JP5101318B2 - 乾燥装置、及び乾燥方法 - Google Patents

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本発明は、可撓性のフィルムに塗布された薄膜を伝導乾燥する乾燥装置、及び乾燥方法に関する。
従来、フィルムに導電線を形成するには、スクリーン印刷装置を用いて導電性インクをフィルムに印刷した後、この導電性インクから成る薄膜を乾燥し固化させることにより行われている。導電性インクの例として、パウダー状の銀等の導体をバインダ等と共に溶媒に混練して成る導電ペーストが挙げられる。また、導電性インクを乾燥させる技術として、伝導乾燥、対流熱風乾燥、及び赤外線の放射伝熱による放射乾燥がある。
特開2007−216391号公報 特開平06−167796号公報
例えば、プラズマディスプレー等の電子部品を製造する場合、フィルムに形成する導電線を20μm程度の線幅に仕上げることが要求される。このように高い寸法精度を実現するには、導電性インクを乾燥させる工程で、フィルムの弛み等に起因する導電線の歪を抑えるために、フィルムをヒートローラで支持し、このヒートローラの熱で導電性インクを伝導乾燥するのが望ましい。
しかしながら、導電性インクを良好に乾燥するには、導電性インクを200℃に及ぶ高温に加熱する必要がある。このため、フィルムが急速に膨張することによりフィルムに皺が発生し、導電線の精度が損なわれる。また、フィルムの急速な膨張を避けるために、導電性インクの温度上昇を緩やかにすると、導電線の電気抵抗が著しく増大するという問題が起こる。また、上記のように高温に加熱されたフィルムは、その後、常温に戻るまで放熱する。この間に、フィルムが急速に収縮することによりフィルムに皺が発生し、導電線の精度が損なわれる。
そこで、本発明の目的とするところは、フィルムに塗布された薄膜を迅速に乾燥することができ、しかも薄膜の仕上がり精度を高く保つことのできる乾燥装置、及び乾燥方法を提供することにある。
本発明に係る乾燥装置は、面及び他面を有するフィルムを走行させ、前記フィルムの一面に塗布された薄膜を乾燥するものであって、前記フィルムの他面に接触する乾燥ローラと、前記フィルムの一面に接触する焼成ローラと、前記フィルムの他面に接触する除熱ローラと、これらのローラを個々に加熱する加熱手段とを備え、前記フィルムの走行する行程に従う順に、前記乾燥ローラ、焼成ローラ、及び除熱ローラが配置され、前記加熱手段は、前記乾燥ローラ、焼成ローラ、及び除熱ローラの中で前記焼成ローラを最も高温に加熱することを特徴とする。
本発明に係る乾燥装置は、一面及び他面を有するフィルムを走行させ、前記フィルムの一面に塗布された薄膜を乾燥する乾燥装置であって、前記フィルムの他面に接触する予熱ローラと、前記フィルムの他面に接触する乾燥ローラと、前記フィルムの一面に接触する焼成ローラと、前記フィルムの他面に接触する除熱ローラと、これらのローラを個々に加熱する加熱手段とを備え、前記フィルムの走行する行程に従う順に、前記予熱ローラ、乾燥ローラ、焼成ローラ、及び除熱ローラが配置され、前記加熱手段は、前記予熱ローラ、除熱ローラ、乾燥ローラ、及び焼成ローラを、当該順に温度が高くなるよう加熱することを特徴とする。
更に、本発明に係る乾燥装置は、前記乾燥ローラと前記焼成ローラとが50mm以下の空隙を隔てることを特徴とする。更に、本発明に係る乾燥装置は、前記焼成ローラと前記除熱ローラとが50mm以下の空隙を隔てることを特徴とする。
本発明に係る乾燥方法は、一面及び他面を有するフィルムを走行させ、前記フィルムの一面に塗布された薄膜を乾燥するものであって、前記フィルムの他面に伝熱して前記薄膜を加熱する乾燥工程と、前記フィルムの一面に伝熱して前記薄膜を前記乾燥工程よりも高い温度に加熱する焼成工程と、前記焼成工程で加熱されたフィルムから、前記焼成工程で加熱されたフィルムよりも低温の媒体に向けて伝熱させる除熱工程と、を実行することを特徴とする。
