JP5096309B2 - Uv−a線で硬化可能な溶媒含有混合物、その製造方法及びその使用 - Google Patents

Uv−a線で硬化可能な溶媒含有混合物、その製造方法及びその使用 Download PDF

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Description

本発明は、新規の、UV−A線で硬化可能な溶媒含有混合物に関する。更に本発明は、UV−A線で硬化可能な溶媒含有混合物の新規の製造方法に関する。更に本発明は、この新規の、UV−A線で硬化可能な溶媒含有混合物の又はこの新規の方法を用いて製造されたUV−A線で硬化可能な溶媒含有混合物の、自動車補修塗装におけるスポットブレンダー(Spotblender)としての使用に関する。
自動車補修塗装では、大きな損傷部分の場合には通常は、このボディの損傷部分が取り除かれ、全面的に補修塗装される。小規模の損傷、例えばカギ引っ掻き傷又はへこみ(Rempler)(例えば、駐車場分画での)では、これはまさに新規の及び/又は特別に高価な自動車の場合に極めて不愉快であるが、この方法は極めて手間がかかりかつこの損傷の大きさにはふさわしくない。小規模損傷は従って有利には、部分での自動車小規模補修のための方法を用いて除かれる。この方法は、この専門業界によりポイント修理又はスポット補修とも呼ばれる。
公知のスポット補修方法はしかしながら数々の欠点を有し、実施することが困難である。しばしば、当初の塗装上でのクリア塗料吹付けミストの流出区域(Auslaufzone)が余りに広いので、これは補修塗装及び当初の塗装の光学的適合を困難にする。更に、当初の塗装上での補修クリア塗装の劣悪な付着のために、損傷部位の周囲の流出区域中で補修クリア塗装が破損又ははがれる可能性がある。これにより顕著に可視可能な縁が生じ、この縁は、当初の塗装の直ぐ上にある補修クリア塗装を完全に取り囲む(umlaufen)可能性さえある。補修塗装はこの際、光学的にハードなコーティングのために全体として、"貼り付けプラスター(Pflaster)"のように作用する。
流出区域中での破損又ははがれ及び光学的特性の困難な適合性の問題を、いわゆるスポットブレンダーを、硬化していない補修クリア塗装上に適用することにより解決することが試みられている。これにより特別に"軟質の"コーティングが生じ、補修クリア塗装が当初の塗装に対する周辺区域中ではがれることが妨げられることが望ましい。
ここで、ドイツ国特許出願DE 100 43 810 A1から公知のスポット補修方法は実質的な利点を伴う。従って、研磨及び/又はポリッシング時間は慣用の方法と比較して50%よりも多くだけ減少されることができた。この生じる補修塗装は、光学的にもはや当初の塗装から浮いて見えなかった。流出区域中での補修クリア塗装のはがれ又は破損はもはや観察されない。この補修塗装は高い品質であり、従ってこのスポット補修方法は、当初の塗装の部分での自動車補修にも、自動車製造のラインで使用されることができる。この高い通過速度(i. O. -Rate)のために、これにより著しい経済的利点が達成される。
無論、公知のスポット補修方法の際に使用されるスポットブレンダーは、化学線、有利にはUV線で、特にUV−A線で硬化可能なクリア塗料が使用されるスポット補修方法において使用されるために完全に適する訳ではない("化学線"とは、ドイツ語特許出願DE 103 16 890 A1、6頁、段落[0035]が参照される。)。
国際特許出願WO 94/11123からは、
6〜10部 多官能性メラミンアクリラート、
5〜8部 ポリエーテルアクリラートオリゴマー、
9〜12部 エポキシアクリラート、
6〜10部 エトキシル化されたトリメチロールプロパントリアクリラート、
9〜12部 イソデシルアクリラート、
40〜60部 アルコール、グリコールエーテル及びアセタートからなる溶媒混合物、
0.6〜1.2部 p−フェニルベンゾフェノン、
0.1〜0.3部 ポリエーテル変性されたジメチルポリシロキサンコポリマー、及び
4〜6部 ポリシロキサンポリエーテルコポリマーからなるUV−A線で硬化可能な溶媒含有混合物が公知である。この公知の混合物は、耐引掻性の曇り防止層の製造に用いられる。
ドイツ語特許出願DE 100 48 849 A1 , DE 102 02 565 A1及びDE 103 16 890 A1からは、
−ヒドロキシル基含有メタクリラートコポリマー、
−ジペンタエリトリトールペンタアクリラート、
−溶媒、例えば酢酸ブチル、エトキシエチルプロピオナート、メチルイソアミルケトン及び
Solventnaphtha(R)
−Ciba Spezialitaetenchemie社のIrgacure(R) 184(1−ヒドロキシ−シクロヘキシルフェニルケトン;白色粉体;吸収極大、ラムダ=240〜250nm及び320nm〜335nm)、
−BASF Aktiengesellschaft社のLucirin(R) TPO(アシルホスフィンオキシド;脱色粉体;吸収極大、ラムダ=380nm)、
−湿潤剤及び
−光安定剤
