JP5100440B2 - 加熱調理器 - Google Patents
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Description
そこで、グリル加熱室からの輻射や電熱によって取っ手が過熱しないように、取っ手に通気孔を設け、これを通過する空気によって取っ手を冷却しようとする技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
図1および図2は本発明の実施形態に係る加熱調理器を模式的に示すものであって、図1は一部を削除した斜視図、図2は側面視の断面図である。
なお、以下のそれぞれの図において、同じ部分または相当する部分には同じ符号を付し、一部の説明を省略する。また、複数の部材であって、符号に「a、b、あるいはc等」を付記するものについて、共通する内容を説明する際には、符号に付した「a、b、あるいはc等」を削除して、その一方の部材について説明する。
図1および図2において、加熱調理器100は、略直方体の函体である本体10と、本体10の内部に設けられたグリル加熱室20と、グリル加熱室20に挿入自在な載置皿30と、載置皿30の前方(図2において左側)に設置されたグリル扉40と、グリル加熱室20の後方開口部に連通する排気手段60と、本体10の上面に形成された天板70と、天板70に連続して外周に向かって突出する枠体80と、を有している。
グリル加熱室20は、略直方体状の空間であって、前方(図2において左側)に前方開口部21と、後方(図2において右側)に後方開口部22が形成され、天井近くに上ヒータ23と、底面近くに下ヒータ24と、がそれぞれ配置されている。
そして、本体10の上面の後方(天板70の後方に同じ)に排気口64が形成され、排気口64とグリル加熱室20の後方開口部22とを連通する排気風路63が設けられている。なお、排気風路63には触媒還元作用で排気を浄化する浄化フィルター61と送風機62とが配置されているから、被加熱物(たとえば、魚)の加熱によって発生した煙や臭いが分解され、発生した熱気や蒸気等は排気口64から排出されることになる。
グリル扉40はグリル加熱室20の前方開口部21を覆うものであって、前面(図2において左側の面)には、縦断面形状が庇状になっている取っ手50が設けられている。したがって、調理者は取っ手50に手を掛けて載置皿30をグリル加熱室20に出し入れすることができる。また、載置皿30を最も奥に押し込んだとき、グリル扉40はグリル加熱室20の前方開口部21の周囲に気密的に密着するものである(正確には、後記する吸気孔45a、45bに限って通気性がある)。
なお、グリル扉40にはガード体110(図7以降に図示する)が取り付けられるものであるが、これらについては別途詳細に説明する。
さらに、グリル扉40の裏板42には、載置皿30を支持する皿支持フレーム31が固定または傾動自在に設置されている。皿支持フレーム31はグリル加熱室の側壁に形成されたフレームガイド(図示しない)に案内されて、これに摺動するものである。
天板70の上面には、鍋載置サークル71a、71b、71c(以下まとめて「鍋載置サークル71」と称する場合がある)が描かれ、天板70の下面でそれぞれの直下に加熱体72a、72b、72c(以下まとめて「加熱体72」と称する場合がある)が設置されている。加熱体72a、72b、72cは、本体10の前面に設けられた前面操作部11に設置されている電源スイッチ73a、73b、73cによって、あるいは枠体80の前方に設けられた天板操作部81に設置されている電源スイッチ74a、74b、74c(図1では代表符号74)によって、操作されるものである。なお、操作や調理の状態は、天板70に設けられた表示部75、例えば天板70の下方に設置された液晶画面により天板上に表示される。
