JP5100970B2 - 音響放射 - Google Patents

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Description

この出願は、2004年3月19日に出願された米国特許出願第10/805,440号の一部継続出願であり、その全てを参照によってここに取り込むものとする。
本発明は、音響放射に関するものである。
音響放射は、例えば市販のボーズ(登録商標)ウェーブ(登録商標)ラジオ、ウェーブ(登録商標)ラジオ/CD、アコースティックウェーブ(登録商標)(ボーズコーポレーション、フレイミンガム、マサチューセッツ)ミュージックシステムなどの製品における導波管に使用されている。音響放射はまた、スピーカーキャビネット上のいわゆる音響ポートを使用することによってなされている。いくつかの例において、音響ポート開口部は、スピーカーキャビネットの前部に位置して、リスニング領域を向いている。他の例において、ポート開口部は、キャビネットの後部に位置して、リスニング領域から離れる方を向いている。リスニング領域から離れる方を向くポート開口部は、ラジオで使用されている。いくつかのホーンは、リスニング領域から離れる方を向くように導波管に結合されている。
本発明は、音響放射を使用した、改良された装置を提供することを目的とする。
総じて、1つの特色において、装置が、空間の方を向く一方の端部に音開口部を有する導波管を備えた音響装置と、音声源と、前記導波管の他方の端部においてリスニング領域の方を向く音響ドライバーと、前記音響装置と前記音声源と前記音響ドライバーとを統合化オーディオシステムとして支持する構造体と、を備え、前記音響ドライバーと前記導波管の開口部とが、前記構造体から実質的に異なる方向を向いている。
実現例は、以下の特徴の1つ以上を備えていてもよい。前記音響ドライバーと前記導波管の音開口部とが、実質的に反対の方向を向いている。前記導波管の音開口部が、前記リスニング領域を向いていない。前記導波管が、幹状部と該幹状部に接続された複数の枝状部とを備えている。前記複数の枝状部のそれぞれが、対応する音響ドライバーを有している。前記音響装置によって放射される音が、前記導波管から放射される音とは異なる周波数スペクトルを有している。前記統合化オーディオシステムが、ラジオを備えている。
総じて、他の特色において、装置が、音声源と、ハウジングによって支持されるとともにリスニング領域を向く音響ドライバーと、該音響ドライバーによって駆動される一方の端部と第2の開口端部とを有する導波管あるいはポートを備える音響装置と、前記音声源と前記音響ドライバーと前記音響装置とを統合化オーディオシステムとして支持する前記ハウジングと、を備え、前記ハウジングが前記リスニング領域とは異なる方向を向く開放部を備え、前記開放部が2つ以上の開口部を備え、前記導波管の第2の開口端部が、前記ハウジングの開放部から空間によって分離され、かつ、前記開口端部から放射される音が前記開放部を通って通過するように前記開放部に関して方向付けられている。
実現例は、以下の特徴の1つ以上を備えていてもよい。前記開放部が、格子を備えている。前記開放部が、前記ハウジング内にスロットを備えている。前記音響装置が、折り曲げられた導波管を備えている。前記空間が、少なくとも、前記音響装置から放射された音に関して前記ハウジングの開放部によって生じる歪みを実質的に減少させるのに十分大きいものである。
総じて、他の特色において、装置が、音声源と、リスニング領域の方を向く音響ドライバーと、前記音声源及び前記音響ドライバーを統合化オーディオシステムとして支持し、2つ以上の開口部を含む開放部を有するハウジングと、前記音響ドライバーによって駆動される一方の端部と第2の開口端部とを有する導波管を備える音響装置と、を備え、前記導波管の前記第2の開口端部が、前記ハウジングの開放部から空間によって分離され、かつ、前記開口端部から放射される音が前記開放部を通過するように該開放部に関して方向付けられている。
本発明のいくつかの実現例において、前記導波管の端部における第2の開口部は、フレア形状である。
他の特色は、装置、該装置を含むシステム、及び、該装置のコンポーネントを製造及び使用する方法を含んでいてもよい。
