JP5099249B1 - 空気入りラジアルタイヤ - Google Patents

空気入りラジアルタイヤ Download PDF

Info

Publication number
JP5099249B1
JP5099249B1 JP2011135383A JP2011135383A JP5099249B1 JP 5099249 B1 JP5099249 B1 JP 5099249B1 JP 2011135383 A JP2011135383 A JP 2011135383A JP 2011135383 A JP2011135383 A JP 2011135383A JP 5099249 B1 JP5099249 B1 JP 5099249B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wire
tire
wire steel
steel wire
pneumatic radial
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2011135383A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013001275A (ja
Inventor
佳生 上田
尚樹 兼平
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokohama Rubber Co Ltd
Original Assignee
Yokohama Rubber Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yokohama Rubber Co Ltd filed Critical Yokohama Rubber Co Ltd
Priority to JP2011135383A priority Critical patent/JP5099249B1/ja
Priority to CN201280004984.XA priority patent/CN103338944B/zh
Priority to US14/126,795 priority patent/US8820377B2/en
Priority to PCT/JP2012/003813 priority patent/WO2012172778A1/ja
Priority to DE112012000556.2T priority patent/DE112012000556B4/de
Application granted granted Critical
Publication of JP5099249B1 publication Critical patent/JP5099249B1/ja
Publication of JP2013001275A publication Critical patent/JP2013001275A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Tires In General (AREA)