を含有するUV−A線で硬化可能な溶媒含有混合物が公知である。この混合物は、熱及び化学線により(デュアルキュア)硬化可能なクリア塗料の製造のためのみに使用され、この塗料は補修クリア塗料としても使用されることができる。この混合物は、スポット補修方法におけるスポットブレンダーとしては使用されない。
ドイツ国特許公報DE 197 09 467 C1からは、UV線で硬化可能な溶媒不含の混合物が公知であり、この混合物は例えば、
−六官能性ウレタンアクリラート、
−ヘキサンジオールジアクリラート及び
−Irgacure(R) を含有する。この混合物は、特に補修−クリア塗料としても使用される。前記混合物はスポットブレンダーとしてスポット補修方法においては使用されることができない。
本発明の課題は、新規の、UV−A線で硬化可能な溶媒含有混合物であって、
−物理的に硬化可能な、
−熱により硬化可能な、
−化学線で、有利にはUV線で、特にUV−A線で硬化可能な、又は
−デュアルキュア硬化可能な補修クリア塗料、
有利には、UV−A線で又は熱により及びUV−A線で硬化可能な補修クリア塗料が使用される、スポット補修方法においてスポットブレンダーとして使用される混合物を提供することである。
この新規の、UV−A線で硬化可能な溶媒含有混合物は、全てのこの補修クリア塗料を用いて、極めて短時間で研磨及び/又はポリッシングすることが可能であり、光学的に当初の塗装からもはや際だって見えず、流出区域中ではがれ又は破損をもはや示さず、かつラインでの当初の塗装の部分での自動車小規模補修にも使用されることもできる高い品質にある補修塗装を提供する、スポット補修方法の実施を可能にするものである。
これに応じて、新規の、UV−A線で硬化可能な溶媒含有混合物であって、
(A)次のものからなる群から選択される少なくとも1種のUV−A線で硬化可能な成分1〜50質量%、UVーA線で硬化可能な反応性の官能基少なくとも3個及びイソシアナート反応性の官能基少なくとも1個を含有するモノマー(a1)、及び、イソシアナート反応性の官能基を含有せず、UVーA線で硬化可能な反応性の官能基少なくとも2個を含有するモノマー(a21)及びUVーA線で硬化可能な反応性の官能基少なくとも2個及びイソシアナート反応性の官能基少なくとも1個を含有するモノマー(a22)からなる混合物(a2);
(B)少なくとも1つの吸収極大をラムダ=300〜400nmの波長範囲内に有する、少なくとも1種の無色の又は実質的に無色の光開始剤0.01〜10質量%;
(C)3〜10個の炭素原子をアルキル基及び/又はシクロアルキル基中に有する、少なくとも1種のアルキル−及び/又はシクロアルキルアセタート10〜70質量%;
(D)少なくとも1種のアルコキシアルキル−、アルコキシシクロアルキル−、シクロアルコキシアルキル−及び/又はシクロアルコキシシクロアルキルアセタート10〜70質量%;
(E)表面張力を減少させる成分少なくとも1種0.01〜5質量%及び
(F)1〜6個の炭素原子を分子中に有する少なくとも2個のアルキル基を有する、少なくとも1種のアルキル芳香族化合物0〜50質量%;
(G) 成分(A)〜(F)とは相違する少なくとも1種の添加剤0〜50質量%、
からなるUV−A線で硬化可能な溶媒含有混合物;
が見出され、この混合物を以下において"本発明による混合物"と呼ぶ。
更に、成分(A)〜(E)並びに場合により(F)及び/又は(G)を相互に混合し、この後で生じた混合物を均質化するUV−A線で硬化可能な溶媒含有混合物の新規の製造方法が見出され、以下においてこの製造方法を"本発明による方法"と呼ぶ。
更に、本発明による混合物又は本発明による方法を用いて製造された、UV−A線で硬化可能な溶媒含有混合物の、スポット補修方法における、スポットブレンダーとしての、又はスポットブレンダーの実質的な成分としての新規の使用が見出され、以下においてこの使用を"本発明による使用"と呼ぶ。
他の本発明の主題は発明の詳細な説明から明らかである。
公知先行技術に照らし合わせると、本発明の根底を成す課題が本発明による混合物及び本発明による方法、本発明による方法、及び本発明による使用によって解決され得たことは意想外であり、かつ当業者にとっては予期し得なかったことである。
特に、本発明による混合物が本発明による使用において、
−物理的に硬化可能な、
−熱により硬化可能な、
−化学線で、有利にはUV線で、特にUV−A線で硬化可能な、又は
−デュアルキュア硬化可能な補修クリア塗料、
有利には、UV−A線で又は熱により及びUV−A線で硬化可能な補修クリア塗料が使用されるスポット補修方法において、スポットブレンダーとして又はスポットブレンダーの実質的な成分として使用されることは意外であった。
本発明による混合物が、実質的な成分として補修クリア塗料に添加されることができ、この後に有利にスポットブレンダーとして使用されることができることは特に意外であった。
本発明による混合物は、全てのこの補修クリア塗料を用いて、極めて短時間で研磨及び/又はポリッシングすることが可能であり、光学的に当初の塗装からもはや際だって見えず、流出区域中ではがれ又は破損をもはや示さず、かつラインで当初の塗装の部分での自動車小規模補修にも使用されることができる高い品質にある補修塗装を提供した、スポット補修方法の実施を可能にした。
