JP5100858B2 - テレビジョン受像機および電子機器 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、テレビジョン受像機および電子機器に関する。
従来、回路基板に沿って補強板が設けられた電子機器が知られている。
特開2010−093310号公報
この種の電子機器では、より高い堅牢性が望まれている。
そこで、本発明の実施形態は、堅牢性を向上させることが可能なテレビジョン受像機あるいは電子機器を得ることを目的の一つとする。
本実施形態は、操作面が設けられた壁部を有する筐体と、前記筐体に収容された回路基板と、前記回路基板に設けられた電子部品と、前記回路基板と当接された第一面と、この第一面とは反対側に位置されて前記筐体の内部に露出された第二面と、を含む補強板と、前記壁部の前記操作面が設けられた領域の裏側に位置され、前記筐体の内壁から前記補強板に向かって突出され、前記壁部の前記筐体外部からの押下に対し、前記補強板に当接して前記押下により発生する該壁部の撓みを抑制可能な突出部と、前記補強板に設けられ、前記壁部と反対側に位置された前記筺体の壁部に当接する突起部と、を備えた。
本実施形態は、キーボードが設けられた筐体と、前記筐体に収容された回路基板と、前記回路基板に設けられた電子部品と、前記回路基板と当接された第一面と、この第一面とは反対側に位置されて前記筐体の内部に露出された第二面と、を含む補強板と、前記キーボードが設けられた面の裏側から前記補強板に向かって突出され、前記キーボードの前記筐体外部からの押下に対し、前記補強板に当接して前記押下により発生する該キーボードの撓みを抑制可能な突出部と、前記補強板に設けられ、前記壁部と反対側に位置された前記筺体の壁部に当接する突起部と、を備えた。
本実施形態は、壁部を有する筐体と、前記筐体に収容された回路基板と、前記回路基板に設けられた電子部品と、前記回路基板と少なくとも一部が当接された第一面と、この第一面とは反対側に位置された第二面と、を含む補強板と、前記筐体内面から前記補強板に向かって突出され、前記壁部の前記筐体外部からの押下に対し、前記補強板に当接して前記押下により発生する該壁部の撓みを抑制可能な第1部分と、前記補強板に設けられ、前記壁部と反対側に位置された前記筺体の壁部に当接する第2部分と、を備えた。
図1は、第1実施形態にかかるテレビジョン受像機の一例が示された正面図である。 図2は、第1実施形態にかかるテレビジョン受像機に含まれる回路基板の一例の一部が示された斜視図である。 図3は、図2から無線LANモジュールが取り外された状態を示す斜視図である。 図4は、第1実施形態にかかるテレビジョン受像機に含まれる補強部材の一例が示された斜視図である。 図5は、第1実施形態にかかるテレビジョン受像機に含まれる無線LANモジュールの一例が示された斜視図である。 図6は、第2実施形態にかかる電子機器の一例の展開状態での斜視図である。 図7は、第2実施形態にかかる電子機器の筐体の上側部分の一例を筐体内側から見た斜視図である。 図8は、第2実施形態にかかる電子機器の第一部分の一例の下側部分を外して筐体の内部を見た平面図である。 図9は、第2実施形態にかかる電子機器の回路基板の一例を一面側から見た平面図である。 図10は、第2実施形態にかかる電子機器の回路基板の一例を他面側から見た平面図である。 図11は、第2実施形態にかかる電子機器の回路基板の一つのモジュールに対応して補強板が設けられた部分の一例が示された斜視図である。 図12は、第2実施形態にかかる電子機器に含まれた補強部材の一例が示された斜視図である。 図13は、第2実施形態にかかる電子機器に含まれた回路基板の補強板が取り付けられる領域の一例が示された斜視図である。 図14は、図11から無線LANモジュールが取り外された状態が示された斜視図である。 図15は、第2実施形態にかかる電子機器に含まれた無線LANモジュールの一例が示された斜視図である。 図16は、図11のXVI−XVI断面図である。 図17は、第2実施形態にかかる電子機器の第一部分の一例の一部が示された断面図である。 図18は、第1変形例にかかる電子機器の補強板を含む回路基板の一部の一例が示された断面図である。 図19は、第2変形例にかかる電子機器の補強板を含む回路基板の一例が示された断面図である。 図20は、第3変形例にかかる電子機器の補強板の一例が示された斜視図である。 図21は、第4変形例にかかる電子機器の補強板の一例が示された斜視図である。 図22は、第5変形例にかかる電子機器の補強板の一例が示された斜視図である。 図23は、第6変形例にかかる電子機器の補強板を含む回路基板の一例が示された断面図である。 図24は、第7変形例にかかる電子機器の支持部材としてのコネクタを含む回路基板の一例が示された断面図である。 図25は、図17にかかる補強板の変形例が示された断面図である。 図26は、図17にかかる補強板の他の変形例が示された断面図である。
以下、本発明の実施形態について詳細に説明する。なお、以下の複数の実施形態および変形例には、同様の構成要素が含まれている。以下では、それら同様の構成要素には共通の符号が付与され、重複する説明が省略される。また、以下の実施形態の各図では、便宜上の方向が規定される。X方向は発明にかかわる構成を備えた筐体2aの幅方向、Y方向は高さ方向(奥行き方向)、Z方向は厚さ方向である。X方向、Y方向、およびZ方向は、相互に直交している。
<第1実施形態>
図1は、本実施形態にかかる電子機器としてのテレビジョン受像機(テレビジョン装置、映像表示装置)100の一例の正面図である。図1に示されるように、テレビジョン受像機100は、前方から見た正面視(前面に対する平面視)で、横方向(X方向)に長く縦方向(Y方向)に短い長方形状の外観を呈している。このテレビジョン受像機100は、筐体2aと、筐体2aの前面101aに設けられた開口部101bから前方に露出する表示画面102aを有した表示モジュール(表示装置、モジュール)としてのディスプレイパネル102(例えば、LCD(liquid crystal display)や、OELD(organic electro-luminescent display)等)と、素子(部品、電子部品、モジュール)18(図2等参照)等が実装された基板10と、を備えている。ディスプレイパネル102および基板10は、筐体2aに、図示しないねじ等によって固定されている。