他の利点及び特徴は、以下の説明と請求項とから明らかになるであろう。
ここで述べられる実施例にとって、「導波管」は、特定の特徴を有するように規定されている。具体的には、ここで使用される導波管は、該導波管の作動最低周波数に関連した長さを有する音響筐体のことを指し、該導波管の長さに沿って音波を伝播させるために音響エネルギー源に接続されるように適合している。導波管はまた、自由空気に面した横断面領域を有する1つ以上の導波管出口部あるいは開口部を備えており、前記横断面領域は、音響エネルギー源によって該導波管内に接続されたエネルギーが前記導波管出口部を通して自由空気に放射されることを許容する。例示的な導波管は、導波管出口部の横断面積と該導波管の低域遮断周波数での音の波長との間の特定の関係によって特徴づけることができ、前記低域遮断周波数は、3dB低下する周波数として規定することができる。3dB低下する周波数は、一般に導波管によってサポートされうる最低周波数定常波よりも周波数がわずかに低く、それは、一般に導波管の最長寸法が波長の1/4となる周波数である。図1は、例示的なターゲット周波数応答12と一例による導波管の測定された空間周波数応答14とをグラフで示している。本発明の実施例は、以下の式の特徴を有している。
(√A)/λ ≦ 1/15(≒0.067)
ここで、Aは導波管出口部の横断面積であり、λは導波管システムの3dB低下する周波数の波長である。1つの例示的な実施例において、低域遮断周波数は55Hzであり、対応する波長λが20.6フィートである。導波管出口部の横断面積Aが2.5平方インチ(0.0174平方フィート)であるとすると、以下の式のようになる。
(√A)/λ = (0.0174)1/2/20.6ft = 0.2ft/20.6ft = 0.0064 < 1/15(≒0.067)
図2に見られるように、電子音響導波管システム15は、1つの開口端部25を有する中空の幹状音響導波管セクション20と、複数の中空の枝状音響導波管セクション30a、30b、30c及び30dとを備えている。枝状セクションのそれぞれ(例えば30a)は、開口端部35aと終端部40aとを有している。枝状セクションの開口端部は、位置41a、41b、41c及び41dにおいて幹状セクション20に接続されている。中空の幹状部は、その開口端部25から位置41まで延びている。枝状セクションの終端部40の1つ以上(例えば40a)は、音響エネルギー源50に音響的に接続されている。
各音響エネルギー源は、放射面を有する音響ドライバー(音響駆動部)55を備えることができ、前記放射面は、自由空気の方を向く外側面60と幹状セクション20の方を向く内側面65とを有している。ドライバー55が枝状導波管セクションの外側に配置されるように示されているが、該ドライバーは1つ以上の枝状セクションの内側に位置することもできる。音響エネルギー源50は、例えばラジオ、CDあるいはDVDプレーヤーや、マイクなどのパワーアンプを介して音声源(図示せず)に接続されている。枝状セクションは、自由空気の方を向く放射面が一般に所定のリスニング領域70の方を向くようにして配置されることができる。音響ドライバーによって出される音は、空気中を通ってリスニング領域70へ投射され、かつ、導波管セクションを通って幹状セクション20の開口端部25において領域71へ投射される。任意の数の枝状セクションドライバーが、自由空気の方を向くようにして接続されることができるし、あるいは、どの枝状セクションドライバーもこのように接続されていなくてもよい。さらに、ドライバーに接続される後方筐体を設けてもよい(図示せず)。領域70と71とが離間して図示されているが、これらは、導波管と該導波管が実装された製品とをコンパクトに維持する(例えば、これを達成するために導波管をそれ自体の上に重なるようにして折り曲げることができる)ために、図示されたほどは離間していない(例えば約1、2フィート)実質的に同一の1つあるいは複数の領域であってもよい。