本発明による混合物は従って、並はずれて幅広く適用可能であり、かつ本発明による使用は塗装作業及びその顧客のための技術的な利点のために、著しい経済的利点を必然的に伴う。
特に、本発明による混合物は、本発明による方法を用いて、単純かつ極めて良好に再現可能に経済的に製造されることができる。
本発明による混合物は、UV−A線を用いて硬化可能である。周知のように、UV−A線とは、波長範囲がラムダ=300〜400nmのUV線が理解される。UV−A線のための適した光源は、通常かつ公知のものであり、例えば、ドイツ国特許出願DE 103 16 890 A1、17頁、段落[0128]〜[0130]、又は国際特許出願WO94/11123、2頁、35行〜3頁6行、3頁10〜15行及び8頁1〜14行に記載されている。
本発明による混合物は、成分(A)、(B)、(C)、(D)及び(E)並びに場合により(F)及び(G)からなる。
成分(A)は、UV−A線で硬化可能であり、かつ本発明による混合物中で、1〜50質量%、有利には5〜20質量%、特に7〜15質量%の量で含有されている。
成分(A)は、
−モノマー(a1)であって、UV−A線で硬化可能な反応性の官能基少なくとも3個、有利には少なくとも4個、有利には少なくとも5個、特に5個、及び、イソシアナート反応性の官能基少なくとも1個、特に1個を含有するモノマー(a1)、及び
−混合物(a2)であって、
−UV−A線で硬化可能な反応性の官能基少なくとも2個、有利には少なくとも3個、有利には少なくとも4個、特に4個を含有する、イソシアナート反応性の官能基を含有しないモノマー(a21)、及び、
−UV−A線で硬化可能な反応性の官能基少なくとも2個、有利には少なくとも3個、特に3個、並びにイソシアナート反応性の官能基少なくとも1個、特に1個を含有するモノマー(a22)、
からなる混合物(a2)、
からなる群から選択される。
UV−A線で硬化可能な反応性の官能基の適した例は、ドイツ国特許出願DE 103 16 890 A1 、6頁、[0035]及び[0039]〜[0041]中に記載された反応性の官能基である。特に、アクリラート基が使用される。
イソシアナート反応性の官能基の適した例は、ヒドロキシル基、チオール基並びに第一級及び第二級アミノ基、特にヒドロキシル基である。
特に良好に適したモノマー(a1)のための例は、ジペンタエリトリトールペンタアクリラートである。
特に良好に適した混合物(a2)のための例は、ペンタエリトリトールテトラアクリラート(a21)及びペンタエリトリトールトリアクリラート(a22)からなる混合物である。
成分(B)は、少なくとも1種の光開始剤、有利には少なくとも2種の、特に2種の光開始剤からなり、かつ本発明による混合物中に、0.01〜10質量%、有利には0.05〜5質量%、特に0.05〜3質量%の量で含有されている。
光開始剤(B)は無色(farblos)である。これは、その物体色が白色であることを意味する(参照、Roempp Lexikon Lacke und Druckfarben, Georg Thieme Verlag, Stuttgart New York, 1998, "Koerperfarben"及び"Unbuntpunkt")。
光開始剤(B)は、一方で、実質的に無色であってもよい。これは、光開始剤(B)が少ない彩度(Bundheit)の固有色、例えば極めて弱い黄みのトーンを有するが、光開始剤(B)が適用される濃度では、本発明による混合物及びこの混合物により製造された補修塗装には変色を引き起こさないことを意味する。
光開始剤(B)は少なくとも1つの吸収極大を、ラムダ=300〜400nm、有利には320〜390nm、特に340〜380nmの波長範囲内に有する。
光開始剤(B)として、上述の特性を有する限りは、全ての慣用かつ公知の光開始剤が考慮され、例えばこれは、ドイツ国特許出願DE 103 16 890 A1、6頁、段落[0035]及び[0036]、又はRoempp Lexikon Lacke und Druckfarben, Georg Thieme Verlag, Stuttgart, New York, 1998, "Photoinitiatoren"に記載されている。
特に良好に適した光開始剤(B)の例は、1−ヒドロキシ−シクロヘキシルフェニルケトン(Ciba Spezialitaetenchemie社のIrgacure(R) 184)、2,2−ジメトキシ−1,2−ジフェニルエタン−1−オン(Ciba Spezialitaetenchemie社のIrgacure(R) 651)及びジフェニル(2,4,6−トリメチルベンゾイル)ホスフィンオキシド(Ciba Spezialitaetenchemie社のDarocur(R) 4265)、特にIrgacure(R) 184及びIrgacure(R) 651の混合物である。
成分(C)は、3〜10個の炭素原子をアルキル基及び/又はシクロアルキル基中に有する、アルキル−及び/又はシクロアルキルアセタートからなる群から選択される。適した成分(C)の例は、ドイツ国特許出願DE 100 43 810 A1、第3欄、段落[0016]〜[0018]から公知である。特に酢酸ブチルが使用される。