ディスプレイパネル102は、前後方向(図1の紙面に垂直な方向、Z方向、図2等参照)に薄い扁平な直方体状に形成されている。ディスプレイパネル102は、基板10に実装された素子18(図2等参照)等で構成された制御回路に含まれる映像信号処理回路(いずれも図示せず)から映像信号を受け取り、その前面側の表示画面102aに、静止画や動画等の映像を表示させる。テレビジョン装置としての電子機器1の制御回路は、映像信号処理回路の他、いずれも図示しないチューナ部や、HDMI(High-Definition Multimedia Interface)信号処理部、AV(Audio Video)入力端子、リモコン信号受信部、制御部、セレクタ、オンスクリーンディスプレイインタフェース、記憶部(例えば、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、HDD(Hard Disk Drive)等)、音声信号処理回路等を有している。基板10は、筐体2a内のディスプレイパネル102の後方に収容されている。また、テレビジョン受像機100は、音声出力用のアンプやスピーカ等(図示せず)も内蔵している。
図2は、回路基板10の、モジュール(図視せず)が実装された領域の裏側に補強板30Aが設けられた部分の斜視図である。図2に示されるように、補強板30Aは、無線LAN(local area network)モジュール40で覆われている。無線LANモジュール40は、コネクタ41に接続されている。無線LANモジュール40は、収容部品(モジュール、部品)の一例である。
図3は、図2から無線LAN(local area network)モジュール40が取り外された状態、すなわち、無線LANモジュール40が取り付けられる前の状態が示された斜視図である。図3に示されるように、回路基板10の面10a上の、補強板30Aの内側となる位置には、複数の比較的小さい(背が低い)素子(部品)18が実装されている。補強板30Aは、素子18が実装されていない領域上に位置されている。固定具27と突出部31cとが締結されて、補強板30Aが回路基板10に固定される。素子18が実装されていない領域に設けられた素子18は、第三モジュールの一例である。
図4は、補強板30Aの斜視図である。補強板30Aは、第一部材31と第二部材32とが一体化されて構成されている。第一部材31は、環状部31a、角部31b、突出部31c、および端部31dを有する。環状部31aは、矩形環状に構成されている。角部31bは、環状部31aで対角をなす位置に位置されている。突出部31cは、角部31bから、環状部31aの外方に突出し、円板状に形成されている。突出部31cには、雌ねじ孔が設けられている。端部31dは、矩形環状の環状部31aの一辺部の一例である。
第二部材32は、ベース部32a、端部32b、突出部32c、および受部30e,30fを有する。ベース部32aは、環状部31aの一辺部としての端部31d上に重ねられて、この端部31dに沿って延びている。また、ベース部32aは、その両端部32bで屈曲され、U字状に形成されている。突出部32cは、両端部32bで第一部材31から離間する方向に突出(起立)している。受部30e,30fは、突出部32cの先端に位置され、第一部材31と並行した(平行な)円板状に設けられている。受部30eには、雌ねじ孔32dが設けられている。本実施形態では、第二部材32は、支持部の一例であり、ベース部32aは、第一端部の一例である。
第一部材31および第二部材32は、一例としては、溶接(例えばスポット溶接等)によって、一体化(結合)されている。本実施形態では、一例として、第一部材31の端部31dと、ベース部32aとが、複数箇所(例えば4箇所)で、スポット溶接されている。
補強板30は、回路基板10の面10aまたは面10bに沿って、好適には、面10aまたは面10bに当接(接触)した状態で設けられている。本実施形態では、補強板30Aは、回路基板10の面10a側に位置されて、面10aに当接された第一面(図視せず)と、この第一面と反対側に位置されて筐体2a内に露出する第二面30cと、を有する。なお、補強板30が回路基板10の面10b側に位置された場合、その第一面は回路基板10の面10bに当接され、第二面30cは筐体2a内に露出される。
図5は、無線LANモジュール40の斜視図である。無線LANモジュール40は、その厚さ方向(Z方向)の視線では、矩形状(長方形状または正方形状)の外観を呈している。この無線LANモジュール40は、ボディ(ハウジング)40a、フランジ部40b、およびコネクタ部40cを有する。ボディ40aは、扁平な直方体状に形成されている。フランジ部40bは、矩形の一辺の両端部となる2箇所の角部40dに矩形状の比較的薄い厚さの板状部として設けられている。フランジ部40bには、貫通孔40eが設けられている。コネクタ部40cは、2箇所の角部40dの反対側となる端部(辺部)40fから外側に突出し、端部40fに沿ってほぼ一定幅で延びている。
また、図2,3等に示されるように、コネクタ41は、細長い直方体状に形成されている。コネクタ41は、回路基板10の端部10eに沿って、この端部10eと補強板30Aの端部30dとの間に設けられている。回路基板10の端部10e、コネクタ41、および補強板30Aの端部30dは、並行して(並行に)設けられている。コネクタ41は、面10a上に例えばはんだ付け等によって固定されている。
作業者は、無線LANモジュール40のコネクタ部40cをコネクタ41の接続部41aに差し込んだ後、無線LANモジュール40のフランジ部40bを補強板30Aの受部30e,30f上に載せる。そして、作業者は、フランジ部40bの貫通孔40eを貫通したねじ等の固定具42を、補強板30Aの受部30eの雌ねじ孔32dに締結する。接続部41aは、コネクタ部40cの接続部41aの開放方向(図2,3の左方向)への移動、ならびにフランジ部40bが跳ね上がる方向への回動を許容し、他の方向への移動ならびに回動を規制するため、固定具42を用いてフランジ部40bを受部30eに固定することで、無線LANモジュール40を、図2に示される状態に固定することができる。よって、受部30eは、留部(固定部)の一例である。一方、受部30fには、フランジ部40bは載せられるが、固定はされない。よって、受部30fは、フランジ部40bを支持する置部(支持部)の一例である。また、受部30eは、第二端部の一例であり、受部30fは、第三端部の一例である。
このようにして、無線LANモジュール40は、回路基板10の面10a上の、面10aから離間した位置に、面10aと並行した(平行な)姿勢で、位置される。また、無線LANモジュール40は、補強板30Aとコネクタ41とで両端支持される。