枝状セクションの物理的な寸法及び向きは、特定の音響的要求に合わせるように修正されることができる。例えば、それぞれの枝状セクションの長さは、同一あるいは異なっていることができる。枝状セクション、幹状セクション及びそれらの間のセクションのそれぞれに沿った横断面積及び形状は、同一あるいは異っていることができる。導波管セクションのための接続位置41a〜41dは、共通の位置であってもよいし、例えば図2に示されるように幹状部に沿った異なる位置であってもよい。枝状セクションの空間的な分離は、音響エネルギー源50からリスニング領域70に供給される異なるプログラム情報の空間的な分配を許容する。
音響導波管に関するさらなる情報は、ボーズによる米国特許第4,628,528号明細書と米国特許第6,278,789と2003年10月31日に出願された米国特許出願第10/699,304号とに開示されており、それを参照によってここに取り込むものとする。
図3に示されるように、電子音響導波管80は、一般的なツリー構造を有しており、開口端部ルートノード85、85、…、85と終端部リーフノード90、90、…、90とを含んでいる。ルートノードは、リーフ枝状セクション87、87、…、87によってルートノード102、…、102において幹状セクション100の第1の部分95に沿って接続されている。端部リーフノード90、90、…、90は、第1、第2及び第3の内部導波管セクション110、…、110、115、…、115、120、…、120のそれぞれの分岐ネットワークと内部ノード(例えば125、…、125)とによって、幹状セクション100の第2の部分105に接続されている。リーフノード90、90、…、90のそれぞれは、図2に示されるように、放射面を備えた音響ドライバーを有する音響エネルギー源に接続されることができる。
複数のルートノードは、空間的に互いに分離されている。複数のリーフノードは、空間的に互いに分離されている。異なるプログラム情報が、プログラム情報の空間的な分配を生じさせるために異なるリーフノードに供給されてもよい。例えば、類似あるいは同一の低周波数成分を有するが異なる高周波数成分を有するプログラム情報が、リーフノードに供給されることができる。リーフノードの音響ドライバーの放射面における外側面は、所定のリスニング領域101の方を向き、内側面は領域102内の方を向いている。
プログラム情報がリーフノード90を駆動する音響源に供給されるとき、リーフノードは、内部セクション110、115、120と内部ノード125とともに、図2の枝状セクション30に相当する。そのプログラム情報は結合することができてルートノード85に送り届けられることができるため、ルートノードは、リーフ枝状セクション87と幹状セクション100とともに、図2の中空の幹状部20に相当する。幹状及び枝状セクションの特定の組合せが図2及び図3に示されているが、多種多様な他の組合せと幹状及び枝状セクションの構成とが、例示的な導波管において考慮される。
図4に示される例において、電子音響導波管システム110は、1つの開口端部120を有する幹状セクション115と、該幹状セクションの他方の端部から延びる2つの枝状セクション125a、125bとを備えている。2つの枝状セクションは、開口端部130a及び130bと、終端部135a及び135bとを有している。2つの枝状セクションの開口端部は、実質的に共通の位置140において幹状セクション20に接続されている。2つの枝状セクションは、終端部135a及び135bにおいて音響エネルギー源145a及び145bに音響的に接続されている。音響エネルギー源は、音響ドライバー150a及び150bをそれぞれ含むことができる。音響ドライバーのそれぞれはまた、自由空気の方を向く音響ドライバーの後側面155a、155bと一般に幹状セクション115の方を向く音響ドライバーの前側面160a、160bとに放射面を有している。ドライバーモータ150a、150bは、図示されたような外側へ定位されるのではなく枝状セクション125a、125bの内側に位置させられ、前側面160a、160bが自由空気の方を向くようにしてもよいことに留意されたい。
別々のプログラム情報が、各枝状セクションに供給されることができ、それは大いに相関関係を有していてもいなくてもよいし、例えば低周波数範囲などの所定の周波数範囲だけにわたって大いに相関関係を有していてもよい。