成分(C)は、本発明による混合物中で、10〜70質量%、有利には15〜50質量%、特に20〜45質量%の量で含有されている。
成分(D)は、アルコキシアルキル−、アルコキシシクロアルキル−、シクロアルコキシアルキル−及び/又はシクロアルコキシシクロアルキルアセタートからなる群から選択される。適した成分(D)は、ドイツ国特許出願DE 100 43 810 A1、第3欄、段落[0020]〜第4欄、段落[0025]から公知である。特に、1−メトキシプロピルアセタートが使用される。
成分(D)は、本発明による混合物中で、10〜70質量%、有利には15〜50質量%、特に20〜45質量%の量で含有されている。
成分(E)は、表面張力を減少させる化合物少なくとも1種、特に少なくとも1種の湿潤剤である(このために、Roempp Lexikon Lacke und Druckfarben, Georg Thieme Verlag, Stuttgart, New York, 1998, "Netzmittel" 及び "Verlauf(hilfs)mittel"参照のこと)。適した湿潤剤の例は、ドイツ特許出願DE 100 43 810 A1 、第4欄、段落[0032]から公知である。特にポリエーテル変性されたメチルポリシロキサンが使用される。これは、商標名Baysilone(R) OL 44で、Borchers社から販売されている。
成分(E)は、本発明による混合物中で、0.001〜5質量%、有利には0.005〜2質量%、特に0.05〜1質量%の量で含有されている。
本発明による混合物は、成分(F)を50質量%まで含有することができる。成分(F)は、1〜6個の炭素原子を分子中に有するアルキル基少なくとも2個を有するアルキル芳香族化合物からなる群から選択される。適した成分(F)の例は、ドイツ国特許出願DE 100 43 810 A1、第4欄、段落[0027]から公知である。特にキシレンが使用される。成分(F)は有利には、本発明による混合物中で、5〜50質量%、有利には10〜30質量%、特に10〜25質量%の量で含有されている。
更に本発明による混合物は、成分(A)〜(F)とは相違する少なくとも1種の添加剤(G)を50質量%まで含有することができる。
有利には、添加剤は、光安定剤、例えばUV吸収剤及び不可逆的ラジカル捕捉剤(HALS)、酸化防止剤、塗料で慣用の溶媒、殺生物剤及び熱による架橋のための触媒からなる群から選択される。添加剤(G)の使用される量は従って、添加剤から添加剤(G)へと極めて幅広く変動することができる。有利には、熱による架橋のための触媒、特に有利には、イソシアナート基とイソシアナート反応性の官能基との反応の触媒、特に有利には、ビスマス−及び/又はスズ化合物、特にジブチルスズジラウラートが使用される。
イソシアナート基とイソシアナート反応性の官能基との反応のための触媒(G)は、有利には、スポットブレンダーとして、ポリイソシアナート含有多成分系、特に二成分系から製造されている熱により硬化可能な又はデュアルキュア硬化可能な補修クリア塗料が使用されるスポット補修方法において使用される発明による混合物中で使用される。このような場合には、触媒(G)は、本発明による混合物中で、0.01〜2質量%、有利には0.03〜1質量%、特に0.05〜0.5質量%の量で含有されている。
一方で本発明による混合物が、スポットブレンダーとして、物理的に硬化可能な、熱により硬化可能な、化学線で硬化可能な、又はデュアルキュア硬化可能な、一成分−補修クリア塗料が使用されるスポット補修方法において使用される場合には、触媒(G)は断念されることができる。
有利には、本発明による混合物は、本発明による方法を用いて製造される。本発明による方法の際に、前記した成分(A)〜(E)並びに場合により(E)及び/又は(G)が相互に混合され、この後で生じる混合物は均質化される。有利にはこの際、通常かつ公知の混合方法及び装置、例えば撹拌槽、撹拌ミル、押出機、ニーダー、ウルトラチュラックス、インラインディゾルバー、固定ミキサー、マイクロミキサー、リングギア付き分散機、圧力除去ノズル(Druckentspannungsduese)及び/又はマイクロフルイダイザー(Microfluidizer)が、有利には化学線の排除下で使用される。
本発明による混合物は、それ自体として数々の適用目的のために使用されることができる。特にこの混合物は、本発明による使用の枠内で、スポットブレンダーとしてスポット補修方法において、又はこのようなスポットブレンダーの製造のために使用される。
本発明によるスポット補修方法は次の方法工程を含む;
(1)損傷部位及びその周辺の清浄化、
(2)損傷部位の研磨及び新たな清浄化、
(3)場合により、損傷部位のフィリング、研磨及び清浄化、
(4)サーフェーサーの適用及び生じるサーフェーサー層のフラッシュオフ又はサーフェーサー層の代替的な硬化及び生じるサーフェーサー塗装の研磨及び清浄化、
(5)サーフェーサー層又はサーフェーサー塗装上へのベース塗料の適用、この生じるベース塗装層のフラッシュオフ及び場合によりオーバースプレーの除去、