上記構成の本実施形態では、補強板30Aが、収容部品(モジュール、部品)の一例としての無線LANモジュール40の支持や固定に利用された。よって、一例としては、回路基板10に無線LANモジュール40の支持用あるいは固定用の部品が別個に設けられた場合に比べて、部品点数を減らすことができる。また、一例としては、回路基板10に設けられる部品が減らされる分、回路基板10で配線をより配置しやすくなる。
また、本実施形態では、補強板30Aは、支持部としての第二部材32を有した。よって、一例としては、補強板30Aを、より剛性の高い部品として構成することができる。また、一例としては、補強板30Aをより容易に製造することができる。また、一例としては、従来の支持部を有しない補強板をより有効に活用して、収容部品を支持あるいは固定する機能を有する補強板30Aを、より効率良く製造することができる。また、一例としては、第一部材31および第二部材32のスペック(例えば、材質、曲げ剛性等)を異ならせる等することで、補強板30Aの二つの機能(回路基板10の補強と収容部品の支持または固定)をより両立しやすくなる。なお、第一部材31と第二部材32とは、溶接による固定以外の方法(例えば、ねじ留め、溶着、接着、係合等)で結合することができる。また、第一部材31または第二部材32は、金属材料の他、合成樹脂材料等の他の材料で構成することもできる。
<第2実施形態>
図6は、本実施形態にかかる電子機器の一例の展開状態での斜視図である。図6に示されるように、電子機器1は、所謂ノート型のパーソナルコンピュータとして構成されている。電子機器1は、矩形状(長方形状)の扁平な第一部分2と、矩形状(長方形状)の扁平な第二部分3と、を備えている。これら第一部分2および第二部分3は、ヒンジ機構4を介して、図6に示される展開状態と図示しない折り畳み状態との間で相対回動可能に、接続されている。
第一部分2には、筐体2aの外面(表面)としての上面(天面、面)2b側に露出する状態で、入力操作部(モジュール、入力装置、操作部、入力部)としてのキーボード5や、ポインティングデバイス7、クリックボタン8等が設けられている。また、第二部分3には、表示画面6aが筐体3aの外面(表面)としての前面(正面、面)3b側に開口部3cから露出する状態で、表示モジュール(モジュール、表示装置、出力部)としてのディスプレイパネル6(例えば、LCD(liquid crystal display)や、OELD(organic electro-luminescent display)等)が、設けられている。展開状態では、キーボード5やディスプレイパネル6等が露出し、ユーザが使用可能な状態となる。一方、折り畳み状態では、上面2bと前面3bとが相互に近接した状態で対向して、キーボード5や、ディスプレイパネル6、ポインティングデバイス7、クリックボタン8等が、筐体2a,3aによって隠される。
第一部分2の筐体2aは、上面2bを形成する矩形状(長方形状)かつ板状の上壁2c、下面(底面、面、図示せず)を形成する矩形状(長方形状)かつ板状の下壁2d、および側面(周面、面)2eを形成する側壁(周壁、縦壁、起立壁)2fを有している。下壁2dは、上壁2cの反対側で上壁2cに間隔をあけて位置されている。側壁2fは、上壁2cおよび下壁2dと交叉する方向(略直交方向)に沿って延び、上壁2cと下壁2dとの間に亘って設けられている。これら上壁2c、下壁2d、側壁2fは、壁部の一例である。
筐体2aは、上側部分(上側筐体、部品、カバー)2Cと、下側部分(下側筐体、部品、ボトム)2Bと、を有している。これら上側部分2Cおよび下側部分2Bが一体化されて、筐体2aが構成されている。上側部分2Cは、上壁2cを含み、側壁2fの一部を含むことができる。また、下側部分2Bは、下壁2dを含み、側壁2fの一部を含むことができる。
また、筐体2aは、四つの端部(辺部)2g〜2jを有し、四つの角部2k,2m,2n,2pを有する。端部2gは、後端部の一例であり、端部2iは、後端部の反対側に位置された前端部の一例であり、端部2hは、右端部(側端部)の一例であり、端部2jは、右端部の反対側に位置された左端部(側端部)の一例である。また、上面(操作面の一部、操作部の一部、受付部の一部、入力受付部の一部)2bには、幅方向(X方向)に長い長方形状の凹部2rが設けられている。この凹部2rには、キーボード5が収容される(載置される)。凹部(操作面の一部、操作部の一部、受付部の一部、入力受付部の一部)2rは、キーボード(操作面の一部、操作部の一部、受付部の一部、入力受付部の一部)5の収容部または載置部の一例である。
上壁2cの凹部2rより手前側の部分には、パームレスト部2sが設けられている。パームレスト部2sは、比較的平坦な上面2bを形成している。なお、凹部2rが窪んでいるため、その凹部2rに収容された(載置された)キーボード5の上面と、パームレスト部2sの上面2bとを、ほぼ同じ高さに設定することができる。
図7は、筐体2aの上側部分2Cの一例を筐体内側(壁、内壁、裏側、裏面2t側)から見た斜視図である。図7に示されるように、上壁2cの裏面2tには、複数の突起2uが設けられている。
また、図8は、第一部分2の下側部分2Bを外して筐体2aの内部を見た平面図である。第一部分2の筐体2aには、回路基板(基板、プリント配線基板、制御基板)10や、ODD21(optical disk drive)、記憶装置22、ヒートシンク23、ヒートパイプ24、放熱板25、冷却ファン26等が収容されている。回路基板10は、例えばメインボードである。なお、本実施形態では、これらの部品(例えば、回路基板10や、ODD21、記憶装置22、ヒートシンク23、ヒートパイプ24、放熱板25、冷却ファン26等)が取り付けられた上側部分2Cに、ヒンジ機構4の一端側(図示せず)が取り付けられる。この際、既に、ヒンジ機構4の他端側(図示せず)は、アセンブリされた第二部分3に取り付けられている。その後、上側部分2Cに下側部分2Bが取り付けられる。
図9は、回路基板10を面10a側から見た平面図である。回路基板10の面10aには、CPU11(central processing unit)や、グラフィックコントローラ12、電源回路部品13、メモリスロットコネクタ14、LCDコネクタ15、I/O(input/output)コネクタ16、電源コイル、素子18、コネクタ19等が実装されている。
図10は、回路基板10を面10b側から見た平面図である。回路基板10の面10bには、PCH(platform controller hub)20や、素子18、コネクタ19等が実装されている。PCH20も、発熱体の一例である。なお、回路基板10に実装される発熱体は、上記には限定されない。