図4の配置の多種多様な実現例が可能である。1つの例において、図5に示されるように、導波管200が右側部分205と中間部分210と左側部分215とを有しており、それはテーブルラジオ/CDプレーヤーでの使用に適している。導波管は、例えばLUSTRAN(登録商標)448(バイエルコーポレーション、エルクハート、インディアナ)などの合成樹脂を使用した射出成形工程によって形成される剛体構造である。図6A、6B及び6Cにも見られるように、導波管は図6A〜6Eに示された本体220と図7A〜7Cに示されたカバーセクション225とを備えており、それらは別々に成形されてから互いに結合される。
図6A〜6Eと図7A及び7Cとをまとめて参照すると、導波管は、該導波管の左側及び右側部分に位置する左側及び右側フレーム230a、230bを備え、かつ、左側及び右側音響ドライバー235a、235b(概略的に示す)を備えている。ドライバーは放射面(図示せず)をそれぞれ備えており、該放射面は、自由空気の方を向く第1側面と、該第1側面とは反対側の、導波管内の方を向く第2側面とを有している。
図6A〜6Eは、導波管幹状セクション255と左側及び右側枝状セクション240a及び240bとの詳細図を示している。各枝状セクションは、折り曲げられた連続するチューブであり、該チューブは、内部通路を画成し、導波管の両端部にドライバーを備えた左側及び右側フレームのうちの一方から枝接続部250まで延びている。幹状セクション255は、枝接続部からフレア形状の端部を有する1つの幹開口部260まで延びている。折り曲げ部のそれぞれは、各枝状セクション内にサブセクションを画成している。各サブセクションは、導波管の前部から後部まで延びる隔壁あるいはパネルによって境界が規定されている。導波管ハウジングはまた、例えばCDプレーヤー、AMアンテナ及び電源などのコンポーネントを支持することができる。図示された音響導波管システムは、枝状セクションにプログラム情報を供給するために音響エネルギー源を使用した電子装置(図示せず)をさらに備えていてもよい。
第1の左側及び右側サブセクション265a、265bは、それぞれ、ドライバー235a、235bに隣接した(ドライバーの方を向く)テーパ状の第1パネル270a、270bの外面によって部分的に形成され、第2のサブセクション275a、275bに延びている。第2のサブセクションは、(幹状セクション255の方を向く)テーパ状の第1パネル270a、270bの内面と第2パネル280a、280bの外面とによって形成され、第3のサブセクション290a、290bに延びている。通常、パネルのそれぞれは、導波管の前部あるいは後部から延びる湾曲した垂直面であり、かつ、自由端縁を備えている。輪郭で示された柱285が、音響圧力波のロス及び乱流を減少させるために各自由端縁に形成されている。第3のサブセクション290a、290bは、第2パネルの内面と第3パネル295a、295bの外面とによって形成され、第4のサブセクション300a、300bに延びている。第4のサブセクションは、第3パネルの内面と幹状セクション壁305a、305bの外面とによって形成され、第3のサブセクションから延びて、枝接続部250において幹状セクション255に接続されている。
枝状セクションのそれぞれの横断面積は、左側及び右側フレームから枝接続部250までの経路に沿って連続的に減少している。第1及び第2のサブセクションは、第3及び第4のサブセクション、共通幹状セクションと比較して、相対的に大きく、かつ、より大きなテーパが付いている。第2のサブセクションから第3及び第4のサブセクションまで進むと、隣接するパネル間の横断面積とテーパの度合いとが減少し、中間部分210に沿ったサブセクションの高さが減少する。左側及び右側枝状セクションの総容積と横断面領域の輪郭とは類似している。しかしながら、左側及び右側セクションは、導波管200内に異なるサイズの電子コンポーネントのパッケージを収容する必要があるために、完全に対称形ではない。例えば、AMアンテナ(図示せず)が左側部分に位置し、電源/トランス(図示せず)が右側部分に位置する。