本発明に係る乾燥方法は、一面及び他面を有するフィルムを走行させ、前記フィルムの一面に塗布された薄膜を乾燥するものであって、前記フィルムの他面に乾燥ローラを接触し、前記乾燥ローラを加熱することにより、前記薄膜に伝熱する乾燥工程と、前記フィルムの一面に焼成ローラを接触し、前記焼成ローラを前記乾燥ローラより高温に加熱することにより、前記薄膜に伝熱する焼成工程と、前記焼成工程で加熱されたフィルムから、前記焼成工程で加熱されたフィルムよりも低温の媒体に向けて伝熱させる除熱工程と、を実行することを特徴とする。
本発明に係る乾燥装置によれば、フィルムが乾燥ローラ及び焼成ローラに順次に接触する過程で、フィルムの温度を段階的に上昇させることができる。このため、フィルムを一度の伝熱によって常温から焼成ローラの温度まで上昇させる場合に比べて、フィルムの急速な膨張を抑制できる。また、フィルムに熱応力が生じても、フィルムは乾燥ローラ又は焼成ローラによって支持されるので、フィルムの形状が歪むに至ることはなく、フィルムに皺が発生することはない。
しかも、焼成ローラで加熱されたフィルムが除熱ローラに接触した時点で、除熱ローラは、フィルム及び薄膜に蓄積した熱を逃す媒体として作用する。これにより、フィルムは除熱ローラで冷却され、更に除熱ローラから離れた後、常温になるまで放熱するので、フィルムの温度は段階的に降下する。このため、焼成ローラで加熱されたフィルムの冷却を大気への放熱だけに依存する場合に比べて、フィルムの急速な収縮を抑制できる。また、フィルムに熱応力が生じても、フィルムは除熱ローラによって支持されるので、フィルムの形状が歪むに至ることはなく、フィルムに皺が発生することはない。
従って、当該乾燥装置によれば、上記の通りフィルムに皺が発生しないので、例えばプラズマディスプレー等の電子部品を製造する場合、フィルムに高い寸法精度の導電線を形成することができる。しかも、導電性インクから成る薄膜を迅速に乾燥できるので、電気抵抗の極めて低い導電線を形成することができる。以上に述べた効果は、本発明に係る乾燥方法によって達成することができる。
また、本発明に係る乾燥装置によれば、フィルムが予熱ローラ、乾燥ローラ、及び焼成ローラに順次に接触する過程で、フィルムの温度を段階的に焼成ローラの温度まで上昇させることができる。これによりフィルムの急速な膨張を抑制することができる。また、フィルムに熱応力が生じても、フィルムは予熱ローラ、乾燥ローラ、又は焼成ローラによって支持されるので、フィルムの形状が歪むに至ることはなく、上記の効果を達成することができる。
更に、本発明に係る乾燥装置によれば、乾燥ローラと焼成ローラとの空隙を50mm以下に設定しているので、この空隙を横切るフィルムが、焼成ローラの輻射熱を強く受け、焼成ローラに達する前に乾燥ローラよりも高い温度に加熱される。このため、フィルムが焼成ローラに接触した時点で乾燥ローラの温度まで直ちに加熱される場合に比べて、フィルムの急速な膨張を抑制できるので、フィルムの皺を防止する効果が更に顕著になる。
更に、本発明に係る乾燥装置によれば、焼成ローラと除熱ローラとの空隙を50mm以下に設定しているので、この空隙を横切るフィルムは、焼成ローラの輻射熱を強く受けるので、フィルムが焼成ローラから離れ除熱ローラに達する前に、フィルムの大気への放熱による温度の降下を抑制することができる。このため、フィルムの皺を防止する効果が更に顕著になる。
図1,2は、一面1及び他面2を有するフィルム3を矢印T1〜T2で指した方向へ走行させ、フィルム3の一面1に塗布された薄膜を乾燥する乾燥装置4を示している。乾燥装置4は、フィルム3の他面2に接触する予熱ローラ5と、フィルム3の他面2に接触する乾燥ローラ6と、フィルム3の一面1に接触する焼成ローラ7と、フィルム3の他面2に接触する除熱ローラ8と、これら4つのローラ5〜8を個々に加熱する加熱手段9とを備える。
4つのローラ5〜8は、フィルム3の走行する行程に従う順に配置されている。加熱手段9は、4つのローラ5〜8にそれぞれ内装された4つの電熱器に、温度制御装置91を接続したものである。温度制御装置91は、予熱ローラ5、除熱ローラ8、乾燥ローラ6、及び焼成ローラ7の温度が当該順に高くなるように、上記4つの電熱器に供給する電流を個別に設定できるものであれば良い。
予熱ローラ5は、その円周を鏡面としたドラムを主体とし、予熱ローラ5の両端は、図に表れていない筐体に軸受けされている。乾燥ローラ6及び除熱ローラ8は、予熱ローラ5と同様に構成されている。焼成ローラ7は、支持手段10に支持されている点を除き、予熱ローラ5と同様に構成されている。支持手段10は、水平面に対して約45°の角度で起立するガイドフレーム11で滑子12を案内し、滑子12で焼成ローラ7を軸受けし、エアシリンダ13のピストンロッド14の伸縮に従わせて滑子12と共に焼成ローラ7を昇降させるものである。
図2は1つの支持手段10を表しているが、焼成ローラ7の両端は、2つの支持手段10のそれぞれの滑子12に軸受けされている。乾燥ローラ6の周面と焼成ローラ7の周面との間の空隙18の広さは、支持手段10が滑子12を昇降することにより調整できる。また、滑子12の高さは、ガイドフレーム11に設けたストッパ等で規定しても良い。或いは、上下方向に延びる送りねじの回転に従わせて、この送りねじに螺合したボールナットと共に滑子12を昇降させても良い。焼成ローラ7の周面と除熱ローラ8の周面との間の空隙19の広さは50mm以下に設定することが好ましい。
更に、乾燥装置4は、複数のガイドローラ15,16と、除熱ローラ8にフィルム3を押付けるニップローラ17とを備える。ガイドローラ15,16は、フィルム3の一面1に接触しフィルム3を所望の方向へ案内するものである。ガイドローラ15,16の円周は鏡面であり、ガイドローラ15,16の両端は筐体に軸受けされている。ニップローラ17は、ゴム等の摩擦材を周面に設けており、電動機の回転力で回転することによりフィルム3を走行させるものである。
また、図示を省略しているが、エキスパンドローラを乾燥装置4の適所に配置しても良い。エキスパンドローラは、例えば予熱ローラ5又は乾燥ローラ6にフィルム3が接触する直前にフィルム3の他面2に接触し、フィルム3を予熱ローラ5又は乾燥ローラ6の両端へ向けて押し広げる摩擦力を発生するものである。
4つのローラ5〜8の温度は、当該順に約100℃,140℃,200℃,120℃となるよう設定されている。4つのローラ5〜8の周面の直径は300mmである。ガイドローラ15,16の周面の直径は100mmである。フィルム3は、厚さ0.1mmのポリエチレンテレフタレートである。薄膜は、導電性インクを約0.01mm以下の厚みになるようフィルム3の一面1に印刷したものである。フィルム3の温度は導電性インクが印刷された時点で常温である。常温とは、25℃、又は乾燥装置4が設置されるクリンルーム等の室温と略同じ温度であることを意味する。
乾燥装置4の動作について説明する。先ずは、空隙18の広さが50mm以下になるように、支持手段10の滑子12の高さを調整する。本実施例では、フィルム3の材質、及びフィルム3の厚み等を考慮して、空隙18の広さを20〜30mmに設定する。ニップローラ17は、フィルム3を1m/minの速度で走行させる。
フィルム3は、予熱ローラ5、乾燥ローラ6、及び焼成ローラ7に順次に接触し、フィルム3の温度が100℃、140℃、更には焼成ローラ7の温度である約200℃まで段階的に上昇する。このため、フィルム3を一度の伝熱によって常温から焼成ローラ7の温度まで上昇させる場合に比べて、フィルム3の急速な膨張を抑制することができる。また、フィルム3に熱応力が生じても、フィルム3は適度に緊張し予熱ローラ5、乾燥ローラ6、又は焼成ローラ7によって支持されるので、フィルム3の形状が歪むに至ることはなく、フィルム3に皺が発生することはない。また、導電性インクは約200℃で焼成(固化)するので、フィルム3の一面1が焼成ローラ7に接触している間に、導電性インクが焼成ローラ7によって直に加熱され、フィルム3の一面1に導電線が形成される。
続いて、フィルム3が焼成ローラ7から離れ、約120℃の除熱ローラ8に接触する。除熱ローラ8は、フィルム3及び導電線に蓄積した熱を逃す媒体として作用する。ニップローラ17も同様の媒体として作用する。これにより、フィルム3は120℃付近まで冷却され、更に除熱ローラ8から離れた後、常温になるまで放熱するので、フィルム3の温度は段階的に降下する。このため、焼成ローラ7で加熱されたフィルム3の冷却を大気への放熱だけに依存する場合に比べて、フィルム3の急速な収縮を抑制することができる。また、フィルム3に熱応力が生じても、フィルム3は適度に緊張し除熱ローラ8によって支持されるので、フィルム3の形状が歪むに至ることはなく、フィルム3に皺が発生することはない。
以上に述べた乾燥装置4によれば、フィルム3が3つのローラ5〜7に接触する間に、導電性インクを迅速に乾燥できるので、電気抵抗の極めて低い導電線を形成することができる。しかも、フィルム3に皺が発生しないので、高い寸法精度の導電線を形成することができる。
また、予熱ローラ5及び乾燥ローラ6は、それぞれフィルム3の他面2に接触するので、導電性インクに含まれる溶媒は、フィルム3の一面1から蒸発する。このため、フィルム3の他面2と予熱ローラ5との間、又はフィルム3の他面2と乾燥ローラ6との間に、気化した溶媒が滞留することがない。この後、焼成ローラ7は、フィルム3の一面1に接触するが、導電性インクに含まれる溶媒の大部分は、既に予熱ローラ5及び乾燥ローラ6の熱を受けて蒸発し、導電性インクの表面は乾いた性状になっているので、導電性インクが焼成ローラ7に粘着することはない。
また、ガイドローラ15は、予熱ローラ5から乾燥ローラ6との間でフィルム3を撓ませ、フィルム3の予熱ローラ5から乾燥ローラ6まで走行する距離を、乾燥ローラ6から焼成ローラ7まで走行する距離よりも長くする役割を果している。これは、導電性インクの加熱に要する時間的余裕を増やし、導電性インクに含まれる溶媒の蒸発を促進するためである。このように溶媒の蒸発を促進できる分、ニップローラ17がフィルム3を走行させる速度を速く設定できるという利点がある。
また、フィルム3は、空隙18を横切るときに焼成ローラ7の輻射熱を強く受けることになり、焼成ローラ7に達する前に乾燥ローラ6よりも高い温度に加熱される。このため、フィルム3が焼成ローラ7に接触した時点で、フィルム3が乾燥ローラ6の温度である約140℃から200℃まで加熱される場合に比べて、フィルム3の急速な膨張を抑制できるので、フィルム3の皺を防止する効果が更に顕著になる。また、フィルム3は、空隙19を横切る間、焼成ローラ7の輻射熱を強く受けるので、フィルム3が焼成ローラ7から離れ除熱ローラ8に達する前に、フィルム3の大気への放熱による温度の降下を抑制することができる。このため、フィルム3の皺を防止する効果が更に顕著になる。
尚、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で当業者の知識に基づいて種々なる改良、修正、又は変形を加えた態様で実施できる。例えば、予熱ローラ5及び乾燥ローラ6の周囲に、ヒータ等で加熱した温風を供給しても良い。予熱ローラ5を省略しても良い。また、4つのローラ5〜8を配置する間隔は、導電性インクの乾燥に必要な熱量、フィルム3の材質、又はフィルム3の厚み等を考慮して変更することができる。
本発明は、電子部品の製造に限らず、あらゆるフィルム状の物品に塗布した液体、粉体、ゲル等を乾燥するのに有益な技術である。
本発明の実施形態に係る乾燥装置の概略を示す側面図。 本発明の実施形態に係る乾燥装置の要部を示す斜視図。
符号の説明
1:一面
2:他面
3:フィルム
4:乾燥装置
5:予熱ローラ
6:乾燥ローラ
7:焼成ローラ
8:除熱ローラ
9:加熱手段

Claims (6)

  1. 一面及び他面を有するフィルムを走行させ、前記フィルムの一面に塗布された薄膜を乾燥する乾燥装置であって、
    前記フィルムの他面に接触する乾燥ローラと、前記フィルムの一面に接触する焼成ローラと、前記フィルムの他面に接触する除熱ローラと、これらのローラを個々に加熱する加熱手段とを備え、
    前記フィルムの走行する行程に従う順に、前記乾燥ローラ、焼成ローラ、及び除熱ローラが配置され、前記加熱手段は、前記乾燥ローラ、焼成ローラ、及び除熱ローラの中で前記焼成ローラを最も高温に加熱することを特徴とする乾燥装置。
  2. 一面及び他面を有するフィルムを走行させ、前記フィルムの一面に塗布された薄膜を乾燥する乾燥装置であって、
    前記フィルムの他面に接触する予熱ローラと、前記フィルムの他面に接触する乾燥ローラと、前記フィルムの一面に接触する焼成ローラと、前記フィルムの他面に接触する除熱ローラと、これらのローラを個々に加熱する加熱手段とを備え、
    前記フィルムの走行する行程に従う順に、前記予熱ローラ、乾燥ローラ、焼成ローラ、及び除熱ローラが配置され、前記加熱手段は、前記予熱ローラ、除熱ローラ、乾燥ローラ、及び焼成ローラを、当該順に温度が高くなるよう加熱することを特徴とする乾燥装置。
  3. 前記乾燥ローラと前記焼成ローラとが50mm以下の空隙を隔てることを特徴とする請求項1又は2に記載の乾燥装置。
  4. 前記焼成ローラと前記除熱ローラとが50mm以下の空隙を隔てることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の乾燥装置。
  5. 一面及び他面を有するフィルムを走行させ、前記フィルムの一面に塗布された薄膜を乾燥する乾燥方法であって、
    前記フィルムの他面に伝熱して前記薄膜を加熱する乾燥工程と、
    前記フィルムの一面に伝熱して前記薄膜を前記乾燥工程よりも高い温度に加熱する焼成工程と、
    前記焼成工程で加熱されたフィルムから、前記焼成工程で加熱されたフィルムよりも低温の媒体に向けて伝熱させる除熱工程と、
    を実行することを特徴とする乾燥方法。
  6. 一面及び他面を有するフィルムを走行させ、前記フィルムの一面に塗布された薄膜を乾燥する乾燥方法であって、
    前記フィルムの他面に乾燥ローラを接触し、前記乾燥ローラを加熱することにより、前記薄膜に伝熱する乾燥工程と、
    前記フィルムの一面に焼成ローラを接触し、前記焼成ローラを前記乾燥ローラより高温に加熱することにより、前記薄膜に伝熱する焼成工程と、
    前記焼成工程で加熱されたフィルムから、前記焼成工程で加熱されたフィルムよりも低温の媒体に向けて伝熱させる除熱工程と、
    を実行することを特徴とする乾燥方法
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