JP5097499B2 - 低合金耐熱鋼用ガスシールドアーク溶接用フラックス入りワイヤ - Google Patents
低合金耐熱鋼用ガスシールドアーク溶接用フラックス入りワイヤ Download PDFInfo
- Publication number
- JP5097499B2 JP5097499B2 JP2007260291A JP2007260291A JP5097499B2 JP 5097499 B2 JP5097499 B2 JP 5097499B2 JP 2007260291 A JP2007260291 A JP 2007260291A JP 2007260291 A JP2007260291 A JP 2007260291A JP 5097499 B2 JP5097499 B2 JP 5097499B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mass
- flux
- cored wire
- wire
- welding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Description
BaF2:1.0乃至5.0質量%、
Al:0.3乃至3.0質量%、
C:0.04乃至0.15質量%、
N:0.005乃至0.040質量%、
Cr:1.0乃至2.7質量%、
Mo:0.4乃至1.3量%、
Si:0.05乃至0.5質量%、
Mn:0.5乃至1.5質量%、及び
Fe:85乃至95質量%を含有し、
Ni:0.1質量%以下に規制することを特徴とする。
3.0≦[Al]/([C]+[N])≦15.0
の関係を満足することが好ましい。
塩基性フラックス原料及び各種弗化物は、フラックスに含まれて溶接金属中に入り、高いスラグ塩基度のゆえに、スラグメタル反応により溶接金属の酸素量を低減する。また、弗化物はアーク雰囲気で解離し、ガス化した弗素ガスが、弗素分圧を上げ、相対的な酸素分圧を下げるため、より一層溶接金属の酸素量低減に効果がある。また、アーク中で溶融金属の撹拌を促進する等により、溶融金属からのスラグの浮上・分離を促進することからも、溶接金属の酸素量を低減する作用を有する。
一般に、Alは融点が低く、イオン化エネルギも小さいため、アーク安定性を高めることは知られているが、本発明者等の研究によれば、特に、BaF2とAlの複合添加は、アーク安定性を著しく向上させる効果がある。また、Alは溶接金属の粘性を向上させ、立向溶接姿勢での垂れを防止するうえでも顕著な効果がある。それらの効果はAl含有量が0.3質量%よりも少ないと不十分であるが、逆に3.0質量%を超えると、溶接金属の粘性が高くなり過ぎて、美麗な溶接ビードが得られなくなる。また、Al含有量が3.0質量%を超えると、溶接金属性能の靭性及び高温特性等の機械的性能も、1.25Cr−0.5Mo系及び2.25Cr−1Mo系低合金鋼として劣悪になってしまう。
Cは、焼入れ性を高めて溶接金属の引張強度と靭性を向上させる効果を有し、低合金耐熱鋼の溶接金属が低合金耐熱鋼としての所定の性能を得るためには必須の元素である。本発明においては、この効果に加えて、Cは、上述のAlの添加によりδフェライトが析出しやすくなることを抑制するためのγ生成元素としての作用効果がある。このδフェライト抑制のためのγ生成元素としての作用のためには、Cは少なくともワイヤ中に0.04質量%以上含有されることが必要である。しかしながら、他方、Cの0.15質量%を超える添加は、溶接金属に焼入れ過剰及びMAの析出を引き起こす原因となり、溶接金属の引張強度が過度となり、靭性が著しく低下するうえ、高温割れを引き起こす場合もある。そのため、Cは0.04乃至0.15質量%とすることが必要である。
Nは、溶接金属中で窒化物となって析出することにより、フェライトバンドを抑制する効果を有する。また、本発明においては、フェライトバンドの抑制に加えて、Nは、上述のAlの添加によりδフェライトが析出することを抑制するためのγ生成元素としての作用効果がある。
Cr及びMoは、低合金耐熱鋼としての所定の機械的性能及び耐熱性を付与するために、Cr:1.0乃至2.7質量%、Mo:0.4乃至1.3質量%の範囲で添加することが必要である。JIS Z3318においては、YF1CM−Gに分類される低合金鋼用フラックス入りワイヤ(その溶着金属成分が、Cr:1.00〜1.50質量%及びMo:0.40〜0.65質量%)、YF2CM−Gに分類される低合金鋼用フラックス入りワイヤ(その溶着金属成分がCr:2.00〜2.50質量%及びMo:0.90〜1.20質量%)を本発明の対象とする。なお、AWS A5.29も、同様のCr及びMoの含有量範囲を有する。そして、この範囲に溶着金属のCr及びMoを入れるために、歩留を考慮して、本発明のフラックス入りワイヤは、Cr:1.0乃至2.7質量%及びMo:0.4乃至1.3質量%とする。