図6A及び6Bを詳しく参照すると、導波管の前部は、左側ドライバーフレーム230aの上部から右側ドライバーフレーム230bの上部まで延びる横方向通路310を備えている。横方向通路は、第2、第3及び第4パネルの前部と中間パネル315の前部との間に形成されている。枝接続部250に近接する孔320が、横方向通路310の中心部を幹状セクション255に接続している。横方向通路310は、孔320から左側ドライバーフレームの上部まで延びる左側枝状通路322aと、孔320から右側ドライバーフレームの上部まで延びる右側枝状通路322bとを備えている。左側及び右側枝状通路322a、322bは、図示された細長いキャビティのような音響構造体を形成しており、該音響構造体は、共振ピークの大きさを減らすような大きさ及び構成とされている。細長いキャビティの長さは、導波管において共振ピークの大きさを制御することが望ましい周波数範囲での共振挙動を示すように選択される。細長いキャビティは、細長い部材内の共振による音圧(細長い部材が導波管に接続される箇所に存在する)が導波管内に存在する音圧と打ち消しあって干渉するように構成され、このようにしてピークの大きさを減らす。
1つの例では、このピークを減少させるのを補助するために、孔320に近接する横方向通路310の中心部が、例えばポリエステルフォームあるいは布などの抵抗性音響減衰材料324を備えている。1つの例における共振ピークは、380Hzである。1つの例では、細長い部材の長さは、減少させることが望ましい共振ピークの周波数の波長の1/4となるように選択される。孔320の横断面積は、幹状部の横断面積の25パーセントの大きさとすることができる。
さらに、図示されているように、抵抗性音響減衰材料325a、325bを、それぞれ、第1の左側及び右側サブセクション265a、265b内の各ドライバーの後ろに配置することができ、これにより、米国特許第6,278,789号明細書に開示されているように、低い周波数には影響を及ぼさないが、より高い周波数(1つの例では710Hz〜1.2kHz)でピークを減衰させる。孔250及びキャビティ322a、322bの位置は、図6A及び6Bに示されたものに限定されないことに留意されたい。キャビティの位置は、ターゲット定常波の最大圧力と減衰させるべき特定の共振ピークとに対応するように、一般的な導波管システムに沿った任意の位置とすることができる。共振ピークを減衰させるためのそのようなキャビティの使用は、共通する幹状セクションと枝状セクションとの構成を有する導波管に限定されない。
図8Aを参照すると、導波管システムは導波管330を備えており、該導波管は、1つの開口端部334を有する幹状セクション332と、該幹状セクションの反対側の端部から延びる2つの枝状セクション336a、336bとを有している。2つのキャビティ338a、338bは、孔340において2つの枝状セクションの間の導波管に取り付けられている。幹状部に孔340を設けることにより、ターゲット周波数成分、1つの例では380Hzがかなり減少する。抵抗性音響減衰材料342は、孔340に近接して位置することができるし、キャビティ338a、338bの一方あるいは両方の内部に位置することもできるし、それらの両方を満たすこともできる。キャビティはまた、枝状セクション内に位置していてもよいし、複数の共振ピークを減少させるために複数のキャビティに分岐していてもよい。
図8B及び8Cを参照すると、導波管システムは、終端部346と開口端部348とを有する音響導波管344を備えている。電子音響ドライバー350は、終端部346に接続されている。導波管344が孔353によってキャビティ352で接続されていたり、あるいは、図8Cに示されるように、第1及び第2のサブセクション354a、354bを有する分岐したキャビティが孔353において導波管344に共通に取り付けられていたりする。他の例では、導波管344が、該導波管344の外側の空間に直接リークしている(図示せず)。孔353は、キャビティの横断面積と等しいかあるいはそれよりも小さい横断面積を有することができる。キャビティ352、354a、354bは、導波管344の容積と比較して小さな容積を画成するものであり、例えば共振チューブを含むことができる。様々な他の例は、2003年10月31日に出願されたボーズによる特許出願第10/699,304号に開示されている。音響減衰材料356(図8B)は、孔353に近接して配置されることができ、かつ、減衰材料356’によって示されているようにキャビティ352の一部分あるいは実質的に全部分を満たしていてもよい。減衰材料358(図8C)は、減衰材料358’によって示されているようにキャビティ354a、354bの一方あるいは両方の一部分あるいは実質的に全部分を満たしていてもよい。