本実施形態では、CPU11、グラフィックコントローラ12、PCH20等は、回路基板10に実装されたIC(integrated circuit)の一例であり、発熱体の一例であり、サイズの比較的大きな部品(モジュール、素子、電子部品、実装部品)の一例である。なお、CPU11は、最も発熱量の大きい部品である。これら部品が実装された回路基板10は、筐体2aの上壁2cと下壁2dとの間に位置される。なお、電源回路部品13も、比較的発熱量の大きい部品(発熱体、モジュール、素子)の一例である。
本実施形態では、CPU11、グラフィックコントローラ12、PCH20等、回路基板10に実装されたサイズが比較的大きな部品に対応して、補強板(補強部材、部材、板)30が設けられている。補強板30は、回路基板10を補強して剛性を高めることができる。よって、一例としては、補強板30により、部品等に外力の負荷等が作用して部品の応力が高まるのを、抑制することができる。
図9に示される補強板30Aは、PCH20に対応して、回路基板10の面10aの、PCH20の裏側となる位置に、設けられている。図10に示される補強板30Bは、CPU11に対応して、回路基板10の面10bの、CPU11の裏側となる位置に、設けられている。また、図10に示される補強板30Cは、グラフィックコントローラ12に対応して、回路基板10の面10bの、グラフィックコントローラ12の裏側となる位置に、設けられている。補強板30は、ねじやねじ付きスタッド等の固定具(固定部材)27を用いて、回路基板10に固定されている。固定具27の雄ねじ部(図示せず)は、回路基板10に対して補強板30の反対側から回路基板10に設けられた貫通孔10c(図13参照)を貫通して、補強板30に設けられた雌ねじ孔に締結される。固定具27がねじ付きスタッドである場合、雄ねじ部の反対側の突出部分(図示せず)には雌ねじ孔(図示せず)が設けられている。この雌ねじ孔に締結されるねじ28により、押付部材29が突出部分の先端部に固定される。押付部材(押部材、固定部材、部材)29は、ヒートシンク23やヒートパイプ24等を、CPU11やグラフィックコントローラ12等の部品に押し付ける。
図11は、回路基板10の、PCH20に対応して補強板30Aが設けられた部分の斜視図である。図11に示されるように、補強板30Aは、無線LAN(local area network)モジュール40で覆われている。無線LANモジュール40は、コネクタ41に接続されている。無線LANモジュール40は、収容部品(モジュール、部品)の一例である。
図12は、補強板30Aの斜視図である。補強板30Aは、第一部材31と第二部材32とが一体化されて構成されている。第一部材31は、環状部31a、角部31b、突出部31c、および端部31dを有する。環状部31aは、矩形環状に構成されている。角部31bは、環状部31aで対角をなす位置に位置されている。突出部31cは、角部31bから、環状部31aの外方に突出し、円板状に形成されている。突出部31cには、雌ねじ孔30aが設けられている。端部31dは、矩形環状の環状部31aの一辺部の一例である。
第二部材32は、ベース部32a、端部32b、突出部32c、および受部30e,30fを有する。ベース部32aは、環状部31aの一辺部としての端部31d上に重ねられて、この端部31dに沿って延びている。また、ベース部32aは、その両端部32bで屈曲され、U字状に形成されている。突出部32cは、両端部32bで第一部材31から離間する方向に突出(起立)している。受部30e,30fは、突出部32cの先端に位置され、第一部材31と並行した(平行な)円板状に設けられている。受部30eには、雌ねじ孔32dが設けられている。本実施形態では、第二部材32は、支持部の一例であり、ベース部32aは、第一端部の一例である。
第一部材31および第二部材32は、一例としては、溶接(例えばスポット溶接等)によって、一体化(結合)されている。本実施形態では、一例として、第一部材31の端部31dと、ベース部32aとが、複数箇所(例えば4箇所)で、スポット溶接されている。
補強板30は、回路基板10の面10aまたは面10bに沿って、好適には、面10aまたは面10bに当接(接触)した状態で設けられている。本実施形態では、補強板30Aは、回路基板10の面10a側に位置されて、面10aに当接された第一面30b(図16参照)と、この第一面30bと反対側に位置されて筐体2a内に露出する第二面30cと、を有する。なお、補強板30が回路基板10の面10b側に位置された場合、その第一面30bは回路基板10の面10bに当接され、第二面30cは筐体2a内に露出される。
図13は、回路基板10の補強板30Aが取り付けられる領域(非実装領域10d)が示された斜視図、すなわち、図11から無線LANモジュール40および補強板30Aが取り外された状態が示された図である。図14は、図11から無線LANモジュール40が取り外された状態、すなわち、無線LANモジュール40が取り付けられる前の状態が示された斜視図である。図13に示されるように、回路基板10には、固定具27が貫通する貫通孔10cが設けられている。また、回路基板10の面10aには、補強板30Aに対応した矩形環状に、部品の非実装領域10dが設けられている。回路基板10の面10a上の、非実装領域10dの内側となる位置には、複数の比較的小さい(背が低い)素子(部品、モジュール)18が実装されている。図14に示されるように、この非実装領域10d上に、補強板30Aが重ねられ(位置され)、固定具27と突出部31cとが締結されて、補強板30Aが回路基板10に固定される。非実装領域10dに設けられた素子18は、第三モジュールの一例である。
図15は、無線LANモジュール40の斜視図である。無線LANモジュール40は、図8等にも示されるように、その厚さ方向の視線では、矩形状(長方形状または正方形状)の外観を呈している。この無線LANモジュール40は、ボディ40a、フランジ部40b、およびコネクタ部40cを有する。ボディ40aは、扁平な直方体状に形成されている。フランジ部40bは、矩形の一辺の両端部となる2箇所の角部40dに矩形状の比較的薄い厚さの板状部として設けられている。フランジ部40bには、貫通孔40eが設けられている。コネクタ部40cは、2箇所の角部40dの反対側となる端部(辺部)40fから外側に突出し、端部40fに沿ってほぼ一定幅で延びている。