図3〜図6は、本発明の実施形態に係る加熱調理器におけるグリル扉を模式的に示すものであり、図3の(a)は部分を分離して示す斜め前方から後方に向かって見た斜視図、図3の(b)は平面視の断面図、図4は斜め後方から前方に向かって見た斜視図、図5は風路を示す斜視図、図6の(a)は側方から見た中央部の断面図、図6の(b)は側方から見た側部の断面図である。
図6において、グリル扉40は、前面上側の表板41および前面下側の前板45と、後面の裏板42と、表板41および前板45の外周と裏板42の外周とを連結する外周板43と、を有する函体である。
表板41は、外周が矩形の耐熱性ガラスから形成されており、透明窓41w(図7において複斜線が付されている)が形成されている。すなわち、透明窓41wを除く裏面全体には不透過性の耐熱塗装面が形成されており、透明窓41wの部分だけは当該耐熱性塗装を施していないので、透明性が確保されている。そして、表板41の下端部41cは、前板45の上端部に形成された垂直方向の溝に挿入されてネジ等の固定手段(図示せず)で固定されている。
裏板42は外周が矩形の金属製であって、開口部42wが形成され、表板41に対してシール材121を介して略平行に配置されている。そして、裏板42の外周から前方へ一体に伸びている外周板43(略矩形筒状)と、開口部42w(内周に同じ)から前方へ一体に伸びている内周板44(略矩形筒状)と、を有している。
そのため、表板41と、裏板42と、外周板43の上部のコ字状の範囲と、内周板44の上側と、シール材121および内側透明窓120の一部と、によって囲まれた上部ドアー空間49Uが形成されている。また、前板45と、裏板42と、外周板43の下部のコ字状の範囲と、内周板44の下側と、シール材121および内側透明窓120の一部と、によって囲まれた下部ドアー空間49Lが形成されている。
すなわち、グリル扉40には、上部ドアー空間49Uおよび下部ドアー空間49Lの2つの空間が区画形成されている。
図3の(a)において、グリル扉40の前板45の前面には前方に突出する取っ手50が設けられており、前板45の側方寄りに貫通する吸気孔45a、45bが形成されている。なお、図3において、吸気孔45a、45bは6個の丸孔を示しているが、その数量や形状はこれに限定されるものではない。
図4において、グリル扉40の裏板42には側方吹出孔46および中央吹出孔47が形成されている(これについては別途詳細に説明する)。
したがって、図3に示すような表板41の全幅に渡る取っ手50においては、取っ手50の中央範囲である約100〜150mmを除く、側縁41a、41b寄りの範囲を指している。あるいは、取っ手50が表板41の幅方向の中央範囲である約100〜150mmの範囲に設置された場合には、取っ手50を除く側縁41a、41b寄りの範囲を指している。
取っ手50は、前板45の略全幅に渡って設置されるものであって、取っ手50の端部50a、50b(手掛け部52の端部52a、52bに同じ)が、それぞれ前板45の左右両側縁に設置(ネジなどで固定接続)されている。
取っ手50は、前板45の前方に向かって略水平に伸びたフランジ部51と、前板45に略平行(正確にはアーチ状)で上下方向に伸びた手掛け部52と、前板45の前面に当接する後面壁55と、が一体に形成された側面視で断面略h字状である。そして、手掛け部52と後面壁55とを連結する一対の仕切壁53a、53bが、所定間隔を空けて設置されている。
さらに、側方寄りで、取っ手50のフランジ部51と後面壁55とが交わる角部に、フランジ部51を上下に貫通するように、細長形状のスリット90が形成されている。
したがって、手掛け部52および後面壁55の中央部と一対の仕切壁53a、53bとによって囲まれ、上方をフランジ部51の中央部によって覆われた中央取っ手空間59c(略四角柱状)が形成されている。