図9を参照すると、1つの例では、導波管200が以下のような寸法を有している。枝接続部250から幹開口部260まで延びる幹状セクション255の長さTは、4.8インチ(122.4ミリメートル)であり、幹開口部260の横断面積Tは、2.5平方インチ(1622平方ミリメートル)である。左側フレーム230aでの左側サブセクションの始まりから枝接続部250に近接する左側サブセクションの端部までの、導波管の左側サブセクション240aの長さLは、21.4インチ(543.7ミリメートル)である。右側フレーム230bでの右側サブセクションの始まりから枝状接続部250に近接する右側サブセクションの端部までの、右側サブセクション240bの長さRは、21.0インチ(535ミリメートル)である。左側サブセクションの始まりでの横断面積LSは、7.9平方インチ(5134平方ミリメートル)であり、右側サブセクションの始まりでの横断面積RSは、8.3平方インチ(5396平方ミリメートル)である。左側サブセクション及び右側サブセクションでの端部の横断面積LE、REは、それぞれ、0.7平方インチ(448平方ミリメートル)である。導波管の長さが作動最低周波数に関連し、かつ、横断面積が導波管システムの3dB低下する低周波数に関連するといった他の寸法は、上述したように考慮されている。
図10A及び10Bに見られるように、ラジオ400は、導波管システム200(図5)を取り囲むためのハウジング402を備えている。この例では、ハウジングが、導波管の全体形状に近似した略台形である。ラジオ400は、ドライバー235a及び235bに対応する左側及び右側開口部404a、404bと、一般に幹開口部260に近接する後部開口部406とを備えている。したがって、この場合、ラジオは、音声源と、2つの音響ドライバーと、分岐した導波管の形態の音響装置と、前記音声源とドライバーと音響装置とを支持するハウジングと、を備えた統合化オーディオシステムの一例である。統合化オーディオシステムの多種多様な他の構成が可能である。
ラジオが使用された図11及び12に示されるように、ドライバー235a及び235bは、一般にリスニング領域602に向かう方向600を向き、幹開口部604(導波管の音開口部の例)は、空間608の方向606を向いている。ハウジング内の後方開口部406(開放部の例)は、いくつかの垂直開口部609(スロット)を備えており、空間610によって幹開口部604から分離されている。この例における空間610は、32ミリメートルであるが、ハウジングの構成に応じてより大きくあるいはより小さくすることができる。前記空間を小さく維持することにより、統合化オーディオシステムのコンパクトな構成を許容する。しかし、前記空間が小さすぎると、複数のリブ611とそれらが分離させた複数のスロット609との構成が、後方開口部406から放射される音を歪ませる乱流を生じさせるかもしれない。したがって、そうしないと生じてしまうであろう歪みを減少させる(あるいは実質的に除去する)ために十分大きな空間を形成することが望ましい。幹開口部604は、放射される音における乱流の減少にも貢献するフレア形状を有している。幹開口部が後部を向いているため、前記フレア形状は、空間が貴重となる前部壁内に比べて容易に収容されることができる。後方開口部406は、従来の金属あるいは布の格子や、スロット、穴あるいは他の開口部などの他のパターンを含む様々な構成を有することができる。
幹開口部は、該幹開口部から放射される音がハウジングの後方開口部を通って空間608内へ通過するように方向付けられている。音のより低い周波数成分は、全方向的に放射してリスニング領域に到達し、スピーカーから放射された音と結合する。より高い周波数歪み成分のような、幹開口部から放射された音のより高い周波数成分は、リスニング領域から離れる方向に放射される傾向にあり、より聞き取りにくくなる。