Abstract

【課題】 複数本の単線スチールワイヤを引き揃えてゴム中に埋設してなるベルト層を設けるにあたって、タイヤ耐久性能を改善することを可能にした空気入りラジアルタイヤを提供する。
【解決手段】 トレッド部1におけるカーカス層4の外周側に、複数本の単線スチールワイヤ10を引き揃えてゴム中に埋設してなるベルト層8を備え、トレッド部1にタイヤ周方向に延びる周方向溝1Aを設けた空気入りラジアルタイヤにおいて、単線スチールワイヤ10の素線径dを0.28mm〜0.38mmとし、各単線スチールワイヤ10にその軸廻りに捩りを与えると共に、単線スチールワイヤ10の平均間隔を0.10mm以上とし、単線スチールワイヤ10の打ち込み密度E(本/50mm)を素線径dに対してE≧1869×d2 −1838×d+493の関係にする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、複数本の単線スチールワイヤを引き揃えてゴム中に埋設してなるベルト層を備えた空気入りラジアルタイヤに関し、更に詳しくは、タイヤ耐久性能を改善することを可能にした空気入りラジアルタイヤに関する。
従来、空気入りラジアルタイヤのベルト層の補強コードとして、複数本のフィラメントを撚り合わせてなるスチールコードが使用されている。しかしながら、複数本のフィラメントを撚り合わせてなるスチールコードは、フィラメント間に形成される内部空隙によりコード径が大きくなり、それに伴って多量のコートゴムが必要になるため、空気入りラジアルタイヤの転がり抵抗が大きくなり易い。
そこで、ベルト層のコートゴムを減らして空気入りラジアルタイヤの転がり抵抗を低減するために、ベルト層の補強コードとして単線スチールワイヤを使用することが提案されている(例えば、特許文献1〜2参照)。ここで、単線スチールワイヤによる補強効果を十分に確保するには、伸線加工により単線スチールワイヤの強力を十分に高くする必要がある。ところが、伸線加工された単線スチールワイヤにおいては伸線ダイスに近いワイヤ表面側ほど金属組織に過度の配向が生じているため、その単線スチールワイヤをベルト層の補強コードとしてそのまま使用すると、単線スチールワイヤの耐疲労性が悪く、タイヤ耐久性能が低下するという問題がある。
特開2006−218988号公報 特開2010−89727号公報
本発明の目的は、複数本の単線スチールワイヤを引き揃えてゴム中に埋設してなるベルト層を設けるにあたって、タイヤ耐久性能を改善することを可能にした空気入りラジアルタイヤを提供することにある。
上記目的を達成するための本発明の空気入りラジアルタイヤは、トレッド部におけるカーカス層の外周側に、複数本の単線スチールワイヤを引き揃えてゴム中に埋設してなるベルト層を備え、前記トレッド部にタイヤ周方向に延びる周方向溝を設けた空気入りラジアルタイヤにおいて、前記単線スチールワイヤの素線径dを0.28mm〜0.38mmとし、各単線スチールワイヤにその軸廻りに捩りを与えると共に、前記単線スチールワイヤの平均間隔を0.10mm以上とし、前記単線スチールワイヤの打ち込み密度E(本/50mm)を前記素線径dに対してE≧1869×d2 −1838×d+493の関係にしたことを特徴とするものである。
本発明者は、複数本の単線スチールワイヤを引き揃えてゴム中に埋設してなるベルト層を備えた空気入りラジアルタイヤについて鋭意研究した結果、捩じりを与えた単線スチールワイヤの素線径及び平均間隔を適正化することに加えて、ベルト層を内包するトレッド部の面内曲げ剛性を十分に確保してトレッド部のバックリングを抑制することにより、タイヤ耐久性能が顕著に改善されることを知見し、本発明に至ったのである。
即ち、本発明では、ベルト層の補強コードとして単線スチールワイヤを採用するにあたって、単線スチールワイヤに捩りを与えることにより、単線スチールワイヤにおいて伸線加工に起因して生じる金属組織の過度の配向を緩和するので、単線スチールワイヤの耐疲労性を改善することができる。また、単線スチールワイヤの素線径を比較的小さくすることで単線スチールワイヤの折損を防止することができ、単線スチールワイヤの平均間隔を十分に確保することでベルト層のセパレーション故障を防止することができる。更に、単線スチールワイヤの打ち込み密度Eを素線径dに対して上記関係に設定してトレッド部の面内曲げ剛性を大きくすることにより、周方向溝を屈曲点とするトレッド部のバックリングを抑制し、単線スチールワイヤの折損を防止することができる。その結果、複数本の単線スチールワイヤを引き揃えてゴム中に埋設してなるベルト層を設けた場合であっても、タイヤ耐久性能を改善することができる。
単線スチールワイヤの耐疲労性を改善するには上記ワイヤ表面捩り角を大きくすることが望ましいが、それが過大であると単線スチールワイヤの生産性が落ち製造が困難になる。そのため、単線スチールワイヤの軸方向に対するワイヤ表面捩り角は1°〜15°にすることが好ましい。
更に、少なくともタイヤ幅方向外側に位置する周方向溝に対応する領域においてベルト層の外周側にベルトカバー層を巻き付けることが好ましい。これにより、タイヤ幅方向外側の周方向溝の位置におけるトレッド部の面内曲げ剛性を増大させ、タイヤ幅方向外側の周方向溝を屈曲点とするトレッド部のバックリングを効果的に抑制することができる。