また、手掛け部52および後面壁55の側方寄り部と一方の仕切壁53aとによって囲まれ、上方をフランジ部51の側方寄り部によって覆われた側方取っ手空間59a(略直角三角柱状)が形成され、同様に、手掛け部52および後面壁55の側方寄り部と他方の仕切壁53bとによって囲まれ、上方をフランジ部51の側方寄り部によって覆われた側方取っ手空間59b(略直角三角柱状)が形成されている。
そして、略直角三角柱状の側方取っ手空間59a、59bにおける後面壁55に、透孔56a、56bが形成されている。取っ手50が設置された状態で、透孔56a、56bはそれぞれ吸気孔45a、45bに一致し、透孔56aと吸気孔45aとによって、透孔56bと吸気孔45bとによって、それぞれ通気路が形成されるようになっている。すなわち、グリル扉40の下部ドアー空間49Lに通ずる吸気通路になる。したがって、台所等の室内の空気は、側方取っ手空間59a、59bから、前記吸気通路を経由してグリル扉40の下部ドアー空間49Lに吸引される。
そして、平面視において前方中央に行くに従って徐々に突出した「アーチ形状」であるため、手掛け部52の端部50a、50bに近い範囲は、手掛け部52と後面壁55との間隔が狭くなり、使用者が手指を掛けることが困難になっている。すなわち、使用者の手指が側方取っ手空間59a、59bに侵入しないため、調理の際、吸気孔45a、45bが塞がれるおそれがない。また、万一、グリル加熱室20の圧力が上昇して熱気が逆流し、連通している吸気孔45aおよび透孔56a、あるいは連通している吸気孔45bおよび透孔56bから側方取っ手空間59a、59bに熱気が流出した場合であっても、下方のみが開口しているから、かかる熱気は下方に向かって流れ出し、使用者の手指に熱気が触れることがない(図6の(b)参照)。
なお、取っ手50は断面略h字状であって、下方が開口した函体であるから、大きな断面二次モーメントを具備するものであるが、仕切壁53a、53bを設けたことによって、剛性がさらに大きくなっている。また、取っ手50(含む、仕切壁53)は前板45と一体的に成形してもよい。
図4において、グリル扉40の裏板42の側縁42a、42b寄りの範囲に、貫通する側方吹出孔46a、46b(以下まとめて「側方吹出孔46」と称する場合がある)と、裏板42の中央範囲に、貫通する中央吹出孔47と、が形成されている。
さらに、下部ドアー空間49Lに、風流れを誘導する誘導板(いわゆる「邪魔板」)やオリフィスを形成して、吹き出す空気の流れを均一にしてもよい。
図4において、裏板42の外周にそって、矩形環状にシール用パッキン48が設置されている。シール用パッキン48はグリル扉40を後方に押し込んだ際、グリル加熱室の前方開口部21の周囲に気密的に当接するものであって、吸気孔45a、45b以外の個所から空気がグリル加熱室に侵入しないようにシールしており、断面が真円形や楕円形又は2重の円形などの形状になっている。
図7〜図11は、本発明の実施形態に係る加熱調理器におけるグリル扉に取り付けられるガード体を模式的に説明するものであり、図7は正面図、図8は側面視の断面図、図9は取り付け要領を示す斜視図、図10は取り付けられた状態を示す斜視図、図11は取り付けられた状態を示す平面図である。
図7〜図11において、ガード体110は全体が金属線から形成されている。ガード体110は、前方にあって互いに所定(たとえば、5〜6mm)の対向間隔で平行で、かつ水平に伸びる複数(たとえば、10本)の横棒110aと、横棒110aの左右両端部を一体化する垂直に伸びる複数の縦棒110bと、各横棒110aの左右両端部にそれと直角に接読され後方に向かって水平に伸びた複数の側棒110cと、から構成されている。すなわち、正面視および側面視において、それぞれ梯子状を呈している。
そして、側棒110cのうち最上段に位置する一対の側棒110cは、連結棒110dによって連結され、横棒110aのうち最下段に位置する横棒110aには前脚110eが連結され、前脚110eには連結片113によって後脚110fが連結されている。