(6)ベース塗料層上へのクリア塗料の湿式適用、
(7)スポットブレンダーの適用及び
(8)適用された層の硬化。
本発明によるスポット補修方法にとっては、ベース塗料を空気圧適用によりスプレーガンを用いて、外側から、即ち当初の塗装の側から、内側に、即ち損傷部位の中心へと向かってカバーするように設けることが有利である。更に、スポットブレンダーとして上で詳説した本発明による混合物を使用することが重要である。
コーティング物質の空気圧適用のために、それ自体で慣用及び公知のスプレーガンが使用されることができる。本発明によりこの際、小型のスプレーガンを慣用及び公知のスプレーガンとして使用することが有利である。このような小型寸法のスプレーガンは、SATA(Kornwestheim)社から商品名SATA minijet 2 HVLP SR(Spot-Repair)として入手される。
清浄化及び研磨のために、清浄化装置及び清浄化液体並びに研磨装置及び/又はポリッシング装置を使用することができ、例えばこれは通常に、自動車補修塗装のために使用されている。
フィリングのためには、慣用及び公知のフィラー、特にUV線で硬化可能なフィラー、例えばBASF Coatings AG社のフィラーを適用することができる。
サーフェーサーとして、慣用かつ公知の水性の及び従来のサーフェーサーが考慮され、例えばこれは、特許文献及び特許出願US 4,537,926 A , EP 0 529 335 A 1 , EP 0 595 186 A 1 , EP 0 639 660 A 1 , DE 44 38 504 A 1 , DE 43 37 961 A 1 , WO 89/10387, US 4,450,200 A , US 4,614,683 A又はWO 94/26827中に記載されている。UV線硬化可能なサーフェーサーを使用することもできる。
サーフェーサーは市販の製品であり、例えばBASF Coatings AG社から、商標名Glasurit(R)1 K-Grundfueller 76-71のもとで販売される。
適した従来の又は水性のベース塗料は、特許出願EP 0 089 497 A 1 , EP 0 256 540 A 1 , EP 0 260 447 A 1 , EP 0 297 576 A 1 , WO 96/12747, EP 0 523 610 A 1 , EP 0 228 003 A 1 , EP 0 397 806 A 1 , EP O574 417 A 1 , EP 0 531 510 A 1 , EP 0 581 211 A 1 , EP 0 708 788 A 1 , EP 0 593 454 A1 , DE-A-43 28 092 A 1 , EP 0 299 148 A 1 , EP 0 394 737 A 1 , EP 0 590 484 A 1 , EP 0 234 362 A 1 , EP 0 234 361 A 1 , EP 0 543 817 A 1 , WO 95/14721 , EP 0 521 928 A 1 , EP 0 522 420 A 1 , EP 0 522 419 A 1 , EP 0 649 865 A 1 , EP 0 536 712 A 1 , EP 0 596460 A 1 , EP 0 596 461 A 1 , EP 0 584 818 A 1 , EP 0 669 356 A 1 , EP 0 634 431 A 1 ,EP 0 678 536 A 1 , EP 0 354 261 A 1 , EP 0 424 705 A 1 , WO 97/49745, WO 97/49747,EP 0 401 565 A 1又はEP 0 817 684、第5欄、31〜45行目から公知である。ヨーロッパ特許出願EP 0 578 645 A 1中に記載される、混合系を基礎とするベース塗料を使用することもできる。
ベース塗料は、市販の製品であり、これは例えば、BASF Coatings AG社により次の商標名のもとで販売されている;Glasurit(R) Einstellenzusatz 352-91を有するGlasurit(R) Decklack(上塗塗料)系列 55又はGlasurit(R) Einstellenzusatz(調節添加剤)93-E 3を有するGlasurit(R) Decklack系列 90及びGlasurit(R) Beispritzlack 90-M5(ヨーロッパ特許出願EP 0 578 645 A 1による)。
本発明による混合物及びその本発明による使用の特別の利点は、本発明によるスポット修復方法の枠内において、
−物理的に硬化可能な、
−熱により硬化可能な、
−化学線で、有利にはUV線で、特にUV−A線で硬化可能な、又は
−デュアルキュア硬化可能な補修クリア塗料、
有利にはUV−A線で又は熱により及びUV−A線(デュアルキュア)で硬化可能な補修クリア塗料が使用されることができることである。