方向600と方向606とは、図11に示されるように、一般に反対向きである。それらは、ラジオのハウジングの前面が湾曲し、ドライバーが方向600に対して小さな角度をなすように方向601と方向603とを向いているため、正確に反対向きではない。他の例では、方向600と方向606とが反対向きである必要はなく、例えば互いに90°あるいは他の様々な角度をなすようにすることができる。多くの例では、方向606がリスニング領域にはないであろう。
(a)導波管の幹端部をハウジングの後端部スロットあるいは格子から離間させるように空間を設ける技術と、(b)リスニング領域の方向以外の方向へ幹端部を向ける技術は、例えば、キャビネット内の空気を介して作動されるドライバーによってその他方の端部で駆動される音響ポートの開口端部にも使用することができる。
例えばCDプレーヤー及びディスプレイを備えたコンポーネント410は、一般に導波管(図6A)の中間部分210に沿って取り付けられる。
作動中、音声回路(例えば、オーディオアンプや、ラジオあるいはCDプレーヤーのような音声源と結合されるオーディオアンプ)は、2つの枝状導波管セクションの終端部に取り付けられた2つのスピーカー(あるいは他の音響エネルギー源)を駆動する。2つのスピーカーは、例えば音声源の左チャンネル及び右側チャンネルような異なる音声プログラムパートによって駆動される。導波管がドライバーによって出される音をエンハンスし、枝状及び幹状セクションの滑らかな内部通路が乱流を減少させて音響反射を最小にする。枝状導波管セクションが空間的に分離されているため、エンハンスされたプログラムパートが別個にリスナーに送り届けられる。共通の幹状部では2つの枝状セクションに伝えられた異なるプログラムパートが結合することができ、そして、1つの幹状部だけが必要であるために、ユーザーによって体験される2つのプログラムパートの音声分離に影響を及ぼすことなく、空間が節約される。このように、前記構造は、音響エネルギー源から離れた端部での1つの幹状部の空間を節約することにより、空間的に分離された導波管の利点を達成する。
他の実現例は、添付の請求項の思想の範囲内である。
ターゲット周波数応答と測定された空間周波数応答とのグラフ図である。 導波管システムの概略断面図である。 導波管システムの概略図である。 導波管システムの概略断面図である。 例示的な導波管システムの斜視図である。 カバーセクションが取り除かれた導波管の立体図である。 カバーセクションが取り除かれた導波管の上面図である。 カバーセクションが取り除かれた導波管の正面図である。 カバーセクションが取り除かれた導波管の下面図である。 カバーセクションが取り除かれた導波管の分解端面図である。 図5の装置へのカバーセクションの立体図である。 図5の装置へのカバーセクションの側面図である。 図5の装置へのカバーセクションの下面図である。 導波管の概略図である。 導波管の概略図である。 導波管の概略図である。 カバーセクションが取り除かれた導波管の斜視図である。 例示的な導波管を備えたラジオの前方立体図である。 例示的な導波管を備えたラジオの後方立体図である。 ラジオの一部分の概略上面図である。 ラジオの一部分の上方斜視図である。
符号の説明
15 導波管システム
20 幹状導波管セクション
25 開口端部
30 枝状導波管セクション
35 開口端部
40 終端部
50 音響エネルギー源
55 音響ドライバー
80 導波管
85 開口端部ルートノード
90 終端部リーフノード
110 導波管システム
115 幹状セクション
120 開口端部
125 枝状セクション
130 開口端部
135 終端部
145 音響エネルギー源
150 音響ドライバー
200 導波管
235 音響ドライバー
255 幹状セクション
240 右側枝状セクション
250 枝接続部
260 幹開口部
310 横方向通路
320 孔
322 枝状通路、キャビティ
324 減衰材料
330 導波管
332 幹状セクション
334 開口端部
336 枝状セクション
338 キャビティ
340 孔
342 減衰材料
346 終端部
348 開口端部
344 導波管
350 音響ドライバー
352 キャビティ
353 孔
344 導波管
356、358 減衰材料
400 ラジオ
402 ハウジング
404 開口部
406 後部開口部