すなわち、前脚110eは一対の縦片111eと1本の横片112eとから構成され、正面視でコ(U)字状を呈する。後脚110fは一対の縦片111fと1本の横片112fとから構成され、正面視でコ(U)字状を呈する。そして、左右一対の縦片111eと縦片111fとは、それぞれ上下2箇所で連結片113によって連結されている(連結片113は左右の上下に配置され、合計4本ある)。
ガード体110の後脚110fは、取っ手50に形成された細長形状の前記スリット90に上方から挿入され、このとき、前脚110eは取っ手50のフランジ部51の前面に当接する。したがって、ガード体110は、取っ手50のフランジ部51を前脚110eと後脚110fとでもって前後から弾力的に挟み込む形に設置されている。
これによりガード体110は、ネジなどを用いることなく、後脚110fをスリット90に押し込むことによりグリル扉40の前方位置に固定することができる。
なお、このとき、連結片113は取っ手50のフランジ部51の上面に当たっており、ガード体110の後脚110fをスリット90に上方に挿入した際の「位置決めストッパー」になっている。よって、ガード体110をスリット90に行き止まりまで挿入すれば丁度所定位置になり、後述する通り、グリル扉40の透明窓41wの前面全体を所定間隔を置いて覆うことになる。
また前脚110eを最下段の横棒110aだけでなく、複数あるいは全ての横棒110aに連結し、かつ、後脚110fを上方に延長して連結棒110dに連結することにより、ガード体110の全体強度(特に、前脚110eおよび後脚110fの剛性)を更に増すようにしても良い。
なお、図中、110gは1つの側棒110cの後端をU字型に折り曲げて隣合う側棒110cに連続した折り曲げ部である。
また、ガード体110は、グリル扉40の前方位置に取り付けた状態で、ガード体110がグリル扉40の透明窓41wの前面全体を所定間隔を置いて覆う大きさに形成されている。したがって、透明窓41wがグリル加熱室20内部の高熱(最高時には350℃にもなる)を受けて高温になったとしても、このような高温部に対する使用者の不用意な接触を防止することができる。
また、ガード体110は、グリル扉40の前板45や表板41との接触面積が小さいため、前板45や表板41がグリル加熱室20からの熱で熱せられて高温なっても、ガード体110自体の温度を比較的低く抑えることができる(例えば、グリル加熱室20が300℃の状態でも、横棒110aの温度は50℃以下)。
以上、理解を容易にするため、グリル扉40は表板41、裏板42、前板45等で形成され、取っ手50は前板45に設置(接続)されるものとして説明しているが、かかる構成部材(構成する部分に同じ)は、それぞれ別体のものを相互に接続したものであっても、一枚の板材を成形したものであってもよい。たとえば、裏板42と外周板43と内周板44とは、一体的に成形(たとえば、プレス成形や鋳造)しても良い。
また、複数の加熱体72(図2参照)の一部として、高周波数電流が流れるコイルであって、被加熱物を電磁誘導によって加熱するものを示しているが、本発明はこれに限定するものではなく、また、これを必須とするものではない。たとえば、1つの加熱体72が、電熱ヒータやガスバーナ等であってもよい。このとき、加熱体の形式に応じて、天板70が撤去され、電源スイッチ73、74の形式が変動することになる。また、グリル加熱室20のみにおいて調理し、天面に加熱手段を具備しないものであってもよい。
さらに、グリル加熱室20には、上ヒータ23および下ヒータ24が配置されたものを示しているが、本発明はこれに限定するものではない。たとえば、上ヒータ23および下ヒータ24の一方のみが配置されたものであってもよい。なお、上ヒータ23および下ヒータ24は通電による発熱体(ニクロム線やハロゲンヒータ等)であっても、ガスバーナであってもよい。