Feは、フラックス中のFeと、鋼製外皮中のFeとの総和で規定する。Feは、フラックス中においては、鉄粉、Fe−Mn、Fe−Si、Fe−Al等の合金鉄の形で添加される。従来より、これらの鉄粉又は合金鉄が鉄分によって溶接金属量を増加させる効果があり、施工能率を向上させることが知られている。また、鉄粉及び合金鉄粉は他のフラックス成分と混合されてフラックス全体の流動性を大きく改善する。本発明では、フラックス成分として用いるBaF2が著しくフラックスの流動性を阻害するため、特に鉄粉及び合金鉄粉の添加により、上述の溶接金属量増大作用を得ることにより、優れた溶接性が得られる。このため、施工能率とフラックス流動性の観点から、ワイヤ全質量あたり、Feは85質量%以上添加される必要がある。一方、Feが95質量%を超えると、上述の種々のフラックス成分を十分に添加することができなくなる。このため、Feの添加量は、85乃至95質量%とする。
Siは、フェライト形成元素であることと、焼き戻し脆化の促進元素であるために、低合金耐熱鋼の分野では0.5質量%を超える積極添加は好ましくない。しかし、Siは母材と溶接金属とのなじみ、いわゆるビードのなじみを良くするのに有効な成分である。鋼製外皮及びフラックス中のSiの総和が0.05質量%未満ではそのような効果は十分発揮されない。従って、Si量は0.05乃至0.5質量%の範囲とする。Siは、フラックス中のSiと鋼製外皮中のSiとの総和で規定し、フラックスからは、Fe−Si、Fe−Si−Zrなどの合金形態で添加できる。
Mnは、γ形成元素であり、特に本発明のようなAlを大量に含んだ溶接金属での靭性を確保するのに有効な成分である。しかし、ワイヤ全質量中のMn量の総和が0.5質量%未満ではそのような効果が十分発揮されず、一方、Mnが1.5質量%を超えると、溶接金属が熱処理過程において焼き戻し脆化を生じて、実用上の適用は難しくなる。従って、Mn量は0.5乃至1.5質量%の範囲とする。Mnはフラックス中のMnと鋼製外皮中のMnとの総和で規定し、フラックスからは金属Mnの形のほか、Fe−Mn、Fe−Si−Mnなどの合金形態で添加できる。
Niは、γ形成元素であり、本発明のようなAlを大量に含んだ溶接金属での靭性を確保するのに有効な成分である。しかし、高温での操業に供される低合金耐熱鋼の場合には、Niは焼き戻し脆化を促進してしまう作用がある。このため、Niの添加はワイヤ全質量中のNi量の総和として0.1質量%以下に規制する。
Mgは酸素との親和力が高い強脱酸剤であり、溶接金属の酸素量を低減し、粘性を上昇させる。また、溶接金属の低酸素化は靭性を確保するためにも有効である。さらに、生成されるMg酸化物が高融点であることから溶接ビードを被包して、全姿勢での溶接作業性を向上させる。そのため、Mgは必要に応じて添加されるが、このMgの添加はワイヤ全質量中のMg量の総和として0.1質量%以上であることが必要である。しかし、Mg含有量が0.5質量%を超えた場合は、溶接金属の粘性を過度に上昇させてしまって溶接ビードが広がっていかず、結果として美麗な溶接部が得られなくなってしまう上、スパッタの大量発生を生じて溶接材料としては不適切となる。従って、Mg含有量は0.1乃至0.5質量%とする。Mgはフラックスから、金属Mgの形のほか、Al−Mg、Fe−Si−Mgなどの合金形態で添加できる。
ワイヤに含まれる酸化物は、溶接金属中で核生成サイトとして作用し、結晶粒の微細化に効果があり、As SRでの靭性はもとより、焼き戻し脆化の防止に効果がある。このため、酸化物は、必要に応じて、添加される。本発明では、他の必須添加フラックス元素との兼ね合いから、溶接作業性をあまり劣化させずに添加できる酸化物としては、鉄酸化物、Mn酸化物、Zr酸化物又はMg酸化物がある。そして、その効果が発揮されるのは、ワイヤ全質量に対して、1種又は2種以上の総計で0.5質量%以上である。一方、酸化物の2.5質量%以上の添加は、溶接時のスパッタの多発等の作業性の劣化を生じさせることと、溶接金属中の介在物量の増加による靭性低下を生じるため、避ける必要がある。よって、本発明ではフラックス中に鉄酸化物(FeO換算)、Mn酸化物(MnO換算)、Zr酸化物(ZrO2換算)及びMg酸化物(MgO換算)からなる群から選択された1種又は2種以上の酸化物を総計で0.5乃至2.5質量%添加する。
Alを含んだ溶接金属で、フェライトバンド及びδフェライトの析出を抑制するためには、上述してきた如く、γ生成元素を添加する必要がある。本発明では、上述の如く、γ生成元素としてCとNが必要であるが、溶接金属中でのAlとの添加バランスを考慮することにより、その改善効果はより著しくなっていく。そのために、Al、C、Nのバランスとして、各元素の添加量を[]で表した場合に、[Al]/([C]+[N])を3.0乃至15.0とすることが好ましい。本発明者等は、[C]と[N]の総和に対して[Al]の比が3.0未満の場合、CとNの添加量が多すぎて強度が高くなりすぎ、良好な靭性が得られないことを見出した。また、この比が15.0を超えると、フェライト抑制の効果が現れない。よって、ワイヤ全質量による計算で、[Al]/([C]+[N]):3.0乃至15.0とすることが好ましい。