図11,14等に示されるように、コネクタ41は、細長い直方体状に形成されている。コネクタ41は、回路基板10の端部10eに沿って、この端部10eと補強板30Aの端部30dとの間に設けられている。回路基板10の端部10e、コネクタ41、および補強板30Aの端部30dは、並行して(並行に)設けられている。コネクタ41は、面10a上に例えばはんだ付け等によって固定されている。
図16は、図9のXVI−XVI断面図である。コネクタ41には接続部41aが設けられている。接続部41aは、回路基板10の面10aから離間した位置で、補強板30A側に向けて開口されている。接続部41aは、無線LANモジュール40のコネクタ部40cと接続される。作業者は、無線LANモジュール40のコネクタ部40cをコネクタ41の接続部41aに差し込んだ後、無線LANモジュール40のフランジ部40bを補強板30Aの受部30e,30f上に載せる。そして、作業者は、フランジ部40bの貫通孔40eを貫通したねじ等の固定具42を、補強板30Aの受部30eの雌ねじ孔32dに締結する。接続部41aは、コネクタ部40cの接続部41aの開放方向(図16の右方向)への移動、ならびにフランジ部40bが跳ね上がる方向(図16の上方向)への回動を許容し、他の方向への移動ならびに回動を規制するため、固定具42を用いてフランジ部40bを受部30eに固定することで、無線LANモジュール40を、図11,16に示される状態に固定することができる。よって、受部30eは、留部(固定部)の一例である。また、受部30fには、フランジ部40bは載せられるが、固定はされない。よって、受部30fは、フランジ部40bを支持する置部(支持部)の一例である。また、受部30eは、第二端部の一例であり、受部30fは、第三端部の一例である。
図16から明らかとなるように、無線LANモジュール40は、回路基板10の面10a上の、面10aから離間した位置に、面10aと並行した(平行な)姿勢で、位置される。また、無線LANモジュール40は、補強板30Aとコネクタ41とで両端支持されている。
また、図16から明らかとなるように、無線LANモジュール40は、PCH20の裏側の領域に配置されている。CPU11や、グラフィックコントローラ12、PCH20等の比較的大きな部品(モジュール、第一モジュール)が回路基板10に実装されている領域の裏側の領域(面10b上の領域)には、回路基板10内に配線(図示せず)が配置されているため、他の部品(モジュール、第二モジュール)を支持したり固定したりするための支持部品(支持部材、固定部材、支持部品、固定部品、コネクタ、スタッド等、特に回路基板10内に挿入される部分を有したもの)を設定し難い。このため、従来は、このような部品の裏側の領域には、回路基板10に上記支持部品の設置が必要となる部品(モジュール、第二モジュール)は設けられていなかった。
本実施形態では、このような部品(モジュール、第一モジュール)の裏側の領域には補強板30A(30)が設けられている場合がある点に着目し、補強板30Aを、他の部品(モジュール、第二モジュール)の支持あるいは固定に利用した。本実施形態によれば、部品(モジュール、第一モジュール)の裏側の領域に他の部品(モジュール、第二モジュール)を設置しやすくなるため、一例としては、回路基板10で部品(モジュール)をより効率良く配置することが可能となり、また、一例としては、回路基板10ひいては筐体2a(第一部分2)ひいては電子機器1を、より小型に構成することが可能となる。本実施形態では、回路基板10の面10bは、第一面の一例であり、PCH20は、第一モジュールの一例であり、回路基板10の面10aは、第二面の一例であり、無線LANモジュール40は、第二モジュールの一例であり、補強板30Aは、補強部材あるいは部材の一例である。
また、図12に示されるように、補強板30Aは、面10a上でPCH20の反対側(裏側)となる領域A(図9,16参照)の周縁部より内側の領域に対応して位置された内側部分30iとして、第一部材31の環状部31a、第二部材32のベース部32a、突出部32c、および受部30e,30fを有する。また、補強板30Aは、面10a上で領域Aの外側に対応して位置された外側部分30oとして、第一部材31の突出部31cを有する。このように、本実施形態では、補強板30Aは、領域Aの外側で回路基板10に固定された外側部分30oと、外側部分に接続されて領域Aの内側に位置した内側部分30iと、を有した部材である。そして、補強板30Aは、無線LANモジュール40を、内側部分30iで支持または固定している。よって、図16に示されるように、無線LANモジュール40をPCH20の裏側で、面10aから離間してPCH20と重なった位置に設けることができ、回路基板10における部品の実装効率を高めやすくなる。
また、図9に示されるように、無線LANモジュール40の支持点の一つであるコネクタ41は、領域Aより外側、すなわち、補強板30Aの周縁部より外側に位置されている。よって、コネクタ41を回路基板10により容易に設けることができる。また、一端部に設けられたコネクタ部40cが、補強板30Aの周縁部より外側でコネクタ41に支持され(電気的に接続され)、他端部に設けられたフランジ部40bが補強板30Aの周縁部より内側で補強板30Aに支持された(固定された)ため、補強板30Aの周縁部より内側で回路基板10と電気的に接続することなく、より容易に無線LANモジュール40を設けることができる。本実施形態では、フランジ部40bは、第一支持領域の一例であり、コネクタ部40cは、第二支持領域の一例である。
また、コネクタ41は、図9に示されるように、補強板30A(PCH20)に対して、回路基板10上のメモリスロットコネクタ14やCPU11等の他の部品(モジュール、第三モジュール)とは反対側に設けられている。回路基板10内の、PCH20と、メモリスロットコネクタ14やCPU11等との間、すなわち、PCH20に対して回路基板10内側には、配線が比較的多く配置されているため、コネクタ41を設けにくい場合がある。この点、本実施形態では、コネクタ41が、補強板30A(PCH20)に対して、回路基板10上のメモリスロットコネクタ14やCPU11等の他の部品(モジュール、第四モジュール)とは反対側、すなわち回路基板10の周縁側に、設けられているため、配線同士の干渉を抑制しやすく、コネクタ41をより設けやすい。また、本実施形態では、コネクタ41は、他の配線が比較的少ない回路基板10の端部10e(あるいはその近傍、回路基板10の周縁部)に設けられているため、配線同士の干渉を抑制しやすく、コネクタ41をより設けやすい。