本発明において、ワイヤ表面捩り角θは以下のようにして測定される。先ず、空気入りラジアルタイヤから単線スチールワイヤを取り出し、そのワイヤを有機溶剤に浸漬して表面に付着するゴムを膨潤させた後、そのゴムを除去する。そして、光学顕微鏡にて単線スチールワイヤを観察し、単線スチールワイヤの素線径d(mm)を測定すると共に、ワイヤ表面に形成された伸線痕から捩りピッチP(mm)の1/2の値を測定し、それを2倍して捩りピッチPを求める。捩りピッチPは少なくとも10箇所での測定値の平均値とする。これら素線径d及び捩りピッチPに基づいて下記(1)式からワイヤ表面捩り角θを算出する。
θ=ATAN(π×d/P)×180/π・・・(1)
本発明の実施形態からなる空気入りラジアルタイヤを示す子午線半断面図である。 図1の空気入りラジアルタイヤにおけるベルト層の一部を拡大して示す断面図である。 本発明でベルト層に使用される単線スチールワイヤを示す側面図である。 図3の一部を拡大して示す側面図である。 単線スチールワイヤの素線径dと打ち込み密度Eとの関係を示すグラフである。
以下、本発明の構成について添付の図面を参照しながら詳細に説明する。図1は本発明の実施形態からなる空気入りラジアルタイヤを示し、図2はそのベルト層を示し、図3及び図4は本発明でベルト層に使用される単線スチールワイヤを示すものである。
図1において、1はトレッド部、2はサイドウォール部、3はビード部である。左右一対のビード部3,3間にはカーカス層4が装架されている。このカーカス層4は、タイヤ径方向に延びる複数本の補強コードを含み、各ビード部3に配置されたビードコア5の廻りにタイヤ内側から外側に折り返されている。カーカス層4の補強コードとしては、一般には有機繊維コードが使用されるが、スチールコードを使用しても良い。ビードコア5の外周上にはビードフィラー6が配置され、このビードフィラー6がカーカス層4の本体部分と折り返し部分により包み込まれている。
一方、トレッド部1におけるカーカス層4の外周側には複数層のベルト層8が埋設されている。これらベルト層8はタイヤ周方向に対して傾斜する複数本の補強コードを含み、かつ層間で補強コードが互いに交差するように配置されている。ベルト層8において、補強コードのタイヤ周方向に対する傾斜角度は例えば10°〜40°の範囲に設定されている。
ベルト層8の外周側には、高速耐久性の向上を目的として、補強コードをタイヤ周方向に対して5°以下の角度で配列してなる少なくとも1層のベルトカバー層9が配置されている。このベルトカバー層9は少なくとも1本の補強コードを引き揃えてゴム被覆してなるストリップ材をタイヤ周方向に連続的に巻回したジョイントレス構造とすることが望ましい。また、ベルトカバー層9は図示のようにベルト層8の幅方向の全域を覆うように配置しても良く、或いは、ベルト層8の幅方向外側のエッジ部のみを覆うように配置しても良い。ベルトカバー層9の補強コードとしては、ナイロン、PET、アラミド等の有機繊維を単独で又は複合して用いたコードを使用すると良い。
トレッド部1にはタイヤ周方向に沿ってストレート状に延長する複数本の周方向溝1Aが形成され、これら周方向溝1Aにより複数列の陸部1Bが区画されている。そのため、トレッド部1の厚さは周方向溝1Aが存在する部分にて最小値となり、陸部1Bが存在する部分にて最大値となる。なお、トレッド部1には周方向溝1Aの他にタイヤ幅方向に延長する横溝やサイプを含む各種の溝を必要に応じて設けることができる。
上記空気入りラジアルタイヤにおいて、ベルト層8を構成する補強コードとして、軸廻りに捩りを与えた単線スチールワイヤ10(図3及び図4参照)が使用されている。図3及び図4において、単線スチールワイヤ10の表面には伸線加工に起因する伸線痕11が形成されているが、その伸線痕11に基づいて判定される単線スチールワイヤ10の軸方向に対するワイヤ表面捩り角θは1°以上の範囲、より好ましくは、1°〜15°の範囲になっている。
上述のように複数本の単線スチールワイヤ10を引き揃えてゴム中に埋設してなるベルト層8を備えた空気入りラジアルタイヤにおいて、各単線スチールワイヤ10にその軸廻りに捩りを与え、該単線スチールワイヤ10の軸方向に対するワイヤ表面捩り角θを規定することにより、単線スチールワイヤ10において伸線加工に起因して生じる金属組織の過度の配向を緩和するので、単線スチールワイヤ10の耐疲労性を改善してタイヤ耐久性能を向上することができる。そして、単線スチールワイヤ10の使用に基づいてベルト層8のコートゴムを減らすことにより、空気入りラジアルタイヤの転がり抵抗を低減することができる。
ここで、ワイヤ表面捩り角θが1°未満であると単線スチールワイヤ10の耐疲労性の改善効果が不十分になる。また、ワイヤ表面捩り角θが15°を超えると単線スチールワイヤ10の生産性が落ち製造が困難になる。
上記空気入りラジアルタイヤにおいて、単線スチールワイヤ10の素線径dは0.28mm〜0.38mmとする。この素線径dが0.28mm未満であるとベルト層8の総強力を確保するために単線スチールワイヤ10の相互間隔が狭くなり、タイヤ耐久性能が悪化する。一方、素線径dが0.38mmを超えると単線スチールワイヤ10の耐疲労性が低下し、タイヤ耐久性能が悪化する。