本発明の枠内において、概念"物理的な硬化"とは、連結が、存在するバインダーのポリマー分子のループ形成を介して層の内部で行われるフィルム形成による補修クリア塗料からの層の硬化を意味する。しかしながら、又は、このフィルム形成は、バインダー粒子の合一を介して行われる(参照、Roempp Lexikon Lacke und Druckfarben, Georg Thieme Verlag, Stuttgart, New York, 1998, "Haertung", 274及び275頁)。従って、物理的な硬化は場合より、加熱又は化学線の照射による補修クリア塗料の硬化をも支持する可能性がある。
熱により硬化可能な補修クリア塗料は、自体架橋性及び/又は異種架橋性であってよい。
本発明の枠内において、概念"自体架橋性"(この概念に関しては、Roempp Lexikon Lacke und Druckfarben, Georg Thieme Verlag, Stuttgart, New York, 1998, "Bindemittel", 73及び74頁を参照のこと)とは、自体で架橋反応する、補修クリア塗料中に存在するバインダーの特性を指す。このための前提は、このバインダー中に既に、架橋のために必要である相補的な反応性官能基の両方の種類、又は、"自体"で反応する反応性官能基が含有されているということである。
異種架橋性としてはこれに対して、相補的な反応性官能基の1種類が存在するバインダー中に、そしてもう1種が存在する硬化剤又は架橋剤中に存在する本発明による補修クリア塗料を指す。補足的にこれに関して、Roempp Lexikon Lacke und Druckfarben, Georg Thieme Verlag, Stuttgart, New York, 1998, ≫Haertung≪、274〜276頁、特に275頁〜が参照される。適した相補的な反応性官能基の例は、特許出願DE 100 42 152 A1、7頁、段落[0078]〜9頁、段落[0081]から公知である。
補修クリア塗料はまた、化学線によってのみ硬化可能であってもよい。ここで硬化は、化学線によって活性化することが可能である結合を含有する前述の基を介して行われる。
補修クリア塗料は有利には、熱及び化学線により硬化可能である。
UV線で硬化可能な補修クリア塗料の適した例は、ドイツ国特許出願DE 197 09467 C 1から公知である。
有利には、デュアルキュア硬化可能な補修クリア塗料が、ポリイソシアナートを硬化剤として含有する多成分系、特には二成分系から製造される。デュアルキュア硬化可能な補修クリア塗料の適した例は、ドイツ国特許出願DE 103 16 890 A1 , DE 103 00 798 A1 , DE 102 02 565 A1 , DE 100 42 152 A1 , DE 102 04 114 A1 , DE 100 48 847 A1 , DE 100 48 849 A1 , DE 100 48 275 A1又はDE 100 48 670 A1から公知である。とりわけ良好に適したデュアルキュア硬化可能な補修クリア塗料のための例は、2K UVA Klarlack(クリア塗料)、Glasurit(R) VOC Decklack-Haerter(VOC上塗硬化剤)コード 929-3及びGlasurit(R) Einstellzusatz 352-91を含有する、BASF Coatings AG社により販売されている多成分系から製造される補修クリア塗料である
本発明による混合物及びその本発明による使用の更なるとりわけ有利な利点は、本発明によるスポット補修方法の枠内で、本発明による混合物がそのつど使用される補修クリア塗料に添加されることができ、この後で生じる混合物が再度スポットブレンダーとして使用されることができることにある。これにより、補修塗装及び当初の塗装上でのスポットブレンダーの傑出した付着が生じる。
本発明によるスポット補修方法の際に適用されるコーティング物質及び適用される本発明による混合物の熱による硬化は、特殊性を示さず、通常かつ公知の装置、例えばファンヒーター並びに輻射加熱器を用いて行われ、前記装置は近赤外線及び遠赤外線を放射する。適用される温度及び加熱の期間は、個々の場合の要求に応じて、特に熱により硬化可能な成分の反応性に応じて適合され、かつ当業者によって簡単に、その一般的な専門知識及びその手腕に基づいて選択かつ調整されることができる。
本発明によるスポット補修方法の際に適用されるデュアルキュア硬化可能な補修クリア塗料及び適用された本発明による混合物のUV−A線を用いた硬化は同様に、特殊性を示さず、通常かつ公知の光供給源、例えば上記した光供給源を用いて行われる。影の区域はこの際、ミラー又はリフレクターとしてのアルミニウムシートを用いて照射されることができる。照射の期間及び照射される線量は、個々の場合の要求に応じて、特にUV−A線で硬化可能な成分の反応性に応じて適合され、かつ当業者によって簡単に、その一般的な専門知識及びその手腕に基づいて選択かつ調整されることができる。
UV−A光供給源は、通常かつ公知の様式で、フィルターを備えていてよく、この結果適用されたデュアルキュア硬化した補修クリア塗料の硬化は、交互に、IR線で、即ち熱により、及びUV−A線で行われることができる。