また、図17は、本実施形態にかかる電子機器1の第一部分2の一部の断面図である。図17に示されるように、本実施形態では、筐体2aの上壁2cの裏面2tに設けられた突起2u(図7参照)が、回路基板10の面10bに設けられた補強板30Cの第二面30cに当接している。すなわち、補強板30Cは、突起2u(上壁2c)の支持部(当接部)として機能している。よって、一例としては、補強板30Cによって、上壁2cが筐体内側に凹んだり、曲がったりするのを抑制することができる。上壁2cのうち、この突起2uが設けられた部分は、キーボード5を収容(載置)した凹部2rの底壁に該当する。よって、本実施形態によれば、一例としては、上壁2cに設けられた(あるいは支持された)部品(モジュール)としてのキーボード5の沈みや、浮き、沈み込み、跳ね上がり、上下動、振動等が生じるのを、抑制することができる。なお、図17では、補強板30Cについてのみ示されたが、補強板30Bにも対応する突起2u(図7参照)が当接している。
ここで、図25乃至図26を参照しながら、変形例を説明する。
図25に示すように、補強板30cの支持をより強固にするため電子機器1の筐体2a下側の面(下壁2d)と上壁2cとの両側から支持する構造を採用しても好適である。図25の変形例では、筺体2aの補強板30c上の位置にリブ(突起2u)を追加する構成に加えて、補強板30c固定用ネジ30cnのネジ頭30ctを反対側の筺体(下壁2d)に当接させる。ここでは、通常状態において突起2uは補強板30cに当接していないが、筐体2aに圧力が加わり上下の壁が筐体2aの内側に変位された際、突起2uが補強板30cに当接される。これにより、筐体2aの過度な変位を抑制可能である。そして、補強板30cに加えられた力は補強板30c固定用ネジ30cnを通して下壁2dで受けることが可能となる。
このような構成の他の変形例として図26には、基板10を貫通した補強板30c自体を下壁2dに当接させて、外部の応力を押下された側とは反対側の筺体2aの壁に逃がす構造でも同じ効果を得ることができる。
このような構成は、実施例1として示したテレビジョン受像機にも適用可能である。特に薄型で外部応力に対する変形が生じ易い形状の機器や、また、キーボードの無い、タッチパネルを有した電子機器等でも本構成を用いることで、その堅牢性を向上させることが可能となる。
以上の本実施形態では、補強板30Aが、収容部品(モジュール、部品)の一例としての無線LANモジュール40の支持や固定に利用された。よって、一例としては、回路基板10に無線LANモジュール40の支持用あるいは固定用の部品が別個に設けられた場合に比べて、部品点数を減らすことができる。また、一例としては、回路基板10に設けられる部品が減らされる分、回路基板10で配線をより配置しやすくなる。
また、本実施形態では、補強板30Aは、支持部としての第二部材32を有した。よって、一例としては、補強板30Aを、より剛性の高い部品として構成することができる。また、一例としては、補強板30Aをより容易に製造することができる。また、一例としては、従来の支持部を有しない補強板をより有効に活用して、収容部品を支持あるいは固定する機能を有する補強板30Aを、より効率良く製造することができる。また、一例としては、第一部材31および第二部材32のスペック(例えば、材質、曲げ剛性等)を異ならせる等することで、補強板30Aの二つの機能(回路基板10の補強と収容部品の支持または固定)をより両立しやすくなる。なお、第一部材31と第二部材32とは、溶接による固定以外の方法(例えば、ねじ留め、溶着、接着、係合等)で結合することができる。また、第一部材31または第二部材32は、金属材料の他、合成樹脂材料等の他の材料で構成することもできる。
また、本実施形態では、収容部品の一例としての無線LANモジュール40は、補強板30Aの周縁部の一例としての環状部31aの外側で支持部品の一例としてのコネクタ41に支持された。よって、一例としては、よりサイズの大きい収容部品を設けやすくなる。また、一例としては、収容部品と回路基板10とを電気的に接続しやすくなる。
また、本実施形態では、第一支持領域としての無線LANモジュール40のフランジ部40bは、回路基板10とは反対側から補強板30Aに重ねられた。よって、一例としては、収容部品の一例としての無線LANモジュール40を、補強板30に支持あるいは固定しやすくなる。
また、本実施形態では、収容部品の一例としての無線LANモジュール40は、支持部品としてのコネクタ41に支持あるいは固定された。よって、一例としては、回路基板10に無線LANモジュール40の支持用あるいは固定用の部品が別個に設けられた場合に比べて、部品点数を減らすことができる。
また、本実施形態では、収容部品の一例としての無線LANモジュール40は、補強部材30Aの第一端部および第三端部としての複数(一例として二箇所)の受部30e,30fで支持あるいは固定された。よって、一例としては、無線LANモジュール40をより安定的に支持することができる。また、収容部品の一例としての無線LANモジュール40は、受部30eには固定され、受部30fには支持された。よって、一例としては、無線LANモジュール40を複数箇所で補強板30に固定した場合に比べて、無線LANモジュール40の取り付けの手間を減らすことができる。
また、本実施形態では、電子機器1は、PCH10と、無線LANモジュール40と、補強板30Aと、を備えた。PCH10は、回路基板10の第一面としての面10b上に設けられたモジュールの一例である。無線LANモジュール40は、第二面としての面10a上に設けられたモジュールの一例である。また、補強板30Aは、面10a上でPCH10の反対側(裏側)に位置されて、回路基板10を補強し、無線LANモジュール40を支持した補強部材の一例である。すなわち、PCH20が実装された領域の裏側の領域に無線LANモジュール40が位置した。よって、本実施形態によれば、一例としては、回路基板10での部品の実装効率をより高めることができる。よって、一例としては、回路基板10での部品のレイアウトの自由度がより高くなる。