図2に示すように、ベルト層8において、単線スチールワイヤ10の平均間隔Gは0.10mm以上、より好ましくは、0.10mm〜0.30mmとする。この平均間隔Gが0.10mm未満であるとベルト層8のセパレーション故障が生じ易くなる。一方、平均間隔Gが0.30mmを超えるとベルト層8の総強力を確保することが困難になる。
上記空気入りラジアルタイヤにおいて、単線スチールワイヤ10の打ち込み密度E(本/50mm)は素線径dに対してE≧1869×d2 −1838×d+493の関係に設定されている。
つまり、単線スチールワイヤ10の素線径dを0.28mm〜0.38mmとし、単線スチールワイヤ10の平均間隔Gは0.10mm以上とした条件において、単線スチールワイヤ10の打ち込み密度Eと素線径dとを種々異ならせてタイヤ耐久性能を調べたところ、図5のような結果が得られた。図5において、横軸は素線径dであり、縦軸は打ち込み密度Eであり、「○」は良好なタイヤ耐久性能が確認された例であり、「×」はタイヤ耐久性能が不十分であった例である。図5に示すように、素線径dと打ち込み密度Eとの間には相関性があり、E≧1869×d2 −1838×d+493の領域では良好なタイヤ耐久性能が確認された。
このように単線スチールワイヤ10の打ち込み密度Eを素線径dに対して上記関係にしてトレッド部1の面内曲げ剛性を大きくすることにより、周方向溝1Aを屈曲点とするトレッド部1のバックリングを抑制し、単線スチールワイヤ10の折損を防止することができる。その結果、複数本の単線スチールワイヤ10を引き揃えてゴム中に埋設してなるベルト層8を設けた場合であっても、タイヤ耐久性能を改善することができる。
上記空気入りラジアルタイヤでは、図1に示すように、少なくともタイヤ幅方向外側に位置する周方向溝1Aに対応する領域においてベルト層8の外周側にベルトカバー層9を配置すると良い。より好ましくは、タイヤ幅方向外側に位置する周方向溝1Aに対応する領域におけるベルトカバー層9の層数をそれよりもセンター側の領域におけるベルトカバー層9の層数よりも多くすることが好ましい。これにより、タイヤ幅方向外側の周方向溝1Aの位置におけるトレッド部1の面内曲げ剛性を増大させ、タイヤ幅方向外側の周方向溝1Aを屈曲点とするトレッド部1のバックリングを効果的に抑制することができる。
タイヤサイズ195/65R15で、トレッド部におけるカーカス層の外周側に複数本の単線スチールワイヤを引き揃えてゴム中に埋設してなる2層のベルト層を備え、これらベルト層の外周側にベルトカバー層を配設し、トレッド部にタイヤ周方向に延びる周方向溝を設けた空気入りラジアルタイヤにおいて、ベルト層の単線スチールワイヤの素線径d、ワイヤ表面捩り角θ、打ち込み密度E及び平均間隔G、並びに、打ち込み密度Eの必要値(1869×d2 −1838×d+493)を表1のように設定した実施例1〜4及び比較例1〜4のタイヤを製作した。
実施例1〜4及び比較例1〜4において、タイヤ径方向内側のベルト層は幅が155mmでコード角度が21度であり、タイヤ径方向外側のベルト層は幅が145mmでコード角度が21度である。ベルトカバー層はナイロン繊維コード(940dtex/2)を70本/50mmの打ち込み密度で引き揃えてゴム被覆した厚さ0.80mmのストリップ材をタイヤ周方向に連続的に巻回することで形成されたものである。
これら試験タイヤについて、下記の評価方法により、タイヤ耐久性能を評価し、その結果を表1に併せて示した。
タイヤ耐久性能:
各試験タイヤをリム組みして空気圧を170kPaに設定し、直径1707mmのドラム上で、荷重とスリップ角を矩形波変動させながら、速度25km/hで走行試験を実施した。なお、荷重は3.2±2.1kNとし、スリップ角は0±5°とし、変動周波数を0.067Hzとした。そして、300km走行後にタイヤを解体し、ベルト層を構成する単線スチールワイヤの折損の有無を調べ、ベルト層に発生したセパレーションの長さ(最大値)を測定した。セパレーションの長さが5mm以下であれば良好である。
Figure 0005099249
表1から判るように、実施例1〜4のタイヤは、過酷な条件での耐久性能試験を行った後において、ベルト層を構成する単線スチールワイヤに折損が生じておらず、また、ベルト層のセパレーションも僅かであった。
これに対して、比較例1〜4のタイヤは、タイヤ耐久性能が不十分であった。特に、比較例1のタイヤでは、単線スチールワイヤの打ち込み密度Eが少な過ぎるため、面内曲げ剛性の不足によりベルト層を構成する単線スチールワイヤに折損が生じ、トレッド部の動きの増加によりベルト層のセパレーションが拡大していた。比較例2のタイヤでは、単線スチールワイヤの平均間隔Gが小さ過ぎるため、ベルト層のセパレーションが拡大していた。比較例3のタイヤでは、単線スチールワイヤの素線径dが小さ過ぎて単線スチールワイヤの打ち込み密度Eが少な過ぎるため、面内曲げ剛性の不足によりベルト層を構成する単線スチールワイヤに折損が生じ、トレッド部の動きの増加によりベルト層のセパレーションが拡大していた。比較例4のタイヤでは、単線スチールワイヤの素線径dが太過ぎるため、ベルト層を構成する単線スチールワイヤに折損が生じていた。
1 トレッド部
1A 周方向溝
1B 陸部
2 サイドウォール部
3 ビード部
4 カーカス層
5 ビードコア
6 ビードフィラー
8 ベルト層
9 ベルトカバー層
10 単線スチールワイヤ
11 伸線痕

Claims (3)

  1. トレッド部におけるカーカス層の外周側に、複数本の単線スチールワイヤを引き揃えてゴム中に埋設してなるベルト層を備え、前記トレッド部にタイヤ周方向に延びる周方向溝を設けた空気入りラジアルタイヤにおいて、前記単線スチールワイヤの素線径dを0.28mm〜0.38mmとし、各単線スチールワイヤにその軸廻りに捩りを与えると共に、前記単線スチールワイヤの平均間隔を0.10mm以上とし、前記単線スチールワイヤの打ち込み密度E(本/50mm)を前記素線径dに対してE≧1869×d2 −1838×d+493の関係にしたことを特徴とする空気入りラジアルタイヤ。
  2. 前記単線スチールワイヤの軸方向に対するワイヤ表面捩り角を1°〜15°にしたことを特徴とする請求項1に記載の空気入りラジアルタイヤ。
  3. 少なくともタイヤ幅方向外側に位置する周方向溝に対応する領域において前記ベルト層の外周側にベルトカバー層を巻き付けたことを特徴とする請求項1又は2に記載の空気入りラジアルタイヤ。
JP2011135383A 2011-06-17 2011-06-17 空気入りラジアルタイヤ Active JP5099249B1 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011135383A JP5099249B1 (ja) 2011-06-17 2011-06-17 空気入りラジアルタイヤ
CN201280004984.XA CN103338944B (zh) 2011-06-17 2012-06-12 充气子午线轮胎
US14/126,795 US8820377B2 (en) 2011-06-17 2012-06-12 Pneumatic radial tire
PCT/JP2012/003813 WO2012172778A1 (ja) 2011-06-17 2012-06-12 空気入りラジアルタイヤ
DE112012000556.2T DE112012000556B4 (de) 2011-06-17 2012-06-12 Luftradialreifen

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011135383A JP5099249B1 (ja) 2011-06-17 2011-06-17 空気入りラジアルタイヤ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP5099249B1 true JP5099249B1 (ja) 2012-12-19
JP2013001275A JP2013001275A (ja) 2013-01-07

Family

ID=47528442

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011135383A Active JP5099249B1 (ja) 2011-06-17 2011-06-17 空気入りラジアルタイヤ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5099249B1 (ja)

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3040889B2 (ja) * 1992-12-28 2000-05-15 東京製綱株式会社 車両用タイヤのベルト補強層
JP3322935B2 (ja) * 1993-03-09 2002-09-09 横浜ゴム株式会社 空気入りラジアルタイヤ
JPH0939510A (ja) * 1995-08-04 1997-02-10 Yokohama Rubber Co Ltd:The 空気入りラジアルタイヤ
JPH09142104A (ja) * 1995-11-22 1997-06-03 Yokohama Rubber Co Ltd:The 乗用車用空気入りタイヤ
JPH1181167A (ja) * 1997-09-10 1999-03-26 Bridgestone Metalpha Kk スチールコード及びその製造方法並びに空気入りラジアルタイヤ
JP4756871B2 (ja) * 2005-02-10 2011-08-24 株式会社ブリヂストン 空気入りラジアルタイヤ
JP4761858B2 (ja) * 2005-07-11 2011-08-31 株式会社ブリヂストン 空気入りタイヤ
JP2007297765A (ja) * 2006-04-05 2007-11-15 Sumitomo Denko Steel Wire Kk ビードコード及び車両用タイヤ
JP2010089727A (ja) * 2008-10-10 2010-04-22 Bridgestone Corp 空気入りタイヤおよびその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2013001275A (ja) 2013-01-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20190077195A1 (en) Pneumatic tire
WO2012172778A1 (ja) 空気入りラジアルタイヤ
US20130048185A1 (en) Pneumatic radial tire for use on passenger cars
WO2013099248A1 (ja) 空気入りラジアルタイヤ
JP6848319B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP5257436B2 (ja) 空気入りラジアルタイヤ
JPWO2013176082A1 (ja) 乗用車用空気入りラジアルタイヤ
JP4888145B2 (ja) 空気入りラジアルタイヤ
JP2011156887A (ja) 空気入りラジアルタイヤ及びその製造方法
JP2012196983A (ja) 空気入りタイヤ
JP4683150B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP5099249B1 (ja) 空気入りラジアルタイヤ
WO2012141223A1 (ja) 空気入りタイヤ
JP6245011B2 (ja) 空気入りラジアルタイヤ
JP2013067191A (ja) 空気入りラジアルタイヤ
JP5099248B1 (ja) 空気入りラジアルタイヤ
JP5257411B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP6206168B2 (ja) スチールコード及びそれを用いた空気入りラジアルタイヤ
JP5678558B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP5257412B2 (ja) 空気入りラジアルタイヤ
JP5018955B2 (ja) 空気入りラジアルタイヤ
JP2013001320A (ja) 空気入りラジアルタイヤ
WO2023037720A1 (ja) 空気入りタイヤ
JP5093323B2 (ja) 空気入りラジアルタイヤ
JP7069728B2 (ja) 空気入りタイヤ

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120910

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151005

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5099249

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151005

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250