Claims (4)
- 鋼製外皮にフラックスを充填してなる直流逆極性にて使用する低合金耐熱鋼用ガスシールドアーク溶接用フラックス入りワイヤであって、鋼製外皮及びフラックスからなるワイヤ全体で、ワイヤ全質量に対して、
BaF2:1.0乃至5.0質量%、
Al:0.3乃至3.0質量%、
C:0.04乃至0.15質量%、
N:0.005乃至0.040質量%、
Cr:1.0乃至2.7質量%、
Mo:0.4乃至1.3量%、
Si:0.05乃至0.5質量%、
Mn:0.5乃至1.5質量%、及び
Fe:85乃至95質量%を含有し、
Ni:0.1質量%以下に規制することを特徴とする低合金耐熱鋼用ガスシールドアーク溶接用フラックス入りワイヤ。 - ワイヤ全質量に対して、フラックス中に、Mgを0.1乃至0.5質量%含有することを特徴とする請求項1に記載の低合金耐熱鋼用ガスシールドアーク溶接用フラックス入りワイヤ。
- ワイヤ全質量に対して、フラックス中に、鉄酸化物(FeO換算)、Mn酸化物(MnO換算)、Zr酸化物(ZrO2換算)及びMg酸化物(MgO換算)からなる群から選択された1種又は2種以上を総計で0.5乃至2.5質量%含有することを特徴とする請求項1又は2に記載の低合金耐熱鋼用ガスシールドアーク溶接用フラックス入りワイヤ。
- Al、C及びNの含有量を夫々[Al]、[C]、[N]とすると、
3.0≦[Al]/([C]+[N])≦15.0
の関係を満足することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の低合金耐熱鋼用ガスシールドアーク溶接用フラックス入りワイヤ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007260291A JP5097499B2 (ja) | 2006-10-19 | 2007-10-03 | 低合金耐熱鋼用ガスシールドアーク溶接用フラックス入りワイヤ |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006285588 | 2006-10-19 | ||
JP2006285588 | 2006-10-19 | ||
JP2007260291A JP5097499B2 (ja) | 2006-10-19 | 2007-10-03 | 低合金耐熱鋼用ガスシールドアーク溶接用フラックス入りワイヤ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008119748A JP2008119748A (ja) | 2008-05-29 |
JP5097499B2 true JP5097499B2 (ja) | 2012-12-12 |
Family
ID=39505067
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007260291A Expired - Fee Related JP5097499B2 (ja) | 2006-10-19 | 2007-10-03 | 低合金耐熱鋼用ガスシールドアーク溶接用フラックス入りワイヤ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5097499B2 (ja) |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011074689A1 (ja) | 2009-12-16 | 2011-06-23 | 新日本製鐵株式会社 | 全姿勢溶接が可能なガスシールドアーク溶接用フラックス入りワイヤ |
JP5409459B2 (ja) * | 2010-03-17 | 2014-02-05 | 日鐵住金溶接工業株式会社 | オーステナイト系ステンレス鋼溶接用フラックス入りワイヤ |
JP5459083B2 (ja) * | 2010-06-04 | 2014-04-02 | 新日鐵住金株式会社 | 高張力鋼用炭酸ガスシールドアーク溶接用フラックス入りワイヤ |
CN102785041B (zh) * | 2011-05-17 | 2016-03-09 | 天津雷公焊接材料有限公司 | 全位置碱性气体保护药芯焊丝 |
CN102642103B (zh) * | 2012-04-13 | 2014-10-01 | 武汉铁锚焊接材料股份有限公司 | 焊接铬钼钢用金属粉芯型药芯焊丝及其制备与应用 |
JP6322093B2 (ja) * | 2014-09-03 | 2018-05-09 | 株式会社神戸製鋼所 | ガスシールドアーク溶接用フラックス入りワイヤ |