また、本実施形態では、電子機器1は、PCH10と、無線LANモジュール40と、補強板30Aと、を備えた。PCH10は、回路基板10の第一面としての面10b上に設けられたモジュールの一例である。無線LANモジュール40は、第二面としての面10a上に設けられたモジュールの一例である。また、補強板30Aは、面10a上で、PCH20の反対側となる領域Aの周縁部またはこの周縁部より内側に位置された内側部分30iと、領域Aの外側に位置された外側部分30oと、を有し、内側部分30iで無線LANモジュール40を支持または固定した部材の一例である。すなわち、本実施形態によれば、上記部材としての補強板30Aを、無線LANモジュール40の支持や固定に利用することができる。よって、一例としては、回路基板10に無線LANモジュール40の支持用あるいは固定用の部品が別個に設けられた場合に比べて、部品点数を減らすことができる。また、PCH20が実装された領域の裏側の領域に無線LANモジュール40が位置することができるため、一例としては、回路基板10での部品の実装効率をより高めることができる。よって、一例としては、回路基板10での部品のレイアウトの自由度がより高くなる。
以下、複数の変形例について説明する。以下の各変形例は、上記第1実施形態あるいは第2実施形態の構成等が部分的に置換されたものである。そして、以下の各変形例では、置換された部分が主に説明される。説明あるいは図視が省略された部分の構成等は、上記第1実施形態あるいは第2実施形態と基本的には同様であり、よって、以下の各変形例でもそれら同様の構成に基づく同様の作用や効果が得られる。
<第1変形例>
図18は、第1変形例にかかる補強板30Dを含む回路基板10の一例が示された断面図である。本変形例では、補強板30Aに置換可能な補強板30Dは、第二部材32に替えて第二部材32Dを有する。第二部材32Dの突出部32cは、弾性変形可能に構成され、無線LANモジュール40が装着される際に弾性変形する。具体的には、作業者の手指等で、図18の左側のコネクタ41の接続部41aに無線LANモジュール40のコネクタ部40cが差し込まれた後、無線LANモジュール40のフランジ部40bが図18の上方から第二部材32Dの先端部32eに近付けられる。先端部32eには、傾斜面32fが設けられている。よって、図18の上方から押されてこの傾斜面32fに当接したフランジ部40bが、第二部材32Dを、その先端部32eがコネクタ41から離間する方向に弾性変形させる。これにより、一方の支持部としてのコネクタ40cと他方の支持部としての第二部材32Dとの間の間隔を広がって、無線LANモジュール40がその保持位置へ到達可能な状態になる。そして、フランジ部40bが先端部32eを乗り越えて第二部材32Dに例えば凹部として設けられた保持部30gに到達し、このとき、第二部材32Dは、その先端部32eがコネクタ41に近接する方向に戻る。すなわち、本変形例によれば、より簡単な取付操作(例えばワンタッチ操作)で、収容部品の一例としての無線LANモジュール40が補強板30Dに支持された状態を、より容易に得ることができる。
<第2変形例>
図19は、第2変形例にかかる補強板30Eを含む回路基板10の一例が示された図である。本変形例では、補強板30Aに置換可能な補強板30Eは、第二部材32に替えて第二部材32Eを有する。第二部材32Eは、PCH20の反対側の領域Aの周縁部より外側の領域に突出し、収容部品の一例としての無線LANモジュール40が、領域Aの周縁部より外側の領域に位置されている。本変形例によっても、補強板30Eを、収容部品の一例としての無線LANモジュール40の支持あるいは固定に利用することができる。
<第3変形例>
図20は、第3変形例にかかる補強板30Fの一例が示された斜視図である。本変形例では、補強板30Aに置換可能な補強板30Fでは、第一部材31Fに受部30e,30fが設けられている。本変形例によっても、補強板30Fを、収容部品の一例としての無線LANモジュール40の支持あるいは固定に利用することができる。本変形例では、無線LANモジュール40を回路基板10により近付けることが可能な場合に、より有効な構成である。また、第一部材31Fを部分的にあるいは全体的に厚くすることで、回路基板10からの離間距離を大きくすることも可能である。本変形例では、受部30e,30fは、当接部の一例である。
<第4変形例>
図21は、第4変形例にかかる補強板30Gの一例が示された斜視図である。本変形例では、補強板30Aに置換可能な補強板30Gでは、第一部材31Gを屈曲することで回路基板10から離間した位置に受部30e,30fが設けられている。具体的には、環状部31aの周縁部側に起立方向(回路基板10から離間する方向)に延びた突出部30hが設けられ、突出部30hの先端部から環状部31aの内側に向けて回路基板10の面10aに沿った方向に延びたアーム部30iが設けられ、そのアーム部30iの先端部に受部30e,30fが設けられている。受部30e,30fの位置は、補強板30Aと同じに設定することができるし、別に設定することもできる。本変形例によれば、一例としては、補強板30Gを構成する部材の数を減らすことができるとともに、一例としては、製造の手間を減らすことができる。本変形例でも、受部30e,30fは、当接部の一例である。
さらに、本変形例では、アーム部(回路基板10との当接部から突出した突出部の一部)30iに、凹部30jが設けられ、これにより、狭窄部30kが設けられている。この狭窄部30kにより、一例として、アーム部30iの弾性(剛性、曲がりやすさ)を設定することができる。また、一例として、狭窄部30kを、衝撃荷重等の外力が作用した場合に他の部位より相対的に破断しやすい易破断部として構成することもできる。本変形例でも、受部30e,30fは、当接部の一例である。
<第5変形例>
図22は、第5変形例にかかる補強板30Hの一例が示された斜視図である。本変形例では、補強板30Aに置換可能な補強板30Hでは、第一部材31Hを屈曲することで回路基板10から離間した位置に受部30e,30fが設けられている。具体的には、環状部31aの相互に対向する二辺に、逆U字状に突出した突出部31eが設けられ、その突出部31eの先端(突端)に受部30e,30fが設けられている。受部30e,30fの位置は、補強板30Aと同じに設定することができるし、別に設定することもできる。本変形例によれば、一例としては、補強板30Gを構成する部材の数を減らすことができるとともに、一例としては、製造の手間を減らすことができる。
<第6変形例>
