JP5098881B2 - 空調制御システム - Google Patents
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Description
空調制御システム(1)の動作について説明する。空調機(10)は、冷房運転と暖房運転とが実行可能となっている。また、空調制御システム(1)では、これらの冷房運転や暖房運転において、就寝者の中途覚醒を防止するための最適な室内温度を導出する予備運転が実行可能となっている。
予備運転は、例えばコントローラ等によって予備運転モードを選択することで実行される。予備運転では、就寝者の就寝期間中において、温度センサ(26)によって寝床内の温度が検出される(ステップS1)。同時に、中途覚醒判定部(55)によって中途覚醒の有無が適宜判定される(ステップS2)。そして、記憶部(42)には、室内の温度と中途覚醒の有無とが時系列データとして1分間隔毎に記憶されていく。つまり、記憶部(42)には、室内の温度が何度であれば中途覚醒があり、何度であれば中途覚醒が無かった、というような室内の温度と中途覚醒との関係が記憶されていく。
ところで、上記の予備運転中において、空調機(10)の目標温度が一定となる運転が行われると、就寝者の周囲の室内温度もほぼ均一に維持されてしまう。このような場合には、予備運転中に記憶部(42)に記憶される室内の温度の範囲が狭くなり、室内温度と就寝者の中途覚醒との関係を充分に得ることができなくなる。即ち、記憶部(42)に記憶される室内温度に関するデータは、できるだけ広範囲であり、且つ各室内温度の出現頻度が均一な頻度である方が、就寝者の中途覚醒を防止するための最適室内温度を精度良く求めることができる。そこで、本実施形態では、上記予備運転中において、空調能力制御部(45)が空調機(10)の温調能力を所定の変動幅で周期的に変化させるようにしている。
上記実施形態では、予備運転において、記憶部(42)に就寝者の中途覚醒と室内温度とを記憶していき、記憶部(42)に記憶された中途覚醒と室内温度との関係から最適室内温度を導出している。このため、その後の通常運転においては、空調機(10)の目標温度を上記最適室内温度とすることで、就寝者にとって良好な就寝環境を実現でき、就寝者の中途覚醒を必要最小限に抑えることができる。
上記実施形態については、以下のような各変形例の構成としても良い。
上記実施形態では、就寝者の中途覚醒を中途覚醒判定部(55)で判定し、この中途覚醒を睡眠質として最適室内温度を求めるようにしている。しかしながら、中途覚醒以外の他の睡眠質を用いて最適室内温度を求めるようにしても良い。
上記実施形態の空調機(10)は、室内の温度を調節するものであるが、室内の湿度を調節する空調機について、本発明を適用しても良い。即ち、就寝者の睡眠の質は、室内の温度だけでなく、室内の湿度との間にも所定の関係が成立する。そこで、空調機(10)で調湿が行われる室内について、空気状態検出部としての湿度センサで室内の湿度を検出し、最適空調状態検出部(44)によって、睡眠の質と室内湿度との関係から最適な室内湿度(最適な空調状態)を導出するようにしても良い。
上記実施形態では、就寝者が「入眠」と判定された入眠時刻から就寝者が「目覚め」と判定された目覚め時刻に至るまでの一期間について、室内の温度と睡眠質との関係から最適な室内の温度を導出するようにしている。しかしながら、入眠時刻から目覚め時刻までの期間を複数の期間に区分し、これらの期間毎にそれぞれ最適な室内温度を導出するようにしても良い。
上記実施形態については、以下のような構成としてもよい。
10 空調機(空調手段)
20 体動センサ(体動検出部、睡眠質導出部)
26 温度センサ(空調状態検出部、温度検出部)
42 記憶部
44 最適空調状態導出部
45 空調能力制御部
53 入眠判定部
54 目覚め判定部
55 中途覚醒判定部(睡眠質導出部)
Claims (7)
- 室内の空気を調和する空調手段(10)を備えた空調制御システムであって、
就寝者の睡眠の質を導出する睡眠質導出部(20,55)と、
室内の空調状態を検出する空調状態検出部(26)と、
上記睡眠質導出部(20,55)で導出した睡眠の質と、上記空調状態検出部(26)で検出した室内の空調状態とを所定の時間毎に記憶していく記憶部(42)と、
上記記憶部(42)に記憶された睡眠の質と空調状態との関係から、室内の最適な空調状態を導出する最適空調状態導出部(44)と、
上記記憶部(42)に上記睡眠の質と空調状態とを記憶させる期間中に、上記空調手段(10)の空調能力を所定の変動幅で変化させる空調能力制御部(45)とを備えていることを特徴とする空調制御システム。 - 請求項1において、
上記空調手段(10)は、室内の温度を調節するように構成され、
上記空調状態検出部は、上記室内の空調状態としての室内の温度を検出する温度検出部(26)で構成され、
上記記憶部(42)は、上記睡眠質導出部(20,55)で導出した睡眠の質と、上記温度検出部(26)で検出した室内の温度とを所定の時間毎に記憶していくように構成され、
上記最適空調状態導出部(44)は、上記記憶部(42)に記憶された睡眠の質と室内の温度との関係から、室内の最適な温度を導出するように構成され、
上記空調能力制御部(45)は、上記記憶部(42)に上記睡眠の質と室内温度とを記憶させる期間中に、室内の温度が所定の温度幅で変化するように上記空調手段(10)の温調能力を変化させることを特徴とする空調制御システム。 - 請求項2において、
上記空調能力制御部(45)は、所定の上限温度と該上限温度よりも低い所定の下限温度との間で室内の温度が周期的に変化するように上記空調手段(10)の温調能力を変化させることを特徴とする空調制御システム。 - 請求項1乃至3のいずれか1つにおいて、
就寝者の入眠を判定する入眠判定部(53)と、就寝者の目覚めを判定する目覚め判定部(54)を備え、
上記最適空調状態導出部(44)は、上記入眠判定部(53)で就寝者が入眠したと判定された時点から上記目覚め判定部(54)で就寝者が目覚めたと判定された時点に至るまでの期間において、上記記憶部(42)に記憶された睡眠の質と空調状態との関係から、室内の最適な空調状態を導出することを特徴とする空調制御システム。 - 請求項4において、
上記最適空調状態導出部(44)は、上記入眠判定部(53)で就寝者が入眠したと判定された時点から所定の時間が経過するまでの第1期間と、該第1期間の終了時点から所定の時間が経過するまでの第2期間と、該第2期間の終了時点から上記目覚め判定部(54)で就寝者が目覚めたと判定された時点に至るまでの第3期間とにおいて、上記記憶部(42)に記憶された期間毎の睡眠の質と室内の温度との関係から、該期間毎の室内の最適な空調状態をそれぞれ導出することを特徴とする空調制御システム。 - 請求項1乃至5のいずれか1つにおいて、
上記睡眠質導出部(20,55)は、就寝者の体動を検出する体動検出部(20)を有し、該体動検出部(20)で検出した体動に基づいて就寝者の中途覚醒を上記睡眠質として導出するように構成され、
上記記憶部(42)は、上記空調能力制御部(45)によって空調手段(10)の温調能力を変化させる運転中に、上記睡眠質導出部(55)で検出した就寝者の中途覚醒と、上記空調状態検出部(26)で検出した室内の空調状態とを所定の時間毎に記憶していくように構成され、
上記最適空調状態導出部(44)は、上記記憶部(42)に記憶された睡眠の質と室内の空調状態との関係から、室内の最適な空調状態を導出することを特徴とする空調制御システム。 - 請求項1乃至5のいずれか1つにおいて、
上記睡眠質導出部(20)は、寝具上の就寝者の体動を上記睡眠質として検出するように構成され、
上記記憶部(42)は、上記空調能力制御部(45)によって空調手段(10)の温調能力を変化させる運転中に、上記睡眠質導出部(42)で検出した就寝者の体動の大きさと、上記空調状態検出部(26)で検出した室内の空調状態とを所定の時間毎に記憶していくように構成され、
上記最適空調状態導出部(44)は、上記記憶部(42)に記憶された体動の大きさと室内の空調状態との関係から、室内の最適な空調状態を導出することを特徴とする空調制御システム。
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