JP6453178B2 (ja) * | 2015-07-17 | 2019-01-16 | 株式会社神戸製鋼所 | ガスシールドアーク溶接用フラックス入りワイヤ |
JP6874425B2 (ja) * | 2017-03-06 | 2021-05-19 | 日本製鉄株式会社 | ガスシールドアーク溶接用フラックス入りワイヤ及び溶接継手の製造方法 |
CN112935625B (zh) * | 2021-02-05 | 2023-02-21 | 天津市金桥焊材集团股份有限公司 | 一种能适应高原气候的高韧性碱性全位置药芯焊丝 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2578483B2 (ja) * | 1988-08-17 | 1997-02-05 | 株式会社神戸製鋼所 | ガスシールドアーク溶接フラックス入りワイヤ |
JP3586362B2 (ja) * | 1997-08-22 | 2004-11-10 | 株式会社神戸製鋼所 | ガスシールドアーク溶接用フラックス入りワイヤ |
-
2007
- 2007-10-03 JP JP2007260291A patent/JP5097499B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2008119748A (ja) | 2008-05-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100920549B1 (ko) | 가스 실드 아크 용접용 플럭스 함유 와이어 | |
JP5097499B2 (ja) | 低合金耐熱鋼用ガスシールドアーク溶接用フラックス入りワイヤ | |
JP3758040B2 (ja) | 低合金耐熱鋼用ガスシールドアーク溶接用フラックス入りワイヤ | |
KR101970076B1 (ko) | 가스 실드 아크 용접용 플럭스 코어드 와이어 | |
WO2018051823A1 (ja) | エレクトロスラグ溶接用ワイヤ、エレクトロスラグ溶接用フラックス及び溶接継手 | |
JP7188646B1 (ja) | サブマージアーク溶接継手 | |
JP2011212691A (ja) | 細径多電極サブマージアーク溶接用フラックス入り溶接ワイヤ | |
JP7276597B2 (ja) | サブマージアーク溶接用ワイヤおよびそれを用いた溶接継手部の製造方法 | |
KR102088179B1 (ko) | 서브머지드 아크 용접용 와이어 | |
WO2015159806A1 (ja) | 強度、靭性および耐sr割れ性に優れた溶接金属 | |
CN112621016B (zh) | 焊接用材料、焊接金属和电渣焊方法 | |
KR102197134B1 (ko) | Ni기 합금 플럭스 코어드 와이어 | |
JPS62252695A (ja) | 低温用鋼の潜弧溶接方法 | |
JP4486528B2 (ja) | 溶接部の耐脆性破壊発生特性に優れたエレクトロガスアーク溶接方法 | |
JP5726017B2 (ja) | サブマージアーク溶接用ボンドフラックス及び溶接方法 | |
JP5244035B2 (ja) | 溶接金属 | |
JP4309172B2 (ja) | 低合金耐熱鋼用低水素系被覆アーク溶接棒 | |
JP2011206828A (ja) | 細径多電極サブマージアーク溶接用フラックス入り溶接ワイヤ | |
JPS632592A (ja) | 低合金耐熱鋼溶接用フラツクス入りワイヤ | |
JP2017001048A (ja) | 溶接金属、溶接構造体、及びフラックス入りワイヤ | |
JP7235185B1 (ja) | サブマージアーク溶接用メタルコアードワイヤおよびそれを用いたサブマージアーク溶接方法 | |
JP7267521B1 (ja) | サブマージアーク溶接方法 | |
JP4701619B2 (ja) | 大入熱エレクトロスラグ溶接方法 | |
JPH08174267A (ja) | アーク溶接用フラックス入りワイヤ | |
JP7156585B1 (ja) | サブマージアーク溶接継手 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090929 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120904 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120924 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5097499 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150928 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |