に、両出力プレート1a、1bと入力プレート2の偏心に追随して弾性変形する膜部を有するブーツ11を設けている。これらの構成と両出力プレート1a、1b間の空間の周りを塞ぐ筒状の連結片1dとにより、継手全体が密閉構造となって、潤滑材を継手内部に保持し、継手外部からの異物の侵入を防止できるようになっている。
上記の構成では、継手全体を覆うブーツを設ける場合に比べて、ブーツ11が小型で構造の簡単なものとなるので、ブーツ11の製作が容易でコスト低減が図れる。また、高速回転時にもブーツ11が遠心力の影響で破断するおそれが少ないので、ブーツ11の剛性を低く設定することにより、偏心時のブーツ11の弾性復元力を小さくして継手動作の抵抗とならないようにすることができる。
図5および図6は第3の実施形態を示す。この実施形態は、第1の実施形態をベースとして、ローラ数を4個にするとともに、入力プレートと保持器の位置関係を逆にした、すなわち、入力側回転部材を構成する2つの入力プレート12a、12bを1つの保持器13を挟む位置に配した例である。その両入力プレート12a、12bは、他側の入力プレート12bの中央部から継手内側へ突出する連結片12cと、一側の入力プレート12aの中央部とをボルト締めすることにより、一体回転可能に連結されている。また、ローラ3に嵌め込まれる転がり軸受10の位置は第1の実施形態と同じであり、ローラ3が各転がり軸受10を介して各出力プレート1a、1bおよび保持器13と転接し、各入力プレート12a、12bとは直接接するようになっている。
第1の実施形態の軸継手の側面図 図1のII−II線に沿った断面図 図1の軸継手の使用状態を示す側面図(1つの入力プレートを除いた図) 第2の実施形態の軸継手の図2に対応する断面図 第3の実施形態の軸継手の側面図 図5のVI−VI線に沿った断面図 従来の軸継手の側面図 図7のVIII−VIII線に沿った断面図
符号の説明
1a、1b 出力プレート
1c 中心孔
1d 連結片
2 入力プレート
3 ローラ
4a、4b 保持器
5、6 軸部
7、8 案内溝
9 長孔
10 転がり軸受
11 ブーツ
12a、12b 入力プレート
12c 連結片
13 保持器

Claims (6)

  1. 回転軸が互いに平行でかつ同心でない状態に保持される2つの回転部材の一方が、他方の回転部材を挟む位置に配された2つのプレートを一体回転可能に連結して、そのうちの1つのプレートの中心孔に他方の回転部材の中央部から突出する軸部を通すものであり、前記一方の回転部材の各プレートと他方の回転部材に、複数の案内溝を相手側の回転部材の対応する位置の案内溝と直交するように設け、前記他方の回転部材の案内溝を回転部材軸方向に貫通させて、前記両回転部材の案内溝が交差する位置に、前記他方の回転部材の案内溝に通され、前記一方の回転部材の各プレートの案内溝に両端部を案内されて転動する円筒状の転動体を配し、前記各転動体の回転部材径方向の移動を拘束する保持器を転動体の長手方向中央の断面に関して対称に設けて、前記各転動体を介して前記両回転部材間で動力を伝達するようにした軸継手において、前記一方の回転部材の両プレートを、前記他方の回転部材および保持器を跨ぐ連結片で連結し、その連結片が他方の回転部材および保持器と干渉しないようにしたことを特徴とする軸継手。
  2. 回転軸が互いに平行でかつ同心でない状態に保持される2つの回転部材の一方が、他方の回転部材を挟む位置に配された2つのプレートを一体回転可能に連結して、そのうちの1つのプレートの中心孔に他方の回転部材の中央部から突出する軸部を通すものであり、前記一方の回転部材の各プレートと他方の回転部材に、複数の案内溝を相手側の回転部材の対応する位置の案内溝と直交するように設け、前記他方の回転部材の案内溝を回転部材軸方向に貫通させて、前記両回転部材の案内溝が交差する位置に、前記他方の回転部材の案内溝に通され、前記一方の回転部材の各プレートの案内溝に両端部を案内されて転動する円筒状の転動体を配し、前記各転動体の回転部材径方向の移動を拘束する保持器を転動体の長手方向中央の断面に関して対称に設けて、前記各転動体を介して前記両回転部材間で動力を伝達するようにした軸継手において、前記一方の回転部材の両プレートを、前記他方の回転部材および保持器を跨ぐ連結片で連結し、前記一方の回転部材の各プレートの案内溝を回転部材軸方向に貫通しないものとし、前記連結片で前記一方の回転部材の両プレート間の空間の周りを塞ぐとともに、前記1つのプレートの中心孔縁部と前記他方の回転部材の軸部外周との間に、両回転部材の偏心に追随して弾性変形する膜部を有するブーツを設けて、潤滑材を継手内部に保持し、継手外部からの異物の侵入を防止するようにしたことを特徴とする軸継手。
  3. 前記一方の回転部材の2つのプレートを、それぞれの外周縁部で連結したことを特徴とする請求項1または2に記載の軸継手。
  4. 前記連結片を、前記一方の回転部材の2つのプレートのうちのいずれか1つのプレートと一体成形したことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の軸継手。
  5. 前記一方の回転部材の2つのプレートを前記連結片で連結する手段として、ねじ結合、ピン結合、スプライン結合、溶接、かしめのいずれかを採用したことを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載の軸継手。
  6. 前記転動体を、その外周に嵌め込んだ転がり軸受を介して、前記両回転部材および保持器のうちの少なくとも2種類の部材と転接させたことを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載の軸継手。
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