つまり、手掛け部52がフランジ部51および仕切壁53a、53bを介して前板45に固定されたものである。これによれば後面壁55の削除によりグリル扉40の重量軽減でき、また構成をより簡略化できるので、組立性が向上する効果がある。
具体的にはグリル扉40の外部から吸気孔45a、45bを介して下部ドアー空間49Lに通ずる通路に、室内の新鮮な空気が自然吸気によって、又はファンによる強制吸気によって、導入する構成にすれば、かかる吸気流によって断熱層Sの温度上昇が抑制され、透明窓41wや取っ手50がより効果的に冷却されることになる。
Claims (5)
- 被加熱物を収納自在なグリル加熱室と、該グリル加熱室の前方に設置された開閉自在なグリル扉と、前記グリル加熱室を加熱する発熱体と、を具備する加熱調理器であって、
前記グリル扉には、グリル加熱室の内部を透視可能な覗き用窓が形成され、
前記グリル扉の前方で、線材または棒材から梯子状に構成され、少なくとも前記覗き用窓の前方を覆うガード体が、前記グリル扉に着脱自在に取り付けられ、
前記ガード体には脚部が設けられ、前記グリル扉の前面には取っ手が突出して形成されて、且つ、当該取っ手に前記脚部を挿入するための挿入孔または挿入スリットが形成され、
前記脚部が前記挿入孔または前記挿入スリットに挿入されることによって、前記ガード体が前記グリル扉に取り付けられ、
前記覗き用窓の後方に、グリル加熱室の内部を透視可能な耐熱性の板材からなる内側透明窓が配置され、前記覗き用窓と前記内側透明窓との間に、断熱用の空気層が形成され、
前記取っ手は、アーチ状板材からなるフランジ部と、フランジ部の前面縁に設けられた手掛け部と、フランジ部の後面縁に設けられた後面壁とが一体に形成された断面略h字状であって、
前記手掛け部と前記後面壁とを連結する一対の仕切壁が、所定間隔を空けて設置され、前記後面壁の前記仕切壁よりも側方に、通気自在な透孔が形成されていることを特徴とする加熱調理器。 - 前記一対の仕切壁に挟まれた範囲における前記手掛け部と前記後面壁との間隔が、前記仕切壁よりも側方の範囲における前記手掛け部と前記後面壁との間隔よりも大きいことを特徴とする請求項1記載の加熱調理器。
- 被加熱物を収納自在なグリル加熱室と、該グリル加熱室の前方に設置された開閉自在なグリル扉と、前記グリル加熱室を加熱する発熱体と、を具備する加熱調理器であって、
前記グリル扉には、グリル加熱室の内部を透視可能な覗き用窓が形成され、
前記グリル扉の前方で、線材または棒材から梯子状に構成され、少なくとも前記覗き用窓の前方を覆うガード体が、前記グリル扉に着脱自在に取り付けられ、
前記ガード体には脚部が設けられ、前記グリル扉の前面には取っ手が突出して形成されて、且つ、当該取っ手に前記脚部を挿入するための挿入孔または挿入スリットが形成され、
前記脚部が前記挿入孔または前記挿入スリットに挿入されることによって、前記ガード体が前記グリル扉に取り付けられ、
前記覗き用窓の後方に、グリル加熱室の内部を透視可能な耐熱性の板材からなる内側透明窓が配置され、前記覗き用窓と前記内側透明窓との間に、断熱用の空気層が形成され、
前記グリル扉が、両端にそれぞれ配置されたロ字状の表板および裏板と、外周に配置された矩形筒状の外周側板と、内周に配置された矩形筒状の内周板と、を有する断面ロ字状の筐体であって、
前記表板に吸気孔が、前記裏板に吹出孔が、それぞれ形成され、前記筐体内を通過する風路が形成されることを特徴とする加熱調理器。 - 前記吹出孔は前記吸気孔とは上下方向で位相が相違し、前記吸気孔を通過した空気は前記裏板に衝突した後、前記吹出孔から吹き出すことを特徴とする請求項3記載の加熱調理器。
- 前記グリル扉の裏板に外周部に沿って、前記グリル加熱室の前方端面に密着する環状のシール用パッキンが設置されていることを特徴とする請求項3または4記載の加熱調理器。
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