JP5099496B2 - 指先濡らし器具 - Google Patents

Description

本発明は、レジ袋、ビニール袋の開口や紙幣のカウントをしやすくする指先濡らし器具に関するものである。

従来、レジ袋、ビニール袋の開口や紙幣をカウントするとき、作業が容易に早くできるように、指先を湿らせていた。
指先濡らし器具としては、小瓶に水を入れ海綿やスポンジを浸したもの、フキンを湿らせたものを使っていた。
また、指先をペロッとなめて湿らせている人もときどき、見かけることもあった。

そのために、次のような問題点があった。
（イ）指先を濡らす海綿やスポンジ、フキン等は不特定多数の人が触れるため汚れや菌が 付着し、衛生的に好のましくなかった。
（ロ）指先を濡らす海綿やスポンジ、フキン等は開放式なので、乾燥しやすく、使用時に カラカラになっていて役に立たないことがあり、乾燥を防ぐためにたびたび水の補給 が必要であった。
本発明は以上の問題点を解決しようとするものである。

台座（１）にアトマイザ（２）を格納しやすい窪みを設け、ノズル（３）を上向きにして、容器を横置きに格納し、クジラの外形をイメージしたカバー本体（４）の先端に支軸を設け、潮吹き穴（６）とノズル（３）が同じ位置になり、この上に人さし指をかざし、背に載せた手のひらで、尾を下方に押し下げるとテコの働きでアトマイザ（２）のノズル（３）より水が、あたかもクジラが潮を吹くがごとく霧状になって潮吹き穴にかざした人さし指をめがけ噴出し、適度に濡らすことを特徴とする指先濡らし器具である。

本発明は、クジラをイメージした形状で、潮吹き穴の上に人さし指をかざし背に載せた手のひらで尾を下方に押し下げると、あたかもクジラが潮を吹くがごとく水が霧状になって、潮吹き穴にかざした人さし指を適度に濡らす。
したがって、従来、指先濡らし器具と比較して、直接指が触れることがないので清潔であり、開放式でないので、水の乾燥の心配もなくなり、水の補給も少なくてすむ。

以下、本発明の実施の形態を説明する。
（イ）台座（１）に、水を入れたアトマイザ（２）を格納できるように窪みを設ける。
（ロ）クジラをイメージしたカバー本体（４）の先端に支軸（５）を設け、台座（１）に 格納する。
（ハ）潮吹き穴（６）とアトマイザ（２）のノズル（３）は、同じ位置にセットする。
本発明は、以上の構成よりなっている。
本発明を使用するときは、上記の指先濡らし器具のクジラの形状をしたカバー本体（４）の尾を持ち上げて、アトマイザ（２）を取り出し、水を入れる。
ノズル（３）を上向きにして台座（１）の窪みに合せ格納する。
ノズル（３）を上向きにして台座（１）の窪みに合せ格納する。
カバー本体（４）を元に戻す。
きき手の人さし指を潮吹き穴（６）の上にかざし、背に載せた手のひらで、尾を下方に押し下げることにより、ノズル（３）から水が霧状になって、潮吹き穴（６）を通って噴射され、人さし指を適度に濡らす。
この結果、レジ袋、ビニール袋の開口や紙幣のカウントが容易に早くできるようになる。

本発明の断面図である。 本発明の斜視図である。 本発明の使用状態を示した斜視図である。

符号の説明

１ 台座
２ アトマイザ
３ ノズル
４ カバー本体
５ 支軸
６ 潮吹き穴

Claims (1)

1. 台座（１）に、アトマイザ（２）を格納できるように窪みを設け、ノズル（３）を上向きにして横置きに格納し、クジラの外形をイメージしたカバー本体（４）の先端に支軸を設け、潮吹き穴（６）とノズル（３）が同じ位置になり、この上に人さし指をかざし背に載せた手のひらで、尾を下方に押し下げるとテコの働きでアトマイザ（２）のノズル（３）より水が、あたかもクジラが潮を吹くがごとく霧状になって潮吹き穴にかざした人さし指をめがけ噴出し、適度に濡らすことを特徴とする指先濡らし器具。

Images