本発明によるスポット補修方法は、特に、損傷が4〜5cmの直径のスポット補修に適する。この損傷部位は、変形、例えば、でこぼこ、引っ掻き傷又はストーンチップ無しであることが望ましい。特に推奨されるのは、垂直面でのスポット補修である。水平面ではこのスポット補修方法は有利には、縁の周辺で適用される(15cmまでの距離)。
本発明による使用及び本発明によるスポット補修方法は、極めて短時間で研磨及び/又はポリッシングすることが可能であり、光学的に当初の塗装からもはや際だって見えず、流出区域中ではがれ又は破損をもはや示さず、かつラインで当初の塗装の部分での自動車小規模補修にも使用されることもできる高い品質にある補修塗装を提供する。
完全に意外なことには、この際、本発明による使用及び本発明によるスポット補修方法により、平板形のアルミニウム効果顔料を含有する補修ベース塗装の艶消し及び類似の塗料障害を完全に回避されることができるという結果である。
実施例
例1
UV−A線で硬化可能な、溶媒含有混合物1の製造
適した撹拌容器中に、化学線の排除下で、酢酸ブチル36質量部、1−メトキシプロピルアセタート36質量部、キシレン16.4質量部、湿潤剤(Borchers社のBaysilone(R) OL 44、10%)0.3質量部、ジペンタエリトリトールペンタアクリラート10質量部、2,2−ジメトキシ−1,2−ジフェニルエタン−1−オン(Ciba Spezialitaetenchemie社のIrgacure(R) 651)0.1質量部、1−ヒドロキシ−シクロヘキシルフェニルケトン(Ciba Spezialitaetenchemie社のIrgacure(R) 184)0.2質量部、及びジブチルスズジラウラート(10%)1.0質量部を相互に混合し、この生じる混合物を均質化した。この生じる混合物1を、化学線の排除下で問題なしに貯蔵かつ使用者にまで輸送することができた。この混合物は、様々な補修クリア塗料が適用されるスポット補修方法のためのスポットブレンダーとして際だって適した。
例2
部分での自動車の小規模補修(スポット補修)
塗料損傷:
修理すべき損傷部位とは、シルバーメタリックに塗装された乗用車のドアにおける4〜5cmの長さの引っ掻き傷であり、これはカギによって引き起こされたものであり、かつ部分的に基材にまで届いていた。
処置:
次に挙げる装置、物質及び方法工程を次に挙げる順序で適用した。
清浄化:
1.Teroson(R) Intensiv-Scheibenreinigerを有するスプレーノズル
2.3M社のFinish-Kontrollspray 55535
3.Akzo社のNitroverduennung M600を有するスプレーボトル
4.洗浄クロスKimberley Clark Classic(R)
研磨:Lackpfeile(R)
Schleifbluete(R) P 1500(3M社)。
フィリング:
BASF Coatings AG社のフィラー
フラッシュオフ時間:10分間/20℃
研磨:3M社のSchleifbluete(R) P 1000を用いて湿式(スプレーボトル)。
マスキング:
紙及びマスキングテープ(3M社)。
ベース塗料:
BASF Coatings AG社のシルバーメタリック効果を有するGlasurit(R) Zweischicht Decklack (二層上塗塗料)90系列
スプレーガン:SATA minijet 2 HVLP SR;吹付け圧力:1.5bar
損傷部位を外側から中心へと向かってカバーするように吹付け、そしてこの面中に大面積で流出しながら吹付け
フラッシュオフ:各吹付け工程後に2〜3分間
タッククロスを用いて拭き取り。
UV−A線で硬化可能なクリア塗料:
Glasurit(R) 2K UVA Klarlack 及びGlasurit(R) VOC Decklack-Haerter(略して929-31)、2:1の比で、+10% Glasurit(R) Einstellenzusatz 352-91
スプレーガン:SATA minijet 2 HVLP SR;吹付け圧力:1.5bar
損傷部位を外側から中心へと向かって、この面中に大面積で流出しながら2つの吹付け工程で吹付け
フラッシュオフ:各吹付け工程後に2〜3分間。
UV−A線で硬化可能なスポットブレンダー:
例1による混合物1
スプレーガン:SATA minijet 2 HVLP SR;吹付け圧力:1.5bar
スポットブレンダーを、クリア塗料の流出区域上に吹付け。
硬化:
相互に:
1.3分間の間の短波赤外線を用いた熱による硬化
2.UV−A線を用いた放射線硬化(線量:4000mJ/cm2)。
生じる補修塗装はすぐさま研磨可能であり、極めて容易に研磨及び光学的かつ機械的に傑出して当初の塗装に適合させることができた。艶消し又はその他の塗料障害を観察することはなかった。

Claims (22)

  1. UV−A線で硬化可能な溶媒含有混合物であって、