602 リスニング領域
604 幹開口部604
608 空間
610 空間

Claims (15)

  1. 空間の方を向く一方の端部に音開口部を含む導波管を備えた音響装置と、
    音声源と、
    前記導波管の他方の端部においてリスニング領域の方を向く音響ドライバーと、
    前記音響装置と前記音声源と前記音響ドライバーとを統合化オーディオシステムとして支持する構造体と、
    を備え、
    前記音響ドライバーと前記導波管の開口部とが、前記構造体から実質的に異なる方向を向いており、
    前記導波管が、幹状部と該幹状部に接続された複数の枝状部とを備えており、
    前記枝状部の断面積が、前記枝状部の自由端から前記幹状部と前記枝状部との接続部に至るまで、前記枝状部の長さに沿って連続的に減少していることを特徴とする装置。
  2. 請求項1に記載の装置において、
    前記音響ドライバーと前記導波管の音開口部とが、実質的に反対の方向を向いていることを特徴とする装置。
  3. 請求項1に記載の装置において、
    前記導波管の音開口部が、前記リスニング領域を向いていないことを特徴とする装置。
  4. 請求項1に記載の装置において、
    前記複数の枝状部のそれぞれが、対応する音響ドライバーを有していることを特徴とする装置。
  5. 請求項1に記載の装置において、
    前記導波管の開口端部によって放射される音が、前記音響ドライバーから放射される音とは異なる周波数スペクトルを有していることを特徴とする装置。
  6. 請求項1に記載の装置において、
    前記統合化オーディオシステムが、ラジオを備えていることを特徴とする装置。
  7. 音声源と、
    ハウジングによって支持されるとともにリスニング領域の方を向く音響ドライバーと、
    該音響ドライバーによって駆動される一方の端部と第2の開口端部とを有する導波管あるいはポートを含む音響装置と、
    前記音声源と前記音響ドライバーと前記音響装置とを統合化オーディオシステムとして支持する前記ハウジングと、
    を備え、
    前記ハウジングが前記リスニング領域とは異なる方向を向く開放部を有し、該開放部が2つ以上の開口部を備え、前記音響装置の第2の開口端部が、前記ハウジングの開放部から空間によって分離され、かつ、前記開口端部から放射される音が前記開放部を通って通過するように前記開放部に関して方向付けられており、
    前記音響装置が、幹状部と該幹状部に接続された複数の枝状部とを有する導波管を備えており、
    前記枝状部の断面積が、前記枝状部の自由端から前記幹状部と前記枝状部との接続部に至るまで、前記枝状部の長さに沿って連続的に減少していることを特徴とする装置。
  8. 請求項7に記載の装置において、
    前記開放部が、格子を備えていることを特徴とする装置。
  9. 請求項7に記載の装置において、
    前記開放部が、前記ハウジングにスロットを備えていることを特徴とする装置。
  10. 請求項7に記載の装置において、
    前記空間が、少なくとも、前記音響装置から放射された音について前記ハウジングの開放部によって生じる歪みを実質的に減少させるために十分大きいものであることを特徴とする装置。
  11. 請求項7に記載の装置において、
    前記音響ドライバーと前記音響装置の開口端部とが、実質的に反対の方向を向いていることを特徴とする装置。
  12. 請求項7に記載の装置において、
    前記音響装置の開口端部が、前記リスニング領域の方を向いていないことを特徴とする装置。
  13. 請求項7に記載の装置において、
    前記複数の枝状部のそれぞれが、対応する音響ドライバーを有していることを特徴とする装置。
  14. 請求項7に記載の装置において、
    前記音響装置の開口端部によって放射される音が、前記音響ドライバーによって放射される音とは異なる周波数スペクトルを有していることを特徴とする装置。
  15. 請求項7に記載の装置において、
    前記統合化オーディオシステムが、ラジオを備えていることを特徴とする装置。
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