図23は、第6変形例にかかる補強板30Eを含む回路基板10の一例が示された断面図である。本変形例では、第2変形例と同様の構成の補強板30Eが、収容部品の一例としての押付部材29を固定あるいは支持した。本変形例によれば、一例としては、押付部材29を回路基板10に支持あるいは固定する部材を減らすことができる。よって、一例としては、回路基板10に押付部材29の支持用あるいは固定用の部品が別個に設けられた場合に比べて、部品点数を減らすことができる。また、一例としては、回路基板10に設けられる部品が減らされる分、回路基板10で配線をより配置しやすくなる。また、本変形例では、モジュール(部品)としてのPCH20とCPU11との間に受部30e,30fが設けられたため、一例としては、これらモジュール間での回路基板10内での配線と、押付部材29との配置とを、両立しやすくなる。
<第7変形例>
図24は、第7変形例にかかる支持部材としてのコネクタ19を含む回路基板10の一例が示された断面図である。本変形例では、回路基板10に設けられたモジュール(部品、第五モジュール)の一例としてのコネクタ19が、収容部品の一例としての無線LANモジュール40の支持部材の一例である。コネクタ19には、第1変形例と同様に弾性変形可能な突出部32cを有しており、第1変形例と同様に、一例としては、より簡単な取付操作(例えばワンタッチ操作)で、収容部品の一例としての無線LANモジュール40がコネクタ19に支持された状態を、より容易に得ることができる。また、一例としては、部品点数を減らすことができる。また、一例としては、回路基板10に設けられる部品が減らされる分、回路基板10で配線をより配置しやすくなる。なお、支持部材としては、図24に示したコネクタ以外のコネクタや、コネクタない別のモジュール(部品)等を用いることができる。また、収容部品の支持部は、一例としては、モジュールのボディ(ハウジング、ケーシング等)とすることができるし、図24のように、一例としては、ボディ等から突出した突出部として構成することができる。また、支持部に対する収容部品の支持方法も、弾性的な係合には限定されず、ねじ留めなど、種々に変更することが可能である。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態や変形例には限定されず、種々の変形が可能である。本発明は、無線LANモジュール以外の部品(収容部品、モジュール)にも適用することができる。
また、テレビジョン受像機や、電子機器、回路基板、電子部品、補強板、補強部材、収容部品、モジュール、第一モジュール、第二モジュール、部品、支持部、コネクタ、部材、接続部、第一端部、第二端部、第三端部、第一面、第二面等のスペック(構造や、形状、大きさ、長さ、幅、厚さ、高さ、数、配置、位置、材質等)は、適宜変更して実施することができる。
実施形態によれば、回路基板での部品(モジュール、素子)の実装効率をより高めることができる。
1…電子機器、10…回路基板、10a,10b…面(表面)、18…素子(第三モジュール)、20…PCH(第一モジュール)、30,30A〜30H…補強板、30b…第一面、30c…第二面、30e…受部(第一端部、当接部)、30f…受部(第三端部、当接部)、31a…環状部(周縁部)、32…第二部材(支持部)、32a…ベース部(第二端部)、40…無線LANモジュール(収容部品、第二モジュール)、40b…フランジ部(第一支持領域)、40c…コネクタ部(第二支持領域)、41…コネクタ、41a…接続部、100…テレビジョン受像機。

Claims (10)

  1. 操作面が設けられた壁部を有する筐体と、
    前記筐体に収容された回路基板と、
    前記回路基板に設けられた電子部品と、
    前記回路基板と当接された第一面と、この第一面とは反対側に位置されて前記筐体の内部に露出された第二面と、を含む補強板と、
    前記壁部の前記操作面が設けられた領域の裏側に位置され、前記筐体の内壁から前記補強板に向かって突出され、前記壁部の前記筐体外部からの押下に対し、前記補強板に当接して前記押下により発生する該壁部の撓みを抑制可能な突出部と、
    前記補強板に設けられ、前記壁部と反対側に位置された前記筺体の壁部に当接する突起部と、
    を備えた、テレビジョン受像機。
  2. 前記突出部は、前記補強板の周縁に沿った形状を有する請求項1に記載のテレビジョン受像機。
  3. 前記電子部品は、4辺を有した形状であり、
    前記補強板は、前記4辺に沿うとともに、前記回路基板を挟んで該4辺に対向された部分を有し、
    前記突出部は、前記補強板の前記電子部品の4辺に沿った部分に向かって突出された形状を有する請求項2に記載のテレビジョン受像機。
  4. 前記突出部は、複数設けられ、前記補強板の各辺部に向かって延びた形状を有する請求項2に記載のテレビジョン受像機。
  5. キーボードが設けられた筐体と、
    前記筐体に収容された回路基板と、
    前記回路基板に設けられた電子部品と、
    前記回路基板と当接された第一面と、この第一面とは反対側に位置されて前記筐体の内部に露出された第二面と、を含む補強板と、
    前記キーボードが設けられた面の裏側から前記補強板に向かって突出され、前記キーボードの前記筐体外部からの押下に対し、前記補強板に当接して前記押下により発生する該キーボードの撓みを抑制可能な突出部と、
    前記補強板に設けられ、前記壁部と反対側に位置された前記筺体の壁部に当接する突起部と、
    を備えた電子機器。
  6. 前記突出部は、前記補強板の周縁に沿った形状を有する請求項5に記載の電子機器。
  7. 前記電子部品は、4辺を有した形状であり、
    前記補強板は、前記4辺に沿うとともに、前記回路基板を挟んで該4辺に対向された部分を有し、
    前記突出部は、前記補強板の前記電子部品の4辺に沿った部分に向かって突出された形状を有する請求項6に記載の電子機器。
  8. 前記第1突出部は、前記キーボードのエンターボタンの下近傍の位置に設けられたが設けられた請求項6に記載の電子機器。
  9. 壁部を有する筐体と、
    前記筐体に収容された回路基板と、
    前記回路基板に設けられた電子部品と、
    前記回路基板と少なくとも一部が当接された第一面と、この第一面とは反対側に位置された第二面と、を含む補強板と、
    前記筐体内面から前記補強板に向かって突出され、前記壁部の前記筐体外部からの押下に対し、前記補強板に当接して前記押下により発生する該壁部の撓みを抑制可能な第1部分と、
    前記補強板に設けられ、前記壁部と反対側に位置された前記筺体の壁部に当接する第2部分と、
    を備えた電子機器。
  10. 前記第1部分は、前記補強板の周縁に沿った形状を有する請求項9に記載の電子機器。
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