    (A)次のものからなる群から選択される少なくとも1種のUV−A線で硬化可能な成分1〜50質量%、UV−A線で硬化可能な反応性の官能基少なくとも3個及びイソシアナート反応性の官能基少なくとも1個を含有するモノマー(a1)、及び、UV−A線で硬化可能な反応性の官能基少なくとも2個を含有する、イソシアナート反応性の官能基を含有しないモノマー(a21)及びUV−A線で硬化可能な反応性の官能基少なくとも2個及びイソシアナート反応性の官能基少なくとも1個を含有するモノマー(a22)からなる混合物(a2);
    (B)少なくとも1つの吸収極大をラムダ=300〜400nmの波長範囲内に有する、少なくとも1種の無色の又は実質的に無色の光開始剤0.01〜10質量%;
    (C)3〜10個の炭素原子をアルキル基及び/又はシクロアルキル基中に有する、少なくとも1種のアルキル−及び/又はシクロアルキルアセタート10〜70質量%;
    (D)少なくとも1種のアルコキシアルキル−、アルコキシシクロアルキル−、シクロアルコキシアルキル−及び/又はシクロアルコキシシクロアルキルアセタート10〜70質量%;
    (E)表面張力を減少させる成分少なくとも1種0.001〜5質量%;
    (F)1〜6個の炭素原子を分子中に有する少なくとも2個のアルキル基を有する、少なくとも1種のアルキル芳香族化合物0〜50質量%;及び
    (G) 成分(A)〜(F)とは相違する少なくとも1種の添加剤0〜50質量%、
    からなるUV−A線で硬化可能な溶媒含有混合物。
  2. モノマー(a1)が、少なくとも4個のUV−A線で硬化可能な反応性の官能基を含有することを特徴とする、請求項1記載の混合物。
  3. モノマー(a1)が、1個のイソシアナート反応性の官能基を含有することを特徴とする、請求項1又は2記載の混合物。
  4. モノマー(a21)が、少なくとも3個の、UV−A線で硬化可能な反応性の官能基を含有することを特徴とする、請求項1から3までのいずれか1項記載の混合物。
  5. モノマー(a22)が、1個のイソシアナート反応性の官能基を含有することを特徴とする、請求項1から4までのいずれか1項記載の混合物。
  6. モノマー(a21)が、少なくとも4個の、UV−A線で硬化可能な反応性の官能基を含有することを特徴とする、請求項1から5までのいずれか1項記載の混合物。
  7. UV−A線で硬化可能な反応性の官能基がアクリラート基であることを特徴とする、請求項1から6までのいずれか1項記載の混合物。
  8. イソシアナート反応性の官能基がヒドロキシル基であることを特徴とする、請求項1から7までのいずれか1項記載の混合物。
  9. 混合物が成分(A)を5〜20質量%の量で含有することを特徴とする、請求項1から8までのいずれか1項記載の混合物。
  10. 混合物が光開始剤(B)を0.05〜5質量%の量で含有することを特徴とする、請求項1から9までのいずれか1項記載の混合物。
  11. 光開始剤(B)が少なくとも1つの吸収極大をラムダ=320nm〜390nmの波長範囲内に有することを特徴とする、請求項1から10までのいずれか1項記載の混合物。
  12. 混合物が成分(C)を15〜50質量%の量で含有することを特徴とする、請求項1から11までのいずれか1項記載の混合物。
  13. 混合物が成分(D)を15〜50質量%の量で含有することを特徴とする、請求項1から12までのいずれか1項記載の混合物。
  14. 混合物が成分(F)を10〜30質量%の量で含有することを特徴とする、請求項1から13までのいずれか1項記載の混合物。
  15. 混合物が成分(E)を0.005〜2質量%の量で含有することを特徴とする、請求項1から14までのいずれか1項記載の混合物。
  16. 混合物が成分(G)を0.01〜50質量%の量で含有することを特徴とする、請求項1から15までのいずれか1項記載の混合物。
  17. 成分(G)が、成分(C)、(D)及び(F)とは相違する有機溶媒、及び、イソシアナート基とイソシアナート反応性の官能基との間での反応のための触媒からなる群から選択されていることを特徴とする、請求項1から16までのいずれか1項記載の混合物。
  18. 成分(A)〜(E)並びに場合により(F)及び/又は(G)を相互に混合し、この生じた混合物を均質化することを特徴とする、請求項1から17までのいずれか1項記載のUV−A線で硬化可能な溶媒含有混合物の製造方法。
  19. 化学線の除外下で実施されることを特徴とする、請求項18記載の方法。
  20. 請求項1から17までのいずれか1項記載のUV−A線で硬化可能な溶媒含有混合物の及び請求項18又は19に記載の方法により製造されたUV−A線で硬化可能な溶媒含有混合物の、自動車補修塗装における、特に部分での自動車小規模補修(スポット補修)におけるスポットブレンダーとしての、又はこのようなスポットブレンダーの製造のための使用。
  21. UV−A線で硬化可能な溶媒含有混合物がそのつど使用される補修クリア塗料に添加され、この後で生じる混合物がスポットブレンダーとして使用されることを特徴とする、請求項20記載の使用。
  22. 自動車補修塗装におけるスポットブレンダー用の、請求項1〜17までのいずれか1項記載の混合物。
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